JP2003205280A - 流し台シンク装着の低bodディスポーザと破砕生ごみ分解処理機。 - Google Patents

流し台シンク装着の低bodディスポーザと破砕生ごみ分解処理機。

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JP2003205280A
JP2003205280A JP2002042367A JP2002042367A JP2003205280A JP 2003205280 A JP2003205280 A JP 2003205280A JP 2002042367 A JP2002042367 A JP 2002042367A JP 2002042367 A JP2002042367 A JP 2002042367A JP 2003205280 A JP2003205280 A JP 2003205280A
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treatment tank
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water
decomposition treatment
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Shintaro Takenaka
伸太郎 竹中
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Shinyoh Industries Co Ltd
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 如何なる有機廃棄物種類も分解消滅で、交換
廃棄不要の半永久的使用可能な分解媒体材で、省電力、
省労力、省ランニングコストの有機廃棄物発酵分解処理
機。 【解決手段】 分解処理槽内にディスポーザー経由の破
砕生ごみ等の有機廃棄物を、僅かな上水道と厨房排水、
等々の廃水を分解処理槽に導入して加水発酵分解消滅さ
せ、省電力、省メンテナンスによって廃棄不要の分解媒
体材によって極限迄ランニングコストを削減した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地球環境保全の目
的で、家庭用から業務用、船舶用、等のあらゆる分野
で、可能な限り省エネルギーをもっとうに、自然の法則
に基づいたバイオテクノロジーによって、人間社会生活
から発生する生ごみ等の有機廃棄物を湿式で発酵分解消
滅させるものである。
【0002】特に、食品関連事業社における有機廃棄物
としては発生事業者が、産業廃棄物処理事業社への委託
処理を依頼しても、その廃棄物処理の結果責任を負うも
のであることから厳重に末端処理まで管理し、しかも、
環境行政の観点から今後高騰するであろう産業廃棄物処
理事業社への委託処理費用よりも、より簡単に、より安
いランニングコストで処理を行なうべきである。
【0003】
【従来の技術】諸外国、特に米国では、生ごみ等の有機
廃棄物は厨房シンクでディスポザーによって加水破砕さ
れ、そのまま公共下水道に排出されているが、わが国で
は、生ごみ等の有機廃棄物をディスポーザーで破砕して
そのまま公共下水に排出することは、公共下水処理施設
の能力の限界を越える為に、法条令的に禁止する地方自
治体が多い。
【0004】我が国では、近年、厨房シンクでディスポ
ザによって破砕された生ごみ等の有機廃棄物を、集合配
管で浄化槽に導入し、上澄み水を浄化して下水道に排水
するものが出回っているが、浄化槽内沈殿物シルトの廃
棄処分で公共事業体は悩んでいる。
【0005】それにもまして、集合住宅のディスポーザ
破砕生ごみ集合配管内の油脂を含む付着物のによる配管
内狭隘化の定期清掃費用が膨大な金額となり、居住者の
悩みの種であると同時に、浄化槽設備費用の膨大化も問
題化している。
【0006】同時に、新築集合住宅は設計から入れば良
いが、既設の集合住宅では浄化槽の設置スペースも無い
のが現状である。
【0007】最近、アンダーシンクに通常のディスポー
ザを装着して生ごみを破砕し、破砕水をそのまま下水に
流す機種が販売されているが、これらは我が国法律でデ
ィスポーザ使用の場合は、1人当たり標準生ごみを1日
250gを5lの水で破砕し、それに加算して1人当た
り厨房排水BOD600想定で30l、従って1人当た
り35lのディスポーザの高濃度BODを含めて全排水
BOD濃度を300以下にして排水しなければディスポ
ーザの設置使用は出来ない事と下水道局の法律に基づく
通達を受けている事から見れば、現在市販のディスポー
ザ経由生ごみ処理機は如何なるものも規定違反となって
いる。
【0008】又、有機肥料にという発酵中間処理の据置
タイプの生ごみ処理機も多く発売されているが、残念な
がら完熟には程遠く、2次発酵処理での完熟を待たなけ
れば肥料にはならない手間と、塩分、油脂物の植物への
弊害が表面化している。
【0009】以上の様に従来我が国の原形又は破砕した
生ごみ等の有機物を焼却したり、又単なる脱水、乾燥脱
水、チップ等で水分調整してその儘では未完熟の為に有
機肥料にはならないが有機肥料と称したりしているが、
各地で、それを有機肥料として田畑に毎年連続投入し、
田畑土壌が変質し種々の多くの問題を躍起している。
【0010】又、おがくず、もみがら等を水分調整分解
媒体材として使用し、未完熟のまま有機肥料と称して言
及している機種が殆どで、発酵時の臭気発生はもとよ
り、1〜3か月で内部充填物交換等の煩わしさの為、又
そのままでは未完熟の為、有機肥料とはならない為に焼
却廃棄処分の止むなきに至っている。
【0011】原形投入の生ごみ等の有機廃棄物の発酵処
理法は分解度が悪い為に分解不能で残渣が残存し、その
残渣を有機肥料と称しているが、塩分濃度、油脂濃度、
未分解物質により肥料に適合しないものであり、近年や
っと公的機関によって、再度数か月以上の2次発酵完熟
の必要性が公示されてきた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】近年、我が国のディス
ポーザ経由の有機廃棄物処理機の全ては、地中埋設の合
併処理槽的浄化槽に導入する方式であるが、ディスポー
ザから合併処理槽的浄化槽迄の移送管は、移送管内の汚
物蓄積付着の為に数年経過毎に移送管内清掃の経費と共
に、その期間を出来るだけ長くする為と、移送管内での
破砕有機廃棄物の沈殿滞留を避ける意味で、ディスポー
ザーに大量の上水道等の清水を使用しているが、水道料
金と下水道料金加算の為に費用が増大化し、それでも、
食品油脂付着によって移送管内部に汚物付着蓄積が生じ
て移送管内径狭窄状態による問題点をはらんでいる。
【0013】又、単なる乾燥処理方式、或は乾燥粉末化
処理方式は、水分発散時の臭気や乾燥物の毎回排出の手
間を要し、乾式の水分調整発酵処理方式は必然的な日毎
の僅かな投入量の変化によって処理槽内湿度と温度の変
化で使用過程で熟練的な知識を要し、取り扱い説明書通
りに使用しても臭気を発散し、それが複合臭気である為
に消臭不能に近く、気安めな消臭しか出来ず、投入処理
可能な有機廃棄物の種類にも制限があり、研究室のデー
ターを販売説明に使用してユーザーの使用状態での機能
性と全く異なり、生ごみ等の有機廃棄物処理機のイメー
ジダウンと多くのクレイムが発生しているのが現状であ
る。
【0014】又、前述のディスポーザ経由の合併処理槽
処理方式、乾式発酵処理方式及び水分除去乾燥方式は残
渣処分に問題を多くはらんでいることは言うまでもな
い。
【0015】家庭を含めた全ての産業分野では、食生活
が伴うかぎり残飯、調理屑、調理残渣物に含有している
油脂の処理も避けられず、省エネルギーの人間生活環境
保全にマッチした生ごみ処理装置の開発が望まれてい
た。
【0016】
【課題を解決する手段】より簡単に、より使いやすく、
無臭で半永久的に分解媒体材の交換を要せず、メンテナ
ンスの必要が無い生ごみ等の有機廃棄物処理機として、
次の通り構成した。
【0017】厨房等の有機廃棄物発生現場に設置して、
ディスポーザ経由で投入し、主婦又は業務従事者の労働
範囲を極限迄縮小して、生ごみ等の有機廃棄物発生場所
で全てを無臭で処理し、ランニングコストが極限迄縮小
可能な装置とし、半永久的使用可能な分解媒体材を処理
槽に充填し、厨房等の排水利用による湿式の発酵分解処
理機とした。
【0018】特筆すべきは、通常のディスポーザで加水
破砕した場合、その破砕加水1l当たりのBODは生ご
みの微細破砕によるBODは数千台mgの値となる為、
家庭排水規制値のBOD300mg、業務様BOD規制
値600mgのいずれにも合致すべくディスポーザ破砕
回転板の改善と、ディスポーザ本体破砕槽内壁の破砕歯
の極限縮小により家庭用標準生ごみ構成で、1人当たり
1日250gを5l加水で破砕した場合、破砕水1l当
たりBOD300mgの値の破砕水が得られた。
【0019】本来ディスポーザは米国で発生発達した物
であり、その目的は、如何に細かく破砕し、その儘下水
道に排出しても下水道配管内で詰まりが無い様に最終下
水処理場まで移送する目的で開発されたものであるが、
我が国では最終下水道処理場能力により、家庭排水BO
D300mg、業務排水でBOD600mgで規制され
ている現状からこれに合致した機構開発を行なった。
【0020】本生ごみ分解処理機に使用する加水は、家
庭用、業務共に、水道水は分解処理槽内の乾燥防止と分
解処理槽内壁付着物の洗浄落下目的とし、厨房排水を生
ごみ分解処理機本体の分解処理槽に導入する事によっ
て、分解処理槽内の排水通過により、混入の各種分解処
理剤によって、多重効用で、水道水の節減と同時に、排
水管内、厨房排水集水桝、及び業務用ではグリストラッ
プ槽内の分解機能向上をも可能にした。
【0021】本発明は、調理屑等の水切りの煩わしさを
なくしてその儘の状態で発生場所で、発生都度にディス
ポーザに投入、魚骨等も投入処理を可能とした。
【0022】その為、ディスポーザで加水破砕された生
ごみ等の有機廃棄物は、分解媒体材が装填されている生
ごみ分解処理機本体の分解処理槽にそのまま破砕加水と
共に流動投入され、破砕された生ごみ等の有機廃棄物は
一次的には分解処理槽内の分解媒体材で濾過され、同時
に分解処理槽内に添加される分解処理剤によって発酵分
解消滅される。
【0023】ディスポーザから破砕加水と共に分解処理
槽内に導入された生ごみ等の有機廃棄物は、多穴質種々
形態及び材質の分解媒体材と攪拌翼の回転によって万遍
なく混合攪拌されるが、この分解媒体材の穴には分解処
理剤が定期的に添加されて着床存在し、仮に厨房排水が
分解処槽内に導入通過しても全着床量は流出せずに存在
して再増殖し、生ごみ等の有機廃棄物分解に約立つもの
である。
【0024】同時に、分解媒体材は分解不能素材とし
て、形状変化が無い為に永久的に交換廃棄する必要もな
く、この分解媒体材の攪拌時における多孔濾過排水壁の
面摩擦によって目詰まり防止し、分解水分離排水機能の
劣化をも防止している。
【0025】分解処理槽内で分解進行途中の生ごみ等の
有機廃棄物は多孔濾過排水壁によって生ごみ処理機本体
から外部への流出を防止し、分解水のみが分解水処理槽
を経由して厨房等の排水管に放出され、業務用陸上施設
ではグリストラップ経由で公共下水道に導かれ、船舶等
では汚水貯留タンクに導入され、いずれも分解処理槽か
らの排水は、排水経路管内の付着物分解洗浄効果をも持
ち、破砕生ごみは一粒も排出する事なく分解処理槽内で
発酵分解、公共下水処理場の負担を解消した。
【0026】給水関連では、ディスポーザ本体経への破
砕水の給水は敢えてディスポーザ給水電磁弁によってデ
ィスポーザ本体の稼動に連動して、必要水量の給水、給
水の停止を制御盤によってコントロールしている理由
は、通常のシンク上部の水道カランから人為的に給水し
た場合の使用者によっての給水量格差でディスポーザ本
体、又はディスポーザから分解処理槽までの配管内での
詰まり事故の防止からである。
【0027】同時に分解処理槽内への給水は、調理を休
暇、旅行、或は其の他の事情で一般厨房排水が処理機に
導入されないこともある為、定期的に処理槽給水電磁弁
によって分解処理槽内に処理槽内給散水管によって給水
されるが、もう一つ重要な事は、分解処理槽内壁上部の
攪拌翼離反部位付近に付着積層される有機物、特に軽く
て時間がかかる繊維素状の残渣物質を分解処理槽内下部
に水洗落下し再投入して分解を推進する為に、処理槽内
給散水管によって分解処理槽内壁に散水して付着物を絶
えず洗い落とすことである。
【0028】分解処理槽からの排水は、分解水処理槽に
一旦出た後、分解水排水管によって公共下水管に排出さ
れるが、生ごみ等の有機廃棄物の分解水より高度な分解
度向上の為に、単数又は複数の分解水処理槽を設ける為
に、多孔濾過排水壁を単数又は複数、分解処理槽の壁か
ら一定間隙を持って設置して分解水処理槽を単数又は複
数設け、分解水排水管側に向かって多孔濾過排水壁の孔
口径を除除に縮小し、場合によっては分解水排水管側最
終の多孔濾過排水壁には布等の微細濾過材の複合までも
行なって、河川等への排水対応まで行なった。
【0029】又、より排水BOD値浄化向上の為、分解
水処理槽にバイオ着床壁を設けて浄化向上も計ったが、
これと同時に分解水処理槽に空気供給装置の設置も行な
った例もあり、より浄化向上に役立つったが空気供給装
置設定の場合は、分解水排水管の設置位置を分解処理槽
底部位から一定寸法上部に貫通しなければ、空気供給に
よって密閉状態の分解処理槽の為に生ごみ分解処理機本
他外の空気を供給すれば分解水排水管を経由して供給空
気は下水管に流出し、生ごみ分解処理機本体の分解処理
槽内上部の空気を吸入して処理槽内に供給すれば生ごみ
分解処理機本体外に供給空気が流出することがなく、分
解処理槽内の臭気を気にする事はない。
【0030】
【発明の実施の形態】一般的な調理に関連する生ごみ等
の有機廃棄物は、調理屑及び残飯の中には、大きな生の
根物野菜、鶏の足骨、牛豚の骨もあり、卵殻等の無機系
生ごみ等も処理できなければ、生ごみ等の有機物分解処
理機とは言えない。従って、これらの処理の場合は、デ
ィスポーザ経由で破砕して分解処理槽内に導入とした。
【0031】破砕された生ごみ等の有機廃棄物は原形投
入よりも重量当たりの表面積が多大となって分解処理が
容易で、分解媒体材と、各種の有機廃棄物の分解処理剤
によって分解処理槽内で発酵分解を促進し、攪拌翼によ
る攪拌切り返しで殆どの生ごみは短時間で分解消滅さ
れ、冬期寒冷期にはヒーター加温による分解適温保持機
構付きも実施した。
【0032】分解媒体材の役目はいくつか有って、分解
処理剤及び有機物分解微生物の着床目的と、有形の有機
物の処理槽外への流出防止の濾過材の目的、又発酵分解
処理と同時に破砕された生ごみ等の有機廃棄物の体積を
強制攪拌によってより細かく破砕して有形の有機廃棄物
重量当たりの表面積を大きくして発酵分解を容易にする
役目も持ち、自然界の法則による分解消滅原理をよりス
ムーズに助け、同時に攪拌翼の正転、逆転の繰り返し攪
拌によって分解処理槽の多孔濾過排水壁の開口孔面摩擦
による継続的な目詰まり防止をも可能とした。
【0033】従来の分解媒体材の目的は水分調整材的役
目で、経時変化によって初期基本形状が崩壊して自然微
生物着床度合いが低下し、有機廃棄物の分解促進による
攪拌トルクの増大、臭気発生、湿式では粘度増大による
濾過金網の目詰まり、分解媒体剤浮遊による濾過金網の
有機廃棄物による目詰まり、等々の多くの問題があった
が、本分解媒体材によってその全てを解消された。
【0034】分解処理槽内の分解媒体材の材質は、比重
の重い無機物添加による発泡合成樹脂分解媒体材による
場合と、比重が軽い発泡合成樹脂分解媒体材による場
合、又、樹木破砕片の分解媒体材を使用する3方法で行
なうことにより、分解処理槽内に加水時の分解媒体材に
よる多孔濾過排水壁の開口孔の攪拌時の清掃機能保持を
も継続的に保つ事が出来た。
【0035】同時に分解媒体材は、樹脂製、樹木片製、
無機製、貝殻製、活性炭素製等の分解媒体材を各種使用
して、摩耗度合いの差はあれ、半永久的に使用が可能と
し、分解媒体材の交換、廃棄不要、永久的に多孔濾過排
水壁の開口孔の目詰まり防止達成からも、メンテナンス
フリーによるランニングコスト削減に非常に有益であ
る。
【0036】家庭用、業務用、船舶搭載用、ヨットを含
む小型船舶用、車両用、航空機用等では、厨房のシンク
下に、或は別置きで格納する方式、集合住宅等の各戸流
し台シンク設置のディスポーザからの加水破砕物を集合
管で別置きの有機物等の生ごみ分解処機本体の分解処理
槽に導入して一括集合処理する方法等、今後あらゆる分
野に適用されると推定する。
【0037】
【実施例】以下実施例を、各請求項によって説明する。
【0038】「請求項1」及び「請求項2」を「図1」
低BODディスポーザ、「図2」流し台シンク装着の本
発明正面図、及び「図3」「図4」流し台シンク装着の
本発明側面図によって説明すれば、流し台シンク(1)
に装着されるディスポーザ本体(2)は、ディスポーザ
回転板(3)の外周直径が、ディスポーザ破砕槽内壁
(4)の内径よりも約5mm前後小さく、その上、ディ
スポーザ破砕槽内壁(4)の破砕歯(5)の数も通常の
3分の1以下の極限まで少なくし、生ごみ破砕時の破砕
水BOD削減を計った。
【0039】ディスポーザ本体(2)からディスポーザ
U字トラップ管(6)を経由して加水破砕生ごみ(7)
は、生ごみ分解処理機本体(9)の生ごみ導入口(8)
から分解処理槽(10)に導入される。
【0040】分解処理槽(10)の中には、分解媒体材
(11)が装填されているが、分解媒体剤(11)の実
施素材種類は、各種樹脂製、合成ゴム製、木片製、各種
無機セラミック等の多孔製で、種々形状の実施を行なっ
て機能の確認を行なった。
【0041】分解処理槽(10)内装填の分解媒体材
(11)と分解処理槽(10)に流入した加水破砕生ご
み(7)との攪拌目的で、攪拌翼(12)が3本乃至は
4本装着された攪拌軸(13)が、又大形の機種では分
解処理槽の大きさに見合った本数を装着し、分解処理槽
の左右に装着された軸受けベアリング(14)によって
回転可能な状態で取りつけられ、一方の非駆動側の攪拌
軸受けは分解処理槽(10)の内側に、駆動側の軸受け
ベアリング(14)は処理槽(10)の外壁に装着され
るが、両者共、分解処理槽の壁外に装着した例も行なっ
た。
【0042】起動側の攪拌軸(13)が分解処理槽(1
0)の壁を貫通する為、軸駆動側処理槽壁(15)の攪
拌軸(13)内壁には、漏水防止シール(16)が装着
され分解水貯留水位からの、或は万々一の分解水異常水
位増大でも、軸貫通部位からの漏水を防止した。
【0043】攪拌軸(13)の一定時分毎の回転制御と
共に、分解処理槽(10)内への給水を行なう為、電気
制御盤(17)によるコントロールで処理槽給水電磁弁
(18)を稼動させて、処理槽内給水管(19)から分
解処理槽(10)内に給水、散水される。
【0044】又、処理槽内給散水管(19)から分解処
理槽(10)内への給水散水方向は複数の穴から分解処
理槽(10)各内壁に向かって放水され、分解媒体材
(11)と加水破砕生ごみ(7)の攪拌時におきる分解
処理槽(10)内壁上部位に付着の軽量繊維素等加水破
砕生ごみ(7)の洗い流しによって全量の速やかな分解
処理促進を計るものである。
【0045】又、分解処理槽(10)内部に、多孔濾過
排水壁(20)によって分解処理槽(10)の分解水排
水側壁から一定距離で仕切られ、分解水処理槽(21)
として独立するが、多孔濾過排水壁(20)複数枚を一
定間隔毎に設置して分解水処理槽(21)を複数室設置
した例で説明する。
【0046】分解処理槽(10)内には,本実施例では
硬質発泡樹脂製の直径8mmから10mmで長さも8m
mから10mmの円筒状分解媒体材(11)を装填した
が、分解水処理槽(21)は、多孔濾過排水壁(20)
によって分解水のみの流入となり、多段の多孔濾過排水
壁(20)設置によって複数の分解水処理槽(21)が
出来、又多孔濾過排水壁(20)の開口孔径の順次微細
化によって、分解水濾過性の向上にも繋がった。
【0047】多孔濾過排水壁(20)設置によって出来
た分解水処理槽(21)と分解処理槽(10)に貯留さ
れた台所排水、或は生ごみ等の有機廃棄物の分解水を一
定量貯留する為に、分解水排水管(23)の分解水処理
槽(21)からの生ごみ分解処理機本体(9)外への貫
通設置は、分解処理槽(10)及び分解水処理槽(2
1)の底から一定寸法上部位置から貫通設置することと
した。
【0048】生ごみ等の有機廃棄物分解促進の為、分解
処理槽(10)内には、一定時分毎に一定量の分解処理
剤(24)が分解処理剤添加装置(25)によって自動
的に、或は釦スイッチ等の手動で一定量の分解処理剤
(24)が分解処理剤添加装置(25)によって添加さ
れるように、分解処理剤タンク(26)に貯留させて添
加消費減量した段階で補充する様にしたが、本実施例で
は電気制御盤(17)によって自動的に添加するように
した。
【0049】この分解処理剤(23)が混入した分解処
理槽(10)からの排水は、公共下水管に到達する途中
の排水管内の自動洗浄の機能も持っている為、年次的な
大掛かりな排水管内洗浄作業は省略され、マンテナンス
等の出費が削減された。
【0050】分解処理槽(10)の軸駆動側処理槽壁
(15)を貫通して装着される攪拌翼(12)付きの攪
拌軸(13)は、スプロケットとチェーンで結合も行な
ったが、家庭用の場合は屋内設置使用のうえ、台所近隣
寝室を考慮して、合成ゴム、或は合成樹脂緩衝材による
ルーズカップリング接続とし、攪拌駆動機(27)回転
駆動振動音の生ごみ分解処理機本体(9)の固体伝ぱん
騒音の削減に役立った。
【0051】電気制御盤(17)による生ごみ分解処理
機本体(9)の稼動制御は、ディスポーザ本体(2)の
電気印加稼動によってすべての機構がそれに連動する様
にインプットされている。
【0052】攪拌駆動機(27)はディスポーザ本体
(2)の稼動停止を感知して2秒前後後に駆動開始し、
正回転2分前後、逆回転2分前後、再度正回転2分前後
の稼動とし、次期のディスポーザ本体(2)稼動までの
攪拌休止時分は標準的に15分乃至30分前後の休止
で、休止時分経過後は正回転2分前後、逆回転2分前
後、再度正回転2分前後の稼動で、このパターンを繰り
返す。
【0053】しかし、使用者によっては日毎の生ごみ等
の有機廃棄物投入量の大小差がある為、休止時分の縮小
で大容量の分解処理、あるいは休止時分の延長で小容量
の分解処理を自由に選択出来る様にして、1台の処理機
で種々の対応を可能とした。
【0054】同時に、遠隔地旅行、学校給食の様な長期
休暇の様な場合も想定して、攪拌休止時分の最大を3時
間としたが、これは自由に制御盤の可変抵抗で0時間か
ら12時間まで設定可能とした。
【0055】ディスポーザ本体(2)への給水は、ディ
スポーザ本体(2)稼動と同時にディスポーザ給水電磁
弁(27)が開放されてディスポーザ本体(2)に自動
的に必要規定量の給水が行なわれ、ディスポーザ本体
(2)稼動の停止と同時にディスポーザ給水電磁弁(2
7)は閉鎖、給水は停止される。
【0056】この場合、ディスポーザU字トラップ
(6)内の加水破砕生ごみ(7)の詰まりは、ディスポ
ーザ本体(2)の回転破砕音消滅と同時にディスポーザ
本体(2)は停止されるが、回転破砕音消滅時点では既
に加水破砕生ごみ(7)はディスポーザU字トラップ
(6)内を通過しており、目詰まり事故は全くなかった
が、実施例ではディスポーザ本体(2)稼動の停止10
秒後にディィスポーザ給水電磁弁(28)の閉鎖給水停
止も行なった。
【0057】処理槽内への給水は、一般的な、流し台シ
ンク(1)の排水口に直接ディスポーザ本体(2)が装
着される場合は、一般調理排水も分解処理槽(10)に
流入することから処理槽内への給水は必要無いという理
由はなく、長時間休止の場合における分解処理槽(1
0)内の槽内加温装置(28)による過度乾燥の危険性
を避ける為にも必要である。
【0058】分解処理槽(10)内への給水は攪拌翼
(12)付きの攪拌軸(13)の最初の正回転時と同時
に処理槽給水電磁弁(18)か開放で給水開始し、次の
攪拌軸(13)の逆回転が停止した段階で処理槽給水電
磁弁(18)も閉鎖給水停止され、攪拌軸(13)の次
の正回転時には分解処理槽(10)内には給水はされず
に、この3回目正回転開始と同時に分解処理剤添加装置
(25)稼動によって分解処理剤(24)が一定量だけ
分解処理槽(10)内に添加される。
【0059】分解処理槽(10)内の一定温度保持な
為、分解処理槽(10)底外部には、総内加温装置(2
9)が装着され、電気制御盤(17)の基盤によってサ
ーミスタ制御等で一定温度保持される様に実施したが、
ヒーター直接測定のサーモスタット制御も行なった。
【0060】「請求項3」を「図5」によって説明すれ
ば、分解水処理槽(21)内に多孔質の分イオ着床材
(30)が設置され、分解水処理槽(21)を通過する
排水の浄化増進を計ったものであり、その素材には多孔
性無機製材、多孔性合成樹脂製材、活性炭製材等々の実
施例を持ち、通過分解水の浄化促進に役立った。
【0061】「請求項4」を「図6」によって説明すれ
ば、分解処理槽(10)又は分解水処理槽(21)に、
或はその両者に、供給管付き空気供給装置(31)を装
着し、酸素供給による分解水の浄化促進を計り、好気性
バイオの場合の機能性増進を計った。
【0062】「請求項5」を「図7」によって説明すれ
ば、分解水処理槽(21)から分解水が排出される分解
水排水管(23)の貫通位置を分解水処理槽(21)の
底部位に設定し、分解処理槽(10)及び分解水処理槽
(21)の貯留水位の設定量を、分解水排水管(23)
の生ごみ分解処理機本体(9)外部で逆U字山形形状ト
ラップの屈曲高さによって分解処理槽(10)及び分解
水処理槽(21)の貯留水位の設定を、業務用の様に投
入物質の種類の差によって分解処理槽(10)内の分解
水貯留容量を自由に変えられる様にしたものである。
【0063】「請求項6」「請求項7」「請求項8」
を、「図8」「図9」「図10」によって説明すれば、
生ごみ分解処理機本体(9)に装着の分解処理剤添加装
置(25)によって分解処理剤(24)を分解処理槽
(10)に添加される方式に変わって、ディスポーザ本
体(2)に分解処理剤(24)充填の分解処理剤タンク
(26)を装着し、ディスポーザ本体(2)電気印加稼
動を利用してディスポーザ付設のディスポーザU字トラ
ップ(6)内に分解処理剤(24)を添加して加水破砕
生ごみ(7)と共に分解処理槽(10)内に導入添加す
る。
【0064】特に集合住宅等の流し台シンク(1)にデ
ィスポーザ本体(2)のみを装着し、各戸の加水破砕生
ごみ(7)を集合管によって階下設置で集合処理する生
ごみ分解処理機本体(9)に自然落下導入処理する場
合、ディスポーザ本体(2)から生ごみ処理機本体
(9)迄の集合導入管内の付着物による詰まり防止の常
時清掃作用をも持つものである。
【0065】又、「図10」は1戸建て住宅で流し台シ
ンク(1)にディスポーザ本体(2)のみを装着し、生
ごみ分解処理機本体(9)を、流し台の壁越しの戸外に
設置して加水破砕生ごみ(7)を分解処理槽(10)に
落下導入させて処理する物であり、「図8」の様にディ
スポーザ本体(2)に分解処理剤タンク(26)を設置
して分解処理剤(24)を自動的にディスポーザU字ト
ラップ(6)から排水管を経由して分解処理槽(10)
迄の排水移送管内の自動洗浄効果をも持つ物である。
【0066】同時に、「請求項7」「請求項8」とも
に、生ごみ分解処理機本た(9)の稼動に伴う35dB
前後に削減したが、この僅かな駆動音でも我が国の様な
狭隘な住宅環境化ではキッチンに隣接して寝室があり得
る事からの就寝への影響から、場合によっては生ごみ分
解処理機本体(9)が戸外に設置による生活環境の無騒
音化も特筆すべきである。
【0067】「請求項9」を「図11」によって説明す
れば、分解処理槽(10)内には、ディスポーザ本体
(2)からの破砕水と共に、台所排水のすべてが導入さ
れる為に、一時的にでも分解処理槽(10)内の貯留水
が増大することも想定して、万が一の排水障害逃避の為
オーバーフロー管が処理機外排水管に直結されるが、こ
の場合使用者が気付かずにその儘使用される為の危険回
避の為、分解処理槽(10)の壁にオーバーフロー感知
センサー(32)を装着し、これが感知稼動した場合は
即座にディスポーザ本体(2)及び分解処理槽(10)
への各給水電磁弁を閉鎖給水停止し、同時に、多孔濾過
排水壁(20)の排水通過を促進する為に、攪拌翼(1
2)の回転によって、分解媒体材(11)による多孔濾
過排水壁(20)の摩擦清浄によって排水の助けとし
た。
【0068】
【発明の効果】本発明は、有機廃棄物処理における、あ
らゆる面でのコスト削減、同時に調理作業労働作業性の
簡素化、生ごみ等の有機廃棄物の最終処理量の削減、効
率性をも考慮され、生ごみ分解処理機本体に、一般地中
埋設の浄化槽の機能をも分解水処理槽でその効果を表
し、本発明の排水BODは300以下を達成し、今後の
環境保全に多大な効果をみることが判明した。
【0069】本発明は湿式の有機廃棄物処理方式であ
り、分解処理槽内の攪拌における攪拌軸の駆動トルク
は、定期的に厨房排水給水により、絶えず分解媒体材の
給水分解洗浄により攪拌翼稼動は非常に低いトルクで良
く、しかもその低トルクが継続される為に攪拌駆動モー
ターは従来の発酵処理生ごみ処理機の三分の一以下のト
ルクで充分であって電気料金コストの削減に大きく寄与
し、シンク下収納の小型から、集合処理の様な大容量の
機種迄、生ごみ分解処理機本体の小型化とも相まって、
大きな電気料金コスト削減となった。
【0070】同時に、湿式の生ごみ等の有機廃棄物処理
方式である為に給水が必要であるが、分解処理槽内への
給水は上水道のみを使用することなく、当然に使用せざ
るを得ない他の目的での使用水、例えば食物の洗浄、食
器の洗浄等々で使用されるその厨房排水を利用する事に
よって、上水道使用料金削減となり、同時にその水量に
匹敵する下水道料金迄削減となった。
【0071】厨房等の排水処理に欠かせないグリストラ
ップ流入排水の貯留水の再利用によって、グリストラッ
プ内の浄化促進が行なわれ、グリストラップの度重なる
メンテナンスが極限迄減少した。
【0072】本発明は、厨房排水を利用する為に、界面
活性洗剤、洗浄油脂物質、業務用厨房では危険と隣り合
わせの洗剤、つまり水酸化ナトリュウムを含む強アルカ
リ洗剤を使用しているが、本実施例では1年間以上の現
場実地試験も行ない、あらゆる物質混入厨房排水の利用
下でも分解可能な分解処理剤の完成により、従来設置の
流し台シンクをその儘使用可能とし、新築は勿論、リフ
ォーム事業における分野にも利用可能としたものであ
る。
【0073】厨房等の有機廃棄物発生現場と、分解処理
機本体設置場所が異なる場合でも分解処理機本体迄、生
ごみ等の有機廃棄物の運搬投入をすることなく、生ごみ
等の有機廃棄物発生場所に設置されたディスポーザに投
入するだけで、一般流し台シンク装着のディスポーザ連
結の生ごみ分解処理機本体に導入されて、自動的に処理
され、人的労力費用の削減となった。
【0074】又、分解媒体材は、半永久に使用可能な樹
脂製、無機製等で、木片、無機物質、貝殻等の使用によ
って、全く分解媒体材の交換廃棄の必要がなく、メンテ
ナンスは異物の年単位での除去以外の費用は全く必要が
無くなった。
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】低BOD破砕のディスポーザ本体の破砕槽部位
の間隙を設けた透視、斜視、断面図である。
【図2】流し台シンク装着のディスポーザ本体と連結さ
れた生ごみ処理機本体装着流し台全体の正面図、構成
図、一部透視、断面図である。
【図3】流し台シンク装着のディスポーザ本体と連結さ
れた生ごみ処理機本体装着流し台全体の左側面面図、構
成図、一部透視、断面図である。
【図4】流し台シンク装着のディスポーザ本体と連結さ
れた生ごみ処理機本体装着流し台全体の右側面面図、構
成図、一部透視、断面図である。
【図5】分解水処理槽内にバイオ着床材が設置された生
ごみ処理機本体の正面図である
【図6】分解処理槽、及び分解水処理槽内に装着された
供給管付き空気供給装置を設置した生ごみ分解処理機本
体の正面図、構成図、一部透視、断面図である。
【図7】分解水排水管が生ごみ分解処理機本体外部で逆
U字山形屈曲で装着された、生ごみ分解処理機本体の正
面図、一部透視図である。
【図8】ディスポーザー本体に、分解処理剤が充填され
た分解処理剤タンクが装着されたディスポーザー本体の
正面斜視図、一部透視図である。
【図9】集合住宅等の場合の様な、各戸の流し台シンク
にディスポーザ本体のみを装着し、各戸の破砕生ごみを
集合配管によって階下に設置の集合処理可能な大きさ
の、生ごみ分解処理機本体の分解処理槽内に導入処理す
る構成図である。
【図10】戸別住宅等の場合の様な、流し台シンクにデ
ィスポーザ本体のみを装着し、破砕生ごみを排水管によ
って戸外に設置の生ごみ分解処理機本体の分解処理槽内
に加水破砕生ごみを導入処理する構成図である。
【図11】分解処理槽内に、オーバーフロー感知センサ
ーが設置された生ごみ処理機本対の正面図である
【符号の説明】
1 流し台シンク 2 ディスポーザ本体 3 ディスポーザ回転板 4 ディスポーザ破砕槽内壁 5 破砕歯 6 ディスポーザU字トラップ 7 加水破砕生ごみ 8 生ごみ導入口 9 生ごみ分解処理機本体 10 分解処理槽 11 分解媒体材 12 攪拌翼 13 攪拌軸 14 軸受けベアリング 15 軸駆動側処理槽壁 16 漏水防止シール 17 電気制御盤 18 処理槽給水電磁弁 19 処理槽内給散水管 20 多孔濾過排水壁 21 分解水処理槽 22 排水滅菌剤 23 分解水排水管 24 分解処理剤 25 分解処理剤添加装置 26 分解処理剤タンク 27 攪拌駆動機 28 ディスポーザ給水電磁弁 29 槽内加温装置 30 バイオ着床材 31 供給管付き空気供給装置 32 オーバーフロー感知センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 11/02 E03C 1/266 Z 4G078 E03C 1/266 B09B 3/00 ZABD Fターム(参考) 2D061 DA03 DE23 4D003 AA02 AB01 BA02 FA06 4D004 AA03 AC02 CA04 CA13 CA15 CA19 CA22 CB05 CB13 CB28 CB31 CB43 CC08 DA02 DA13 4D059 AA07 BA03 BA27 BJ03 BK11 CA22 CA28 CB25 CB27 EB20 4D065 CA16 CC04 DD18 DD30 EA08 EB17 EC07 4G078 AA07 AB20 BA01 CA01 DA01 DB02 EA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台シンク(1)に装着されたディス
    ポーザ本体(2)のディスポーザ回転板(3)の直径を
    ディスポーザー本体(2)のディスポーザ破砕槽内壁
    (4)の内径よりも数ミリ前後小さくし、同時に破砕槽
    内壁(4)に付設の破砕歯(5)は極限まで歯と歯のピ
    ッチ及び厚み、深さを大きくし、有機物破砕形状粒度を
    拡大することによってBOD値を300mg以下にす
    る。ディスポーザ本体(2)付属のディスポーザU字ト
    ラップ管(6)経由の加水破砕生ごみ(7)は、生ごみ
    導入口(8)から生ごみ分解処理機本体(9)の分解処
    理槽(10)に導入される。分解処理槽(10)内に
    は、分解媒体材(11)が一定量装填されており、加水
    破砕生ごみ(7)との攪拌目的で、攪拌翼(12)が、
    攪拌軸(13)に一定間隔で複数装着され、攪拌軸(1
    3)は左右の軸受ベアリング(14)によって、回転可
    能な状態で装着される。分解媒体材(11)が装填され
    た分解処理槽(10)の壁を貫通する攪拌軸(13)の
    軸駆動側処理槽壁(15)には、処理槽壁貫通の為に漏
    水防止シール(16)が装着される。分解処理槽(1
    0)内にはディスポーザ本体(1)使用時以外でも分解
    処理槽(10)内に一定水量が一定時分間隔毎に定期給
    水可能な状態で電気制御盤(17)によって制御される
    処理槽給水電磁弁(18)によって処理槽内給散水管
    (19)から給水散水され、又分解処理槽(10)内壁
    上部に攪拌によって付着積層する未分解軽量物質を、処
    理槽内給散水管(19)を経て給水散水によって分解処
    理槽(10)下部に洗い流す為にも必要である。分解処
    理槽(10)内には、多孔濾過排水壁(20)が単数又
    は複数が間隙を持って装着されて、単数又は複数の分解
    水処理槽(21)が設定され、未分解有形の加水破砕生
    ごみ(7)が、分解処理槽(10)から分解水と共に漏
    洩流出しない様に、生ごみ等の未分解物と注入水が分離
    して水だけが排出されるように、又生ごみ分解処理機本
    体(9)の分解水処理槽(21)と分解処理槽(10)
    内に絶えず一定水量を貯留させて、生ごみの分解過程で
    の濃厚分解水の排出を防ぐ為と、卵殻等の微細無機粒子
    物質の下水管内に排出防止の為と同時に最終の分解水処
    理槽(21)には排水滅菌剤(22)が設置され、分解
    処理槽(10)底から一定寸法上部に分解水処理槽(2
    1)壁を貫通して分解水排水管(23)が装着され分解
    処理槽(10)内に一定量の貯留水を持つことにしてい
    る。分解処理槽(10)内には、一定時分毎に分解処理
    剤(24)が人為的又は自動的にに投入添加される分解
    処理剤添加装置(25)が装着されるが、生ごみの分解
    処理並びに油脂分解処理を助ける為に、分解処理材タン
    ク(26)内に充填の分解処理剤(24)を、分解処理
    剤添加装置(25)経由で分解処理槽(10)内に添加
    注入するが、この分解処理槽(10)からの分解水排出
    によって、下水管内付着の汚物をも分解し下水道管の詰
    まりの継続的防除も目的とする。分解処理槽(10)の
    駆動側分解処理槽壁(15)を貫通して装着された攪拌
    軸(13)は、周知の各種動力伝達装置によって攪拌駆
    動機(27)によって攪拌軸(13)に連結駆動され
    る。攪拌制御機能は、攪拌軸(13)装着の攪拌翼(1
    2)の回転稼働は、ディスポーザ本体(2)の稼動に連
    動して、分解処理槽(10)内へディスポーザ本体
    (2)の稼動と同時にディスポーザ本体(2)にはディ
    スポーザ給水電磁弁(28)によって自動的に一定量給
    水され、攪拌翼(12)の一定時分の正転、逆転、或は
    再度正転の攪拌駆動を行なったあと一定時分停止し、以
    後、この稼動を繰り返す。分解処理槽(10)の下側外
    部には分解処理槽(10)内部に冷水流入による温度低
    下を来した場合の適正温度維持目的で、槽内加温装置
    (29)が装着された、流し台シンク装着の低BODデ
    ィスポーザと破砕生ごみ分解処理機。
  2. 【請求項2】 生ごみ投入量の増大の場合は攪拌回転時
    分の延長、又は一定時分の停止時間の短縮を行ない、逆
    に投入量が基準量を遥かに下回る場合には、攪拌回転時
    分の短縮、又は一定時分の停止時間の延長をも可能にす
    る為、電気制御盤(17)の制御基盤で、分解処理槽
    (10)内の攪拌軸(13)の攪拌時間を手動で設定変
    更することによって分解処理に適正な攪拌をする様に電
    気制御盤(17)に設定可能な事で、1台の処理機で各
    処理量の対応を行なう事とした、請求項1記載の、流し
    台シンク装着の低BODディスポーザと破砕生ごみ分解
    処理機。
  3. 【請求項3】 分解水処理槽(21)内に、単数又は複
    数のバイオ着床材(30)が装着され、分解水が分解バ
    イオ着床材(30)に接触して分解処理槽(10)から
    の排出分解水の浄化をはかる、請求項1乃至請求項2記
    載の流し台シンク装着の低BODディスポーザと破砕生
    ごみ分解処理機。
  4. 【請求項4】 分解処理槽(10)又は分解水処理槽
    (21)内に、空気供給装置(31)が装着され、又は
    その両者共に設置されて空気を供給し、分解水がの酸化
    分解浄化促進をはかる、請求項1乃至請求項3記載の流
    し台シンク装着の低BODディスポーザと破砕生ごみ分
    解処理機。
  5. 【請求項5】 分解処理槽(10)内に常時一定量の分
    解水を貯留する為に分解処理槽(10)底の位置から分
    解水処理槽(21)壁を貫通して分解水排水管(23)
    が装着され、生ごみ分解処理機本体(9)の外部で分解
    水排水管(22)を逆U字山形に上に向けて屈曲させ、
    分解処理槽(10)内に一定量の貯留水を持つことにし
    た、請求項1乃至4記載の、流し台シンク装着の低BO
    Dディスポーザと破砕生ごみ分解処理機。
  6. 【請求項6】 分解処理槽(10)内には、定期的に分
    解処理剤(24)が人為的又は自動的にに投入添加され
    る分解処理剤添加装置(25)がディスポーザ本体
    (2)に組み込み装着され、生ごみの分解処理並びに油
    脂分解処理を助ける為に分解処理剤タンク(26)内に
    充填の分解処理剤(24)を、ディスポーザ本体(2)
    稼動に連動する分解処理剤添加装置(25)によって分
    解処理剤(24)が、ディスポーザ本体(2)経由で分
    解処理槽(10)内に添加注入する、請求項1乃至5記
    載の流し台シンク装着の低BODディスポーザと破砕生
    ごみ分解処理機。
  7. 【請求項7】集合住宅等の多くの家庭流し台シンクに設
    置の低BODディスポーザによる加水破砕生ごみ(7)
    を集合管等によって階下別置きの生ごみ処理機本体
    (9)の分解処理槽(10)に生ごみ自体の重力落下導
    入させて集合処理を行なう、請求項1乃至請求項6記載
    の、流し台シンク装着の低BODディスポーザと破砕生
    ごみ分解処理機。
  8. 【請求項8】1戸建等の戸別住宅流し台シンクに設置の
    低BODディスポーザによる加水破砕生ごみ(7)を流
    し台集合排水管によって戸外別置きの生ごみ処理機本体
    (9)の分解処理槽(10)に生ごみ自体の重力落下導
    入させて集合処理を行なう、請求項1乃至請求項7記載
    の、流し台シンク装着の低BODディスポーザと破砕生
    ごみ分解処理機。
  9. 【請求項9】 分解処理槽(10)内に、オーバーフロ
    ー感知センサー(32)が装着され、多孔濾過排水壁
    (20)の開口孔目詰まりによる分解処理槽(10)内
    が満水の場合に感知し、自動的にディスポーザ給水電磁
    弁(28)と処理槽給水電磁弁(18)を即座に閉鎖給
    水停止させると共に、同時に攪拌翼(12)の回転を行
    なって目詰まり解消幇助を行なう、請求項1乃至請求項
    8記載の、流し台シンク装着の低BODディスポーザと
    破砕生ごみ分解処理機。
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