JP6174450B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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Description

本発明は、濃淡バーナを備える燃焼装置であって、酸欠時に燃焼停止するためにフレームロッドを配置したものに関する。
従来、燃焼筐を備え、燃焼筐内に、燃焼筐内の空間を燃焼室と燃焼室の下側の給気室とに仕切る仕切り板が設けられ、燃焼室に濃淡バーナが横方向に並べて複数本並設され、給気室から仕切り板に形成した多数の分布孔を介して燃焼室に二次空気が供給されるようにした燃焼装置であって、所定の濃淡バーナの上方に臨ませてフレームロッドを配置し、酸欠時の火炎リフトでフレームロッドが火炎を検知しなくなったときに、燃焼を停止させるものは知られている。
尚、濃淡バーナは、上端部に、理論空燃比より燃料濃度が希薄な淡混合気を噴出する前後方向に長手の淡炎口と、淡炎口の横方向両側に位置する、混合気が噴出しない盲空隙と、盲空隙の横方向外側に位置し、淡混合気に比し燃料濃度の濃い濃混合気を噴出する濃炎口とを有しており、淡炎口に形成される淡火炎が濃炎口に形成される濃火炎と盲空隙上への淡混合気の還流とで保炎されるようにしている。
ここで、酸欠時には、酸素不足で燃焼速度が混合気の噴出速度を下回る状態となって火炎リフトを生ずるが、濃淡バーナでは、淡火炎の方が濃火炎よりも先にリフトする。そして、フレームロッドは、濃火炎までがリフトしないと、火炎検知してしまうため、燃焼が停止されない。
そこで、従来、上記の如き燃焼装置において、フレームロッドが臨む濃淡バーナの部分への二次空気の供給量を他の部分よりも多くしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このものでは、フレームロッドの直下に位置する濃炎口に形成される濃火炎が多量に供給される二次空気により冷却されて燃焼速度が遅くなり、濃火炎がリフトしやすくなる。従って、フレームロッドの配置部において、淡火炎だけでなく濃火炎も酸欠初期段階でリフトして、フレームロッドが火炎を検知しなくなる。
然し、二次空気の供給量を部分的とはいえ増加することは、燃焼排ガスの温度低下を招くことになり、熱効率の向上を図る上で問題がある。
特開2011−252671号公報
本発明は、以上の点に鑑み、二次空気の供給量を増加することなく、酸欠初期段階でフレームロッドが火炎を検知しなくなるようにした燃焼装置を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、燃焼筐を備え、燃焼筐内に、燃焼筐内の空間を燃焼室と燃焼室の下側の給気室とに仕切る仕切り板が設けられ、上端部に、理論空燃比より燃料濃度が希薄な淡混合気を噴出する前後方向に長手の淡炎口と、淡炎口の横方向両側に位置する、混合気が噴出しない盲空隙と、盲空隙の横方向外側に位置し、淡混合気に比し燃料濃度の濃い濃混合気を噴出する濃炎口とを有する濃淡バーナが燃焼室に横方向に並べて複数本並設され、給気室から仕切り板に形成した多数の分布孔を介して燃焼室に二次空気が供給されるようにした燃焼装置であって、所定の濃淡バーナの上方に臨ませてフレームロッドが配置され、酸欠時の火炎リフトでフレームロッドが火炎を検知しなくなったときに、燃焼を停止させるものにおいて、所定の濃淡バーナは、フレームロッドの直下に位置する濃炎口の部分に濃炎口の一般部分よりも横幅を狭めた幅狭炎口部を有するものに形成されることを特徴とする。
ここで、濃炎口の幅狭炎口部では、濃混合気の噴出量の減少による発熱量の減少で濃火炎の温度が低下する。そのため、幅狭炎口部では濃混合気の燃焼速度が遅くなり、濃火炎がリフトしやすくなる。従って、本発明によれば、二次空気の供給量を増加しなくても、フレームロッドの配置部において、淡火炎だけでなく濃火炎も酸欠初期段階でリフトして、フレームロッドが火炎を検知しなくなる。その結果、酸欠で燃焼性が悪化する前に確実に燃焼を停止でき、且つ、熱効率も向上できる。
