JP6176221B2 - 車両の駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の駆動装置、特に、走行用駆動源としてエンジンとモータとを備える車両の駆動装置に関する。
エンジン(内燃機関)とモータ(電動モータ)とを併用して走行するハイブリッド車両に関し、特許文献1は、エンジン及びモータが車両前部でエンジン出力軸及びモータ出力軸が車幅方向に延びるように配置されるFF(フロントエンジン・フロントドライブ)式のハイブリッド車両であって、相互に軸心が一致するようにエンジンに変速機が直結され、変速機の出力部に差動装置が一体的に設けられ、差動装置から車幅方向のエンジン側に延びる駆動軸上にモータが配置されるものを開示する。
この車両においては、差動装置のデフケースはエンジン側にもモータ側にも連絡されるため、アクセルONの力行時は、エンジンの動力及びモータの動力は、いずれも上記デフケースに入力され、デフケースで統合され、左右の前輪に分配される。なお、本明細書において、ある要素がある要素に「連絡される」とは、両者が連動して回転するように互いに連係された状態のことをいう。
特開2011−31761号公報(特に、段落0039及び図2)
一方、アクセルOFFの減速時に減速エネルギ(車輪の回転エネルギ)を回生してモータで発電する場合は、できるだけ多くの減速エネルギをモータに流すことが回生発電効率の観点から好ましい。この点、特許文献1に開示される車両では、デフケースがエンジン側にもモータ側にも連絡されるから、エンジンに減速エネルギが流れないようにする(エンジンを切り離す)ために、変速機内部の動力伝達経路を遮断する(変速機をニュートラルにする)ことが行われる。
しかし、変速機をニュートラルにしても、変速機内部で差動装置側にある回転要素や、デフケースに設けられるデフリングギヤ等が依然として減速エネルギで回転されるため、これらの引き摺りロス分が回生されないという不具合がある。
本発明は、走行用駆動源としてエンジンとモータとを備える車両の駆動装置における上記不具合に対処しようとするもので、力行時はエンジン動力及びモータ動力がデフケースで統合されながら、減速時の回生発電効率の向上が図られる車両の駆動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、走行用駆動源としてエンジンとモータとを備える車両の駆動装置であって、差動装置のデフケースが、上記エンジンに連動して回転する第1分割部材と、上記モータ及び駆動輪に連動して回転する第2分割部材とを含み、上記第1分割部材と第2分割部材とを連結又は分離する断接手段と、上記第1分割部材の回転速度が第2分割部材の回転速度以上のときは両部材を締結し、未満のときは両部材を解放するワンウェイクラッチとが設けられることを特徴とする。
本発明によれば、モータは第2分割部材を介して常時駆動輪に連絡されるのに対し、エンジンは第1分割部材と第2分割部材とが連結されたときにのみ駆動輪に連絡される。したがって、第1分割部材と第2分割部材とを連結すれば、減速時にはエンジンブレーキを利かせることができ、力行時にはエンジンで走行することができる。しかも、このときモータを駆動すると、エンジン動力及びモータ動力がいずれもデフケースに入力されてデフケースで統合される。
一方、第1分割部材と第2分割部材とを分離すれば、エンジンが切り離されて、力行時にはモータで効率よく走行することができ、減速時にはモータで効率よく発電することができる。しかも、デフケースからエンジン側が切り離されるので、変速機内部で差動装置側にある回転要素や、デフケースに設けられるデフリングギヤ等の引き摺りロスが発生せず、回生発電効率が効果的に向上する。
以上により、本発明によれば、走行用駆動源としてエンジンとモータとを備える車両の駆動装置であって、力行時はエンジン動力及びモータ動力がデフケースで統合されながら、減速時の回生発電効率の向上が図られる車両の駆動装置が提供される。
特に、本発明では、第1分割部材の回転速度が第2分割部材の回転速度以上のときは両部材を締結し、未満のときは両部材を解放するワンウェイクラッチが設けられるので、エンジンで走行中に減速から力行に切り換わる際は、たとえ断接手段に締結遅れがあっても、分離状態にある第1分割部材と第2分割部材とが、ワンウェイクラッチにより、エンジンが空吹きすることなく、応答性よく連結される。
