JP5616656B2 - たばこ - Google Patents

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Description

本発明は、パッケージ内にフィルタ付きパイプを収納したたばこに関する。
従来、紙巻きたばこには、フィルタ付きのものやフィルタのない両切りのものがあり、このうち前者のフィルタ付きのものは、そのフィルタによって、喫煙時にタールやニコチンを吸収するため、現在では、紙巻きたばこの主流をなしている。
ところが、フィルタ付きのものは、そのフィルタが原因で種々の問題を起こしている。
まず、フィルタは吸い殻の一部として残るため、家庭や事務所や公共の場所等において、きちんと吸い殻入れに入れられて、その後、適切な処理がされた場合であっても、フィルタなしのものと比較して、ごみの量を増加させることになる。
また、吸い殻が路上等に捨てられた場合、いわゆるポイ捨てがされた場合、フィルタは、主にアセテートでできているために、たばこの葉やこれを巻いている紙が自然に消滅するのとは異なり、半永久的に残る。このため、街の美観を損ねたり、清掃作業に負担がかかったりする等の問題がある。
さらに、フィルタの分だけたばこの全長が長くなり、その分、パッケージの寸法が、たばこの長さ方向に長くなって、パッケージ全体が大きくなる。そして、パッケージが大きくなると、必要な包装梱包材量が増え、流通コストを増加させ、自動販売機や販売店における占有スペースを増大させ、また、エンドユーザーにとっては、持ち運びに不便であるという種々の問題が発生する。
ここで、例えば、現状でフィルタ付きの銘柄のたばこから、上述のように種々の弊害があるフィルタを取り除いて両切りタイプとした場合、健康志向の強い現在では、フィルタに代わって、タールやニコチンの除去効果のあるもの(例えば、パイプ)が求められることが予想される。この場合、たばことは別にパイプを購入したり、持ち歩いたりするのは不便であり、例えば、たばこの購入時にパイプも同時に購入できたり、パイプをたばこと一体に持ち歩きできたりすると便利である。
そこで、特許文献1には、パイプをたばこと一体にして持ち歩けるようにした提案がなされている。
このものは、たばこケースの蓋の上面に、外側に向かって円弧状に湾曲した一対の挟着板バネを取り付けてパイプホルダーを構成し、一対の挟着板バネの間にパイプを挟み込んで、パイプをたばことともに持ち歩きできるようにしたものである。これによると、パイプを紛失することがなく、また、一度使用したパイプを単独でポケットに収納する場合と異なり、パイプに付着した汚物によってポケットが汚染されることがない、とされている。
実開昭62−164797号公報
しかしながら、特許文献1のものは、パイプホルダーがたばこケースの外側に突出しているために、パイプホルダーによって保持されたパイプが露出されて、衛生上好ましくないという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、フィルタがあることによる種々の問題(ごみの量の増加、ポイ捨てによる街の美観の低下、清掃業務の負担増、パッケージの大型化)をなくし、また、フィルタに代わるパイプを設けることでタールやニコチンを除去することができ、しかも、パッケージ内のパイプ収納部にパイプを設けることで衛生上も問題のないたばこを提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、たばこにおいて、複数本の両切りたばこと、内側に前記複数本の両切りたばこを収納するたばこ収納部を有するパック本体と、前記パック本体の背面上端側に設けられたヒンジによって揺動自在に支持されて前記パック本体の前面上端側を開閉するリッドとを有するヒンジリッド型のハードパックと、フィルタ機能を有するパイプと、前記リッドの内側に設けられたパイプ収納部と、を備え、前記パイプ収納部は、前記パイプを支持するとともに、前記ヒンジによって揺動自在に支持されて、前記リッドの開口底部を閉鎖する開閉可能な支持トレイを有する、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係るたばこにおいて、前記支持トレイは、前記リッドに対する閉鎖時に把持可能な開閉把手を有する、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に係るたばこにおいて、前記開閉把手は、前記支持トレイの前記閉鎖時に、露出されて把持可能な短冊状でシート状に形成されている、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、フィルタ付きのたばこでなくても、パッケージの内側のパイプ収納部に収納されているパイプを両切りたばこに装着して喫煙することにより、タールやニコチンを除去することができる。また、パイプ収納部がパッケージの内側にあるので、例えば、一度、使用したパイプでも、パッケージの外側に露出させることなく衛生的である。さらに、パイプを、パイプ収納部に、長手方向が両切りたばこの長さ方向に交差するように収納するので、フィルタ付きのたばこであればそのフィルタによって占有するだろう領域の全部又は一部に対応してパイプ収納部を設けることができる。つまり、パッケージの内側にパイプ収納部を設けてあっても、フィルタ付きのたばこのパッケージと同じかこれよりも小さくすることが可能である。さらに、例えば、両切りたばこ20本入りのたばこのパイプ収納部に、2本のパイプを収納して、それぞれのパイプに、10本の両切りたばこのニコチンやタールを除去できるフィルタを装着しておくようにすれば、フィルタ付きの20本入りのたばこと比較した場合、差し引き、18本分のフィルタを節約できることになる。
また、例えば、パッケージに外力が作用した場合でも、ソフトパックの場合よりも、パイプ収納部が変形しにくい。
また、パイプ収納部を、ヒンジリッド型パックのリッドの内側に設けることにより、リッドを開放することにより、パイプを収納したパイプ収納部を、たばこ収納部から退避させることができるので、たばこ収納部から両切りたばこを取り出すことができる。
また、リッドの開口底部を開閉する支持トレイ上にパイプを支持することにより、リッドの内側に設けられたパイプ収納部にパイプを収納することができる。また、支持トレイは、開閉自在なので、パック本体から両切りたばこを取り出す際の妨げとならず、また、リッドの内側のパイプ収納部からのパイプの取り出しを可能にしている。
請求項2の発明によれば、開閉把手を把持して操作することで、支持トレイを開放することができる。
請求項3の発明によれば、開閉把手は、シート状であるため、支持トレイが、両切りたばこの上端近傍に配置された際には、両切りたばこの上端と支持トレイとの間に挟まったりする。


請求項8の発明によれば、パイプ収納部に複数のパイプを収納することにより、1本の場合と比較して全体として、パイプのよりタールやニコチンの除去機能を長く持続することができる。
請求項9の発明によれば、例えば、パイプとして、メンソールやハーブを楽しめるようにすれば、喫煙者は、たばこの銘柄だけでなく、パイプの種類によって、たばこを選択することができ、しかも1つのたばこで、複数の味覚(メンソールやハーブ)を楽しむことができる。
一部破断して示す、たばこ1の正面図である。 図1中のX−X線矢視図である。 図2の状態から、リッド22を開放した状態を示す図である。 支持トレイ40の構成を説明する斜視図である。 支持突起50を説明する斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図4を参照して、本発明を適用した実施形態1のたばこ1について説明する。なお、以下の説明では、たばこ1といった場合には、通常、売買される形態、つまりパッケージ及びその内容物(例えば、後述する20本の両切りたばこ10、2個のパイプ30、支持トレイ40等)によって構成された全体を指し、個別の1本ずつのたばこと区別する。
図1〜図4のうち、図1は、一部破断して示す、たばこ1の正面図である。図2は、図1中のX−X線矢視図である。図3は、図2の状態から、リッド22を開放した状態を示す図である。図4は、支持トレイ40の構成を説明する斜視図である。ただし、図4では、両切りたばこ10の図示は省略している。なお、これらの図において、たばこ1の上下前後左右を矢印で示している。
これらの図に示すようにたばこ1は、複数本の両切りたばこ10と、内側にたばこ収納部A及びパイプ収納部Bを有するパッケージ20と、パイプ収納部Bに収納されるパイプ30とを備えて構成されている。
本発明における両切りたばこ10としては、フィルタのないすべてのたばこを含むものとする。すなわち、両切りたばこ10としては、例えば、ピースやゴールデン・バット等の現状でフィルタのないたばこはもちろん、これ以外に、セブンスターやハイライト等の現状ではフィルタが付いているものからフィルタを除去して結果として両切りタイプとしたものや、厚紙を円筒状に形成した吸い口を有するいわゆる口付きのもの含むものとする。さらに、国産に限らず、外国産のものも含む。後に詳述するが、本発明は、現状では、フィルタの付いているたばこから積極的にフィルタを取り除いて、フィルタの占めていた空間(領域)と同じ、あるいはこれよりも小さい空間(領域)をパイプ収納部Bとして設けることで、たばこ1全体としてコンパクト化を図っている。したがって、現状でフィルタのないたばこについては、これにパイプ収納部Bを設けると、パッケージ20全体としては現状よりも大きくなるが、仮にこれらのたばこにフィルタを付けた場合のパーケージ全体よりは、小さくなるといえる。複数のたばこ10は、例えば、20本のものがそれぞれの上端と下端とが揃えられて、前後3列、前から順に各列左右に7本、6本、7本並べられた状態で、次に説明するパッケージ20内に収納されている
パッケージ20は、略直方体状に形成されていて、上下寸法を高さH、左右寸法を幅W、前後寸法を厚さTとすると、H>W>Tとなっている。図1〜図4に示すパッケージ20は、一般に、ハードパックのうちのヒンジリッド型と呼ばれるタイプのものであり、パック本体21とリッド22とを有して構成されている。
パック本体21は、図4に示すように、上方が開口されたアウターフレーム23と、このアウターフレーム23の上端部の内側に固定されたインナーフレーム24とを有している。アウターフレーム23は、前側壁23a、左側壁23b、右側壁23c、後側壁23d、底部23eを有していて、上方に向かって開口されている。左側壁23b、右側壁23cは、それぞれの上端が前側ほど低くなるように形成されている。後側壁23dは、その上端が、左側壁23bと右側壁23cのそれぞれの上部後端を結ぶ線まで延びている。この後側壁23dの上端(背面上端側)が、後述するリッド22を開閉自在に支持するヒンジ23fとなる。
インナーフレーム24は、前側壁24a、左側壁24b、右側壁24cを有していて、上方から見た形状が略「コ」字形に形成されており、アウターフレーム23の前側壁23a、左側壁23b、右側壁23cの上端部に、内側から固定(接着)されている。インナーフレーム24の左側壁24b及び右側壁24cは、上端縁が前側ほど下がるように形成されており、また、前側壁24aには、略矩形の切欠き部24eが形成されていて、両切りたばこ10の取り出しを容易にしている。
パック本体21の内側には、例えば、20本の両切りたばこ10を、長さ方向(上下方向)に揃え、さらに前後方向に3列で前から順に7本、6本、7本に整列させた状態で収納するたばこ収納部Aが形成されている。
リッド22は、上述のパック本体21のアウターフレーム23によって開閉自在(揺動自在)に支持されている。リッド22は、前側壁22a、左側壁22b、右側壁22c、後側壁22d、天部22eによって構成されていて、下方に開口部(開口底部)22fを有している。リッド22の後側壁22dは、その下端が上述のヒンジ23fと一致している。つまり、パック本体21のアウターフレーム23の後側壁23dの上端と、リッド22の後側壁22dの下端とがヒンジ23fで接続されていて、リッド22全体は、このヒンジ23fによって略上下方向に開閉自在(揺動自在)に支持されている。リッド22は、閉鎖時には、前側壁22a、左側壁22b、右側壁22cの下端が、アウターフレーム23の前側壁23a、左側壁23b、右側壁23cの上端と合わさって、パック本体21の開口部を閉鎖している。なお、リッド22は、略180度開放することが可能であり、開放時に、パック本体21の開口部を大きく開放して、両切りたばこ10の取り出しを容易にしている。リッド22の内側には、次に説明する、パイプ30を支持する支持トレイ40によって、パイプ収納部Bが形成されている。
支持トレイ40は、リッド22の開口部22fに開閉可能に設けられている。支持トレイ40は、トレイ状に形成されていて、前側壁40a、左側壁40b、右側壁40c、底部40eを有していて、底部40eの後端が上述のヒンジ23fによって揺動可能に支持されている。支持トレイ40の前側壁40aには、支持トレイ40が後述する閉鎖位置P1に配置された場合でも、露出されて把持可能な短冊状でシート状の開閉把手41が取り付けられている。なお、開閉把手41は、シート状であるため、後述する支持トレイ40が、両切りたばこ10の上端近傍に配置された際には、図2に示すように、両切りたばこ10の上端と支持トレイ40との間に挟まったり、図4に示すように、インナーフレーム24の前壁部24aの外側に垂れさがったりする。
支持トレイ40は、リッド22に対して開閉可能に構成されている。支持トレイ40は、リッド22に対する閉鎖時には図2,図3に実線で示す閉鎖位置P1に、また、リッド22に対する開放時には図3に二点鎖線で示す開放位置P2に配置される。なお、閉鎖位置P1、開放位置P2は、いずれも上述のリッド22に対しての閉鎖位置P1、開放位置P2である。図2に示すように、閉鎖位置P1に配置された支持トレイ40は、リッド22の開口部22f近傍(図4参照)に軽く嵌合されていて、パック本体21に対してリッド22が閉鎖された場合には、両切りたばこ10の上端を覆う位置に配置される。この状態において、リッド22の内側で、かつ支持トレイ40の上方に、パイプ30を収納するパイプ収納部Bが構成される。ここで、支持トレイ40の底部40eの上面から、リッド22の天部22eの内面(下面)までの距離Lを、パイプ収納部Bにおける、両切りたばこ10の長さ方向の寸法とする。なお、この距離Lは、収納状態の両切りたばこ10の上端からリッド22の天部22eの内面(下面)までの距離と略等しい。
図2に示すリッド22が閉鎖された状態から、図3に示すように、リッド22を開放すると、支持トレイ40はリッド22とともに移動して、両切りたばこ10の上方を開放して、両切りたばこ10の取り出しを容易にする。つまり、特に、支持トレイ40を退避させるような操作を行うことなく、単に、リッド22を開放するだけで、支持トレイ40を両切りたばこ10の上方から退避させることができる。
また、支持トレイ40は、パイプ収納部Bからパイプ30を取り出す際には、開閉把手41を摘んで引っ張ることで、開放位置P2に開放し、パイプ30を簡単に取り出すことができる。この際、支持トレイ40の開放限度が、両切りたばこ10の上端によって制限されるので、支持トレイ40が大きく傾斜することがなく、したがって、支持トレイ40上のパイプ30が不用意に落下するおそれはない。パイプ30を取り出した後は、リッド22を閉鎖すれば、支持トレイ40は、両切りたばこ10の上端に当接して、それ以上移動することができないので、閉鎖されるリッド22に対して、自動的に閉鎖位置P1に配置されることになる。つまり、支持トレイ40を、特に、閉鎖位置P1に配置するための動作は不要である。支持トレイ40は、例えば、パッケージ20と同様、厚手の紙で形成されていて、薄手の紙と異なり、その形状を保持できるようになっている。
パイプ30は、例えば、一般的に流通しているものを使用することができる。ただし、その長さ及び太さが、上述のパイプ収納部Bに収まるサイズのものに限る。パイプ30は、内側に両切りたばこ10が装着される装着部31が円筒形に形成され、吸い口32が、喫煙者の唇の形状に合わせて、偏平形状に形成されている。パイプ30は、その長手方向が、パッケージ20の略左右方向を向くようにして、支持トレイ40に載置することにより、2本以上のものを収納することが可能である。パイプ30は、タール及びニコチンを除去可能なフィルタが内蔵されている。例えば、20本入りのたばこ1に対して、パイプ収納部Bに2本のパイプ30を収納する場合には、1本のパイプ30で、10本の両切りたばこ10のタール及びニコチンを有効に除去できるようにするとよい。さらに、パイプ30に内蔵されたフィルタに、メンソールやハーブの香りを付加すれば、喫煙者は、たばこ1の購入時に、たばこの銘柄の外に、パイプ30の種類(例えば、メンソールかハーブか)を選択することも可能になり、購入時の選択の幅が広がる。さらに、たばこ1に複数のパイプ30を収納する場合に、異なる種類のパイプ30を含むようにしておけば、喫煙者は、1箱のたばこ1で、複数種のパイプ30を楽しむことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のたばこ1によれば、以下のような効果をあげることができる。
(1)フィルタがない両切りたばこ10であっても、パッケージ20内に同梱されているパイプ30を使用することで、タールやニコチンを除去することができる。
(2)フィルタがないので、例えば、フィルタ付きの吸い殻がポイ捨てされることに起因する環境汚染を低減し、また、清掃等の負担を軽減することができる。
(3)内側にパイプ収納部Bを設けた場合であっても、パッケージ20のサイズを、フィルタ付きのたばこのパッケージよりもコンパクト化することができるので、流通コストや販売コストを低減するとともに、喫煙者の持ち運びにも便利である。
(4)一旦使用したパイプ30を、パッケージ20の内側に収納することができるので、パイプ30がパッケージ20の外側に保持される場合と比較して、衛生的である。
<実施形態2>
図5を参照して、本発明を適用した実施形態2のたばこ2について説明する。実施形態2のたばこ2においては、パイプ収納部Bにパイプ30を収納するために、上述の実施形態1では支持トレイ40を設けたのに代えて、支持突起50を設けた点が異なる。他の構成については、実施形態1と略同様であるので説明は省略し、以下では、異なる点を主に説明する。
図5に示すように、リッド22は、ヒンジ23fを介して、パック本体21により揺動自在(開閉自在)に支持されている。リッド22は、前側壁22a、左側壁22b、右側壁22c、後側壁22d、天部22eを有していて、下部には、開口部22fが形成されている。
リッド22の左側壁22aの内面には、右側壁22bの内面に向かって柱状又は筒状の支持突起50が突設されている。この左の支持突起50は、その直径が、両切りたばこ10の直径と略同じに設定されていて、パイプ30を挿脱できるようになっている。リッド22の右側壁22bの内面にも、同様の支持突起50が設けられている。すなわち、リッド22の右側壁22bの内面には、左側壁22aの内面に向かって柱状又は筒状の支持突起50が突設されている。この右の支持突起50は、その直径が、両切りたばこ10の直径と略同じに設定されていて、パイプ30を挿脱できるようになっている。
左の支持突起50と右の支持突起50とは、それぞれの突設位置を、前後方向にずらすことで、それぞれにパイプ30を装着した際に、パイプ30相互が干渉するのを防止している。なお、それぞれの突設位置を前後方向にずらすのに加え、さらに、上下方向にずらすようにしてもよい。
支持突起50は、例えば、筒状の厚手の紙や、柱状の合成樹脂によって形成することができ、これらを左側壁22a、右側壁22bに固定(接着)することで構成することができる。なお、支持突起50の形状は、円柱(円筒)に限らず、四角,六角,八角等の多角形の柱状や筒状であってもよい。
このような支持突起50を備えた本実施形態2のたばこ2においても、上述の実施形態1のたばこ1と同様、上述の(1)〜(4)の効果をあげることができる。さらに、加え、本実施形態の支持突起50は、その構造が単純で、しかも作製が容易であり、また、パイプ30は、支持突起50に装着されているので、リッド22の開閉動作に伴って、パイプ30が不用意に落下するおそれがない。
<実施形態3>
以上に実施形態1,2では、本発明のパッケージ20がヒンジリッド型である場合を説明したが、本発明は、シェル・アンド・スライド型やスライドボックス型のパッケージに対しても適用することが可能である。
例えば、これらシェル・アンド・スライド型やスライドボックス型のパッケージに収納されたフィルタ付きのたばこからフィルタを除去し、除去前のフィルタが占有していた空間(領域)をパイプ収納部とする。そして、このパイプ収納部に、実施形態1,2と同様のパイプ30を収納する。
本実施形態においても、上述の実施形態1の(1)〜(4)の効果と同様の効果をあげることができる。
1 実施形態1のたばこ
2 実施形態2のたばこ
10 両切りたばこ
20 パッケージ
21 パック本体
22 リッド
22a 左側壁
22b 右側壁
22f 開口部(開口底部)
23f ヒンジ
30 パイプ
40 支持トレイ
41 開閉把手
50 支持突起
A たばこ収納部
B パイプ収納部
L パイプ収納部の(両切りたばこの)長さ方向の寸法

Claims (3)

  1. 複数本の両切りたばこと、
    内側に前記複数本の両切りたばこを収納するたばこ収納部を有するパック本体と、前記パック本体の背面上端側に設けられたヒンジによって揺動自在に支持されて前記パック本体の前面上端側を開閉するリッドとを有するヒンジリッド型のハードパックと、
    フィルタ機能を有するパイプと、
    前記リッドの内側に設けられたパイプ収納部と、を備え、
    前記パイプ収納部は、前記パイプを支持するとともに、前記ヒンジによって揺動自在に支持されて、前記リッドの開口底部を閉鎖する開閉可能な支持トレイを有する、
    ことを特徴とするたばこ。
  2. 前記支持トレイは、前記リッドに対する閉鎖時に把持可能な開閉把手を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のたばこ。
  3. 前記開閉把手は、前記支持トレイの前記閉鎖時に、露出されて把持可能な短冊状でシート状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のたばこ。
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