尚、フレームロッドの直下に位置する濃炎口の部分のみを幅狭炎口部に形成してもよいが、所定の濃淡バーナが、フレームロッドの直下に位置する部分を含む濃炎口の所定領域を濃炎口の他の領域から仕切る仕切り部を有するものであれば、濃炎口の所定領域全体を幅狭炎口部に形成してもよい。
また、所定の濃淡バーナの一端近傍の上方に臨ませてフレームロッドが配置される場合、所定の濃淡バーナの濃炎口を、フレームロッドの直下に位置する幅狭炎口部からバーナ一端に向けて横幅が次第に狭くなるように形成してもよい。これによれば、酸欠初期段階で横幅が最も狭くなるバーナ一端の濃炎口の部分に形成される濃火炎が応答性良くリフトし、このリフトに引きずられるようにしてフレームロッドが臨む幅狭炎口部に形成される濃火炎が酸欠初期段階で確実にリフトする。
尚、幅狭炎口部の横幅が濃炎口の一般部分の横幅の2/3を超えると、濃火炎のリフトのタイミングが濃炎口の他の部分と比べて大差なくなり、また、幅狭炎口部の横幅が濃炎口の他の部分の横幅の1/2未満になると、正常時でも濃火炎がリフトしやすくなって燃焼停止されてしまうことがある。そのため、幅狭炎口部の横幅は、濃炎口の他の部分の横幅の1/2〜2/3であることが望ましい。
ところで、コストダウンを図るには、フレームロッドを臨ませる所定の濃淡バーナ以外の他の濃淡バーナも所定の濃淡バーナと同一機種の濃淡バーナ、即ち、濃炎口に幅狭炎口部を有する濃淡バーナで構成することが望まれる。但し、燃焼停止前の燃焼排ガス中のCO濃度をできるだけ低く抑えるには、他の濃淡バーナの幅狭炎口部で濃火炎がリフトしやすくなることを防止すべきである。
そのため、他の濃淡バーナの濃炎口の幅狭炎口部の横方向外側への二次空気の供給を制限する制限部材を備えることが望ましい。これによれば、幅狭炎口部での二次空気による濃火炎の冷却が抑制されるため、濃混合気の噴出量の減少で発熱量が減少しても濃火炎の温度は然程低下しない。従って、他の濃淡バーナの幅狭炎口部で濃混合気の燃焼速度が低下して、リフトしやすくなることを有効に防止できる。
尚、燃焼装置は、一般的に、各濃淡バーナの前後方向の端部に係合して各濃淡バーナを位置決めする位置決め部材を備えている。そして、位置決め部材に前記制限部材を一体に形成すれば、部品点数が増加せず、コストアップを回避する上で有利である。
本発明の実施形態の燃焼装置の平面図。 図1のII−II線で切断した断面図。 実施形態の燃焼装置に設けられる所定の濃淡バーナの要部の斜視図。 (a)図3のIVa−IVa線で切断した断面図、(b)図3のIVb−IVb線で切断した断面図。 所定の濃淡バーナの他の実施形態の要部の平面図。 所定の濃淡バーナの更に他の実施形態の要部の平面図。
図1及び図2を参照して、1は燃焼筐を示している。燃焼筐1の上面は開放されており、燃焼筐1の上に図示省略した熱交換器等の被加熱物が設置される。
燃焼筐1内には、燃焼筐1内の空間を燃焼室11とその下側の給気室12とに仕切る仕切り板2が設けられている。給気室12の底面には図外の燃焼ファンがダクト12aを介して接続されており、燃焼ファンから給気室12に空気が供給される。仕切り板2には、後述する濃淡バーナ3の配置ピッチ部分に位置させて多数の分布孔2aが形成されている。そして、給気室12に供給された空気がこれら分布孔2aを介して燃焼室11に二次空気として供給されるようにしている。
燃焼室11内には、前後方向に長手の濃淡バーナ3が横方向に並べて複数本並設されている。燃焼筐1の前面の上部内側と後面の上部内側とには、夫々濃淡バーナ3用の位置決め部材4,4が設置されている。各位置決め部材4,4は、下端に櫛歯状の爪部4aを有しており、各爪部4aを各濃淡バーナ3の前後方向の各端部に係合させて、各濃淡バーナ3を位置決めしている。
各濃淡バーナ3は、上端部に、図3、図4に示す如く、理論空燃比より燃料濃度が希薄な淡混合気を噴出する前後方向に長手の淡炎口31と、淡炎口31の横方向両側に位置する、混合気が噴出しない盲空隙32と、盲空隙32の横方向外側に位置し、淡混合気に比し燃料濃度の濃い濃混合気を噴出する濃炎口33とを備える。淡炎口31内には、横方向の間隔を存して複数の整流板31aが装着されている。そして、これら整流板31aの前後複数個所に、整流板31a同士を横方向に接触させて、淡炎口31を前後方向に分割する絞り部31bを形成している。
盲空隙32は、横方向外側の整流板31aとその外側に位置するバーナ本体を構成する側板34との間に画成されており、側板34を屈曲させて横方向外側の整流板31aの下部に接触させることで、盲空隙32に混合気が供給されないようにしている。また、濃炎口33は、側板34とそれより横方向外側に配置した壁板35との間に画成されている。尚、壁板35の上端の高さは、保炎性を高めるため、淡炎口31及び盲空隙32の上端よりも高くなっている。また、壁板35の前後複数個所には、濃炎口33を前後方向に分割する横方向内方への窪み35aが形成され、更に、横方向両外側の壁板35,35を前後複数個所で連結するブリッジ部35bが設けられている。
図2を参照して、濃淡バーナ3の下部前端には、淡混合気用の流入口36と、その上側に濃混合気用の流入口37とが設けられている。尚、濃混合気の燃料濃度は、一般的に、理論空燃比よりも濃くなるように設定されるが、理論空燃比よりも若干希薄になるように設定することも可能である。
また、仕切り板2の前縁に立上り部21を曲成すると共に、立上り部21の前側に燃焼筐1の下部前面を塞ぐようにしてマニホールド5を装着している。マニホールド5には、各濃淡バーナ3の流入口36,37に臨む淡混合気用と濃混合気用のガスノズル51,52が設けられている。そして、各ガスノズル51,52から各流入口36,37に燃料ガスが供給されると共に、給気室12から立上り部21とマニホールド5との間に画成される空隙を介して各流入口36,37に一次空気が供給されるようにしている。
立上り部21の前面には、各濃淡バーナ3の流入口36,37に対応する開口を形成したダンパ板22が設けられている。そして、淡混合気用の流入口36に対応するダンパ板22の開口を大きく形成して、流入口36への一次空気の供給量を淡混合気が生成されるように多くし、一方、濃混合気用の流入口37に対応するダンパ板22の開口を小さく形成して、流入口37への一次空気の供給量を濃混合気が生成されるように少なくしている。
燃焼筐1の前面には、点火プラグ6が装着されると共に、所定の濃淡バーナ3の上方に臨むようにフレームロッド7が装着される。具体的には、図1で右側から5番目と6番目の濃淡バーナ3の前端近傍の上方に臨むようにフレームロッド7を配置している。そして、酸欠時の火炎リフトでフレームロッド7が火炎を検知しなくなったとき、即ち、フレームロッド7と所定の濃淡バーナ3との間に火炎を介して流れるフレーム電流がフレームロッド7よりも上方への火炎リフトで所定の閾値以下に低下したとき、マニホールド5の上流のガス供給路に介設した電磁弁(図示せず)を閉弁させて、燃焼を停止させるようにしている。
ここで、酸欠気味になると、淡炎口31に形成される淡火炎は早期にリフトするが、濃炎口33に形成される濃火炎はリフトしにくく、このままでは、フレームロッド7が濃火炎を検知してしまい、酸欠初期段階で燃焼を停止することができなくなる。
そこで、本実施形態では、フレームロッド7が臨む所定の濃淡バーナ3を、フレームロッド7の直下に位置する濃炎口33の部分に、図3、図4(b)に示す如く、濃炎口33の一般部分よりも横幅を狭めた幅狭炎口部33aを有するものに形成している。尚、幅狭炎口部33aは、壁板35を横方向内方に窪ませて、この窪み35cの分だけ側板34との間の間隔を狭めることにより形成されている。
