JP2012033027A - 電子機器およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】キー自体を視認可能にするための発光部品を新たに実装する必要なく、暗い場所でもキー入力操作を継続して行うことが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】照度検出部により検出される周辺環境の明るさがキー入力部の各キートップが見えなくなる明るさ(第1の照度レベル)まで低下すると、そのときの動作状況に応じて必要な種類のキーを配列したソフトキー(検索語入力画面Gaの表示動作中は文字入力用のキーボードKa)がバックライト付きのタッチパネル式表示部16に表示される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、バックライトを有するタッチパネル式表示部とキー入力部を備えた電子辞書装置などの電子機器およびその制御プログラムに関する。
例えば電子辞書装置には、バックライト付の表示部を備えたものがあり、暗がりにあっても表示された内容を見ることはできる。
しかし、会議室などにおいてプレゼンのために部屋の照明を唐突に消された場合には、キーの判読が難しくなり、入力操作を継続できなくなってしまう。
そこで、キー側に同キー自体を照明する照明装置等を実装することが考えられている。
透光性のキー表示シートとキーユニットとの中間に蓄光性の夜光シートを介装し、同夜光シートにおける蓄光により同透光性のキー表示シートを通してキー表示を照明するようにしたハンディターミナルにおけるキーボード部が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
電子機器のタッチ入力検出エリアに貼り付けされた状態で用いられ、キートップの文字等が表記された複数個のキーを備えたキーボードシートであって、各キーの領域を蛍光材料製のキー領域区画部により区画し、暗い場所でも同キー領域区画部が発光することで、各キーの位置を正確に認識できるようにしたキーボードシートが考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
また、キーボードやキートップそれ自体をバックライトにより照明するようにした電子機器も実用化されている。
特開平08−096000号公報 特開2003−248542号公報
従来の電子機器のように、キー側に同キー自体を視認可能にする照明装置等を実装したのでは、実装部品の追加により機器本体の製造コストの上昇を招くだけでなく、実装のための面積/容積も必要になり、小型化を妨げる問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、キー自体を視認可能にするための発光部品を新たに実装する必要なく、暗い場所でもキー入力操作を継続して行うことが可能になる電子機器およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の電子機器は、バックライト付きのタッチパネル式表示部と、キー入力部と、前記キー入力部の周辺の照度を検出する照度検出部と、前記照度検出部により検出される照度が予め設定されたレベルまで低下したときに、前記タッチパネル式表示部にソフトキーを表示させるキー表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の電子機器は、前記請求項1に記載の電子機器において、前記キー表示制御手段は、前記照度検出部により検出される照度が予め設定されたレベルまで低下したときに、機器本体の動作状態を判断する動作状態判断手段を有し、この動作状態判断手段により判断された機器本体の動作状態に応じた内容のキーを配列したソフトキーを前記タッチパネル式表示部に表示させる、ことを特徴としている。
請求項3に記載の電子機器は、前記請求項1に記載の電子機器において、前記キー表示制御手段は、前記照度検出部により検出される照度が予め設定された第1のレベルまで低下したときに、前記タッチパネル式表示部にソフトキーを表示させる第1のキー表示制御手段であって、前記照度検出部により検出される照度が前記第1のレベルよりも明るい第2のレベルまで低下したときに、前記タッチパネル式表示部に確認メッセージを表示させるメッセージ表示制御手段と、このメッセージ表示制御手段により前記タッチパネル式表示部に確認メッセージが表示された後に、ユーザ操作に応じて同タッチパネル式表示部にソフトキーを表示させる第2のキー表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の電子機器は、前記請求項1に記載の電子機器において、前記バックライト付きのタッチパネル式表示部は、メイン画面とサブ画面からなり、前記キー表示制御手段は、前記ソフトキーを前記サブ画面に表示させることを特徴としている。
請求項5に記載のプログラムは、バックライト付きのタッチパネル式表示部と、キー入力部と、このキー入力部の周辺の照度を検出する照度検出部とを備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、前記照度検出部により検出される照度が予め設定されたレベルまで低下したときに、前記タッチパネル式表示部にソフトキーを表示させるキー表示制御手段として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、キー自体を視認可能にするための発光部品を新たに実装する必要なく、暗い場所でもキー入力操作を継続して行うことが可能になる電子機器およびその制御プログラムを提供できる。
本発明の電子機器の実施形態に係る電子辞書装置10の外観構成を示す正面図。 前記電子辞書装置10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記電子辞書装置10による表示処理を示すフローチャート。 前記電子辞書装置10の表示処理に伴い周辺環境の照度が低下したときの検索語入力画面Gaでのソフトキー表示動作を示す図。 前記電子辞書装置10の表示処理に伴い周辺環境の照度が低下したときの検索結果表示画面Gbでのソフトキー表示動作を示す図。 前記電子辞書装置10の表示処理に伴い照度検出レベルが第2の照度レベル(レベル2)まで低下したときのソフトキー表示確認動作を示す図。 前記電子辞書装置10の表示処理に伴い周辺環境の照度が低下したときの検索語入力画面Gaに対応した手書き入力部15によるキーボードKaの表示動作を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の電子機器の実施形態に係る電子辞書装置10の外観構成を示す正面図である。
この電子辞書装置10は、以下に説明する電子辞書専用の携帯機器として構成されるか、辞書機能を備えたPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等として構成される。
この電子辞書装置10は、その本体ケース11と蓋体ケース12とがヒンジ部13を介して展開/閉塞可能な折り畳み型ケースを備えて構成される。この折り畳み型ケースを展開した本体ケース11の表面には、文字入力キー14a、辞書指定キー14b、「訳/決定」キー14c、「戻る」キー14d、カーソルキー14eなどを備えたキー入力部(キーボード)14、および手書き入力部(サブ画面)15が備えられる。
この手書き入力部(サブ画面)15は、ユーザがペンや指等でタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、キー入力部14の中央手前側において例えば256×64ドットのバックライト付きカラー液晶表示画面15dに透明タッチパネル15tを重ねて構成される。この手書き入力部15の入力領域は、必要に応じて、手書き文字を入力するための手書き文字入力領域や各種機能のキー入力領域、あるいは当該各入力領域が混在する領域に切り替えられる。
そして、前記手書き入力部15が手書き文字入力領域に切り替えられた状態での手書き入力に伴う軌跡はそのバックライト付きカラー液晶表示画面15dにエコーバックして表示される。
また蓋体ケース12の表面には、そのほぼ全面を対象に例えば480×320ドットのバックライト付きのタッチパネル式表示部(メイン画面)16が設けられる。このタッチパネル式表示部(メイン画面)16も、前記手書き入力部(サブ画面)15と同様に、ユーザがペンや指等でタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、そのバックライト付きカラー液晶表示画面16dに透明タッチパネル16tを重ねて構成される。
なお、前記本体ケース11のキー入力部14と同一の面には、照度検出部(照度センサ)17が設けられ、キー入力部14表面の照度(明るさ)が検出される。
図2は、前記電子辞書装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この電子辞書装置10は、各種の記憶媒体に記録されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)21が備えられる。
CPU21は、主記憶装置(フラッシュROM)22内に予め記憶された装置制御プログラム22a、あるいはROMカードなどの外部記憶媒体23から記憶媒体読み書き部24を介して前記主記憶装置22に読み込まれた装置制御プログラム22a、あるいはインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)30から外部インターフェイス25を介して前記主記憶装置22に読み込まれた装置制御プログラム22aに応じて、RAM26を作業用メモリとして回路各部の動作を制御する。
前記主記憶装置22に記憶された装置制御プログラム22aは、キー入力部14、手書き入力部15、タッチパネル式表示部16からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは照度検出部17からの照度検出信号、あるいは外部インターフェイス25を介して接続されるインターネットN上の各Webサーバ30…との通信信号に応じて起動される。
このように、前記CPU21には、前記主記憶装置22、記憶媒体読み書き部24、外部インターフェイス25、RAM26、キー入力部14、手書き入力部15、タッチパネル式表示部16、照度検出部17が接続される。
主記憶装置22には、装置制御プログラム22aとして、当該電子辞書装置10の全体の動作を司るシステムプログラムや外部インターフェイス25を介してインターネットN上の各Webサーバ30…や図示しないユーザPC(Personal Computer)などとデータ通信するための通信プログラム、電卓機能を実現するためのプログラム等が記憶される。また他に、辞書機能における見出し語検索処理、検索見出し語の一覧表示処理、カーソルCにより指定された見出し語に対応する訳語・意味内容・例文(用例)などの各種説明情報の読み出し表示処理など、同主記憶装置22内に記憶された辞書データベース22bに基づく検索・表示処理全般を制御するための辞書検索プログラムが記憶される。
さらに、照度検出部17により検出されるキー入力部14表面の照度に応じて、その時々の動作環境に対応したソフトキーを、バックライト付きタッチパネル式表示部16あるいはバックライト付き手書き入力部15に表示させるためのソフトキー表示プログラムも記憶される。
辞書データベース22bには、例えば英語の見出し語(単語)に対応付けて日本語の説明情報が記述された[英和辞書]、日本語の見出し語(単語)に対応付けて英語の説明情報が記述された[和英辞書]をはじめ、[国語辞書][英英辞書]など、複数種類の辞書データが、予め記憶されるかあるいはダウンロードされて記憶される。
また、前記RAM26には、表示データメモリ26a、照度比較データメモリ26bが確保される。
表示データメモリ26aには、前記タッチパネル式表示部16や手書き入力部15に表示させる表示データがビットマップパターンに展開されて記憶される。
照度比較データメモリ26bには、前記照度検出部17から出力される照度検出信号の照度レベルに対して比較対象となる第1の照度レベル(レベル1)と第2の照度レベル(レベル2)とにそれぞれ対応するディジタル値が記憶される。
ここで、前記第1の照度レベル(レベル1)は、例えばキー入力部14における各キー表記がユーザによって見えなくなる程度の明るさに相当し、また前記第2の照度レベル(レベル2)は、同キー入力部14における各キー表記がユーザによって見難くなる程度の明るさに相当する。
なお、前記照度比較データメモリ26bに記憶される第1の照度レベルと第2の照度レベルとにそれぞれ対応するディジタル値は、予めデフォルト設定されて記憶されるが、キー入力部14の[シフト]キーと[設定]キーの操作に応じて起動される設定モードにおいて、照度検出部17により実際に検出される信号のディジタル値を、ユーザ所望の明るさのときに取り込んで記憶させてもよい。
次に、前記構成による電子辞書装置10のソフトキー表示機能について説明する。
図3は、前記電子辞書装置10による表示処理を示すフローチャートである。
図4は、前記電子辞書装置10の表示処理に伴い周辺環境の照度が低下したときの検索語入力画面Gaでのソフトキー表示動作を示す図である。
図5は、前記電子辞書装置10の表示処理に伴い周辺環境の照度が低下したときの検索結果表示画面Gbでのソフトキー表示動作を示す図である。
なお、この電子辞書装置10の表示処理は、照度検出部(照度センサ)17のON/OFFを予め設定モードにおいてユーザが設定することで、ONに設定されている状態にて実行される。
辞書指定キー14bのユーザ操作に応じて[英和辞書]が指定されると、図4(A)に示すように、パックライト付きのタッチパネル式表示部16に[英和辞書]の検索語入力画面Gaが表示され、文字入力キー14aの操作に応じて検索語が入力され表示される状態になる。
例えば会議中あるいは授業中に不明な英単語[consequent]の意味を検索するべく、同英単語を検索語として入力している最中に、プロジェクタ等の使用に伴い部屋の照明が消され、キー入力部14の各キートップの文字や記号が見えない位に暗くなると、照度検出部17から出力される照度検出信号の信号レベルが低下したと判断される(ステップS1(Yes))。
そして、照度検出部17により検出された照度レベルがRAM26内の照度比較データメモリ26bに記憶されている第1の照度レベル(レベル1)まで低下したと判断される(ステップS2(Yes))。
すると先ず、本体ケース11に実装されたキー入力部(キーボード)14からのキー入力が禁止され(ステップS3)、電子辞書装置10の現在の動作状況が、検索語入力画面Gaの表示された文字・記号の入力動作中か、または検索結果表示画面Gbの表示された結果表示中か、または電卓機能の使用中かが判断される(ステップS4)。
この場合は、前記図4(A)で示したように、検索語入力画面Gaの表示された文字・記号の入力動作中と判断され、図4(B)に示すように、同検索語入力画面Gaの一部の領域に重ねて、前記キー入力部14の文字入力キー14a、「訳/決定」キー14c、上下カーソルキー14eに相当するキーを含むキーボードKaが表示される(ステップS5a)。
そして、前記バックライト付きのタッチパネル式表示部16における検索語入力画面Gaに重ねて表示されたキーボードKaにおいて、同キーボードKaの各文字キーをタッチすると(ステップS6(Yes))、そのタッチキーに応じた文字・記号が入力され、同検索語入力画面Gaの検索語として表示される(ステップS7)。また、同キーボードKaの「訳・決定」キーをタッチすると(ステップS6(Yes))、同検索語入力画面Gaの見出し語一覧の先頭の見出し語の説明情報が、図5(A)のように、検索結果として表示される(ステップS7)。
このため、周辺環境が突然暗くなってキー入力部14の各キーが見えなくなった後も、前記検索語入力画面Gaにて入力途中の英単語[consequent]を引き続き入力し、その意味を表示することができる。
そして、電子辞書装置10の現在の動作状況が、図5(A)に示すように、バックライト付きのタッチパネル式表示部16に検索結果表示画面Gbの表示された結果表示中であると判断されると(ステップS4)、図5(B)に示すように、同検索結果表示画面Gbの一部の領域に重ねて、「ジャンプ」キー、「←」「→」(カーソル)キー、「▽」(戻る)キー、「△」(進む)キーを配列した検索結果操作キーKbが表示される(ステップS5b)。
そして、前記バックライト付きのタッチパネル式表示部16における検索結果表示画面Gbに重ねて表示された検索結果操作キーKbにおいて、同操作キーKbの各キーをタッチすると(ステップS6(Yes))、そのタッチキーに応じたジャンプ辞書検索処理や画面スクロール処理などが実行されて表示される(ステップS7)。
このため、周辺環境が突然暗くなってキー入力部14の各キーが見えなくなった後も、前記検索結果表示画面Gbに基づく各種の操作を引き続き行うことができる。なお、明るい部屋の中で当該電子辞書を使用し、図5(A)のように辞書検索結果を表示しているときに、突然照度がレベル1まで低下した場合にも、キーボードの入力が禁止され、図5(B)の表示に移行する(ステップS1〜S5b)。
一方、電子辞書に備えられた電卓機能を実行中に照度低下が検出された場合は、前記同様に照度検出部17から出力される照度検出信号の信号レベルが第1の照度レベル(レベル1)まで低下したと判断されると、キー入力部(キーボード)14からのキー入力が禁止され(ステップS1〜S3)、電子辞書装置10の現在の動作状況が、電卓機能の使用中であると判断されて(ステップS4)、同電卓画面の一部の領域に重ねて、テンキーおよび演算用キーを配列した計算機キーが表示される(ステップS5c)。
そして、前記バックライト付きのタッチパネル式表示部16における電卓画面に重ねて表示された計算機キーにおいて、同計算機キーの各キーをタッチすると(ステップS6(Yes))、そのタッチキーに応じた計算処理が実行されて表示される(ステップS7)。
このため、周辺環境が突然暗くなってキー入力部14の各キーが見えなくなった後も、前記電卓画面に基づく各種の計算処理を引き続き行うことができる。
なお、前記照度検出部17により検出される照度レベルが第1の照度レベル(レベル1)まで低下し、バックライト付きのタッチパネル式表示部16に対して、検索語入力画面Gaの一部の領域に重ねてキーボードKaが表示された状態(図4(B)参照)(ステップS5a)、または検索結果表示画面Gbの一部の領域に重ねて検索結果操作キーKbが表示された状態(図5(B)参照)(ステップS5b)、または電卓画面の一部の領域に重ねて計算機キーが表示された状態で(ステップS5c)、前記照度レベルが回復して一定の照度レベル(レベル2より明るいレベル)より明るくなったと判断されると(ステップS8(Yes))、前記本体ケース11に実装されたキー入力部(キーボード)14からのキー入力が許可される(ステップS9)。
そして、前記各動作状況に応じて表示されたソフトキー(キーボードKa/検索結果操作キーKb/計算機キー)は消去され(ステップS10)、これ以降、前記キー入力部14のユーザ操作に応じて所望の処理が継続的に実行される。
次に、周囲の明るさが徐々に低下した場合の動作を説明する。図6は、前記電子辞書装置10の表示処理に伴い照度検出レベルが第2の照度レベル(レベル2)まで低下したときのソフトキー表示確認動作を示す図である。
例えば図6(A)に示すように、バックライト付きのタッチパネル式表示部16に[英和辞書]の検索語入力画面Gaが表示された状態でのキー入力部14による検索語の入力操作中にあって、キー入力部14の各キートップの文字や記号が見難くなる程度に暗くなると、照度検出部17から出力される照度検出信号の信号レベルが低下したと判断される(ステップS1(Yes))。
そして、照度検出部17により検出された照度レベルがRAM26内の照度比較データメモリ26bに記憶されている第2の照度レベル(レベル2)まで低下したと判断される(ステップS11(Yes))。
すると、図6(B)に示すように、前記キー入力部14に替えたソフトキー(この場合は、キーボードKa)の表示を実施するか否かのユーザ判断を促す確認メッセージ「周りが暗くなりました。表示部にキーを表示しますか?」を記述したメッセージウインドウWmが前記検索語入力画面Gaに重ねて表示される(ステップS12)。
このメッセージウインドウWmにおいて、「はい」Yがタッチされると(ステップS13(Yes))、前記ステップS3からの処理に移行され、前記同様に、キー入力部(キーボード)14からのキー入力が禁止されると共に(ステップS3)、検索語入力画面Gaの一部の領域に重ねて、キー入力部14の文字入力キー14aに相当するキーボードKaが表示される(ステップS4,S5a)。
このため、周辺環境が次第に暗くなりキー入力部14の各キーが見難くなってきたときにも、前記検索語入力画面Gaにて入力途中の検索語である英単語[consequent]を、前記キーボードKaをタッチ操作して引き続き入力することができる。
なお、前記実施形態では、照度検出部17からの照度検出信号の信号レベルが第1の照度レベル(レベル1)まで低下したとき、または第2の照度レベル(レベル2)まで低下してキー表示確認のメッセージウインドウWmにて「はい」Yをタッチしたときに、実装のキー入力部14に替わるソフトキー(例えば、キーボードKa)を、バックライト付きのタッチパネル式表示部16に表示されている動作状況に応じた画面(例えば、検索語入力画面Ga)上の一部に重ねて表示させる構成とした。
これに対し、前記検索語入力画面Gaに対応して表示されるキーボードKa、前記検索結果表示画面Gbに対応して表示される検索結果操作キーKb、前記電卓画面に対応して表示される計算機キーは、当該各画面上の一部の領域に重ねて表示させるのではなく、バックライト付きの手書き入力部15に表示させる構成とする。
図7は、前記電子辞書装置10の表示処理に伴い周辺環境の照度が低下したときの検索語入力画面Gaに対応した手書き入力部15によるキーボードKaの表示動作を示す図である。
これによれば、実装のキー入力部14の入力を禁止して前記キーボードKa(ソフトキー)を表示させたときにも、前記検索語入力画面Ga(動作画面)の一部の領域が同キーボードKaによって隠されることがなくなるので、照度低下に伴いソフトキーに切り替えたときのユーザ操作性を大幅に向上できる。
したがって、前記構成の電子辞書装置10のソフトキー表示機能によれば、照度検出部17により検出される周辺環境の明るさがキー入力部14の各キートップが見えなくなる明るさ(第1の照度レベル)まで低下すると、そのときの動作状況に応じて必要な種類のキーを配列したソフトキーがバックライト付きのタッチパネル式表示部16に表示される。
例えば、検索語入力画面Gaが表示された検索語の入力処理中には、前記キー入力部14の文字入力キー14aに相当するソフトキー(キーボードKa)が表示され、検索結果表示画面Gbが表示された説明情報の閲覧中には、画面スクロールやジャンプ辞書検索を指示するための検索結果操作キーKbが表示され、電卓画面が表示された計算作業中には、テンキーと各種演算キーからなる計算機キーが表示される。
このため、前記キー入力部14によるキー入力途中にあって、周辺環境が暗くなり各キートップが見えなくなっても、バックライト付きのタッチパネル式表示部16に表示させたソフトキーを使用してタッチ操作による任意のキー入力を継続して行うことが可能となる。
また、前記照度検出部17により検出される周辺環境の明るさがキー入力部14の各キートップが見難くなる明るさ(第2の照度レベル)まで低下したときには、前記バックライト付きのタッチパネル式表示部16に対して、ソフトキーを表示させるか否かの確認メッセージを記述したメッセージウインドウWmが表示される。そして、このメッセージウインドウWm内の「はい」Yがタッチされると、前記同様に、そのときの動作状況に応じて必要な種類のキーを配列したソフトキーがバックライト付きのタッチパネル式表示部16に表示され、「いいえ」Nがタッチされると、キー入力部14からのキー入力を有効にした通常の入力状態が継続される。
このため、周辺環境が暗くなりキー入力部14が見難い状態となったとしても未だ見えるときには、ユーザの判断で、同キー入力部14を使用した通常の入力操作を継続するか、バックライト付きのタッチパネル表示部16にソフトキーを表示させて入力操作を継続するかを決定できる。
なお、前記各実施形態において記載した電子辞書装置10による各処理の手法、すなわち、図3のフローチャートに示す表示処理などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリ・カード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体23に格納して配布することができる。そして、バックライト付きのタッチパネル式表示部16(15)を備えた電子機器のコンピュータは、この外部記憶媒体23に記憶されたプログラムを記憶装置(22)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した周辺照度の低下に応じたソフトキー表示機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワークN上を伝送させることができ、このプログラムデータを、ネットワークNに接続されたバックライト付きのタッチパネル式表示部16(15)を備えた電子機器のコンピュータに通信制御部(25)によって取り込むことで、前述した周辺照度の低下に応じたソフトキー表示機能を実現することもできる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
10 …電子辞書装置(電子機器)
11 …本体ケース
12 …蓋体ケース
13 …ヒンジ部
14 …キー入力部(キーボード)
14a…文字入力キー
14b…辞書指定キー
14c…「訳/決定」キー
14d…「戻る」キー
14e…カーソルキー
15 …手書き入力部
15d…カラー液晶表示部(バックライト付き)
15t…透明タッチパネル
16 …タッチパネル式表示部
16d…カラー液晶表示部(バックライト付き)
16t…透明タッチパネル
17 …照度検出部(照度センサ)
21 …CPU
22 …主記憶装置
22a…装置制御プログラム
22b…辞書データベース
23 …外部記憶媒体
24 …記憶媒体読み書き部
25 …外部インターフェイス
26 …RAM
26a…表示データメモリ
26b…照度比較データメモリ
30 …Webサーバ
Ga …検索語入力画面
Gb …検索結果表示画面
Ka …キーボード
Kb …検索結果操作キー
Wm …メッセージウインドウ

Claims (5)

  1. バックライト付きのタッチパネル式表示部と、
    キー入力部と、
    前記キー入力部の周辺の照度を検出する照度検出部と、
    前記照度検出部により検出される照度が予め設定されたレベルまで低下したときに、前記タッチパネル式表示部にソフトキーを表示させるキー表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記キー表示制御手段は、
    前記照度検出部により検出される照度が予め設定されたレベルまで低下したときに、機器本体の動作状態を判断する動作状態判断手段を有し、
    この動作状態判断手段により判断された機器本体の動作状態に応じた内容のキーを配列したソフトキーを前記タッチパネル式表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記キー表示制御手段は、前記照度検出部により検出される照度が予め設定された第1のレベルまで低下したときに、前記タッチパネル式表示部にソフトキーを表示させる第1のキー表示制御手段であって、
    前記照度検出部により検出される照度が前記第1のレベルよりも明るい第2のレベルまで低下したときに、前記タッチパネル式表示部に確認メッセージを表示させるメッセージ表示制御手段と、
    このメッセージ表示制御手段により前記タッチパネル式表示部に確認メッセージが表示された後に、ユーザ操作に応じて同タッチパネル式表示部にソフトキーを表示させる第2のキー表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記バックライト付きのタッチパネル式表示部は、メイン画面とサブ画面からなり、
    前記キー表示制御手段は、前記ソフトキーを前記サブ画面に表示させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. バックライト付きのタッチパネル式表示部と、キー入力部と、このキー入力部の周辺の照度を検出する照度検出部とを備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記照度検出部により検出される照度が予め設定されたレベルまで低下したときに、前記タッチパネル式表示部にソフトキーを表示させるキー表示制御手段として機能させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014106871A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Casio Comput Co Ltd 辞書機能を備えた電子機器およびプログラム
JP2017208111A (ja) * 2017-06-28 2017-11-24 カシオ計算機株式会社 辞書機能を備えた電子機器およびプログラム

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