また、本発明は、走行用駆動源としてエンジンとモータとを備える車両の駆動装置であって、差動装置のデフケースが、上記エンジンに連動して回転する第1分割部材と、上記モータ及び駆動輪に連動して回転する第2分割部材とを含み、上記第1分割部材と第2分割部材とを連結又は分離する断接手段が設けられ、上記断接手段は、車両の減速時に減速エネルギを回生して上記モータで発電する場合に、上記第1分割部材と第2分割部材とを分離することを特徴とする
この構成によれば、特に、車両の減速時に減速エネルギを回生してモータで発電する場合に、引き摺りロスが可及的に低減されて、回生発電効率が効果的に向上する。
本発明においては、上記第1分割部材はデフケースの外周側に配置され、上記第2分割部材はデフケースの内周側に配置されることが好ましい。
この構成によれば、エンジンに連絡される第1分割部材にデフリングギヤを設け易くなり、駆動輪に連絡される第2分割部材に差動装置の駆動軸を連結し易くなる。
本発明によれば、走行用駆動源としてエンジンとモータとを備える車両の駆動装置において、力行時はエンジン動力及びモータ動力をデフケースで統合することができ、減速時は回生発電効率の向上が図られる。
本発明の第1実施形態に係る車両の駆動装置の骨子図である。 上記駆動装置の要部展開図である。 上記駆動装置のエンジン走行時の作動状態の説明図である。 同じくモータ走行時の作動状態の説明図である。 同じく統合走行時の作動状態の説明図である。 同じく減速回生時の作動状態の説明図である。 同じく強制エンブレ時の作動状態の説明図である。 本発明の第2実施形態に係る車両の駆動装置の要部展開図である。
以下、図面に基き本発明の実施形態を説明する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る車両の駆動装置1の骨子図、図2は、上記駆動装置1の差動装置50、モータ60、及びモータ動力減速機70とその周辺の展開図である。
図1に示すように、本実施形態に係る車両は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)式のハイブリッド車両である。すなわち、直列4気筒レシプロエンジン10及びモータ60は、それぞれ、エンジン出力軸11及びモータ出力軸61が車両前部のエンジンルーム内で車幅方向(左右方向)に延びるように横置きに配置される。
駆動装置1は、エンジン10及びモータ60の他に、トルクコンバータ20、変速機30、エンジン動力減速機40、差動装置50、モータ動力減速機70、及びパーキング機構80を備える。これらのうち、エンジン10、トルクコンバータ20、及び変速機30が、相互に軸心が一致するように車幅方向に並設され、この列の後方に、差動装置50、モータ60、及びモータ動力減速機70が、相互に軸心が一致するように車幅方向に並設される。
エンジン10の動力は、エンジン出力軸11、トルクコンバータ20、変速機30、エンジン動力減速機40、及び差動装置50を介して左右の駆動輪(前輪)94a,94bに伝達される。モータ60の動力は、モータ出力軸61、モータ動力減速機70、及び差動装置50を介して左右の駆動輪94a,94bに伝達される。エンジン10の動力及びモータ60の動力は、いずれも差動装置50のデフケース53に入力され、デフケース53で統合され、左右の駆動輪94a,94bに分配される。
変速機30は、トルクコンバータ20を介してエンジン10の左側方に配置される。エンジン動力減速機40は、変速機30の出力部に一体的に設けられる。差動装置50は、変速機30の後方に配置される。モータ動力減速機70は、エンジン10の後方で差動装置50の右側方に配置される。モータ60は、エンジン10の後方でモータ動力減速機70の右側方に配置される。モータ60及びモータ動力減速機70は、エンジン10の後方で差動装置50の右側方に生じるスペースを有効利用して配置される。
トルクコンバータ20、変速機30、エンジン動力減速機40、及び差動装置50は、トランスアクスルケース100に収容され、モータ60は、モータハウジング64に収容され、モータ動力減速機70は、減速機ハウジング74に収容される。
トランスアクスルケース100の前側右端部にエンジン10の左端部が結合され、トランスアクスルケース100の後側右端部に減速機ハウジング74の左端部が結合され、減速機ハウジング74の右端部にモータハウジング64の左端部が結合される。
変速機30は、エンジン動力伝達用クラッチであるロークラッチ31と、カウンタドライブギヤである出力ギヤ32とを有する。ロークラッチ31は、締結されることにより、トルクコンバータ20を介して伝達されるエンジン10の動力を変速機30内部に入力し、変速機30内部に動力伝達経路を形成する。また、ロークラッチ31は、解放されることにより、変速機30内部の動力伝達経路を遮断し、変速機30をニュートラルにする。変速機30は、複数(図例では3つ)の遊星歯車機構を用いてエンジン10の動力を変速する。
エンジン動力減速機40は、変速機30の出力ギヤ32と噛み合う比較的大径のカウンタドリブンギヤ41と、ファイナルドリブンギヤである差動装置50のデフリングギヤ56と噛み合う比較的小径のファイナルドライブギヤ42とを有する。変速機30で変速され、エンジン動力減速機40で減速された(トルクが増大された)エンジン10の動力は、デフリングギヤ56を介して差動装置50に入力される。
差動装置50は、デフリングギヤ56が設けられるデフケース53を有する。デフケース53は、外周側に配置される外周側部材(本発明の「第1分割部材」に相当する)51と、内周側に配置される内周側部材(本発明の「第2分割部材」に相当する)52とを含む。
図2に示すように、外周側部材51は、相対的に右側に位置するドーム状の主部51Aと、相対的に左側に位置する周縁部にデフリングギヤ56が形成された盤状の副部51Bとを備え、これらが相互に結合されたものである。内周側部材52は、略球状の主部52Aと、主部52Aの外周面に位置する円筒状の副部52Bとを備え、これらが相互に結合されたものである。内周側部材52は、左右の側部が外周側部材51に回転可能に支持され、外周側部材51は、左右の側部がベアリングを介してトランスアクスルケース100に回転可能に支持される。
図1に示すように、外周側部材51は、その外周面にデフリングギヤ56が固設され、デフリングギヤ56、エンジン動力減速機40、及び変速機30を介して、エンジン10に連動して回転する(ロークラッチ31の締結を前提とする)。すなわち、外周側部材51はエンジン10に連絡される。エンジン10の動力は、デフケース53の外周側部材51に入力される。
一方、図2に示すように、内周側部材52は、その内部に、内周側部材52を貫通するピニオンシャフト57と、ピニオンシャフト57に回転可能に支持される一対のピニオンギヤ58と、一対のピニオンギヤ58に跨って噛み合う左右のサイドギヤ59a,59bとを有する。
左サイドギヤ59aに左ジョイントシャフト92aの右端部がスプライン係合され、図1に示すように、左ジョイントシャフト92aの左端部に自在継手を介して左車軸93aの右端部が連結され、左車軸93aの左端部に左駆動輪94aが取り付けられる。左ジョイントシャフト92a及び左車軸93aは全体で差動装置50の左駆動軸91aを構成する。図2に示すように、外周側部材51の左側部にデフケース53の左シャフト挿通部53aが設けられ、左ジョイントシャフト92aの右端部はこの左シャフト挿通部53aに挿通される。
同様に、図2に示すように、右サイドギヤ59bに右ジョイントシャフト92bの左端部がスプライン係合され、図1に示すように、右ジョイントシャフト92bの右端部に自在継手を介して右車軸93bの左端部が連結され、右車軸93bの右端部に右駆動輪94bが取り付けられる。右ジョイントシャフト92b及び右車軸93bは全体で差動装置50の右駆動軸91bを構成する。図2に示すように、内周側部材52の右側部にデフケース53の右シャフト挿通部53bが設けられ、右ジョイントシャフト92bの左端部はこの右シャフト挿通部53bに挿通される。
以上のことから、図1に示すように、内周側部材52は、左右の駆動軸91a,91bを介して、左右の駆動輪94a,94bに連動して回転する。すなわち、内周側部材52は左右の駆動輪94a,94bに連絡される。車両の減速時の駆動輪94a,94bの回転エネルギ(つまり減速エネルギ)は、デフケース53の内周側部材52に入力される。
図2に示すように、モータ60は、モータハウジング64に固定されたステータ62と、ステータ62の内側に回転可能に設けられたロータ63と、ロータ63と一体的に回転するようにロータ63の内側に固定されたモータ出力軸61とを有する。ステータ62は、磁性体からなるステータコアにコイルが巻回されて構成される。ロータ63は、磁性体で構成され、ステータ62に電力が供給されるときに生じる磁力により回転する。モータ出力軸61は、右ジョイントシャフト92bに回転可能に外嵌される。つまり、モータ60は、右ジョイントシャフト92b上に配置され、モータ動力減速機70は、右ジョイントシャフト92b上で差動装置50とモータ60との間に配置される。
モータ動力減速機70は、右ジョイントシャフト92b上に並設された2つの遊星歯車機構71,72を有する。図2に符号(ア)で拡大図示するように、両機構71,72のリングギヤ71a,72aは、相互に一体に設けられ、減速機ハウジング74に回転不能に固定され、各機構71,72の固定要素として機能する。
右側の第1遊星歯車機構71のサンギヤ71bは、モータ出力軸61に形成され、第1遊星歯車機構71の入力要素として機能する。第1遊星歯車機構71のリングギヤ71a及びサンギヤ71bと噛み合うプラネタリギヤ71cを支持するプラネタリキャリア71dは、第2遊星歯車機構72のサンギヤ72bと一体に設けられ、第1遊星歯車機構71の出力要素として機能する。
左側の第2遊星歯車機構72のサンギヤ72bは、第1遊星歯車機構71のプラネタリキャリア71dと一体に設けられ、第2遊星歯車機構72の入力要素として機能する。第2遊星歯車機構72のリングギヤ72a及びサンギヤ72bと噛み合うプラネタリギヤ72cを支持するプラネタリキャリア72dは、モータ動力減速機70の出力軸である車幅方向に延びる中空軸部73の右端部に結合され、第2遊星歯車機構72の出力要素として機能する。中空軸部73の左端部は内周側部材52の右端部52aにスプライン係合され、内周側部材52と中空軸部73とが一体に回転する。
モータ60の動力は、モータ動力減速機70の2つの遊星歯車機構71,72により回転が十分に減速され、トルクが十分に増大されて、差動装置50、より詳しくは、デフケース53の内周側部材52に入力される。そのため、モータ60の小型化を図ることができ、当該駆動装置1のコンパクト化に寄与する。
図2に示すように、減速機ハウジング74及びモータハウジング64は、トランスアクスルケース100に結合された状態で、ブラケット(図示せず)を介してエンジン10に固定される。減速機ハウジング74は、相対的に右側に位置して遊星歯車機構71,72を収容する大径の主部74Aと、相対的に左側に位置して中空軸部73を収容する小径の副部74Bとを備え、これらが相互に結合されたものである。さらに、トランスアクスルケース100は、少なくとも、相対的に左側に位置してデフケース53(より詳しくは、外周側部材51)の左側部をベアリングを介して回転可能に支持する主部100Aと、相対的に右側に位置してデフケース53(より詳しくは、外周側部材51)の右側部をベアリングを介して回転可能に支持する副部100Bとを備え、これらが相互に結合されたものである。
以上のことから、図1に示すように、内周側部材52は、モータ動力減速機70を介して、モータ60に連動して回転する。すなわち、内周側部材52はモータ60に連絡される。モータ60の動力は、デフケース53の内周側部材52に入力される。
内周側部材52は、駆動輪94a,94bにも連動して回転し、モータ60にも連動して回転する。言い換えると、モータ60は、内周側部材52を介して常時駆動輪94a,94bに連絡される。そのため、モータ60は、車両の減速時は内周側部材52を介して必ず逆駆動され、発電機(ジェネレータ)として働くことが可能である。これに対し、エンジン10は、外周側部材51と内周側部材52とが連結されたときにのみ駆動輪94a,94bに連絡される(ロークラッチ31の締結を前提とする)。
本実施形態では、外周側部材51と内周側部材52とを連結して単一のデフケース53に一体化し、又は、外周側部材51と内周側部材52とを分離して別体化するデフケース断接用湿式クラッチ54(本発明の「断接手段」に相当する)が、外周側部材51と内周側部材52との間に設けられる。
デフケース断接用湿式クラッチ54は、図2に符号(イ)で拡大図示するように、外周側摩擦板54aと、内周側摩擦板54bと、ピストン54cと、油圧室54dと、リターンスプリング54eとを有する。
外周側摩擦板54aは、外周側部材51の主部51Aの内周面に複数設けられる。内周側摩擦板54bは、内周側部材52の副部52Bの外周面に上記外周側摩擦板54aと交互に複数設けられる。ピストン54cは、外周側部材51の副部51Bの内部で上記摩擦板54a,54bの左方に左右方向に移動可能に設けられる。油圧室54dは、外周側部材51の副部51Bの内部で上記ピストン54cの左方に画成される。リターンスプリング54eは、上記ピストン54cの右方に設けられ、上記ピストン54cを上記摩擦板54a,54bから離間する側(左方)に付勢する。
油路(図示せず)を介して油圧室54dに油圧が供給されると、ピストン54cが右方に移動して摩擦板54a,54bを押圧し、当該クラッチ54が締結状態となる。これにより、外周側部材51と内周側部材52とが連結されて単一のデフケース53に一体化される。
油圧室54dから油圧が排出されると、ピストン54cがリターンスプリング54eの付勢力により左方に移動して摩擦板54a,54bの押圧が解除され、当該クラッチ54が解放状態となる。これにより、デフケース53が外周側部材51と内周側部材52とに分離されて別体化される。
本実施形態では、上記デフケース断接用湿式クラッチ54に加え、さらに、ワンウェイクラッチ55が外周側部材51と内周側部材52との間でデフケース断接用湿式クラッチ54と並列に設けられる。
ワンウェイクラッチ55は、外周側部材51の回転速度(エンジン10側の回転速度)と内周側部材52の回転速度(モータ60側の回転速度)とが等しいとき、及び外周側部材51の回転速度が内周側部材52の回転速度よりも大きいときに、両部材51,52を締結する(ロックの状態)。これにより、外周側部材51と内周側部材52とが連結されて単一のデフケース53に一体化される。
また、ワンウェイクラッチ55は、外周側部材51の回転速度が内周側部材52の回転速度よりも小さいときに、両部材51,52を解放する(フリーの状態)。これにより、デフケース53が外周側部材51と内周側部材52とに分離されて別体化される。
外周側部材51と内周側部材52とが単一のデフケース53に一体化されたとき、エンジン10の動力及びモータ60の動力は、いずれも上記デフケース53に入力され、上記デフケース53で統合され、左右の駆動輪94a,94bに分配される。
パーキング機構80は、図2に概略図示するように、トランスアクスルケース100の副部100Bの内部において、内周側部材52の右端部52aの外周部に設けられ、パーキングギヤ81と、パーキングポール82と、パーキングロッド83とを有する。パーキングギヤ81は、左右の駆動輪94a,94bに連動して回転する内周側部材52に設けられる。パーキングポール82は、爪部82aを有し、トランスアクスルケース100に支持軸82bで揺動可能に支持され、爪部82aがパーキングギヤ81に係合することによりパーキングギヤ81の回転を阻止する。パーキングロッド83は、カム部83aを有し、シフトレバー(図示せず)の操作に連動して移動することによりカム部83aでパーキングポール82をパーキングギヤ81に係合させるように押圧する。
本実施形態では、デフケース断接用湿式クラッチ54は、油圧室54dに油圧が供給されないエンジン停止時は解放状態とされ、これにより、デフケース53が外周側部材51と内周側部材52とに分離されるので、パーキング機構80は、デフケース53が分離されても駆動輪94a,94bに連絡される内周側部材52の回転を阻止するように設けられる。
次に、上記駆動装置1の作動状態を車両の走行シーン毎に説明する。
(1)エンジン走行時
車両がエンジン10のみで走行するときは、図3に示すように、変速機30のロークラッチ31が締結される。エンジン10の動力は、トルクコンバータ20、変速機30、エンジン動力減速機40、及び差動装置50を介して左右の駆動輪94a,94bに分配される。その際、ワンウェイクラッチ55がロックの状態となって、外周側部材51と内周側部材52とが連結される。すなわち、エンジン10の動力は、外周側部材51から内周側部材52に伝達される。デフケース断接用湿式クラッチ54は締結する必要がない。このエンジン走行時は、モータ出力軸61が内周側部材52に連動して回転するので、モータ60での発電が可能である。
(2)モータ走行時
車両がモータ60のみで走行するときは、図4に示すように、デフケース断接用湿式クラッチ54が解放される。変速機30のロークラッチ31は、締結・解放どちらでもよい(図例は解放)。モータ60の動力は、モータ動力減速機70、及び差動装置50を介して左右の駆動輪94a,94bに分配される。その際、ワンウェイクラッチ55がフリーの状態となって、外周側部材51と内周側部材52とが分離される。すなわち、モータ60の動力は、外周側部材51に伝達されない。
(3)統合走行時
車両がエンジン10とモータ60とで走行するときは、図5に示すように、変速機30のロークラッチ31が締結され、デフケース断接用湿式クラッチ54も締結される。これにより、外周側部材51と内周側部材52とが連結され、差動装置50のデフリングギヤ56を介して外周側部材51に入力されるエンジン10の動力と、モータ動力減速機70の中空軸部73を介して内周側部材52に入力されるモータ60の動力とがデフケース53で統合され、左右の駆動輪94a,94bに分配される。
(4)減速回生時
前述のように、モータ60は、内周側部材52を介して常時駆動輪94a,94bに連絡される。そのため、車両の減速時に減速エネルギ(駆動輪94a,94bの回転エネルギ)を回生してモータ60で発電するときは、図6に示すように、デフケース断接用湿式クラッチ54が解放される。変速機30のロークラッチ31は、締結・解放どちらでもよい(図例は締結)。これにより、外周側部材51と内周側部材52とが分離され、駆動輪94a,94bの回転エネルギは、外周側部材51に流れずに、駆動軸91a,91b、内周側部材52、及びモータ動力減速機70を介してモータ60にのみ流れる。そのため、駆動輪94a,94bの回転エネルギがモータ60を逆駆動させるために消費されて発電が行われる。
(5)強制エンブレ時
車両の減速時に強制的にエンジンブレーキを利かせようとするときは、図7に示すように、変速機30のロークラッチ31が締結され、デフケース断接用湿式クラッチ54も締結される。これにより、外周側部材51と内周側部材52とが連結され、駆動輪94a,94bの回転エネルギは、駆動軸91a,91b、内周側部材52、及びモータ動力減速機70を介してモータ60に流れると共に、駆動軸91a,91b、内周側部材52、外周側部材51、エンジン動力減速機40、変速機30、及びトルクコンバータ20を介してエンジン10にも流れる。そのため、駆動輪94a,94bの回転エネルギがエンジン10を逆駆動させるためにも消費されてエンジンブレーキが得られる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
(1)走行用駆動源としてエンジン10とモータ60とを備える車両の駆動装置1において、差動装置50のデフケース53が、上記エンジン10に連絡される外周側部材51と、上記モータ60及び駆動輪94a,94bに連絡される内周側部材52とを含み、上記外周側部材51と内周側部材52とを連結又は分離するデフケース断接用湿式クラッチ54が設けられる。
この構成によれば、モータ60は内周側部材52を介して常時駆動輪94a,94bに連絡されるのに対し、エンジン10は外周側部材51と内周側部材52とが連結されたときにのみ駆動輪94a,94bに連絡される。したがって、外周側部材51と内周側部材52とを連結すれば、減速時にはエンジンブレーキを利かせることができ(上記「(5)強制エンブレ時」の走行シーン参照)、力行時にはエンジン10で走行することができる(上記「(1)エンジン走行時」の走行シーン参照)。しかも、このときモータ60を駆動すると、エンジン10動力及びモータ60動力がいずれもデフケース53に入力されてデフケース53で統合される(上記「(3)統合走行時」の走行シーン参照)。
一方、外周側部材51と内周側部材52とを分離すれば、エンジン10が切り離されて、力行時にはモータ60で効率よく走行することができ(上記「(2)モータ走行時」の走行シーン参照)、減速時にはモータ60で効率よく発電することができる(上記「(4)減速回生時」の走行シーン参照)。しかも、デフケース53からエンジン10側が切り離されるので、変速機30内部で差動装置50側にある回転要素(例えば変速機30内部の3つの遊星歯車機構の回転要素)や、デフケース53に設けられるデフリングギヤ56等の引き摺りロスが発生せず、回生発電効率が効果的に向上する。
以上により、本実施形態によれば、走行用駆動源としてエンジン10とモータ60とを備える車両の駆動装置1であって、力行時はエンジン10動力及びモータ60動力がデフケース53で統合されながら、減速時の回生発電効率の向上が図られる車両の駆動装置1が提供される。
(2)上記外周側部材51の回転速度が内周側部材52の回転速度以上のときは両部材51,52を締結し、未満のときは両部材51,52を解放するワンウェイクラッチ55がさらに設けられる。
この構成によれば、エンジン10で走行中に減速から力行に切り換わる際は、たとえデフケース断接用湿式クラッチ54に締結遅れがあっても、分離状態にある外周側部材51と内周側部材52とが、ワンウェイクラッチ55により、エンジン10が空吹きすることなく、応答性よく連結される。
(3)上記デフケース断接用湿式クラッチ54は、車両の減速時に減速エネルギを回生して上記モータ60で発電する場合に、上記外周側部材51と内周側部材52とを分離する(上記「(4)減速回生時」の走行シーン参照)。
この構成によれば、特に、車両の減速時に減速エネルギを回生してモータ60で発電する場合に、引き摺りロスが可及的に低減されて、回生発電効率が効果的に向上する。
(4)上記外周側部材51はデフケース53の外周側に配置され、上記内周側部材52はデフケース53の内周側に配置される。
この構成によれば、エンジン10に連絡される外周側部材51にデフリングギヤ56を設け易くなり、駆動輪94a,94bに連絡される内周側部材52に差動装置50の駆動軸91a,91bを連結し易くなる。
(5)本実施形態では、以上の作用が変速機30を変更することなく得られる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。この第2実施形態は、外周側部材51と内周側部材52とを連結又は分離する断接手段として、上記デフケース断接用湿式クラッチ54に代えて、デフケース断接用ドグクラッチ154が用いられる点のみ異なり、その他の構成は第1実施形態と同様なので、上記デフケース断接用ドグクラッチ154のみ説明を加える。
図8は、第2実施形態に係る車両の駆動装置1の差動装置50、モータ60、及びモータ動力減速機70とその周辺の展開図である。
デフケース断接用ドグクラッチ154は、トランスアクスルケース100の副部100Bの内部において、デフケース53の右側部の外周部に設けられる。デフケース断接用ドグクラッチ154は、図8に符号(ウ)で拡大図示するように、リング部材154aと、連結部材154bと、アーム部材154cと、移動軸154dと、受圧板154eと、連結用スプリング154fと、油圧室154gと、ディテント機構154hと、嵌合凹部154iと、スプライン部154jを有する。
リング部材154aは、内周側部材52の右端部52aの外周面にスプライン係合されて固設される。連結部材154bは、上記リング部材154aの外周面にスプライン係合される。アーム部材154cは、その先端部が上記連結部材154bの外周面の周溝に嵌入され、その基端部が移動軸154dの右端部に外嵌されて固設される。移動軸154dは、トランスアクスルケース100の副部100Bの内部突壁154kに左右方向に移動可能に設けられる。受圧板154eは、上記移動軸154dの左端部に固設される。連結用スプリング154fは、上記受圧板154eの右方に設けられ、上記受圧板154eを左方に付勢する。油圧室154gは、上記受圧板154eと上記内部突壁154kに固設された隔壁154mとの間で上記受圧板154eの左方に画成される。ディテント機構154hは、そのボール部材が上記移動軸154dの外周面にバネで押圧される。嵌合凹部154iは、上記移動軸154dの移動方向の中間部の外周面に設けられる。スプライン部154jは、第1実施形態よりも右方に延設されて上記リング部材154aに左方から近接する外周側部材51の右端部の外周面に設けられる。
油路(図示せず)を介して油圧室154gに油圧が供給されると、図8に符号(ウ)で拡大図示するように、受圧板154e、移動軸154d、及びアーム部材154cが右方に移動して連結部材154bが外周側部材51のスプライン部154jから離間し、当該クラッチ154が解放状態となる。これにより、デフケース53が外周側部材51と内周側部材52とに分離されて別体化される。
油圧室154gから油圧が排出されると、図8に符号(エ)で拡大図示するように、受圧板154e、移動軸154d、及びアーム部材154cが連結用スプリング154fの付勢力により左方に移動して連結部材154bが内周側部材52のリング部材154aと外周側部材51のスプライン部154jとに跨ってスプライン係合し、当該クラッチ54が締結状態となる。これにより、外周側部材51と内周側部材52とが連結されて単一のデフケース53に一体化される。このとき、ディテント機構154hのボール部材が移動軸154dの嵌合凹部154iに嵌まり込む。
第2実施形態では、デフケース断接用ドグクラッチ154は、油圧室154gに油圧が供給されないエンジン停止時は締結状態とされ、これにより、外周側部材51と内周側部材52とが単一のデフケース53に一体化されるので、パーキング機構(図示せず)は、第1実施形態のように内周側部材52の回転を阻止するように設けるだけでなく、外周側部材51の回転を阻止するように設けることもできる。後者の場合、例えば、パーキング機構のパーキングギヤをエンジン動力減速機40のカウンタドリブンギヤ41やファイナルドライブギヤ42等と並設すればよい。
以上、実施形態を挙げて本発明を詳しく説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態ではワンウェイクラッチ55を設けたが、ワンウェイクラッチを設けなくてもよい。その場合、デフケース断接用湿式クラッチ54を、エンジン走行時は締結し、モータ走行時は解放し、統合走行時は締結し、減速回生時は解放し、強制エンブレ時は締結すればよい。
上記実施形態ではエンジン動力減速機40やモータ動力減速機70を設けたが、これらを設けなくてもよい。また、モータ動力減速機70は2つの遊星歯車機構71,72を備えたが、1つでも3つでもよい。
上記実施形態はエンジン動力伝達用クラッチが比較的低い変速段(例えば前進1〜4速)で締結されるロークラッチ31の場合であったが、比較的高い変速段(例えば前進4〜6速)で締結されるハイクラッチの場合でも本発明は好ましく適用可能である。
上記実施形態は車両がFF式の場合であったが、これに限らず、例えば、エンジンが縦置きに配置されるFR(フロントエンジン・リヤドライブ)式の場合でも本発明は好ましく適用可能である。
1 車両の駆動装置
10 エンジン
50 差動装置
51 外周側部材(第1分割部材)
52 内周側部材(第2分割部材)
53 デフケース
54 デフケース断接用湿式クラッチ(断接手段)
55 ワンウェイクラッチ
60 モータ
94a 左駆動輪(左前輪)
94b 右駆動輪(右前輪)
154 デフケース断接用ドグクラッチ(断接手段)

Claims (3)

  1. 走行用駆動源としてエンジンとモータとを備える車両の駆動装置であって、
    差動装置のデフケースが、上記エンジンに連動して回転する第1分割部材と、上記モータ及び駆動輪に連動して回転する第2分割部材とを含み、
    上記第1分割部材と第2分割部材とを連結又は分離する断接手段と、上記第1分割部材の回転速度が第2分割部材の回転速度以上のときは両部材を締結し、未満のときは両部材を解放するワンウェイクラッチとが設けられることを特徴とする車両の駆動装置。
  2. 走行用駆動源としてエンジンとモータとを備える車両の駆動装置であって、
    差動装置のデフケースが、上記エンジンに連動して回転する第1分割部材と、上記モータ及び駆動輪に連動して回転する第2分割部材とを含み、
    上記第1分割部材と第2分割部材とを連結又は分離する断接手段が設けられ、
    上記断接手段は、車両の減速時に減速エネルギを回生して上記モータで発電する場合に、上記第1分割部材と第2分割部材とを分離することを特徴とする車両の駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両の駆動装置において、
    上記第1分割部材はデフケースの外周側に配置され、上記第2分割部材はデフケースの内周側に配置されることを特徴とする車両の駆動装置。
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