JP6175402B2 - ケーブル類保護案内装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、工作機械などの移動部に給電や給液などを行う可撓性のケーブルやホースなどの長尺状のケーブル類を収容状態にして移動部の移動に合わせて案内するケーブル類保護案内装置に関する。
一般に、この種のケーブル類保護案内装置は、長手方向に連結されるとともに対向する一対のリンク部を有する複数のリンクと、各対のリンク部を連結する第1アームと、第1アームと対向するとともに各対のリンク部を連結する第2アームとを備えている。そして、各対のリンク部と、各第1アームと、各第2アームとで囲まれて形成される収容空間に、ケーブル類が収容される。
こうしたケーブル類保護案内装置の中には、各リンクが、前方側板部と、後方側板部と、前方側板部と後方側板部との間に二色成形で一体化されて介在する屈曲自在な継ぎ手部とによって構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。そして、ケーブル類保護案内装置が曲がる場合には、各継ぎ手部が屈曲するように弾性変形される。
特開2007−192367号公報
ところで、特許文献1のようなケーブル類保護案内装置では、繰り返し屈曲される各継ぎ手部を耐疲労性樹脂によって構成することで、耐久性を確保するようにしている。しかしながら、各継ぎ手部は、真っ直ぐな板状をなしているため、繰り返し屈曲される場合、中央部に応力が集中してしまう。このため、各継ぎ手部の耐久性を向上する上では改善の余地を残すものとなっている。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、連結部の耐久性を向上することが可能なケーブル類保護案内装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するケーブル類保護案内装置は、第1方向において対向する一対のリンク部を有する複数のリンクを前記第1方向と直交する第2方向へ直列に配置した状態で連結し、前記各対のリンク部同士を前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向の両側においてアームで連結し、前記複数のリンクにおける前記一対のリンク部と前記アームとで囲まれて前記第2方向へ延びるように形成される収容空間にケーブル類を収容するケーブル類保護案内装置であって、前記各リンク部は、第1リンク形成部と、前記第1リンク形成部と前記第2方向に並んで配置される第2リンク形成部と、前記第1リンク形成部と前記第2リンク形成部とを連結する弾性変形可能な連結部とを備え、前記連結部は、前記第1リンク形成部と前記第2リンク形成部とを前記第2方向に沿って直線状に連結するよりも長くなるように構成されている。
この構成によれば、連結部に屈曲部や湾曲部が形成されるので、直列に連結された複数のリンクの湾曲に伴って連結部が弾性変形する際に連結部に発生する応力が分散される。したがって、連結部での応力集中が緩和されるので、連結部の耐久性を向上することが可能となる。
上記ケーブル類保護案内装置において、前記連結部は、少なくとも一つの湾曲部を有していることが好ましい。
この構成によれば、直列に連結された複数のリンクの湾曲に伴って連結部が弾性変形する際に連結部に発生する応力を湾曲部によって分散することが可能となる。
上記ケーブル類保護案内装置において、前記湾曲部のうちの少なくとも一つは、直列に連結された前記複数のリンクが湾曲するときの内側に向かって突出するように湾曲していることが好ましい。
この構成によれば、直列に連結された複数のリンクが湾曲するときの外側に向かって湾曲部が突出するように湾曲する場合に比べて、連結部と第1リンク形成部との接続部または連結部と第2リンク形成部との接続部から直列に連結された複数のリンクが湾曲したときの曲率円の中心までの距離を長くすることができる。したがって、梃子の原理により、直列に連結された複数のリンクが湾曲するときの抵抗力となる連結部の反発力を、直列に連結された複数のリンクが湾曲するときの外側に向かって湾曲部が突出するように湾曲する場合に比べて、大きくすることが可能となる。
本発明によれば、連結部の耐久性を向上することができる。
一実施形態のケーブル類保護案内装置の斜視図。 同ケーブル類保護案内装置のリンク部を外側から見たときの斜視図。 同ケーブル類保護案内装置のリンク部を内側から見たときの斜視図。 直列に連結された複数のリンク部の直線状態を示す側面図。 直列に連結された複数のリンク部の湾曲状態を示す側面図。 図4の要部拡大図。 図5の要部拡大図。 (a)〜(f)は、変更例におけるケーブル類保護案内装置のリンク部を示す模式図。
以下、ケーブル類保護案内装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、ケーブル類保護案内装置11は、合成樹脂によって構成され、第1方向である幅方向Yにおいて対向する一対のリンク部12を有する複数のリンク13を備えている。複数のリンク13は、幅方向Yと直交する第2方向である直列方向Xへ直列に配置した状態で連結されている。
複数のリンク13の各対のリンク部12同士は、幅方向Y及び直列方向Xの双方と直交する第3方向であるケーブル類保護案内装置11の厚さ方向Zの両側において、アームの一例としての略矩形板状の第1アーム14及びアームの一例としての略矩形板状の第2アーム15によってそれぞれ連結されている。
この場合、各対のリンク部12同士を連結する第1アーム14及び第2アーム15は、各対のリンク部12に対して着脱自在に取り付けられている。そして、ケーブル類保護案内装置11を構成する複数の第1アーム14及び複数の第2アーム15は、厚さ方向Zにおいてそれぞれ互いに対向している。
複数のリンク13のうち、直列方向Xの一端部に位置するリンク13には直列方向Xに往復移動する移動体(図示略)に連結するための移動端ブラケット16が連結され、直列方向Xの他端部に位置するリンク13には固定部(図示略)に固定するための固定端ブラケット17が連結されている。
複数のリンク13における一対のリンク部12と、第1アーム14と、第2アーム15とで囲まれて直列方向Xへ延びるように形成される収容空間SKには、フレキシブルに曲げることが可能な長尺状のケーブル類TKが収容されている。そして、ケーブル類保護案内装置11は、収容空間SKに収容されたケーブル類TKを、複数のリンク13のうちの一端部に位置するリンク13に連結された移動体(図示略)の往復移動に合わせて保護しながら案内する。
この場合、長尺状のケーブル類保護案内装置11は中間部に湾曲部分Wが形成されるように配置され、湾曲部分Wは複数のリンク13のうちの一端部に位置するリンク13に連結された移動体(図示略)の直列方向Xへの往復移動に合わせて直列方向Xへ移動するようになっている。
また、ケーブル類TKとしては、例えば、移動体(図示略)に給電や信号伝送を行う電気ケーブルや光ファイバーケーブル、移動体(図示略)に気体(例えば、空気など)や液体(例えば、水や油など)などを供給するホース、フレキシブルに屈曲可能な長尺状の多関節部材などが挙げられる。
次に、リンク部12の構成について詳述する。
図2に示すように、リンク部12は、板状の第1リンク形成部20と、第1リンク形成部20と直列方向Xに並んで配置される板状の第2リンク形成部21と、第1リンク形成部20と第2リンク形成部21とを厚さ方向Zの位置がずれるように連結する弾性変形可能な連結部22とを備えている。第1リンク形成部20における厚さ方向Zの一端部(図2では上端部)には、第1アーム14(図1参照)が着脱自在に取り付けられる取付凹部23が形成されている。
第1リンク形成部20の外側面24における取付凹部23よりも第2リンク形成部21側の位置には内側に窪んだ略扇形の第1窪み面25が形成され、外側面24と第1窪み面25との間には第1段差面26が形成されている。第1窪み面25は、図2において、連結部22の上側に位置している。第1段差面26は、厚さ方向Zの中央部において鈍角に屈曲している。
第1リンク形成部20の直列方向Xにおける第2リンク形成部21側とは反対側の端面は、第1段差面26と対応する形状に形成された第1当接面27とされている。一方、第1リンク形成部20の直列方向Xにおける第2リンク形成部21側の端面は、第2当接面28とされている。第1窪み面25における第2リンク形成部21側の端部には、略矩形板状の第1係合凸部29が外側に突出するように設けられている。第1係合凸部29の先端面29aは、外側面24よりも若干内側に位置している。
図2及び図3に示すように、第1リンク形成部20の内側面30における取付凹部23よりも第2リンク形成部21側とは反対側の位置には、略扇形状をなす第1凹部31が形成されている。第1凹部31の直列方向Xにおける第2リンク形成部21側の側面は第1受圧面32とされ、第1凹部31の直列方向Xにおける第2リンク形成部21側とは反対側の側面は第2受圧面33とされている。
第1リンク形成部20の内側面30における第1凹部31と連結部22との間には、外側に窪んだ第2窪み面34が形成されている。第2窪み面34における連結部22と直列方向Xで隣り合う位置には、円環状の突起35が設けられている。第2窪み面34の取付凹部23側には、取付凹部23まで延びる第1係止孔36が形成されている。一方、第2窪み面34の取付凹部23側とは反対側には、第2窪み面34よりも外側に窪んだ第3窪み面37が形成されている。第3窪み面37における取付凹部23側とは反対側の端部には、第1係止部38が内側に向かって突出するように設けられている。
第2リンク形成部21における厚さ方向Zの一端部(図2では上端部)には、隣り合う別のリンク13(図1参照)の第1リンク形成部20の第1係止孔36に係止される第2係止部40が突設されている。第2リンク形成部21の外側面41における厚さ方向Zの中央部から第2係止部40にかけての領域には、内側に窪んだ第4窪み面42が形成されている。
第4窪み面42における連結部22と直列方向Xで隣り合う位置には、隣り合う別のリンク13(図1参照)の第1リンク形成部20の突起35が挿入される円形の挿入凹部43が設けられている。第4窪み面42の第2係止部40側とは反対側には、隣り合う別のリンク13(図1参照)の第1リンク形成部20の第1係止部38を係止する第2係止孔44が形成されている。
第2リンク形成部21の外側面41における第4窪み面42よりも第1リンク形成部20側とは反対側の位置には内側に窪んだ略扇形の第5窪み面45が形成され、外側面41と第5窪み面45との間には第2段差面46が形成されている。第2段差面46は、厚さ方向Zの中央部において鈍角に屈曲している。
第2リンク形成部21の直列方向Xにおける第1リンク形成部20側の端面は、第2段差面46と対応する形状に形成された第3当接面47とされている。一方、第2リンク形成部21の直列方向Xにおける第1リンク形成部20側とは反対側の端面は、第4当接面48とされている。第5窪み面45における第1リンク形成部20側とは反対側の端部には、略矩形板状の第2係合凸部49が外側に突出するように設けられている。第2係合凸部49の先端面49aは、外側面41よりも若干内側に位置している。
第2リンク形成部21の内側面50における第1リンク形成部20側の端部には、略扇形状をなす第2凹部51が形成されている。第2凹部51は、図3において、連結部22の下側に位置している。第2凹部51の直列方向Xにおける第1リンク形成部20側とは反対側の側面は第3受圧面52とされ、第2凹部51の直列方向Xにおける第1リンク形成部20側の側面は第4受圧面53とされている。なお、第2リンク形成部21の内側面50における第2係止部40側とは反対側の端部には、第2アーム15(図1参照)が着脱自在に取り付けられる取付突部54が内側に向かって突出するように設けられている。
そして、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部12同士を連結する場合には、まず、2つのリンク部12のうちの一方のリンク部12の第2リンク形成部21の第2係止部40を他方のリンク部12の第1リンク形成部20の第1係止孔36に挿入する。続いて、一方のリンク部12の第2リンク形成部21の第2係止孔44に他方のリンク部12の第1リンク形成部20の第1係止部38を係止する。これにより、2つのリンク部12のうちの一方のリンク部12の第2リンク形成部21と、他方のリンク部12の第1リンク形成部20とが連結される。
このとき、2つのリンク部12のうち、一方のリンク部12の第1リンク形成部20の第1係合凸部29が他方のリンク部12の第1リンク形成部20の第1凹部31内に挿入されるとともに、一方のリンク部12の第2リンク形成部21の第2係合凸部49が他方のリンク部12の第2リンク形成部21の第2凹部51内に移動可能に挿入される。さらにこのとき、2つのリンク部12のうち一方のリンク部12の第2リンク形成部21の挿入凹部43内に他方のリンク部12の第1リンク形成部20の突起35が移動可能に挿入される。
このようにして、複数のリンク部12を順次直列に連結すると、この直列に連結された複数のリンク部12は、図4に示すように直列方向に沿って直線状に延びる直線状態と、図5に示すように所定の曲率で湾曲する湾曲状態との間で変形自在となる。
そして、図4に示すように、直列に連結された複数のリンク部12が直線状態にある場合には、各リンク部12の第1リンク形成部20の第1段差面26に、当該各リンク部12と隣り合う別のリンク部12の第1リンク形成部20の第1当接面27が当接する。この場合、各リンク部12の第2リンク形成部21の第2段差面46と、当該各リンク部12と隣り合う別のリンク部12の第2リンク形成部21の第3当接面47とが離れた状態になる。
一方、図5に示すように、直列に連結された複数のリンク部12が湾曲状態にある場合には、各リンク部12の第1リンク形成部20の第1段差面26と、当該各リンク部12と隣り合う別のリンク部12の第1リンク形成部20の第1当接面27とが離れた状態となる。この場合、各リンク部12の第2リンク形成部21の第2段差面46が当該各リンク部12と隣り合う別のリンク部12の第2リンク形成部21の第3当接面47に当接するとともに、各リンク部12の連結部22が撓んだ状態になる。
図2及び図6に示すように、連結部22は、帯状の板部材を湾曲させた形状をなしており、直列方向Xにおける一端部が第1リンク形成部20に接続され、直列方向Xにおける他端部が第2リンク形成部21に接続されている。連結部22における第1リンク形成部20との接続部分は第1接続部61とされ、連結部22における第2リンク形成部21との接続部分は第2接続部62とされている。
図6に示すように、連結部22は、直列方向Xの中央部に設けられたU字状に湾曲した湾曲部の一例としての第1湾曲部63と、第1湾曲部63と第1接続部61との間に設けられた湾曲部の一例としての第2湾曲部64と、第1湾曲部63と第2接続部62との間に設けられた湾曲部の一例としての第3湾曲部65とを有している。したがって、連結部22は、第1リンク形成部20と第2リンク形成部21とを直列方向Xに沿って直線状に連結するよりも長くなるように構成されている。
第1湾曲部63は、直列に連結された複数のリンク部12(リンク13)が直線状態(図4に示す状態)から湾曲状態(図5に示す状態)に湾曲するときの内側に向かって突出するように湾曲している。一方、第2湾曲部64及び第3湾曲部65は、直列に連結された複数のリンク部12(リンク13)が直線状態(図4に示す状態)から湾曲状態(図5に示す状態)に湾曲するときのほぼ外側に向かって膨らむように湾曲している。
そして、直列に連結された複数のリンク部12(リンク13)が直線状態にある場合において、連結部22は、連結部22における直列方向Xの中央に位置する直列方向Xと直交する面Sについて面対称な形状をなしている。
次に、ケーブル類保護案内装置11の作用について説明する。
ケーブル類保護案内装置11は、移動端ブラケット16側が直列方向Xに沿って往復移動するようにして使用される。すなわち、ケーブル類保護案内装置11は、直列方向Xに沿って直列に連結された複数のリンク部12(リンク13)が直線状態(図4に示す状態)と湾曲状態(図5に示す状態)との間で繰り返し変形するようにして使用される。
そして、直列に連結された複数のリンク部12が直線状態から湾曲状態に変形する場合、連結部22は、図7に示すように、第1〜第3湾曲部63〜65を有しており、特に第1湾曲部63が直列方向Xで広がるように弾性変形するので、連結部22に発生する応力が分散される。したがって、連結部22での応力集中が緩和されるので、連結部22の耐久性が向上する。
また、連結部22は、第1湾曲部63が直列方向Xで広がるように弾性変形する場合、その両側に接続された第1リンク形成部20及び第2リンク形成部21を、自らの弾性復元力によって引っ張るようになる。この連結部22の弾性復元力は、直列に連結された複数のリンク部12が直線状態から湾曲状態に変形するときの抵抗力(反発力)となる。
したがって、直列に連結された複数のリンク部12が直線状態から湾曲状態に変形する際に、各リンク部12の第2リンク形成部21の第2段差面46が当該各リンク部12と隣り合う別のリンク部12の第2リンク形成部21の第3当接面47に当接するときの衝撃が和らげられるので、このときの衝撃音の発生が抑制される。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)ケーブル類保護案内装置11において、各リンク部12の連結部22は、第1〜第3湾曲部63〜65を有している。このため、直列に連結された複数のリンク部12(リンク13)の直線状態と湾曲状態との間での変形に伴って連結部22が弾性変形する際に、第1〜第3湾曲部63〜65によって連結部22に発生する応力を分散することができる。したがって、連結部22での応力集中が緩和されるので、連結部22の耐久性を向上することができる。
(2)ケーブル類保護案内装置11において、各リンク部12の連結部22の第1湾曲部63は、直列に連結された複数のリンク部12(リンク13)が湾曲状態であるときの内側に向かって突出するようにU字状に湾曲している。このため、直列に連結された複数のリンク部12(リンク13)が湾曲状態であるときの外側に向かって第1湾曲部63が突出するようにU字状に湾曲する場合に比べて、連結部22における第1接続部61または第2接続部62から直列に連結された複数のリンク部12(リンク13)が湾曲したときの曲率円の中心までの距離を長くすることができる。したがって、梃子の原理により、直列に連結された複数のリンク部12(リンク13)が湾曲するときの抵抗力となる連結部22の反発力を、直列に連結された複数のリンク部12(リンク13)が湾曲状態であるときの外側に向かって第1湾曲部63が突出するようにU字状に湾曲する場合に比べて、大きくすることができる。よって、直列に連結された複数のリンク部12(リンク13)が直線状態から湾曲状態に変形する際に、各リンク部12の第2リンク形成部21の第2段差面46が当該各リンク部12と隣り合う別のリンク部12の第2リンク形成部21の第3当接面47に当接するときの衝撃を和らげることができるので、このときの衝撃音の発生を抑制できる。
(変更例)
なお、上記実施形態は次のように変更してもよい。
・図8(a)に示すように、連結部22はV字状に屈曲させるようにしてもよい。すなわち、連結部22は一つの屈曲部を有するようにしてもよい。
・図8(b)に示すように、連結部22はU字状に湾曲させるようにしてもよい。すなわち、連結部22は一つの湾曲部を有するようにしてもよい。
・図8(c)に示すように、連結部22は上記実施形態の第1〜第3湾曲部63〜65の向きをそれぞれ逆にした形状にしてもよい。
・図8(d)に示すように、連結部22はサインカーブ(正弦曲線)の形状にしてもよい。
・図8(e)に示すように、連結部22はジグザグに湾曲する形状にしてもよい。
・図8(f)に示すように、連結部22は湾曲部及び屈曲部の両方を有した形状にしてもよい。この場合、連結部22における湾曲部及び屈曲部の数や向きは任意に設定することができる。
さらに、上記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(イ)前記連結部は、湾曲部を複数有していることを特徴とする請求項1に記載のケーブル類保護案内装置。
この構成によれば、直列に連結された複数のリンクの湾曲に伴って連結部が弾性変形する際に連結部に発生する応力を複数の湾曲部によって効果的に分散することが可能となる。
(ロ)前記連結部は、前記第2方向における中央について面対称な形状をなしていることを特徴とする上記(イ)及び請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のケーブル類保護案内装置。
この構成によれば、直列に連結された複数のリンクの回動に伴って連結部が弾性変形する際に連結部に発生する応力をバランスよく分散することが可能となる。
11…ケーブル類保護案内装置、12…リンク部、13…リンク、14…アームの一例としての第1アーム、15…アームの一例としての第2アーム、20…第1リンク形成部、21…第2リンク形成部、22…連結部、63…湾曲部の一例としての第1湾曲部、64…湾曲部の一例としての第2湾曲部、65…湾曲部の一例としての第3湾曲部、SK…収容空間、TK…ケーブル類、X…第2方向としての直列方向、Y…第1方向としての幅方向、Z…第3方向としての厚さ方向。

Claims (3)

  1. 第1方向において対向する一対のリンク部を有する複数のリンクを前記第1方向と直交する第2方向へ直列に配置した状態で連結し、前記各対のリンク部同士を前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向の両側においてアームで連結し、前記複数のリンクにおける前記一対のリンク部と前記アームとで囲まれて前記第2方向へ延びるように形成される収容空間にケーブル類を収容するケーブル類保護案内装置であって、
    前記各リンク部は、板状の第1リンク形成部と、前記第1リンク形成部と前記第2方向に並んで配置される板状の第2リンク形成部と、前記第1リンク形成部と前記第2リンク形成部とを前記第3方向の位置がずれるように連結する弾性変形可能な連結部とを備え、
    前記連結部は、前記第1リンク形成部と前記第2リンク形成部とを前記第2方向に沿って直線状に連結するよりも長くなるように構成されていることを特徴とするケーブル類保護案内装置。
  2. 前記連結部は、少なくとも一つの湾曲部を有していることを特徴とする請求項1に記載のケーブル類保護案内装置。
  3. 前記湾曲部のうちの少なくとも一つは、直列に連結された前記複数のリンクが湾曲するときの内側に向かって突出するように湾曲していることを特徴とする請求項2に記載のケーブル類保護案内装置。
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