JP6178376B2 - 摩耗遊隙補償手段を含むブレーキシューの戻しばね、ディスクブレーキ、及び交換キット - Google Patents

摩耗遊隙補償手段を含むブレーキシューの戻しばね、ディスクブレーキ、及び交換キット Download PDF

Info

Publication number
JP6178376B2
JP6178376B2 JP2015201360A JP2015201360A JP6178376B2 JP 6178376 B2 JP6178376 B2 JP 6178376B2 JP 2015201360 A JP2015201360 A JP 2015201360A JP 2015201360 A JP2015201360 A JP 2015201360A JP 6178376 B2 JP6178376 B2 JP 6178376B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
brake shoe
brake
rigid branch
rigid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015201360A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016080170A (ja
Inventor
フォーコワン アレクサンドル
フォーコワン アレクサンドル
モンテーギュ ディディエ
モンテーギュ ディディエ
メリアン サンドラ
メリアン サンドラ
Original Assignee
シャシー・ブレークス・インターナショナル・ベスローテン・フェンノートシャップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シャシー・ブレークス・インターナショナル・ベスローテン・フェンノートシャップ filed Critical シャシー・ブレークス・インターナショナル・ベスローテン・フェンノートシャップ
Publication of JP2016080170A publication Critical patent/JP2016080170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6178376B2 publication Critical patent/JP6178376B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/38Slack adjusters
    • F16D65/40Slack adjusters mechanical
    • F16D65/52Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play
    • F16D65/54Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play by means of direct linear adjustment
    • F16D65/543Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play by means of direct linear adjustment comprising a plastically-deformable member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D55/02Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
    • F16D55/22Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
    • F16D55/224Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
    • F16D55/225Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D65/04Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
    • F16D65/092Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
    • F16D65/095Pivots or supporting members therefor
    • F16D65/097Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts
    • F16D65/0973Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts not subjected to brake forces
    • F16D65/0974Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts not subjected to brake forces acting on or in the vicinity of the pad rim in a direction substantially transverse to the brake disc axis
    • F16D65/0977Springs made from sheet metal
    • F16D65/0978Springs made from sheet metal acting on one pad only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は自動車用ディスクブレーキに関する。
本発明は、特に塑性変形によるブレーキシューの摩擦ライニングの摩耗遊隙を補償するための手段を含むブレーキシューの戻しばねに関する。
本発明はより詳細には、特許文献1に記載され、示されるタイプの自動車用ディスクブレーキに関し、その自動車ディスクブレーキは、たとえば、
ブレーキディスクであって、ディスクの軸方向に向く回転軸に対して横断方向の平面に位置するブレーキディスクと、
車両のシャシに対して固定された支持部と、
摩擦ライニングを含む少なくとも1つのブレーキシューであって、摩擦ライニングの横断方向摩擦面が、ディスクの関連付けられた制動軌道と協働し、ブレーキシューは、摩擦面がディスクの関連付けられた環状軌道に当接する作動前方位置と、摩擦面が特定の動作間隙によってディスクの関連付けられた環状軌道から軸方向に間隔を置いて配置された非作動後方位置との間で支持部内で軸方向に摺動するように装着されているブレーキシューと、
ブレーキシューと支持部との間に配置されたブレーキシューを非作動位置に弾性的に戻すための少なくとも1つのばねとを含む。
ディスクブレーキでは、ブレーキシューの作動位置への摺動は、ピストンによって駆動される。次いで、2つのブレーキシューは、回転を減速するためにディスクを強く締め付ける。したがって、ブレーキ動作は能動的な動作である。
ブレーキシューは、回転するディスクによって非作動位置に向かって押し戻される。したがって、これは受動的な動作である。
しかし、ディスクは、ブレーキシューをディスクから十分な距離だけ分離するのに十分な力で押し戻さないことが起こる可能性がある。たとえば、これは、ブレーキシューの摺動が不十分な質のものであるか、さらには行き詰る場合、又は設計により「逆戻り」が形成される場合に生じるおそれがある。
ブレーキシューは、ディスクに対してそれ以上能動的に締め付けられないが、それでもディスクの各環状軌道は、常に、関連付けられたブレーキシューによって担持された摩擦ライニングを摩擦する。次いで、摩擦ライニングは、早期の非機能的な摩耗を受ける。
さらに、この恒常的な摩擦は、ディスクブレーキのいくつかの部品にとって有害な加熱を生じやすい。
この恒常的な摩擦は、ディスクの回転に抵抗する残留トルクも発生させる。これは、車両の燃料消費を増加させるだけでなく、車両の性能も低下させる。
こうした摩耗及び加熱の問題を解決するために、前述の文献は、ブレーキシューの作動位置への移動が前記所定の動作間隙より大きい場合に塑性変形するブレーキシューの摩擦ライニングの摩耗遊隙を補償するための手段を戻しばねが含むディスクブレーキを提示する。
この目的で、戻しばねは、静止状態と最大の延伸状態との間で引っ張りでの弾性変形可能な少なくとも1つの軸方向に向けられた区域を含み、最大の延伸の値は、特定の動作間隙に等しく、ばねは軸方向の引っ張り力によって塑性変形可能な少なくとも1つの区域を含み、それによって前記摩耗遊隙補償手段を形成し、この塑性変形可能な区域は、ブレーキシューの作動位置への移動が特定の動作間隙よりも大きい場合に塑性的に伸長されるように適合されている。
この文献で提示されている実施例によれば、塑性変形可能な区域が、ブレードの区域を蛇腹折りすることにより形成される。
特許文献2に記載され、示された別の設計によれば、戻しばねは、連続して、
戻しばねをディスクブレーキに固定するための部分と、
第2の剛性のブランチ部であって、近位端部が、ブレーキシューの軸方向の運動方向と直交し、且つ第2の剛性のブランチ部が位置する平面に平行である第1の変形軸の周りで塑性変形可能な第1の曲げ部によって固定部分に接続された第2の剛性のブランチ部と、
第3の剛性のブランチ部であって、近位端部が、第1の変形軸に平行な第2の変形軸の周りで塑性変形可能な第2の曲げ部によって第2の剛性のブランチ部の遠位端部に接続された第3の剛性のブランチ部とを含む。
仏国特許出願公開第3004500号明細書 国際公開第2014/029840号 仏国特許出願公開第2925636号明細書
本発明は、そのような戻しばねの設計及び性能を向上させ、特にばねの性能を弾性及びばねによって生成された弾性的な戻り力の値の点で適正なものにし、ばねのブレーキシューの関連付けられた部分との直接的又は間接的な協働を適正なものにすることを目的としている。
この目的で、本発明はディスクブレーキのブレーキシューを非作動位置に軸方向に弾性的に戻すためのばねを提示し、
前記ばねは、作動ブレーキ位置までの軸方向の運動方向におけるブレーキシューの移動が特定の動作間隙より大きい場合に、塑性変形されるブレーキシューの摩擦ライニングの摩耗遊隙を補償するための手段を含み、
戻しばねは、連続して、
戻しばねをディスクブレーキに固定するための部分と、
第2の剛性のブランチ部であって、近位端部がブレーキシューの軸方向の運動方向と直交し、且つ第2の剛性のブランチ部が位置する平面に平行である第1の変形軸の周りで塑性変形可能な第1の曲げ部によって固定部分に接続された第2の剛性のブランチ部と、
第3の剛性のブランチ部であって、近位端部が、第1の変形軸に平行な第2の変形軸の周りで塑性変形可能な第2の曲げ部によって第2の剛性のブランチ部の遠位端部に接続された第3の剛性のブランチ部とを含む戻しばねにおいて、
戻しばねは、第4の剛性のブランチ部であって、近位端部がブレーキシューの関連付けられた部分と直接的又は間接的に協働する第1の変形軸に平行な第3の変形軸の周りで塑性変形可能な第3の曲げ部によって第3の剛性のブランチ部の遠位端部に接続された第4の剛性のブランチ部を含み、
各剛性のブランチ部が、第1の変形軸に平行な平面に全体的に位置する帯状部材であり、
第4の剛性のブランチ部が固定部分に対して横断方向に間隔を置いて配置されていることを特徴とする。
ばねのその他の特徴によれば、
固定部分が、第1の変形軸に平行な平面に位置する帯状部材である第1の剛性のブランチ部を含み、第2の剛性のブランチ部の近位端部が第1の塑性変形可能な曲げ部によって第1の剛性のブランチ部の遠位端部に接続され、
第1の剛性のブランチ部がブレーキシューの軸方向の運動方向に平行に延在し、
各剛性のブランチ部が直線的であり、
各剛性のブランチ部が補強手段を含み、
各弾性変形可能な曲げ部が、弱化された(weakened)機械特性の領域を含み、
各弾性変形可能な曲げ部が、第1の変形軸に平行に向けられた窓部を含む、帯状部材の曲げ部分であり、
ばねは、材料のシートを切断し、成形することによって一体に製造され、
ばねが金属のシートを切断し、プレス成形し、曲げ加工することによって一体に製造され
剛性のブランチ部及び曲げ部は、一定の幅の帯状部材を切断し、プレス成形し、曲げ加工することによって一体に製造され、
第2の剛性のブランチ部及び第3の剛性のブランチ部は実質的に等しい長さのものであり、
曲げ部のいずれの塑性変形にも先行した状態で、第1の剛性のブランチ部及び第2の剛性のブランチ部は約14度に等しい角度を形成し、
曲げ部のいずれの塑性変形にも先行した状態で、第3の剛性のブランチ部及び第4の剛性のブランチ部は約19度に等しい角度を形成し、
曲げ部の最大の塑性変形の状態で、第3の剛性のブランチ部及び第4の剛性のブランチ部が実質的に整列し、
曲げ部の最大の塑性変形の状態で、第2の剛性のブランチ部及び第3の剛性のブランチ部が、実質的に直角の角度を形成し、
曲げ部の最大の塑性変形の状態で、第1の剛性のブランチ部及び第2の剛性のブランチ部が、実質的に直角の角度を形成し、
ばねは、ステンレス鋼、X2CrNbCu21綱、304L綱、金、鉛、合成材料、天然又は合成のファイバによって強化されたポリマーマトリクスを有する合成材料を含む群から選択された材料から作製され、
ばねは、破断歪みが30%と60%の間であり、引っ張り強度が400MPaと1000MPaの間であり、0.2%歪みが0MPaと500MPaの間である材料から作製され、
ばねは、破断歪みが40%と60%の間であり、引っ張り強度が400MPaと700MPaの間であり、0.2%歪みが150MPaと400MPaの間である材料から作製され、
ばねは、破断歪みが50%と60%の間であり、引っ張り強度が400MPaと600MPaの間であり、0.2%歪みが200MPaと300MPaの間である材料から作製される。
本発明は、
ディスクの軸方向に向く回転軸に対して横断方向の平面に位置するブレーキディスクと、
車両のシャシに対して固定された支持部と、
摩擦ライニングを含む少なくとも1つのブレーキシューであって、摩擦ライニングの横断方向摩擦面が、ディスクの関連付けられた制動軌道と協働し、ブレーキシューは、摩擦面がディスクの関連付けられた環状軌道に当接する作動前方位置と、摩擦面が特定の動作間隙によってディスクの関連付けられた環状軌道から軸方向に間隔を置いて配置された非作動後方位置との間で固定された支持部内で軸方向に摺動するように装着されているブレーキシューとを含む自動車用ディスクブレーキにおいて、ブレーキシューを非作動位置に弾性的に戻すための本発明による少なくとも1つのばねを含むことを特徴とする、自動車用ディスクブレーキも提示する。
ディスクブレーキのその他の特徴によれば、
戻しばねは、ブレーキシューと固定された支持部の間に配置され、
戻しばねをディスクブレーキに固定するための部分が、固定された支持部の軸方向に向けられた摺動部内に軸方向に挿入することによって固定され、
戻しばねの第1の剛性のブランチ部が固定された支持部の軸方向に向けられたノッチ内に軸方向に挿入することによって固定され、
ブレーキシューは、固定された支持部の軸方向の摺動部内に受けられた、ブレーキシューの摺動をガイドするための少なくとも1つの側方のラグを含み、前記固定ノッチが摺動部の背部に形成され、
ブレーキシューは、支持部の軸方向の摺動部内に受けられた、ブレーキシューの摺動をガイドするための少なくとも1つの側方のラグを含み、ノッチが摺動部によって形成され、
ディスクブレーキは、摺動部の壁を支持し、固定された支持部に固定されたスライダーを含み、
ディスクブレーキの戻しばねの第1の剛性のブランチ部が、ブレーキシューの作動ブレーキ位置に向かうブレーキシューの軸方向の動きに対応する方向に戻しばねが軸方向に摺動することを阻止するための固定された支持部に対面する面と接する制止部を含む。
本発明は、本発明による自動車用ディスクブレーキのための交換キットをさらに提示し、交換キットは、少なくとも1つのブレーキシュー及びブレーキシューに整合された2つの戻しばねを含み、それぞれが本発明に従って製造されることを特徴とする。
交換キットは、ブレーキシューをディスクブレーキに装着するための2つのばねをさらに含むことができる。
本発明のその他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明を読むと明白になり、これらを理解するために添付の図面を参照されたい。
本発明の1つの実施例によるディスクブレーキを示す分解斜視図である。 非作動位置で関連付けられたブレーキシューの戻しばねを受けるための摺動部を設けられた図1からのディスクブレーキの固定された支持部を示す正面図である。 本発明によるブレーキシューの戻しばねを示す詳細な斜視図である。 異なる角度からの図3の斜視図と同様の斜視図である。 Aは、戻しばねが弾性的又は塑性的に変形されていない「新しい」状態での図3及び4に示される戻しばねの側方図であり、Bは、ディスクに対して締め付けられた関連付けられたブレーキシューの作動位置に対応する最大の塑性変形の後の遊隙補償ばねを示す、Aと同様の図であり、Cは、戻しばねによって非作動位置に戻った関連付けられたブレーキシューの位置に対応する最大の塑性変形の後の遊隙補償ばねを示す、Bと同様の図である。 Aは、動作間隙よりも大きな距離で摩擦ディスクから離れた戻しばね及びブレーキシューを示す、ブレーキシューの側方のラグを通過する水平面における略断面図であり、Bは、ブレーキシューが、Aに示される位置に対して戻しばねを弾性的に変形されることによって動作間隙を移動した後に摩耗遊隙によって摩擦ディスクから間隔を置いて配置されたブレーキシューを示す、Aと同様の図であり、Cは、ブレーキシューが、Bに対する遊隙補償ばねの塑性変形の後にディスクに対して締め付けられた作動位置におけるブレーキシューを示す、Aと同様の図であり、Dは、Cに対してブレーキシューが戻しばねによって非作動位置に戻された、Aと同様の図である。 ブレーキシューの各ラグが「径方向」ばねを設けられた設計の一変形を示す略斜視図である。 図7Aからの詳細の断面図である。 本発明による戻しばねの一変形を示す、図3及び図4と同様の図である。
明細書の残りの部分では、同じ構造又は同様の機能を有する要素が、同じ参照符号によって示される。
非限定的に、且つ地球の引力を参照せずに、図中において「A、V、T」2面角と呼ばれる軸方向、垂直、及び横断方向の向きが採用される。
軸方向の向き「A」が、後方から前方に、ディスク12の回転軸「B」に平行に向けられる。
水平面が軸方向の横断方向平面として定義される。
自動車用ディスクブレーキ10が図1に図解で示される。ここで、このディスクブレーキは「浮動型キャリパ」又は「摺動型キャリバ」のディスクブレーキ10である。
それ自体が知られているように、ディスクブレーキは、軸方向に向けられた回転軸「B」の周りで回転するように装着されたディスク12を含む。ディスク12は、自動車の車輪(図示せず)とともに回転するように拘束されている。
ディスクブレーキ10は、車両のシャシ(図示せず)に対して固定的に装着されたヨークとしても知られる支持部14を含む。固定された支持部14は、ディスク12の周縁部16にまたがる。
両側の後方及び前方のブレーキシュー18(内側及び外側のシューとも呼ばれる)は、ディスク12の両側のそれぞれの固定された支持部14内で軸方向に摺動するように装着されている。
前方及び後方のブレーキシュー18は、それらが中央の垂直横断方向平面に対して対称である限り同じである、固定された支持部14での構造及び配列を有する。
後方ブレーキシュー18のみが、以降で説明されるが、説明は前後の方向を入れ替えることによって前方のブレーキシュー18に適用可能である。
後方ブレーキシュー18は、摩擦面支持垂直横断方向プレート19の形態をとる。ブレーキシュー18は、環状軌道の形態のディスク12の対面する後面22に向けられた前面20を有する。前面20は、摩擦ライニング24を担持し、その横断方向摩擦面25は、ディスク12の面22と協働するようになされている。
ブレーキシュー18の横断方向の両側の端部は、隙間を有してキャリパのアーム又は固定された支持部14の関連付けられたアームの関連付けられた摺動部28内で摺動するように装着された側方のラグ26を含む。
各摺動部28は軸方向に向けられ、軸A及びBと直交する垂直横断方向平面の断面において、ブレーキシュー18の関連付けられた側方のラグ26に向かって横断方向に開いている「C」字形状を有する。摺動部28は、全体的に垂直及び軸方向に向けられた背部30によって横断方向に範囲を定められている。
図に示された実例では、スライダー32が各側方のラグ26と関連付けられた摺動部28との間に横断方向に配置されている。
各スライダー32は、関連付けられた摺動部28の壁を支持する「C」断面の板ばねによって形成されている。したがって、スライダー32は、摺動部28の背部30に対面するようになされた垂直及び軸方向に向けられた背部34を含む。
スライダー32は、固定された支持部14内でのブレーキシュー18の特定の角度の動き、すなわち、どのようにも限定せずに全体的に、ブレーキを掛ける際のディスク12の回転に伴う軸方向の摺動する動き及び横断方向の摺動する動きを可能にする。
本発明の範囲から逸脱することなく、また図示されない設計に従って、各側方のラグ26は、特許文献3に記載及び示され、図7A及び7Bに示されたタイプのいわゆる装着ばねと呼ばれるものを設けられ得る。
したがって、ブレーキシュー18は、固定された支持部14内でディスク12の回転軸Bに平行な軸方向に、
摩擦ライニング24の前方横断方向摩擦面25がディスク12の対面する面22に当接する作動前方位置と、
ブレーキシュー18の摩擦ライニング24の前方横断方向摩擦面25が特定の動作間隙「J1」によってディスク12の関連付けられた面22から軸方向に間隔を置いて配置された非作動後方位置との間の動作の行程にわたって摺動するように装着される。
ブレーキの際に、ブレーキシュー18を非作動位置から作動位置に動かすことによるブレーキシュー18の締め付けが、ディスクブレーキ10のブレーキキャリパ36によって駆動される。
それ自体が知られているように、キャリパ36は、軸方向上方に延在し、固定された支持部14を覆うキャリパ本体38、及びキャリパ本体38の後方及び前方の縁部から軸「B」に向かって径方向に延在する前方フランジ42及び後方フランジ40を含む。
前方フランジ42は、前方ブレーキシュー18に対面し、後方フランジ40は後方ブレーキシュー18に対面する。
ここで、キャリパ36は、2つの平行な摺動ピン44によって固定された支持部14に対して軸方向に摺動するように装着され、2つの平行な摺動ピン44のそれぞれは、固定された支持部14の関連付けられた軸方向孔45内に受けられ、そこで摺動する。
それ自体が知られているように、キャリパ36の後方フランジ40は、少なくとも1つの軸方向ピストン46を担持し、軸方向ピストン46の前方横断方向支承面がブレーキを掛ける際に、後方ブレーキシュー18の対面する横断方向面と協働して、後方ブレーキシュー18を軸方向前方に押しやり、それによって摩擦ライニング24の前方横断方向摩擦面25に軸方向の締め付け力を働かせ、後方ブレーキシュー18をディスク12の対面する面22に対して締め付けるようになされている。
反応によって、キャリパ36は、後方に向かって対称に軸方向に摺動し、後方フランジ42は、前方ブレーキシュー18に力を加え、前方ブレーキシュー18の摩擦ライニング24の後方横断方向摩擦面25をディスク12の対面する前面22に締め付ける。
ブレーキを掛けた後、ピストン46は、ブレーキシュー18に力を加えることをやめ、ブレーキシュー18は、各ブレーキシュー18を非作動位置に「押し戻す」ディスク12の回転によって全体的に作動位置から非作動位置に戻される。
それにもかかわらず、場合によっては、ディスク12によって働かされた反発力は、ブレーキシュー18のそれぞれを、それぞれの非作動位置に押し戻すには不十分であることがわかっている。したがって、ブレーキシュー18の摩擦ライニング24は、ディスク12を擦り付け続けるが、キャリパ36によってブレーキシューの摩擦ライニングが締め付けることはない。
ブレーキを掛けることに続いて、各ブレーキシュー18が非作動位置に戻るのを確かにするために、ディスクブレーキ10はブレーキシュー18を非作動位置に弾性的に戻すための手段を設けられている。これらの戻し手段は、ブレーキシュー18と固定された支持部14との間に配置された戻しばねの形態をとる。
ここで、ディスクブレーキ10は、「スップレッダー」ばねとも呼ばれる4つの戻しばね48を含み、戻しばね48のそれぞれは、ここでは、固定された支持部14とブレーキシュー18の関連付けられた側方のラグ26との間に配置されている(これは本発明を限定するものではない)。
したがって、ここで、後方及び前方のブレーキシュー18は、2つの戻しばね48と関連付けられ、戻しばね48のそれぞれは摩擦ライニングを担持するプレート19と直接的又は間接的に協働する。
特に図3及び図4に表される、本発明による戻しばね48の1つの実施例が継に説明される。
4つの戻しばね48は、すべて同一であり、固定された支持部14に同じ様式で配置される(これは本発明を限定するものではない)。したがって、後方ブレーキシュー18のこれらの戻しばね48のうちの1つのみが、以降に詳細に説明される。
戻しばね48は、矩形断面の金属、たとえば鋼の帯状部材の形態をとり、帯状部材の幅は垂直に延在し、たとえば一定の厚さのステンレス鋼のシートを切断し、プレス成形し、曲げ加工することによって作製される。
特に図3及び図4に戻ると、戻しばね48は、固定部分と呼ばれるヘアピンの全体形状の第1の部分50を含み、戻しばね48を固定された支持部14に固定するための手段を形成する。
部分50は、曲げ部54から自由端に軸方向に延在するブレード52を含む。
部分50は、弾性的なヒンジを形成する曲げ部54によってブレード52に接続された第2のブレード又は帯状部材を含み、それはブレード52に全体的に軸方向に平行に延在し、本発明の文脈では、軸方向且つ垂直な平面に位置する第1の剛性のブランチ部B1を構成する。
第1のブランチ部B1は、プレス成形された領域Z1から成る補強手段によって補強される。
ブレード52は、固定された支持部14の対面する面69と軸方向で接触し、ディスク12の方向で軸方向に、ブレード52を固定し、したがってばね48を固定するようになされた垂直及び横断方向に向けられた制止表面60を含む。
ここでは、制止面60は、より具体的には、たとえばプレス成形によって、ブレード52の本体に製造されたボス58の前面によって形成される。
ボス58は、第1の剛性のブランチ部B1の反対側のブレード52の面に横断方向に突出する。ボス58は、軸方向に細長い形状を有する。
固定部分50のヒンジを形成する曲げ部54は、固定された支持部14の関連付けられた摺動部28で前部に向かって軸方向に挿入される。
固定部分50及び摺動部28は、固定部分50が、固定された支持部14に対する安定性を保証するために、組み込み式又は等しい様式で、特に軸A、V、及びTの周りで回転することによる傾斜の対抗現象(opposing phenomena)によって、装着されるように設計される。
この目的で、摺動部28の垂直の背部30は、実質的に隙間をなくしてブレード52を受けるように寸法を決められた軸方向の溝又はノッチとして適合され得る。
ノッチ30の形状及び寸法は、摺動部28に対する戻しばね48の垂直方向の芯合わせも可能にする。
固定部分50、より厳密には軸方向に向けられた直線的な第1の剛性のブランチ部B1から開始して、戻しばね48が3つのその他の直線的な剛性のブランチ部B2、B3、B4によって連続的に延長される。
各直線的な剛性のブランチ部B1は、固定部分50及び遠位端部B1dに対して近位端部B1pを有する。
したがって、第1のブランチ部B1は、曲げ部54に接続された近位端部B1pを有し、一方第1のブランチ部B1の遠位端部B1dは第2の剛性のブランチ部B2に接続されるために摺動部28の外側に軸方向に配置される。
第2の剛性のブランチ部B2の近位端部B2Pは、第1の変形軸A1の周りで塑性変形可能な第1の曲げ部P1によって剛性の第1のブランチ部B1の遠位端部B1dに接続される。
第1のブランチ部B1と同様に、第2の剛性のブランチ部B2が第1の剛性のブランチ部B1と一致して帯状部材として適合される。
第1の変形軸A1は、ブレーキシューの軸方向の運動方向Aと直交し、第1の剛性のブランチ部B1及び第2の剛性のブランチ部B2が位置する平面に平行である。
第1の曲げ部P1が塑性変形可能な領域を構成するために、この部分は、ここでは軸A1に沿って軸方向に向けられた矩形形状の開放切抜き部である窓部又は開口部F1によって機械的に弱化されている。
本発明は、曲げ部P1を構成する塑性変形可能な領域の本実施例に限定されず、たとえば、この領域での材料の厚さを低下させることなどの本発明の意味でこの領域を塑性変形可能にする、この領域を構成する材料の機械的特性を修正する任意のその他の手段が使用され得る。
同じ方法で、第3の剛性のブランチ部B3の近位端部B3pが、第1の変形軸A1に平行な第2の変形軸A2の周りで変形可能な第2の塑性変形可能な曲げP2によって第2の剛性のブランチ部B2の遠位端部B2dに接続される。
第2の曲げ部P2は、窓部F2を含む材料の帯状部材の曲げ部分である。
最後に、第4のブランチ部B4の近位端部B4pは、第1の変形軸A1に平行な第3の変形軸A3の周りの変形を可能にする第3の塑性変形可能な曲げ部P3によって、第3の剛性のブランチ部B3の遠位端部B3dに接続される。
第3の曲げ部P3は、窓部F1及びF2と同様の窓部F3を含む。
第4の剛性のブランチ部B4は、直線的であり、第1の剛性のブランチ部B1に平行な軸方向の全体的な向きのものであり、ここでは、関連付けられたブレーキシュー18に直接的又は間接的に接続されることが意図された作動ラグ62によって延長される(これは本発明を限定するものではない)。
ここでは、作動ラグ62は、ブランチ部B1を構成する帯状部材を延長することによって製造され、第4の剛性のブランチ部B4の平面と直交する横断方向平面で第4の剛性のブランチ部B4の遠位端部B4dから延出する。
たとえば、作動ラグ62の自由端区域は、ブレーキシュー18の関連付けられた部分、たとえばその摩擦ライニング支持プレート19に固定されることが可能になるための開放軸方向穴64を含む。
非限定的な実例として、ブランチ部B1のそれぞれは、ここでは、各ブランチ部B1を構成する本体に形成されたプレス成形された領域Ziによって補強される。
図3及び図4で理解できるように、第4の剛性のブランチ部B4を補強するプレス成形された領域Z4が、作動ラグ62の本体に延長され、それによってそれらを接続する直角曲げ部66は、それ自体が剛性であり、使用中に第1の剛性のブランチ部B4と作動ラグ62との間の直角の適合を保証する。
図3、図4、及び図5のAでは、戻しばね48は、「新しい」、すなわち曲げPiのあらゆる塑性変形の前の初期状態で表される。
この新しい初期状態では、第1の剛性のブランチ部B1及び第4の剛性のブランチ部B4は、互いに実質的に平行であり、互いに横断方向の距離で軸方向に向けられ、すなわち図5のAに示された距離Dで間隔を置いて配置される。
非限定的な実例として、また図に示されるように、第2の剛性のブランチ部B2及び第3の剛性のブランチ部B3は、同じ長さであり、それらの間に、ここではほぼ58度に等しい鋭角α2を形成する。
同じ方法で、第2の剛性のブランチ部B2は、第1の剛性のブランチ部B1と鈍角α1を形成し、これはここでは第3の剛性のブランチ部B3と第4の剛性のブランチ部B4との間に形成された鈍角α3と実質的に等しく、それはここではほぼ151度に等しい。
対照的に、図5のAからCでより具体的に理解できるように、戻しばね48の最大の塑性変形の状態では、第1の剛性のブランチ部B1及び第4の剛性のブランチ部B4は、なお実質的に平行であり、軸方向に向けられ、実質的に距離Dで互いに間隔を置いて配置され、それに対して3つの曲げ部Piは、それぞれの変形軸Aiの周りで塑性変形される。
第1の角度α1は接近し、それによって第1の剛性のブランチ部B1及び第2の剛性のブランチ部B2がそれらの間に角度を形成し、その値α1は、直角に近く、ここではほぼ80度に等しい。
第2の剛性のブランチ部B2と第3の剛性のブランチ部B3との間の角度α2は外に開き、それによってそれらの間に角度を形成し、その値は直角に近く、ここではほぼ100度に等しい。
最後に、第3の角度α3は外に開き、それによって第3の剛性のブランチ部B3及び第4の剛性のブランチ部B4は、実質的に角度α3で互いに一致して軸方向に延長し、その値は、ここでは180度に近い。
実例として、材料の帯状部材の厚さは、0.5ミリメートルと0.8ミリメートルの間であり、材料はX2CrNbCu21又は304L(X2CrNi18−9/X2CrNi19−11)ステンレス鋼である。
実例として、最大の摩耗J2に対応する最大の動きが、ほぼ14ミリメートルに等しい。
本発明による外部戻しばね48Eの機能は、次に図6のAからDを参照して説明される。
図6のAでは、ブレーキシュー18が摩擦ライニング24の明白な摩耗を伴う非作動位置で示される。したがって、ブレーキシュー18は、軸方向にディスク12の後方に配置され、摩擦ライニング24の横断方向の前方摩擦面25は、
特定の動作間隙「J1」と
摩耗遊隙「J2」との合計に等しい距離にある。
図では、説明の目的で、間隙「J1」及び遊び「J2」は誇張されている。
そして、戻しばね48は、静止状態にあり、弾性変形可能な部分も同様である。
ブレーキシュー18は、ピストン46によって作動位置に向かって押しやられると、最初に、図6のBに示されるように特定の動作間隙「J1」に対応する距離を移動する。
移動のこの最初の部分の間、ブレーキシュー18は、固定された支持部14に固定された固定部分50とブレーキシュー18に固定された作動ラグ62との間で弾性的に戻しばね48を伸長させるように、戻しばね48の作動ラグ62及びブランチ部B4を駆動する。
次いで、戻しばね48の弾性変形可能な部分は、最大の延伸の状態に達する。
曲げ部Piは、最初は弾性的に、次いで塑性的に変形される。
ブレーキシュー18の摩擦ライニング24の横断方向の前面は、摩耗遊隙「J2」と等しい距離でディスク12の関連付けられた面又は環状軌道からなお間隔を置いて配置される。したがって、ブレーキシュー18は、図6のCに示される作動位置まで軸方向に移動し続ける。
この移動のこの第2の部分の間、弾性変形可能な部分は、これ以上「弾性的に」変形することができず、締め付け力が戻しばね48の塑性変形可能な曲げ部Piに伝達される。
したがって、塑性変形可能な曲げ部Piは、関連付けられた変形軸Aiの周りで曲げ部Piの塑性角変形を生じやすい力を受ける。
次いで、曲げ部Piは塑性変形され、塑性変形可能な部分の弾性変形は、その部分の塑性変形と比較して無視できるほどである。
ブレーキ動作が終了すると、ブレーキシュー18は、図6のDに示されるように、静止状態に立ち返る弾性変形可能な部分によって非作動位置に戻される。
したがって、ここでも同様に、ブレーキシュー18は、わずかに特定の動作間隙「J1」に等しい距離でディスク12から間隔を置いて配置され、摩耗遊隙「J2」は塑性変形可能な曲げ部Piの塑性変形によって吸収されている。
したがって、戻しばね48は、ブレーキシュー18が非作動位置に戻されることを保証することが可能である。
さらに、塑性変形可能な曲げ部Piの配置は、ブレーキシュー18を作動させて作動位置にするためにピストン46によって働かされる締め付け力があまりにも高くならないようにすることを可能にする。
さらに、非作動位置でのブレーキシュー18とディスク12との間の一定の動作間隙「J1」を維持することによって、ブレーキシステムの応答時間は摩擦ライニング24の摩耗とは独立に一定のままになる。
戻しばね48が作製される材料を選択する目的で、破断歪み、引っ張り強度、及び0.2%の歪みが好ましくは、非限定的な実例として以下の値の範囲、すなわち
30%<破断歪み<60%、好ましくは40%<破断歪み<60%、及びより好ましくは50%<破断歪み<60%、
400MPa<引っ張り強度<1000MPa、好ましくは400MPa<引っ張り強度<700MPa、さらに好ましくは400MPa<引っ張り強度<600MPa、
0MPa<歪み<500MPa、好ましくは150MPa<歪み<400MPa、さらに好ましくは200MPa<歪み<300MPa、ただし1MPa=10Paで選択される。
図7は、スライダー34を備え、又は備えない、固定された支持部14の関連付けられた軸方向摺動部28内でブレーキシュー18を装着し、案内するためのブレーキシュー18のラグ26に嵌合され得る、ブレーキシュー18のための装着ばね100を図解で示す。
それ自体が知られているように、各シューばね100は、関連付けられた摺動部の水平下方面と協働し、摺動部28の対面する上面に対して垂直上方に当接させる力をラグ26の水平上方小面(facet)に加える下方摺動ブランチ部102を含む。
図7に示された形態では、シューばね100は、一般に「スネイルばね(snail spring)」と呼ばれ、ブレーキシュー18のラグ26の下方水平小面の下側に当接するブランチ部104を含み、このブランチ部104は、シューばね100をラグ26に固定するためにラグ26を弾性的に締め付ける固定ブランチ部又はクリップ106の一部分を形成する。
シューばね100は、固定ブランチ部106を下方摺動ブランチ部102に接続する湾曲したブランチ部108をさらに含み、シューばね100の弾性を主に提供する。
摩擦ライニングが最大に完全摩耗したとき、戻しばね48は塑性変形し、摩耗したブレーキシュー18と同様に交換されなければならない。
したがって、ブレーキシュー18の摩耗した組を交換するための組又はキットは、したがってブレーキシューごとに新しいブレーキシュー18、及び関連付けられたブレーキシューに整合する1組の戻しばねを構成する少なくとも1組の2つの戻しばね48を含む。
ブレーキシューがシュー装着ばね100を設けられたタイプのものであるある場合、交換キットは、ブレーキシューごとに、2つのシューばね100を設けられた新しいシューを2つの径方向ラグ26ごとに1つ含む。
特に、固定部分50の設計に依存して、ブレーキシューを装備する2つのばねは、同一であり、交換可能であり、又は前方及び/若しくは後方のブレーキシューと関連付けられ、整合された1対のばねを構成し得る。
本発明による戻しばねの設計は、説明したばかりの主要な実施例に限定されない。
特に、設計は、第4の剛性のブランチ部B4の遠位端部B4dをブレーキシューと接続し、そこに直接的又は間接的に作用する接続部分の設計の点で非常に大きく異なり得る。
設計は固定部分50の設計の点でも異なり得る。
実例として、図8は、固定部分50が、第1の剛性のブランチ部B1の近位端部B1pに接続され、固定された支持部14の関連付けられた部分に、たとえばリベット留めされて固定されるために直交平面に位置するラグ62と同様のラグ52から構成された変形実施例を図解で示す。

Claims (29)

  1. ディスクブレーキ(12)のブレーキシュー(18)を軸方向に非作動位置に弾性的に戻すばね(48)であって、前記ばね(48)が、作動ブレーキ位置までの軸方向の運動方向における前記ブレーキシューの移動が特定の動作間隙(J1)より大きい場合に、塑性変形される前記ブレーキシュー(18)の摩擦ライニング(24)の摩耗遊隙(J2)を補償するための手段を含み、
    前記戻しばね(48)は、連続的に、
    前記戻しばね(48)を前記ディスクブレーキ(12)に固定するための部分(50)と、
    第2の剛性のブランチ部(B2)であって、近位端部(B2p)が、前記ブレーキシュー(18)の軸方向の運動方向(A)と直交し、且つ前記第2の剛性のブランチ部(B2)が位置する平面に平行である第1の変形軸(A1)の周りで塑性変形可能な第1の曲げ部(P1)によって前記固定部分(50)に接続された第2の剛性のブランチ部(B2)と、
    第3の剛性のブランチ部(B3)であって、近位端部(B3p)が、前記第1の変形軸(A1)に平行な第2の変形軸(A2)の周りで塑性変形可能な第2の曲げ部(P2)によって前記第2の剛性のブランチ部(B2)の遠位端部(B2d)に接続された第3の剛性のブランチ部(B3)と
    を含む戻しばね(48)において、
    前記戻しばね(48)は、第4の剛性のブランチ部(B4)であって、近位端部(B4p)が、前記ブレーキシュー(18)の関連付けられた部分と直接的又は間接的に協働する前記第1の変形軸(A1)に平行な第3の変形軸(A3)の周りで塑性変形可能な第3の曲げ部(P3)によって前記第3の剛性のブランチ部(B3)の遠位端部(B3d)に接続された第4の剛性のブランチ部(B4)を含み、
    各剛性のブランチ部(B2、B3、B4)が、前記第1の変形軸(A1)に平行な平面に全体的に位置する帯状部材であり、
    前記第4の剛性のブランチ部(B4)が前記固定部分(50)に対して横断方向に間隔(D)を置いて配置され
    各剛性のブランチ部(B1、B2、B3、B4)が、補強手段(Z1、Z2、Z3、Z4)を含むことを特徴とする、ばね(48)。
  2. 前記固定部分(50)が、前記第1の変形軸(A1)に平行な平面に位置する帯状部材である第1の剛性のブランチ部(B1)を含み、前記第2の剛性のブランチ部(B2)の前記近位端部(B2p)が前記第1の塑性変形可能な曲げ部(P1)によって前記第1の剛性のブランチ部(B1)の遠位端部(B1d)に接続されることを特徴とする、請求項1に記載のばね(48)。
  3. 前記第1の剛性のブランチ部(B1)が、前記ブレーキシューの前記軸方向の運動方向(A)に平行に延在することを特徴とする、請求項2に記載のばね(48)。
  4. 各剛性のブランチ部(B1、B2、B3、B4)が直線的であることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一項に記載のばね(48)。
  5. 各弾性変形可能な曲げ部(P1、P2、3)が、弱化された機械特性の領域(F1、F2、F3)を含むことを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一項に記載のばね(48)。
  6. 各弾性変形可能な曲げ部(P1、P2、P3)が、前記第1の変形軸(A1)に平行に向けられた窓部(F1、F2、F3)を含む、帯状部材の曲げ部分であることを特徴とする、請求項に記載のばね(48)。
  7. 材料のシートを切断し、成形することによって一体に製造されることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一項に記載のばね(48)。
  8. 金属のシートを切断し、プレス成形し、曲げ加工することによって一体に製造されることを特徴とする、請求項に記載のばね(48)。
  9. 前記剛性のブランチ部(B1、B2、B3、B4)及び前記曲げ部(P1、P2、P3)が、一定の幅の帯状部材を切断し、プレス成形し、曲げ加工することによって一体に製造されることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一項に記載のばね(48)。
  10. 前記第2の剛性のブランチ部(B2)及び前記第3の剛性のブランチ部(B3)が、実質的に等しい長さのものであることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一項に記載のばね(48)。
  11. 前記曲げ部(P1、P2、P3)のいずれの塑性変形にも先行した状態で、前記第1の剛性のブランチ部(B1)及び前記第2の剛性のブランチ部(B2)が、約14度に等しい角度(α1)を形成することを特徴とする、請求項2に記載のばね(48)。
  12. 前記曲げ部のいずれの塑性変形にも先行した状態で、前記第3の剛性のブランチ部(B3)及び前記第4の剛性のブランチ部(B4)が、約19度に等しい角度(α3)を形成することを特徴とする、請求項1に記載のばね(48)。
  13. 前記曲げ部(P1、P2、P3)の最大の塑性変形の状態で、前記第3の剛性のブランチ部(B3)及び前記第4の剛性のブランチ部(B4)が実質的に整列することを特徴とする、請求項1から1までのいずれか一項に記載のばね(48)。
  14. 前記曲げ部(P1、P2、P3)の最大の塑性変形の状態で、前記第2の剛性のブランチ部(B2)及び前記第3の剛性のブランチ部(B3)が、実質的に直角の角度(α2)を形成することを特徴とする、請求項1から1までのいずれか一項に記載のばね(48)。
  15. 前記曲げ部(P1、P2、P3)の最大の塑性変形の状態で、前記第1の剛性のブランチ部(B1)及び前記第2の剛性のブランチ部(B2)が、実質的に直角の角度(α2)を形成することを特徴とする、請求項1に記載のばね(48)。
  16. ステンレス鋼、X2CrNbCu21綱、304L綱、金、鉛、合成材料、天然又は合成のファイバによって強化されたポリマーマトリクスを有する合成材料を含む群から選択された材料から作製されることを特徴とする、請求項1から1までのいずれか一項に記載のばね(48)。
  17. 破断歪みが30%と60%の間であり、引っ張り強度が400MPaと1000MPaの間であり、0.2%歪みが0MPaと500MPaの間である材料から作製されることを特徴とする、請求項1から1までのいずれか一項に記載のばね(48)。
  18. 破断歪みが40%と60%の間であり、引っ張り強度が400MPaと700MPaの間であり、0.2%歪みが150MPaと400MPaの間である材料から作製されることを特徴とする、請求項1に記載のばね(48)。
  19. 破断歪みが50%と60%の間であり、引っ張り強度が400MPaと600MPaの間であり、0.2%歪みが200MPaと300MPaの間である材料から作製されることを特徴とする、請求項1に記載のばね(48)。
  20. ディスクの軸方向に向く回転軸(A)に対して横断方向の平面に位置するブレーキディスク(12)と、
    車両のシャシに対して固定された支持部(14)と、
    摩擦ライニング(24)を含む少なくとも1つのブレーキシュー(18)であって、前記摩擦ライニングの横断方向摩擦面(25)が、前記ディスク(12)の関連付けられた制動軌道(22)と協働し、前記摩擦面(25)が前記ディスク(12)の前記関連付けられた環状軌道(22)に当接する作動前方位置と、前記摩擦面(25)が特定の動作間隙(J1)によって前記ディスクの前記関連付けられた環状軌道から軸方向に間隔を置いて配置された非作動後方位置との間で、前記固定された支持部(14)内で軸方向に摺動するように装着されているブレーキシュー(18)と
    を含む自動車用のディスクブレーキ(10)であって、
    前記ブレーキシュー(18)を非作動位置に弾性的に戻すための請求項1から1までのいずれか一項に記載された少なくとも1つのばね(48)を含むことを特徴とする、自動車用ディスクブレーキ(10)。
  21. 前記戻しばね(48)が、前記ブレーキシュー(18)と前記固定された支持部(14)との間に配置されることを特徴とする、請求項2に記載のディスクブレーキ(10)。
  22. 前記戻しばね(48)を前記ディスクブレーキに固定するための前記部分(50)が、前記固定された支持部(14)の軸方向に向けられた摺動部(28)内に軸方向に挿入することによって固定されることを特徴とする、請求項2に記載のディスクブレーキ(10)。
  23. 前記戻しばね(48)の前記第1の剛性のブランチ部(B1)が、前記固定された支持部(14)の軸方向に向けられたノッチ(30)内に軸方向に挿入することによって固定されることを特徴とする、請求項2と組み合わされた請求項2に記載のディスクブレーキ(10)。
  24. 前記少なくとも1つのブレーキシュー(18)が、前記固定された支持部(14)の軸方向の摺動部(28)内に受容された、前記ブレーキシュー(18)の摺動をガイドするための少なくとも1つの側方のラグ(26)を含み、前記固定ノッチ(30)が前記摺動部(28)の背部に形成されることを特徴とする、請求項2に記載のディスクブレーキ(10)。
  25. 前記ブレーキシュー(18)が、前記支持部の軸方向の摺動部(28)内に受容された、前記ブレーキシュー(18)の摺動をガイドするための少なくとも1つの側方のラグ(26)を含み、前記ノッチ(30)が前記摺動部(28)によって形成されることを特徴とする、請求項2に記載のディスクブレーキ(10)。
  26. 前記摺動部(28)の壁を支持し、前記固定された支持部(14)に固定されたスライダー(32)を含むことを特徴とする、請求項2に記載のディスクブレーキ(10)。
  27. 前記ディスクブレーキ(10)の前記戻しばね(48)の前記第1の剛性のブランチ部(B1)が、前記ブレーキシュー(18)の作動ブレーキ位置に向かう前記ブレーキシュー(18)の前記軸方向の動きに対応する方向に前記戻しばね(48)が軸方向に摺動することを阻止するための前記固定された支持部(14)に対面する面と接する制止部(60)を含むことを特徴とする、請求項2から2までのいずれか一項に記載のディスクブレーキ(10)。
  28. 少なくとも1つのブレーキシュー(18)及び前記ブレーキシュー(18)に整合された2つの戻しばね(48)を含み、前記2つの戻しばね(48)のそれぞれが請求項1から1までのうちのいずれか一項に記載されたばねであることを特徴とする、請求項2から2までのいずれか一項に記載の自動車用ディスクブレーキのための交換キット。
  29. 前記ブレーキシューを前記ディスクブレーキに装着するための2つのばね(100)をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の交換キット。
JP2015201360A 2014-10-10 2015-10-09 摩耗遊隙補償手段を含むブレーキシューの戻しばね、ディスクブレーキ、及び交換キット Expired - Fee Related JP6178376B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1459731A FR3027080B1 (fr) 2014-10-10 2014-10-10 "ressort de rappel elastique d'un patin de freinage comportant des moyens de rattrapage du jeu d'usure, frein a disque et kit de remplacement"
FR1459731 2014-10-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016080170A JP2016080170A (ja) 2016-05-16
JP6178376B2 true JP6178376B2 (ja) 2017-08-09

Family

ID=52477821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015201360A Expired - Fee Related JP6178376B2 (ja) 2014-10-10 2015-10-09 摩耗遊隙補償手段を含むブレーキシューの戻しばね、ディスクブレーキ、及び交換キット

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10030729B2 (ja)
EP (1) EP3006763B1 (ja)
JP (1) JP6178376B2 (ja)
CN (1) CN105508475B (ja)
BR (1) BR102015025142B1 (ja)
ES (1) ES2790585T3 (ja)
FR (1) FR3027080B1 (ja)
MX (1) MX365361B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3032505B1 (fr) * 2015-02-06 2017-03-17 Foundation Brakes France "frein a disque comportant au moins un ressort de rappel elastique d'un patin de freinage, ressort de rappel elastique, patin de freinage et kit de remplacement"
DE102016202520A1 (de) * 2016-02-18 2017-08-24 Continental Teves Ag & Co. Ohg Reibbelaganordnung mit Rückstellfeder zur Lüftspiellimitierung für eine Kraftfahrzeugteilbelagscheibenbremse
DE102016010301A1 (de) * 2016-08-24 2018-03-01 Lucas Automotive Gmbh Festsattelscheibenbremse mit einem Führungselement zur Rückstellung einer Bremsbelaganordnung
CN106763326A (zh) * 2016-12-06 2017-05-31 南方天合底盘系统有限公司 制动钳用弹簧片及其制动钳总成
FR3089267B1 (fr) 2018-11-29 2020-11-20 Foundation Brakes France Ressort de rappel de plaquette de frein a precharge automatique et procede de fabrication d’un frein a disque comportant de tels ressorts
FR3089268B1 (fr) 2018-11-29 2020-11-06 Foundation Brakes France Ressort de rappel de plaquette de frein comportant une pince écrouie
DE102019212896A1 (de) * 2019-04-17 2020-10-22 Continental Teves Ag & Co. Ohg Kraftfahrzeugscheibenbremsbelag mit Reibbelagrückstellfederbaugruppe
FR3097923B1 (fr) 2019-06-26 2022-07-29 Foundation Brakes France « Frein à disque comportant au moins un ressort de rappel élastique d'un patin de freinage, ressort de rappel élastique, kit de remplacement et procédé de montage »
IT201900022113A1 (it) * 2019-11-26 2021-05-26 Freni Brembo Spa "Dispositivo di regolazione automatica del gioco di un freno di stazionamento"
US11208903B1 (en) * 2020-11-20 2021-12-28 Solar Turbines Incorporated Stiffness coupling and vibration damping for turbine blade shroud

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58142038A (ja) * 1982-02-19 1983-08-23 Akebono Brake Ind Co Ltd デイスクブレ−キのパツド戻し機構
JPH05240274A (ja) * 1992-02-29 1993-09-17 Aisin Seiki Co Ltd デイスクブレーキ
JP3213191B2 (ja) * 1995-01-27 2001-10-02 トキコ株式会社 ディスクブレーキ
DE10233446A1 (de) * 2002-07-24 2004-02-12 Continental Teves Ag & Co. Ohg Bremshalter einer Schwimmsattel-Scheibenbremse mit Bremsbelagführungsfeder
JP4284676B2 (ja) * 2003-04-07 2009-06-24 株式会社日立製作所 ディスクブレーキ
US7163089B2 (en) * 2004-06-14 2007-01-16 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Pad clip of disc brake apparatus
JP4327030B2 (ja) * 2004-07-07 2009-09-09 新日鐵住金ステンレス株式会社 張出し性と耐発銹性に優れた低Niオ−ステナイト系ステンレス鋼
JP2007315577A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Toyota Motor Corp ディスクブレーキ装置
FR2925636B1 (fr) 2007-12-21 2010-04-02 Bosch Gmbh Robert Systeme de montage de patin de frein a disque.
DE102008022200A1 (de) * 2008-05-06 2009-11-12 Lucas Automotive Gmbh Bremsbelaganordnung für Scheibenbremsen
US20100051393A1 (en) * 2008-08-29 2010-03-04 Nissan Technical Center North America, Inc. Brake pad clip with integrated pad return spring and wear indicator
JP5047200B2 (ja) * 2009-01-21 2012-10-10 日立オートモティブシステムズ株式会社 ディスクブレーキ
DE102009022633A1 (de) * 2009-03-25 2010-10-14 Continental Teves Ag & Co. Ohg Teilbelagscheibenbremse mit einer Federanordnung zur Lüftspielverbesserung sowie Federanordnung
JP5137888B2 (ja) * 2009-03-26 2013-02-06 日信工業株式会社 車両用ディスクブレーキ
JP4713651B2 (ja) * 2009-03-31 2011-06-29 日信工業株式会社 車両用ディスクブレーキ
JP5583533B2 (ja) * 2009-09-28 2014-09-03 日立オートモティブシステムズ株式会社 ディスクブレーキ
US8397880B2 (en) * 2010-05-27 2013-03-19 Akebono Brake Corporation Pad retraction device
DE102012016737A1 (de) 2012-08-23 2014-02-27 Lucas Automotive Gmbh Scheibenbremse für ein Kraftfahrzeug mit plastisch deformierbarer Rückstellfeder und Rückstellfeder
US9568059B2 (en) * 2012-09-25 2017-02-14 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Disc brake
FR3004500B1 (fr) 2013-04-16 2016-02-05 Chassis Brakes Int Bv "frein a disque equipe de moyens de rappel elastique des patins de freinage et equipe de moyens de rattrapage, par deformation plastique, du jeu d'usure des patins"
FR3005127B1 (fr) * 2013-04-29 2015-04-17 Chassis Brakes Int Bv "frein a disque a patin de freins stabilises, et procedes associes d'assemblage et de remplacement d'un patin"
FR3005334B1 (fr) * 2013-05-02 2015-04-24 Chassis Brakes Int Bv "frein a disque comportant un ressort de precharge d'un patin de frein"

Also Published As

Publication number Publication date
MX2015014315A (es) 2016-08-30
FR3027080A1 (fr) 2016-04-15
BR102015025142A2 (pt) 2018-02-14
ES2790585T3 (es) 2020-10-28
EP3006763A1 (fr) 2016-04-13
MX365361B (es) 2019-05-30
US10030729B2 (en) 2018-07-24
BR102015025142B1 (pt) 2022-09-20
EP3006763B1 (fr) 2020-02-19
CN105508475B (zh) 2018-10-09
JP2016080170A (ja) 2016-05-16
CN105508475A (zh) 2016-04-20
US20160102721A1 (en) 2016-04-14
FR3027080B1 (fr) 2018-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6178376B2 (ja) 摩耗遊隙補償手段を含むブレーキシューの戻しばね、ディスクブレーキ、及び交換キット
JP6140782B2 (ja) 磨耗遊び補正手段を含む外側ブレーキ・シューの中央戻しバネを備えるスライド式キャリパ・ディスク・ブレーキ、バネ及び取り替えキット
JP6900315B2 (ja) ブレーキパッドの弾性リターン用スプリングを少なくとも1つ有するディスクブレーキ、弾性リターンスプリング、及び交換キット
US20120186918A1 (en) Disc brake
KR20130004131A (ko) 디스크 브레이크
JP6873042B2 (ja) ブレーキパッドの弾性復帰スプリングを少なくとも1つ備えるディスクブレーキ、弾性復帰スプリング、ガイドスライド及び交換キット
JP6345175B2 (ja) 車両用ディスクブレーキ
JP2012063013A (ja) ディスクブレーキ
JP2010203559A (ja) フローティングキャリパ型ディスクブレーキ
JP6231322B2 (ja) 車両用ディスクブレーキ
JP5759793B2 (ja) ディスクブレーキ
EP2368057B1 (en) Wire spring for disc brake caliper
JP2014228083A (ja) 車両用ディスクブレーキ
JP7012161B2 (ja) ディスクブレーキ
JP6149273B2 (ja) ディスクブレーキ
JP2022153924A (ja) 車両用ディスクブレーキ
JP2016028216A (ja) ディスクブレーキおよび摩擦パッド
JP2016151277A (ja) 車両用ディスクブレーキ
WO2019103055A1 (ja) フローティング型ディスクブレーキ及びその組立方法
JP2020046037A (ja) 車両用ディスクブレーキ
JP2009041618A (ja) ディスクブレーキ装置用パッドクリップおよびディスクブレーキ装置
JP2010236617A (ja) 車両用ディスクブレーキ
JP2009002448A (ja) ディスクブレーキ用パッドクリップおよびブレーキパッドの装着方法
JP2010175052A (ja) フローティングキャリパ型ディスクブレーキ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161202

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6178376

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees