JP6178686B2 - 入力ペン - Google Patents

入力ペン Download PDF

Info

Publication number
JP6178686B2
JP6178686B2 JP2013201237A JP2013201237A JP6178686B2 JP 6178686 B2 JP6178686 B2 JP 6178686B2 JP 2013201237 A JP2013201237 A JP 2013201237A JP 2013201237 A JP2013201237 A JP 2013201237A JP 6178686 B2 JP6178686 B2 JP 6178686B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
pen
nib
hollow cylindrical
cylindrical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013201237A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015069294A (ja
Inventor
靖志 小松
靖志 小松
肇 富田
肇 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Corp KK
Original Assignee
Pilot Corp KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilot Corp KK filed Critical Pilot Corp KK
Priority to JP2013201237A priority Critical patent/JP6178686B2/ja
Publication of JP2015069294A publication Critical patent/JP2015069294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6178686B2 publication Critical patent/JP6178686B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、操作領域を入力ペンのペン先で触れることにより、静電容量変化に伴う電気量変化によって位置を検出し、カーソル移動ができる入力装置に用いる入力ペンに関するものである。
従来、静電容量変化に伴う電気量変化によって位置を検出し、カーソル移動ができる入力装置に用いる入力ペンとして、導電性金属からなる芯部材と、芯部材の前部外面に取り付けられる導電性ゴムと、芯部材と導電性ゴムの間に充てんされるゲル状物質からなる充てん材により導電性を有するペン先を構成し、このペン先を導電性の軸筒の前端部に取り付けた入力ペンが知られている。(特許文献1参照)
その他、ペン先として、可撓性を有する複数本の導電性繊維を束ねたものをペン先に取り付けた入力ペンが知られている。(特許文献2参照)。
また、キャップや軸筒の前端部又は後端部に導電性ゴムを付設し、キャップを取り外すことや繰り出し操作することで突出したペン先部で筆記可能とした筆記具付き入力ペンも開示されている。
特許第4142776号公報 特許第5042159号公報
ところで、最近では、液晶パネルのようなタッチパネル方式の入力装置が数多く製品化され、端末の識別領域も小さくなっている。さらに、入力ペンのカーソル移動を認識し、その情報をそのまま画面に表示することで、カーソル移動によって文字、模様、図形などを表示するタッチパネル方式の入力装置も製品化されている。
しかしながら、従来の入力ペンでは、入力部と筆記部とを別部位で設けているため、筆記時と入力時に、入力ペンを前後反転する等、入力部と筆記部とを切り替える操作が必要であった。また、前者の識別領域に関しては、入力装置への誤作動を防止するため、前記入力装置との接触面積が小さい入力ペンが切望されている。
本発明の目的は、紙面等の筆記性、及び導電性の優れた入力ペンを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、第1に、操作領域における操作部分の座標位置を静電容量変化に伴う電気量変化によって検出し、前記操作部分の座標位置を入力する入力装置に用いる入力ペンであって、前記入力ペンは、中空筒状体と、当該中空筒状体の前部に、直接又は連接部材を介して装着したペン先とを具備し、前記中空筒状体内に、少なくともイオン液体および/または電解質と、着色剤と、からなる導電性液体組成物を収容し、前記ペン先が、ペン先本体の前端部に、導電性を有し、前記入力装置の操作領域に接触する入力部を設けてあり、前記ペン先、ペン先ホルダーまたは中空筒状体の何れかに、常時は閉鎖し、且つ筆圧を加えることによって開放する弁機構を設けるとともに、前記弁機構の開放によって、前記ペン先から前記導電性液体組成物を流出可能としたことを特徴とする。尚、本発明で、「前」とは、ペン先側を指し、「後」とは、その反対側を指す。
前記第1の構成によれば、前記入力部による入力操作と、筆圧を加えて弁機構を開放し、前記ペン先から前記導電性液体組成物を流出する筆記操作とを同一のペン先で実現することができる。尚、前記弁機構は、筆圧によって開放するものであるが、開放するのに必要な筆圧荷重は、100gf〜500gfとすることが好ましい。これは、入力操作時に、意図せずに前記導電性液体組成物を流出し、入力装置が汚れしまうことを抑制するために、100gf以上とすることが好ましく、筆記操作を鑑みて500gf以下とすることが好ましいためであり、200gf〜400gf以上とすることがより好ましい。
また、中空筒状体内に、導電性液体組成物を収容することで、中空筒状体自体の導電性を考慮することなく、前記入力部、導電性液体組成物を通じて中空筒状体を把持した指に導電、或いは外筒内に入力ペンを収容した場合には、前記入力部、導電性液体組成物を通じて中空筒状体を介し、外筒を把持した指に導電するため、導電性に優れた入力ペンとすることが可能となる。
さらにまた、前記第1の構成によれば、例えば、入力装置の操作面上に配置した導電性を有するフィルムや紙面、或いはペン先と入力装置とが間接的に導電可能な厚さの導電性を有するフィルムや紙面に、文字や模様等を導電性液体組成物にて筆記することで、当該筆記時のペン先の移動による入力操作と、フィルム上に筆記した実際の文字や模様等の筆跡とを同時に得ることができる効果を奏する。例えば、操作面上に配したノーカーボン紙、好ましくはカーボン紙などの感圧複写紙に筆記すると、複写と同時に、カーボン紙などを介して操作面上に導電して、筆記した文字の筆跡と同じ像を得ることもできる。
第2に、前記ペン先が、ペン先本体の前端部に、球体からなる前記入力部を前後動及び回転自在に抱し、且つ前記入力部の後方に、当該入力部を常時、前記ペン先本体の前端方向へ押圧する弾発部材を配設することで、入力部とペン先本体の前端部の内壁を閉鎖し、筆圧を加えることによって、前記入力部を前記弾発部材の弾発力に抗して後方に移動することで、前記入力部とペン先本体のとの隙間から前記導電性液体組成物を流出可能とすることを特徴とする。
前記第2の構成によれば、入力時には、前記入力装置の操作面には球体からなる入力部が点状又は極めて小さい面状で接触するため、入力装置への誤作動を防止することができる。また、筆記時には、前記入力部が後方に移動して衝撃を和らげることができるとともに、入力部の回転によってスムーズな筆記が可能となる効果を奏する。尚、前記入力部の前後の移動距離は、20μm未満では衝撃吸収力が小さく、200μmを超えると操作時の感触が低下するため、20μm〜200μmとすることが好ましく、さらに好ましくは、40μm〜100μmである。
第3に、前記ペン先本体が、非導電性材料で形成してあることを特徴とする。
前記第3の構成によれば、前記ペン先本体が、非導電性材料で形成することで、誤入力を抑制することができる。これは、ペン先本体としては、導電性を有する材料又は非導電性材料を使用することができるが、ペン先本体に導電性材料を用いた場合には、操作領域を入力ペンの入力部が触れることにより、静電容量変化に伴う電気量変化によって位置を検出するが、入力角度によっても異なるが、ペン先本体が、入力装置の入力画面に近接して、静電容量変化に伴う電気量変化が生じ、必要ない部分の位置を検出する恐れがあるため、ペン先本体を非導電性とし、こうした問題を解決することが好ましいためである。
尚、本発明で用いる入力部については、導電性を有する材料であれば限定されるものではなく、導電性ゴム、導電性エラストマーや、ステンレス鋼、アルミニウム、銅、チタン、鉄、真鍮、ブロンズなどの金属材料、炭素繊維材料、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアニリン等の導電性樹脂材料、非導電性樹脂に無機物質を中心とする導電体を添加して電気・電子機能を与えた複合導電性樹脂材料等を用いることができる。導電性を良好にすることや摩耗や損傷による接触面積の変化を抑制するには、金属材からなるものが好ましい。その中でも、ステンレス鋼は、含有するクロムが空気中で酸素と結合して表面に不動態皮膜を形成しており、耐食性が高いため好ましい。
また、前記入力部が、金属材からなるものを用いる場合は、入力装置の操作面を傷つけないように、前記ペン先、特に入力装置の操作時に、前記入力装置と接触する先端接触部にダイヤモンド様膜(DLC膜)のような炭素質膜で覆うことで滑りやすくして、スムーズにカーソル移動し易くすることが好ましい。また、前記ペン先に導電性のある保護被膜で覆い、入力時の入力部の衝撃を和らげることもできる。
前記入力部の表面は、算術平均粗(Ra)で0.1〜100.0nmが好ましい、これは、100.0nmを越えると、入力装置の操作面を傷つけやすくなってしまうためであり、より考慮すれば、0.1〜10.0nmが好ましい。算術平均粗さ(Ra)とは、(式1)で示すように、表面粗さ測定器(セイコーエプソン社製の機種名SPI3800N)により測定された粗さ曲線から、その平均線の方向に基準長さLだけ抜き取り、この抜き取り部分の平均線から測定曲線までの偏差の絶対値を合計し、平均した値である。
(式1)
Figure 0006178686
また、前記ペン先本体は、視認性の観点から入力装置への誤作動を防止するため、より細い方が好ましく、パイプ状や棒線状などであっても良いが、視認性とペン先の強度を得るために、砲弾型、尖頭型、段形状などの先細形状とすることが最も好ましい。ペン先本体の大きさは、特に限定されないが、最大外径や横断面の最大幅が10.0mmよりも大きいと視認性が低下しやすく、0.5mmより小さいとペン先の強度が低下しやすいために、0.5mm〜10.0mm、より考慮すれば、1.0〜5.0mmが好ましい。
また、本発明で用いる中空筒状体は、導電性を有する材料又は非導電性材料を適宜選択して用いることができる。導電性を有する材料としては、ステンレス鋼、アルミニウム、銅、チタン、鉄、真鍮、ブロンズなどの金属材料や、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアニリン等の導電性樹脂材料、炭素繊維材、非導電性樹脂に無機物質を中心とする導電体を添加して電気・電子機能を与えた複合導電性樹脂等が挙げられる。また、非導電性材料としては、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ABS樹脂など、導電性のない、或いは極めて少ない導電性の絶縁材料と呼ばれる樹脂等が
挙げられる。コスト面、中空筒状体の生産性、加工性等を考慮すると、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ABS樹脂などの非導電性材料を用いることが好ましい。
尚、中空筒状体として非導電性材料を用いる場合には、中空筒状体の肉厚が、2.0mmより厚いと、導電性液体組成物による導電性が低下しやすく、0.05mmより薄いと、中空筒状体の強度が低下しやすいため、0.05〜2.0mm、より考慮すれば、0.1〜1.0mmが好ましい。さらに、収容する導電性液体組成物の収容量は、特に限定されないが、必要な導電性を得るためには0.1g以上含有する方が好ましい。
また、本発明の入力ペンの中空筒状体は、前端及び/又は後端を開口してあってもよいが、中空筒状体内に導電性液体組成物を収容する場合には、両端を開口することが好ましく、両端を開口した中空筒状体においては、収容した導電性液体組成物の液漏れ防止のために、導電性液体組成物の後方に高粘性液栓や固体栓を配設する。また、前述の通り、ペン先は視認性の観点から入力装置への誤作動を防止するため、より細い方が好ましいが、中空筒状体の前端部に、直接、ペン先を装着するには、中空筒状体の前端部のみ又は全体を細くする必要がある。しかし、前者の中空筒状体の前端部を細くするには、製造が困難となり、製造コストが高騰する恐れがあり、後者の中空筒状体の全体を細くすると、前述のように、収容する導電性液体組成物の収容量が少なくなり、導電性が低下する恐れがある。そのため、ペン先と中空筒状体との間に、ペン先ホルダーを介することが好ましい。尚、前記高粘性液栓や固体栓、ペン先ホルダーには導電性を有する材料とすることが好ましい。
また、本発明における導電性液体組成物には、イオン液体及び/又は電解質を含有した液体が例示できる。イオン液体とは、常温溶融塩または単に溶融塩などとも称されるものであり、常温(室温)を含む幅広い温度域で溶融状態を示す陽イオンと陰イオンの塩である。これは塩を構成するイオンを比較的サイズの大きな有機イオンに置換した場合、融点が低くなり、常温付近でも液体状態で存在するようになるためである。
前記イオン液体については、カチオン成分とアニオン成分からなる塩であるが、カチオン成分は、イミダゾリウム、ピリジニウム、ヒペリジニウム、ピラゾニウム、ピロリジニウム、ピロリニウム、アンモニウム、ホスホニウムなどが挙げられる。また、イオン液体化合物のアニオン成分は、ハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素など)、テトラフルオロボレート、ヘキサフルオロホスフェート、トリフルオロメタンスルホネート、ビス(フルオロスルホニル)イミド、ビス(トリフルオロスルホニル)イミド、トリ(トリフルオロスルホニル)カルボアニオン、トリフルオロアセテート、ヒドロフッ化物アニオンなどが挙げられる。これらのイオン液体を水などの溶剤に溶解することで、導電性に優れた液体組成物とすることが可能である。これらは、単独または2種以上混合して使用してもよい。
前記電解質については、アルカリ金属やアルカリ土類金属の塩化物、フッ化物、臭化物およびヨウ化物などのハロゲン化物が挙げられ、具体的には、ハロゲン化ナトリウム、ハロゲン化カリウム、ハロゲン化リチウムなどのアルカリ金属ハロゲン化物、ハロゲン化マグネシウム、ハロゲン化カルシウムなどのアルカリ土類金属ハロゲン化物が挙げられる。これらの電解質を水などの溶剤に溶解することで、導電性に優れた液体組成物とすることが可能である。これらは、単独または2種以上混合して使用してもよい。
これらのイオン液体、電解質の中でも、導電性液体組成物中において、イオン液体はコストが高いため、電解質を用いる方が好ましく、特にアルカリ金属イオンを有する化合物は安定性に優れるため、アルカリ金属塩化物、臭化物およびヨウ化物などのアルカリ金属ハロゲン化物を用いる方が好ましい。
また、前記電解質の含有量は、導電性液体組成物全量に対し、0.1量%未満だと良好な導電性が得られにくく、30.0質量%以上だと、溶剤に溶解しづらいため、0.1〜30.0質量%が好ましい。さらに、より考慮すれば、0.5〜20.0質量%がより好ましく、最も考慮すれば、3.0〜15.0質量%が最も好ましい。
また、導電性液体組成物には、着色剤を含有する。着色剤としては、特に限定されないが、顔料については、無機、有機、加工顔料などが挙げられるが、具体的にはカーボンブラック、アニリンブラック、群青、黄鉛、酸化チタン、酸化鉄、フタロシアニン系、アゾ系、キナクリドン系、キノフタロン系、スレン系、トリフェニルメタン系、ペリノン系、ペリレン系、ギオキサジン系、アルミニウム顔料、パール顔料、可逆熱変色性顔料、蛍光顔料、蓄光顔料、熱変色性顔料、補色顔料等が挙げられる。染料については、直接染料、酸性染料、塩基性染料、含金染料、及び各種造塩タイプ染料等が採用可能である。その他、着色樹脂粒子体として顔料を媒体中に分散させてなる着色体を公知のマイクロカプセル化法などにより樹脂壁膜形成物質からなる殻体に内包または、固溶化させたマイクロカプセル顔料を用いても良い。更に、顔料を透明、半透明の樹脂等で覆った着色樹脂粒子などや、また着色樹脂粒子や無色樹脂粒子を、顔料もしくは染料で着色したもの等も用いることもできる。これらの顔料および染料は、単独又は2種以上組み合わせて使用してもかまわない。含有量は、インキ組成物全量に対し、0.1〜20.0質量%が好ましい。
それらの着色剤の中でも、入力装置へ導電性液体組成物が付着した場合を考慮して、ゴム系樹脂を用いて剥離可能な消しゴム消去性インキや発色状態から加熱により消色する加熱消色型の熱変色性顔料、発色状態または消色状態を互変的に特定温度域で記憶保持する色彩記憶保持型の熱変色性顔料が好適に用いられる。前記着色剤は、従来より公知の(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、及び(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体、の必須三成分を少なくとも含む可逆熱変色性組成物をマイクロカプセル中に内包させた可逆熱変色性顔料が好適に用いられる。
また、前記した着色剤の中でも、導電性を考慮すれば、カーボンブラックが好ましい。カーボンブラックは、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック等のカーボンブラックが挙げられる。それらのカーボンブラックの中でも、DBP吸油量50〜600ml/100gである方が好ましい。これは、DBP吸油量50ml/100g以上であると、少量で高い導電性が得られやすいが、DBP吸油量が600ml/100gを超えると、カーボンブラックの分散性に影響を及ぼしやすいためである。より導電性を考慮すれば、DBP吸油量300〜600ml/100gである方が好ましい。具体的には、プリンテックス45、プリンテックス60、プリンテックス70、プリンテックス90、プリンテックス95(デグサ(株))、#33、MCF88、#3950B(三菱化成工業(株))などが挙げられる。
尚、カーボンブラックの吸油量は、カーボンブラックのストラクチャーを示す特性であり、乾燥された一定量のカーボンブラックがDBP(ジブチルフタレート)を吸収する量をいいJISK6221に規定される試験方法で測定される。
また、導電性液体組成物には溶剤を用いても良く、イオン液体および/または電解質の溶解安定性を考慮して、水や、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリンなどのグリコール系溶剤、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、イソプロパノール、イソブタノール、t−ブタノール、プロパギルアルコール、アリルアルコール、3−メチル−1−ブチン−3−オール、エチレングリコールモノメチルエーテルアセタートやその他の高級アルコール等のアルコール系溶剤、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、3−メトキシブタノール、3−メトキシ−3−メチルブタノール等のグリコールエーテル系溶剤などが挙げられる。これらは、単独または2種以上混合して使用してもよい。
前記溶剤の含有量は、溶解安定性を考慮すると、導電性液体組成物全量に対し、50.0質量%以上が好ましく、より考慮すれば、70.0質量%以上が好ましい。
また、中空筒状体内の導電性液体組成物の意図しない流出を防止するために、導電性液体組成物に増粘剤を含有する方が好ましい。これは、導電性液体組成物の粘度を高くすることで、導電性液体組成物の意図しない漏れをより防止することが可能である。
前記増粘剤には、ポリアクリル酸やその架橋型重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコールなどの合成高分子や、キサンタンガム、ウェランガム、サクシノグリカン、サイリュウムシュードガム、グアーガム、ローカストビーンガム、ダイユータンガム、アルカシーガム、ゼラチン、アルギン酸、カラギーナンなどの多糖類、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースやその塩などのセルロース類などが挙げられる。その中でも、少量で粘度を高くすることが可能で、導電性液体組成物の漏れ防止効果があるため、多糖類を用いる方が好ましい。これらは、単独または2種以上混合して使用してもよい。
増粘剤の含有量は、導電性液体組成物全量に対して、0.1質量%未満だと、導電性液体組成物の漏れ防止効果が得られにくく、5.0質量%を越えても導電性液体組成物の漏れ防止効果が変わらないため、0.1〜5.0質量%が好ましい。より考慮すれば、0.3〜3.0質量%が好ましい。
尚、導電性液体組成物の粘度については、限定されるものではないが、導電性液体組成物の漏れ抑制効果を考慮すると、剪断速度1.92sec−1において、500mPa・s以上にする方が好ましく、より考慮すれば、2000mPa・s以上である。
