JP6301775B2 - ケーブル類保護案内装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、工作機械などの移動部に給電や給液などを行う可撓性のケーブルやホースなどの長尺状のケーブル類を収容状態にして移動部の移動に合わせて案内するケーブル類保護案内装置に関する。
この種のケーブル類保護案内装置は、長手方向に連結されるとともに対向する一対のリンクプレート(リンク部)を有する複数のリンクと、各対のリンクプレートを連結する屈曲外周側連結板(アーム)と、屈曲外周側連結板と対向するとともに各対のリンクプレートを連結する屈曲内周側連結板(アーム)とを備えている(例えば、特許文献1参照)。そして、各対のリンクプレートと、各屈曲外周側連結板と、各屈曲内周側連結板とで囲まれて形成されるケーブル収容空間(収容空間)に、ケーブル類が収容される。
各リンクプレートには、前方側面部位に連結ピン孔が設けられ、後方側面部位に連結ピンが設けられている。そして、前後に隣り合う2つのリンクプレートのうちの一方のリンクプレートの連結ピン孔に他方のリンクプレートの連結ピンを嵌め込むことで、これら2つのリンクプレート同士が回動可能に連結される。
また、各リンクプレートの前方側面部位及び後方側面部位のそれぞれには、屈曲動作域規制凹部と屈曲動作域規制凸部とが設けられている。さらに、先行するリンクプレートの後方側面部位に設けられた屈曲動作域規制凹部に、後続するリンクプレートの前方側面部位に設けられた屈曲動作域規制凸部が挿入されると共に、後続するリンクプレートの前方側面部位に設けられた屈曲動作域規制凹部に、先行するリンクプレートの後方側面部位に設けられた屈曲動作域規制凸部が挿入されている。
そして、各屈曲動作域規制凹部と各屈曲動作域規制凸部とが相対移動することにより、リンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位における屈曲動作域(回動範囲)を規制して、屈曲移動時の屈曲姿勢と直線移動時の直線姿勢とを切り替えてケーブル類を円滑に保護案内している。
特開2009−41631号公報
ところで、特許文献1のようなケーブル類保護案内装置では、使用時においてリンクプレート同士の前方側面部位と後方側面部位における屈曲動作域を規制する際に、各屈曲動作域規制凹部と各屈曲動作域規制凸部とが当接するので、この当接時の衝撃によって騒音が発生するという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、使用時の騒音の発生を抑制することが可能なケーブル類保護案内装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するケーブル類保護案内装置は、第1方向で対向する一対のリンク部を各々有する複数のリンクを前記第1方向と直交する第2方向へ直列に配置した状態で回動可能に連結し、前記各対のリンク部同士を前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向の両側においてアームで連結し、前記複数のリンクにおける前記一対のリンク部と前記アームとで囲まれて前記第2方向へ延びるように形成される収容空間にケーブル類を収容するケーブル類保護案内装置であって、前記各リンク部は、前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部同士の回動範囲が設定された角度範囲となるように互いに係合することで前記回動範囲を規制する規制部を有し、前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部同士が回動される際に、前記回動範囲の少なくとも一部で弾性力によって回動抵抗を付与する回動抵抗付与部を備える。
この構成によれば、第2方向で隣り合う2つのリンク部同士が回動される際に、回動抵抗付与部によって回動抵抗が付与されるので、回動範囲を規制する規制部同士の係合時に発生する衝撃音が抑制される。したがって、使用時の騒音の発生を抑制することが可能となる。
上記ケーブル類保護案内装置において、前記回動抵抗付与部は、前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部のうちの一方に取着される第1取着部と、他方に取着される第2取着部と、前記第1取着部と前記第2取着部とを連結する連結部とを備え、前記連結部は、弾性材料によって構成されていることが好ましい。
この構成によれば、第2方向で隣り合う2つのリンク部同士が回動する際に、弾性材料よりなる連結部が弾性変形するため、当該連結部の弾性力をリンク部同士の回動抵抗として付与することが可能となる。
上記ケーブル類保護案内装置において、前記回動抵抗付与部は、前記各リンク部における前記第2方向の一方側に設けられるとともに弾性材料によって構成された凸部と、他方側に設けられて前記凸部を挿嵌可能とする被挿嵌部とを有し、前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部を前記第1方向において一部が重なるように連結した場合に、前記凸部が前記被挿嵌部に挿嵌されることが好ましい。
