JP6167360B2 - 軒樋吊具 - Google Patents

軒樋吊具 Download PDF

Info

Publication number
JP6167360B2
JP6167360B2 JP2013003214A JP2013003214A JP6167360B2 JP 6167360 B2 JP6167360 B2 JP 6167360B2 JP 2013003214 A JP2013003214 A JP 2013003214A JP 2013003214 A JP2013003214 A JP 2013003214A JP 6167360 B2 JP6167360 B2 JP 6167360B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eaves
roof
cover
support
support portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013003214A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014134044A (ja
Inventor
畑 秀明
秀明 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013003214A priority Critical patent/JP6167360B2/ja
Publication of JP2014134044A publication Critical patent/JP2014134044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6167360B2 publication Critical patent/JP6167360B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

本発明は、軒樋吊具に関するものである。
従来から、軒樋を支持するために鼻板に取付けられる軒樋吊具が利用されている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−291570号公報
ところで、特許文献1に記載されている軒樋吊具では、日光が直接軒樋吊具の軒樋を吊り下げて支持する支持部に当たってしまうため、長期間使用すると紫外線により支持部の表面が劣化し支持部の強度が低下してしまう虞があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、支持部に照射される紫外線を防止する軒樋吊具を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
鼻板の屋外側の面に固定される固定部と、前記固定部から延設され軒樋を吊り下げて支持する支持部と、前記支持部の上面を覆い前記支持部に照射される紫外線を防止するカバー部と、を備え、前記支持部に取り付けられる前記カバー部は、その上面軒方向の中間部から軒方向の両端部の方へそれぞれ行く程下方に位置するように傾斜する左側屋根部と右側屋根部とで形成される屋根部と、上端が前記左側屋根部に連続する左側当接部と、前記左側当接部の下端から内方に突設されて前記支持部の下面を押圧する左側載置部と、上端が前記右側屋根部に連続する右側当接部と、前記右側当接部の下端から内方に突設されて前記支持部の下面を押圧する右側載置部と、前記屋根部から下方に延設されて前記支持部の上面を押圧する押圧部を備えていることを特徴とする。
また、前記カバー部が、前記支持部の先端側の半部を覆うことが好ましい。
本発明の軒樋吊具は、支持部に照射される紫外線を防止することができる。
本発明の第一実施形態の軒樋吊具を家屋に取付けた際の断面図である。 本発明の第一実施形態のカバー部を取付けた軒樋吊具の斜視図である。 本発明の第二実施形態のカバー部を取付けた軒樋吊具の斜視図である。 本発明のカバー部の斜視図である。
以下、本発明の第一実施形態について図1及び図2に基づいて説明する。
軒樋吊具2は、家屋4の鼻板41の前面に取付けられ軒樋3を支持する。
軒樋3は、本実施形態では上方に開口する略コ字状の断面となっているが、断面が半円状となっていてもよい。軒樋3の材質は特に限定されない。ここで、家屋4側を後方向、家屋4側とは反対側を前方向とする。
軒樋3は、軒樋3の前側に設けられる前板部31と、軒樋3の後側に設けられる後板部32と、前板部31の下端と後板部32の下端とを連設している底板部33と、で形成されている。底板部33と前板部31とが屋根42から落ちてくる流水を受けるために、鈍角をなしていてもよいし、底板部33と後板部32とが略直角をなしていてもよいが、各々の角度や形状は特に限定されない。
前板部31の上端部には、軒樋3の長手方向に視たときの断面形状が略矩形状となっている前板耳部31aが設けられている。前板耳部31aと前板部31との間には下方向に開口する隙間34が形成されている。なお、前板耳部31aの形状は上記した形状に限定されない。
後板部32の上端部には、軒樋3の長手方向に視たときの断面形状が略矩形状となっている後板耳部32aが設けられている。なお、後板耳部32aの形状は上記した形状に限定されない。
軒樋吊具2は、軒樋3を吊り下げて支持する支持部21と、支持部21を鼻板41に取付ける固定部22と、を備えている。なお、本実施形態の支持部21と固定部41は、例えばポリカーボネート等の紫外線で劣化しやすい素材を用いて成形されたものであるが、材質や製法は限定されない。
固定部22は鼻板41の前側の面に固定される板状をしたものである。固定部22は本実施形態では略矩形状をしており、鼻板41に固定するためのネジを挿通させるための孔22aが、6ヶ所設けられている。なお、孔22aの数は限定されない。
支持部21は、固定部22から後板部32の上方を通って軒樋3内部に延設され、軒樋3を吊り下げて支持するものである。本実施形態では、支持部21は、固定部22から延設され前板耳部31aを支持する架橋部23と、架橋部23の基幹部から延設され後板耳部32aを支持する後板耳部係止部25と、を有している。
架橋部23は、固定部22の上端から延設されている上延設材23aと、固定部22の中間部から延設されている下延設材23bとで形成されている。上延設材23aと下延設材23bの夫々の先端は結合し、前板耳部係止部24を形成している。前板耳部係止部24は、前板耳部31aと前板部31との間の隙間34に挿入されることにより軒樋3を支持する。
後板耳部係止部25は、後板耳部32aの下片に掛止めされることにより、軒樋3を支持している。
軒樋3は、固定具により鼻板41に固定されている軒樋吊具2の前板耳部係止部24と後板耳部係止部25により支持されている。なお、支持部21は上記した形状に限定されない。
軒樋吊具2に取付けられるカバー部1は、支持部21の上面を覆い支持部21に照射される紫外線を防止するものである。
カバー部1は架橋部23の上延設材23aに取付けられており、本実施形態では、図4に示すように、カバー部1を正面から視たときの形状は略五角形となっており、下面の一部に隙間18を有している。ここで、カバー部1を正面から視たときの左方向を左方向Lとし、右方向を右方向Rとする。
カバー部1は、略垂直に設けられ上延設材23aの側面と当接する左側当接部11と、右側当接部12と、上延設材23aを載置する左側載置部13と、右側載置部14と、左側当接部11と右側当接部12とを連接する屋根部15と、を備えている。そして、カバー部1は、上延設材23aを左側載置部13と右側載置部14とを用いて挟持する押圧部16と、を備えている。
左側当接部11の下端から右方向Rに突設されている左側載置部13は、上延設材23aの下面を載置するために設けられている。右側当接部12の下端から左方向Lに突設されている右側載置部14は、上延設材23aの下面を載置するために設けられている。左側載置部13と右側載置部14とは結合しておらず、左側載置部13と右側載置部14の間に隙間18が設けられている。この隙間18を通って上延設材23aが挿入される。
カバー部1の上面である屋根部15は、本実施形態では左側屋根部15aと右側屋根部15bとで形成されている。
左側屋根部15aは、本実施形態では、左側当接部11の上端から左側当接部11の上端と右側当接部12の上端との略中心まで、左側当接部11の上端から右方向Rに行く程上方向に位置するように傾斜する形状となっている。右側屋根部15bは、本実施形態では、左側屋根部15aの右側端部から右側当接部12の上端まで、左側屋根部15aの右側端部から右方向Rに行く程下方向に位置するように傾斜する形状となっている。なお、左側屋根部15aと右側屋根部15bの形状は上記した形状に限定されない。
屋根部15が設けられていることにより、カバー部1に落ちてくる雨水が屋根部15の傾斜で、軒樋3に流れ易くなるため、雨水が鼻板41側に飛散し難くなる。従って、固定部22に雨水がかかり難くなり、固定部22を腐食させ難くすることができる。
押圧部16は、本実施形態では、屋根部15の略中心にある左側屋根部15aと右側屋根部15bの境界部17から下方に延設されている逆T字状をしている。押圧部16は、上記した隙間18から挿入される上延設材23aを押圧するために設けられている。なお、押圧部16の形状は上記したものに限定されない。
押圧部16と左側載置部13と右側載置部14とで、隙間18から挿入された上延設材23aを挟持している。本実施形態では、押圧部16と左側載置部13と右側載置部14とで、カバー部1は軒樋吊具2に取付けられている。なお、カバー部1の軒樋吊具2への取付け方法は上記した方法に限定されない。
本実施形態では、上延設材23aを略全長に亘ってカバー部1が覆っている。
以上のようなカバー部1を軒樋吊具2に取付けた軒樋吊具2は、日光が支持部21ではなくカバー部1に当たるため、支持部21に紫外線が当たらなくなり、照射される紫外線による支持部21の表面の劣化が起こり難くなり、支持部21の強度が低下し難くなる。また、屋根42から流下してくる雨水が軒樋吊具2ではなく、カバー部1の屋根部15に当たり、屋根部15の傾斜により軒樋3に流入し易くなる。そのため、雨水が軒樋吊具2に当たって鼻板41側へ飛散し難くなるので、固定部22に雨水がかかり難くなり固定部22が腐食し難くなる。
次に、第二実施形態について図3に基づいて説明する。なお、本実施形態については図1及び図2に示す上記第一実施形態と大部分について同じであるため、同じ構成については同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
本実施形態では、カバー部1は上延設材23aを略全長に亘って覆わず、カバー部1は支持部21の先端側の半部を覆っている。これは、屋根42は軒樋3の後側端部から中間部近傍までの上方に位置しているので、軒樋吊具2の後端側の半部は屋根42の陰になるため日光が当たり難い。従って、カバー部1が上延設材23aを略全長に亘って覆わないでも、支持部21に照射される紫外線や雨水を防ぐことができることになる。そこで、上延設材23aをカバー部1で覆う部分を減らすことにより、部材のコスト削減をすることができる。
1 カバー部
11 左側当接部
12 右側当接部
13 左側載置部
14 右側載置部
15 屋根部
15a 左側屋根部
15b 右側屋根部
16 押圧部
17 境界部
18 隙間
2 軒樋吊具
3 軒樋
4 家屋

Claims (2)

  1. 鼻板の屋外側の面に固定される固定部と、前記固定部から延設され軒樋を吊り下げて支持する支持部と、前記支持部の上面を覆い前記支持部に照射される紫外線を防止するカバー部と、を備え、
    前記支持部に取り付けられる前記カバー部は、その上面軒方向の中間部から軒方向の両端部の方へそれぞれ行く程下方に位置するように傾斜する左側屋根部と右側屋根部とで形成される屋根部と、上端が前記左側屋根部に連続する左側当接部と、前記左側当接部の下端から内方に突設されて前記支持部の下面を押圧する左側載置部と、上端が前記右側屋根部に連続する右側当接部と、前記右側当接部の下端から内方に突設されて前記支持部の下面を押圧する右側載置部と、
    前記屋根部から下方に延設されて前記支持部の上面を押圧する押圧部を備えていることを特徴とする軒樋吊具。
  2. 前記カバー部が、前記支持部の先端側の半部を覆うことを特徴とする請求項1記載の軒樋吊具。
JP2013003214A 2013-01-11 2013-01-11 軒樋吊具 Expired - Fee Related JP6167360B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013003214A JP6167360B2 (ja) 2013-01-11 2013-01-11 軒樋吊具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013003214A JP6167360B2 (ja) 2013-01-11 2013-01-11 軒樋吊具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014134044A JP2014134044A (ja) 2014-07-24
JP6167360B2 true JP6167360B2 (ja) 2017-07-26

Family

ID=51412520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013003214A Expired - Fee Related JP6167360B2 (ja) 2013-01-11 2013-01-11 軒樋吊具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6167360B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0446418Y2 (ja) * 1986-05-26 1992-10-30
JP3417238B2 (ja) * 1996-12-28 2003-06-16 タキロン株式会社 樋取付具
JP2000336866A (ja) * 1999-05-28 2000-12-05 Takiron Co Ltd 雨 樋
JP2008127818A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Matsushita Electric Works Ltd 上吊り式軒樋支持金具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014134044A (ja) 2014-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5144158B2 (ja) 軒先構成体
JP6167360B2 (ja) 軒樋吊具
JP5503366B2 (ja) 軒天井見切り縁とその取付構造
JP6955762B2 (ja) 屋根面換気ユニット及び屋根面換気ユニットの施工方法
JP2008179965A (ja) 軒樋曲り継手
JP5082733B2 (ja) 軒樋支持具
JP2009102934A (ja) 軒樋吊具
JP4846263B2 (ja) 屋外設置型機器
JP3128607U (ja) ビニールハウス用の巾木押さえ兼用シート固定部材
JP6190919B1 (ja) 軒樋支持具
JP2004232239A (ja) 軒樋及び落ち葉避けの取り付け構造
JP5975799B2 (ja)
JP6413114B2 (ja) 電気機器収納用箱の屋根構造
JP2009019406A (ja) 軒先構造
JP2009030304A (ja) 雨樋集水ますの蓋体と雨樋集水ます
JP4826555B2 (ja) 集水ます
JP2013067943A (ja) 軒先の水切り構造
JP2005023537A (ja) 軒先の納め構造
JP6183749B2 (ja) 樋吊り具
JP4894479B2 (ja) 軒樋吊具
JP4898350B2 (ja) 軒樋の取り付け構造
JP2010275691A (ja) 軒樋の遮蔽板取付構造
JP2020041363A (ja) 軒樋受具および樋固定構造
RU2007108008A (ru) Водосточный желоб и перекрытие для водосточного желоба
JP3912188B2 (ja) 浴室ユニットのエプロン取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150312

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170602

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6167360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees