JP6172847B2 - 水難救助用訓練人形 - Google Patents

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本発明は、水難救助用訓練人形に関する。
海やプールのレジャーによる事故、海中への転落事故、船舶事故等が生じた際には被救助者を速やかに事故現場から救出する必要がある。
しかし海やプール等の水中の事故は、一般の陸上の事故とは異なり常に危険が伴う。
例えば、水中で溺れた被救助者はパニック状態に陥る場合が多い。パニック状態に陥った被救助者は、被救助者の救助を試みる救助者にしがみつこうとするため、救助者は場合によっては自らも溺れる危険がある。また水中では陸上と異なり自由に体を動かすことが容易ではないから、水難救助の専門家といえども油断すれば危険な状態に陥ることもある。
実際の水難救助を想定して水難救助の専門家は日々訓練を重ねている。この訓練は必須の作業であり、訓練により水難救助の技術が向上するに従って、被救助者の救出率が向上することに加え、救助者自らが二次災害に巻き込まれることを防止することができる。
実際の水難事故を想定した訓練に使用される人形として、水難救助用訓練人形が市販されている。市販されている水難救助用訓練人形はいわゆるマネキン人形の形態で提供されていて、表面をシリコーン樹脂等で覆うことにより、より人間に近い感触が得られるように工夫されている。
しかし市販のマネキン型の水難救助用訓練人形は高価格であることから入手が容易ではなく、また市販のマネキン型の水難救助用訓練人形を訓練中に壊さないようにその取り扱いには注意が必要であった。さらには運搬や保管も容易ではなく、取り扱いが難しい問題があった。
一方、水中の訓練用に使用する人形として、新生児、幼児あるいは成人の沐浴を訓練するための看護実習用人形が提案されている(特許文献1)。
この看護実習用人形はシリコーンゴムを液状化した原料を用いてスラッシュモールドにより一体的に成形されてなる。
前記看護実習用人形はシリコーンゴムにより成形されているため、その触感は生体のものに極めて類似しているため、訓練の際に優れた臨場感を再現できるとされる。
またスラッシュモールドにより一体成形されているため、沐浴の訓練時に前記看護実習用人形の内部に水が入ることを防止できるとされる。
しかしスラッシュモールドにより一体的に成形されてなる看護実習用人形も、いわゆるマネキン型人形であり取り扱いには注意が必要となる。さらには高価であり、運搬や保管も容易ではなく、取り扱いが難しい問題が依然として残る。
さらに海難事故を想定して使用される人体ダミーとして、内部に位置決定システムを備えた人体ダミーが提案されている(特許文献2)。
この人体ダミーは、内部の位置決定システムに加えて、内部に空洞を有する小室を備えている。そしてこの小室は人体ダミーの胸部に対応し、開放弁によって調節可能な水の取り入れ口を有している。また前記人体ダミーの内部には小型の圧縮ガスタンクに接続された空気袋が設置されている。
かかる人体ダミーは、位置情報を外部に知らせることができ、外部からの無線操作により前記人体ダミーの小室内部の水量を調整することができる構造となっている。
この人体ダミーを、船舶等の船員に対しできる限り模した状態のまま船舶等に設置する。この人体ダミーを船舶等に設置しておけば、万が一、船舶等が遭難、沈没した際には、信号を発する人体ダミーを手がかりに、前記船員が存在する可能性の高い場所を重点的に捜索することが可能となる。
また前記人体ダミーの空気袋に圧縮ガスタンクから空気等を導入すれば前記人体ダミーが浮上するから、前記人体ダミーの内部に救助具を設置しておけば、被救助者はこの人体ダミーの内部から救助具を取り出すことも可能となる。
しかし、前記人体ダミーは水難救助隊に自己の位置を知らせる機能と、被救助者に救難具等を提供する機能は有するものの、前記人体ダミーを水難救助用訓練の用途に使用することについては一切開示がない。
またGPS等の位置決定システムを内蔵し、圧縮ガスタンクを含む給排水システムを備える前記人体ダミーは重量が大きく、運搬や保管も容易ではなく、取り扱いが難しい問題がある点は、先に説明した先行技術の場合と同様である。
実開平7−34458号公報 特表2012−519100号公報
本発明の目的は、取り扱い易く、運搬や保管に便利な水難救助用訓練人形を提供することにある。
上記課題を解決すべく本発明者が鋭意検討した結果、開閉機能を有する注排水孔と、内部に気体と液体との少なくとも一方を密閉保持することのできる格納部とを備えた、可撓性不透水シートからなる水難救助用訓練人形が、本発明の目的に適うことを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、
[1]開閉機能を有する注排水孔と、
内部に気体と液体との少なくとも一方を密閉保持することのできる格納部とを備え、
前記格納部が、胴体部にそれぞれ接続された頭部、右腕部、左腕部、右足部および左足部を含み、
前記頭部が、前記胴体部の上部中央部に接続され、
前記右腕部が、前記胴体部の右側上部に接続され、
前記左腕部が、前記胴体部の左側上部に接続され、
前記右足部が、前記胴体部の右側下部に接続され、
前記左足部が、前記胴体部の左側下部に接続され、
前記格納部が、可撓性不透水シートからなり、
前記胴体部、前記頭部、前記右腕部、前記左腕部、前記右足部および前記左足部が、それぞれ独立格納部を形成し、
前記独立格納部の内部は、気体および液体の少なくとも一方が移動可能であり、
前記独立格納部のそれぞれ全てが、前記開閉機能を有する注排水孔を備え、
前記胴体部を除く前記独立格納部のそれぞれ全てが、前記胴体部と着脱可能に連結されていることを特徴とする、水難救助用訓練人形を提供するものである。
また本発明の一つは、
]前記格納部に液体および気体の少なくとも一方を備えた、上記[]に記載の水難救助用訓練人形を提供するものである。
また本発明の一つは、
]上記[]に記載された水難救助用訓練人形を水中で使用する方法であって、前記水難救助用訓練人形の頭部下部面を水面上に維持するステップを含むことを特徴とする、水難救助用訓練人形の使用方法を提供するものである。
また本発明の一つは、
]上記[]に記載された水難救助用訓練人形を、水中から引き上げ可能な場所に移動させるステップを含む、上記[]に記載された水難救助用訓練人形の使用方法を提供するものである。
また本発明の一つは、
]上記[]に記載された水難救助用訓練人形を、水中から引き上げるステップを含む、上記[]または[]に記載された水難救助用訓練人形の使用方法を提供するものである。

従来の水難救助用訓練人形は、いわゆるマネキン型人形であり取り扱いが難しい場合があった。また重量のあるものはさらに取り扱いが難しくなる場合があった。
これに対し、本発明に係る水難救助用訓練人形は、開閉機能を有する注排水孔を備えた可撓性不透水シートからなることから、重量が小さく取り扱いが容易である。
また訓練に使用しない時は、本発明に係る水難救助用訓練人形の内部の空気や水を全て排出した後に注排水孔を閉じた状態にしておけば、小さく折りたたむことが可能であり、体積を小さく保つことが可能であるから、運搬や保管が容易である。
また本発明に係る水難救助用訓練人形の独立格納部に入れる液体の量および気体の量を調整することにより、前記水難救助用訓練人形が意識のない実在の人間の様に水中で扱うことができるから、臨場感のある水難救助訓練を実施することができる。
また本発明に係る水難救助用訓練人形の独立格納部に入れる液体の量および気体の量を調整することにより、前記水難救助用訓練人形を水没状態に保つことができるし、逆に水面に浮上した状態を保つことができる。
また独立格納部に入れる液体の量および気体の量を調整することにより、両足部のみが水面に浮上し、頭部、胴体部および両腕部が水面下に没した状態、両手のみが水面に浮上し、頭部、胴体部および両足部が水面下に没した状態など、水中で前記水難救助用訓練人形を多様な状態に保つことができるから、臨場感のある水難救助訓練を実施することができる。
また、胴体部と、頭部等とを着脱可能に連結することにより、それぞれの独立格納部の内部に液体や気体を入れることができるから、短時間で水難救助訓練を開始することができる。またそれぞれの独立格納部の内部から液体や気体を排出することができるから、水難救助訓練終了後は短時間で本発明に係る水難救助用訓練人形を小さく折りたたんでそれぞれの独立格納部毎に収納することが可能である。
さらに本発明に係る水難救助用訓練人形は簡潔に構成されていることから単位時間当たりの生産性に優れる。このため比較的低価格により水難救助訓練に必要な現場に本発明に係る水難救助用訓練人形を供給することができる。
図1は、実施例1に係る水難救助用訓練人形を形成する可撓性不透水シートを示した模式正面図である。 図2は、二枚の可撓性不透水シートを組み合わせて実施例1に係る水難救助用訓練人形を形成する工程を説明するための模式斜視図である。 図3は、二枚の可撓性不透水シートを組み合わせてなる実施例1に係る水難救助用訓練人形を示した模式正面図である。 図4は、注排水孔110と密閉栓120との関係を説明するための模式部分断面図である。 図5は、胴体部20の製造方法を説明するための模式斜視図である。 図6は、胴体部20の製造方法を説明するための模式斜視図である。 図7は、実施例2に使用する頭部30を説明するための模式斜視図である。 図8は、実施例2に使用する頭部接続材80を説明するための模式斜視図である。 図9は、前記頭部接続材80を前記頭部30に接続した状態を説明するための模式図である。 図10は、実施例2に使用する右腕部40を説明するための模式斜視図である。 図11は、実施例2に係る水難救助用訓練人形200を示した模式正面図である。 図12は、実施例3に係る水難救助用訓練人形を説明するための模式正面図である。 図13は、実施例4に使用する胴体部420の模式分解斜視図である。 図14は、実施例4に使用する胴体部420の模式斜視図である。 図15は、実施例4に使用する頭部430の模式斜視図である。 図16は、実施例4に使用する右腕部440の模式図である。 図17は、実施例4に係る水難救助用訓練人形を説明するための模式正面図である。 図18は、水中における前記水難救助用訓練人形400の実施形態を説明するための模式図である。
以下に図面を参照しつつ、実施例に基づき本発明について詳細に説明する。なお本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。
[水難救助用訓練人形の構成について]
図1は、実施例1に係る水難救助用訓練人形を形成する可撓性不透水シートを示した模式正面図である。図2は、二枚の可撓性不透水シートを組み合わせて実施例1に係る水難救助用訓練人形を形成する工程を説明するための模式斜視図である。図3は、二枚の可撓性不透水シートを組み合わせてなる実施例1に係る水難救助用訓練人形を示した模式正面図である。
本発明に使用する可撓性不透水シートは、自由に変形することができ、内部に水を保持することのできる素材であれば特に限定はない。この様な素材としては、合成樹脂等が挙げられる。
前記合成樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポリ塩化ビニル等のポリ塩素化樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル類、ポリウレタン類等を挙げることができる。
前記合成樹脂は、強度を高めるために、有機繊維、無機繊維等を使用した織布、不織布等と積層したものを使用することができる。
図1に示されるように、可撓性不透水シート1を人型に切り抜く。人型に切り抜かれた前記可撓性不透水シート1aは、胴体部2、頭部3、右腕部4、左腕部5、右足部6および左足部7を有する。
実施例1の場合では、前記胴体部2、頭部3、右腕部4、左腕部5、右足部6および左足部7は一枚の可撓性不透水シート1aにより形成されているが、二以上の可撓性不透水シート1aを隙間なく接合して、一枚の可撓性不透水シート1aとすることもできる。
次に図2および図3に示されるように、人型に切り抜かれた二枚の可撓性不透水シート1a,1aの外周端面10,10同士を接合して、実施例1に係る水難救助用訓練人形100を得ることができる。
前記二枚の可撓性不透水シート1a,1aの外周端面10,10同士を接合する方法としては、例えば、加熱された金型により圧着して前記二枚の可撓性不透水シート1a,1aの外周端面10,10同士を熱融着する方法、接着剤により接着する方法等が挙げられる。
前記二枚の可撓性不透水シート1a,1aの外周端面10,10同士の接合面が分離することを防止するために、前記接合面を繊維糸等により縫合してもよいし、ステープラ等の固定ピン等を用いて固定してもよい。
前記二枚の可撓性不透水シート1a,1aの外周端面10,10同士を接合する方法は、一種もしくは二種以上を実施することができる。
前記二枚の可撓性不透水シート1,1の外周端面10,10同士を接合することにより、実施例1に係る水難救助用訓練人形100の内部に、図3で破線により示される内側の部分に格納部101を形成することができる。
前記格納部101は、自由に変形することができ、内部に水を保持することのできる素材により形成されている。
実施例1の場合は、前記水難救助用訓練人形100の内部全体が一つの独立格納部を形成している。
また図3に示されるように、実施例1に係る水難救助用訓練人形100は、注排水孔110を備えている。
図3の場合は前記注排水孔110は、前記格納部101に対して一つが設置されているが、前記注排水孔110は、前記格納部101に対して二以上を設置することもできる。
図4は、注排水孔110と密閉栓120との関係を説明するための模式部分断面図である。
図4に示されるように、前記注排水孔110は円形孔の設置された固定板112に筒部113が接続された構造となっている。
前記固定板112は、可撓性不透水シート1の内側に接着剤により接着されている。また前記固定板112により前記可撓性不透水シート1aが破損することを防止するために、前記固定板112および可撓性不透水シート1aを覆うように、可撓性不透水シート片1bが接着剤により接着されている。
また前記注排水孔110には開閉可能な密閉栓120が設置されている。前記密閉栓120は一方の端部が密閉された筒状構造を有していて、その内側にねじ溝121が設置されている。また前記注排水孔110を形成する筒部113の外側にはねじ山111が設置されている。
また前記密閉栓120の内部にはO字状のリング材122が設置されている。
前記密閉栓120を前記注排水孔110に対して回転させながら設置することにより、前記注排水孔110のねじ山111と前記密閉栓120のねじ溝121が互いに噛み合い、前記注排水孔110と前記密閉栓120とを互いに開閉することができる。
前記密閉栓120を前記注排水孔110に対してさらに回転させると、前記注排水孔110の筒部113の先端114が、前記密閉栓120のO字状のリング材122に接触する。
この様にして、前記二枚の可撓性不透水シート1a,1a間に形成される格納部に、液体と気体との少なくとも一方を密閉保持することができる。
本発明に使用する気体は通常は空気である。また本発明に使用する液体は、通常海、プール、湖、川等の水である。
前記注排水孔110と前記密閉栓120とは合成樹脂により形成されている。前記合成樹脂としては、先に説明したものと同様のものを使用することができる。
また前記注排水孔110と前記密閉栓120とを連結材130により連結することにより、水難救助訓練中に前記密閉栓120が紛失することを防止することができる。
前記連結材130としては、例えば、合成樹脂繊維製の紐、金属線、金属チェーン等を使用することができる。
[水難救助用訓練人形の使用方法について]
実施例1に係る水難救助用訓練人形100の格納部へ前記注排水孔110から水を注入する。水の注水が完了したら、前記注排水孔110を前記密閉栓120により密閉する。
前記格納部への水の注入量と、空気の注入料とを調整することにより、水中における前記水難救助用訓練人形100の浮遊具合を調整することができる。
前記格納部への水の注入量を多くすれば体重の大きい被救助者を再現することができ、逆に前記格納部への水の注入量を少なくすれば体重の小さい被救助者を再現することができる。
また前記格納部への空気の注入量を多くすれば良く浮かぶ被救助者を再現することができ、逆に前記格納部への空気の注入量を少なくすれば早く沈む被救助者を再現することができる。
前記水難救助用訓練人形100の格納部に適量の空気と水とを密閉保持した状態で、水中で前記水難救助用訓練人形100の頭部3の下部面を救助者が水面上に維持することにより、水難救助訓練を実施することができる。
また救助者は、水中で前記水難救助用訓練人形100の頭部3の下部面を水面上に維持したまま、前記水難救助用訓練人形100を水中から引き上げ可能な岸、堤防、プールサイド、船舶等のある場所に移動させる。
次に救助者が前記水難救助用訓練人形100を水中から引き上げることにより、水難救助訓練を実施することができる。
前記水難救助用訓練人形100は前記可撓性不透水シート1を使用していて、内部に水を密閉充填するか、または水と空気とを密閉充填することにより、水中で意識不明の被救助者と非常に近い使用感触を得ることができる。
このため前記水難救助用訓練人形100を使用して、より実際の水難救助場面に近い、臨場感のある水難救助訓練を実施することができる。
前記水難救助用訓練人形100を使用した水難救助訓練が終了した後は、前記水難救助用訓練人形100の格納部101から前記注排水孔110を通して水を排出する。
前記格納部の水を全て排出した後は、前記水難救助用訓練人形100を折りたたむことができる。また前記水難救助用訓練人形100の総重量を小さく保つことができる。
このように、実施例1に係る水難救助用訓練人形100は水難救助訓練の使用に適している他、運搬や保管を簡単に行うことができるから、取り扱い易い。また構成が簡潔であることから製造コストを低く抑えることができる上に、故障、破損等が生じ難く、長い期間にわたって水難救助訓練に使用することが可能である。
[水難救助用訓練人形の構成について]
実施例2に係る水難救助用訓練人形200は、実施例1に係る水難救助用訓練人形100の変形例である。
先の実施例1に係る水難救助用訓練人形100の場合は、人型に切り抜かれた二枚の可撓性不透水シート1a,1aの外周端面10,10同士を接合して前記水難救助用訓練人形100を作製した。
これに対し、実施例2に係る水難救助用訓練人形200の場合は、可撓性不透水シート1を円筒状に加工して、前記円筒状の開口部を接続して作製する点が異なる。それ以外は、実施例1の場合と同様である。
図5〜図6は、胴体部20の製造方法を説明するための模式斜視図である。
円柱状の金属に溶融した可撓性不透水材料に含浸させ、冷却後前記円柱状の金属から前記可撓性不透水材料の成形物を引き抜くことにより、可撓性不透水からなる有底円筒を得ることができる。前記有底円筒の底の部分を切断して除去することにより、図5に示す両端が開放された筒状の可撓性不透水シート21を得ることができる。
前記筒状の可撓性不透水シート21は、溶融した可撓性不透水材料の内部に空気を送り込みながら連続的に押出成形を実施し、得られた筒状成形物を押出方向に対して垂直に切断しても得ることができる。
また長方形の可撓性不透水シートを円筒状に丸めて、長方形の可撓性不透水シートの両端を接合することによっても前記筒状の可撓性不透水シート21を得ることができる。
図5に示すように、前記筒状の可撓性不透水シート21に開口部22を設ける。
前記筒状の可撓性不透水シート21の内側から実施例1に使用した前記注排水孔110の筒部113を外部に突き出させ、前記注排水孔110の固定板112を前記筒状の可撓性不透水シート21の内側に接着剤で接着する。
さらに前記固定板112を可撓性不透水シート片1bにより接着剤で固定することにより、先に説明した図4と同様の構造の前記注排水孔110を、前記筒状の可撓性不透水シート21に設置することができる。
次に前記筒状の可撓性不透水シート21の両端の開放部23,23を接合した後、図6に示すように、両端を接合した筒状の可撓性不透水シート24の上部中央部、上部左右部、下部左右部を切断することにより、胴体部20を作製することができる。
前記胴体部20には、頭部30と接続するための上部中央孔25、右腕部40と接続するための上部右孔26、左腕部50と接続するための上部左孔27、右足部60と接続するための下部右孔28および左足部70と接続するための下部左孔29が形成されている。
図7は、実施例2に使用する頭部30を説明するための模式斜視図である。
前記頭部30は、前記可撓性不透水シート1からなる複数の曲面部31を、短冊状の可撓性不透水シートテープ1cにより接着剤を用いて接着することにより得ることができる。
前記可撓性不透水シート1からなる曲面部31を成形するためには、例えば、加熱された金属の曲面に、前記可撓性不透水シート1を接触させる方法等を挙げることができる。
また前記頭部30には、前記胴体部20と接続するための開口部32が形成されている。
図8は、実施例2に使用する頭部接続材80を説明するための模式斜視図である。
前記頭部接続材80は、筒状の可撓性不透水シート81の両端開放部82,82に、前記筒状の可撓性不透水シート81の長手方向に間隔をおいて切断部83を設ける。互いに隣り合う切断部83,83により囲まれる接続部84を外側に開くことにより、図8に示す頭部接続材80を得ることができる。
図9は、前記頭部接続材80を前記頭部30に接続した状態を説明するための模式図である。
図9に示されるように、前記頭部接続材80の一端を前記頭部30の開口部32に挿入する。続いて各接続部84を、前記頭部30の内側に接着剤を用いて接着する。
次に前記頭部接続材80の反対側の一端を前記胴体部20の上部中央孔25の内部に挿入する。
続いて各接続部84を、前記胴体部20の内側に接着剤を用いて接着する。
次に短冊状の可撓性不透水シートテープ1cを、前記胴体部20と前記頭部接続材80ならびに前記頭部30と前記頭部接続材80との境界に接着剤により接着することにより、前記胴体部20に対して頭部30を接合することができる。
図10は、実施例2に使用する右腕部40を説明するための模式斜視図である。
可撓性不透水シート1からなる有底円筒41の上端開放部42に、前記有底円筒41の長手方向に間隔をおいて切断部43を設ける。互いに隣り合う切断部43,43により囲まれる接続部44を外側に開くことにより、図7に示す右腕部40を得ることができる。
次に前記可撓性不透水シート1からなる有底円筒41の上端開放部42を前記胴体部20の上部右孔26の内部に挿入する。
続いて各接続部44を、前記胴体部20の内側に接着剤を用いて接着する。
次に短冊状の可撓性不透水シートテープ1cを、前記胴体部20と前記右腕部40との境界に接着剤により接着することにより、図11に示すように前記胴体部20に対して右腕部40を接合することができる。
実施例2の場合では前記胴体部20と右腕部40との接合に接着剤を使用したが、熱により融着させる方法等によっても前記胴体部20と右腕部40とを接合することができる。
前記右腕部40の場合と全く同様の操作により、前記胴体部20に対して、前記左腕部50、前記右足部60および前記左足部70を接合することができる。
図11は、実施例2に係る水難救助用訓練人形200を示した模式正面図である。
図11に示される通り、実施例2に係る水難救助用訓練人形200は立体的形状を組み合わせて形成されていることから、より人間の形状に近い。このため水難救助訓練を、より実際の場合に近い状態で実施することが可能となる。
また実施例2に係る水難救助用訓練人形200の使用方法についても、実施例1に係る水難救助用訓練人形100の場合と同様である。
[水難救助用訓練人形の構成について]
実施例1の場合は、前記水難救助用訓練人形100の内部全体が一つの独立格納部を形成している。同様に実施例2の場合も、前記水難救助用訓練人形200の内部全体が一つの独立格納部を形成している。
このため実施例1および2のそれぞれの前記水難救助用訓練人形100,200の一部に損傷が生じた場合には、その損傷部から前記水難救助用訓練人形100,200内部の水が、前記水難救助用訓練人形100,200を救助者が抱えたときに排出することが考えられる。この場合には被救助者を救出中に前記水難救助用訓練人形100,200が軽くなるため、水難救助訓練の臨場感が損なわれることになる。
図12は、実施例3に係る水難救助用訓練人形を説明するための模式正面図である。
実施例3に係る水難救助用訓練人形300は、実施例1に係る水難救助用訓練人形100の変形例である。
実施例3に係る水難救助用訓練人形300の場合は、胴体部2と頭部3との間が密閉閉塞されている。胴体部2と頭部3との間を密閉閉塞するためには、例えば、加熱された金型を用いて、胴体部2と頭部3との間を溶融圧着させる方法等が挙げられる。
同様に、胴体部2と右腕部4との間、胴体部2と左腕部5との間、胴体部2と右足部6との間、ならびに胴体部2と左足部7との間もそれぞれ密閉閉塞されている。
実施例3に係る水難救助用訓練人形300は、前記胴体部2、前記頭部3、前記右腕部4、前記左腕部5、前記右足部6および前記左足部7がそれぞれ独立格納部302〜307を形成している。
またそれぞれの独立格納部302〜307には、注排水孔110が設置されている。
このため、それぞれの前記注排水孔110を通して、それぞれの独立格納部302〜307に水と空気の少なくとも一方を保持することができる。それぞれの独立格納部302〜307に水と空気の少なくとも一方を密閉保持するためには、先に説明した密閉栓120により、それぞれの前記注排水孔110を密閉すればよい。
実施例3に係る水難救助用訓練人形300の場合は、前記胴体部2、前記頭部3、前記右腕部4、前記左腕部5、前記右足部6および前記左足部7がそれぞれ独立格納部302〜307を形成している。このため実施例3に係る水難救助用訓練人形300の一部に破損が生じた場合でもその影響は一部の独立格納部にしか及ばない。このことから実施例3に係る水難救助用訓練人形300に訓練途中で損傷が生じた場合でも、水難救助訓練を続行することが可能である。
また実施例3に係る水難救助用訓練人形300の使用方法についても、実施例1に係る水難救助用訓練人形100の場合と同様である。
実施例2に係る水難救助用訓練人形200についても、実施例3に係る水難救助用訓練人形300の場合と同様に、各部位に独立格納部を設けて使用することができる。
[水難救助用訓練人形の構成について]
実施例1〜3の場合は、前記水難救助用訓練人形100,200,300のそれぞれは、胴体部から頭部等を分離することができなかった。
これに対して実施例4に係る水難救助用訓練人形400は、胴体部420、頭部430、右腕部440、左腕部450、右足部460および左足部470がそれぞれ独立格納部402,403,404,405,406および407を形成している。
そして実施例4に係る水難救助用訓練人形400は、前記胴体部420に対して、前記頭部430、右腕部440、左腕部450、右足部460および左足部470がそれぞれ着脱自在に連結されている。
また前記独立格納部402,403,404,405,406および407にはそれぞれ注排水孔110が設置されている。
このため、それぞれの前記注排水孔110を通して、それぞれの独立格納部402,403,404,405,406および407に水と空気の少なくとも一方を保持することができる。それぞれの独立格納部独立格納部402,403,404,405,406および407水と空気の少なくとも一方を密閉保持するためには、先に説明した密閉栓120により、それぞれの前記注排水孔110を密閉すればよい。
図13は、実施例4に使用する胴体部420の模式分解斜視図である。また図14は、実施例4に使用する胴体部420の模式斜視図である。
前記胴体前面部421,前記胴体後面部422および前記胴体側面部423はそれぞれ可撓性不透水シート1により形成されている。
図12に示される胴体前面部421,胴体後面部422および胴体側面部423をそれぞれ合成繊維糸を使用して縫合する。
また前記胴体側面部423の上部中央には、実施例1に使用したものと同じ注排水孔110が設置されていて、密閉栓120により開閉自在に閉塞することができる。
続いて前記胴体部420の縫合部を、可撓性不透水シートテープ1cにより接着剤を用いて接着することにより、前記胴体部420の内部を独立格納部402とすることができる。
前記独立格納部402の内部に、水および空気の少なくとも一方を密閉保持することが可能である。
また前記胴体部420上端中央部には、図14に示されるように、複数の繊維テープ424が貼付されていて、前記繊維テープ424のそれぞれには接続具425が設置されている。
同様に、前記胴体部420の右側上部、左側上部、右側下部および左側下部のそれぞれに複数の繊維テープ424が貼付されていて、前記繊維テープ424のそれぞれには接続具425が設置されている。
図15は、実施例4に使用する頭部430の模式斜視図である。
複数の頭部形成片431はそれぞれ可撓性不透水シート1により形成されている。
複数の頭部形成片431をそれぞれ合成繊維糸を使用して縫合する。
また前記頭部430の下部中央には実施例1の場合と同様に注排水孔110が設置されていて、密閉栓120により開閉自在に閉塞することができる。
続いて前記頭部430の縫合部を、可撓性不透水シートテープ1cにより接着剤を用いて接着することにより、前記頭部430の内部を独立格納部403とすることができる。
前記独立格納部403の内部に、水および空気を密閉保持することが可能である。
また前記頭部430下端中央部には、図15に示されるように、複数の繊維テープ434が貼付されていて、前記繊維テープ434のそれぞれには接続具436が設置されている。
図16は、実施例4に使用する右腕部440の模式図である。また図17は実施例4に係る水難救助用訓練人形を説明するための模式正面図である。
図16に示されるように、長方形の可撓性不透水シート1を丸めて筒状とし、両端部441,441同士を重ねて合成繊維糸を使用して縫合することにより右腕本体部442が得られる。
前記右腕本体部442は上端開口部443と下端開口部444を備えている。前記下端開口部444の大きさは、前記上端開口部443の大きさと比較して小さくなっていて、概略ではあるが人間の腕を模した形状となっている。
また上端部材445と下端部材446とをそれぞれ前記右腕本体部442の上端開口部443と下端開口部444とに合成繊維糸を使用して縫合する。
また前記右腕部440の上部中央には実施例1の場合と同様に注排水孔110が設置されていて、密閉栓120により開閉自在に閉塞することができる。
続いて前記右腕部440の縫合部を、可撓性不透水シートテープ1cにより接着剤を用いて接着することにより、前記右腕部440の内部を独立格納部404とすることができる。
前記独立格納部404の内部に、水および空気の少なくとも一方を密閉保持することが可能である。
また前記右腕部440上部側面部には、図17に示されるように、複数の繊維テープ447が貼付されていて、前記繊維テープ447のそれぞれには接続具448が設置されている。
また図17に示す通り、前記右腕部440の肘の関節部分に該当する中央部と前記右腕部440の手首の関節部分に該当する端部には繊維テープ449,449の一端がそれぞれ接着剤により設置されている。
繊維テープ449,449は面ファスナーによりそれぞれ形成されていて、前記繊維テープ449を前記右腕部440の外周に沿って周回させて前記繊維テープ449の先端裏面を前記繊維テープ449の表面に接触させることにより、着脱可能に前記繊維テープ449の先端裏面を前記繊維テープ449の表面に固定することができる。
前記左腕部450、前記右足部460および前記左足部470についても、前記右腕部440と全く同様の方法により、それぞれ独立格納部405,406および407を形成することができる。
次に前記胴体部420の上端中央部に複数設置された接続具425と、前記頭部430の下端中央部に複数設置された接続具436とをそれぞれ連結する。
同様に、前記胴体部420の右側上部に複数設置された接続具425と、前記右腕部440の上部側面部に複数設置された接続具448とをそれぞれ連結する。
同様に、前記胴体部420の左側上部に複数設置された接続具425と、前記左腕部450の上部側面部に複数設置された接続具456とをそれぞれ連結する。
同様に、前記胴体部420の右側下部に複数設置された接続具425と、前記右足部460の上部側面部に複数設置された接続具466とをそれぞれ連結する。
同様に、前記胴体部420の右側下部に複数設置された接続具425と、前記左足部470の上部側面部に複数設置された接続具476とをそれぞれ連結する。
この操作により、図17に示すように、実施例4に係る水難救助用訓練人形400を得ることができる。
本発明に使用する接続具は、互いに組み合わせて着脱自在に連結できるものであれば特に限定はなく、市販品等を選択して使用することができる。
[水難救助用訓練人形の使用方法について]
実施例4に係る水難救助用訓練人形200の使用方法についても、実施例1に係る水難救助用訓練人形100の場合と同様である。
実施例4に係る水難救助用訓練人形400の場合は、前記胴体部420、前記頭部430、前記右腕部440、前記左腕部450、前記右足部460および前記左足部470のそれぞれが、独立格納部402,403,404,405,406および407を形成している。
また各独立格納部402,403,404,405,406および407にはそれぞれ前記注排水孔110が設置されていて、各注排水孔110には前記密閉栓120が着脱可能に設置されている。
このため各独立格納部402,403,404,405,406および407には、水および空気の少なくとも一方を充填することが可能である。
図18は、水中における前記水難救助用訓練人形400の実施形態を説明するための模式図である。
図18(a)〜(c)に示すように、水中500では、各独立格納部402,403,404,405,406および407内部の水および空気の充填量を調整することにより、水面に浮いた状態(図18(a))、水中で腕部のみが浮いた状態(図18(b))、水中で足部のみが浮いた状態(図8(c))等のように、様々な形態により前記水難救助用訓練人形400を浮かせることができる。
また各独立格納部402,403,404,405,406および407に空気を入れず水のみを充填した場合には、前記水難救助用訓練人形400の浮力を失わせてプール、湖、川、海等の底等に前記水難救助用訓練人形400を水没させることもできる。
本発明に係る水難救助用訓練人形は様々な実施形態により水面に浮上させ、または沈下させることができるから、より実際の場合に近い訓練を実施することができる。
1, 1a 可撓性不透水シート
1b 可撓性不透水シート片
1c 可撓性不透水シートテープ
2,20,420 胴体部
3,30,430 頭部
4,40,440 右腕部
5,50,450 左腕部
6,60,460 右足部
7,70,470 左足部
10 可撓性不透水シートの外周端面
21,81 筒状の可撓性不透水シート
22,32 開口部
25 上部中央孔
26 上部右孔
27 上部左孔
28 下部右孔
29 下部左孔
31 曲面部
41 有底円筒
42 上端開放部
43,83 切断部
44 接続部
80 頭部接続材
82 両端開放部
84 接続部
100,200,300,400 水難救助用訓練人形
101 格納部
110 注排水孔
111 ねじ山
112 固定板
113 筒部
114 先端
120 密閉栓
121 ねじ溝
122 リング材
130 連結材
302,303,304,305,306,307,402,403,404,405,406,407 独立格納部
421 胴体前面部
422 胴体後面部
423 胴体側面部
424,434,447,449 繊維テープ
425,436,448,456,466,476 接続具
431 頭部形成片
441 両端部
442 右腕本体部
443 上端開口部
444 下端開口部
449 繊維テープ
500 水中

Claims (5)

  1. 開閉機能を有する注排水孔と、
    内部に気体と液体との少なくとも一方を密閉保持することのできる格納部とを備え、
    前記格納部が、胴体部にそれぞれ接続された頭部、右腕部、左腕部、右足部および左足部を含み、
    前記頭部が、前記胴体部の上部中央部に接続され、
    前記右腕部が、前記胴体部の右側上部に接続され、
    前記左腕部が、前記胴体部の左側上部に接続され、
    前記右足部が、前記胴体部の右側下部に接続され、
    前記左足部が、前記胴体部の左側下部に接続され、
    前記格納部が、可撓性不透水シートからなり、
    前記胴体部、前記頭部、前記右腕部、前記左腕部、前記右足部および前記左足部が、それぞれ独立格納部を形成し、
    前記独立格納部の内部は、気体および液体の少なくとも一方が移動可能であり、
    前記独立格納部のそれぞれ全てが、前記開閉機能を有する注排水孔を備え、
    前記胴体部を除く前記独立格納部のそれぞれ全てが、前記胴体部と着脱可能に連結されていることを特徴とする、水難救助用訓練人形。
  2. 前記格納部に液体および気体の少なくとも一方を備えた、請求項に記載の水難救助用訓練人形。
  3. 請求項に記載された水難救助用訓練人形を水中で使用する方法であって、前記水難救助用訓練人形の頭部下部面を水面上に維持するステップを含むことを特徴とする、水難救助用訓練人形の使用方法。
  4. 請求項に記載された水難救助用訓練人形を、水中から引き上げ可能な場所に移動させるステップを含む、請求項に記載された水難救助用訓練人形の使用方法。
  5. 請求項に記載された水難救助用訓練人形を、水中から引き上げるステップを含む請求項またはに記載された水難救助用訓練人形の使用方法。
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