この構成によれば、第2方向で隣り合う2つのリンク部同士が回動する際に、弾性材料よりなる凸部が弾性変形するため、当該凸部の弾性力をリンク部同士に回動抵抗として付与することが可能となる。
上記ケーブル類保護案内装置において、前記凸部は、前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部同士がそれらの前記回動範囲の中間部にある位置態様で、前記被挿嵌部に挿嵌されることが好ましい。
この構成によれば、第2方向で隣り合う2つのリンク部同士が回動する際の凸部の弾性変形量を抑えることができるので、凸部の耐久性を向上することが可能となる。
上記ケーブル類保護案内装置において、前記回動抵抗付与部は、前記各リンク部における前記第2方向の一方側に設けられるとともに弾性材料によって構成された凸部と、他方側に設けられて前記凸部を収容可能な収容部とを有し、前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部を前記第1方向において一部が重なるように連結した場合に、前記凸部が前記収容部に収容され、前記リンク部同士が回動する際において前記リンク部同士がそれらの前記回動範囲の端部にある位置態様のときに、前記凸部の一部が当接部として相対的に前記収容部に当接して弾性変形することで前記回動抵抗を付与することが好ましい。
この構成によれば、第2方向で隣り合う2つのリンク部同士が回動する際において回動範囲を規制する規制部同士が係合する直前から係合するまでにだけ回動抵抗付与部によって回動抵抗が付与されるので、当該回動抵抗によってリンク部同士の回動が無駄に妨げられることを抑制することが可能となる。
本発明によれば、使用時の騒音の発生を抑制することができる。
第1実施形態のケーブル類保護案内装置の斜視図。 同ケーブル類保護案内装置の一部を示す斜視図。 図2のケーブル類保護案内装置の一部を反対側から見たときの斜視図。 リンク部同士の連結部分の断面図。 リンク部同士が回動するときの状態を示す側面図。 第2実施形態のケーブル類保護案内装置の一部を示す斜視図。 図6のケーブル類保護案内装置の一部を反対側から見たときの斜視図。 リンク部同士が回動するときの状態を示す側面図。 第3実施形態のケーブル類保護案内装置の一部を示す斜視図。 図9のケーブル類保護案内装置の一部を反対側から見たときの斜視図。 リンク部同士が回動するときの状態を示す側面図。 リンク部同士が直線姿勢にあるときの凸部の状態を示す要部拡大模式図。 リンク部同士が屈曲姿勢にあるときの凸部の状態を示す要部拡大模式図。
(第1実施形態)
以下、ケーブル類保護案内装置の第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、ケーブル類保護案内装置11は、合成樹脂によって構成され、第1方向である幅方向Yにおいて対向する一対のリンク部12を各々有する複数のリンク13を備えている。複数のリンク13は、幅方向Yと直交する第2方向である直列方向Xへ直列に配置した状態で連結されている。
複数のリンク13の各対のリンク部12同士は、幅方向Y及び直列方向Xの双方と直交する第3方向であるケーブル類保護案内装置11の厚さ方向Zの両側において、アームの一例としての略矩形板状の第1アーム14及びアームの一例としての略矩形板状の第2アーム15によってそれぞれ連結されている。
この場合、各対のリンク部12同士を連結する第1アーム14は各対のリンク部12に対して着脱自在且つ回動自在に取り付けられる一方、各対のリンク部12同士を連結する第2アーム15は各対のリンク部12に対して一体形成されている。そして、ケーブル類保護案内装置11を構成する複数の第1アーム14及び複数の第2アーム15は、厚さ方向Zにおいてそれぞれ互いに対向している。
複数のリンク13のうち、直列方向Xの一端部に位置するリンク13には直列方向Xに往復移動する移動体(図示略)に連結するための移動端ブラケット16が連結され、直列方向Xの他端部に位置するリンク13には固定部(図示略)に固定するための固定端ブラケット17が連結されている。
複数のリンク13における一対のリンク部12と、第1アーム14と、第2アーム15とで囲まれて直列方向Xへ延びるように形成される収容空間SKには、フレキシブルに曲げることが可能な長尺状のケーブル類TKが収容されている。そして、ケーブル類保護案内装置11は、収容空間SKに収容されたケーブル類TKを、移動端ブラケット16に連結された移動体(図示略)の往復移動に合わせて保護しながら案内する。
この場合、長尺状のケーブル類保護案内装置11は中間部に湾曲部分Wが形成されるように配置され、湾曲部分Wは移動端ブラケット16に連結された移動体(図示略)の直列方向Xへの往復移動に合わせて直列方向Xへ移動するようになっている。
また、ケーブル類TKとしては、例えば、移動体(図示略)に給電や信号伝送を行う電気ケーブルや光ファイバーケーブル、移動体(図示略)に気体(例えば、空気など)や液体(例えば、水や油など)などを供給するホース、フレキシブルに屈曲可能な長尺状の多関節部材などが挙げられる。
次に、リンク部12の構成について詳述する。
図2及び図3に示すように、各リンク部12は、直列方向Xの両端部が丸みを帯びた略矩形板状をなしている。各リンク部12における直列方向Xの一端部の内側面には円形の連結凹部20が形成され、他端部の外側面には直列方向Xで隣り合う他のリンク部12の連結凹部20に回動可能に嵌合する円環状の連結凸部21が形成されている。
各リンク部12の連結凹部20の底面の中央部には、厚さ方向Zに長い長孔22が貫通するように形成されている。各リンク部12における連結凸部21の内側の中央部には、厚さ方向Zに長い凹部23が形成されている。凹部23の両端部の幅は、長孔22の両端部の幅よりも狭くなっている。すなわち、凹部23の両端部は楕円弧状をなしており、長孔22の両端部は円弧状をなしている。
各リンク部12の内側面の直列方向Xにおける連結凹部20側の端部には、扇形状の内側凹部24が形成されている。各リンク部12の内側面の直列方向Xにおいて連結凹部20を内側凹部24とで挟む位置には、直方体状の内側凸部25が形成されている。各リンク部12の外側面の直列方向Xにおける連結凸部21側の端部には、扇形状の外側凹部26が形成されている。各リンク部12の外側面の直列方向Xにおいて連結凸部21を外側凹部26とで挟む位置には、直方体状の外側凸部27が形成されている。
そして、直列方向Xで隣り合う2つのリンク13の一対のリンク部12同士の各連結凹部20と各連結凸部21とをそれぞれ嵌合した状態では、内側凹部24内に外側凸部27が収容されるとともに外側凹部26内に内側凸部25が収容される。内側凸部25及び外側凸部27は、それぞれ外側凹部26内及び内側凹部24内を連結凹部20の周方向に沿って予め設定された角度範囲分(本実施形態では50度分)だけ摺動可能とされている。
そして、この予め設定された角度範囲が直列方向Xで隣り合う2つのリンク13(リンク部12)同士の回動範囲(回動可能な角度範囲)となる。すなわち、内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合することで、直列方向Xで隣り合う2つのリンク13(リンク部12)同士の回動範囲が規制される。
この場合、図5に示すように、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部12(リンク13)は、これらの長手方向が一致する直線姿勢(図5に実線で示す姿勢)と、これらの長手方向が所定の角度(本実施形態では50度)で交差する屈曲姿勢(図5に2点鎖線で示す姿勢)との間で回動する。なお、本実施形態では、内側凹部24、内側凸部25、外側凹部26、及び外側凸部27によって規制部が構成されている。
図2及び図4に示すように、各リンク13には、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部12同士を連結した状態で、これらのリンク部12同士が回動される際に弾性力によって回動抵抗を付与する回動抵抗付与部の一例としての弾性部材28が取り付けられる。弾性部材28は、エラストマー等の弾性材料によって構成されている。弾性部材28は、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部12のうちの一方の凹部23に対して着脱自在に嵌合される第1取着部28aと、他方の長孔22に対して着脱自在に嵌合される第2取着部28bと、第1取着部28aと第2取着部28bとを連結する連結部28cとを備えている。
第1取着部28aは凹部23と対応する形状になっており、第2取着部28bは長孔22と対応する形状になっている。すなわち、第1取着部28aの両端部は楕円弧状をなしており、第2取着部28bの両端部は円弧状をなしている。連結部28cは、幅方向Yに延びる円柱状をなしており、第1取着部28a及び第2取着部28bの中心同士を連結している。したがって、弾性部材28は、全体として略H字状をなしている。
次に、ケーブル類保護案内装置11の使用時の作用について説明する。
さて、移動体(図示略)が直列方向Xに往復移動すると、ケーブル類保護案内装置11はその湾曲部分Wが移動体(図示略)に追従して変位するようにして直列方向Xに往復移動する。すると、ケーブル類保護案内装置11により、収容空間SKに収容されたケーブル類TKが移動体(図示略)の移動に合わせて保護されながら案内される。このとき、ケーブル類保護案内装置11の各リンク13は、湾曲部分Wの往復移動に伴って直列方向Xで隣り合う2つのリンク部12(リンク13)同士が、直線姿勢と屈曲姿勢との間で繰り返し回動される。
そこで、次に、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部12(リンク13)同士が、直線姿勢と屈曲姿勢との間で回動する際の作用について説明する。
さて、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部12同士を直線姿勢から屈曲姿勢に回動させる場合には、まず、これらが屈曲姿勢となる側に、一方のリンク部12(図4及び図5では左側のリンク部12)に対して他方のリンク部12(図4及び図5では右側のリンク部12)を回動させる。
すると、屈曲姿勢側における内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合(当接)することで、直列方向Xで隣り合う2つのリンク13(リンク部12)同士が屈曲姿勢となる。このとき、弾性部材28の連結部28cは、捩れるように弾性変形するので、この連結部28cが弾性変形する際の弾性力によってリンク部12同士を直線姿勢から屈曲姿勢に回動させる際に回動抵抗が付与される。
このため、屈曲姿勢側における内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合する際の衝撃が低減されるので、このときに発生する衝撃音が小さく抑えられる。したがって、ケーブル類保護案内装置11の使用時の騒音の発生が抑制される。
以上詳述した第1実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)ケーブル類保護案内装置11は、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部12同士が回動される際に、弾性力によって回動抵抗を付与する弾性部材28を備えている。このため、リンク部12同士が回動される際に、連結部28cが捩れるように弾性変形するので、連結部28cの弾性力をリンク部12同士が回動される際の回動抵抗として付与することができる。したがって、リンク部12同士を直線姿勢から屈曲姿勢に回動させることで、内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合する際の衝撃を低減することができるので、このときに発生する衝撃音を小さく抑えることができる。よって、ケーブル類保護案内装置11の使用時の騒音の発生を抑制することができる。
(2)弾性部材28は、第1取着部28aと第2取着部28bとの形状が異なっているため、各リンク13に組み付ける際の向きを容易に判別することができる。加えて、弾性部材28は、リンク13同士を連結した後に組み付けることができる。したがって、弾性部材28を各リンク13に対して容易に組み付けることができる。
(3)弾性部材28は、ケーブル類保護案内装置11を高速で稼動した場合でも、連結部28cが捩れるだけなので、リンク部12同士が回動される際に付与する回動抵抗を一定にすることができる。したがって、ケーブル類保護案内装置11の稼動速度にかかわらず、稼働時の騒音を一定にすることができる。
(4)弾性部材28の連結部28cの断面形状が真円形状であるため、リンク部12同士が回動される際に弾性部材28によって付与される回動抵抗を均一にすることができる。
(第2実施形態)
次に、ケーブル類保護案内装置の第2実施形態を第1実施形態と異なる点を中心に図面に従って説明し、第1実施形態と共通する点については説明を省略する。また、第1実施形態と同じ部材については第1実施形態と同一の符号を付すものとする。
図6及び図7に示すように、この第2実施形態は、上記第1実施形態のケーブル類保護案内装置11においてリンク13をリンク31に変更したものである。各リンク31のリンク部32は、直列方向Xの両端部が丸みを帯びた略矩形板状をなしている。各リンク部32における直列方向Xの一端側の内側面には円形の連結凹部33が形成され、他端側の外側面には直列方向Xで隣り合う他のリンク部32の連結凹部33に回動可能に嵌合する円環状の連結凸部34が形成されている。
各リンク部32における連結凸部34内の中央部には、板状の凸部35が幅方向Yの外側に向かって真っ直ぐに突出するように設けられている。凸部35の先端部は、連結凸部34の先端よりも幅方向Yの外側に向かって若干突出している。各リンク部32の連結凹部33の底面の中央部には、凸部35を挿嵌可能とする被挿嵌部の一例としての細長い挿嵌凹部36が形成されている。
したがって、凸部35は各リンク部32における直列方向Xの一方側に設けられ、挿嵌凹部36は各リンク部32における直列方向Xの他方側に設けられていると言える。なお、連結凹部33、挿嵌凹部36、連結凸部34、及び凸部35は、エラストマーなどの弾性材料によって構成され、リンク部32に対して二色成形によって形成されている。
また、挿嵌凹部36の長手方向は、厚さ方向Zに対して所定の角度(本実施形態では25度)分だけ、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32同士が屈曲姿勢となる側に傾斜している。すなわち、挿嵌凹部36の長手方向は、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32同士が屈曲姿勢にある状態でのこれらの長手方向のなす角度(本実施形態では50度)の半分だけ厚さ方向Zに対して屈曲姿勢となる側に傾斜している。つまり、挿嵌凹部36の長手方向は、厚さ方向Zに対して所定の角度(本実施形態では25度)で交差している。
挿嵌凹部36の長手方向の両端部は円弧状をなしている。凸部35は、その断面形状が挿嵌凹部36の形状と対応しており、挿嵌凹部36に対して挿嵌可能になっている。そして、凸部35の断面の長手方向は、厚さ方向Zと一致している。なお、本実施形態における第2アーム15は各対のリンク部32に対して着脱自在に取り付けられている。さらに、本実施形態では凸部35と挿嵌凹部36とによって回動抵抗付与部が構成されている。
また、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32同士の連結凹部33と連結凸部34とを嵌合した状態では、これらのリンク部32同士の一部が幅方向Yにおいて重なるとともに、凸部35の先端部が挿嵌凹部36に挿嵌される。このとき、挿嵌凹部36の長手方向は厚さ方向Zに対して25度傾斜しているため、図8に実線で示すように、リンク部32同士は、それらの長手方向のなす角度が25度(リンク部32同士の回動範囲を2等分した角度)になった状態で連結される。このときのリンク部32同士の姿勢は、初期姿勢とされている。
次に、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32(リンク31)同士が初期姿勢から直線姿勢及び屈曲姿勢へそれぞれ回動する際の作用について説明する。
さて、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32同士を初期姿勢から直線姿勢に回動させる場合には、まず、これらが初期姿勢(図8の実線で示す姿勢)から直線姿勢(図8の1点鎖線で示す姿勢)となるように一方のリンク部32(図8では左側のリンク部32)に対して他方のリンク部32(図8では右側のリンク部32)を回動させる。
すると、直線姿勢側における内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合(当接)することで、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32(リンク31)同士が直線姿勢となる。
このとき、凸部35は、捩れるように弾性変形するので、この凸部35が弾性変形する際の弾性力によってリンク部32同士を初期姿勢から直線姿勢に回動させる際に回動抵抗が付与される。このため、直線姿勢側における内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合する際の衝撃が低減されるので、このときに発生する衝撃音が小さく抑えられる。
一方、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32同士を初期姿勢から屈曲姿勢に回動させる場合には、まず、これらが初期姿勢(図8の実線で示す姿勢)から屈曲姿勢(図8の2点鎖線で示す姿勢)となるように一方のリンク部32(図8では左側のリンク部32)に対して他方のリンク部32(図8では右側のリンク部32)を回動させる。
すると、屈曲姿勢側における内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合(当接)することで、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32(リンク31)同士が屈曲姿勢となる。
このとき、凸部35は、捩れるように弾性変形するので、この凸部35が弾性変形する際の弾性力によってリンク部32同士を初期姿勢から屈曲姿勢に回動させる際に回動抵抗が付与される。このため、屈曲姿勢側における内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合する際の衝撃が低減されるので、このときに発生する衝撃音が小さく抑えられる。
このように、リンク部32同士を直線姿勢と屈曲姿勢との間で回動させる場合には、初期姿勢が直線姿勢及び屈曲姿勢間の角度を2等分した角度位置にあるため、リンク部32同士が初期姿勢を基準として、直線姿勢となるように回動するときに付与される回動抵抗と、屈曲姿勢となるように回動するときに付与される回動抵抗とが同じになる。
したがって、リンク部32同士が直線姿勢になるときに発生する衝撃音(騒音)を抑制する効果と、リンク部32同士が屈曲姿勢になるときに発生する衝撃音(騒音)を抑制する効果とが、同じレベルで得られる。よって、ケーブル類保護案内装置11の使用時の騒音の発生が効果的に抑制される。
以上詳述した第2実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(5)ケーブル類保護案内装置11は、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32を連結した場合に、凸部35が挿嵌凹部36に挿嵌される。このため、リンク部32同士が回動する際に、凸部35が捩れるように弾性変形するため、凸部35の弾性力をリンク部32同士に回動抵抗として付与することができる。したがって、リンク部32同士を直線姿勢と屈曲姿勢との間で回動させることで、内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合する際の衝撃を低減することができるので、このときに発生する衝撃音を小さく抑えることができる。よって、ケーブル類保護案内装置11の使用時の騒音の発生を抑制することができる。
(6)ケーブル類保護案内装置11において、凸部35は、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32同士がそれらの回動範囲(直線姿勢から屈曲姿勢までの角度範囲)を2等分する位置態様(初期姿勢)で、挿嵌凹部36に挿嵌される。このため、初期姿勢をリンク部32同士の直線姿勢または屈曲姿勢に設定する場合に比べて、リンク部32同士が回動する際の凸部35の弾性変形量(捩れ量)を低減することができるので、凸部35の耐久性を向上することができる。
(7)回動抵抗付与部を構成する挿嵌凹部36及び凸部35は、リンク部32に対して二色成形によって形成されている。このため、回動抵抗付与部を別部品で構成する場合に比べて、回動抵抗付与部を組み付ける工程が省略できるので、ケーブル類保護案内装置11の生産性を向上することができる。
(第3実施形態)
次に、ケーブル類保護案内装置の第3実施形態を第2実施形態と異なる点を中心に図面に従って説明し、第2実施形態と共通する点については説明を省略する。また、第2実施形態と同じ部材については第2実施形態と同一の符号を付すものとする。
図9及び図10に示すように、この第3実施形態は、上記第2実施形態のケーブル類保護案内装置11において、凸部35を凸部45に変更するとともに、挿嵌凹部36を収容凹部46に変更したものである。すなわち、凸部45は第2実施形態における凸部35の長手方向の長さを若干長くしたものであり、収容凹部46は第2実施形態における挿嵌凹部36の長手方向の両端部を扇形状にすることで中央部をくびれさせたものである。そして、収容部の一例としての収容凹部46は、凸部45を収容可能としている。
また、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32同士の連結凹部33と連結凸部34とを嵌合した状態では、これらのリンク部32同士の一部が幅方向Yにおいて重なるとともに、凸部45の先端部が収容凹部46に挿入される。収容凹部46は、その内部に挿入された凸部45の所定角度(本実施形態では40度)分の回動を許容する。すなわち、リンク部32同士の姿勢を初期姿勢(図11の実線で示す姿勢)にした状態では、収容凹部46は、直線姿勢(図11の1点鎖線で示す姿勢)側及び屈曲姿勢(図11の2点鎖線で示す姿勢)側へ20度の角度分ずつの凸部45の回動を許容する。
したがって、収容凹部46は、その内部に挿入された凸部45の回動を許容する角度範囲(本実施形態では40度)は、リンク部32同士の直線姿勢から屈曲姿勢までの回動範囲(本実施形態では50度)よりも狭くなるように設定されている。なお、本実施形態では凸部45と収容凹部46とによって回動抵抗付与部が構成されている。
次に、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32(リンク31)同士が初期姿勢から直線姿勢及び屈曲姿勢へそれぞれ回動する際の作用について説明する。
さて、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32同士を初期姿勢から直線姿勢に回動させる場合には、まず、これらが初期姿勢(図11の実線で示す姿勢)から直線姿勢(図11の1点鎖線で示す姿勢)となるように一方のリンク部32(図11では左側のリンク部32)に対して他方のリンク部32(図11では右側のリンク部32)を回動させる。
すると、直線姿勢側における内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合(当接)することで、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32(リンク31)同士が直線姿勢となる。
この場合、リンク部32同士がそれらの長手方向のなす角度が0度〜5度の範囲(リンク部32同士の回動範囲である0度〜50度の範囲の端部)にある姿勢(位置態様)のときに、図12に示すように、凸部45の一部の側面が当接部として相対的に収容凹部46の側面に当接して湾曲するように弾性変形する。そして、この凸部45が弾性変形する際の弾性力によってリンク部32同士を初期姿勢から直線姿勢に回動させる際に回動抵抗が付与される。
このため、直線姿勢側における内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合する際の衝撃が低減されるので、このときに発生する衝撃音が小さく抑えられる。
一方、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32同士を初期姿勢から屈曲姿勢に回動させる場合には、まず、これらが初期姿勢(図11の実線で示す姿勢)から屈曲姿勢(図11の2点鎖線で示す姿勢)となるように一方のリンク部32(図11では左側のリンク部32)に対して他方のリンク部32(図11では右側のリンク部32)を回動させる。
すると、屈曲姿勢側における内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合(当接)することで、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32(リンク31)同士が屈曲姿勢となる。
この場合、リンク部32同士がそれらの長手方向のなす角度が45度〜50度の範囲(リンク部32同士の回動範囲である0度〜50度の範囲の端部)にある姿勢(位置態様)のときに、図13に示すように、凸部45の一部の側面が当接部として相対的に収容凹部46の側面に当接して湾曲するように弾性変形する。そして、この凸部45が弾性変形する際の弾性力によってリンク部32同士を初期姿勢から屈曲姿勢に回動させる際に回動抵抗が付与される。
このため、屈曲姿勢側における内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合する際の衝撃が低減されるので、このときに発生する衝撃音が小さく抑えられる。
また、リンク部32同士がそれらの長手方向のなす角度が5度〜45度の範囲(リンク部32同士の回動範囲である0度〜50度の範囲の端部以外の部分)にある姿勢(位置態様)のときには、図11に示すように、凸部45が弾性変形しないので、回動抵抗が付与されることもない。したがって、リンク部32同士の回動が凸部45によって無駄に妨げられることがない。
このように、リンク部32同士を直線姿勢と屈曲姿勢との間で回動させる場合、リンク部32同士が直線姿勢になる直前から直線姿勢になるまで、屈曲姿勢になる直前から屈曲姿勢になるまでにだけ回動抵抗が付与される。すなわち、リンク部32同士を直線姿勢と屈曲姿勢との間で回動させる場合、内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合(当接)する直前から係合するまでにだけ回動抵抗が付与される。したがって、ケーブル類保護案内装置11は、凸部45による回動抵抗によってリンク部32同士の回動が無駄に妨げられることなく、使用時の騒音の発生が効果的に抑制される。
以上詳述した第3実施形態によれば、上記(7)の効果に加えて、次のような効果が発揮される。
(8)ケーブル類保護案内装置11は、直列方向Xで隣り合う2つのリンク部32を連結した場合に、凸部45が収容凹部46に挿入される。そして、リンク部32同士が回動する際においてリンク部32同士がそれらの回動範囲の端部にある位置態様のときに、凸部45の側面の一部が当接部として相対的に収容凹部46の側面に当接して弾性変形することで回動抵抗を付与する。すなわち、リンク部32同士を直線姿勢と屈曲姿勢との間で回動させる場合、内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合(当接)する直前から係合するまでにだけ回動抵抗が付与される。したがって、リンク部32同士を直線姿勢と屈曲姿勢との間で回動させることで、内側凹部24の内側面及び外側凹部26の内側面に外側凸部27の外側面及び内側凸部25の外側面がそれぞれ互いに係合する際の衝撃を低減することができるので、このときに発生する衝撃音を小さく抑えることができる。したがって、ケーブル類保護案内装置11は、凸部45による回動抵抗によってリンク部32同士の回動を無駄に妨げることなく、使用時の騒音の発生を効果的に抑制することができる。
(変更例)
なお、上記各実施形態は次のように変更してもよい。
・第1実施形態において、弾性部材28の連結部28cの太さ(外径)を適宜変更してもよい。このようにすれば、リンク部12同士が回動される際に付与される回動抵抗を調節できるので、ケーブル類保護案内装置11の使用時の騒音の低下率を適切に調整することができる。
・第1実施形態において、リンク部12同士の回動範囲の半分の位置で連結部28cが捩れないように、弾性部材28を厚さ方向Zに対して傾けた状態でリンク13に組み付けるようにしてもよい。このようにすれば、リンク部12同士が直線姿勢になるときと屈曲姿勢になるときとで同じ回動抵抗を付与することができる。
・第1実施形態において、リンク部12同士の回動範囲の半分の位置からずれた位置で連結部28cが捩れないように、弾性部材28を厚さ方向Zに対して傾けた状態でリンク13に組み付けるようにしてもよい。
・第1実施形態において、弾性部材28の連結部28cの断面形状を真円以外の形状(例えば、楕円形状や多角形状など)に変更してもよい。
・第1実施形態において、弾性部材28における第1取着部28a及び第2取着部28bのうちの少なくとも一方は必ずしも弾性材料によって構成する必要はない。すなわち、第1取着部28a及び第2取着部28bのうちの少なくとも一方は、硬質の材料によって構成してもよい。
・第2実施形態において、凸部35の断面形状を適宜変更してもよい。この場合、凸部35の断面形状に合わせて挿嵌凹部36の形状も変更することが好ましい。
・第2実施形態において、挿嵌凹部36の代わりに挿嵌凹部36と同一形状の貫通孔を被挿嵌部として採用してもよい。
・第2実施形態において、挿嵌凹部36の長手方向を厚さ方向Zと一致させるようにしてもよい。
・第2実施形態において、挿嵌凹部36の長手方向をリンク部32同士の回動範囲の半分の位置からずれるように厚さ方向Zに対して傾けてもよい。
・第3実施形態において、収容凹部46の内部に挿入された凸部45の回動が許容される角度範囲と、リンク部32同士の直線姿勢から屈曲姿勢までの回動範囲との差を適宜変化させるようにしてもよい。このようにすれば、ケーブル類保護案内装置11の使用時の騒音値を調整することができる。
・第3実施形態において、収容凹部46の代わりに収容凹部46と同一形状の貫通孔を収容部として採用してもよい。
・上記各実施形態において、回動抵抗付与部は、ばねによって構成してもよい。
11…ケーブル類保護案内装置、12,32…リンク部、13,31…リンク、14…アームの一例としての第1アーム、15…アームの一例としての第2アーム、24…規制部を構成する内側凹部、25…規制部を構成する内側凸部、26…規制部を構成する外側凹部、27…規制部を構成する外側凸部、28…回動抵抗付与部の一例としての弾性部材、28a…第1取着部、28b…第2取着部、28c…連結部、35,45…回動抵抗付与部を構成する凸部、36…回動抵抗付与部を構成する被挿嵌部の一例としての挿嵌凹部、46…回動抵抗付与部を構成する収容部の一例としての収容凹部、SK…収容空間、TK…ケーブル類、X…第2方向としての直列方向、Y…第1方向としての幅方向、Z…第3方向としての厚さ方向。

Claims (3)

  1. 第1方向で対向する一対のリンク部を各々有する複数のリンクを前記第1方向と直交する第2方向へ直列に配置した状態で回動可能に連結し、前記各対のリンク部同士を前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向の両側においてアームで連結し、前記複数のリンクにおける前記一対のリンク部と前記アームとで囲まれて前記第2方向へ延びるように形成される収容空間にケーブル類を収容するケーブル類保護案内装置であって、
    前記各リンク部は、前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部同士の回動範囲が設定された角度範囲となるように互いに係合することで前記回動範囲を規制する規制部を有し、
    前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部同士が回動される際に、前記回動範囲の少なくとも一部で弾性力によって回動抵抗を付与する回動抵抗付与部を備え
    前記回動抵抗付与部は、前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部のうちの一方に取着される第1取着部と、他方に取着される第2取着部と、前記第1取着部と前記第2取着部とを連結する連結部とを備え、
    前記連結部は、弾性材料によって構成されていることを特徴とするケーブル類保護案内装置。
  2. 第1方向で対向する一対のリンク部を各々有する複数のリンクを前記第1方向と直交する第2方向へ直列に配置した状態で回動可能に連結し、前記各対のリンク部同士を前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向の両側においてアームで連結し、前記複数のリンクにおける前記一対のリンク部と前記アームとで囲まれて前記第2方向へ延びるように形成される収容空間にケーブル類を収容するケーブル類保護案内装置であって、
    前記各リンク部は、前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部同士の回動範囲が設定された角度範囲となるように互いに係合することで前記回動範囲を規制する規制部を有し、
    前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部同士が回動される際に、前記回動範囲の少なくとも一部で弾性力によって回動抵抗を付与する回動抵抗付与部を備え
    前記回動抵抗付与部は、前記各リンク部における前記第2方向の一方側に設けられるとともに弾性材料によって構成された凸部と、他方側に設けられて前記凸部を挿嵌可能とする被挿嵌部とを有し、
    前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部を前記第1方向において一部が重なるように連結した場合に、前記凸部が前記被挿嵌部に挿嵌されることを特徴とするケーブル類保護案内装置。
  3. 前記凸部は、前記第2方向で隣り合う2つの前記リンク部同士がそれらの前記回動範囲の中間部にある位置態様で、前記被挿嵌部に挿嵌されることを特徴とする請求項に記載のケーブル類保護案内装置。
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