JP3211678U - 水泳補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】浮力体の幅方向両側が自由状態とはなっておらず、長期の使用に耐える水泳補助具を提供する。【解決手段】独立気泡の発泡材からなって屈曲性を有し、浮力を発生させる長板状浮力材11、及び外側に布材が貼着された布状ゴムシート材を主体とし、長板状浮力材11の外側を被覆するカバーシート13を有する長尺の浮力体14と、浮力体14の長手方向両側にそれぞれの一端部が固定された第1、第2の装着バンド15、16とを有し、第1の装着バンド15の他端部には、第1の掛け止め具18が設けられ、第2の装着バンド16の他端部には第1の掛け止め具18に掛合する第2の掛け止め具19が、必要に応じその装着位置を変更可能に設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、水泳の練習中、又は水泳中に腰部又は胸部に装着して、腰部又は胸部に浮力を発生させる水泳補助具に関する。
従来、水泳に対して初心者が水泳の練習を行う場合は、特許文献1に記載のように、ビート板が使用されていた。ところが、ビート板を使用すると、足の練習は可能であるが、手の動きの練習はできないので、例えば、特許文献2に記載のように、板状又はベルト状の浮力体の両側に紐を取り付けた水泳補助具が提案されている。
しかしながら、特許文献2記載の水泳補助具は、紐を使用しているので、紐が身体に当たって、又は紐の結び目が身体に当たって不快感を感じる場合があり、ベルト状のものに変更しても、紐を使用するので、取付け及び取り外しが面倒であった。
また、特許文献3に記載のように、浮力体に適当数の切り目を設け、これにバンドを通して、使用者の腰に装着するものも提案されているが、バンドは浮力体の幅方向中央を挿通し、浮力体の幅方向両側(即ち、上下端)はフリーであるので、破損し易いという問題があった。
また、特許文献3に記載のように、浮力体に適当数の切り目を設け、これにバンドを通して、使用者の腰に装着するものも提案されているが、バンドは浮力体の幅方向中央を挿通し、浮力体の幅方向両側(即ち、上下端)はフリーであるので、破損し易いという問題があった。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、浮力体の幅方向両側が自由状態とはなっておらず、長期の使用に耐える水泳補助具を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係る水泳補助具は、独立気泡の発泡材からなって屈曲性を有し、浮力を発生させる長板状浮力材、及び外側に布材が貼着された布状ゴムシート材を主体とし、前記長板状浮力材の外側を被覆するカバーシートを有する長尺の浮力体と、前記浮力体の長手方向両側にそれぞれの一端部が固定された第1、第2の装着バンドとを有し、前記第1の装着バンドの他端部には、第1の掛け止め具が設けられ、前記第2の装着バンドの他端部には前記第1の掛け止め具に掛合する第2の掛け止め具が設けられている。ここで、第1、第2の装着バンドの材料として、伸縮性のない布製の平ベルト、伸縮性を有する布製の平ベルト、又はゴム製の平ベルトを使用するのが好ましい。
また、本考案の水泳補助具において、前記第2の掛け止め具には、前記第2の装着バンドに対してその取り付け位置を変更可能な移動掛止部が設けられているのが好ましく、装着バンドが伸縮性がないもの(例えば、布製ベルト)であっても使用者のサイズに合わせて、第1、第2の掛け止め具を掛合できる。
本考案の水泳補助具において、前記長板状浮力材は幅が10〜15cm、長さが40〜70cm、厚みが2〜5cmの範囲にあるのがよいが、本考案はこの数値に限定されない。
本考案の水泳補助具において、前記カバーシートは、一枚の前記布状ゴムシート材を2つ折りし、その接合端部を縫合して袋状とするのが好ましい。これによって、縫合箇所が少なくて済み、安価に製造できる。
そして、本考案に係る水泳補助具において、前記カバーシートの一部に1又は2の水抜き孔が設けられているのが好ましい。これによって、長板状浮力材を包むカバーシート内に水等が侵入しても排除できる。なお、水抜き孔の直径は1〜3mm程度であるのが好ましい。
本考案に係る水泳補助具は、独立気泡の発泡材からなる長板状浮力材と、その周囲を囲むカバーシートとを有し、カバーシートは、主として外側を布材が貼着された布状ゴムシート材からなっているので、表面の布材への着色が自由である。一方、カバーシートの内側はゴムシート材となっているので十分な強度を持たせることができ、摩耗にも強い。更に、浮力体の長手方向両側にそれぞれの一端部が固定された第1、第2の装着バンドを有し、第1の装着バンドの他端部には、第1の掛け止め具が設けられ、第2の装着バンドの他端部には第1の掛け止め具に掛合する第2の掛け止め具が設けられているので、簡単に使用者に装着できる。
本考案に係る水泳補助具において、第2の掛け止め具に、第2の装着バンドに対してその取り付け位置を変更可能な移動掛止部が設けられている場合は、使用者の体形に合わせて、この水泳補助具を装着できる。
続いて、図面を参照して、本考案を具体化した一実施の形態について説明し、本考案の理解に供する。
図1(A)、(B)、図3(A)〜(F)に示すように、本考案の一実施の形態に係る水泳補助具10は、独立気泡の発泡材からなって屈曲性を有する長板状浮力材11と、この長板状浮力材11の外側を包むカバーシート13とを備えた長尺の浮力体14を有する。
図1(A)、(B)、図3(A)〜(F)に示すように、本考案の一実施の形態に係る水泳補助具10は、独立気泡の発泡材からなって屈曲性を有する長板状浮力材11と、この長板状浮力材11の外側を包むカバーシート13とを備えた長尺の浮力体14を有する。
長板状浮力材11は例えば発泡ウレタン等、屈曲性及び引っ張り強度を十分に有する独立気泡(発泡率が例えば60〜98%)の合成樹脂材又はゴム材からなって、幅wが10〜15cm、長さLが40〜70cm、厚みtが2〜5cmの範囲にある。これによって、浮力体14は使用者M(水泳者)を水表面に浮かす十分な浮力を有している(図4参照)。
図1(A)、(B)、図2(A)〜(C)に示すように、水泳補助具10は、浮力体14の長手方向両側にそれぞれ一端部が固定された、幅が例えば4〜6cmの第1、第2の装着バンド15、16を有する。第1の装着バンド15の他端部には第1の掛け止め具18が、第2の装着バンド16の他端部(正確には折り曲げ他端部)には、第1の掛け止め具18と掛合する第2の掛け止め具19が設けられている。
第1、第2の掛け止め具18、19は通常ワンタッチバックル(市販)と言われるもので、それぞれ、図1(A)、(B)に示すように、引っ掛け受け部20を有する雌型(第1の掛け止め具18の一例)と、引っ掛け部21を有する雄型(第2の掛け止め具19の一例)からなって、引っ掛け部21が広がった状態で、引っ掛け受け部20に掛止し、引っ掛け部21を減幅することによって、引っ掛け部21が引っ掛け受け部20から外れる。
第2の掛け止め具19は第2の装着バンド16が挿通して折り返す2つの幅狭の縦長四角形の抜き孔23、24が設けられている。このような構造によって、第2の掛け止め具19を第2の装着バンド16の任意の位置に保持できる。なお、抜き孔23、24が移動掛止部の一例となる。
第2の掛け止め具19は第2の装着バンド16が挿通して折り返す2つの幅狭の縦長四角形の抜き孔23、24が設けられている。このような構造によって、第2の掛け止め具19を第2の装着バンド16の任意の位置に保持できる。なお、抜き孔23、24が移動掛止部の一例となる。
カバーシート13の材質には外側に布材が貼着されたクロロプレンからなる厚みが2〜5mmの布状ゴムシート材(クロロプレンゴム)が使用されている。
図1(A)、(B)、図3(A)〜(F)に示すように、カバーシート13は、一枚の布状ゴムシート材を用意し、内側に長板状浮力材11を入れた状態で、幅方向中間部で折り曲げ(2つ折りして)、カバーシート13の端部を接着剤で接合して、外側に装飾用の飾り布25を付けた後、掬い縫いによって縫合して袋状としている。図1(B)、図3(B)、(C)において、26は縫合部を示す。なお、カバーシート13の長手方向中央には、直径が1〜3mmの水抜き孔27、28を設けておく(一つでもよい)。水抜き孔27、28の位置は、浮力体14の表裏それぞれの中央で、使用時下部位置とするのがよい。
図1(A)、(B)、図3(A)〜(F)に示すように、カバーシート13は、一枚の布状ゴムシート材を用意し、内側に長板状浮力材11を入れた状態で、幅方向中間部で折り曲げ(2つ折りして)、カバーシート13の端部を接着剤で接合して、外側に装飾用の飾り布25を付けた後、掬い縫いによって縫合して袋状としている。図1(B)、図3(B)、(C)において、26は縫合部を示す。なお、カバーシート13の長手方向中央には、直径が1〜3mmの水抜き孔27、28を設けておく(一つでもよい)。水抜き孔27、28の位置は、浮力体14の表裏それぞれの中央で、使用時下部位置とするのがよい。
この水泳補助具10の使用方法について、図4(A)、(B)を参照しながら説明する。図4(A)の場合は、浮き板30を使用し、使用者Mの腰の部分に水泳補助具10を装着している。従来、浮き板30のみの練習では、足の部分が沈んで身体を水平にすることが困難であったが、この水泳補助具10を用いることによって、下半身を浮かせることができる。
また、図4(B)に示すように、浮き板を使用しない場合も、この水泳補助具10を用いることによって、身体の水平状態を維持できる。
また、図4(B)に示すように、浮き板を使用しない場合も、この水泳補助具10を用いることによって、身体の水平状態を維持できる。
本考案は以上の実施の形態に限定されることなく、機能を損なわない範囲で形状変更、寸法変更は可能であり、更に本考案に係る水泳補助具を救命具として使用できる。
10:水泳補助具、11:長板状浮力材、13:カバーシート、14:浮力体、15:第1の装着バンド、16:第2の装着バンド、18:第1の掛け止め具、19:第2の掛け止め具、20:引っ掛け受け部、21:引っ掛け部、、23、24:抜き孔、25:飾り布、26:縫合部、27、28:水抜き孔、30:浮き板
Claims (5)
- 独立気泡の発泡材からなって屈曲性を有し、浮力を発生させる長板状浮力材、及び外側に布材が貼着された布状ゴムシート材を主体とし、前記長板状浮力材の外側を被覆するカバーシートを有する長尺の浮力体と、
前記浮力体の長手方向両側にそれぞれの一端部が固定された第1、第2の装着バンドとを有し、
前記第1の装着バンドの他端部には、第1の掛け止め具が設けられ、前記第2の装着バンドの他端部には前記第1の掛け止め具に掛合する第2の掛け止め具が設けられていることを特徴とする水泳補助具。 - 請求項1記載の水泳補助具において、前記第2の掛け止め具には、前記第2の装着バンドに対してその取り付け位置を変更可能な移動掛止部が設けられていることを特徴とする水泳補助具。
- 請求項1又は2記載の水泳補助具において、前記長板状浮力材は幅が10〜15cm、長さが40〜70cm、厚みが2〜5cmの範囲にあることを特徴とする水泳補助具。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の水泳補助具において、前記カバーシートは、一枚の前記布状ゴムシート材を2つ折りし、その接合端部を縫合して袋状としていることを特徴とする水泳補助具。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の水泳補助具において、前記カバーシートの一部に1又は2の水抜き孔が設けられていることを特徴とする水泳補助具。
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JP2020130457A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 住友ゴム工業株式会社 | 水泳補助具 |
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