JP6540223B2 - 手書き入力装置 - Google Patents
手書き入力装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6540223B2 JP6540223B2 JP2015101970A JP2015101970A JP6540223B2 JP 6540223 B2 JP6540223 B2 JP 6540223B2 JP 2015101970 A JP2015101970 A JP 2015101970A JP 2015101970 A JP2015101970 A JP 2015101970A JP 6540223 B2 JP6540223 B2 JP 6540223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- character
- entry
- new entry
- handwriting input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Description
図1は、本発明の実施例に係る手書き入力システムの概略構成を示す。手書き入力システムは、手書き入力装置(以下、単に「入力装置」と呼ぶ。)10と、端末装置20とを備える。入力装置10は、ユーザがペン32により用紙31に記入した情報(以下、「手書き入力情報」と呼ぶ。)を取得し、無線通信により端末装置20に送信する。端末装置20は、入力装置10から受信した手書き入力情報を表示する。
(第1の位置補正方法)
まず、第1の位置補正方法について説明する。図1に示すように、ユーザが用紙31を入力装置10のセンサシート11上に配置してペン32により手書き入力を行う場合、通常ユーザは用紙31をセンサシート11の中央付近に配置する。その際、ユーザは必ずしも用紙31の4辺がセンサシート11の4辺とそれぞれ平行になるように配置するとは限らない。また、用紙31をテープなどでセンサシート11に固定しない限り、ユーザが手書き入力を続けるのに伴って用紙31がずれたり回転したりしてしまうことが多い。具体的には、右利きのユーザが右手で手書き入力を続けると、用紙31が徐々に右方向へずれていったり、用紙が上下方向へ(時計まわり又は反時計まわりに)回転していったりする傾向がある。そこで、本実施例では、ユーザが手書き入力を開始する際、及び、手書き入力を続ける間に生じる用紙31のずれを検出し、これに基づいて手書き入力情報を補正する。これを以下、「位置補正」と呼ぶ。
このように、用紙31に設けられたマークM1の位置を検出して紙原点Opのセンサ座標系における位置座標を取得することにより、センサ座標系における記入位置を紙座標系における記入位置に変換することができる。また、ユーザが記入を続ける間に用紙31が徐々に上下左右の方向にずれていったとしても、マークM1の位置を継続的に検出して式(1)による変換を行うことにより、入力装置10は常に紙座標系における記入位置を正しく取得することが可能となる。
よって、制御部16は、式(1)により得られた紙座標系における記入位置を時計回りに角度θ回転させることにより、傾きθを考慮した正しい記入位置を得ることができる。
次に、第2の位置補正方法について説明する。上記の第1の位置補正方法は、用紙31に設けられたマークMを利用して用紙31の位置及び傾きを検出して手書き入力情報の記入位置を補正している。これに対し、第2の方法は、ユーザにより記入された文字列の配列に基づいて手書き入力情報の記入位置を補正するものである。具体的には、第2の位置補正方法では、第1の位置補正方法のようなマークMに基づく傾きの補正を行わない。よって、第2の位置補正方法では、データ記憶部15に記憶される「紙座標系における記入座標」は、傾きの補正前の記入座標となっている。
第3の位置補正方法は、第2の位置補正方法の応用例に相当する。第2の位置補正方法では、新たな記入文字の位置を、それ以前に記入された文字列と並ぶように補正している。しかし、第2の位置補正方法によれば、ユーザの記入中に用紙31がずれたために新たな記入文字の位置がそれ以前に記入された文字列からずれたのではなく、ユーザが意図的に新たな記入文字をずらして記入した場合でも、その記入位置が自動的に補正されてしまうことになる。具体的には、図10(A)に示すように、用紙31はセンサシート11上でずれておらず、ユーザが文字列「あいう」をほぼ水平に記入した後、文字列「えお」と「かき」を意図的に右上がりに記入したとする。第2の補正方法では、このような場合でも、図7(E)に示すように全ての文字列がほぼ水平となるように補正されてしまう。その結果、ユーザが意図的に斜めに文字を記入した場合でも、入力装置10が記憶し、端末装置20に表示される文字列はユーザの意図に反して一方向に整列されてしまう。
図12は、用紙31にマークMを形成する方法の例を示す。図12(A)の例では、用紙31の表面に導電性インクを塗布することによりマークMを形成している。図12(B)の例では、用紙31に導電性インクを染み込ませることによりマークMを形成している。また、図12(C)の例では、2枚の用紙を重ね合せて用紙31を構成し、2枚の用紙の間に導電性インクを挟み込むことによりマークMを形成している。
上記の実施例では、図4に示すように4つのマークMを用紙31の四隅に形成しているが、マークの位置はこれには限られない。他のマークの配置例を図13に示す。
図14は、変形例に係る記入装置10xの断面図である。この記入装置10xでは、センサシート11の上下をアクリルなどの透明樹脂17により覆っている。これにより、入力装置10のセンサシート11の部分がある程度の可撓性を有するようになり、例えば下敷きのように本に挟んで利用することが可能となる。
上記の実施例では、ユーザがペン32により用紙31に記入できるようにしているが、記入した事項を修正したい場合には、消しゴムを利用できるようにしてもよい。具体的には、通常の消しゴムの素材に導電性を有する材料を含ませておく。この消しゴムで用紙上の削除したい箇所をこすれば、鉛筆などにより用紙に記入した事項は通常の消しゴムの機能により消去される。一方、センサシート11は、消しゴムに含まれている導電性材料を検知して消しゴムが移動した範囲を消去範囲として検出し、制御部16はデータ記憶部15に記憶されている記入データのうち消去範囲に属するものを消去すればよい。消去範囲に属する部分が消去された後の記入データを端末装置20に再送すれば、端末装置20に表示された画像において消去を反映することができる。
11 センサシート
15 データ記憶部
16 制御部
20 端末装置
31 用紙
32 ペン
M マーク
Claims (4)
- 静電容量の変化を検知するセンサシートを備える手書き入力装置であって、
前記センサシートの接触位置における静電容量の変化を検出することにより、前記センサシート上に配置された用紙に対して記入された文字列を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された文字列を、前記用紙上における記入位置と対応付けて記入情報として記憶する記憶手段と、
新たな記入文字が前記検出手段により検出されたときに、当該新たな記入文字の記入位置を、当該新たな記入文字よりも前に記入された文字列の配列方向と一致するように補正する補正手段と、
を備え、
前記検出手段は、前記新たな記入文字を検出したときに、前記用紙上に既に記入されている文字列の用紙上の記入方向を検出し、
前記補正手段は、前記新たな記入文字の記入位置が、前記用紙上の記入方向と一致する場合には、当該新たな記入文字の記入位置の補正を行わないことを特徴とする手書き入力装置。 - 前記補正手段は、前記新たな記入文字よりも前に記入された文字列における文字間隔に基づいて、当該新たな記入文字の記入位置を補正することを特徴とする請求項1に記載の手書き入力装置。
- 前記補正手段は、前記新たな記入文字よりも前に記入された文字列の配列方向及び文字間隔に基づいて新たな記入文字が記入されるべき基準範囲を決定し、前記検出手段により検出された新たな記入文字の記入位置が前記基準範囲外であるときに、当該新たな記入文字の記入位置を前記基準範囲内となるように補正することを特徴とする請求項1に記載の手書き入力装置。
- 補正後の前記入力情報を外部の端末装置へ送信する送信手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の手書き入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015101970A JP6540223B2 (ja) | 2015-05-19 | 2015-05-19 | 手書き入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015101970A JP6540223B2 (ja) | 2015-05-19 | 2015-05-19 | 手書き入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016218676A JP2016218676A (ja) | 2016-12-22 |
JP6540223B2 true JP6540223B2 (ja) | 2019-07-10 |
Family
ID=57581369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015101970A Active JP6540223B2 (ja) | 2015-05-19 | 2015-05-19 | 手書き入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6540223B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62197882A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-09-01 | Toshiba Corp | 文章入力装置 |
WO2012010211A1 (en) * | 2010-07-23 | 2012-01-26 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Device, method & computer program product |
CN105308545B (zh) * | 2013-06-28 | 2019-09-13 | 索尼公司 | 衬底体 |
JP6178686B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-08-09 | 株式会社パイロットコーポレーション | 入力ペン |
-
2015
- 2015-05-19 JP JP2015101970A patent/JP6540223B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016218676A (ja) | 2016-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9898104B2 (en) | Electronic terminal, input correction method, and program | |
US9092127B2 (en) | Terminal device and control program thereof | |
US8269720B2 (en) | Input device having the function of recognizing hybrid coordinates and operating method of the same | |
US20110237303A1 (en) | Terminal device and control program thereof | |
US9886107B2 (en) | Information processing apparatus, information processing method, and program | |
CN109791454B (zh) | 手写板 | |
US20160196002A1 (en) | Display device | |
JP6359862B2 (ja) | タッチ操作入力装置、タッチ操作入力方法及びプログラム | |
JP6528450B2 (ja) | 手書き入力装置 | |
US10620819B2 (en) | Display apparatus and controlling method thereof | |
WO2014181435A1 (ja) | 電子機器、補正方法、及びプログラム | |
WO2020253720A1 (zh) | 纳米纸及制备方法、进行图形处理的方法以及电子设备 | |
JP6540223B2 (ja) | 手書き入力装置 | |
KR20130123691A (ko) | 터치 입력 방법 및 이를 적용한 터치 디스플레이 장치 | |
JP6045962B2 (ja) | 入力装置及びそれを用いた電子機器 | |
JP2010055322A (ja) | 筆跡入力システム | |
JP6497266B2 (ja) | 消去媒体及び手書き入力システム | |
JP2015230497A (ja) | 入力表示装置 | |
JP5119834B2 (ja) | 筆跡入力システム | |
JP6549776B2 (ja) | 入力表示装置 | |
JP5262761B2 (ja) | 筆跡入力システム | |
JP6418016B2 (ja) | 筆跡集約システム、筆跡集約方法、プログラム | |
JP2005301652A (ja) | 手書き筆跡入力装置用座標入力補正方法 | |
JP6183111B2 (ja) | 並べ替え装置及びプログラム | |
KR101229296B1 (ko) | 필기인식용 터치스크린 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180327 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190514 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190527 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6540223 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |