JP6176792B2 - ワイヤーロープ - Google Patents

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本発明は、ワイヤロープに関する。
従来、自動車のウィンドウレギュレーター用のコントロールケーブルに用いられるワイヤロープや自動車のパワースライドドア用のコントロールケーブルに用いられるワイヤロープ等のように、摺動しながら屈曲を受けるワイヤロープの耐久性を向上させる目的で、種々のワイヤロープが開発されてきた。
例えば、特許文献1には、従来のロープよりも締め率(ワイヤロープの計算外径から実測外径を引いた値を計算外径で除した値)を4〜11%に設定し、且つ、従来のロープよりも形付け率(ワイヤロープをほぐしたときの側ストランドのうねり径をワイヤロープの実測外径で除した値)を65〜90%に設定してワイヤロープの形崩れを防止し、摺動部での屈曲耐久性を向上させたワイヤロープが記載されている。
また、特許文献2には、ワイヤロープの側ストランドが芯ストランドの中心からほぼ均等の距離に配置され、さらに、隣り合う側ストランド間の間隙率r(ワイヤロープ中心から隣接する側ストランド間の隙間角度を合計し360で除した値)を0≦r≦3.0%にしたことによって、プーリや固定シューでケーブルが摺動曲げされた時に、ストランドが移動しにくく繰り返し曲げによるストランド同士のフレッティング防止と摩擦劣化が緩和された、高耐久性のワイヤロープが記載されており、また、側ストランド同士間が間隙率rを有した状態で芯ストランドと側ストランド間に被覆層を設け、芯ストランドと側ストランドとが直接接触することを防止して、耐久性の向上を図ったワイヤロープが記載されている。
特許第2669754号公報 特開2003−294024
しかしながら、引用文献1に記載されているワイヤロープは、締め率や形付率に合わせてワイヤロープを作製する必要があり、ワイヤロープの作製に手間がかかるという問題を有していた。
また、引用文献2に記載されているワイヤロープは、側ストランド間に間隙を設ける必要がある為、ワイヤロープの作製時に芯ストランドに対して側ストランド同士が接触しないように慎重に撚り合わせねばならず、引用文献1と同様にワイヤロープの作製に手間がかかるという問題を有していた。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な手法によって芯ストランドと側ストランドとの密着性を向上させ、且つ、滑りを防止し、延いては、耐久性を向上させたワイヤロープを提供することを目的とする。
<1>本願請求項1に係る発明は、ウォリントン撚りの撚線からなる芯ストランドと、前記芯ストランドの外周に、数本の素線を撚り合わせた撚線からなる少なくとも1本の側ストランドと、を備え、前記側ストランドの外周を構成する素線のり方向は、前記側ストランドの外周を構成する素線と前記芯ストランドの外周を構成する素線とが接する部分において、前記芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行であることを特徴とするワイヤロープである。
<2>請求項2に係る発明は、請求項1に記載のワイヤロープにおいて、前記芯ストランドよりも少ない本数の素線を撚り合わせた撚線からなる前記側ストランドを、前記芯ストランドの外周を覆うように複数本配置し、前記芯ストランドの外周を覆うように配置されたすべての前記側ストランドは、各前記側ストランドの外周を構成する素線の撚り方向が、前記側ストランドの外周を構成する素線と前記芯ストランドの外周を構成する素線とが接する部分において、前記芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行であることを特徴とする。
<3>請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のワイヤロープにおいて、 記芯ストランド及び前記側ストランドの外周を覆う脂層を備えたことを特徴とする。
<1>請求項1に記載のワイヤロープは、ウォリントン撚りの撚線からなる芯ストランドと、芯ストランドの外周に、数本の素線を撚り合わせた撚線からなる少なくとも1本の側ストランドと、を備え、側ストランドの外周を構成する素線のり方向は、側ストランドの外周を構成する素線と芯ストランドの外周を構成する素線とが接する部分において、芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行であるので、側ストランドの外周を形成する素線の少なくとも一部が、芯ストランドの外周を形成する素線と線接触する形態となる為、側ストランドと芯ストランドとの密着性が向上し、芯ストランドに対する側ストランドの滑りを防止することができ、また、芯ストランドが、ウォリントン撚りの撚線によって形成されているので、芯ストランドの強度を確保することができ、延いては、ワイヤロープの耐久性を向上させることができる。
<2>請求項2に記載のワイヤロープは、請求項1に記載のワイヤロープの効果に加え、芯ストランドよりも少ない本数の素線を撚り合わせた撚線からなる側ストランドを、芯ストランドの外周を覆うように複数本配置し、芯ストランドの外周を覆うように配置されたすべての側ストランドは、各側ストランドの外周を構成する素線の撚り方向が、側ストランドの外周を構成する素線と芯ストランドの外周を構成する素線とが接する部分において、芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行であるので、各々の側ストランドの外周を形成する素線と、芯ストランドの外周を構成する素線とが接触し、ワイヤロープの破断応力を大幅に高めることができる。
<3>請求項3に記載のワイヤロープは、請求項1又は請求項2に記載のワイヤロープの効果に加え、芯ストランド及び側ストランドの外周を覆う脂層を備えたので、側ストランドの外周を構成する素線の撚り方向の一部が、芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行となる関係を維持し続けることができワイヤロープの耐久性をさらに向上させることができる。
本発明の第1実施形態を示すワイヤロープの説明図であり、(a)はワイヤロープの全体図であり、(b)は(a)のワイヤロープの芯ストランドのみを記載した図であり、(c)は(b)の芯ストランドの横断面を表示した図であり、(d)は(a)のワイヤロープの側ストランドのみを表示した図であり、(e)は(d)の側ストランドの横断面を表示した図である。 本発明の第2実施形態を示すワイヤロープの説明図であり、(a)はワイヤロープの全体図であり、(b)は(a)のワイヤロープの芯ストランドのみを記載した図であり、(c)は(b)の芯ストランドの横断面を表示した図であり、(d)は(a)のワイヤロープの側ストランドのみを表示した図であり、(e)は(d)の側ストランドの横断面を表示した図である。 本発明の第2実施形態の変形例を説明する為のワイヤロープの説明図であり、(a)は第2実施形態のワイヤロープの横断面の拡大図であり、(b)は、第2実施形態の変形におけるワイヤロープの横断面の拡大図である。 本発明の第3実施形態を説明する為のワイヤロープの説明図であり、(a)第3実施形態のワイヤロープの横断面の拡大図であり、(b)は、第3実施形態の変形例におけるワイヤロープの横断面の拡大図である。 本発明の第4実施形態を説明する為のワイヤロープの説明図であり、(a)は第4実施形態を示すワイヤロープの横断面の拡大図であり、(b)は第4実施形態の変形例を示すワイヤロープの横断面の拡大図であり、(c)は(b)とは異なる第4実施形態の変形例を示すワイヤロープの横断面の拡大図であり、(d)は(c)及び(b)とは異なる第4実施形態の変形例を示すワイヤロープの横断面の拡大図である。
以下、本発明のワイヤロープを図面に示す好適実施形態に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態を示すワイヤロープの説明図であり、(a)はワイヤロープの全体図であり、(b)は(a)のワイヤロープの芯ストランドのみを記載した図であり、(c)は(b)の芯ストランドの横断面を表示した図であり、(d)は(a)のワイヤロープの側ストランドのみを表示した図であり、(e)は(d)の側ストランドの横断面を表示した図である。
図1では、理解を容易にするため、ワイヤロープを模式的に図示しているため、寸法比は実際とは異なる。
図1(a)において、ワイヤロープ1は、複数の素線を撚り合わせて形成している芯ストランド2と、芯ストランド2の外周に、複数本の素線を撚り合わせた、1本の側ストランド3と、が撚り合わされて形成されている。
図1(b)及び(c)において、ワイヤロープ1の芯ストランド2は、1本の第1の芯素線21、6本の第2の芯素線22、6本の第3の芯素線23及び6本の第4の芯素線24を撚り合わせて形成されており、Z巻きの1×19のウォリントン型の撚線である。尚、Z巻きとは、図1(b)において、芯ストランド2の素線が右下から左上にかけて巻かれる形態を指す。
芯ストランド2の構成としては、Z巻きに限定されることなく、S巻きであっても良く、交差撚りの撚線を用いても良く、また、本実施形態のような1×19に限定されることなく、1×7や1×12等の他の形態の芯ストランドであっても良い。好ましくは、芯ストランド2は、ロープの強度の観点から本実施形態のような1×19のウォリントン撚りの撚線から形成するのが良い。
図1(d)及び(e)において、ワイヤロープ1の側ストランド3は、1本の第1の側素線31及び8本の第2の側素線32を撚り合わせて形成されており、S巻きの1×9の撚線である。尚、S巻きとは、側ストランド3を伸ばして水平に置いた場合に、側ストランド3を構成する素線が左下から右上にかけて巻かれる形態を指す。
側ストランド3の撚り方向は、芯ストランド2がZ巻きの場合には、S巻きとし、芯ストランド2がS巻きの場合には、Z巻きとする。側ストランド3の構成としては、1×9に限定されることなく、1×3の構成でも良く、1×12の構成であっても良い。好ましくは、側ストランド3は、ロープの強度の観点から本実施形態のような1×7、1×8又は1×9の撚線から形成するのが良い。
また、図1(a)に示している通り、ワイヤロープ1は、側ストランド3が芯ストラン
ド2の外周に対してZ巻き方向に撚られている。
芯ストランド2に対する側ストランド3の撚り方向(巻き方向)は、芯ストランド2がZ巻き、側ストランド3がS巻きの場合は、側ストランド3を芯ストランド2に対してZ巻きに撚り合わせ、芯ストランド2がS巻き、側ストランド3がZ巻きの場合は、側ストランド3を芯ストランド2に対してS巻きに撚り合わせる。
尚、本実施形態では、側ストランド3を芯ストランド2に撚り合わせるときには、芯ストランド2と側ストランド3とが接する部分において、側ストランド3の外周を構成する第2の側素線32の少なくとも一部の撚り方向が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行となるように撚り合わせて、ワイヤロープ1を形成する。
より詳細には、図1(b)及び(d)に記載している通り、芯ストランド2の中心線CLと、芯ストランド2の外周を構成している素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向を示している線KD1の接線TL1との角度がθ1である場合に、芯ストランド2の外周を覆っている側ストランド3の外周を形成する素線(第2の側素線32)の内、芯ストランド2と側ストランド3とが接する部分において、側ストランド3の外周を形成する素線(第2の側素線32)の撚り方向を示している線KD2の接線TL2と、芯ストランド2の中心線CLと平行な直線PLとの角度がθ1となるように、芯ストランド2の外周に側ストランド3を撚り合わせている。つまり、芯ストランド2の外周を構成している素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向を示した線KD1と、芯ストランド2と側ストランド3とが接する部分において、側ストランド3の外周を形成する素線(第2の側素線32)の撚り方向を示した線KD2とは、互いに平行の関係となっている。なお、線KD3は、側ストランド3の外周を形成する素線(第2の側素線32)のワイヤロープ1を外側から見た時の、撚り方向を示した線である。
また、芯ストランド2と側ストランド3とが接する部分において、側ストランド3の外周を形成する素線(第2の側素線32)の全ての撚り方向が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行である必要はなく、側ストランド3の外周を形成する素線(第2の側素線32)の少なくとも1本が、芯ストランド2と側ストランド3とが接する部分において、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行であれば良い。
このように、本実施形態のワイヤロープ1は、複数本の素線を撚り合わせた芯ストランド2と、芯ストランド2の外周に、それぞれ複数本の素線を撚り合わせた、1本の側ストランド3と、が撚り合わされて形成され、芯ストランド2と側ストランド3とが接する部分において、側ストランド3の外周を構成する素線(第2の側素線32)の少なくとも一部の撚り方向が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行であることから、側ストランド3の外周を構成する素線(第2の側素線32)の少なくとも一部が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行となるように、芯ストランド2の外周に側ストランド3を撚り合わせているので、簡便な手法によってワイヤロープ1を作製することができ、さらには、側ストランド3の外周を形成する素線(第2の側素線32)の少なくとも一部が、芯ストランド2の外周を形成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)と線接触する形態となる為、側ストランド3と芯ストランド2との密着性が向上することによって芯ストランド2に対する側ストランド3の滑りを防止し、延いては、ワイヤロープ1の耐久性を向上させることができる。
芯ストランド2を構成する素線(第1の芯素線21、第2の芯素線22、第3の芯素線23又は第4の芯素線24)及び側ストランドを構成する素線(第1の側素線31及び第
2の側素線32)の材料としては、本実施形態では、高炭素鋼線を用いているが、これに限定されることなく、ピアノ線、ステンレス鋼、Co−Cr合金、タングステン等のロープに使用されている金属を好適に用いることが出来る。
また、本実施形態のように芯ストランド2の素線及び側ストランド3の各素線に、高炭素鋼線を用いる場合には、腐食を防止する為の金属メッキを施しても良い。そのような金属メッキとしては、亜鉛メッキや亜鉛アルミメッキを好適に用いることが出来る。特に側ストランド3を構成する素線(第1の側素線31及び第2の側素線32)には、腐食耐性に優れた亜鉛アルミメッキを好適に用いることが出来る。
ワイヤロープ1は、以下に記載する方法によって作製することが出来るが、以下の方法に限定されることなく、公知の方法によって作製することが出来る。
チューブラー型等の撚り線機を用いて、第1の芯素線21、第2の芯素線22、第3の芯素線23及び第4の芯素線24をZ巻き方向に撚り合わせて、図1(b)に記載した芯ストランド2を作製する。
次に、チューブラー型等の撚り線機を用いて、第1の側素線31及び第2の側素線32をS巻き方3向に撚り合わせて、図1(d)に記載した側ストランド3を作製する。
最後に、チューブラー型等の撚り線機を用い、側ストランド3と芯ストランド2とが接する部分において、側ストランド3の外周を構成する素線(第2の側素線32)の撚り方向の一部が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行となるように、芯ストランド2に対する側ストランド3の入力角度を調整した後、芯ストランド2の外周に側ストランド3をZ巻き方向に撚り合わせてワイヤロープ1を得ることが出来る。
一度、芯ストランド2に対する側ストランド3の入力角度を設定しておけば、入力角度は大きな変更を受けることが無い為、芯ストランド2に対する側ストランド3の入力角度を保つことになるから、本実施形態のワイヤロープ1を簡便に作製することができる。
尚、芯ストランド2及び側ストランド3を形成した後や、ワイヤロープ1を形成した後に撚り合わせた時の内部応力を除去する為に、各ストランドやワイヤロープ1に熱処理を施しても良い。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態のワイヤロープ10について、図2を用いて、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。第1実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
なお、図2は、理解を容易にするため、ワイヤロープ10を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
図2は、本発明の第2実施形態を示すワイヤロープの説明図であり、(a)はワイヤロープの全体図であり、(b)は(a)のワイヤロープの芯ストランドのみを記載した図であり、(c)は(b)の芯ストランドの横断面を表示した図であり、(d)は(a)のワイヤロープの側ストランドのみを表示した図であり、(e)は(d)の側ストランドの横断面を表示した図である。
図2(a)において、ワイヤロープ10は、複数の素線を撚り合わせて形成している芯ストランド2と、芯ストランド2の外周に、複数本の素線を撚り合わせた、8本の側ストランド13(第1の側ストランド131、第2の側ストランド132、第3の側ストラン
ド133、第4の側ストランド134、第5の側ストランド135、第6の側ストランド136、第7の側ストランド137及び第8の側ストランド138)が撚り合わされて形成されている。
図2(a)において、ワイヤロープ10は、8本の側ストランド13が芯ストランド2の外周に撚り合わされている点で第1実施形態とは異なる。
8本の側ストランド13のそれぞれの側ストランド(第1の側ストランド131、第2の側ストランド132、第3の側ストランド133、第4の側ストランド134、第5の側ストランド135、第6の側ストランド136、第7の側ストランド137及び第8の側ストランド138)は、1本の第1の側素線41と、この第1の側素線41を覆う様に配置された6本の第2の側素線42と、から形成された1×7の構成を持った側ストランドである。尚、側ストランド13の構成としては、1×7に限定されることなく、1×3の構成でも良く、1×12の構成であっても良い。好ましくは、側ストランド13は、ロープの強度の観点から本実施形態のような1×7、1×8又は1×9の撚線である。
側ストランド13の素線の撚り方向は、芯ストランド2がZ巻きの場合には、S巻き方向とし、芯ストランド2がS巻きの場合には、Z巻きの撚り方向とする。
また、図2(b)及び(d)に記載している通り、芯ストランド2の中心線CLと、芯ストランド2の外周を構成している素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向を示している線KD1の接線TL1との角度がθ1である場合に、芯ストランド2の外周を覆っている第1の側ストランド131の外周を形成する素線(第2の側素線42)の内、芯ストランド2と第1の側ストランド131とが接する部分において、第1の側ストランド131の外周を形成する素線(第2の側素線42)の撚り方向を示している線KD4の接線TL3と、芯ストランド2の中心線CLと平行な直線PLとの角度がθ1となるように、芯ストランド2の外周に第1の側ストランド131を撚り合わせている。つまり、芯ストランド2の外周を構成している素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向を示している線KD1と、芯ストランド2と第1の側ストランド131とが接する部分において、側ストランド131の外周を形成する素線(第2の側素線42)の撚り方向を示している線KD4とは、互いに平行の関係となっている。
このように、本実施形態のワイヤロープ10は、複数本の素線を撚り合わせた芯ストランド2と、芯ストランド2の外周に、それぞれ複数本の素線を撚り合わせた、8本の側ストランド13(第1の側ストランド131、第2の側ストランド132、第3の側ストランド133、第4の側ストランド134、第5の側ストランド135、第6の側ストランド136、第7の側ストランド137及び第8の側ストランド138)と、が撚り合わされて形成され、芯ストランド2と側ストランド13とが接する部分において、第1の側ストランド131の外周を構成する素線(第2の側素線42)の少なくとも一部の撚り方向が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行であることから、側ストランド13の外周を構成する素線(第2の側素線42)の少なくとも一部が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行となるように、芯ストランド2の外周に側ストランド13を撚り合わせているので、簡便な手法によってワイヤロープ10を作製することができ、さらには、第1の側ストランド131の外周を形成する素線(第2の側素線42)の少なくとも一部が、芯ストランド2の外周を形成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)と線接触する形態となる為、側ストランド13と芯ストランド2との密着性が向上することによって芯ストランド2に対する側ストランド13の滑りを防止し、延いては、ワイヤロープ1の耐久性を向上させることができる。
また、本実施形態では、芯ストランド2に対して8本の側ストランド13を撚り合わせ
ているが、これに限定されることなく、2本以上の側ストランドを芯ストランド2に対して撚り合わせることもできる。ワイヤロープ10の耐久性の向上を考慮すれば、側ストランド13の本数は、本実施形態のように8本とするか又は7本とすることが好ましい。
次に、第2実施形態の変形例のワイヤロープについて、図3を用いて第2実施形態とは異なる点を中心に説明する。第1実施形態及び第2実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
なお、図3(a)及び(b)は、理解を容易にするため、ワイヤロープを模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
図3(a)は第2実施形態のワイヤロープの横断面の拡大図であり、図3(b)は第2実施形態の変形例におけるワイヤロープの横断面の拡大図である。
図3(a)では、第2実施形態のワイヤロープ10の内、第1の側ストランド131の外周を構成する素線(第2の側素線42)の少なくとも一部の撚り方向が、芯ストランド2と側ストランド131とが接する部分において、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行である為、他の側ストランドとは区別して、第1の側ストランド131のみにハッチングを施している。以下、図3において、ハッチングを施している側ストランドは、その側ストランドの外周を構成する素線の少なくとも一部の撚り方向が、芯ストランドと側ストランドとが接する部分において、芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行であることを示すものである。
図3(b)に記載しているように、ワイヤロープ20は、芯ストランド2と8本の側ストランド33(231、232、233、234、235、236、237及び238)とから構成されており、8本の側ストランド全てにハッチングが施されている。
このように、ワイヤロープ20は、芯ストランド2の外周を覆う様に配置された、8本の側ストランド33(231、232、233、234、235、236、237及び238)を備え、8本全ての側ストランド33の外周を構成する素線(第2の側素線52)の撚り方向の少なくとも一部が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行であることから、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)と、芯ストランド2の外周を覆う8本の側ストランド33(第2の側素線52)の外周を構成する素線と、が線接触するので、ワイヤロープ20に負荷された応力を芯ストランド2と側ストランド33(231、232、233、234、235、236、237及び238)に分散することができ、ワイヤロープ20の破断応力を高めることができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態のワイヤロープについて、図4を用いて、第1実施形態及び第2実施形態とは異なる点を中心に説明する。第1実施形態及びその他の実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
図4は、第3実施形態を説明する為のワイヤロープの説明図であり、(a)は第4実施形態のワイヤロープの横断面の拡大図であり、(b)は、第4実施形態の変形例におけるワイヤロープの横断面の拡大図である。なお、図4は、理解を容易にするため、ワイヤロープを模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
図4(a)において、ワイヤロープ30は、芯ストランド2の外周を覆う様に配置された、第1の側ストランド331、第2の側ストランド332、第3の側ストランド333、第4の側ストランド334、第5の側ストランド335、第6の側ストランド336、
第7の側ストランド337及び第8の側ストランド338の計8本の側ストランド43を備え、側ストランド43の外周を構成する素線(第2の側素線62)の少なくとも一部は、一方の側ストランド(第1の側ストランド331)に隣接する他方の側ストランド(第2の側ストランド332)の外周を構成する素線(第2の側素線72)と接触し、互いに接触している側ストランド(第1の側ストランド331及び第2の側ストランド332)の外周を構成する素線(第2の側素線62及び72)の撚り方向の少なくとも一部が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行である。
以下、図4において、ハッチングを施している側ストランドは、側ストランドの外周を構成する素線の少なくとも一部が、側ストランドに隣接する側ストランドの外周を構成する素線と接触し、且つ、側ストランドの外周を構成する素線の撚り方向の少なくとも一部が、芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行であることを示すものである。
このように、芯ストランド2の外周を覆う様に配置された8本の側ストランド43の内、一方の側ストランド(第1の側ストランド331)の外周を構成する素線(第2の側素線62)と、一方の側ストランド(第1の側ストランド331)に隣接する他方の側ストランド(第2の側ストランド332)の外周を構成する素線(第2の側素線72)とが接触し、接触している側ストランド(第1の側ストランド331及び第2の側ストランド332)の外周を構成する素線(第2の側素線62及び72)の撚り方向の少なくとも一部が、芯ストランド2と側ストランド43と接する部分において、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行であることから、側ストランド43の外周を構成する素線(第2の側素線62及び72)の少なくとも一部が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行となるように、芯ストランド2の外周に側ストランド43を撚り合わせているので、簡便な手法によってワイヤロープ30を作製することができ、さらには、接触している側ストランド(第1の側ストランド331及び第2の側ストランド332)が芯ストランド2と線接触していることので、芯ストランド2に対して、接触している側ストランド(第1の側ストランド331及び第2の側ストランド332)の滑りを防止し、延いては、ワイヤロープ30の耐久性をさらに向上させることができる。
次に、本実施形態の変形例について説明を行う。図4(b)において、ワイヤロープ40は、芯ストランド2の外周を覆う様に配置された、第1の側ストランド431、第2の側ストランド432、第3の側ストランド433、第4の側ストランド434、第5の側ストランド435、第6の側ストランド436、第7の側ストランド437及び第8の側ストランド438の計8本の側ストランド43を備え、8本全ての側ストランド53(431、432、433、434、435、436、437及び438)において、側ストランド53の外周を構成する素線(例えば、第1の側ストランド431の外周を構成する第2の側素線82)の少なくとも一部が、第1の側ストランド431に隣接する第2の側ストランド432及び第8の側ストランドの外周を構成する素線(第2の側素線92及び102)と接触し、且つ、8本全ての側ストランド53(431、432、433、434、435、436、437及び438)において、側ストランド53の外周を構成する素線(例えば、第2の側素線82、92及び102)の撚り方向の少なくとも一部が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行である。
このように、芯ストランド2の外周を覆う様に配置された、8本の側ストランド53(431、432、433、434、435、436、437及び438)を備え、8本全ての側ストランド53(431、432、433、434、435、436、437及び438)において、側ストランド53の外周を構成する素線(例えば、第1の側ストランド431の外周を構成する第2の側素線82)の少なくとも一部は、第1の側ストランド
431に隣接する第2の側ストランド432及び第8の側ストランド438の外周を構成する素線(第2の側素線92及び102)と接触し、且つ、8本全ての側ストランド53(431、432、433、434、435、436、437及び438)において、側ストランド53の外周を構成する素線(例えば、第2の側素線82、92及び102)の撚り方向の少なくとも一部が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行であることから、他の実施例と同様にワイヤロープ40を簡便な手法によって作製することができ、さらに、8本すべての側ストランド53の外周を形成する素線(例えば、第2の側素線82、92及び102)と、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)とが線接触することになるので、ワイヤロープ40に負荷された応力を芯ストランド2及び各々の側ストランド53に分散し、さらに、8本全ての側ストランド53同士が接触していることから、8本全ての側ストランド53は、芯ストランド2に対してさらに滑りにくくなる為、ワイヤロープ40の耐久性及び破断応力を大幅に高めることが出来る。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態のワイヤロープについて、図5を用いて、第1実施形態〜第3実施形態とは異なる点を中心に説明する。第1実施形態及びその他の実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
図5は、第4実施形態を説明する為のワイヤロープの説明図であり、(a)は第4実施形態を示すワイヤロープの横断面の拡大図であり、(b)は第4実施形態の変形例を示すワイヤロープの横断面の拡大図であり、(c)は(b)とは異なる第4実施形態の変形例を示すワイヤロープの横断面の拡大図であり、(d)は(c)及び(b)とは異なる第4実施形態の変形例を示すワイヤロープの横断面の拡大図である。なお、図4は、理解を容易にするため、ワイヤロープを模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
図5(a)に記載のワイヤロープ50は、第1実施形態のワイヤロープ1の外周に、樹脂層5を設けたワイヤロープである。尚、図5(a)においては、説明の為に、側ストランド3の横断面を模式的に示しているが、側ストランド3の実際の横断面は、扁平上に伸びた横断面となる(図示せず)。
ワイヤロープ50に樹脂層5を設けることによって、側ストランド3の外周を構成する素線(第2の側素線32)の撚り方向の一部が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行となる関係を維持し続けるので、ワイヤロープ1の耐久性をさらに向上させることができる。また、簡便な手法で作製することのできるワイヤロープ1に押出し機を用いて樹脂層5を形成することによって、ワイヤロープ50を作製することができるので、ワイヤロープ50についても簡便な手法によって作製することができる。
樹脂層5は、ワイヤロープ1の芯ストランド2及び側ストランド3の外周を覆うように設けても良いが、樹脂層5の樹脂がワイヤロープ1の外周を覆い、且つ、芯ストランド2と側ストランド3との間や芯ストランド2を構成する第1の芯素線21と第2の芯素線22との間に侵入するように樹脂層5を設けることがより好ましい。
図5(a)に記載された第4実施形態は、第1実施形態のワイヤロープ1に樹脂層5を設けたワイヤロープであるが、当然のことながら、図5(b)〜図(d)にそれぞれ記載している通り、第2実施形態のワイヤロープ10、第2実施形態の変形例であるワイヤロープ20及び第3実施形態の変形例であるワイヤロープ40に、それぞれ樹脂層15、25又は35を設けて第4実施形態の変形例のワイヤロープ(60、70及び80)とする
ことができる。
また、樹脂層5、15、25及び35を形成する樹脂の材質としては、樹脂自身の耐久性に優れているポリアミド、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレン及び各種のエラストマー等であり、これに限定されることなく、種々の樹脂を好適に使用することができる。
また、樹脂層5、15、25及び35をワイヤロープに設ける方法としては、前述した通り、押出し機を用いることが簡便な手法ではあるが、これに限定されることなく、溶融した樹脂にワイヤロープを浸漬(ディッピング方式)させるか、または、溶融した樹脂内にワイヤロープを通す方法や、溶媒に樹脂を溶解させ、樹脂の溶液をディッピング方式やスプレー方式によってワイヤロープに付着させ、溶媒を除去する等の公知の方法によって、ワイヤロープに樹脂層5、15、25及び35を設けることができる。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想内において、当業者による種々の変更が可能である。
例えば、第2実施形態及び第3実施形態において、実施形態の説明時にワイヤロープを構成する側ストランドの本数を8本としているが、これに限定されることなく、ワイヤロープの側ストランドの本数は、少なくとも2本以上あれば良い。ただし、ワイヤロープの耐久性を高める観点に立てば、ワイヤロープの側ストランドの本数は、7〜9本で構成することが好ましい。
また、第2実施形態や第3実施形態では、ハッチングを施した側ストランドが2本又は8本の場合を記載しているが、これに限定されることなく、3〜7本の間であっても良い。ワイヤロープの耐久性を大きく向上させるという観点に立てば、ハッチングを施した側ストランドの本数は8本(即ち、全ての側ストランド)である。
また、第2実施形態〜第4実施形態において、芯ストランドの構成を1×19とし、側ストランドの構成を1×7としているが、第1実施形態の説明で記載した通り、芯ストランドの構成を1×7や1×12等の他の形態の芯ストランドとしたり、側ストランドの構成を1×3や1×12等の他の形態の側ストランドとしたりすることができる。
また、当然のことながら、第3実施形態のワイヤロープ30に樹脂層を設けても良い。
1、10、20、30、40、50、60、70、80 ワイヤロープ
2 芯ストランド
21 第1の芯素線
22 第2の芯素線
23 第3の芯素線
24 第4の芯素線
3、13、33、43、53 側ストランド
31、41 第1の側素線
32、42、52、62、72、82、92、102 第2の側素線

Claims (3)

  1. ウォリントン撚りの撚線からなる芯ストランドと、
    前記芯ストランドの外周に、数本の素線を撚り合わせた撚線からなる少なくとも1本の側ストランドと、を備え、
    記側ストランドの外周を構成する素線のり方向は、前記側ストランドの外周を構成する素線と前記芯ストランドの外周を構成する素線とが接する部分において、前記芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行であることを特徴とするワイヤロープ。
  2. 前記芯ストランドよりも少ない本数の素線を撚り合わせた撚線からなる前記側ストランドを、前記芯ストランドの外周を覆うように複数本配置し、
    前記芯ストランドの外周を覆うように配置されたすべての前記側ストランドは、各前記側ストランドの外周を構成する素線の撚り方向が、前記側ストランドの外周を構成する素線と前記芯ストランドの外周を構成する素線とが接する部分において、前記芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行であることを特徴とする請求項1に記載のワイヤロープ。
  3. 記芯ストランド及び前記側ストランドの外周を覆う脂層を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワイヤロープ。
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