JP6169672B2 - 生ごみ粉砕機及び生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ粉砕機及び生ごみ処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、生ごみ粉砕機及び生ごみ処理装置に関する。詳細には、生ごみを粉砕し、粉砕された生ごみを微生物によって分解することで生ごみを処理することができる生ごみ粉砕機及び生ごみ処理装置に関する。
台所の流し台で各種の飲食物を調理した後に発生する生ごみの土壌埋め立てや海洋投棄の禁止に応じて、政府と各自治体は、生ごみの発生量を減らすためにごみ従量制を実施したり、回収された生ごみを処理して肥料を作ったり、生ごみをエネルギー源として利用したりするなど、様々な方法を試みている。
通常、生ごみを処理するための設備は、その処理量が少なくとも数十トン以上の場合に、設備メンテナンスの経済性があると考えられている。このため、財政に余裕のない地方自治団体の場合には、生ごみ処理設備を建設することができない実情がある。
こういう現実を勘案して、近年、家庭やレストランで発生する生ごみの量を減らすようにしつつ、家庭やレストランで自主的に生ごみを処理する方法が提案されている。例えば、家庭やレストランの流し台の下部に取り付けられ、生ごみを粉砕する生ごみ粉砕機(即ちディスポーザ)や、微生物を利用して生ごみを処理する微生物処理装置などが利用されている。
一例として、特許文献1には、流し台の下部において、粉砕カッターによって生ごみを粉砕して排出する生ごみ処理装置が開示されている。特許文献1に開示された生ごみ処理装置は、生ごみを簡単に処理できるが、生ごみが粉砕された状態でそのまま排出される。このため、分解されていない一部の生ごみによって管路が詰まったり、いやなにおいが外部に漏れたりするだけでなく、下水終末処理場での処理負担を増加させる問題を抱えている。
上記問題を解決するために、特許文献2には、生ごみを粉砕し、粉砕された粉砕物に微生物を投入することにより、生ごみの処理効果を上げようとする流し台用生ごみ粉砕機の微生物供給方法及び装置が開示されている。これにより、生ごみの分解度を上げ、臭いと下水道の詰まり現象を緩和させることができる。
しかし、微生物を利用して生ごみを分解する場合には、後片付け時に使用する多量の水、洗剤、熱い飲食物の汁および飲食物の調理時に添加される塩分が微生物処理装置に直接流入されるという深刻な問題がある。かかる洗剤や塩分は、微生物に致命的な悪影響を及ぼすため、ほとんどの微生物が死滅し、微生物処理装置がその働きを碌にしないという問題がある。
また、後片付け時に使用する多量の水が、微生物処理装置に直接供給されるため、ほとんどの微生物が水と一緒に排出されるという問題がある。これを解決するためには、多量の微生物を供給し続ける必要がある。
また、飲食物は塩分を多く含んでいることが多く、多量の塩分が含まれた飲食物の廃水が微生物処理装置に直接流入すると、微生物の死滅化はさらに深刻になる。つまり、従来の微生物処理装置は、後片付け時に使用する多くの水、洗剤、熱い飲食物の汁、飲食物の汁に含まれている多量の塩分によって、その働きを碌にしないという問題がある。
かかる問題を解決するために、特許文献3には、粉砕された生ごみを固形分と水分に分離して、固形分のみを微生物処理装置に投入して、水分を別に排出することによって、微生物によるごみの分解が円滑に行われるようにする生ごみ処理装置が開示されている。
しかし、特許文献3に開示された技術は、流し台に水分を排出する水通路と、生ごみ粉砕及び微生物処理するための飲食物の処理通路とを別に備えた構造であるため、その施工が不便だけでなく、使用時廃水排出と生ごみの排出が行われるようにユーザーが操作しなければならない不便さがある。
また、生ごみを粉砕する過程で発生した水分は、粉砕された生ごみと一緒に微生物処理装置に投入されるという問題をなお有する。
上述したように、生ごみを粉砕し、微生物を利用して粉砕物を分解する技術は、家庭やレストランにおいて生ごみを全部処理できるという利点がある反面、これを正しく使用しないユーザーがいる場合、粉砕物がそのまま下水溝に放出される問題が発生し得る。
例えば、特許文献2に開示された技術において、生ごみ粉砕機と微生物処理装置とが分離されている製品の場合、生ごみ粉砕機と微生物処理装置とが連結管によって連結される構成を有する。ユーザーが微生物処理機に微生物を継続的に注入することを怠ったり、何らかの理由で連結管を分離させて生ごみ粉砕機を直接下水溝に連結して使用したりする場合、粉砕物が下水溝に直接排出される問題を引き起こす。
このような使用形態を法によって規制しても、家庭で使用する製品の特性上、これを取り締まることは現実的に難しく、上記使用形態を防ぐことができる方法を見つけることは現実的に困難である。
近年では、こういう不正なまたは違法な使用形態を防ぐための法案の協議が政府等で行われているが、生ごみ粉砕機や微生物処理装置を備えた生ごみ処理装置の不正なまたは違法な使用を未然に防ぐことが望ましい。
韓国登録特許第10−1051425号 韓国登録特許第10−0838717号 韓国登録特許第10−1388560号
本発明は、上述した問題を解決するために案出されたものであって、生ごみの粉砕後に粉砕物をすぐに下水溝に排出することを根本的に遮断することができる生ごみ粉砕機及び生ごみ処理装置を提供することを目的とする。
また、生ごみ粉砕機を流し台に取り付けるに当たって、簡単な作業だけで取り付けができ、粉砕板のような部品の取替え作業と製品自体の分解も容易な生ごみ粉砕機を提供することを他の目的とする。
また、生ごみを粉砕して、粉砕された粉砕物の固形分から水分を分離し、固形分のみを微生物処理装置に投入することによって、微生物によるごみの分解が円滑に行われ、水分に含まれた塩分によって微生物が死滅するなどの問題を防ぐことができる生ごみ処理装置を提供することを他の目的とする。
本発明に係る生ごみ粉砕機は、流し台に設けられる生ごみ粉砕機であって、流し台の排水口に設けられ、前記排水口と連通するように上部が開放された開口を有する粉砕機本体と、前記粉砕機本体の内部の底部に回転可能に設けられ、生ごみを粉砕する粉砕板と、前記粉砕機本体に設けられ、前記粉砕板を回転させる回転駆動部と、前記粉砕機本体の開口を介して挿入され、内周面に沿って内部に向かって突出し、前記粉砕機本体に挿入されるとき、前記粉砕板の上方に所定間隔で離隔する位置に形成された遮断部を有する上下に開放された筒状の内部ケースと、を含み、前記粉砕板は、前記内部ケースを前記粉砕機本体から取り外すとき、前記開口を介して取り外し可能に前記粉砕機本体に設けられる。
本発明の一態様によれば、前記粉砕機本体は、前記粉砕機本体の上部縁部領域で半径方向外側へ折り曲げられて延長される本体フランジ部と、前記粉砕機本体の上部外周面に形成される第1装着ネジ山と、内周面に前記第1装着ネジ山と螺合する第2装着ネジ山が形成されるリング状の本体固定部材と、をさらに含み、前記本体フランジ部は、前記粉砕機本体が前記排水口の上部から挿入されるとき、前記排水口に係止し、前記本体フランジ部が前記排水口に係止した状態で、前記本体固定部材を前記粉砕機本体の下方から接近させ、前記第1装着ネジ山と前記第2装着ネジ山との螺合によって前記排水口を挟んで前記本体フランジ部と前記本体固定部材とが締められて、前記粉砕機本体が前記流し台に固定される。
本発明の一態様によれば、前記本体固定部材の底面には、円周方向に沿って互いに離隔した複数の突起挿入ホールが形成され、前記本体固定部材の曲率に対応する曲率を有する締め付けボディと、前記締め付けボディの一側から延長された摘み部と、複数の前記突起挿入ホールにそれぞれ挿入可能なように、前記締め付けボディから突出した複数の締め付け突起を有する締め付け治具と、をさらに含み、前記本体固定部材を前記粉砕機本体に締結するとき、前記締め付け治具の前記締め付け突起を前記突起挿入ホールに挿入した状態で、前記締め付け治具を締結方向に回転させる。
本発明の一態様によれば、前記内部ケースは、前記内部ケースの上部縁部から半径方向外側へ折り曲げられて延長されたケースフランジ部をさらに含み、前記粉砕機本体の内周面の上部縁部領域には、前記ケースフランジ部に係止する係止爪が内周面に沿って形成されている。
本発明の一態様によれば、前記係止爪の下方かつ前記粉砕機本体の内周面に沿って取り付けられた複数のリードスイッチと、前記粉砕機本体の前記開口を開閉するカバーと、前記カバーに設けられ、前記リードスイッチによって感知される複数の磁性体と、をさらに含み、前記カバーが前記開口を閉鎖した状態で前記リードスイッチのうちの少なくとも一つが、前記磁性体を感知するときに、前記回転駆動部は、前記粉砕板を回転させる。
本発明に係る生ごみ処理装置は、流し台の排水口から排出される水分を含む生ごみを粉砕する生ごみ粉砕機と、前記生ごみ粉砕機により粉砕された粉砕物中の固形分を微生物を利用して分解する微生物処理機と、前記粉砕物を前記微生物処理機に移動させる連結管と、前記微生物処理機の上部に設けられ、前記連結管と連結され、前記連結管を介して流入される前記粉砕物中の前記固形分と水分とを分離し、前記固形分を前記微生物処理機に移動させ、前記水分を排出させる粉砕物分離器と、を含む。
本発明の一態様によれば、前記粉砕物分離器は、前記水分が排出される水分排出口と、前記微生物処理機と連通された固形分排出口と、を備えた下部ケースと、前記水分が通過可能な網であって、前記固形分排出口の上方に形成された固形分通過孔を有するこし網と、前記こし網の上方に配置され、前記こし網上に配置された前記固形分を回転によって前記固形分通過孔側へ押し、前記固形分を前記固形分通過孔及び前記固形分排出口を介して前記微生物処理機へ排出させるブレードモジュールと、前記水分排出口の上方に配置されかつ前記連結管から前記固形分と前記水分とが流入される粉砕物流入部を備え、前記こし網と前記ブレードモジュールを挟んで前記下部ケースと結合した上部ケースと、を含む。
本発明の一態様によれば、前記粉砕物流入部は、前記連結管と連結される粉砕物流入口と、前記水分排出口の上方に位置する粉砕物落下口と、前記粉砕物流入口と前記粉砕物落下口とを連通させる排水トラップ管と、を含み、前記排水トラップ管は、前記粉砕物落下口から前記粉砕物流入口に向けて下向きに傾斜するように形成されている。
本発明の一態様によれば、前記ブレードモジュールは、前記粉砕物分離器の内部に配置され、上下方向に延びるブレード回転軸部と、前記ブレード回転軸部から半径方向外側に延長され、前記上部ケースと前記こし網との間で前記ブレード回転軸部の回転に応じて回転して、前記こし網に配置された前記固形分を前記固形分通過孔側へ押して移動させる少なくとも一つの回転ブレードと、前記回転ブレードの半径方向の先端に連結され、円周方向に沿って歯車の歯が形成されたリンク状のリングギアと、前記リングギアの前記歯車の歯と噛み合って、前記ブレード回転軸部を中心に前記回転ブレードを回転させるブレード駆動部と、を含む。
本発明の一態様によれば、前記ブレードモジュールは、前記こし網と前記下部ケースとの間に設けられる網清掃モジュールをさらに含み、前記網清掃モジュールは、前記ブレード回転軸部と軸結合して前記ブレード回転軸部と同期回転する清掃回転軸部と、前記清掃回転軸部から半径方向外側に延長され、前記清掃回転軸部の回転に応じて回転して前記こし網の下部表面に残存する前記固形分を除去する清掃ブレードと、を含む。
本発明の一態様によれば、前記上部ケースは、下面から下向きに突出し、前記回転ブレードが回転するとき、前記回転ブレードが接触する少なくとも一つの係止リブを備え、前記係止リブは、前記上部ケースの中心から半径方向に沿って形成され、前記回転ブレードが回転するとき、前記回転ブレードが前記係止リブの前記半径方向の一側から他側に順次接触するように形成されている。
本発明の一態様によれば、前記微生物処理機は、内部に分解空間が形成され、上向きに開放された開口を有する処理機本体と、前記粉砕物分離器の下部ケースが設けられて、前記処理機本体の開口をカバーする上部カバーと、前記処理機本体の一側壁面に上下方向に沿って設けられ、上部に形成された上部流入口と下部に形成された下部排水口とを有する水分排水管と、を含み、前記上部流入口は、前記粉砕物分離器の前記下部ケースに形成された前記水分排出口と連通され、前記下部排水口は、前記処理機本体の下部で前記分解空間と連通され、前記水分排出口を介して前記粉砕物分離器から排出される前記水分は、前記水分排水管を介して前記分解空間の下部に移動し、前記処理機本体の下部には、外部排水管と連結される排水管連結部が設けられ、前記水分排水管を介して排出される前記水分が前記排水管連結部を介して外部に排出される。
本発明の一態様によれば、前記下部排水口は、前記排水管連結部より上方に位置し、前記処理機本体の底面は、前記下部排水口から前記排水管連結部に向けて下向きに傾斜する。
本発明の一態様によれば、前記下部ケースは、中心から側壁に連結される一対の分離壁によって水分排出空間と固形分排出空間とに分離され、前記水分排出空間の底面に前記水分排出口が形成され、前記水分排出空間の底面は、前記水分排出口に向かって下向きに傾斜するように形成され、前記固形分排出空間が前記固形分排出口を形成する。
本発明によれば、生ごみの粉砕後に粉砕物をすぐに下水溝に排出することを根本的に遮断することができる生ごみ処理装置を提供することができる。
また、生ごみ粉砕機を流し台に取り付けるに当たって、簡単な作業で取り付けが可能であり、粉砕板のような部品の取替え作業と製品自体の分解が容易にできる。
また、粉砕された生ごみの固形分から水分を分離して、固形分のみを微生物処理機に投入することにより、微生物によるごみの分解が円滑に行われ、かつ、水分に含まれた塩分で微生物が死滅されるなどの問題を防ぐことができる。
一実施形態に係る生ごみ処理装置の構成を示す図面である。 一実施形態に係る生ごみ粉砕機の斜視図である。 一実施形態に係る生ごみ粉砕機の分解斜視図である。 図3のIV−IV線に沿う断面斜視図である。 図3のV−V線に沿う断面斜視図である。 一実施形態に係る生ごみ粉砕機の設置方法を説明するための図面である。 一実施形態に係る締め付け治具の構成の例を示す斜視図である。 一実施形態に係る生ごみ粉砕機と連結管との結合関係を説明するための図面である。 一実施形態に係る生ごみ粉砕機と連結管との結合関係を説明するための図面である。 一実施形態に係る連結管の断面を示す図面である。 一実施形態に係る生ごみ処理装置の端子支持部及び第1電極端子の構成の例を示す斜視図である。 一実施形態に係る生ごみ処理装置の端子支持部及び第1電極端子の構成の例を示す斜視図である。 一実施形態に係る微生物処理機の斜視図である。 一実施形態に係る微生物処理機の分解斜視図である。 一実施形態に係る粉砕物分離器の分解斜視図である。 一実施形態に係る粉砕物分離器と微生物処理機との結合状態を示す図面である。 図16のVI−VI線に沿う断面図である。 一実施形態に係る粉砕物分離器の第2上部ケースの底面図である。 一実施形態に係る粉砕物分離器の係止リブを説明するための図面である。 図14のIX−IX線に沿う断面図である。 図14のX−X線に沿う断面図である。 粉砕物分離器の粉砕機本体を示す背面図である。
