JP6169857B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
運転者のみが乗車する場合には、起立状態として運転者の背もたれとして機能し、運転者と同乗者が乗車する場合には、起立状態から後方にリクライニングされた傾倒状態とされて同乗者用のパッセンジャーシートとして機能する可倒式の背もたれ部を備える自動二輪車が従来から知られている(特許文献1参照)。
特開2005−262993号公報
特許文献1に係る自動二輪車では、背もたれ部が後方にリクライニングされた際に、車体フレームを構成するリヤフレームに固定されて外部に露出する荷台に背もたれ部が支持される構造であるが、このような荷台はデザイン性を考慮すると、望まれない場合がある。しかしながら、荷台を無くして、例えばリヤフェンダで背もたれ部を支持する場合には、支持剛性を十分に確保し難くなる虞がある。
本発明は上述の実情に鑑みてなされたものであり、可倒式の背もたれ部の十分な支持剛性を確保できるとともに、所望のデザイン性を確保できる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、前後方向に延びる左右一対のシートフレーム(14L,14R)と、前記シートフレーム(14L,14R)の上方に配置され、前記シートフレーム(14L,14R)に支持されるシート(S)と、を備え、前記シート(S)は、運転者が着座する着座部(65)と、前記着座部(65)の後方で上方に向けて起立状態となる背もたれ部(66)と、を備え、前記背もたれ部(66)が後方にリクライニング可能に構成され、前記背もたれ部(66)が後方に向けて最大にリクライニングされた際に、同乗者が着座するパッセンジャーシートとなる鞍乗型車両において、前記着座部(65)の後方には、前後方向に延びるリヤカウル(46)が配置され、前記リヤカウル(46)の下方に、左右の前記シートフレーム(14L,14R)が延び、左右の前記シートフレーム(14L,14R)の下方かつ左右外側に、左右一対のリヤフレーム(15L,15R)が延び、左右の前記シートフレーム(14L,14R)は、後側ほど左右の前記リヤフレーム(15L,15R)に対して左右内側に変化し、左右の前記シートフレーム(14L,14R)および左右の前記リヤフレーム(15L,15R)が、上方に凸の台形状に屈曲するクロスフレーム(21)によって連結され、前記クロスフレーム(21)は、前記リヤカウル(46)の下方に位置し、前記クロスフレーム(21)には、上方に突出する受け部(67)が設けられ、前記リヤカウル(46)には、前記受け部(67)を上方に臨ませる開口(68)が形成され、前記背もたれ部(66)が後方に向けて最大にリクライニングされた際に、前記受け部(67)に当接し、前記リヤカウル(46)において前記開口(68)の後方には、前記リヤカウル(46)と別体の意匠部材(73)を、前記リヤカウル(46)の内側から外側に臨ませる意匠部材用開口(74)が形成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鞍乗型車両において、前記背もたれ部(66)は、左右の前記シートフレーム(14L,14R)それぞれに設けられる前後2点で固定された固定部(75)に取付けられることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の鞍乗型車両において、前記着座部(65)の下方には、電装品(71,72)が配置されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の鞍乗型車両において、前記電装品(71,72)は、バッテリ及び/又はレギュレータであって、左右の前記シートフレーム(14L,14R)の車幅方向内側であって、リヤフェンダ(70)に設けられることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、リヤカウルに開口が形成され、この開口から、左右のシートフレームを連結するクロスフレームから上方に突出する受け部を上方に臨ませ、背もたれ部を受け部に当接させることで、背もたれ部からの荷重を受け部で支持するようにしたので、リヤカウルに荷重をかけずに保護でき、シートフレームによって背もたれ部からの荷重に対する十分な支持剛性を確保できる。また、背もたれ部を起立状態とした場合でも、受け部が必要以上に外側に露出しないように形成でき、外観性を確保できる。
また、外観を良好にでき、意匠部材に対するいたずらをし難い構造にできる。
請求項2に記載の発明によれば、背もたれ部が強固に取付けられる。
請求項3,4に記載の発明によれば、電装品を着座部で保護できる。


本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の右側面図である。 上記自動二輪車の正面図である。 上記自動二輪車の背面図である。 上記自動二輪車の平面図である。 上記自動二輪車の底面図である。 上記自動二輪車の車体フレームの左側面図である。 上記自動二輪車の車体フレームの正面図である。 上記自動二輪車の車体フレームの平面図である。 上記自動二輪車の運転者用のステップ及びステップを支持するサブフレーム斜視図である。 上記ステップの左側面図である。 上記ステップの正面図である。 上記ステップの平面図である。 上記車体フレーム、サブフレーム、エンジンから延びる排気管に設けられたキャタライザーの車両正面視における状態を示した図である。 上記車体フレーム、サブフレーム、エンジンから延びる排気管に設けられたキャタライザーの車両底面視における状態を示した図である。 図1のA−A線に沿う概略断面図である。 シートの着座部を取り外した状態の上記自動二輪車の車体後部の平面図である。 リヤカウルを取り外した状態の上記自動二輪車の車体後部の平面図である。 図17、図18のB−B線に沿う断面図である。 シートS及びリヤカウルを取り外した状態の上記自動二輪車の車体後部の斜視図である。 上記自動二輪車の車体前部の平面図である。 上記自動二輪車の車体前部の斜視図である。 図21のC−C線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下の説明に用いる図面において、矢印FRは車両の前方を、矢印UPは車両の上方を、矢印LHは車両の左方をそれぞれ示している。図1〜図6には、本実施形態に係る鞍乗型車両としての自動二輪車1の6面図が示され、図7〜図9には、自動二輪車1の車体フレーム10の左側面図、正面図、平面図が示されている。
図1〜図6を参照し、本実施形態に係る自動二輪車1は、バーハンドル2によって操向される前輪3と、スイングアーム4によって支持される後輪5とを備えている。バーハンドル2及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム10の前端のヘッドパイプ11に操向可能に枢支されている。車体フレーム10の下部後側には、スイングアーム4の前部が上下揺動可能に枢支されている。
図7〜図9を参照し、車体フレーム10は複数種の鋼材を溶接等により一体に接合してなり、その前端部に位置するヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11の下部から左右に分岐して、斜め下後方へ延びる左右一対のメインフレーム12L,12Rと、メインフレーム12L,12Rの後部それぞれから下方へ延びる左右一対のピボットフレーム13L,13Rと、ピボットフレーム13L,13Rの上部それぞれから斜め上後方へ延びる左右一対のシートフレーム14L,14Rと、ピボットフレーム13L,13Rの上下方向略中央部それぞれから斜め上後方に延び、全体がシートフレーム14L,14Rの下方に位置する左右一対のリヤフレーム15L,15Rと、ヘッドパイプ11の上部から左右に分岐して、斜め下後方へ延びてメインフレーム12L,12Rに接続する左右一対のガセットフレーム16L,16Rと、メインフレーム12L,12Rの前部それぞれから斜め下後方に延びる左右一対のエンジンハンガー17L,17Rと、エンジンハンガー17L,17Rの上下方向略中央部それぞれから斜め上後方に延び、メインフレーム12L,12Rに接続する左右一対のサポートフレーム18L,18Rと、を備えている。
シートフレーム14L,14R及びリヤフレーム15L,15Rはそれぞれ、ピボットフレーム13L,13Rから斜め上後方に延びた後、各後部が略水平に延びるように形成されている。また、平面視において、シートフレーム14L,14Rは、リヤフレーム15L,15Rの車幅方向内側の領域において延びている(図9参照)。
車体フレーム10において左右一対で構成されるフレーム間は適所でクロスフレームによって連結されている。図9を参照し、本実施形態の自動二輪車1では、メインフレーム12L,12Rの前後方向略中央部間がエンジン上側クロスフレーム19によって連結されている。ピボットフレーム13L,13Rの上部間は、中央クロスフレーム20によって連結されている。
また、シートフレーム14L,14R及びリヤフレーム15L,15Rの後部間は、シート用クロスフレーム21によって連結されている。図7も参照し、シート用クロスフレーム21は、リヤフレーム15L,15Rそれぞれからシートフレーム14L,14Rに向けて斜め上方に延びる左右一対の脚部21L,21Rと、脚部21L,21R間を連結する水平延部21Hと、を一体に有している。水平延部21Hは、略水平に沿って左右方向に延びている。
また、シート用クロスフレーム21の前方において、シートフレーム14L,14Rは傾斜して延びており、これら傾斜する部位の前後向略中央部間は後部クロスフレーム22によって連結されている。さらに、シートフレーム14L,14R及びリヤフレーム15L,15Rの傾斜する部位の間は、上下に延びるそれぞれ左右一対の連結プレート23L,23Rによって連結されている。
図1、図2及び図7を参照し、メインフレーム12の下方にはエンジン24が配置されており、エンジン24は、クランクケース25と、クランクケース25の前部から前斜め上方に突出するシリンダ26とを備えている。図7を参照し、エンジン24は、シリンダ26の基端部下側をエンジンハンガー17L,17Rによって支持され、クランクケース25の上部をメインフレーム12L,12Rそれぞれの後部において前後一対で設けられた上部エンジンハンガー27・・・によって支持され、クランクケース25の後部下側をピボットフレーム13L,13Rの下端間に設けられた後部エンジンハンガー28(二点鎖線で示す)によって支持されている。
エンジンハンガー17L,17Rはそれぞれ、シリンダ26の車幅方向外側を通過して、シリンダ26の下方に至り、下端部に車幅方向に延びる軸部(図示略)を架け渡して、シリンダ26の基端部下側を支持している。エンジンハンガー17L,17Rにはそれぞれ、斜め前下方に向けて延びる左右一対のサブフレーム29L,29Rが接続されており、サブフレーム29Lには左ステップ30Lが固定され、サブフレーム29Rには右ステップ30Rが固定されている。サブフレーム29L,29R及び左右ステップ30L,30Rの詳細は後述する。
バーハンドル2は、ヘッドパイプ11に挿通されたステアリングシャフト7のヘッドパイプ11から上方に突出する部位に設けられた車幅方向に延びるトップブリッジ31に固定されている。また、上記ステアリングシャフト7のヘッドパイプ11から下方に突出する部位には、車幅方向に延びるボトムブリッジ32が設けられている。トップブリッジ31及びボトムブリッジ32にはヘッドパイプ11側から前斜め下方に延びる左右一対のフロントフォーク33L,33Rが固定され、フロントフォーク33L,33Rの下部間に前輪3が回転可能に支持されている。フロントフォーク33L,33Rには前輪3を上方から覆うフロントフェンダ6が設けられている。
ピボットフレーム13L,13Rの上下方向略中央部にはピボット軸34が架け渡されており、ピボット軸34にスイングアーム4の前部が上下揺動可能に支持されている。図6を参照し、スイングアーム4は、前後方向に延びる左右一対のアーム部35L,35Rと、アーム部35L,35Rの前部間を連結する連結部36と、が一体に形成されている。連結部36には、ピボット軸34に支持される支持部が設定されている。また、右のアーム部35Rの右方にはマフラー37が配置されており、シリンダ26から延びる排気管38は、車幅方向略中央の位置でシリンダ26に接続し、湾曲して後方に延びて、その後端でマフラー37に接続している。
外装部品であるカウル部材について説明する。本実施形態の自動二輪車1では、前輪3の上方から車両前後方向略中央まで延び、車体前部を広範囲に覆うフロントカウル40と、フロントカウル40の左右の下部前側に上下方向で連なって下方に延びる左右一対のフロントサイドカウル41L,41Rと、フロントカウル40の左右の下部後側に上下方向で連なって下方に延びる左右一対の導風カバー42L,42Rと、導風カバー42L,42Rのそれぞれの下部に上下方向で連なって下方に延びる左右一対のセンターサイドカウル43L,43Rと、センターサイドカウル43L,43Rのそれぞれの下部に上下方向で連なってエンジン24の下側に回り込むように下方に延びる左右一対のアンダーカウル44L,44Rと、アンダーカウル44L,44Rのそれぞれの後部上側に上下方向で連なって、斜め上後方に延びる左右一対のリヤサイドカウル45L,45Rと、リヤサイドカウル45L,45Rの後部間に跨って配置されるリヤカウル46と、を備えている。
図5を参照し、フロントカウル40は平面視で、前側から切り欠かれて、車幅方向中央上で前後方向に沿って後方に延びる切欠き部40Aが形成されており、この切欠き部40Aの内側にヘッドパイプ11(ステアリングシャフト7)が位置するように配置されて、ヘッドパイプ11を左右及び後方から覆う構成とされている。具体的にフロントカウル40は、ヘッドパイプ11の左方で前後方向に延びてヘッドパイプ11を左方から覆う左側部40Lと、ヘッドパイプ11の右方で前後方向に延びてヘッドパイプ11を右方から覆う右側部40Rと、左側部40L及び右側部40Rに一体に形成されてヘッドパイプ11を後方から覆う後部40Bと、を有している。
フロントカウル40の形状についてさらに詳しく説明すると、本実施形態では平面視において、左側部40L及び右側部40Rが、後方に向かうにつれて車幅方向外側に延びるように形成され、フロントカウル40は流線形状に形成されている。
また、左側部40Lは、車幅方向外側からヘッドパイプ11等を覆うように前後方向及び上下方向に延び、側面視で前方に向けて先細り状に形成される側壁部40LLと、側壁部40LLの上縁から車幅方向内側に延びて、側壁部40LLとヘッドパイプ11との間の車幅方向及び前後方向に延びる空間を上方から覆うように平面視で前後に長尺状に形成される上壁部40LUと、側壁部40LLの後縁及び上壁部40LUの後縁を連結するように上下方向に延びる後壁部40LBと、を一体に有している。
同様に、右側部40Rは、車幅方向外側からヘッドパイプ11等を覆うように前後方向及び上下方向に延び、側面視で前方に向けて先細り状に形成される側壁部40RLと、側壁部40RLの上縁から車幅方向内側に延びて、側壁部40RLとヘッドパイプ11との間の車幅方向及び前後方向に延びる空間を上方から覆うように平面視で前後に長尺状に形成される上壁部40RUと、側壁部40RLの後縁及び上壁部40RUの後縁を連結するように上下方向に延びる後壁部40RBと、を一体に有している。
側面視において、左の側壁部40LL及び右の側壁部40RLの各上縁は、先端から後方に向けて斜め上後方に延びており、これらから車幅方向内側に延びる左の上壁部40LU及び右の上壁部40RUも、先端から後方に向けて斜め上後方に延びている。そして、平面視において、左の上壁部40LU及び右の上壁部40RUが、後方に向かうにつれて車幅方向外側に延びるように形成されている。しかも本実施形態では、左の上壁部40LU及び右の上壁部40RUの車幅方向内側縁よりも、車幅方向外側縁のほうが後方に向かうにつれて車幅方向外側に大きく延びるように形成され、左の上壁部40LU及び右の上壁部40RUにおける車幅方向内側縁と車幅方向外側縁との車幅方向の寸法が、後方に向かうにつれて大きくなるように形成されている。
左の側壁部40LL及び右の側壁部40RLは、各前部側において、上壁部40LU及び上壁部40RUから概略上下方向に沿って下方に延びる一方で、各後部側においては、下方に向かうにつれて車幅方向内側にへこむように形成されている。このため、フロントカウル40では、左側部40L及び右側部40Rの後部が、前部側に対して車幅方向外側に急峻に隆起した形状となっている。そして、図4を参照し、左の後壁部40LB及び右の後壁部40RBは、左の側壁部40LL及び右の側壁部40RLの後部側が下方に向かうにつれて車幅方向内側にへこむように形成されていることで、背面視で下方に先細りとなる三角形状に形成されている。
ここで、図3を参照し、左の上壁部40LU及び右の上壁部40RUの後部の車幅方向外側部分は、正面視で、バーハンドル2の左右端部に重なっている。このため、バーハンドル2の左右端部はそれぞれ、左の上壁部40LU及び右の上壁部40RUの後部に前方から覆われる。これにより、自動二輪車1では、フロントカウル40の一部がナックルガードとして機能するようになっている。また、図4を参照し、左の後壁部40LB及び右の後壁部40RBの車幅方向外側部分にはそれぞれ、サイドミラーMiが取り付けられている。このため、自動二輪車では、フロントカウル40の一部がミラーの取付け部として機能している。
一方で、後部40Bは、左側部40L及び右側部40Rの後壁部40LB及び後壁部40RBの上下方向に延びる、ヘッドパイプ11の側方に位置する車幅方向内側縁に連結され、平面視において、後方に向けて先細り状に形成されている。そして、図23を参照し、後部40Bは、その後端が、運転者が着座するシートSの前端まで延出するカウル延出部40BEを備えている。シートSは前後方向に延びており、シートフレーム14L,14Rに支持されている。
側面視において、後部40Bにおける左右の上縁は、後下がりに延び、後部40Bにおける左右の下縁は、上方に向けて三角形状に凹むように形成され、これら左右の凹んだ空間を埋めるように、それぞれ導風カバー42L,42Rが設けられている。導風カバー42L,42Rは前後方向に長尺状に形成され、略水平に延びている。一方で、左側部40L及び右側部40Rにおける、左の側壁部40LL及び右の側壁部40RLの下縁は、側面視先細りの先端を形成する前側は、前方に向けて斜め上方に延びる一方で、その後側の部位は略水平に延びており、当該下縁の略水平部分に連なって、左右のフロントサイドカウル41L,41Rが下方に延びている。
左右のフロントサイドカウル41L,41Rは側面視で、下方に先細り状となる略三角形状であり、それぞれ前縁は、左の側壁部40LL及び右の側壁部40RLの側面視先細り状の先端を形成する前側下縁に連なって、後下がりに延びるように形成されている。
また、自動二輪車1では、フロントカウル40における左側部40L及び右側部40Rの間に、スクリーン39が設けられている。スクリーン39は、ヘッドパイプ11の前方において左側部40L及び右側部40Rの間に配置されたステー(図示略)によって支持され、本実施形態ではフロントカウル40に直接固定されるわけではないが、フロントカウル40から立ち上がるようして車幅方向中央上で斜め上後方に延びている。スクリーン39は、車幅方向において左側部40L及び右側部40Rの間の隙間を埋め、かつその前端が左側部40L及び右側部40Rの前端よりも後方に位置するように配置されている。そして、この自動二輪車1では、正面視において、スクリーン39の前端、左側部40L及び右側部40Rにおけるスクリーン39の前端よりも前方に位置する部位で囲まれる空間が、前方から走行風を取り込んでスクリーン39の後方に導く風入部39Sとされる。風入部39S内には、前照灯であるヘッドライト47が配置されている。風入部39Sは、車幅方向中央の位置に形成されており、前方からの走行風をその内側に取り込んで、スクリーン39の後方に供給する等するための空間である。スクリーン39(スクリーン39の前端部)とヘッドライト47(ヘッドライト47の上端部)との間には隙間である風入口39Wが形成され、風入部39Sは、取り込んだ走行風を、風入口39Wへ送って、走行風をスクリーン39の後方に供給する。この風入口39Wは、車幅方向中央の位置であって、左側部40Lと右側部40Tとの間に位置している。また、左側部40Lの前端部にはポジションライト48Lが設けられ、右側部40Rの前端部にはポジションライト48Rが設けられている。これらヘッドライト47、ポジションライト48L及びポジションライト48Rの配置構成の詳細は後述する。なお、自動二輪車1においては、風入部39S内で取り込んだ走行風を、所定の電装品に導く導風経路を形成して、電装品の冷却を図ってもよい。