また、本発明の入力ペンは、外筒内に入力ペンを収容して、前記外筒を把持して入力操作することができる。外筒の材料としては、中空円筒体内に収容した導電性液体組成物によって、導電性の有無に関わらず適宜選択して使用することができる。導電性を有する材料としては、ステンレス鋼、アルミニウム、銅、チタン、鉄、真鍮、ブロンズなどの金属材料や、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアニリン等の導電性樹脂材料、炭素繊維材、非導電性樹脂に無機物質を中心とする導電体を添加して電気・電子機能を与えた複合導電性樹脂等が挙げられる。また、非導電性材料としては、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ABS樹脂など、導電性のない、或いは極めて少ない導電性の絶縁材料と呼ばれる樹脂等が挙げられる。コスト面、外筒の生産性、成形性、形状の自由性を考慮すると、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ABS樹脂などの非導電性材料を用いることが好ましい。尚、中空円筒体と外筒体は、導電性を考慮して近接又は接触することが好ましい。
さらにまた、前記入力ペンのペン先が、前記外筒の前端開口部から出没可能とすることで、利便性が向上するとともに、不用意にペン先が損傷することを抑制することができる。
本発明は、紙面等の筆記性、及び導電性の優れた入力ペンを提供することができた
実施例1の入力ペンを示す縦断面図である。 図1における一部省略したペン先部の拡大縦断面図である。 実施例6の出没入力ペンを示す縦断面図である。 図3におけるペン先が突出した状態を示す縦断面図である。 実施例6の出没式の入力ペンを用いた入用装置への入力状態を示す例である。
次に、実施例を示して本発明を説明する。
図1、図2に示す実施例1の入力ペンは、非導電性樹脂であるポリプロピレンからなる中空円筒体2の先端部に、接触部となる表面の算術平均粗さ(Ra)が5.0nmである導電性を有するφ1.0mmの球体からなるステンレス製の入力部(ボール)5をポリアセタールからなる非導電性のペン先本体6に回転自在に抱持したペン先4を、ポリアセチレンからなる導電性を有するペン先ホルダー3の前端部3aに装着し、ペン先ホルダー3の後端部3bを中空円筒体2内に圧入装着してある。中空円筒体2内には、配合例1の導電性液体組成物8及びグリース状の液体栓9を直詰めして入力ペン1を得ている。また、中空円筒体2の後端部には、尾栓6を装着してある。さらに、入力5の後方に、入力部5を常時、押圧する導電性を有する弾発部材(コイルスプリング)10を配設して、入力部とペン先本体の前端部の内壁を閉鎖してある。尚、前記弾発部材(コイルスプリング)の押圧力は200gf、前記入力部5の前後の移動距離は、60μmであり、ペン先4の横断面の最大径Lは3.0mmであった。
実施例1の入力ペン1を使用するには、配合例1の導電性液体組成物8を収容した中空円筒体2を指で把持し、入力装置(図示せず)の操作領域を入力ペン1のペン先4の入力部5が触れることにより、入力部5より、弾発部材10、ペン先ホルダー3、導電性液体組成物8を介して、中空円筒体2を把持した指に導電して、カーソル操作を行うことができる。
また、紙面等に、前記した弾発部材10の押圧力を超える、例えば200gfの筆圧荷重を加えることで、前記入力部5を前記弾発部材10の弾発力に抗して後方に移動することで、前記入力部5とペン先本体6との隙間から前記導電性液体組成物8を流出して筆記することができる。実施例1の導電性液体組成物7の具体的な配合量は下記の通りである。
可逆熱変色性マイクロカプセル顔料の調製について
イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体からなる可逆熱変色性組成物を内包させた可逆熱変色性マイクロカプセル顔料とすると、
(イ)成分として1,3−ジメチル−6−ジエチルアミノフルオラン2.5部、(ロ)成分として2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン5.0部、1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−デカン3.0部、(ハ)成分としてカプリン酸4−ベンジルオキシフェニルエチル50.0部からなる色彩記憶性を有する可逆熱変色性組成物を均一に加温溶解し、壁膜材料として芳香族イソシアネートプレポリマー30.0部、助溶剤40.0部を混合した溶液を、8%ポリビニルアルコール水溶液中で、平均粒子径が約1.8μmになるよう分散条件を調整して乳化分散し、70℃で約1時間撹拌を続けた後、水溶性脂肪族変性アミン2.5部を加え、更に6時間撹拌を続けて可逆熱変色性マイクロカプセル顔料懸濁液を得た。
前記懸濁液を遠心分離して可逆熱変色性マイクロカプセル顔料を単離した。
導電性液体組成物(可逆熱変色性)の作成
実施例1の導電性液体組成物8は、水、グリセリン、電解質(塩化ナトリウム)、マイクロカプセル顔料、pH調整剤、防錆剤、防菌剤を50℃にて混合攪拌機を用いて攪拌した。その後、配合最終工程で、増粘剤を投入して加温しながら攪拌機を用いて均一な状態となるまで充分に混合攪拌した後、濾紙を用い濾過を行って、実施例1に用いる配合例1の導電性液体組成物を得ている。具体的な配合量は下記の通りである。
導電性液体組成物配合例1
水 66.7質量部
グリセリン 10.0質量部
電解質(塩化ナトリウム) 5.0質量部
マイクロカプセル顔料 15.0質量部
pH調整剤(トリエタノールアミン) 2.0質量部
防錆剤(ベンゾトリアゾール) 0.5質量部
防菌剤(1,2ベンゾイソチアゾリン−3−オン) 0.5質量部
増粘剤(サクシノグリカン) 0.3質量部
実施例2〜3
実施例2は、表1に示すように導電性液体組成物を配合2に変更、実施例3は、表1に示すように導電性液体組成物を配合3した以外は、配合1と同様な手順で得た配合例2〜3の導電性液体組成物を、実施例1と同様にして中空円筒体2内に収容して実施例2〜3の入力ペンを得た。表1に配合例2〜3の導電性液体組成物の配合を示す。
黒色顔料分散体の調製について。
まず、カーボンブラック、水溶性有機溶剤、水、顔料分散剤(アクリル樹脂)、pH調整剤を適量採取し、分散機を使用し、充分に分散した後、遠心分離を行い、粗粒分を除去して黒色顔料分散体(顔料濃度30%)を得た。
実施例4の導電性液体組成物は、水、グリセリン、電解質(塩化ナトリウム)、黒色顔料分散体、トリエタノールアミン、防錆剤、防菌剤を50℃にて混合攪拌機を用いて攪拌した。その後、配合最終工程で、増粘剤を投入して加温しながら攪拌機を用いて均一な状態となるまで充分に混合攪拌した後、濾紙を用い濾過を行って、実施例4に用いる配合例4の導電性液体組成物を得ている。具体的な配合量は下記の通りである。
導電性液体組成物配合例4
水 60.6質量部
グリセリン 10.0質量部
電解質(塩化ナトリウム) 5.0質量部
黒色顔料分散体(顔料濃度30%) 20.0質量部
リン酸エステル系界面活性剤 1.0質量部
pH調整剤(トリエタノールアミン) 2.0質量部
防錆剤(ベンゾトリアゾール) 0.5質量部
防菌剤(1,2ベンゾイソチアゾリン−3−オン) 0.5質量部
増粘剤(キサンタンガム) 0.4質量部
実施例5
実施例5は、表1に示すように導電性液体組成物を配合5に変更した以外は、配合1と同様な手順で得た配合例5の導電性液体組成物を、実施例1と同様にして中空円筒体2内に収容して実施例5の入力ペンを得た。表1に配合例4〜5の導電性液体組成物の配合を示す。
比較例1〜2
表1に示すように導電性液体組成物を配合6、配合7に変更した以外は、配合例1と同様な手順で得た配合例6〜7の導電性液体組成物を、実施例1と同様にして中空円筒体に収容して比較例1〜2の入力ペンを得ている。表1に配合例6〜7の導電性液体組成物の配合を示す。
Figure 0006178686
(1)第一工業化学株式会社
(2)三晶株式会社
比較例1〜2では、中空筒状体内に導電性液体組成物を収容していない(イオン液体および/または電解質が含有していない)ため、導電性が悪く、入力装置の操作領域を入力ペンのペン先で触れても、スムーズなカーソル移動ができなかった。
図3、図4に、実施例6の出没式の入力ペン21を示す。入力ペン21は、非導電性であるポリプロピレンからなる前外筒22と、非導電性であるポリカーボネートからなる中間外筒23とを着脱自在に螺着し、中間外筒23の後端部に後外筒24を乗り越し嵌合して得た外筒本体内に、実施例1の入力ペン1を弾発材25によって後方に付勢して収納してあり、後外筒23内に具備した回転カム26による出没機構によって、クリップ27を前外筒22の先端開口部22a方向に押圧して、前進移動することで、入力ペン1のペン先4の前端部を前外筒22の前端開口部22aから出没可能とした出没式の入力ペン21としてある。尚、前外筒22の把持には、非導電性であるオレフィン系の熱可塑性エラストマーからなるグリップ28を装着してある。また、図示はしていないが、中間外筒3の内面には、カム溝を設けてある。
実施例5の入力ペン21を使用するには、入力ペン1を収納した外筒本体の前外筒22の把持部(グリップ28)を指で把持し、入力装置(図示せず)の操作領域を入力ペン21のペン先4の入力部(ボール)5が触れることにより、入力部5、弾発部材10、ペン先ホルダー3、導電性液体組成物8、前外筒22、グリップ28を介して、グリップ28を把持した指に導電して、カーソル操作を行うことができる。
実施例1〜6では、中空筒状体内に導電性液体組成物を収容し、導電性に優れている入力ペンであるため、スムーズなカーソル移動ができ良好であった。入力装置を前記入力ペンで操作を行っているところを観察したところ、前記入力装置と前記導電性を有するボールは点状で接触をしていた。
また、図5に示すように、入力装置Tの操作面T1上に配置した紙面S(JIS P 3201)に、文字や模様等を導電性液体組成物8にて筆記することで、当該筆記時の入力部5の移動による入力操作によって操作面T1上の像と、紙面S上に筆記した実際の文字や模様等の筆跡とを同時に得ることができる。
また、後外筒24の後端部には、ポリエステル系エラストマーかなる摩擦体29を乗り越し嵌合によって装着してあり、この摩擦体29を前記紙面Sに筆記した筆跡に圧接し、擦ることで発生する熱によって、熱変色性インキの筆跡を熱消色させることができる。
尚、本実施例では、便宜上、摩擦体としてポリエステル系エラストマーを用いているが、前記摩擦体は、弾性感に富み、摩擦時に適度な摩擦を生じて摩擦熱を発生させることのできるエラストマー、プラスチック発泡体等の弾性体が好ましく用いられる。また、前記摩擦体の材質としては、シリコーン樹脂やSEBS樹脂(スチレンエチレンブチレンスチレンブロック共重合体)、ポリエステル系樹脂などを好適に用いることができる。さらに、導電性ゴム、導電性エラストマーとすることで、摩擦体側での入力操作も可能となるので好ましい。
また、前記摩擦体は後外筒と別体であってもよいが、前外筒、中間外筒、クリップなど、形成位置は特に限定されるものではなく、摩擦体を直接、又は連結部材を介して設けること、或いは入力ペン構成部品自体を摩擦部材とすることにより、携帯性に優れたものとなる。
入力ペンの導電性を有するペン先が導電性に優れることでスムーズなカーソル移動ができる入力ペンとして利用可能である。
1、21 入力ペン
2 中空筒状体
3 ペン先ホルダー
3a 前端部
3b 後端部
4 ペン先
5 入力部(ボール)
6 ペン先本体
7 尾栓
8 導電性液体組成物
9 液体栓
10 弾発部材
22 前外筒
22a 前端開口部
23 中間外筒
24 後外筒
25 弾発材
26 回転カム
27 クリップ
28 グリップ
29 摩擦体
L ペン先4の横断面の最大径
S 紙面
T 入力装置
T1 操作面

Claims (7)

  1. 操作領域における操作部分の座標位置を静電容量変化に伴う電気量変化によって検出し、前記操作部分の座標位置を入力する入力装置に用いる入力ペンであって、前記入力ペンは、中空筒状体と、当該中空筒状体の前部に、直接又は連接部材を介して装着したペン先とを具備し、前記中空筒状体内に、少なくともイオン液体および/または電解質と、ゴム系樹脂と、着色剤と、からなる消しゴム消去性の導電性液体組成物を収容し、前記ペン先が、ペン先本体の前端部に、導電性を有し、前記入力装置の操作領域に接触する入力部を設けてあり、前記ペン先、ペン先ホルダーまたは中空筒状体の何れかに、常時は閉鎖し、且つ筆圧を加えることによって開放する弁機構を設けるとともに、前記弁機構の開放によって、前記ペン先から前記導電性液体組成物を流出可能としてあり、前記弁機構は、筆圧荷重が200gf〜400gfで開放されることを特徴とする入力ペン。
  2. 操作領域における操作部分の座標位置を静電容量変化に伴う電気量変化によって検出し、前記操作部分の座標位置を入力する入力装置に用いる入力ペンであって、前記入力ペンは、中空筒状体と、当該中空筒状体の前部に、直接又は連接部材を介して装着したペン先とを具備し、前記中空筒状体内に、少なくともイオン液体および/または電解質と、熱変色性顔料と、からなる熱変色性の導電性液体組成物を収容し、前記ペン先が、ペン先本体の前端部に、導電性を有し、前記入力装置の操作領域に接触する入力部を設けてあり、前記ペン先、ペン先ホルダーまたは中空筒状体の何れかに、常時は閉鎖し、且つ筆圧を加えることによって開放する弁機構を設けるとともに、前記弁機構の開放によって、前記ペン先から前記導電性液体組成物を流出可能としてあり、前記弁機構は、筆圧荷重が200gf〜400gfで開放されることを特徴とする入力ペン。
  3. 前記ペン先が、ペン先本体の前端部に、球体からなる前記入力部を前後動及び回転自在に抱持し、且つ前記入力部の後方に、当該入力部を常時、前記ペン先本体の前端方向へ押圧する弾発部材を配設することで、入力部とペン先本体の前端部の内壁を閉鎖し、筆圧を加えることによって、前記入力部を前記弾発部材の弾発力に抗して後方に移動することで、前記入力部とペン先本体のとの隙間から前記導電性液体組成物を流出可能とする弁機構を具備したことを特徴とする請求項1または2に記載の入力ペン。
  4. 前記弾発部材を保持する中空筒状体又はペン先ホルダーが、導電性を有する材料で形成してあることを特徴とする請求項3に記載の入力ペン。
  5. 前記ペン先本体が、非導電性材料で形成してあることを特徴とする請求項3または4に記載の入力ペン。
  6. 請求項1ないし5の何れか1項に記載の入力ペンを外筒内に配設し、前記外筒を把持して入力操作可能としたことを特徴とする入力ペン。
  7. 前記入力ペンのペン先が、前記外筒の前端開口部から出没可能としたことを特徴とする請求項6に記載の入力ペン。
JP2013201237A 2013-09-27 2013-09-27 入力ペン Active JP6178686B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013201237A JP6178686B2 (ja) 2013-09-27 2013-09-27 入力ペン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013201237A JP6178686B2 (ja) 2013-09-27 2013-09-27 入力ペン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015069294A JP2015069294A (ja) 2015-04-13
JP6178686B2 true JP6178686B2 (ja) 2017-08-09

Family

ID=52835927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013201237A Active JP6178686B2 (ja) 2013-09-27 2013-09-27 入力ペン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6178686B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6540222B2 (ja) * 2015-05-19 2019-07-10 大日本印刷株式会社 手書き入力装置