以下、添付する図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。本発明に係る生ごみ処理装置10は、流し台15の内部に設けられている。生ごみ処理装置10は、流し台15の排水口を介して排出される水分を含む生ごみと廃水の混合物(以下、「生ごみ」という。)を粉砕して、微生物を利用して粉砕物を分解することにより、生ごみを完全分解または最小限に発生させるように処理する。生ごみ処理装置10を説明するにあたって、「粉砕物」は、生ごみ粉砕機100によって粉砕された結果物として、固形の固形分と、これに含まれている水や廃水などの水分を含む概念で使用される。
図1は、生ごみ処理装置10の構成を示す図面である。図1に示すように、生ごみ処理装置10は、生ごみ粉砕機100、微生物処理機300、及び連結管500を含む。
生ごみ粉砕機100は、流し台15の排水口から排出される生ごみを粉砕する。そして、生ごみ粉砕機100によって粉砕された生ごみ(以下、「粉砕物」という。)は、連結管500を介して微生物処理機300に移動する。
微生物処理機300は、微生物を利用して粉砕物を分解する。
連結管500の一側は生ごみ粉砕機100に連結されている。連結管500の他側は微生物処理機300に連結されている。生ごみ粉砕機100から排出される粉砕物は、連結管500を介して微生物処理機300に移動する。連結管500と生ごみ粉砕機100との連結部分は着脱可能である。本実施形態では、連結管500と微生物処理機300との連結部分はその連結が固定された場合を例にし、その詳細な説明は後述する。
以下、図2乃至図4を参照して、生ごみ処理装置10の生ごみ粉砕機100の構成について詳細に説明する。
図2乃至図4に示すように、生ごみ粉砕機100は、粉砕機本体120、粉砕板140、回転駆動部151及び内部ケース110を含む。
粉砕機本体120は、流し台15の排水口に設けられ、排水口と連通するように上部が開放された開口を有する。これにより、粉砕機本体120が流し台15の排水口に設けられるとき、生ごみが粉砕機本体120の開口を介して粉砕機本体120の内部に流入される。
図3に示すように、粉砕機本体120は、開口が形成された上部ケース121と、上部ケース121の下部に結合される下部ケース122とを備えている。ここで、上部ケース121は、上部に開口が形成され、下部に底板が形成された筒状に形成されている。
図5に示すように、粉砕板140は、粉砕機本体120の上部ケース121の内部の底部、すなわち上部ケース121の底板から一定間隔で離隔された状態で回転可能に設けられている。
粉砕板140の上面には、生ごみを粉砕するための複数の粉砕刃141と、粉砕物が粉砕板140と上部ケース121の底板との間に移動するための複数の移動ホール142とが形成されている。
ここで、粉砕機本体120の内部には、粉砕板140の縁部領域から一定間隔で離隔された環状の粉砕案内リング143が設けられている。粉砕案内リング143の内周面には、粉砕板140の回転に応じた水の回転を遮断するとともに、生ごみの円滑な粉砕のために内側に突出した複数の係止突起144が形成されている。
回転駆動部151は、上部ケース121に設けられ、生ごみが粉砕板140によって粉砕されるように粉砕板140を回転させる。図3及び図5に示すように、回転駆動部151は、下部ケース122の内部に配置された状態で上部ケース121の底板に設けられている。回転駆動部151の駆動軸が上部ケース121の底板を貫通して、上部ケース121に配置される粉砕板140の回転軸と連結されている。
図3に示すように、内部ケース110は、粉砕機本体120の開口を介して粉砕機本体120の内部に挿入される。粉砕機本体120の上部ケース121の内周面は内部ケース110の外周面よりも大きい。このため、内部ケース110は、上部ケース121の開口を介して上部ケース121の内部に挿入可能になる。
図4に示すように、内部ケース110は、内周面に沿って内部に向かって突出する遮断部113を含む。遮断部113は、内部ケース110が上部ケース121に完全に挿入されるとき、粉砕板140の上方に所定間隔で離隔される位置に配置される。
これにより、生ごみ粉砕機100を利用して生ごみを粉砕する際に、粉砕板140の回転に応じた遠心力によって、粉砕物が内部ケース110の内壁面(及び/または後述する粉砕案内リング143の内壁面)に沿って上方に上って行き外部に排出されたり、内部ケース110の上部内壁面に付いて除去されなかったりする現象を防止することができる。
ここで、粉砕板140は、内部ケース110を粉砕機本体120から取り外す場合、開口を介して取り外し可能に粉砕機本体120に設けられる。これにより、粉砕板140の取替えが必要な場合は、生ごみ粉砕機100全体や粉砕機本体120を流し台15から取り外す不便さがなく、単に粉砕機本体120の上部開口から内部ケース110を取り外すだけで粉砕板140の取替えが可能になる。
また、回転駆動部151の取替えが必要な場合は、図1に示すように、生ごみ粉砕機100が流し台15に取り付けられた状態で、粉砕機本体120の下部ケース122を上部ケース121から取り外すことによって、回転駆動部151の取替えが可能になる。この場合、回転駆動部151と粉砕板140との取り外しは、上述したように、内部ケース110を取り外した後、粉砕板140を取り外す方法で可能になる。
図3及び図4に示すように、内部ケース110は、内部ケース110の上部縁部から半径方向外側へ折り曲げられて延長されたケースフランジ部112を含む。
粉砕機本体120の内周面の上部縁部領域には、図5に示すように、内部ケース110のケースフランジ部112に係止する係止爪125が内周面に沿って形成されている。内部ケース110が開口を介して挿入されるとき、係止爪125は、ケースフランジ部112に係止する。
これにより、内部ケース110を粉砕機本体120に挿入する際にケースフランジ部112が係止爪125に係止し、下方に移動しない。このとき、内部ケース110を粉砕機本体120に締結するために別の締結部材(図示せず)を利用して、内部ケース110を粉砕機本体120に固定するようにしてもよい。
また、係止爪125とケースフランジ部112との間には、シーリングのためのシーリング部材を配置してもよい。これにより、粉砕機本体120と内部ケース110の間に廃水や異物が入ることを遮断することができる。
図3に示すように、内部ケース110の外周面には少なくとも一つのガイドリブ114が形成されている。ガイドリブ114は、内部ケース110の外周面に沿って互いに離隔した状態で複数に形成されている。ガイドリブ114は、上下方向に形成されている。
これに対応して、粉砕機本体120の内周面には、ガイドリブ114に対応する位置にガイド溝(図示せず)が形成されている。これにより、内部ケース110を粉砕機本体120に挿入するとき、ガイドリブ114をガイド溝に挿入した状態で、内部ケース110を粉砕機本体120の内部に挿入することにより、内部ケース110の正確な設置位置を案内しながらも、内部ケース110が粉砕機本体120の内部で円周方向に動くことを防止できる。
粉砕機本体120は、図3に示すように、本体フランジ部123、第1装着ネジ山126及び本体固定部材130を含む。
本体フランジ部123は、図3及び図5に示すように、粉砕機本体120の上部縁部領域から半径方向外側へ折り曲げられて延長される。第1装着ネジ山126は粉砕機本体120の上部の外周面に形成され、図3に示すように、本体フランジ部123の下方に形成されている。
本体固定部材130は、内周面に第1装着ネジ山126と螺合する第2装着ネジ山136が形成されたリング形状を有する。ここで、本体固定部材130の内周面は、上部ケース121がその下部から本体固定部材130を通過できるように形成されている。
このような構成により、生ごみ粉砕機100を流し台15に取り付けるときに、粉砕機本体120を流し台15の排水口の上方から挿入すると、粉砕機本体120の本体フランジ部123が排水口に係止した状態(排水口に引っかかった状態)になる。
本体フランジ部123が流し台15の排水口に係止した状態で、本体固定部材130を粉砕機本体120の下方から接近させて、粉砕機本体120が本体固定部材130を通過するように移動させた後、第1装着ネジ山126と第2装着ネジ山136を螺合して締め付けると、排水口を挟んで、すなわち流し台15の底面を挟んで、本体フランジ部123と本体固定部材130とが締め付けられて、粉砕機本体120が流し台15に固定される。
したがって、生ごみ粉砕機100の設置者は、粉砕機本体120を排水口に挿入して、本体固定部材130を粉砕機本体120に螺合する簡単な動作だけで、生ごみ粉砕機100を取り付けることができ、流し台15下部の狭い作業空間でより簡単に設置できる。
ここで、本体固定部材130の底面には、図6に示すように、円周方向に沿って互いに離隔した複数の突起挿入ホール131が形成されている。作業者は、本体固定部材130を粉砕機本体120に締結するときに締め付け治具700を利用することによって、より簡単に作業することができる。
より具体的に説明すると、締め付け治具700は、図7に示すように、締め付けボディ720、摘み部710及び複数の締め付け突起730を含む。
締め付けボディ720は、本体固定部材130の曲率に対応する曲率を有するように曲がった形状を有する。そして、摘み部710は締め付けボディ720の一側から延長される。
複数の締め付け突起730は、本体固定部材130に形成された複数の突起挿入ホール131にそれぞれ挿入可能なように締め付けボディ720から突出形成されている。即ち、締め付け突起730は、複数の突起挿入ホール131の間隔と対応する間隔で、締め付けボディ720に互いに離隔した状態で突出して形成されている。
このような構成により、本体固定部材130を粉砕機本体120に締結して粉砕機本体120を流し台15に固定するとき、図6に示すように、作業者は締め付けボディ720の摘み部710を把持した状態で締め付け突起730を突起挿入ホール131に挿入させた後、締め付け治具700を締結方向に回転させて本体固定部材130を粉砕機本体120により容易に締結することができる。
図2、図3及び図5に示すように、生ごみ粉砕機100は、複数のリードスイッチ152、カバー170及び複数の磁性体171を含む。
複数のリードスイッチ152は、係止爪125の下方かつ粉砕機本体120の内周面に沿って互に離隔して取り付けられている。複数の磁性体171はカバー170に設けられている。磁性体171は、カバー170が粉砕機本体120の開口を閉鎖するときにリードスイッチ152によって感知される。
カバー170が開口を閉鎖した状態でリードスイッチ152のうちの少なくとも一つが磁性体171を感知するときに、回転駆動部151は、粉砕板140を回転させることができる。これにより、粉砕機本体120の開口がカバー170によって閉鎖された状態でのみ粉砕板140が回転するように構成することができ、カバー170が開放された状態で粉砕板140が回転することによって生じ得る事故を未然に防止することができる。
ここで、粉砕機本体120の上部表面には、図2に示すように、第1動作表示Tが形成され、カバー170には第2動作表示172が形成されている。ここで、ユーザーがカバー170を閉じるときに、第1動作表示Tと第2動作表示172の位置を一致させると、カバー170の磁性体171がリードスイッチ152の位置と一致する。これにより、リードスイッチ152が磁性体171を感知して粉砕板140の回転が可能になる。
また、ユーザーが粉砕板140の動作を望まないがカバー170を閉じておきたい場合には、第1動作表示Tと第2動作表示172とがずれるようにカバー170を回転させると、カバー170によって開口が閉鎖された状態に保持可能になる。
粉砕機本体120は、図5に示すように、粉砕板140と上部ケース121の底面との間に形成される粉砕物の移動空間を含む。粉砕板140によって粉砕された粉砕物は、粉砕板140に形成された移動ホール142を介して移動空間に移動する。粉砕機本体120の移動空間の側壁には、外部と連通する排出口124aが形成された結合部124が設けられている。結合部124には、図1に示すように、連結管500が連結される。
ここで、上部ケース121の底面は、排出口124aに向かって下向きに傾斜するように形成されている。すなわち、図5に示すように、排出口124a側の底面から粉砕板140までの高さt2が排出口124aの反対側の底面から粉砕板140までの高さt1よりも高く形成されることにより、粉砕板140から移動空間に移動した粉砕物が排出口124aの方向により容易に移動することができる。
生ごみ処理装置10では、生ごみ粉砕機100の駆動に必要な駆動電源が微生物処理機300から連結管500に沿って延長され、生ごみ粉砕機100に連結される電源ケーブル900(図10参照)によって供給される。
より具体的に説明すると、微生物処理機300には外部電源の接続のための電源プラグ(図示せず)が設けられ、微生物処理機300の電源プラグをコンセントに接続したら、微生物処理機300に外部電源が供給される。そして、生ごみ粉砕機100の駆動に必要な駆動電源、すなわち生ごみの回転駆動部151とリードスイッチ152の駆動に必要な駆動電源は、微生物処理機300と生ごみ粉砕機100を連結する電源ケーブル900によって供給される。
連結管500は、生ごみ粉砕機100と微生物処理機300のいずれか一つに結合及び結合解除可能に連結されることを例にして、このとき、電源ケーブル900は、連結管500が結合及び結合解除されるときに連結及び連結解除されて、生ごみ粉砕機100に供給される駆動電源が断続されることを例にする。
連結管500を分離した場合には生ごみ粉砕機100自体が動作しないようにすることにより、生ごみ処理装置10を利用するユーザーが連結管500を生ごみ粉砕機100や微生物処理機300から分離して、生ごみ粉砕機100を介して粉砕した粉砕物をすぐに下水溝に排出させようとする試みを、事前に防止できる。
以下、図8乃至図12を参照して、生ごみ処理装置10において、連結管500を介して生ごみ粉砕機100の駆動に必要な駆動電源を供給する構成について詳細に説明する。図8乃至図12に示す実施形態では、連結管500が生ごみ粉砕機100に結合及び結合解除される構成を一例にする。
生ごみ粉砕機100は、図8及び図9に示すように、第1結合部124を含む。ここで、第1結合部124には、生ごみ粉砕機100によって粉砕された粉砕物が排出される排出口124a(図5参照)が形成されている。本実施形態では、第1結合部124が、生ごみ粉砕機100の粉砕機本体120に備わることを例にする。
そして、連結管500は、第1結合部124に結合及び結合解除される第2結合部521,522と、第2結合部521,522に連結された管510を含む。ここで、管510は第2結合部521,522から延長されて、反対側が微生物処理機300に連結される。
図8及び図9を参照して、第1結合部124と第2結合部521,522の結合構造の例を説明すると、第1結合部124は生ごみ粉砕機100(粉砕機本体120)の外周面から突出し、その外周面に沿ってねじ山が形成される。第2結合部521,522の内周面には第1結合部124のネジ山と螺合するネジ山が形成されている。
第2結合部521,522は、内部にねじ山が形成される外側結合部521と、外側結合部521の内側に位置する内側結合部522とで構成されることを例にする。ここで、連結管500の管510は、外側結合部521の後方から挿入されて内側結合部522に連結されて、外側結合部521が第1結合部124に螺合することにより固定され、第1結合部124の排出口124a、内側結合部522及び管510が連通する構造を有する。
ここで、電源ケーブル900は、第1結合部124に備わる第1電極端子910(図8参照)と、第2結合部521,522に備わる第2電極端子920(図9参照)を含む。ここで、第1電極端子910及び第2電極端子920は電源の供給のために一対で構成されることを例にする。
連結管500の第2結合部521,522が生ごみ粉砕機100の第1結合部124に結合するとき、第2電極端子920が第1電極端子910に電気的に接触されて、第2結合部521,522が第1結合部124から結合解除されるとき、第1電極端子910と第2電極端子920が接触解除されて、生ごみ粉砕機100への駆動電源の供給を断続する。
電源ケーブル900は、図10に示すように、連結管500の管510の外周面に沿って巻かれた状態で微生物処理機300から生ごみ粉砕機100方向に延長される。そして、連結管500は、電源ケーブル900が外周面に巻かれた状態でモールド処理530されている。
ここで、管510は、図10に示すように、蛇腹形状を有するフレキシブルな材質からなる。電源ケーブル900は、蛇腹形状の管510の凹部に沿って巻かれている。
これにより、電源ケーブル900の設置に当たって、電源ケーブル900によって連結管500、特に管510の動きに影響を与えずに、外部に電源ケーブル900が露出されることを防止できる。
生ごみ処理装置10は、図11に示すように、端子支持部160,161,162を含むことができる。端子支持部160,161,162は、生ごみ粉砕機100に設けられて、第2結合部521,522に備わった第2電極端子920が生ごみ処理機の第1結合部124に備わった第1電極端子910に接触するときに、第1電極端子910を弾性的に支持することにより、第1電極端子910と第2電極端子920の電気的な接触がより安定的に行われるようにする。
図11及び図12は、端子支持部160,161,162の構成の例を示すものである。図11及び図12を参照して説明すると、端子支持部160,161,162は、支持部本体160と、支持部本体160に形成された少なくとも一つのガイドホール161, 162を含む。
支持部本体160は四角板形状を有し、生ごみ粉砕機100の粉砕機本体120の内部に設けられる。図8及び図9に示すように、粉砕機本体120の上部ケース121の底面に設けられた状態で、下部ケース122の内部に設けられている。
ガイドホール161, 162は、支持部本体160の板面が貫通して形成され、第2電極端子920の接触方向に沿って形成される。第1電極端子910が一対で構成され、図11及び図12に示すように、ガイドホール161, 162も一対で構成されることを例にして、それぞれの第1電極端子910に対応して2つずつのガイドホール161, 162が形成されることを例にする。
端子支持部160,161,162の構成に対応して、第1電極端子910は、第2電極端子920の接触方向に長いワイヤの形態を有する。ワイヤの形態の第1電極端子910の一側は、第2電極端子920と接触可能に第1結合部124の前面に露出され、他側が端子支持部160,161,162の支持部本体160によって弾性的に支持される。第1電極端子910は、第1結合部124の第2結合部521,522方向への先端に外周面から内周面へ折り曲げられて、第1結合部124の前面に露出されることを例にする。
このとき、第1電極端子910は、支持部本体160の板面の一側からガイドホール161,162を介して支持部本体160の板面の他側に突出され弾性的に曲がった曲げ領域911,912を有する。これにより、第2電極端子920が第1結合部124の前面に露出された第1電極端子910に接触すると、第1電極端子910の曲げ領域911,912がガイドホール161, 162の内部で弾性的に後退して、第2電極端子920との弾性的な接触を支持する。
前述した実施形態では、生ごみ粉砕機100と連結管500とが結合及び結合解除され、これに対応して、第1電極端子910及び第2電極端子920が接触及び接触解除されることを例にして説明した。加えて、連結管500が微生物処理機300と結合及び結合解除される構成を有して、第1電極端子910及び第2電極端子920が連結管500と微生物処理機300との結合及び結合解除される構造を有することにより、前述した例と同様の効果を得ることができ、その具体的な構造は、上述した実施形態から、当業者が連結管500と微生物処理機300との連結構造に容易に適用できる。
また、前述した実施形態では、生ごみ粉砕機100への駆動電源の供給のための電源ケーブル900の連結構造を例にして説明したが、電源以外に、生ごみ粉砕機100の駆動のための信号ラインが電源ケーブル900と一緒に微生物処理機300から生ごみ粉砕機100まで延長されるように構成してもよい。これにより、生ごみ粉砕機100の内部には、回転駆動部151の制御のための回路の構成を省略することができる。
図13は、微生物処理機300の斜視図であり、図14は、微生物処理機300の分解斜視図である。
図13及び図14を参照して説明すると、生ごみ処理装置10は粉砕物分離器400を含む。
微生物処理機300は、連結管500を介して生ごみ粉砕機100から移動してくる粉砕物を微生物を利用して分解する。図13及び図14を参照して説明すると、微生物処理機300は、処理機本体320及び上部カバー330とを含む。処理機本体320と上部カバー330とは、微生物処理機300の外形を形成する外部ケース310の内部に収容される。本実施形態では、外部ケース310が上部パーツ311、下部パーツ312及び前面パーツ313に区分されて組み立てられることを例にする。ここで、微生物処理機300の具体的な構成の例については後述する。
粉砕物分離器400は、図14に示すように、微生物処理機300の上部に設けられる。そして、粉砕物分離器400は、連結管500と連結され、連結管500を介して流入される粉砕物中の固形分と水分とを分離して、固形分を微生物処理機300に移動させて、水分が微生物処理機300に流入されないように排出させる。
図15は、粉砕物分離器400の分解斜視図であり、図16は、粉砕物分離器400と微生物処理機300との結合状態を示す図面である。図15及び図16を参照して説明すると、粉砕物分離器400は、第2下部ケース460、第2上部ケース410、こし網440、及びブレードモジュール430を含む。
第2下部ケース460は、上部カバー330に設けられる。ここで、第2下部ケース460には、粉砕物中の水分が排出される水分排出口462と、粉砕物中の固形分排出口461とが形成されている。
第2下部ケース460と第2上部ケース410との間には、上方からブレードモジュール430と、こし網440が順次配置される。こし網440は、水分が通過可能な網であって、ブレードモジュール430によって押されて移動する固形分が微生物処理機300に落下することができるように形成された固形分通過孔441を含む。
ブレードモジュール430は、こし網440の上方に配置された状態でこし網440上に配置された(存在する)固形分を回転によって固形分通過孔441側に押して、固形分をこし網440の固形分通過孔441と第2下部ケース460の固形分排出口461とを介して微生物処理機300の処理機本体320の内部に移動させる。
図15を参照して説明すると、本発明に係るブレードモジュール430は、ブレード回転軸部431、少なくとも一つの回転ブレード433、リングギア432及びブレード駆動部434(図14参照)を含む。
ブレード回転軸部431は、粉砕物分離器400の内部に配置され、上下方向に延びる。ブレード回転軸部431は、上下方向を軸にして回転可能である。回転ブレード433は、ブレード回転軸部431から半径方向外側に延長して形成される。ここで、本実施形態では、3つの回転ブレード433が設けられることを例にしているが、その数はこれに限定されない。
回転ブレード433は、第2上部ケース410とこし網440との間で、ブレード回転軸部431の回転に応じて回転して、こし網440に配置された固形分をこし網440の固形分通過孔441側に押して移動させることにより、固形分が固形分通過孔441と第2下部ケース460の固形分排出口461とを介して微生物処理機300の内部に落下させる。
リングギア432は、回転ブレード433の半径方向の先端に連結されている。リングギア432は、リング形状を有する。リングギア432には、円周方向に沿って歯車の歯が形成されている。ここで、ブレード駆動部434は、リングギア432の円周方向外側、例えば、図14に示すように、上部カバー330に設けられた状態でリングギア432の歯車の歯と噛み合って回転することにより、回転ブレード433がブレード回転軸部431を軸にして回転する。本実施形態では、小容量の一対のブレード駆動部434が備わることを例にしているが、大容量の一つのブレード駆動部が設けられてもよい。
第2上部ケース410は、上述したように、こし網440とブレードモジュール430を挟んで第2下部ケース460と結合する。そして、第2上部ケース410には、図16に示すように、第2下部ケース460の水分排出口462(図15参照)の上部に位置する粉砕物流入部420が形成される。ここで、粉砕物流入部420は、連結管500と連結され、連結管500から固形分と水分が流入して粉砕物分離器400の内部に流入される。
前記のような構成により、粉砕物分離器400の動作過程について説明すると、次の通りである。
まず、生ごみ粉砕機100によって粉砕された粉砕物は、連結管500を介して移動して、第2上部ケース410に形成された粉砕物流入部420を介して粉砕物分離器400の内部に流入する。このとき、粉砕物流入部420に流入して粉砕物分離器400の内部に落下する粉砕物中の水分は、こし網440を通過してこし網440の下部に落ちて、第2下部ケース460に形成された水分排出口462を介して排出される。ここで、上述したように、粉砕物流入部420が水分排出口462の上方に位置するように形成されることにより、粉砕物流入部420を介して落下する水分のほとんどがすぐに水分排出口462を介して排出される。
そして、粉砕物流入部420を介して落下する固形分(一部の水分を含む)は、こし網440に配置された状態(残存する状態)になる。このとき、ブレード駆動部434の駆動に応じて回転する回転ブレード433は、こし網440の上部表面と接触された状態で、上部表面に沿って円周方向に回転して、こし網440に配置された固形分を押して移動させ、固形分通過孔441を介してこし網440の下方に落下させる。これにより、固形分は、第2下部ケース460の固形分排出口461を通過して微生物処理機300の処理機本体320の内部に流入される。
前記のような構成により、粉砕物を固形分と水分とに分離して、水分が微生物処理機300の内部に流入されることを抑制したり、最小化させることにより、微生物による固形分の分解が円滑に行われて、水分に含まれた塩分によって微生物処理機300の内部の微生物が死滅するなどの問題を解消することができる。
図17は、図16のVI−VI線に沿う断面を示す図面である。図17を参照して説明すると、第2上部ケース410に形成された粉砕物流入部420は、粉砕物流入口422a、粉砕物落下口421a及び排水トラップ管423を含む。
粉砕物流入口422aは連結管500と連結されて、連結管500を介して流入される粉砕物が流入される。そして、粉砕物落下口421aは係止網を挟んで水分排出口462の上方に位置する。
図16及び図17に示すように、粉砕物流入部420が第2上部ケース410の板面に形成される上向きに開放された下部ハウジング421と、下部ハウジング421の上部をカバーする上部ハウジング422との結合により形成されている。このとき粉砕物流入口422aは、上部ハウジング422に形成され、粉砕物落下口421aは下部ハウジング421に形成されている。
粉砕物流入口422aと粉砕物落下口421aとは排水トラップ管423によって連通する。ここで、排水トラップ管は、図17に示すように、上部ハウジング422と下部ハウジング421との結合によって形成され、粉砕物落下口421aから粉砕物流入口422aに向けて下向きに傾斜するように形成されている。
これにより、粉砕物流入口422aを介して流入される粉砕物、すなわち、水分および固形分の一部が、図17に示すように、排水トラップ管423に残存した形態で排水トラップ管423を閉鎖することにより、粉砕物分離器400や微生物処理機300から粉砕物落下口421aを介して流入する臭いや細菌などが連結管500と生ごみ粉砕機100を介して流し台15の外部に出ることを遮断できる。また、連結管500をU−トラップのような排水トラップの構造を形成する必要がなくなり、流し台15の下部の設置空間の効率をより上げることができる。
図15を参照して説明すると、ブレードモジュール430は、網清掃モジュール450を含む。網清掃モジュール450は、こし網440と第2下部ケース460との間に設けられてこし網440の下部表面を清掃する。
網清掃モジュール450は、清掃回転軸部451と清掃ブレード452を含む。清掃回転軸部451は、ブレード回転軸部431と軸結合して、ブレード回転軸部431と同期回転する。
清掃ブレード452は、清掃回転軸部451から半径方向外側に延長され、清掃回転軸部451の回転に応じて回転して、こし網440の下部表面との接触によりこし網440の下部表面に残存する固形分(固形分のかす)を除去する。
これにより、こし網440の下部表面に固形分の一部が付いている場合は、これを清掃ブレード452が接触によって落とすことにより、かすによってこし網440が詰まる現状や残存するかすによって発生できる衛生問題を解決することができる。
粉砕物分離器400の第2下部ケース460は、図15に示すように、底面461aの中心から側壁に連結された一対の分離壁463によって水分排出空間464と固形分排出空間とに分離される。ここで、水分排出口462は、水分排出空間464の底面461aの一側に形成され、固形分排出空間が上述した固形分排出口461を形成する。
また、水分排出空間464の底面461aは、水分排出口462に向かって下向きに傾斜するように形成されている(図20参照)。これにより、こし網440を介して水分排出空間464に落ちる水分が水分排出口462まで円滑に流れ排出されることができる。
図18は、粉砕物分離器400の第2上部ケース410の底面を示す図面である。図18を参照して説明すると、第2上部ケース410には、内部の上部表面(即ち第2上部ケース410の下面)から下向きに突出して、回転ブレード433の回転時に回転ブレード433が接触する少なくとも一つの係止リブ412が形成されている。図18では、1つの係止リブ412が形成されることを例にしているが、その数がこれに限定されない。
ここで、係止リブ412は、図18に示すように、第2上部ケース410の中心から半径方向(縁部方向)に沿って形成され、回転ブレード433の回転するとき、回転ブレード433が係止リブ412の半径方向の一側から他側に順次接触するように形成されている。
図19(a)を参照して説明すると、回転ブレード433が回転するとき、それぞれの回転位置で回転ブレード433の回転軸方向から外側に係止リブ412と順次接触する。これにより、回転ブレード433の回転に応じて固形分を押して移動させるとき、固形分が回転ブレード433に付いて積み重ねられつつ回転ブレード433の上部に付いて落ちない場合は、回転ブレード433の回転に応じて回転ブレード433の上部が係止リブ412に接触し、回転ブレード433の上部に付いていた固形分が再びこし網440に落ちる。
図19(b)は、係止リブ412の変形例を示す図面であり、係止リブ412が中心から縁部(半径方向外側)に行くほど回転ブレード433の回転方向に沿って曲がった形状を有することを例にしている。これにより、係止リブ412と回転ブレード433との接触間隔が回転ブレード433の回転速度に比例することになる。
図13及び図14を参照して説明すると、外部ケース310の上部パーツ311には、粉砕物流入部420の粉砕物流入口422aの露出のための第1露出口314と、微生物の投入のための第2露出口315が形成されている。
そして、粉砕物分離器400の第2上部ケース410には、図15に示すように、第2露出口315を介して上部に露出される微生物投入口411が形成される。ここで、微生物投入口411の下方には、こし網440の固形分通過孔441と第2下部ケース460の固形分排出口461とが位置することにより、ユーザーが微生物投入口411を介して微生物を投入させれば、固形分通過孔441及び固形分排出口461を介して処理機本体320の内部に流入可能になる。
ここで、微生物投入口411は、図14に示すように、開閉栓411aにより開閉可能に設けられている、微生物の投入時のみ開放して投入して、平時には閉鎖状態に保持させることができる。また、上部パーツ311の第2露出口315は、開閉カバー316により開閉可能に設けられている。
以下、図14、図16、図20乃至図22を参照して、微生物処理機300について詳細に説明する。
処理機本体320は、上述したように、上向きに開放された開口を有して、内部に分解空間が形成される。そして、上部カバー330は、粉砕物分離器400の第2下部ケース460が設けられた状態で処理機本体320の上部の開口をカバーする。
ここで、微生物処理機300は、図14、図16及び図20に示すように、水分排水管340を含むことができる。係る水分排水管340は、処理機本体320の一側壁面に上下方向に沿って設けられる。そして、水分排水管340の上部には上部流入口341が形成され、下部には下部排水口342が備わる。
このとき、水分排水管340の上部流入口341は、図20に示すように、粉砕物分離器400の第2下部ケース460に形成された水分排出口462と連通して、水分排水管340の下部排水口342は、処理機本体320の下部で処理機本体320の分解空間と連通する。これにより、水分排出口462を介して粉砕物分離器400から排出される水分が水分排水管340を介して処理機本体320の分解空間の下部に移動する。
そして、処理機本体320の下部には外部排水管(図示せず)と連結される排水管連結部321が設けられ、水分排水管340を介して排出される水分が排水管連結部321を介して外部に排出される。
粉砕物分離器400から分離された水分は、処理機本体320の側壁に形成された水分排水管340を介して処理機本体320の下部を介して外部に排水される。これにより、別の配水管を設けずに粉砕物分離器400によって分離された水分が外部に排出可能になる。
また、処理機本体320の分解空間の下部を介して粉砕物分離器400から水分が排出されるようにして、処理機本体320の内部で発生する水分を一緒に排水することにより、一つの排水構造により粉砕物分離器400及び微生物処理機300から発生する水分の除去が可能になる。
ここで、図20に示すように、水分排水管340の下部排水口342は、排水管連結部321よりも上方に位置し、処理機本体320の底面320aは下部排水口342から排水管連結部321に向けて下方に傾斜するように設けられることにより、排水管連結部321に円滑な排水ができる。
微生物処理機300の内部には、一対の攪拌ブレード360が設けられる。攪拌ブレード360は攪拌駆動部351の駆動に応じて回転して、分解空間の内部の固形分の分解を促進させる。
本実施形態では、1つの攪拌駆動部351の回転により一対の攪拌ブレード360が相互に反対方向に回転する。図14及び図16に示すように、一つの攪拌駆動部351が一対の攪拌ブレード360の中のいずれか一つの回転軸361を回転させて、図20及び図22に示すように、攪拌駆動部351の反対側に該当回転軸361の回転に応じて回転する第1伝達ギア363が第2伝達ギア364と噛み合って回転して、第2伝達ギア364の回転軸362が残りの一つの攪拌ブレード360を回転させることにより、一対の攪拌ブレード360が相互に反対方向に回転する。
攪拌ブレード360の下方には、図20及び図21に示すように、処理機本体320の底面320aから離隔された状態で配置される遮断網370が設けられることにより、固形分が遮断網370にかかった状態で攪拌ブレード360によって攪拌されることができる。
本発明のいくつかの実施形態を図示して説明したが、本発明が属する技術分野の通常の知識を有する当業者であれば、本発明の原則や精神から逸脱ず、本実施形態を変形することができるだろう。発明の範囲は、添付された請求項とその均等物によって定められるものである。
10 生ごみ処理装置
15 流し台
100 生ごみ粉砕機
110 内部ケース
113 遮断部
120 粉砕機本体
140 粉砕板
151 回転駆動部
300微生物処理機
400 粉砕物分離器
500 連結管

Claims (13)

  1. 流し台に設けられる生ごみ粉砕機であって、
    流し台の排水口に設けられ、前記排水口と連通するように上部が開放された開口を有する粉砕機本体と、
    前記粉砕機本体の内部の底部に回転可能に設けられ、生ごみを粉砕する粉砕板と、
    前記粉砕機本体に設けられ、前記粉砕板を回転させる回転駆動部と、
    前記粉砕機本体の開口を介して挿入され、内周面に沿って内部に向かって突出し、前記粉砕機本体に挿入されるとき、前記粉砕板の上方に所定間隔で離隔する位置に形成された遮断部を有する上下に開放された筒状の内部ケースと、を含み、