ここで、濃炎口33の幅狭炎口部33aでは、濃混合気の噴出量の減少による発熱量の減少で濃火炎の温度が低下する。そのため、幅狭炎口部33aでは濃混合気の燃焼速度が遅くなり、濃火炎がリフトしやすくなる。従って、フレームロッド7の配置部において、淡火炎だけでなく濃火炎も酸欠初期段階でリフトして、フレームロッド7が火炎を検知しなくなる。その結果、酸欠で燃焼性が悪化する前に確実に燃焼を停止できる。また、従来の如く、フレームロッド7が臨む部分への二次空気の供給量を増加する必要がないため、燃焼排ガスの温度が二次空気量の増加で低下せず、熱効率も向上する。
尚、幅狭炎口部33aの横幅が濃炎口33の一般部分の横幅の2/3を超えると、濃火炎のリフトのタイミングが濃炎口33の他の部分と比べて大差なくなり、また、幅狭炎口部33aの横幅が濃炎口33の他の部分の横幅の1/2未満になると、正常時でも濃火炎がリフトしやすくなって燃焼停止されてしまうことがある。そのため、幅狭炎口部33aの横幅は、濃炎口33の一般部分の横幅の1/2〜2/3にすべきである。
ところで、フレームロッド7を臨ませる所定の濃淡バーナ3のみを濃炎口33に幅狭炎口部33aを有するものに形成することも可能であるが、本実施形態では、コストダウンを図るため、フレームロッド7を臨ませる所定の濃淡バーナ3以外の他の濃淡バーナ3も所定の濃淡バーナと同一機種の濃淡バーナ、即ち、濃炎口33に幅狭炎口部33aを有する濃淡バーナで構成している。この場合、燃焼停止前の燃焼排ガス中のCO濃度をできるだけ低く抑えるには、他の濃淡バーナ3の幅狭炎口部33aで濃火炎がリフトしやすくなることを防止すべきである。
そこで、他の濃淡バーナ3の濃炎口33の幅狭炎口部33aの横方向外側への二次空気の供給を制限する制限部材8を設けている。本実施形態では、燃焼筐1の前面側に設ける位置決め部材4の下端の爪部4aに、他の濃淡バーナ3の配置ピッチ部分を閉塞するようにして幅狭炎口部33a(フレームロッド7)と同等の前後方向位置までのびる舌片部を延出し、この舌片部で制限部材8を構成している。
これによれば、他の濃淡バーナ3の幅狭炎口部33aでの二次空気による濃火炎の冷却が制限部材8による二次空気の制限で抑制される。そのため、濃混合気の噴出量の減少で発熱量が減少しても濃火炎の温度は然程低下しない。従って、他の濃淡バーナ3の幅狭炎口部33aで濃混合気の燃焼速度が低下して、リフトしやすくなることを有効に防止できる。また、制限部材8が位置決め部材4に爪部4aを延出させて一体に形成されるため、部品点数が増加せず、コストアップを回避することができる。
次に、図5に示す第2の実施形態について説明する。この第2実施形態でも、上記第1実施形態と同様にフレームロッド7は所定の濃淡バーナ3の前端近傍の上方に臨ませて配置されている。また、所定の濃淡バーナ3は、フレームロッド7の直下に位置する部分を含む濃炎口33のバーナ前端寄りの所定領域が仕切り部たる窪み35aで濃炎口33の他の領域から仕切られている。そして、濃炎口33の所定領域全体を、横幅が濃炎口33の一般部分の横幅の1/2〜2/3の幅狭炎口部33aに形成している。
ここで、幅狭炎口部33aの長さが短すぎると、幅狭炎口部33aに隣接する幅広の濃炎口33の部分に形成される濃火炎の影響で、幅狭炎口部33aに形成される濃火炎のリフトが抑制されてしまう恐れがある。然し、第2実施形態の如く濃炎口33の所定領域全体を幅狭炎口部33aに形成すれば、フレームロッド7の配置部において濃火炎が酸欠初期段階で確実にリフトするようになり有利である。
また、フレームロッド7を所定の濃淡バーナ3の前端近傍の上方に臨ませて配置する場合は、図6に示す第3実施形態の如く、所定の濃淡バーナ3の濃炎口33を、フレームロッド7の直下に位置する幅狭炎口部33aからバーナ前端に向けて横幅が次第に狭くなるように形成してもよい。これによれば、酸欠初期段階で横幅が最も狭くなるバーナ前端の濃炎口33の部分に形成される濃火炎が応答性良くリフトし、このリフトに引きずられるようにしてフレームロッド7が臨む幅狭炎口部33aに形成される濃火炎が酸欠初期段階で確実にリフトする。
また、第3実施形態のものも、フレームロッド7の直下に位置する部分を含む濃炎口33のバーナ前端寄りの所定領域が仕切り部たる窪み35aで濃炎口33の他の領域から仕切られている。そして、この所定領域の窪み35a近傍の濃炎口33の横幅を一般部分の横幅と同等とし、そこからフレームロッド7の直下位置に向けて濃炎口33の横幅を次第に狭め、フレームロッド7の直下位置の部分が濃炎口33の一般部分の横幅の1/2〜2/3の幅狭炎口部33aになるようにしている。尚、フレームロッド7の直下位置よりも窪み35a寄りの部分の濃炎口33の横幅は一般部分の横幅と同等とし、フレームロッド7の直下位置で濃炎口33の横幅を一般部分の横幅の1/2〜2/3に急に狭めてもよい。
また、第2、第3実施形態において、フレームロッド7を臨ませる所定の濃淡バーナ3以外の他の濃淡バーナも所定の濃淡バーナと同一機種の濃淡バーナで構成する場合は、第1実施形態と同様に他の濃淡バーナの濃炎口の幅狭炎口部の横方向外側への二次空気の供給を制限する制限部材を設けることが望ましい。
1…燃焼筐、11…燃焼室、12…給気室、2…仕切り板、2a…分布孔、3…濃淡バーナ、31…淡炎口、32…盲空隙、33…濃炎口、33a…幅狭炎口部、35a…窪み(仕切り部)、4…位置決め部材、7…フレームロッド、8…制限部材。

Claims (6)

  1. 燃焼筐を備え、燃焼筐内に、燃焼筐内の空間を燃焼室と燃焼室の下側の給気室とに仕切る仕切り板が設けられ、
    上端部に、理論空燃比より燃料濃度が希薄な淡混合気を噴出する前後方向に長手の淡炎口と、淡炎口の横方向両側に位置する、混合気が噴出しない盲空隙と、盲空隙の横方向外側に位置し、淡混合気に比し燃料濃度の濃い濃混合気を噴出する濃炎口とを有する濃淡バーナが燃焼室に横方向に並べて複数本並設され、
    給気室から仕切り板に形成した多数の分布孔を介して燃焼室に二次空気が供給されるようにした燃焼装置であって、
    所定の濃淡バーナの上方に臨ませてフレームロッドが配置され、酸欠時の火炎リフトでフレームロッドが火炎を検知しなくなったときに、燃焼を停止させるものにおいて、
    所定の濃淡バーナは、フレームロッドの直下に位置する濃炎口の部分に濃炎口の一般部分よりも横幅を狭めた幅狭炎口部を有するものに形成されることを特徴とする燃焼装置。
  2. 請求項1記載の燃焼装置であって、前記所定の濃淡バーナは、フレームロッドの直下に位置する部分を含む濃炎口の所定領域を濃炎口の他の領域から仕切る仕切り部を有するものにおいて、濃炎口の所定領域全体が前記幅狭炎口部に形成されることを特徴とする燃焼装置。
  3. 請求項1記載の燃焼装置であって、前記所定の濃淡バーナの一端近傍の上方に臨ませてフレームロッドが配置されるものにおいて、所定の濃淡バーナの濃炎口は、フレームロッドの直下に位置する前記幅狭炎口部からバーナ一端に向けて横幅が次第に狭くなるように形成されることを特徴とする燃焼装置。
  4. 前記幅狭炎口部の横幅は、濃炎口の一般部分の横幅の1/2〜2/3であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の燃焼装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項記載の燃焼装置であって、前記所定の濃淡バーナ以外の他の濃淡バーナも所定の濃淡バーナと同一機種の濃淡バーナで構成されるものにおいて、
    他の濃淡バーナの濃炎口の幅狭炎口部の横方向外側への二次空気の供給を制限する制限部材を備えることを特徴とする燃焼装置。
  6. 請求項5記載の燃焼装置であって、前記各濃淡バーナの前後方向の端部に係合して各濃淡バーナを位置決めする位置決め部材を備えるものにおいて、
    位置決め部材に前記制限部材を一体に形成することを特徴とする燃焼装置。
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