JP6176792B2 - ワイヤーロープ - Google Patents
ワイヤーロープ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6176792B2 JP6176792B2 JP2014091757A JP2014091757A JP6176792B2 JP 6176792 B2 JP6176792 B2 JP 6176792B2 JP 2014091757 A JP2014091757 A JP 2014091757A JP 2014091757 A JP2014091757 A JP 2014091757A JP 6176792 B2 JP6176792 B2 JP 6176792B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strand
- strands
- core
- outer periphery
- wire rope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
図1は、本発明の第1実施形態を示すワイヤロープの説明図であり、(a)はワイヤロープの全体図であり、(b)は(a)のワイヤロープの芯ストランドのみを記載した図であり、(c)は(b)の芯ストランドの横断面を表示した図であり、(d)は(a)のワイヤロープの側ストランドのみを表示した図であり、(e)は(d)の側ストランドの横断面を表示した図である。
ド2の外周に対してZ巻き方向に撚られている。
芯ストランド2に対する側ストランド3の撚り方向(巻き方向)は、芯ストランド2がZ巻き、側ストランド3がS巻きの場合は、側ストランド3を芯ストランド2に対してZ巻きに撚り合わせ、芯ストランド2がS巻き、側ストランド3がZ巻きの場合は、側ストランド3を芯ストランド2に対してS巻きに撚り合わせる。
2の側素線32)の材料としては、本実施形態では、高炭素鋼線を用いているが、これに限定されることなく、ピアノ線、ステンレス鋼、Co−Cr合金、タングステン等のロープに使用されている金属を好適に用いることが出来る。
一度、芯ストランド2に対する側ストランド3の入力角度を設定しておけば、入力角度は大きな変更を受けることが無い為、芯ストランド2に対する側ストランド3の入力角度を保つことになるから、本実施形態のワイヤロープ1を簡便に作製することができる。
次に、第2実施形態のワイヤロープ10について、図2を用いて、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。第1実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
なお、図2は、理解を容易にするため、ワイヤロープ10を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
ド133、第4の側ストランド134、第5の側ストランド135、第6の側ストランド136、第7の側ストランド137及び第8の側ストランド138)が撚り合わされて形成されている。
図2(a)において、ワイヤロープ10は、8本の側ストランド13が芯ストランド2の外周に撚り合わされている点で第1実施形態とは異なる。
ているが、これに限定されることなく、2本以上の側ストランドを芯ストランド2に対して撚り合わせることもできる。ワイヤロープ10の耐久性の向上を考慮すれば、側ストランド13の本数は、本実施形態のように8本とするか又は7本とすることが好ましい。
なお、図3(a)及び(b)は、理解を容易にするため、ワイヤロープを模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。
次に、第3実施形態のワイヤロープについて、図4を用いて、第1実施形態及び第2実施形態とは異なる点を中心に説明する。第1実施形態及びその他の実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
第7の側ストランド337及び第8の側ストランド338の計8本の側ストランド43を備え、側ストランド43の外周を構成する素線(第2の側素線62)の少なくとも一部は、一方の側ストランド(第1の側ストランド331)に隣接する他方の側ストランド(第2の側ストランド332)の外周を構成する素線(第2の側素線72)と接触し、互いに接触している側ストランド(第1の側ストランド331及び第2の側ストランド332)の外周を構成する素線(第2の側素線62及び72)の撚り方向の少なくとも一部が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行である。
以下、図4において、ハッチングを施している側ストランドは、側ストランドの外周を構成する素線の少なくとも一部が、側ストランドに隣接する側ストランドの外周を構成する素線と接触し、且つ、側ストランドの外周を構成する素線の撚り方向の少なくとも一部が、芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行であることを示すものである。
431に隣接する第2の側ストランド432及び第8の側ストランド438の外周を構成する素線(第2の側素線92及び102)と接触し、且つ、8本全ての側ストランド53(431、432、433、434、435、436、437及び438)において、側ストランド53の外周を構成する素線(例えば、第2の側素線82、92及び102)の撚り方向の少なくとも一部が、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)の撚り方向と平行であることから、他の実施例と同様にワイヤロープ40を簡便な手法によって作製することができ、さらに、8本すべての側ストランド53の外周を形成する素線(例えば、第2の側素線82、92及び102)と、芯ストランド2の外周を構成する素線(第3の芯素線23又は第4の芯素線24)とが線接触することになるので、ワイヤロープ40に負荷された応力を芯ストランド2及び各々の側ストランド53に分散し、さらに、8本全ての側ストランド53同士が接触していることから、8本全ての側ストランド53は、芯ストランド2に対してさらに滑りにくくなる為、ワイヤロープ40の耐久性及び破断応力を大幅に高めることが出来る。
次に、第4実施形態のワイヤロープについて、図5を用いて、第1実施形態〜第3実施形態とは異なる点を中心に説明する。第1実施形態及びその他の実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
ことができる。
2 芯ストランド
21 第1の芯素線
22 第2の芯素線
23 第3の芯素線
24 第4の芯素線
3、13、33、43、53 側ストランド
31、41 第1の側素線
32、42、52、62、72、82、92、102 第2の側素線
Claims (3)
- ウォリントン撚りの撚線からなる芯ストランドと、
前記芯ストランドの外周に、複数本の素線を撚り合わせた撚線からなる少なくとも1本の側ストランドと、を備え、
前記側ストランドの外周を構成する素線の撚り方向は、前記側ストランドの外周を構成する素線と前記芯ストランドの外周を構成する素線とが接する部分において、前記芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行であることを特徴とするワイヤロープ。 - 前記芯ストランドよりも少ない本数の素線を撚り合わせた撚線からなる前記側ストランドを、前記芯ストランドの外周を覆うように複数本配置し、
前記芯ストランドの外周を覆うように配置されたすべての前記側ストランドは、各前記側ストランドの外周を構成する素線の撚り方向が、前記側ストランドの外周を構成する素線と前記芯ストランドの外周を構成する素線とが接する部分において、前記芯ストランドの外周を構成する素線の撚り方向と平行であることを特徴とする請求項1に記載のワイヤロープ。 - 前記芯ストランド及び前記側ストランドの外周を覆う樹脂層を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワイヤロープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014091757A JP6176792B2 (ja) | 2014-04-25 | 2014-04-25 | ワイヤーロープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014091757A JP6176792B2 (ja) | 2014-04-25 | 2014-04-25 | ワイヤーロープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015209611A JP2015209611A (ja) | 2015-11-24 |
JP6176792B2 true JP6176792B2 (ja) | 2017-08-09 |
Family
ID=54612050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014091757A Active JP6176792B2 (ja) | 2014-04-25 | 2014-04-25 | ワイヤーロープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6176792B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60110991A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-17 | 寺田 清一 | ワイヤロ−プ |
JP2005213683A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Nippon Cable Syst Inc | 高屈曲耐久性ロープおよびその製造方法 |
JP4153471B2 (ja) * | 2004-07-20 | 2008-09-24 | 朝日インテック株式会社 | 操作用ロープ |
JP4799208B2 (ja) * | 2005-03-11 | 2011-10-26 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | 操作用インナーケーブル |
CN103911893B (zh) * | 2014-04-14 | 2017-02-15 | 江苏法尔胜技术开发中心有限公司 | 一种输送带用钢丝绳 |
-
2014
- 2014-04-25 JP JP2014091757A patent/JP6176792B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015209611A (ja) | 2015-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102398817B (zh) | 电梯用钢索 | |
JPH0351359Y2 (ja) | ||
JP6240030B2 (ja) | 架空送電線 | |
KR102001319B1 (ko) | 와이어 로프 | |
JP5330792B2 (ja) | 平型ケーブル | |
US9190191B2 (en) | Extra-flexible insulated electric wire | |
CN101553616A (zh) | 多股钢丝绳 | |
JP6176792B2 (ja) | ワイヤーロープ | |
JP2009084711A (ja) | ゴム−スチール複合体コードの製造方法およびそれにより得られるゴム−スチール複合体コード | |
JP5821892B2 (ja) | 多芯ケーブル及びその製造方法 | |
JP2013534575A5 (ja) | ||
JP2014077215A (ja) | ゴム補強用スチールコード | |
FI3701083T3 (fi) | Teräskaapeli elastomeerin vahvistamista varten | |
JPH0672369B2 (ja) | スチールコード | |
JP2016212965A (ja) | 耐屈曲電線及びワイヤハーネス | |
JP6631979B2 (ja) | ワイヤーロープ | |
RU186969U1 (ru) | Канат стальной с полимерным покрытием | |
KR20020079690A (ko) | 그로맷슬링 와이어로프 및 그 제조방법 | |
JPH05186975A (ja) | タイヤ用スチールコード | |
JP5987962B2 (ja) | 多芯ケーブル及びその製造方法 | |
JPS6037767Y2 (ja) | 架空送電線 | |
JP7138251B2 (ja) | ワイヤロープ | |
CN207435806U (zh) | 变捻向钢丝绳 | |
SU587187A1 (ru) | Арматурный канат | |
SU924208A1 (en) | Strand of oval-strand rope |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170113 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170620 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170707 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6176792 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |