JP6172912B2 - 被検体情報取得装置および光音響プローブ - Google Patents

被検体情報取得装置および光音響プローブ Download PDF

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Description

本発明は、被検体情報装置および光音響プローブに関する。
がんに起因して発生する血管新生を特異的に画像化する方法として、光音響トモグラフィ(以下、PAT;Photoacoustic tomography)が注目されている。PATは照明光(近赤外線)を被検体に照明し、被検体内部から発せられる光音響波を超音波探触子で受信して画像化する方式である。
図4に非特許文献1で述べられているハンドヘルド型光音響装置の模式図を示す。光音響プローブ104は、バンドルファイバ103の出射端103bを含んだ照明光学系に、光音響波を受信するための受信部106が挟まれて固定された構造となっている。光源101からの照明光が、入射端103aからバンドルファイバ103に入射し、出射端103bから被検体に照射される。そして光音響効果により被検体から発生した光音響波を、受信部106が受信して電気信号に変換する。その電気信号に対し、超音波装置109の処理装置107が増幅やディジタル化、画像再構成を行い、画像情報(IMG)を生成して表示装置108に送信する。これにより、被検体内の特性情報を示す光音響画像が表示される。
S. A. Ermilov et al. , Development of laser optoacoustic and ultrasonic imaging system for breast cancer utilizing handheld array probes, Photons Plus Ultrasound: Imaging and Sensing 2009, Proc. of SPIE vol. 7177, 2009.
しかしながら従来の技術では以下のような課題があった。
図4では、光源101から出射端103bまでの光伝送にバンドルファイバ103を使っている。しかし、バンドルファイバ103は200μm程度のファイバ素線が束状に加工されたものであるため、ファイバ一本一本から発せられた光が互いに干渉し、局所的にエネルギー密度が高くなることがある。
さらに、バンドルファイバの出射端からの距離に応じてエネルギー密度が変化し、その距離が近づくほどエネルギー密度は局所的に高くなる傾向がある。そのため、被検体の変形によってもエネルギー密度が高くなることがある。ここで安全上の基準として、“ANSI Z136.1−2000”において、皮膚に対する最大許容露光量(MPE:maximum permissible exposure)が規定されている。しかし、例えば、被検体が人体の場合、皮膚表面に照明光を照射したとき、局所的にエネルギー密度が高くなり、MPEを超える可能性があった。そのため、安全性に改善の余地があった。
また、非特許文献1とは異なり、バンドルファイバ103を使わず、ミラーや反射プリズムを使って光伝送する場合でも、光源101の不均一なビームプロファイルがそのまま被検体に照射されてしまうため、局所的にエネルギー密度が高くなることがあった。そのため、バンドルファイバ103を使わない光伝送にしても安全性に改善の余地があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光音響トモグラフィにおける光照射の際に、エネルギー密度が局所的に高くなることを抑制することにある。
本発明は以下の構成を採用する。すなわち、
音響マッチング材を介して被検体に接触し前記被検体から伝搬される音響波を受信する受信面を有する受信部と、
複数のファイバ素線が束状に加工されており、光源で発光された光が入射する入射端と光を出射する出射端とを有するバンドルファイバと、
前記出射端から出射された前記光を拡散させる拡散板と、
前記拡散板を前記受信面から離間するスペーサと、
前記音響波に基づき前記被検体内の情報を取得する処理装置と、
を有し、 前記スペーサは、前記出射端から出射される光を取り囲むものであることを特徴とする被検体情報取得装置である。
本発明はまた、以下の構成を採用する。すなわち、
音響マッチング材を介して被検体に接触し前記被検体から伝搬される音響波を受信する受信面を有する受信部と、
複数のファイバ素線が結束され、光源で発光された光が入射する入射端と光を出射する出射端とを有するバンドルファイバと、
前記出射端から出射された前記光を拡散させる拡散板と、
前記拡散板を前記受信面から離間するスペーサと、をし、
前記スペーサは、前記出射端から出射される光を取り囲むものであることを特徴とする光音響プローブである。
本発明によれば、光音響トモグラフィにおける光照射の際に、エネルギー密度が局所的に高くなることを抑制することができる。
本発明の実施の形態における光音響装置の構成を説明する図。 実施例1における光音響プローブを説明する図。 実施例2における光音響プローブを説明する図。 背景技術の光音響装置の構成を説明する図。
以下に図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態について説明する。ただし、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状およびそれらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
本発明の被検体情報取得装置には、被検体に光(電磁波)を照射することにより被検体内で発生した音響波を受信して、被検体情報を画像データとして取得する光音響効果を利用した装置を含む。被検体情報とは、光照射によって生じた音響波の発生源分布、被検体内の初期音圧分布、あるいは初期音圧分布から導かれる光エネルギー吸収密度分布や吸収係数分布、組織を構成する物質の濃度分布などである。物質の濃度分布とは、例えば、酸素飽和度分布や酸化・還元ヘモグロビン濃度分布などである。
本発明で言う音響波とは、典型的には超音波であり、音波、超音波、音響波と呼ばれる弾性波を含む。光音響効果により発生した音響波のことを、光音響波または光超音波と呼ぶ。
図1を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は光音響装置を模式的に図示したものである。光音響装置において、光源1から発せられた照明光Lは、第一の照明光学系2によって成形されて、バンドルファイバ3の入射端3aへ入射する。照明光Lはバンドルファイバ3により光音響プローブ4まで伝送され、バンドルファイバ3の出射端3bから
出射する。バンドルファイバは光伝送部とも呼べる。
光音響プローブ4は、出射端3bと、出射端3bから出射した照明光を成形する第二の照明光学系5、ならびに光音響波を受信する受信部6からなる。第二の照明光学系5を介して被検体20に到達した照明光が被検体内部で拡散、伝播し、吸収体21に吸収されると、光音響波22が発生する。なお、第一および第二の照明光学系はいずれも照明光を成形する機能を持っており、これらを合わせて装置の光学系と考えることも出来る。
受信部6はピエゾ素子やCMUTなどの、音響波と電気信号を変換する素子を含んでいる。そのため、受信部6が被検体20を伝播した光音響波22を受信すると、素子により電気信号SIGに変換される。その後処理装置7へ送られた電気信号SIGは増幅、ディジタル変換、フィルタ処理などを施されたのち、既知の方法により画像再構成されて画像情報IMGが生成される。画像情報IMGは表示装置8に送られ、被検体内の情報が表示される。
ここで、本発明においては、第二の照明光学系5に拡散板9が設けられている。拡散板9は、被検体から所定の距離を隔てて設置される。この所定の距離は、光エネルギー、光の干渉性、および、被検体への照射面積から決められる。
光エネルギーは、出射端3bから出射される総光量のことである。光の干渉性は、出射端3bの位置とサイズ、バンドルファイバ3のファイバ素線のコア経とファイバ径、ファイバ素線のバンドル密度、そして拡散板9の拡散角に起因する。被検体への照射面積は、出射する総光量が、皮膚に対する最大許容露光量以下になるように広げた面積から決められる。
例えば拡散板9と被検体の距離を7mm以上離すと、エネルギー密度の分布が局所的に高くなることを抑制することができた。このときの条件を以下に示す。
光エネルギーは60mJである。干渉性に関しては、被検体から出射端3bまでの距離が9mm、出射端3bのサイズが30mm×1.4mm×2箇所、ファイバ素線のコア径190μm、ファイバ経200μmであり、バンドルは概ね六方細密格子状に設けた。拡散板9としては、拡散角を10°のホログラフィックディフューザを用いた。そして照射面積は、約35mm×6mm×2箇所とした。
以上の条件で、波長756nm、発光周波数10Hzのときに被検体に光を照射し、光エネルギー密度を測定した。その結果、光エネルギー密度は最大で20mJ/cm程度となり、最大許容露光量MPEである26mJ/cmよりも小さい値にすることができた。
なお、図1ではバンドルファイバ3を途中で分岐し、その出射端3bと第二の照明光学系5を2箇所にしたが、分岐個数はこれに限定しない。例えば分岐をせずに受信部6の片面にのみ隣接させても有効であるし、逆に2箇所よりも分岐を多くしても良い。
また、光音響プローブ4はハウジングで覆われていることが好ましい。
光源1は、好ましくは600nmから1100nm程度の波長の近赤外線を発光するものである。光源1としては例えば、Nd:YAGレーザやアレクサンドライトレーザなどのパルスレーザ、Nd:YAGレーザ光を励起光とするTi:saレーザやOPOレーザ、半導体レーザなどを利用できる。
なお、照明光の照射と受信部6による光音響波の受信は同期をとる必要がある。そこで
、光源1から第二の照明光学系5の間の光路のいずれかを一部分岐して、フォトダイオード等のセンサで光を検出し、その検出信号をトリガとして受信部6に受信を開始させれば良い。そのほか、不図示のパルス発生器を用いて、光源1の発光タイミングと処理装置7の受信タイミングを同期させるように制御しても良い。
以上の構成によれば、被検体に照射される照明光のエネルギー密度分布が局所的に高くなることを抑制することができる。そのため、装置の安全性を向上させることができる。
<実施例1>
本実施例では、光音響プローブ4について、図2を用いてより具体的に説明する。なお、図2(a)は光音響プローブ4の正面図・断面図であり、図2(b)は下面図である。
本実施例では、拡散板9と被検体20との距離を規定するために、第二の照明光学系5の中にスペーサ10を設けた。さらに、スペーサ10は照明光を取り囲み、その先端は受信部6の受信面と概ね同面になるように設けた。図2(a)ではスペーサ10の断面を示しており、図2(b)の下面図では、被検体20の側から見たスペーサ10、受信部6の受信面6a、照明光Lを示している。
スペーサの材料としては、被検体との接触によって変形しないよう、アルミなどの金属や各種プラスチック樹脂、セラミックスなど、被検体よりも十分に剛性の高いものが好ましい。
本実施例では、照明光の照射領域は35mm×7mm×2本(受信部6の両脇)であり、約0.5mm外周にアルミからなるスペーサ10を設けた。そして、拡散板9の拡散面とスペーサ10の表面までの距離は最短の所で8mmとした。
このような条件下で、光源1から120mJのエネルギーを発したときのエネルギー密度の最大値は、18mJ/cmだった。そして、光音響プローブ4を被検体への押し付けたとき、その押し付け方によらずスペーサ10表面よりも内側には1mmも入り込まず、エネルギー密度の最大値はほとんど変化がなかった。
なお、スペーサ10表面の被検体と接するエッジ部分は適度に丸みを付けることが好適であり、実施例1ではその丸みをR0.5としたが、光音響プローブ4を被検体に押し付けたときに痛みを感じることはなく、切り傷が生じることもなかった。なお、エッジ部分は、Rを付ける代わりに面取りしてC面を設けても良い。
以上のように、被検体が生体の場合、光音響プローブ4を被検体へ押し当てたときに被検体が変形しても、被検体と拡散板9との距離をスペーサ10で規定できる。したがって、被検体に照射する照明光のエネルギー密度分布の変化が小さく、安定した照明分布が得られる。
また、光拡散方程式に基づき被検体内部へ侵入する光分布を計算する際、境界条件となる被検体表面の光分布の変化を小さくでき、より高精度に被検体内部の光分布を計算することが可能となる。その結果、被検体内部の吸収体の吸収係数μ=p/(Γφ)(p:初期音圧、Γ:グリューナイゼン係数、φ:吸収体の光量)を高精度に計算することができる。なお、初期音圧pは受信部6で測定される光音響信号から得られる。またグリューナイゼン係数Γは既知の値であり、例えば被検体がヒト乳房の場合0.5から0.8程度である。
<実施例2>
本実施例では、実施例1とは異なる光音響プローブ4について、図3を用いてより具体的に説明する。なお、図3(a)は光音響プローブ4の正面図であり、図3(b)は下面図である。
本実施例では、第二の照明光学系5の中にスペーサとして、透明体11を設けた。これにより、実施例1で説明したスペーサ10と同等に、拡散板9と被検体20の距離を規定する効果が得られた。このとき、図3(b)に示すように透明体11は光を取り囲むように設けられているが、この透明体11を延長して被検体との接触面をも覆うようにしても良い。その場合、透明体11は出射端3b側の面が開いた立体形状となる。
また通常、光音響装置を使用する際、受信部6が被検体と接触する部分(受信面6a)には音響マッチングのためにソナーゲル13を用いる。そのソナーゲル13が拡散板9の拡散面に付着すると拡散角が変化するため、被検体に照射されるエネルギー密度分布が変化してしまう。なお、光音響プローブと被検体の音響マッチング材はソナーゲルに限られず、例えば水を用いることもできる。
しかし、透明体11が被検体との接触面をも覆うタイプであれば、ソナーゲルの第二の照明光学系5への侵入を防ぎ、拡散板9への付着を抑制することができる。そしてこの侵入抑制効果は、図3(b)に示したように、透明体11の周囲をシール部材12で囲むことによって、より高くなる。すなわち、拡散板9の拡散面へのソナーゲルの付着を抑制でき、被検体に照射されるエネルギー密度分布を一定にすることができる。
さらに、ソナーゲルが付着するのは、図3(b)で示したような、光音響プローブ4が被検体に接触する部分だけに限られる。そのため、光音響装置を使用した後はソナーゲルを容易にふき取ることができ、光音響プローブ4の衛生状態を良好に保つことが可能となる。
透明体11としては、プリズムやスライドガラスを利用できる。なお、材質はガラスに限らず、アクリルやポリカーボネートなどの光学材料も適用可能である。
また、透明体11は被検体と拡散板9にそれぞれ接するように図示したが、これに限定されず、離していても有効である。
シール部材12には、Oリングやゴムパッキン、ガスケット、接着剤を適用することができる。
以上の各実施例では、光伝送部としてバンドルファイバを用いている。但し実際にはこれに限定されず、例えばミラーや反射プリズムを用いることも可能である。その場合でも、照明光を均一にする目的で、被検体20との距離を所定以上離して拡散板9を設ける。その際、実施例1で説明したスペーサ10や、実施例2で説明した透明体11を拡散板9と被検体20との間に設け、両者の距離を規定することも好ましい。
1:光源,3:バンドルファイバ,3b:出射端,4:光音響プローブ,6:受信部,7:処理装置,9:拡散板,10:スペーサ

Claims (21)

  1. 音響マッチング材を介して被検体に接触し前記被検体から伝搬される音響波を受信する受信面を有する受信部と、
    複数のファイバ素線が結束され、光源で発光された光が入射する入射端と光を出射する出射端とを有するバンドルファイバと、
    前記出射端から出射された前記光を拡散させる拡散板と、
    前記拡散板を前記受信面から離間するスペーサと、
    前記音響波に基づき前記被検体内の情報を取得する処理装置と、を有し、
    前記スペーサは、前記出射端から出射される光を取り囲むものであることを特徴とする被検体情報取得装置。
  2. 前記スペーサは、前記バンドルファイバが有する干渉性により前記出射端の側に形成され局所的に高い光強度を有する出射光分布を緩和するように、前記拡散板を前記受信面から離間することを特徴とする請求項1に記載の被検体情報取得装置。
  3. 前記スペーサは、前記出射端から照射される総光量が、皮膚に対する最大許容露光量と前記被検体の照射面積との積以下になるように、前記受信面と前記拡散板との間に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の被検体情報取得装置。
  4. 前記バンドルファイバは、前記複数のファイバ素線が束状に加工されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  5. 前記スペーサは、金属、プラスチックまたはセラミックスのいずれかで構成されることを特徴とする請求項に記載の被検体情報取得装置。
  6. 前記スペーサの前記被検体と接触するエッジ部分は、丸みを有するか、面取りされた形状を有することを特徴とする請求項に記載の被検体情報取得装置。
  7. 前記スペーサは、前記被検体の測定時に前記被検体と接触する接触面を有することを特
    徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  8. 前記光源から前記出射端の間の光路が第1の光路と第2の光路とに分岐しており、
    前記拡散板を介して前記被検体に光を照射する前記出射端は前記第1の光路にあり、
    前記第2の光路は光を検出するセンサに光を出射し、前記センサが光を検出すると前記受信部が前記音響波の受信を開始することで、前記出射端からの前記被検体への光照射と、前記受信部による前記音響波の受信とが同期して行われる
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  9. 前記スペーサは、前記拡散板と前記受信面との距離を規定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  10. 前記受信部が受信する前記音響波は、前記拡散板から被検体内に照射した光により前記被検体で発生した光音響波であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  11. 前記バンドルファイバを構成する前記ファイバ素線のそれぞれは、共通の入射端および共通の出射端を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  12. 音響マッチング材を介して被検体に接触し前記被検体から伝搬される音響波を受信する受信面を有する受信部と、
    複数のファイバ素線が結束され、光源で発光された光が入射する入射端と光を出射する出射端とを有するバンドルファイバと、
    前記出射端から出射された前記光を拡散させる拡散板と、
    前記拡散板を前記受信面から離間するスペーサと、をし、
    前記スペーサは、前記出射端から出射される光を取り囲むものであることを特徴とする光音響プローブ。
  13. 前記スペーサは、前記バンドルファイバが有する干渉性により前記出射端の側に形成され局所的に高い光強度を有する出射光分布を緩和するように、前記拡散板を前記受信面から離間することを特徴とする請求項12に記載の光音響プローブ。
  14. 前記スペーサは、前記出射端から照射される総光量が、皮膚に対する最大許容露光量と前記被検体の照射面積との積以下になるように、前記受信面と前記拡散板との間に配置されることを特徴とする請求項12または13に記載の光音響プローブ。
  15. 前記バンドルファイバは、前記複数のファイバ素線が束状に加工されたものであることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載の光音響プローブ。
  16. 前記スペーサは、金属、プラスチックまたはセラミックスのいずれかで構成されることを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載の光音響プローブ。
  17. 前記スペーサの前記被検体と接触するエッジ部分は、丸みを有するか、面取りされた形状を有することを特徴とする請求項16に記載の光音響プローブ。
  18. 前記スペーサは、前記被検体の測定時に前記被検体と接触する接触面を有することを特徴とする請求項12乃至17のいずれか1項に記載の光音響プローブ。
  19. 前記スペーサは、前記拡散板と前記受信面との距離を規定することを特徴とする請求項12乃至18のいずれか1項に記載の光音響プローブ。
  20. 前記受信部が受信する前記音響波は、前記拡散板から被検体内に照射した光により前記被検体で発生した光音響波であることを特徴とする請求項12乃至19のいずれか1項に記載の光音響プローブ。
  21. 前記バンドルファイバを構成する前記ファイバ素線のそれぞれは、共通の入射端および共通の出射端を有することを特徴とする請求項12乃至20のいずれか1項に記載の光音響プローブ。
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