JP6540223B2 (ja) * 2015-05-19 2019-07-10 大日本印刷株式会社 手書き入力装置
JP6497266B2 (ja) * 2015-08-06 2019-04-10 大日本印刷株式会社 消去媒体及び手書き入力システム
JP7325951B2 (ja) * 2017-12-15 2023-08-15 三菱鉛筆株式会社 タッチペン
WO2019117191A1 (ja) * 2017-12-15 2019-06-20 三菱鉛筆株式会社 タッチペン
JP2021002097A (ja) * 2019-06-19 2021-01-07 三菱鉛筆株式会社 タッチペン

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07239745A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Toshiba Corp 情報入力装置及び情報入力における位置認識システム
JP4540770B2 (ja) * 1999-04-23 2010-09-08 富士通コンポーネント株式会社 座標入力装置及び記憶媒体
JP2005178857A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Yoshiaki Sonoda プリント配線の回路形成のための導電性インク充填容器
JP2008274048A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Pilot Ink Co Ltd ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン
JP2009079167A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Pilot Ink Co Ltd 出没式ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵した出没式ボールペン
JP2011011392A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Pilot Corporation 出没式ボールペン
JP5339621B2 (ja) * 2009-10-27 2013-11-13 株式会社パイロットコーポレーション ボールペンチップ
JP2013014646A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Pentel Corp 筆記具又は塗布具用油性インキ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015069294A (ja) 2015-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6178686B2 (ja) 入力ペン
CA2909677A1 (en) Use of a device as an input device for touch-sensitive, capacitive surfaces
JPWO2017115725A1 (ja) 熱変色性筆跡を形成させるための筆記具
JP2014177053A (ja) 消去具
JP2012162019A (ja) 熱変色性筆記具
JP2015064647A (ja) 入力ペン
JP2015069293A (ja) 入力ペン
JP6261892B2 (ja) 繰出式熱変色性筆記具
JP6180622B2 (ja) 接触感応型容量性表面のための入力装置
JP6251501B2 (ja) 入力ペン及びそれを用いた出没式入力ペン
JP6261891B2 (ja) 熱変色性筆記具
CN115946471A (zh) 一种容易消除书写内容的书写工具
CN105005398A (zh) 一种滚珠式手写笔以及滚珠配方
JP6844224B2 (ja) ボールペン用水性インキ組成物
JP4601720B2 (ja) 筆記具
JP2015003453A (ja) 熱変色性筆記具用レフィル
JP2015011441A (ja) 入力ペン及びそれを用いた出没式入力ペン
JP5908234B2 (ja) スライド式の多芯筆記具
JP6472240B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP6170962B2 (ja) 熱変色性筆記具
JP6007235B2 (ja) 出没式筆記具
JP6315772B2 (ja) 筆記具の軸筒
JP2017100460A (ja) 熱変色性インクの字消し修正具
JP5739970B2 (ja) 筆記具及び摩擦体
JP6312382B2 (ja) 回転繰出式筆記具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170714

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6178686

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151