    前記粉砕板は、前記内部ケースを前記粉砕機本体から取り外すとき、前記開口を介して取り外し可能に前記粉砕機本体に設けられる、生ごみ粉砕機。
  2. 前記粉砕機本体は、
    前記粉砕機本体の上部縁部領域で半径方向外側へ折り曲げられて延長される本体フランジ部と、
    前記粉砕機本体の上部外周面に形成される第1装着ネジ山と、
    内周面に前記第1装着ネジ山と螺合する第2装着ネジ山が形成されるリング状の本体固定部材と、をさらに含み、
    前記本体フランジ部は、前記粉砕機本体が前記排水口の上部から挿入されるとき、前記排水口に係止し、
    前記本体フランジ部が前記排水口に係止した状態で、前記本体固定部材を前記粉砕機本体の下方から接近させ、前記第1装着ネジ山と前記第2装着ネジ山との螺合によって前記排水口を挟んで前記本体フランジ部と前記本体固定部材とが締められて、前記粉砕機本体が前記流し台に固定される、請求項1に記載の生ごみ粉砕機。
  3. 前記本体固定部材の底面には、円周方向に沿って互いに離隔した複数の突起挿入ホールが形成され、
    前記本体固定部材の曲率に対応する曲率を有する締め付けボディと、
    前記締め付けボディの一側から延長された摘み部と、
    複数の前記突起挿入ホールにそれぞれ挿入可能なように、前記締め付けボディから突出した複数の締め付け突起を有する締め付け治具と、をさらに含み、
    前記本体固定部材を前記粉砕機本体に締結するとき、前記締め付け治具の前記締め付け突起を前記突起挿入ホールに挿入した状態で、前記締め付け治具を締結方向に回転させる、請求項2に記載の生ごみ粉砕機。
  4. 前記内部ケースは、前記内部ケースの上部縁部から半径方向外側へ折り曲げられて延長されたケースフランジ部をさらに含み、
    前記粉砕機本体の内周面の上部縁部領域には、前記ケースフランジ部に係止する係止爪が内周面に沿って形成されている、請求項1に記載の生ごみ粉砕機。
  5. 前記係止爪の下方かつ前記粉砕機本体の内周面に沿って取り付けられた複数のリードスイッチと、
    前記粉砕機本体の前記開口を開閉するカバーと、
    前記カバーに設けられ、前記リードスイッチによって感知される複数の磁性体と、をさらに含み、
    前記カバーが前記開口を閉鎖した状態で前記リードスイッチのうちの少なくとも一つが、前記磁性体を感知するときに、前記回転駆動部は、前記粉砕板を回転させる、請求項4に記載の生ごみ粉砕機。
  6. 流し台の排水口から排出される水分を含む生ごみを粉砕する生ごみ粉砕機と、
    前記生ごみ粉砕機により粉砕された粉砕物中の固形分を微生物を利用して分解する微生物処理機と、
    前記粉砕物を前記微生物処理機に移動させる連結管と、
    前記微生物処理機の上部に設けられ、前記連結管と連結され、前記連結管を介して流入される前記粉砕物中の前記固形分と水分とを分離し、前記固形分を前記微生物処理機に移動させ、前記水分を排出させる粉砕物分離器と、を含み、
    前記粉砕物分離器は、
    前記水分が排出される水分排出口と、前記微生物処理機と連通された固形分排出口と、を備えた下部ケースと、
    前記水分が通過可能な網であって、前記固形分排出口の上方に形成された固形分通過孔を有するこし網と、
    前記こし網の上方に配置され、前記こし網上に配置された前記固形分を回転によって前記固形分通過孔側へ押し、前記固形分を前記固形分通過孔及び前記固形分排出口を介して前記微生物処理機へ排出させるブレードモジュールと、
    前記水分排出口の上方に配置されかつ前記連結管から前記固形分と前記水分とが流入される粉砕物流入部を備え、前記こし網と前記ブレードモジュールを挟んで前記下部ケースと結合した上部ケースと、を含む、生ごみ処理装置。
  7. 前記粉砕物流入部は、
    前記連結管と連結される粉砕物流入口と、
    前記水分排出口の上方に位置する粉砕物落下口と、
    前記粉砕物流入口と前記粉砕物落下口とを連通させる排水トラップ管と、を含み、
    前記排水トラップ管は、前記粉砕物落下口から前記粉砕物流入口に向けて下向きに傾斜するように形成されている、請求項に記載の生ごみ処理装置。
  8. 前記ブレードモジュールは、
    前記粉砕物分離器の内部に配置され、上下方向に延びるブレード回転軸部と、
    前記ブレード回転軸部から半径方向外側に延長され、前記上部ケースと前記こし網との間で前記ブレード回転軸部の回転に応じて回転して、前記こし網に配置された前記固形分を前記固形分通過孔側へ押して移動させる少なくとも一つの回転ブレードと、
    前記回転ブレードの半径方向の先端に連結され、円周方向に沿って歯車の歯が形成されたリンク状のリングギアと、
    前記リングギアの前記歯車の歯と噛み合って、前記ブレード回転軸部を中心に前記回転ブレードを回転させるブレード駆動部と、を含む、請求項に記載の生ごみ処理装置。
  9. 前記ブレードモジュールは、前記こし網と前記下部ケースとの間に設けられる網清掃モジュールをさらに含み、
    前記網清掃モジュールは、
    前記ブレード回転軸部と軸結合して前記ブレード回転軸部と同期回転する清掃回転軸部と、
    前記清掃回転軸部から半径方向外側に延長され、前記清掃回転軸部の回転に応じて回転して前記こし網の下部表面に残存する前記固形分を除去する清掃ブレードと、を含む、請求項に記載の生ごみ処理装置。
  10. 前記上部ケースは、下面から下向きに突出し、前記回転ブレードが回転するとき、前記回転ブレードが接触する少なくとも一つの係止リブを備え、
    前記係止リブは、前記上部ケースの中心から半径方向に沿って形成され、前記回転ブレードが回転するとき、前記回転ブレードが前記係止リブの前記半径方向の一側から他側に順次接触するように形成されている、請求項に記載の生ごみ処理装置。
  11. 前記微生物処理機は、
    内部に分解空間が形成され、上向きに開放された開口を有する処理機本体と、
    前記粉砕物分離器の下部ケースが設けられて、前記処理機本体の開口をカバーする上部カバーと、
    前記処理機本体の一側壁面に上下方向に沿って設けられ、上部に形成された上部流入口と下部に形成された下部排水口とを有する水分排水管と、を含み、
    前記上部流入口は、前記粉砕物分離器の前記下部ケースに形成された前記水分排出口と連通され、前記下部排水口は、前記処理機本体の下部で前記分解空間と連通され、
    前記水分排出口を介して前記粉砕物分離器から排出される前記水分は、前記水分排水管を介して前記分解空間の下部に移動し、
    前記処理機本体の下部には、外部排水管と連結される排水管連結部が設けられ、前記水分排水管を介して排出される前記水分が前記排水管連結部を介して外部に排出される、請求項に記載の生ごみ処理装置。
  12. 前記下部排水口は、前記排水管連結部より上方に位置し、
    前記処理機本体の底面は、前記下部排水口から前記排水管連結部に向けて下向きに傾斜する、請求項11に記載の生ごみ処理装置。
  13. 前記下部ケースは、中心から側壁に連結される一対の分離壁によって水分排出空間と固形分排出空間とに分離され、
    前記水分排出空間の底面に前記水分排出口が形成され、
    前記水分排出空間の底面は、前記水分排出口に向かって下向きに傾斜するように形成され、
    前記固形分排出空間が前記固形分排出口を形成する、請求項に記載の生ごみ処理装置。
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