また、自動二輪車では、左側部40Lに収納部49Lが形成され、右側部40Rに収納部49Rが形成されている。これら収納部49L及び収納部49Rの構成の詳細は後述する。
図1及び図2に戻り、左のセンターサイドカウル43Lは、左の導風カバー42Lの下方で前後方向に延びた後、クランクケース25の左側面から車幅方向外側に突出する円筒状の発電機カバー部25Gの後方に回り込むようにして延びて、シートSの左側部の下縁前側に連なっている。右のセンターサイドカウル43Rは、右の導風カバー42Rの下方で前後方向に延びた後、クランクケース25の右側面から車幅方向外側に突出する円筒状のクラッチカバー部25Cの上方に至り、シートSの右側部の下縁前側に連なっている。
アンダーカウル44L及びアンダーカウル44Rは、前輪3の後方直近位置から後輪5の前方直近位置まで前後方向に延びて、車幅方向外側から主にエンジン24におけるクランクケース25の下部を覆っている。
ここで、図1及び図6を参照し、自動二輪車1では、左のアンダーカウル44Lには、前後方向に沿ってクランクケース25の下部を車幅方向外側及び下方から覆うアンダーカウル本体44LMと、クランクケース25においてアンダーカウル本体44LMが覆うクランクケース25下部よりも上方に形成された車幅方向外側に張り出す発電機カバー部25Gの周囲に沿って形成され、発電機カバー部25Gを車幅方向外側に向けて露出させるように刳り貫かれた開口44LAを有する膨出部44LPと、が形成されている。
また、図2及び図6を参照し、右のアンダーカウル44Rには、前後方向に沿ってクランクケース25の下部を車幅方向外側及び下方から覆うアンダーカウル本体44RMと、クランクケース25においてアンダーカウル本体44RMが覆うクランクケース25下部よりも上方に形成された車幅方向外側に張り出すクラッチカバー部25Cの周囲に沿って形成され、クラッチカバー部25Cを車幅方向外側に向けて露出させるように刳り貫かれた開口44RAを有する膨出部44RPと、が形成されている。
また、図6を参照し、本実施形態では、左右のアンダーカウル44L,44Rは、それぞれの前端部のみで着脱可能に連結されており、左右のアンダーカウル44L,44Rは、それぞれの前端部に、互いに着脱可能に連結するための連結部を備えている。これの連結部の後方の部位は、車幅方向に離間し、クランクケース25の下部が一部露出する構成となっている。なお、図中PLは左右のアンダーカウル44L,44Rの分割ラインを示す。この分割ラインPLは車幅方向中央に位置している。そして、左右のアンダーカウル44L,44Rの連結部は、左のアンダーカウル44Lの分割ラインPLに沿う部位に形成された凹部440と、右のアンダーカウル44Rの分割ラインPLに沿う部位に形成された凸部441とでなり、凹部440に凸部441が係合することで、左右のアンダーカウル44L,44Rが一体となる。
さらに詳しく説明すると、左のアンダーカウル44Lにおいては、左のアンダーカウル本体44LMの前後方向略中央から膨出部44LPが上方に張り出しており、膨出部44LPは略円弧状に形成され、膨出部44LPに形成された開口44LAは、円形状に形成されている。なお、円形状の開口44LAの下部内縁には、発電機カバー部25Gの下部を隠すカバー体50が一体に形成されている。
そして、膨出部44LPの上部は、シートSから離間しており、膨出部44LPとシートSとの間の上下の隙間を通って、左のセンターサイドカウル43Lは、発電機カバー部25Gの後方に回り込むようにして延びて、シートSの左側部の下縁前側に連なっている。また、センターサイドカウル43Lの後部は、アンダーカウル本体44LMにおける膨出部44LPの後方の部位と上下方向で離間している。ここで、センターサイドカウル43Lは、アンダーカウル本体44LMにおける膨出部44LPよりも前方の部位と上下方向で当接して連なるとともに、センターサイドカウル43Lには、上方に凹んだ当接凹部51が形成され、センターサイドカウル43Lは、この当接凹部51で主に膨出部44LPの前部に前後方向で当接して連なっている。
そして、センターサイドカウル43Lの後部と、アンダーカウル本体44LMにおける膨出部44LPの後方の部位との間の上下方向の隙間に、左のリヤサイドカウル45Lの前部が位置し、リヤサイドカウル45Lは、その前端部を膨出部44LPの後部に当接させて後方に延びている。
一方で、右のアンダーカウル44Rにおいては、アンダーカウル本体44RMの前後方向略中央から膨出部44RPが上方に張り出しており、膨出部44RPは前後方向に長尺に後上がりする形状に形成され、膨出部44RPに形成された開口44RAは、クラッチカバー部25C及びその周囲を露出させるように前後方向に長尺に形成されている。
そして、膨出部44RPの上部は、シートSに至って連なっており、右のセンターサイドカウル43Rは、シートSと膨出部44RPの上部とが連なる部位まで延びて、シートSの左側部の下縁前側に連なっている。また、センターサイドカウル43Rは、膨出部44RPに前後方向で当接して連なっている。
そして、右のリヤサイドカウル45Rは、その前端部を膨出部44RPの後部に当接させて後方に延びている。そして、リヤサイドカウル45L,45Rの後部は、後輪5の上方まで至っており、後輪5の上方においてリヤサイドカウル45L,45Rの後部間にリヤカウル46が車幅方向に渡って取付けられる。リヤカウル46はシートSの後端に連なって後方に延びている。
ここで、アンダーカウル44L,44R、センターサイドカウル43L,43R、及びリヤサイドカウル45L,45Rの組付けについて簡易に説明すると、アンダーカウル44L,44Rは、開口44LAを発電機カバー部25Gに、開口44RAをクラッチカバー部25Cに挿通させて前後上下の位置決めをされて取付けられる。アンダーカウル44Lの膨出部44LPによって、センターサイドカウル43L及びリヤサイドカウル45Lは、前後上下方向の位置決めをされて車体側に組付けられる。また、アンダーカウル44Rの膨出部44RPによって、センターサイドカウル43R及びリヤサイドカウル45Rは、前後上下方向の位置決めをされて車体側に組付けられる。
ここで、アンダーカウル本体44LMの前部の車幅方向外側には左ステップ30Lが配置され、アンダーカウル本体44RMの前部の車幅方向外側には右ステップ30Rが配置されている。そして、アンダーカウル本体44LMの前部には、サブフレーム29Lを挿通させるためのサブフレーム用開口52Lが形成され、アンダーカウル本体44RMの前部には、サブフレーム29Rを挿通させるためのサブフレーム用開口52Rが形成されている。
また、アンダーカウル本体44LMの後部上縁には、前後方向に長尺な矩形状の切欠き53Lが形成され、この切欠き53Lの内側には、切欠き53Lの縁部に近接して同乗者用の左ピリオンステップ54Lが配置されている。また、アンダーカウル本体44RMの後部上縁には、前後方向に長尺な矩形状の切欠き53Rが形成され、この切欠き53Rの内側には、切欠き53Rの縁部に近接して同乗者用の右ピリオンステップ54Rが配置されている。左右ピリオンステップ54L,54Rは、車幅方向外側に突出し同乗者が足を載せることが可能な使用位置(S1)と、該使用位置よりも車幅方向内側に位置する格納位置(S2)とに切替え可能に構成されている。
ここで、図7、図10〜図13を参照し、左右ステップ30L,30Rの支持のためのサブフレーム29L,29Rについて詳述すると、左のサブフレーム29Lは、エンジンハンガー17Lにおける上下2箇所で締結されて当該部位から前斜め下方に向けて互いに略平行に延びる一対の延部55Lと、これら延部55Lの前端を連結する連結部56Lと、を有する側面視コ字状に形成されている。そして、連結部56Lには、側面視で連結部56Lの延び方向に沿って長尺に延び、かつ車幅方向外側に幅広に延びるステー部57Lが設けられ、ステー部57Lに左ステップ30Lが設けられている。なお、右のサブフレーム29Rも上述と同様の、延部55R、連結部56R及びステー部57Rを備え、ステー部57Rに右ステップ30Rが設けられている。
本実施形態では、左のサブフレーム29Lにおける一対の延部55Lのうち、エンジンハンガー17Lにおける上側から延びるものは、エンジンハンガー17Lの上下方向中央の領域よりもやや下方の位置から延び、下側から延びるものは、エンジンハンガー17Lの下端部から延びている。エンジンハンガー17Lにおける上側から延びる延部55Lは、下側から延びる延部55Lよりも長く形成され、上下の延部55Lの前端間を連結する連結部56Lは前方に向けて緩やかに斜め上方に延びている。なお、右のサブフレーム29Rにおける一対の延部55Rについても、左のものと同様の構成になっている。また、本実施形態では、エンジンハンガー17Lにおける下側から延びる延部55Lと連結部56L、及びエンジンハンガー17Rにおける下側から延びる延部55Rと連結部56Rが、一本のパイプ材から一体に形成されるものとなっているが、一対の延部55L及び連結部56Lが一本のパイプ材から一体に形成され、一対の延部55R及び連結部56Rが一本のパイプ材から一体に形成されるものであってもよい。
また、左右のステー部57L,57Rはそれぞれ板状に形成されており、図12及び図13に示すようにステー部57Lは、車幅方向外側に固定された板状のブラケット58Lを介して左ステップ30Lを回転可能に支持し、ステー部57Rは、車幅方向外側に固定された板状のブラケット58Rを介して右ステップ30Rを回転可能に支持している。ブラケット58Lには、側面視で、連結部56Lの延びる方向に沿って延びる枢支軸59Lが設けられ、枢支軸59Lを介して、左ステップ30Lは、ブラケット58Lに回転可能に連結されることで、ステー部57Lに回転可能に連結されている。なお、右のブラケット58Lには枢支軸59Rが設けられ、右ステップ30Rは、上述と同様に回転可能にステー部57Rに連結される。
そして、図1、図2及び図6を参照し、アンダーカウル本体44LMの前部に形成されたサブフレーム用開口52Lは、ステー部57Lを挿通させ、アンダーカウル本体44RMの前部に形成されたサブフレーム用開口52Rは、ステー部57Rを挿通させている。
左ステップ30Lは、連結部56L(ステー部57L)に沿って長尺に延びる足置き部60Lと、足置き部60Lの前端から角度を変えて斜め前上方に延びるフットレスト部61Lと、を有し、枢支軸59Lにより、足置き部60Lが上下方向に沿う収納位置と、足置き部60Lが車幅方向外側に張り出す使用位置とに遷移可能とされている。また、右ステップ30Rも上述と同様の、足置き部60Rと、フットレスト部61Rと、を有している。
ここで、図1及び図2を参照し、側面視において、左右のフットレスト部61L,61Rは、車両前部に配置されたフロントサイドカウル41L,41Rの前方から後方に向けて後下がりに延びる前縁部41LF,41RFに連続するように形成されている。
また、図10〜図13を参照し、本実施形態では、左右のサブフレーム29L,29Rの前部間が左右連結部62によって連結され、一体化されている。詳しくは、一対の延部55Lのうちの上側の延部55Lの連結部56Lとの接続部と、一対の延部55Rのうちの上側の延部55Rの連結部56Rとの接続部との間に左右連結部62が渡されている。左右連結部62はパイプ部材から形成されている。また、図12を参照し、左右のサブフレーム29L,29Rは正面視において、下方に向かうにつれて車幅方向内側に延びるように形成されている。
ここで、図14及び図15には、排気管38の途中に設けられるキャタライザー63が示されている。キャタライザー63は、排気管38の上流側であり、クランクケース25の下方に配置されている。ここで、図14及び図15に示すように、排気管38は、その上流側が、左右のサブフレーム29L,29Rの車幅方向内側であって、左右連結部62の後方に位置する空間に位置するように配置され、キャタライザー63もその一部が左右のサブフレーム29L,29Rの車幅方向内側であって、左右連結部62の後方に位置する空間に位置するようにクランクケース25の直下でクランクケース25に近接して配置されている。なお、図6を参照し、右のアンダーカウル44Rは、キャタライザー63の一部を下方から覆っている。また、図2においては、右ステップ30Rに設けられるフットブレーキBRを二点鎖線で図示している。フットブレーキBRは、右ステップ30Rのフットレスト部61Rに揺動可能に設けられるのがよい。フットブレーキBRは、運転者によって下方に踏み込まれることで、後輪5に対する制動力を付与する。フットブレーキBRは、フットレスト部61Rに設けられることが好ましく、この場合、操作性が良好であり、乗車の快適性を維持できる。
また、図16には、図1のA−A線に沿う概略断面図が示され、同図には、リヤサイドカウル45L,45R,アンダーカウル44L,44R、及び左右ピリオンステップ54L,54Rの縦断面が示されている。同図には、左右ピリオンステップ54L,54Rが格納位置にある状態が示されるが、この自動二輪車1では、格納位置の左右ピリオンステップ54L,54Rがそれぞれ対応する、アンダーカウル44L,44Rの車幅方向外側壁部よりも車幅方向内側に位置するように構成されている。しかも、本実施形態において左右ピリオンステップ54L,54Rは格納位置における縦断面で、その車幅方向外側部分が、上方から車幅方向外側に延びつつ下方に延びて傾斜する形状に形成されており、格納位置においては、これら左右ピリオンステップ54L,54Rの車幅方向外側部分がそれぞれ対応するアンダーカウル44L,44Rの車幅方向外側壁部に直線的(図中、直線L1参照)に連なるようになっている。なお、図16には二点鎖線で左右ピリオンステップ54L,54Rが、使用位置(S1)となった状態が示されている。
図1、図2、図4、図5を参照し、左ステップ30L及び右ステップ30Rは、シートSに着座した運転者が足を載せるためのものであり、自動二輪車1では、シートSが、運転者が着座する着座部65と、着座部65の後方で上方に向けて起立状態となる背もたれ部66と、を備えており、背もたれ部66が後方にリクライニング可能に構成され、背もたれ部66が後方に向けて最大にリクライニングされた際に、同乗者が着座するパッセンジャーシートとなり、左右ピリオンステップ54L,54Rは、背もたれ部66に着座した同乗者の足を載せるためのものとなる。なお、図1〜図6においては、背もたれ部66が後方にリクライニングされた状態が示されている、図5では、二点鎖線で背もたれ部66の起立状態が示されている。
図17及び図18を参照し、シートSの周辺の車体後部においては、着座部65及び起立状態の背もたれ部66の後方に、リヤカウル46が配置され、リヤカウル46の下方に、左右のシートフレーム14L,14Rが延び、左右のシートフレーム14L,14Rを連結するシート用クロスフレーム22がリヤカウル46の下方に位置している。なお、図17、図18では、背もたれ部66が起立状態となっている。
ここで、シート用クロスフレーム21には、上方に突出する受け部67が設けられ、リヤカウル46には、受け部67を上方に臨ませる受け部用開口68が形成されている。そして、図19には図17、図18のB−B線に沿う概略断面が示され、同図に参照されるように、背もたれ部66は、後方に向けて最大にリクライニングされた際に、受け部67に当接し、背もたれ部66が下方から支持されるようになっている。なお、本実施形態では、リヤカウル46の上面における受け部用開口68の周縁部と、受け部67の上面とが連続するように、受け部67の高さが設定されている。また、背もたれ部66の背面には、受け部67に当接するために周囲の面よりも隆起した当接部66Aが設けられている。当接部66Aは軟質な材質で形成されるのが好ましい。また、図19では、便宜上、背もたれ部66の底板のみを示し、着座部65の底板のみを示している。
図20を参照し、シートS、リヤカウル46等が取り外された状態の車体後部の斜視図が示され、同図には、リヤカウル46に下方に設けられるリヤフェンダ70が示されている。なお、リヤフェンダ70には便宜上ドットを付して示している。リヤフェンダ70は、シートSの着座部65の下方から後輪5の外周に沿って後輪5の上端上方まで延び、後輪5を覆っている。ここで、本実施形態では、リヤフェンダ70における着座部65の下方に位置する部位に、電装品が取付けられ、具体的には、バッテリ71とレギュレータ72等が、左右のシートフレーム14L,14Rの車幅方向内側で、リヤフェンダ70に設けられている。
また、図20には、背もたれ部66を支持するための左右一対のブラケット75が示されている。左右のブラケット75はそれぞれ、左右のシートフレーム14L,14の略水平に延びる部位の前部に、前後に並ぶ2点の固定点で固定され、斜め前上方に突出し、その先端部に設ける軸部(図示略)によって背もたれ部66を回転可能に支持している。なお、ブラケット75には、背もたれ部66が起立状態よりも前方に回転しないように回転を規制する図示しない規制手段が設けられる。
また、図17及び図19を参照し、リヤカウル46において受け部用開口68の後方には、リヤフェンダ70と別体の意匠部材であるエンブレム73を、リヤカウル46の内側から外側に臨ませるエンブレム用開口74が形成されている。エンブレム73は、エンブレム用開口74の内側周縁部に締結部材で着脱可能に取付けられている。なお、本実施形態では、エンブレム73に製造元のブランド名が表示されるが、これについては省略する。エンブレム73に表示される文字等は、ブランド名等に限らないことは言うまでもなく、どのようなものであってもよい。また、エンブレム73に何ら文字等を表示せずに、エンブレム73をエンブレムとして機能させるのではなく、単にリヤカウル46と異なる色の部材等としてもよいが、この場合にも外観に変化を与えることができる。
ところで、車両前部の説明に戻り、自動二輪車1では、左側部40Lに収納部49Lが形成され、右側部40Rに収納部49Rが形成されている。以下、これら収納部49L,49Rについて詳述する。
図21及び図22を参照し、本実施形態では、左右の収納部49L,49Rがそれぞれ、フロントカウル40に形成され下方に向けてへこんで収納空間を形成する左右の凹部80L,80Rと、凹部80L,80Rを開閉可能に上方から覆う左右のリッド81L,81Rと、で構成されている。
本実施形態では、凹部80L,80Rは前後に長い略矩形状に形成され、左右のリッド81L,81Rもそれぞれ前後に長い略矩形状の板体とされ、凹部80L,80Rの周縁に当接して、凹部80L,80Rを覆っている。
左右のリッド81L,81Rはそれぞれ、凹部80L,80Rの車幅方向内側に位置する内壁に設けられたヒンジ82により開閉可能とされ、車幅方向外側からリッド81L,81Rを上方に立ち上げることで、凹部80L,80Rが開放するようになっている。この場合、収納作業時に、リッド81L,81Rが作業の邪魔にならないため、使い勝手に優れる。また、リッド81L,81Rは開放時の回転位置を所定の姿勢で維持させるための調整手段を備えている。
また、さらに詳しくは、上述では、平面視において、左側部40Lにおける左の上壁部40LU及び右側部40Rにおける右の上壁部40RUが、後方に向かうにつれて車幅方向外側に延びるように形成され、また、左の上壁部40LU及び右の上壁部40RUの車幅方向内側縁よりも、車幅方向外側縁のほうが後方に向かうにつれて車幅方向外側に大きく延びるように形成され、左の上壁部40LU及び右の上壁部40RUにおける車幅方向内側縁と車幅方向外側縁との車幅方向の寸法が、後方に向かうにつれて大きくなるように形成されていると説明した。そして、本実施形態では、左右の収納部49L,49Rも平面視で、後方に向かうにつれて車幅方向の寸法が大きくなるように形成されている。
また、図1、図2等を参照し、自動二輪車1では、車体下部における車幅方向における左に、サイドスタンド90が設けられ、サイドスタンド90で自動二輪車1を起立状態に保持する際には、自動二輪車1が左方に傾いた状態となる。ここで、左の収納部49Lには、運転者等が適宜収納するもの以外のものとして、電装品91が配置されている。本実施形態では、電装品91がリレーとなっている。
なお、図23には、図21のC−C線に沿う断面が示されている。フロントカウル40の後部40Bは、エンジン24の上方に配置された燃料タンク92やエアクリーナ93を覆っている。なお、図23には、便宜上シートSの底板のみを示している。また図23において、符号110は、ヘッドパイプ11の前方に配置されるキーシリンダを示し、符号111は、排気管38の前方に配置されるラジエータを示している。
次に、図1〜図3、図21及び図22を参照して、ヘッドライト47及びポジションライト48L,48Rの配置について説明する。ヘッドライト47は車両の前方を照射するため車幅方向中央上に設けられ、ポジションライト48L,48Rは、車両周囲の人物等からの被視認性のために点灯するものである。なお、本実施形態の左右のポジションライト48L,48Rは方向指示器(ウインカ)も兼ねており、車両適所に設けられる方向指示用のスイッチの操作に応じて、ポジションライトとしての点灯から方向指示のための点灯に切り替えて点灯することが可能になっている。なお、本実施形態では、ポジションライト48L,48Rは、ウインカも兼ねるものとするが、ウインカの機能を有さなくてもよい。
図1及び図2を参照し、本実施形態の自動二輪車1では、左右のポジションライト48L,48Rがヘッドライト47よりも前方に配置されており、詳しくは、左右のポジションライト48L,48Rの前方を指向する照射面(外側に露出するレンズ部分)が、ヘッドライト47の前方を指向する照射面(外側に露出するレンズ部分)よりも前方に配置されている。さらに詳しくは、図1、図2において、L3は左右のポジションライト48L,48Rの前端を通って鉛直方向に延びる直線を示し、L4はヘッドライト47の前端を通って鉛直方向に延びる直線を示している。これら直線L3、L4から明らかなように、左右のポジションライト48L,48Rの前端は、ヘッドライト47の前端よりも前方に位置している。また、直線L4から明らかなように、側面視において、ヘッドライト47と左右のポジションライト48L,48Rは、上下方向で重なっており、換言すれば、左右のポジションライト48L,48Rの後端は、ヘッドライト47の前端よりも後方に延びている。なお、詳しくは、側面視において、後述する左右のポジションライト48L,48Rにおける外部に露出しないハウジング48LH,48RHが、ヘッドライト47と上下方向で重なるようになっている。
また、正面視においては、左右のポジションライト48L,48Rは、ヘッドライト47を挟み込むように、かつ、それぞれの少なくとも一部が上下方向でヘッドライト47の少なくとも一部と重なるように配置されている。詳しくは、本実施形態では、図3、図21及び図22において破線で示す左右のポジションライト48L,48Rにおける外部に露出しないハウジング48LH,48RHが正面視において、ヘッドライト47の下部に上下方向で重なるようになっている。なお、図3において、L5はヘッドライト47の左端部を通って鉛直方向に延びる直線を示し、L6はヘッドライト47の右端部を通って鉛直方向に延びる直線を示している。正面視において左右のポジションライト48L,48Rが上下方向でヘッドライト47に重なるとは、直線L5,L6に示されるように、ヘッドライト47の左端部及び右端部が、正面視において左右のポジションライト48L,48Rの車幅方向内側端部よりも車幅方向外側に延びることをいう。
さらに図5、図21を参照し、平面視においても、左右のポジションライト48L,48Rは、ヘッドライト47を挟み込むように配置される。図21において、L7はヘッドライト47の前端を通って車幅方向に延びる直線を示している。平面視においては、ヘッドライト47の前端が、左右のポジションライト48L,48Rの後端よりも前方に突出している。
また、左右のポジションライト48L,48Rは、上述した照射面が外側に露出するように、対応するフロントカウル40の左側部40L及び右側部40Rの前部に収納されている。ここで、図21を参照し、平面視において、フロントカウル40の左側部40Lにおける収納部49L及び右側部40Rにおける収納部49Rの車幅方向内側に位置する内側壁部は、前方に向かうにつれて車幅方向内側に延びて、前方に向けて先細り形状に形成されるフロントフェンダ6の前部に沿って延びている。そして、上述したポジションライト48Lのハウジング48LHは、左側部40Lの車幅方向内側に位置する内側壁部に沿って延びるように左側部40Lの前部内に収納されている。なお、右のポジションライト48Rのハウジング48RHも同様である。なお、図示しないが、収納部49L,49Rにおける凹部80L,80Rの前部内壁においては、前方に向けて貫通する穴が形成されており、この穴から左右のポジションライト47L,47Rのポジションバルブが脱着可能となっている。
また、図3及び図22を参照し、正面視において、ヘッドライト47は下に凸の略二等辺三角形に形成されている。そして、本実施形態では、フロントカウル40の左側部40Lにおける収納部49L及び右側部40Rにおける収納部49Rの車幅方向内側に位置する内側壁部は、正面視において、前記略二等辺三角形のヘッドライト47の二等辺に沿って延びている。そして、上述したが、直線L5,L6に参照されるように、左右のポジションライト48L,48Rは正面視において、上下方向でヘッドライト47の上部側の角部と一部が重なっている。
以上に記載したように本実施形態に係る自動二輪車1では、前後方向に延びる左右一対のシートフレーム14L,14Rと、シートフレーム14L,14Rの上方に配置され、シートフレーム14L,14Rに支持されるシートSと、が備えられ、シートSは、運転者が着座する着座部65と、着座部65の後方で上方に向けて起立状態となる背もたれ部66と、を備え、背もたれ部66が後方にリクライニング可能に構成され、背もたれ部66が後方に向けて最大にリクライニングされた際に、同乗者が着座するパッセンジャーシートとなる。そして、この自動二輪車1では、着座部65の後方には、前後方向に延びるリヤカウル46が配置され、リヤカウル46の下方に、左右のシートフレーム14L,14Rが延び、左右のシートフレーム14L,14Rが、シート用クロスフレーム21によって連結され、シート用クロスフレーム21は、リヤカウル46の下方に位置する。そして、シート用クロスフレーム21には、上方に突出する受け部67が設けられ、リヤカウル46には、受け部67を上方に臨ませる開口68が形成され、背もたれ部66が後方に向けて最大にリクライニングされた際に、受け部67に当接する。このような構造によって、背もたれ部66からの荷重を受け部67で支持するようにしたので、リヤカウル46に荷重をかけずに保護でき、シートフレーム14L,14Rによって背もたれ部66からの荷重に対する十分な支持剛性を確保できる。また、背もたれ部66を起立状態とした場合でも、受け部が必要以上に外側に露出しないように形成でき、外観性を確保できる。
また、自動二輪車1では、リヤカウル46において受け部用開口68の後方には、リヤカウル46と別体のエンブレム73を、リヤカウル46の内側から外側に臨ませるエンブレム用開口74が形成される。この構造によって、外観を良好にでき、エンブレム73に対するいたずらをし難い構造にできる。
また、自動二輪車1では、背もたれ部66は、左右のシートフレーム14L,14Rそれぞれに設けられる前後2点で固定された固定部であるブラケット75に取付けられるので、背もたれ部66が強固に取付けられる。また、着座部65の下方には、電装品が配置されるので、電装品を着座部65で保護できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えばフロントカウル40において左側部40Lと右側部40Rは車幅方向で離間する構成であるが、連結されていてもよい。
また、サイドスタンド90は車幅方向において右方に設けられ、車両が右に傾いた状態でサイドスタンド90によって起立状態が保持されるようにしてもよい。
また、アンダーカウル44L,44Rは左右で分割可能なものとしたが、左右で一体のものであってもよい。
また、受け部67は、受け部用開口68から上方に突出してもよいし、突出しなくてもよい。
また、膨出部44LP,44RPは左右に設けられたが、左右のアンダーカウル44L,44Rのいずれか一方のみに形成されてもよい。
また、上記実施形態では、ポジションライト48L,48Rがウインカを兼ねるものと説明したが、ポジションライト48L,48Rの位置に方向指示の機能のみを有するウインカを設けてもよい。
また、上記実施形態では、正面視において、左右のポジションライト48L,48Rは、ヘッドライト47を挟み込むように、かつ、それぞれの少なくとも一部が上下方向でヘッドライト47の少なくとも一部と重なるように配置されると説明したが、正面視において、左右のポジションライト48L,48Rの少なくとも一部が上下方向でヘッドライト47の少なくとも一部と重ならなくてもよい。ただし、左右のポジションライト48L,48Rの少なくとも一部が上下方向でヘッドライト47の少なくとも一部と重なるように配置される場合は、部材が集約される点で好ましい。
また、上記実施形態では、正面視において、左右のポジションライト48L,48Rが、ヘッドライト47を挟み込むように配置され、左右のポジションライト48L,48Rの上端部が、ヘッドライト47の下端部よりも上方に位置するように配置されている。しかし、上記実施形態のように、左右のポジションライト48L,48Rの上端部が、ヘッドライト47の下端部よりも上方に位置するように配置されずに、左右のポジションライト48L,48Rの上端部が、ヘッドライト47の下端部よりも下方に位置するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ヘッドライト47の下方側(上下方向の中央部分よりも下方)の位置に、左右のポジションライト48L,48Rが配置された例であるが、ヘッドライト47の上方側の位置に、左右のポジションライト48L,48Rが配置されていてもよい。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
14L,14R シートフレーム
21 シート用クロスフレーム
46 リヤカウル
65 着座部
66 背もたれ部
67 受け部
68 受け部用開口(開口)
70 リヤフェンダ
73 エンブレム(意匠部材)
74 エンブレム用開口(意匠部材用開口)
75 ブラケット(固定部)
S シート

Claims (4)

  1. 前後方向に延びる左右一対のシートフレーム(14L,14R)と、前記シートフレーム(14L,14R)の上方に配置され、前記シートフレーム(14L,14R)に支持されるシート(S)と、を備え、
    前記シート(S)は、運転者が着座する着座部(65)と、前記着座部(65)の後方で上方に向けて起立状態となる背もたれ部(66)と、を備え、前記背もたれ部(66)が後方にリクライニング可能に構成され、前記背もたれ部(66)が後方に向けて最大にリクライニングされた際に、同乗者が着座するパッセンジャーシートとなる鞍乗型車両において、
    前記着座部(65)の後方には、前後方向に延びるリヤカウル(46)が配置され、
    前記リヤカウル(46)の下方に、左右の前記シートフレーム(14L,14R)が延び、
    左右の前記シートフレーム(14L,14R)の下方かつ左右外側に、左右一対のリヤフレーム(15L,15R)が延び、
    左右の前記シートフレーム(14L,14R)は、後側ほど左右の前記リヤフレーム(15L,15R)に対して左右内側に変化し、
    左右の前記シートフレーム(14L,14R)および左右の前記リヤフレーム(15L,15R)が、上方に凸の台形状に屈曲するクロスフレーム(21)によって連結され、前記クロスフレーム(21)は、前記リヤカウル(46)の下方に位置し、
    前記クロスフレーム(21)には、上方に突出する受け部(67)が設けられ、
    前記リヤカウル(46)には、前記受け部(67)を上方に臨ませる開口(68)が形成され、
    前記背もたれ部(66)が後方に向けて最大にリクライニングされた際に、前記受け部(67)に当接し、
    前記リヤカウル(46)において前記開口(68)の後方には、前記リヤカウル(46)と別体の意匠部材(73)を、前記リヤカウル(46)の内側から外側に臨ませる意匠部材用開口(74)が形成されることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記背もたれ部(66)は、左右の前記シートフレーム(14L,14R)それぞれに設けられる前後2点で固定された固定部(75)に取付けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記着座部(65)の下方には、電装品(71,72)が配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記電装品(71,72)は、バッテリ及び/又はレギュレータであって、左右の前記シートフレーム(14L,14R)の車幅方向内側であって、リヤフェンダ(70)に設けられることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
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