JP6172206B2 - 廃棄物収容容器 - Google Patents

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本発明は、各種廃棄物、特に感染性医療廃棄物の収容・収集に適した廃棄物収容容器に関する。
感染性医療廃棄物の収容・収集には、従来から特許文献1に示すようなごみ容器が使用されている。この種のごみ容器は、ペダルを足で踏むことにより容器の蓋が開き、離すと閉じるように構成されており、利用者が投入口や蓋に触れずとも感染性医療用廃棄物を容器内に配置された回収袋に投入できるようになっている。これにより、感染性医療用廃棄物が付着しやすい投入口や蓋付近に利用者が触れることを防止している。また、ごみ容器に蓋を設けることは、感染性医療用廃棄物の飛散、散乱を防止し、それらに付着する病原体の拡散を防止する上で有効であると考えられている。
特開平7−17601号公報
上述のように感染性医療廃棄物に関しては、これを回収するごみ容器の投入口や蓋ですら人が極力触れないように配慮されているため、ごみ容器に投入された後の感染性医療廃棄物に人が触れることは厳しく制限される。このため、通常、回収袋内の廃棄物を圧縮するようなことはなされないため、回収袋が満杯になっても、その容量には実質的な余裕がある場合(中の廃棄物を圧縮すればより多くの廃棄物が入る状態となっている場合)がほとんどである。これは、特に感染性医療廃棄物として包帯、ガーゼ、その他の布類、紙くず、ゴム製品(使い捨て手袋など)、フィルム類が多い場合に顕著である。このような状態で満杯になった回収袋は、回収業者によって回収され処分されるのであるが、その費用は回収袋の重量に関係なく、回収袋一袋当たり幾らという形で定められている場合が多いことから、感染性医療廃棄物の量の割に排出者(多くは医療機関)の費用負担が大きくなっているという問題が発生している。
これに対し、棒等の圧縮用器具を用いて回収袋内の廃棄物を圧縮することも考えられるが、このように圧縮用器具を用いる場合は、ごみ容器の蓋を開けて作業することになるため、圧縮作業中に廃棄物からごみ容器外に飛沫や病原菌が飛散するおそれがあり、また、圧縮作業後の圧縮用器具の滅菌、保管などを徹底する必要も生じる。ゆえに別途圧縮用器具を用いて回収袋内の感染性医療廃棄物を圧縮することは、感染リスクの低減という本来の目的に逆行することになりかねず、好ましい方策と言えるものではなかった。
本発明は、上記課題に鑑みて創成されたものであり、安全かつ確実に容器に投入された廃棄物を圧縮できる廃棄物収容容器の提供を目的とするものである。この目的を達成するために本発明は、
廃棄物を収容する回収袋を保持可能な中空状の容器本体と、容器本体に保持された回収袋の開口部を遮蔽・開放可能に設けられた遮蔽部材と、前記回収袋の開口部から該回収袋内に進入可能に設けられた圧縮部材と、前記遮蔽部材を作動させて回収袋開口部の遮蔽・開放を切り換える開閉操作手段と、前記圧縮部材を回収袋に対して進退操作する圧縮操作手段とを備え、前記回収袋は容器本体の投入口に開口して保持され、前記遮蔽部材は前記投入口を常時遮蔽して設けられると共に、前記圧縮部材はこの遮蔽部材の内側に配置される一方、前記開閉操作手段および圧縮操作手段がそれぞれ連結され、開閉操作手段の作動を受けて一方向に回転可能かつ圧縮操作手段の作動を受けて他方向に回転可能な一の支軸を設け、この支軸に前記遮蔽部材を当該支軸回りに回転自在に連結すると共に、圧縮部材を当該支軸と一体に回転可能に連結し、かつ圧縮部材が常時遮蔽部材の内側に位置するよう支軸を付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。これにより、圧縮操作手段で圧縮部材を回収袋に対して進退操作し、遮蔽部材が投入口を遮蔽したまま、圧縮部材によって回収袋内の廃棄物を圧縮することができる。
なお、前記支軸は容器本体の外側であって、その軸線が投入口の端部と平行なす位置に配置されており、この支軸から常時容器本体と所定の間隔を有して延びるブラケットによって圧縮部材を連結して成ることが望ましい。
本発明によれば、廃棄物の投入口を遮蔽部材で覆ったまま圧縮部材により容器本体内の感染性医療廃棄物等の廃棄物を圧縮することができるため、廃棄物由来の飛沫・病原菌等が容器外に飛散することを防止しつつ、安全かつ確実に廃棄物収容容器内の廃棄物を圧縮することが可能になる。しかも、遮蔽部材および圧縮部材の操作は、これらとは別に設けられた操作手段の操作によって行うことができるため、遮蔽部材、圧縮部材、容器本体の投入口など、飛沫、病原菌等が付着しやすい箇所に触れることなく、安全かつ衛生的に廃棄物の投入や圧縮作業を行うことができる等の利点もある。そして、圧縮した分だけより多くの廃棄物を回収袋に収容することが可能になるため、特に従来問題視されている感染性医療廃棄物の廃棄に係る排出者の費用負担を軽減することが可能となる。
また、本発明の廃棄物収容容器は、圧縮部材が容器本体内に回動し、この回動動作によって廃棄物を圧縮するように構成されており、その際、支軸およびブラケットの構造により、圧縮部材は回動中心側(支軸側)も所定量回動できるように構成されている。よって、圧縮部材で廃棄物をまんべんなく圧縮することが可能になり、より多くの廃棄物投入スペースを確保することができる等の利点もある。
本発明に係る廃棄物収容容器の右側面図である。 本発明を係る廃棄物収容容器の左側面図である。 本発明を係る廃棄物収容容器の平面図である。 図1のA−A線に係る断面図である。 図3のB−B線に係る断面図である。 本発明に係る廃棄物収容容器の要部拡大一部切欠右側面図である。 本発明に係る廃棄物収容容器の要部拡大一部切欠断面図である。 本発明に係る廃棄物収容容器の動作説明図である。 本発明に係る廃棄物収容容器の動作説明図である。
以下、発明を実施するため形態を説明する。図1ないし図7に示すように、本発明の廃棄物収容容器1は台座フレーム2を有し、この台座フレーム2には、上端面が水平をなして開口した中空直方体形状の容器本体3が着脱可能に設置されている。前記台座フレーム2は、容器本体3を所定位置に位置決めする枠体4a,4bが突設された台座4と、この台座4後部の両側に平行に立設された2本の支柱5a,5bと、各支柱5a,5bから前方に突出して設けられたアーム6a,6bと、前記支柱5a,5bの上部を軸線水平になるよう渡されて両支柱5a,5bによって軸線回りに回転自在に支持された支軸7とを備えている。
前記容器本体3は、その下部を台座フレーム2の枠体4a,4bに沿わせて所定位置に位置決めされており、かつ、前記アーム6a,6b間に張られたゴムバンド8によって前部を支持されている。また、この容器本体3の上端開口部は、廃棄物の投入口を成しており、ここから容器本体3の内部には、一端が開口した所定容量の回収袋9が取り付けられている。回収袋9は、容器本体3内に袋全体が広がった状態で納められており、その開口部を容器本体3の開口部から外側に折り返すことで容器本体3に装着され、この折り返した部分を前記ゴムバンド8で止められている。
一方、前記台座フレーム2には、容器本体3の上端開口部を覆う遮蔽部材の一例である外蓋10と、この外蓋10の内側に配置された圧縮部材の一例である内蓋11と、前記外蓋10を作動させるための開閉操作手段12と、前記内蓋11を作動させるための圧縮操作手段13とが配設されている。
前記外蓋10と内蓋11は、それぞれ側面視扇形状を成しており、外蓋10より内蓋11が一回り小さく構成されている。外蓋10は下面が開口した中空形状であり、内蓋11は、常時この外蓋10内にほぼ収まる構造となっている。また、外蓋10の下面縁部分10aは、常時容器本体3の開口部(投入口)縁部に当接するように構成されており、これにより外蓋10で容器本体3の開口部(投入口)、すなわち、ここに取り付けられた回収袋9の開口部を常時遮蔽できるようになっている。また、内蓋11は、容器本体3の開口部よりも僅かに小さい外形を成す中空体として構成されており、その下面11a(容器本体3の内部空間に面する面)が平坦な面となるように構成されている。
前記外蓋10と内蓋11は、それぞれ前記支軸7に連結されている。具体的に、前記支軸7の両端部には玉軸受14が回転自在に組み付けられており、この玉軸受14には連結金具10bが溶接して一体に回転するよう取り付けられるとともに、この連結金具10bの先端には前記外蓋10が溶接して一体に連結されている。また、支軸7には、詳細を後述するブラケット15,15が一体に回動可能に溶接して連結されており、このブラケット15,15には前記内蓋11が溶接して一体に連結されている。これにより、支軸7が回転すると、内蓋11はこれと一体となって容器本体3内に進入あるいは容器本体3内から退出するよう回動可能であり、また、外蓋10は支軸7回りに回転自在に構成されている。この構成により、内蓋11が容器本体3から退出する方向に回動する時には、その中途で外蓋10に当接して、これを一体に回動させ、容器本体3の開口部を開放できるように構成されている。
前記支軸7は容器本体3の開口端の高さから幾分下がった位置に渡されており、その両端部にはブラケット15,15が溶接して固定されている。このブラケット15,15は、それぞれ外蓋10に設けた切欠部10cから外蓋10内部に延びており、その先に内蓋11が連結固定されている。ブラケット15,15は、図6および図7に示すように、側面視において内蓋11に連結される弧状部15aと、この弧状部15aを支軸7に連結する支持部15bとから成る。弧状部15aは、容器本体3に干渉せず、かつ容器本体3の開口端から僅かに離れた内側を通るように設定された支軸7と同心の円Cに沿う形状を成している。また、支持部15bは、その容器本体3までの回動角度α(支持部15bが常時の位置から容器本体3に当たるまで回動する時の角度)が内蓋11の容器本体3内部への限界回動角度β(内蓋11が常時の位置から容器本体3内壁面に当たるまで回動する時の角度)とほぼ同じになるよう、常時後方に傾斜して延びる形を成している。このような支軸7の取付位置、および常時容器本体3と所定の間隔を有して延びるブラケット15の形状により、内蓋11の後部、すなわち支軸7に近い側の回動量もある程度確保することができ、内蓋11による廃棄物の圧縮容積をより多く確保することが可能になる。なお、内蓋11が容器本体3の内壁に当たるまで回動すると、それによって回収袋9を破いてしまうおそれがある。このため、支持部15bの回動路上の適当な位置にストッパ部材(図示せず)を配しておき、このストッパ部材に回動してきた支持部15bを当接させて支持部15bないし内蓋11のそれ以上の回動を規制するように構成するとよい。
前記開閉操作手段12は、一方の支柱5aの基部に回動可能に軸支された第1の足踏みレバー16を有し、この足踏みレバー16には、引っ張りばね17を介してAリンク18が回動自在に連結されている。このAリンク18は、前記支軸7の一端部後方まで延びており、そこでBリンク19に回動自在に連結されている。このBリンク19は、支軸7一端部に固定されており、支軸7と一体に回転するよう構成されている。開閉操作手段12は、これら第1の足踏みレバー16、引っ張りばね17、Aリンク18およびBリンク19から成る第1リンク機構となっており、この構成により、第1の足踏みレバー16を足で踏むと支軸7が回転し、内蓋11を容器本体3から退出する方向に回動させることができ、これと一体に外蓋10を容器本体3の開口部を開放するよう回動させることが可能になっている。また、Aリンク18には、一端を支柱5a下部に支持された付勢手段の一例である引っ張りばね20の他端が金具21を介して回動自在に連結されている。この引っ張りばね20の張力により、第1リンク機構ないし支軸7は、内蓋11を常時所定の位置、すなわち内蓋11の下面11aが容器本体3の開口部と略同一面上に配置される位置(本例では、下面11aが僅かに容器本体3内に入った位置)に保持するよう付勢されている。
前記圧縮操作手段13は、他方の支柱5bの基部に回動可能に軸支された第2の足踏みレバー22を有し、この足踏みレバー22には、引っ張りばね23を介してCリンク24が回動自在に連結されている。このCリンク24は、前記支軸7の他端部前方まで延びており、そこでDリンク25に回動自在に連結されている。このDリンク25は、支軸7の他端部に固定されており、支軸7と一体に回転するよう構成されている。圧縮操作手段13は、これら第2の足踏みレバー22、引っ張りばね23、Cリンク24およびDリンク25から成る第2リンク機構となっており、この構成により、足踏みレバー22を足で踏むと支軸7が回転し、内蓋11を容器本体3内に進入する方向に回動させることが可能となっている。
次に、本発明に係る廃棄物収容容器1の動作、作用等を説明する。なお、ここでは廃棄物として感染性医療廃棄物を扱う例について述べる。
廃棄物収容容器1は、常時容器本体3の開口部が外蓋10で遮蔽された状態にある。この時、引っ張りばね20の張力で支軸7が付勢されていることにより、内蓋11は、その下面11aが容器本体3の開口部と略同一面上に位置し、ちょうど外蓋10内に収容された位置に静止して保たれている。この廃棄物収容容器1に感染性医療廃棄物を投入する場合は、開閉操作手段12の足踏みレバー16のペダル16aを足で踏む。これにより、図8に示すようにレバー16ないしBリンク19が回動し、Bリンク19と一体に支軸7が回転して内蓋11が上方(容器本体3の開口部から離れる方向)に回動する。この時、内蓋11は外蓋10内に収容された状態から回動するため、外蓋10は回動する内蓋11に押されて一体に回動し、よって容器本体3の開口部(投入口)が開放される。そして、容器3内にセットされている回収袋9に感染性医療廃棄物を投入することができる。この時、内蓋11および外蓋10は、図示しないストッパに回動を規制されるまで回動可能である。内蓋11および外蓋10がストッパにより回動を規制されて後、それ以上足踏みレバー16を踏み込んでも、その踏力は引っ張りばね17が伸びることで吸収される。このため、余計な力がストッパ、外蓋10、内蓋11等に作用することがなく、これらの破損を防止できる。
回収袋9に感染性医療廃棄物を投入して後、足踏みレバー16から足を離すと、内蓋11および外蓋10を開いた状態に保っておく力がなくなるため、これらは自重で元の位置に回動復帰する。この時、内蓋11には常に引っ張りばね20の張力が作用しているため、内蓋11と外蓋10とを元の位置まで緩やかに回動復帰させることが可能である。これにより、内蓋11および外蓋10が勢いよく閉じて、容器本体3の開口部(回収袋9の開口部)近辺に付着した廃棄物由来の飛沫や病原菌等が飛散してしまうことを防止できる。
本廃棄物収容容器1においては、回収袋9が満杯もしくは満杯に近くなると、内蓋11によって回収袋9内の感染性医療廃棄物を圧縮することができる。回収袋9内の感染性医療廃棄物を圧縮する場合は、圧縮操作手段13の足踏みレバー22のペダル22aを足で踏み、レバー22ないしDリンク25を回動させる。すると、このDリンク25と一体に支軸7が回転し、これに伴って図9に示すように内蓋11が回動して容器本体3内(回収袋9内)に進入する。このように回収袋9の開口部からその内部へ内蓋11が回動して進入することにより、内蓋11の下面11aでその移動路上にある感染性医療廃棄物を回収袋9の奥へと押しやって圧縮することができる。この時、支軸7の配置位置およびブラケット15の形状により、内蓋11後部の容器本体3内への進入量を確保することができ、かつ内蓋11前部の容器本体3内への進入量もより多く確保することができる。このため、内蓋11の下面11a全体でまんべんなく感染性医療廃棄物を圧縮することができると共に、廃棄物の圧縮容積をより多く確保することが可能である。
内蓋11の容器本体3内への回動に伴い、ブラケット15が内蓋11の後部が容器本体3の内壁に当たる前にストッパ部材(図示せず)に当接するため、圧縮操作時に内蓋11が容器本体3内壁に当たって回収袋が破損するような不具合を防止できる。また、内蓋11は容器本体3よりも僅かに小さい外形を成しており、かつ、内蓋11の回動による感染性医療廃棄物の圧縮操作中、回転する支軸7に対して玉軸受14が空転することで外蓋10は回動せず、容器本体3の開口部(投入口)を遮蔽したままに保たれる。これらにより、圧縮操作によって廃棄物等から飛沫や病原菌が外部に飛散することを防止することができ、安全に圧縮作業を行うことができる。
また、ブラケット15がストッパ部材に当接して後、それ以上足踏みレバー22を踏み込んでも、その踏力は引っ張りばね23が伸びることで吸収される。このため、余計な力がストッパ部材や内蓋11等に作用することがなく、これらの破損を防止することができる。
内蓋11が容器本体3内に進入するよう回動すると、支軸7の回転に伴ってBリンク19ないしAリンク18も回動し、これにより、開閉操作手段12における引っ張りばね20が引っ張られて伸びる。よって、感染性医療廃棄物を圧縮した後に足踏みレバー22から足を離すと、内蓋11は引っ張りばね20の張力を受けて元の位置、すなわち内蓋11の下面11aが容器本体3の開口端と略同一面上に配置される位置まで自動的に回動復帰する。このようにして圧縮作業を終えた後は、前述のように開閉操作手段12を操作して内蓋11および外蓋10を回動させることにより容器本体3の開口部(投入口)を開放し、圧縮により生じた回収袋9内のスペースにさらに感染性医療廃棄物を投入することができる。よって、一つの回収袋9により多くの廃棄物を収容することが可能になり、回収業者に回収される回収袋数を減らし、回収費用を減じることが可能になる。
なお、本発明の実施形態では感染性医療廃棄物を扱う例について述べたが、廃棄物の種類はこれに限定されるものではなく、本廃棄物収容容器1は、その他の廃棄物の収容にも適用できるものである。また、本発明の実施形態においては、ブラケット15の形状を弧状部15aと支持部15bとから成る形状としたが、このブラケット15の形状は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能なものである。さらに、外蓋10は玉軸受14を介して支軸7に回転自在に連結したが、これに限定されるものではなく、例えば玉軸受14に代えてワンウェイクラッチを介して支軸7に連結してもよい。この場合ワンウェイクラッチは、外蓋10を開く方向に支軸7が回転する時はこれと噛み合って一体に回転し、その逆方向に支軸7が回転する時は支軸7に対して空転するように配置する。
1 廃棄物収容容器
2 台座フレーム
3 容器本体
4 台座
4a,4b 枠体
5a,5b 支柱
6a,6b アーム
7 支軸
8 ゴムバンド
9 回収袋
10 外蓋
10a 下面縁部分
10b 連結金具
10c 切欠部
11 内蓋
11a 下面
12 開閉操作手段
13 圧縮操作手段
14 玉軸受
15 ブラケット
15a 弧状部
15b 支持部
16 第1の足踏みレバー
16a ペダル
17 引っ張りばね
18 Aリンク
19 Bリンク
20 引っ張りばね
21 金具
22 第2の足踏みレバー
22a ペダル
23 引っ張りばね
24 Cリンク
25 Dリンク

Claims (2)

  1. 廃棄物を収容する回収袋を保持可能な中空状の容器本体と、
    容器本体に保持された回収袋の開口部を遮蔽・開放可能に設けられた遮蔽部材と、
    前記回収袋の開口部から該回収袋内に進入可能に設けられた圧縮部材と、
    前記遮蔽部材を作動させて回収袋開口部の遮蔽・開放を切り換える開閉操作手段と、
    前記圧縮部材を回収袋に対して進退操作する圧縮操作手段と
    を備えた廃棄物収容容器において、
    前記回収袋は容器本体の投入口に開口して保持され、前記遮蔽部材は前記投入口を常時遮蔽して設けられると共に、前記圧縮部材はこの遮蔽部材の内側に配置される一方、
    前記開閉操作手段および圧縮操作手段がそれぞれ連結され、開閉操作手段の作動を受けて一方向に回転可能かつ圧縮操作手段の作動を受けて他方向に回転可能な一の支軸を設け、この支軸に前記遮蔽部材を当該支軸回りに回転自在に連結すると共に、圧縮部材を当該支軸と一体に回転可能に連結し、かつ圧縮部材が常時遮蔽部材の内側に位置するよう支軸を付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする廃棄物収容容器。
  2. 支軸は容器本体の外側であって、その軸線が投入口の端部と平行なす位置に配置されており、この支軸から常時容器本体と所定の間隔を有して延びるブラケットによって圧縮部材を連結して成ることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物収容容器。
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