JP6167508B2 - 電子機器、プログラムおよび表示方法 - Google Patents

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本発明は、子機器およびその制御プログラム、表示方法に関する。
従来から、ワードプロセッサのように文字入力キーを直接キー操作して所望の文字を入力する文字入力装置と、タッチパネル式の手書き入力部を備え、この手書き入力部にてペンタッチにより入力された手書きの軌跡の文字を文字認識させて入力する手書き文字入力装置とが実用されている。
一方で、キー入力表示された文字(列)を検索語として当該検索語に対応する見出し語を辞書データから検索し、検索された見出し語の説明情報を表示させるようにした電子辞書装置が実用されている。
そして、前記辞書検索のための検索語を入力するためにキー入力部(キーボード)だけでなく手書き入力部も備え、ユーザが読めない漢字などもこの手書き入力部にてペンタッチにより手書き入力して文字認識させ、前記検索語として入力し辞書検索して表示させるようにした手書き入力機能付き電子辞書装置も考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−165533号公報
前記従来の手書き入力機能付き電子辞書装置では、手書き入力して文字認識させるための手書き入力部を表示部とは個別に設けていたが、近年ではメインの表示部にもタッチパネルを搭載した電子辞書装置も出現している。このようにタッチ機能が拡張している状況においては、電子辞書の新しい操作方法が要求されている。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、タッチ式表示部を用いた操作性の良い子機器およびその制御プログラム、表示方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、タッチパネル式の表示部と、複数種類の辞書データを記憶している辞書記憶手段と、この辞書記憶手段に記憶されている複数種類の辞書の中から選択された辞書に応じた検索語の入力画面であって上下方向に配列された複数の検索文字入力エリアと各検索文字入力エリアの横に配置された当該検索文字入力エリアの項目名が表示されたエリアとを有する検索語の入力画面と、その検索語を入力するためのタッチ入力ボードとを、前記表示部に分けて表示させる入力画面表示制御手段と、この入力画面表示制御手段により表示されたタッチ入力ボードへ入力された検索語の文字に対応する見出し語を前記選択された辞書から検索する辞書検索手段と、前記入力画面表示制御手段により表示されたタッチ入力ボードへ検索語が入力されたことに応じて、前記検索語の入力画面の複数の検索文字入力エリアのうちの前記検索語が入力された最上方に配置された検索文字入力エリアおよび当該検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアを前記表示部に表示させたまま残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアを非表示にするとともに、前記表示部のうちの当該残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアが非表示となった部分に前記辞書検索手段により検索された複数の見出し語を表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明に係るプログラムは、タッチパネル式の表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、複数種類の辞書データをメモリに記憶させる辞書記憶手段、この辞書記憶手段によりメモリに記憶された複数種類の辞書の中から選択された辞書に応じた検索語の入力画面であって上下方向に配列された複数の検索文字入力エリアと各検索文字入力エリアの横に配置された当該検索文字入力エリアの項目名が表示されたエリアとを有する検索語の入力画面と、その検索語を入力するためのタッチ入力ボードとを、前記表示部に分けて表示させる入力画面表示制御手段、この入力画面表示制御手段により表示部に表示されたタッチ入力ボードへ入力された検索語の文字に対応する見出し語を前記選択された辞書から検索する辞書検索手段、前記入力画面表示制御手段により表示されたタッチ入力ボードへ検索語が入力されたことに応じて、前記検索語の入力画面の複数の検索文字入力エリアのうちの前記検索語が入力された最上方に配置された検索文字入力エリアおよび当該検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアを前記表示部に表示させたまま残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアを非表示にするとともに、前記表示部のうちの当該残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアが非表示となった部分に前記辞書検索手段により検索された複数の見出し語を表示させる表示制御手段、として機能させることを特徴としている。
本発明に係る電子機器の制御手段による表示方法は、前記電子機器のメモリに記憶された複数種類の辞書の中から選択された辞書に応じた検索語の入力画面であって上下方向に配列された複数の検索文字入力エリアと各検索文字入力エリアの横に配置された当該検索文字入力エリアの項目名が表示されたエリアとを有する検索語の入力画面と、その検索語を入力するためのタッチ入力ボードとを、表示部に分けて表示させ、前記タッチ入力ボードへ入力された検索語の文字に対応する見出し語を前記選択された辞書から検索し、前記タッチ入力ボードへ検索語が入力されたことに応じて、前記検索語の入力画面の複数の検索文字入力エリアのうちの前記検索語が入力された最上方に配置された検索文字入力エリアおよび当該検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアを前記表示部に表示させたまま残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアを非表示にするとともに、前記表示部のうちの当該残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアが非表示となった部分に検索された複数の前記見出し語を表示させる、ことを特徴としている。
本発明によれば、タッチ式表示画面に表示させたタッチ入力ボードを用いて操作性の良い辞書検索が可能になる。
本発明の辞書機能を備えた電子機器の実施形態に係る電子辞書装置10の外観構成を示す正面図。 前記電子辞書装置10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記電子辞書装置10の記憶装置22に記憶された入力ボードテーブル22cの内容を示す図。 前記電子辞書装置10によるタッチ入力機能設定処理を示すフローチャート。 前記電子辞書装置10による前記タッチ入力機能のON/OFF設定に応じた辞書検索処理を示すフローチャート。 前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴う日本語系検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードの表示動作を示す図。 前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴う英語・ラテン語系検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードの表示動作を示す図。 前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴う韓国語系検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードの表示動作を示す図。 前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴うロシア語系検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードの表示動作を示す図。 前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴う数字系検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードの表示動作を示す図。 前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された後に選択された辞書が他の辞書に変更された場合のタッチ入力ボードの表示動作を示す図。 前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴う見出し語一覧エリアLmの同時表示動作とタッチ入力ボードが閉じられた後のプレビューエリアPvの同時表示動作とを示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の辞書機能を備えた電子機器の実施形態に係る電子辞書装置10の外観構成を示す正面図である。
この電子辞書装置10は、以下に説明する電子辞書専用の携帯機器として構成されるか、辞書機能を備えたタッチパネル式のPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等として構成される。
この電子辞書装置10は、その本体ケース11と蓋体ケース12とがヒンジ部13を介して展開/閉塞可能な折り畳み型ケースを備えて構成される。この折り畳み型ケースを展開した本体ケース11の表面には、文字入力キー14a、辞書指定キー14b、[決定]キー14c、[戻る]キー14d、カーソルキー14eなどを備えたキー入力部14、およびタッチパネル式サブ表示部15が備えられる。
このタッチパネル式サブ表示部15は、ユーザがペンや指等でタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、キー入力部14の中央手前側において例えば256×64ドットのバックライト付きカラー液晶表示画面15dに透明タッチパネル15tを重ねて構成される。このサブ表示部15は、必要に応じて、手書き文字を入力するための手書き文字入力領域、各種機能のキー入力領域、あるいは当該各領域が混在する領域に切り替えられる。
そして、前記サブ表示部15が手書き文字入力領域に切り替えられた状態での手書き入力に伴う軌跡はそのバックライト付きカラー液晶表示画面15dにエコーバックして表示される。
また蓋体ケース12の表面には、そのほぼ全面を対象に例えば480×320ドットのバックライト付きのタッチパネル式メイン表示部16が設けられる。
前記タッチパネル式メイン表示部16も、前記サブ表示部15と同様に、ユーザがペンや指等でタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、そのバックライト付きカラー液晶表示画面16dに透明タッチパネル16tを重ねて構成される。
そして、この電子辞書装置10は、タッチ入力機能がONに設定された状態で、前記タッチパネル式メイン表示部16の画面を上画面と下画面とに分割し、上画面に検索語入力画面を表示させると共に、下画面に前記検索語入力画面での入力文字種に応じたタッチ入力ボード(手書きボード、50音キーボード、QWERTYキーボード、ピンインキーボード、ハングルキーボード等)を表示させる機能(図6参照)、このタッチ入力ボードによる検索語の1文字入力毎に当該検索語に対応した辞書の見出し語を検索し前記上画面に一覧表示させる機能(図12参照)、前記下画面に表示させたタッチ入力ボードの種類をそのとき上画面に表示されていた検索語入力画面での入力文字種と対応付けて記憶しておき、他の辞書が選択されその検索語入力画面が上画面に切り替え表示された際に、当該他の辞書での入力文字種と対応付けられて記憶された前回のタッチ入力ボードの種類に応じてその種類のタッチ入力ボードを下画面に切り替え表示させる機能(図11参照)等を有する。
図2は、前記電子辞書装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この電子辞書装置10は、各種の記録媒体に記録されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)21が備えられる。
CPU21は、記憶装置22内に予め記憶された装置制御プログラム22a、あるいはROMカードなどの外部記録媒体23から記録媒体読み取り部24を介して前記記憶装置22に読み込まれた装置制御プログラム22a、あるいはインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)30から通信部25を介して前記記憶装置22に読み込まれた装置制御プログラム22aに応じて、RAM26を作業用メモリとして回路各部の動作を制御する。
前記記憶装置22に記憶された装置制御プログラム22aは、キー入力部14、タッチパネル式サブ表示部15、タッチパネル式メイン表示部16からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは通信部25を介して接続されるインターネットN上の各Webサーバ30…との通信信号に応じて起動される。
このように、前記CPU21には、前記記憶装置22、記録媒体読み取り部24、通信部25、RAM26、キー入力部14、タッチパネル式サブ表示部15、タッチパネル式メイン表示部16が接続される。
記憶装置22には、装置制御プログラム22aとして、当該電子辞書装置10の全体の動作を司るシステムプログラム、通信部25を介してインターネットN上の各Webサーバ30…や図示しないユーザPC(Personal Computer)などとデータ通信するための通信プログラム等が記憶される。また、前記装置制御プログラム22aとして、タッチ入力機能のON/OFF設定処理、タッチ入力機能のON/OFFに応じた検索語入力処理、検索語に対応した見出し語検索処理、検索見出し語の一覧表示処理、選択された見出し語に対応する訳語・意味内容・用例・解説などの各種説明情報の読み出し表示処理など、同記憶装置22内のコンテンツDB(辞書データベース)22b、入力ボードテーブル22c、タッチ入力機能設定メモリ22d、最終使用入力ボードメモリ22eに基づく入力・検索・表示処理全般を制御するための辞書検索プログラムが記憶される。
コンテンツDB22bには、例えば、五十音順に並べられた日本語の見出し語に対応付けて日本語の説明情報が記述された[国語辞典]、アルファベット順に並べられた英語の見出し語に対応付けて日本語の説明情報が記述された[英和辞典]、日本語の見出し語に対応付けて英語の説明情報が記述された[和英辞典]、多様なジャンルの見出し語に対応付けてその説明情報が記述された[百科事典]をはじめ、複数種類の辞書データが予め記憶されるかあるいはダウンロードされて記憶される。
図3は、前記電子辞書装置10の記憶装置22に記憶された入力ボードテーブル22cの内容を示す図である。
入力ボードテーブル22cには、前記コンテンツDB22bに記憶された各辞書それぞれの検索語の入力文字種(日本語系/英語・ラテン語系/韓国語系/中国語系/…)に対応付けられて、当該入力文字種の文字を入力可能なタッチ入力ボードの種類(日本語系:手書き入力・50音・QWERTY/英語・ラテン語系:手書き入力・QWERTY/韓国語系:手書き入力・ハングル/中国語系:手書き入力・ピンイン/…)が記憶される。
タッチ入力機能設定メモリ22dには、タッチパネル式メイン表示部16のアイコン表示エリア16Aに表示されたタッチ入力アイコンDt(図6参照)がタッチ操作される毎に、タッチ入力機能の設定データであるONとOFFとが切り替えられて記憶される。
最終使用入力ボードメモリ22eには、タッチ入力機能がONに設定された辞書検索処理中にタッチ入力ボードの種類が切り替えられた際に、そのときの検索語の入力文字種と対応付けられて当該切り替えられたタッチ入力ボードの種類が記憶される。
前記RAM26には、入力データメモリ26a、メイン表示データメモリ26b、サブ表示データメモリ26cなどが確保される。
入力データメモリ26aには、前記キー入力部14、各タッチパネル15t,16tのユーザ操作に応じた個々の入力データが逐次記憶される。
メイン表示データメモリ26bには、前記タッチパネル式メイン表示部16の画面に表示させる表示データがビットマップパターンに展開されて記憶される。
サブ表示データメモリ26cには、前記タッチパネル式サブ表示部15の画面に表示させる表示データがビットマップパターンに展開されて記憶される。
このように構成された電子辞書装置10は、CPU21が前記装置制御プログラム22a(タッチ入力機能のON/OFF設定処理、検索語入力処理、見出し語検索処理、見出し語一覧表示処理、選択見出し語の説明情報表示処理等を実行するためのプログラムを含む)に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる機能を実現する。
次に、前記構成による電子辞書装置10の動作について説明する。
図4は、前記電子辞書装置10によるタッチ入力機能設定処理を示すフローチャートである。
装置制御プログラム22aの起動により辞書検索処理へ移行すると、タッチパネル式メイン表示部16の左端のアイコン表示エリア16Aにタッチ入力アイコンDtが表示される(図6参照)。このタッチ入力アイコンDtがタッチされると(ステップT1(Yes))、タッチ入力機能設定メモリ22dに記憶されている設定データがOFFである場合は(ステップT2(OFF))、当該設定データがONに切り替えられ(ステップT3)、検索語の入力と共に辞書検索された見出し語の説明情報をプレビュー表示させるプレビュー機能がOFFに設定される(ステップT4)。なお、タッチ入力機能がONとなると、電子辞書装置10は、キーボード14のキー操作を必要とせずにメイン表示部16におけるタッチ操作で辞書検索を行う動作モードになる。
一方、前記タッチ入力アイコンDtがタッチされた際に(ステップT1(Yes))、タッチ入力機能設定メモリ22dに記憶されている設定データがONである場合は(ステップT2(ON))、当該設定データがOFFに切り替えられ(ステップT5)、前記プレビュー機能がONに設定される(ステップT6)。
図5は、前記電子辞書装置10による前記タッチ入力機能のON/OFF設定に応じた辞書検索処理を示すフローチャートである。
図6は、前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴う日本語系検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードの表示動作を示す図である。
図7は、前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴う英語・ラテン語系検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードの表示動作を示す図である。
図8は、前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴う韓国語系検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードの表示動作を示す図である。
図9は、前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴うロシア語系検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードの表示動作を示す図である。
図10は、前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴う数字系検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードの表示動作を示す図である。
辞書指定キー14bによりユーザが所望する辞書、例えば[国語辞典]が選択されると(ステップS1(Yes))、選択された辞書[国語辞典]の検索語の入力文字種が日本語系として決定され、最終使用入力ボードメモリ22eにおいて日本語系文字種と対応付けられて記憶されている前回の辞書検索処理でのタッチ入力ボードの種類(手書き入力/50音/QWERTYの何れか)が設定される(ステップS2)。
なお、前記最終使用入力ボードメモリ22eにおいて、前回の辞書検索処理でのタッチ入力ボードの種類が記憶されてない場合は、入力ボードテーブル22c(図3参照)に記憶されている日本語系文字種に対応付けられたタッチ入力ボードの種類のうちデフォルト設定された先頭の手書き入力ボードに設定される。
すると、タッチ入力機能設定メモリ22dにおいて、タッチ入力機能の設定データがONであるか否かが判断され(ステップS3)、ONであると判断されると(ステップS3(Yes))、キー入力部14からの信号入力が無効とされる(ステップS4)。
そして、図6(A)に示すように、前記選択された辞書[国語辞典]の検索語入力画面Gjがメイン表示部16の上下に画面分割された上画面に表示されると共に、その検索語の入力文字種に応じて前記ステップS2において設定された種類のタッチ入力ボード(ここでは、手書きボードBh)が下画面に表示される(ステップS5)。
なお、前記メイン表示部16の下画面にタッチ入力ボードが表示される際には、前記入力ボードテーブル22c(図3参照)において、検索語の入力文字種(ここでは、日本語系)に対応付けられた何れかの種類のタッチ入力ボードに切り替えて表示させるためのボード切替アイコン(手書きアイコンDh/50音アイコンDa/QWERTYアイコンDq)が、ボード閉じるアイコンDcと共にボード左端に表示される。
例えば、50音アイコンDaがタッチにより指定されると(ステップS6(Yes))、前記下画面に表示中の手書きボードBhは、図6(B)に示すように、50音ボードBaに切り替えられて表示される(ステップS7)。そして、前記最終使用入力ボードメモリ22eに、当該切り替えられたタッチ入力ボードの種類(50音)が、そのときの検索語の入力文字種(日本語系)と対応付けられて記憶される(ステップS8)。
さらに、例えば、QWERTYアイコンDqがタッチにより指定されると(ステップS6(Yes))、前記下画面に表示中の50音ボードBaは、図6(C)に示すように、QWERTYボードBqに切り替えられて表示される(ステップS7)。そして、前記最終使用入力ボードメモリ22eに、当該切り替えられたタッチ入力ボードの種類(QWERTY)が、そのときの検索語の入力文字種(日本語系)と対応付けられて記憶される(ステップS8)。
なお、図7に示すように、[英和辞典]が選択されてその検索語入力画面Geが上画面に表示された場合にも、下画面に表示された手書きアイコンDhまたはQWERTYアイコンDqを選択的にタッチすることで、手書きボードBhとQWERTYボードBqとを適宜切り替えて表示できる(ステップS1〜S8)。
また、図8に示すように、[韓国語辞典]が選択されてその検索語入力画面Gkが上画面に表示された場合にも、下画面に表示された手書きアイコンDhまたはハングルアイコンDkを選択的にタッチすることで、手書きボードBhとハングルボードBkとを適宜切り替えて表示できる(ステップS1〜S8)。
また、図9に示すように、[ロシア語辞典]が選択されてその検索語入力画面Grが上画面に表示された場合にも、下画面に表示された手書きアイコンDhまたはキリルアイコンDrを選択的にタッチすることで、手書きボードBhとキリルボードBrとを適宜切り替えて表示できる(ステップS1〜S8)。
なお、図10に示すように、[漢字辞典]が選択されてその検索語入力画面Gcが上画面に表示され、画数の入力項目が指定された場合にも、下画面に表示された手書きアイコンDhまたは数字アイコンDnを選択的にタッチすることで、手書きボードBhと数字ボードBnとを適宜切り替えて表示できるようにしてもよい。
そして、その他の言語の辞書が選択された場合にも、前記同様に、メイン表示部16の上画面には当該選択された辞書の検索語入力画面が表示されると共に、下画面には手書きボードBhと言語に応じた文字のボードとを適宜切り替えて表示できる(ステップS1〜S8)。
図11は、前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された後に選択された辞書が他の辞書に変更された場合のタッチ入力ボードの表示動作を示す図である。
この図11(A)→(B)に示すように、[国語辞典]が選択されてメイン表示部16の全画面にその検索語入力画面Gjが表示された後に、タッチ入力機能がONに設定されると、メイン表示部16が上下に分割され、最終使用入力ボードメモリ22eにおいて検索語の入力文字種(日本語系)に対応付けられて記憶されているタッチ入力ボードの種類(50音)に従い、下画面に50音ボードBaが表示される(ステップS1〜S5)。
この後、図11(B)→(C)に示すように、選択中の辞書[国語辞典]が他の辞書[古語辞典]に変更され、上画面に当該[古語辞典]の検索語入力画面Gdが表示された場合でも、前記最終使用入力ボードメモリ22eにおいて、その入力文字種(日本語系)に応じた前回検索処理でのタッチ入力ボードの種類(50音)が記憶保持されているので、下画面には前記同様に50音ボードBaが表示される(ステップS1〜S5)。
このため、辞書が変更されても、その検索語の入力文字種に応じて使用されたタッチ入力ボードの種類は、前記最終使用入力ボードメモリ22eに記憶保持されているので、各辞書とその検索語の入力文字種に応じて、ユーザが入力し易いタッチ入力ボードを表示させることができる。
これ以降、前記図6で示したように、[国語辞典]が選択された場合の実施形態を代表例として説明する。
前記図6(A)で示したように、メイン表示部16の上画面に[国語辞典]の検索語入力画面Gjが表示され、下画面に手書きボードBhが表示された状態で、当該手書きボードBhの文字入力エリアに手書きの文字が入力されると(ステップS9,S10(Yes))、認識ボタンNがタッチされるか又は次の文字入力エリアに対する手書き文字の入力が開始される毎に、その直前に入力された手書きの文字が文字認識され、検索語入力画面Gjの検索文字入力エリアに表示される(ステップS11)。
一方、前記図6(B)又は図6(C)で示したように、メイン表示部16の下画面に50音ボードBaまたはQWERTYボードBqが表示された状態で、50音キーにより直接またはローマ字形式で仮名文字が入力されると(ステップS9,S10(No))、当該入力された仮名文字は検索語入力画面Gjの検索文字入力エリアに表示される(ステップS12)。
図12は、前記電子辞書装置10においてタッチ入力機能がONに設定された状態での辞書検索処理に伴う見出し語一覧エリアLmの同時表示動作とタッチ入力ボードが閉じられた後のプレビューエリアPvの同時表示動作とを示す図である。
例えば図12(A)に示すように、[国語辞典]の検索語入力画面Gjが上画面に表示されると共に、50音ボードBaが下画面に表示された状態で(ステップS1〜S8)、当該50音ボードBaのキータッチ操作により、検索語「あ」「い」「さ」「つ」が順次入力されると(ステップS9,S10,S12)、図12(B)に示すように、当該入力された検索語の文字列が順次検索文字入力エリアJaに表示される(ステップS13)。
すると、前記検索文字入力エリアJaに順次入力表示された検索語の文字列と前方一致する見出し語がコンテンツDB22bの[国語辞典]から検索され(ステップS14)、その見出し語一覧エリアLmが上画面内の検索文字入力エリアJaと併せて表示される(ステップS15)。
これにより、タッチ入力機能がONに設定された状態では、メイン画面16の下画面に表示されたタッチ入力ボードをタッチ操作して、上画面に表示された検索文字入力エリアJaに検索語の文字列を順次入力して表示させることで、当該入力された検索語の文字列に対応する見出し語が直ちに検索されて見出し語一覧エリアLmとして並列表示されるようになる。
そして、例えば前記図12(B)で示したように、見出し語一覧エリアLmに一覧表示された各見出し語のうち、任意の見出し語「あいさつ[挨拶]」がタッチされ反転によって指定表示hされると(ステップS16(Yes))、当該指定表示hされた見出し語「あいさつ[挨拶]」の説明情報がコンテンツDB22bの[国語辞典]から読み出され、メイン表示部16の全画面に展開されて表示される(ステップS17)。
一方、例えば前記図12(B)で示したように、下画面のタッチ入力ボード(50音ボードBa)による文字入力に応じて、上画面の検索文字入力エリアJaに検索語の文字列が順次入力されて表示されると共に、当該検索語の文字列と前方一致する見出し語の一覧エリアLmが並列表示された状態で、タッチ入力ボード(Ba)の左端に表示されているボード閉じるアイコンDcがタッチされると(ステップS18(Yes))、見出し語一覧エリアLmの表示中であるか否かが判断される(ステップS19)。
ここで、前記メイン表示部16の上画面において見出し語一覧エリアLmの表示中であると判断されると(ステップS19(Yes))、図12(C)に示すように、プレビュー機能のOFF設定が解除され、前記検索文字入力エリアJaと見出し語一覧エリアLmと当該見出し語一覧エリアLmにて指定表示hされた見出し語に対応する説明情報のプレビューエリアPvとが全画面に展開されてなる表示形態に変更される(ステップS20)。
そして、例えば前記図12(B)で示した、見出し語一覧エリアLmに一覧表示された各見出し語のうち、任意の見出し語がタッチされ反転によって指定表示hされると(ステップS21(Yes))、当該指定表示hされた見出し語の説明情報がコンテンツDB22bの[国語辞典]から読み出され、メイン表示部16の全画面に展開されて表示される(ステップS17)。
一方、前記図12(B)で示した、検索文字入力エリアJaと見出し語一覧エリアLmと当該見出し語一覧エリアLmにて指定表示hされた見出し語に対応する説明情報のプレビューエリアPvとがメイン表示部16の全画面に展開されてなる表示状態において、同メイン表示部16のアイコン表示エリア16Aに表示されたタッチ入力アイコンDtがタッチ操作され、タッチ入力ボードを開く指示が為されたと判断されると(ステップS22(Yes))、図12(B)で示したように、プレビュー機能がOFF設定に戻され、上画面に検索文字入力エリアJaと見出し語一覧エリアLmとが並列表示され、下画面にタッチ入力ボード(50音ボードBa)が表示されてなる元の画面展開の状態に戻る(ステップS23)。
一方、前記ステップS3において、タッチ入力機能設定メモリ22dに記憶されたタッチ入力機能の設定データがONではなくOFFであると判断されると(ステップS3(Yes))、選択された辞書に応じた検索語入力画面(例えば[国語辞典]の検索語入力画面Gj)がメイン表示部16の全画面に展開されて表示(図11(A)参照)される(ステップS24)。
そしてこの後、キー入力部14からのユーザ操作に応じたキー入力信号に基づき、前記検索文字入力エリアJaと見出し語一覧エリアLmとプレビューエリアPvとが全画面展開(図12(C)参照)されてなる通常の辞書検索処理が実行される(ステップS25)。
したがって、前記構成の電子辞書装置10のタッチ入力機能を備えた辞書検索制御処理によれば、メイン表示部16のアイコン表示エリア16Aに表示されたタッチ入力アイコンDtがタッチされタッチ入力機能がONに設定された状態で、任意の辞書(例えば[国語辞典])が選択されると、選択された辞書に応じた検索語入力画面(Gj)が上下2分割された表示画面の上画面に表示されると共に、その検索語の入力文字種に応じた文字(仮名)をタッチ操作で入力するためのタッチ入力ボード(手書きボードBh又は50音ボードBa又はQWERTYボードBq)が下画面に表示される。そして、タッチ入力ボードにより順次入力された検索語の文字列が検索語入力画面の検索文字入力エリアJaに入力されて表示されると、当該検索語の文字列に対応した見出し語が前記選択された辞書[国語辞典]から検索され、その見出し語一覧エリアLmが前記上画面の検索文字入力エリアJaに並べて表示される。
このため、タッチ操作により検索語の文字(列)が入力される毎に、当該入力された検索語に対応した見出し語を検索して一覧表示させることが可能になり、作業途中にキー操作を要するなどの面倒さを解消できる。
また、前記構成の電子辞書装置10によれば、入力ボードテーブル22cにおいて、各種の辞書毎にその検索語の入力文字種と当該文字種の文字を入力可能なタッチ入力ボードの種類とを対応付けて記憶し、この入力文字種に応じたタッチ入力ボードの種類に対応した各ボード切替アイコン(日本語系文字種の場合、手書きアイコンDh/50音アイコンDa/QWERTYアイコンDq)を下画面に表示させる。そして、前記ボード切替アイコンのタッチ操作に応じてタッチ入力ボードの種類を適宜切り替えて表示させ、ユーザ任意のタッチ入力形態で検索語の文字列を入力できる。
また、前記構成の電子辞書装置10によれば、下画面に表示されたタッチ入力ボードのタッチ操作に応じて入力された検索語の文字列に対応して、選択中の辞書から検索された見出し語の一覧エリアLmが上画面に表示された状態で、前記下画面のタッチ入力ボードと共に表示させたボード閉じるアイコンDcがタッチされると、表示画面の上下分割が解消され、選択中の辞書に応じた検索文字入力エリアJaと見出し語一覧エリアLmと同一覧から選択的に指定表示hされた見出し語に対応する説明情報のプレビューエリアPvとが全画面に展開されて表示される。
このため、例えばタッチ入力ボードによる検索語の入力が完了した場合には、当該検索語に対応した見出し語の一覧エリアLmを直ちに全画面表示させて素早く所望の見出し語を見つけることができる。
さらに、前記構成の電子辞書装置10によれば、前記辞書検索処理に伴いメイン表示部16の下画面に表示されたタッチ入力ボードの種類は、そのとき上画面に表示されている検索語入力画面での入力文字種と対応付けられて最終使用入力ボードメモリ22eに記憶される。この後、選択中の辞書が他の種類の辞書に変更された場合には、当該変更後の辞書の検索語の入力文字種に対応付けられて前記最終使用入力ボードメモリ22eに記憶されているタッチ入力ボードの種類に応じたタッチ入力ボードが下画面に切り替えられて表示される。
このため、タッチ入力機能がONに設定される状態では、使用する辞書が切り替えられた場合でも、その検索語の入力文字種に応じて前回使用された種類のタッチ入力ボードが下画面に表示されるので、ユーザは過去に慣れたタッチ入力操作で検索語の文字列を入力できる。
なお、前記実施形態において記載した電子辞書装置10による各処理の手法およびデータベース、すなわち、図4のフローチャートに示すタッチ入力機能設定処理、図5のフローチャートに示す辞書検索処理などの各手法およびコンテンツDB22b、入力ボードテーブル22c等を含むデータベースは、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリ・カード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体23に格納して配布することができる。そして、タッチパネル式表示部(15,16)を備えた電子機器のコンピュータは、この外部記録媒体23に記録されたプログラムを記憶装置22に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明したタッチ入力機能を備えた辞書検索制御処理を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワークN上を伝送させることができ、このプログラムデータを、タッチパネル式表示部(15,16)を備えた電子機器のコンピュータに通信部25によって取り込むことで、前述したタッチ入力機能を備えた辞書検索制御処理を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。例えば、前記実施形態では表示画面を上下に分割して下画面にタッチ入力ボードを表示するようにしたが、ウィンドウ形式で別々に表示するようにしてもよい。さらに、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
タッチパネル式の表示部と、
複数種類の辞書データを記憶している辞書記憶手段と、
この辞書記憶手段に記憶されている複数種類の辞書の中から選択された辞書に応じた検索語の入力画面と、その検索語を入力するためのタッチ入力ボードとを、前記表示部に分けて表示させる入力画面表示制御手段と、
この入力画面表示制御手段により表示されたタッチ入力ボードのユーザ操作により入力された検索語の文字に対応する見出し語を前記選択された辞書から検索する辞書検索手段と、
前記入力画面表示制御手段により表示されたタッチ入力ボードから検索語が入力されたことに応じて、前記検索語の入力画面を前記辞書検索手段により検索された見出し語の一覧を表示させる見出し語一覧画面に変更する表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする辞書機能を備えた電子機器。
[2]
前記辞書記憶手段に記憶されている複数種類の辞書毎にその辞書に応じた検索語の入力文字種と当該入力文字種に応じた文字をタッチ入力可能なタッチ入力ボードの種類とを対応付けて記憶している入力ボード記憶手段と、
この入力ボード記憶手段に検索語の入力文字種と対応付けられて記憶されたタッチ入力ボードの種類に基づいて、前記入力画面表示制御手段により表示されたタッチ入力ボードを、ユーザ操作に応じて他の種類のタッチ入力ボードに切り替えて表示させるボード切替表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする[1]に記載の辞書機能を備えた電子機器。
[3]
ユーザ操作に応じて、タッチ入力機能ON/OFFを設定するタッチ入力設定手段を備え、
前記入力画面表示制御手段は、前記タッチ入力設定手段によりタッチ入力機能がONに設定された状態で、前記選択された辞書に応じた検索語の入力画面と、その検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードとを、前記表示部の上画面と下画面とに分けて表示させる、
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の辞書機能を備えた電子機器。
[4]
前記表示制御手段により前記検索された見出し語の一覧が表示された状態で、ユーザ操作に応じて、前記表示されたタッチ入力ボードを閉じると共に、前記検索された見出し語の一覧を前記表示部の全画面に表示させる全画面表示制御手段を備えた、
ことを特徴とする[1]ないし[3]の何れかに記載の辞書機能を備えた電子機器。
[5]
前記入力画面表示制御手段により下画面に表示されたタッチ入力ボードの種類を上画面に表示された検索語入力画面での入力文字種と対応付けて記憶する前回使用ボード記憶手段を備え、
前記タッチ入力設定手段によりタッチ入力機能がONに設定された状態で、ユーザ操作に応じて前記選択された辞書が他の辞書に変更された際、前記入力画面表示制御手段は、当該変更後の辞書に応じた検索語の入力画面を上画面に表示させると共に、その検索語の入力文字種と対応付けられて前記前回使用ボード記憶手段に記憶されているタッチ入力ボードの種類に基づいて、その種類のタッチ入力ボードを下画面に表示させる、
ことを特徴とする[3]に記載の辞書機能を備えた電子機器。
[6]
タッチパネル式の表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
複数種類の辞書データをメモリに記憶させる辞書記憶手段、
この辞書記憶手段によりメモリに記憶された複数種類の辞書の中から選択された辞書に応じた検索語の入力画面と、その検索語を入力するためのタッチ入力ボードとを、前記表示部に分けて表示させる入力画面表示制御手段、
この入力画面表示制御手段により表示部に表示されたタッチ入力ボードのユーザ操作により入力された検索語の文字に対応する見出し語を前記選択された辞書から検索する辞書検索手段、
前記入力画面表示制御手段により表示されたタッチ入力ボードから検索語が入力されたことに応じて、前記検索語の入力画面を前記辞書検索手段により検索された見出し語の一覧を表示させる見出し語一覧画面に変更する表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
10 …電子辞書装置
11 …本体ケース
12 …蓋体ケース
13 …ヒンジ部
14 …キー入力部
14a…文字入力キー
14b…辞書指定キー
14c…[訳/決定]キー
14d…[戻る]キー
14e…カーソルキー
15 …タッチパネル式サブ表示部
15d…カラー液晶表示部(バックライト付き)
15t…透明タッチパネル
16 …タッチパネル式メイン表示部
16d…カラー液晶表示部(バックライト付き)
16t…透明タッチパネル
16A…アイコン表示エリア
21 …CPU
22 …記憶装置
22a…装置制御プログラム
22b…コンテンツDB
22c…入力ボードテーブル
22d…タッチ入力機能設定メモリ
22e…最終使用入力ボードメモリ
23 …外部記録媒体
24 …記録媒体読み取り部
25 …通信部
26 …RAM
26a…入力データメモリ
26b…メイン表示データメモリ
26c…サブ表示データメモリ
30 …Webサーバ
N …通信ネットワーク
Gj …検索語入力画面[国語辞典]
Dt …タッチ入力アイコン
Dh …手書きアイコン
Da …50音アイコン
Dq …QWERTYアイコン
Dc …ボード閉じるアイコン
Bh …手書きボード
Ba …50音ボード
Bq …QWERTYボード
Ge …検索語入力画面[英和辞典]
Gk …検索語入力画面[韓国語辞典]
Dk …ハングルアイコン
Bk …ハングルボード
Gr …検索語入力画面[ロシア語辞典]
Dr …キリルアイコン
Br …キリルボード
Gc …検索語入力画面[漢字辞典]
Dn …数字アイコン
Bn …数字ボード
Gd …検索語入力画面[古語辞典]
Ja …検索文字入力エリア
Lm …見出し語一覧エリア
h …指定表示
Pv …プレビューエリア

Claims (8)

  1. タッチパネル式の表示部と、
    複数種類の辞書データを記憶している辞書記憶手段と、
    この辞書記憶手段に記憶されている複数種類の辞書の中から選択された辞書に応じた検索語の入力画面であって上下方向に配列された複数の検索文字入力エリアと各検索文字入力エリアの横に配置された当該検索文字入力エリアの項目名が表示されたエリアとを有する検索語の入力画面と、その検索語を入力するためのタッチ入力ボードとを、前記表示部に分けて表示させる入力画面表示制御手段と、
    この入力画面表示制御手段により表示されたタッチ入力ボードへ入力された検索語の文字に対応する見出し語を前記選択された辞書から検索する辞書検索手段と、
    前記入力画面表示制御手段により表示されたタッチ入力ボードへ検索語が入力されたことに応じて、前記検索語の入力画面の複数の検索文字入力エリアのうちの前記検索語が入力された最上方に配置された検索文字入力エリアおよび当該検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアを前記表示部に表示させたまま残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアを非表示にするとともに、前記表示部のうちの当該残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアが非表示となった部分に前記辞書検索手段により検索された複数の見出し語を表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. タッチ入力機能のOFFを設定するタッチ入力OFF設定手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記タッチ入力OFF設定手段によりタッチ入力機能がOFFに設定されたことに応じて、前記一つの検索文字入力エリアを前記表示部に表示させたまま、前記タッチ入力ボードを非表示にし、且つ、前記複数の見出し語とその中の一つの見出し語に対応する説明とを、前記残りの検索文字入力エリアが非表示になった部分および前記タッチ入力ボードが非表示になった部分のうちの左画面と右画面とに分けて表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. タッチ入力機能のONを設定するタッチ入力ON設定手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記タッチ入力機能がOFFに設定されているときに前記タッチ入力ON設定手段によりタッチ入力機能がONに設定されたことに応じて、前記一つの検索文字入力エリアおよび前記複数の見出し語のうちの少なくとも1つの見出し語を前記表示部に表示させたまま、前記複数の見出し語の中の一つの見出し語に対応する説明を非表示にし、且つ、前記複数の見出し語とその中の一つの見出し語に対応する説明とが表示されていた部分に前記タッチ入力ボードを表示させる、ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記入力画面表示制御手段は、前記タッチ入力ON設定手段によりタッチ入力機能がONに設定された状態で、前記選択された辞書に応じた検索語の入力画面と、その検索語の入力文字種に応じたタッチ入力ボードとを、前記表示部の上画面と下画面とに分けて表示させる、ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記入力画面表示制御手段により下画面に表示されたタッチ入力ボードの種類を上画面に表示された検索語入力画面での入力文字種と対応付けて記憶する前回使用ボード記憶手段を備え、
    前記タッチ入力ON設定手段によりタッチ入力機能がONに設定された状態で、前記選択された辞書が他の辞書に変更された際、前記入力画面表示制御手段は、当該変更後の辞書に応じた検索語の入力画面を上画面に表示させると共に、その検索語の入力文字種と対応付けられて前記前回使用ボード記憶手段に記憶されているタッチ入力ボードの種類に基づいて、その種類のタッチ入力ボードを下画面に表示させる、ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  6. 前記辞書記憶手段に記憶されている複数種類の辞書毎にその辞書に応じた検索語の入力文字種と当該入力文字種に応じた文字をタッチ入力可能なタッチ入力ボードの種類とを対応付けて記憶している入力ボード記憶手段と、
    この入力ボード記憶手段に検索語の入力文字種と対応付けられて記憶されたタッチ入力ボードの種類に基づいて、前記入力画面表示制御手段により表示されたタッチ入力ボードを、他の種類のタッチ入力ボードに切り替えて表示させるボード切替表示制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の電子機器。
  7. タッチパネル式の表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    複数種類の辞書データをメモリに記憶させる辞書記憶手段、
    この辞書記憶手段によりメモリに記憶された複数種類の辞書の中から選択された辞書に応じた検索語の入力画面であって上下方向に配列された複数の検索文字入力エリアと各検索文字入力エリアの横に配置された当該検索文字入力エリアの項目名が表示されたエリアとを有する検索語の入力画面と、その検索語を入力するためのタッチ入力ボードとを、前記表示部に分けて表示させる入力画面表示制御手段、
    この入力画面表示制御手段により表示部に表示されたタッチ入力ボードへ入力された検索語の文字に対応する見出し語を前記選択された辞書から検索する辞書検索手段、
    前記入力画面表示制御手段により表示されたタッチ入力ボードへ検索語が入力されたことに応じて、前記検索語の入力画面の複数の検索文字入力エリアのうちの前記検索語が入力された最上方に配置された検索文字入力エリアおよび当該検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアを前記表示部に表示させたまま残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名を非表示にするとともに、前記表示部のうちの当該残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアが非表示となった部分に前記辞書検索手段により検索された複数の見出し語を表示させる表示制御手段、として機能させるためのプログラム。
  8. 電子機器の制御手段による表示方法であって、
    前記電子機器のメモリに記憶された複数種類の辞書の中から選択された辞書に応じた検索語の入力画面であって上下方向に配列された複数の検索文字入力エリアと各検索文字入力エリアの横に配置された当該検索文字入力エリアの項目名が表示されたエリアとを有する検索語の入力画面と、その検索語を入力するためのタッチ入力ボードとを、表示部に分けて表示させ、
    前記タッチ入力ボードへ入力された検索語の文字に対応する見出し語を前記選択された辞書から検索し、
    前記タッチ入力ボードへ検索語が入力されたことに応じて、前記検索語の入力画面の複数の検索文字入力エリアのうちの前記検索語が入力された最上方に配置された検索文字入力エリアおよび当該検索文字入力エリアの横の項目名を前記表示部に表示させたまま残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアを非表示にするとともに、前記表示部のうちの当該残りの検索文字入力エリアおよび当該残りの検索文字入力エリアの横の項目名が表示されたエリアが非表示となった部分に検索された複数の前記見出し語を表示させる、表示方法。
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