JP3912188B2 - 浴室ユニットのエプロン取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室ユニットのエプロン取付構造に関し、さらに詳しくは、浴室ユニット内で浴槽の手前側に取り付けられるエプロンとして設置するのに有用な浴室ユニットのエプロン取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図5ないし図8に示すごとく、上方へ立ち上がる一連の立上条(1)を設けて、この立上条(1)にて浴槽を載置する浴槽載置部およびこの浴槽載置部と隣接する洗い場部を分離しているとともに、上記浴槽のエプロン(5)の端部をエプロン固定部材(10)を介して上記立上条(1)に取り付け固定してなるような浴室ユニットのエプロン取付構造が知られていたものであった。
【0003】
具体的には、まず、図5の(a)および(b)に示すごとき場合であると、上記エプロン固定部材(10)は、固定板(12)とネジ体(13)とを介して浴槽のエプロン(5)の端部に固定されるものであって、このようなエプロン固定部材(10)を介して上記立上条(1)に取り付け固定していたものがあった。
【0004】
また、図6の(a)および(b)に示すごとき場合であると、上記エプロン固定部材(10)は、浴槽のエプロン(5)の裏側から取り付けて固定される後エプロン固定部材(10a)と同エプロン(5)の表側から取り付けて固定される前エプロン固定部材(10b)とからなっており、この後エプロン固定部材(10a)と前エプロン固定部材(10b)とで浴槽のエプロン(5)を挟み込むようにして同浴槽のエプロン(5)の端部に固定されるものであって、このようなエプロン固定部材(10)を介して上記立上条(1)に取り付け固定していたものがあった。
【0005】
そして、図7の(a)および(b)、図8に示すごとき場合であると、上記エプロン固定部材(10)は、ネジ体(13)にて立上条(1)の頂部に設けられた取付孔(14)を介して取り付けられているものであり、浴槽のエプロン(5)としては同エプロン(5)の裏側に設けられた差込片(15)を上記エプロン固定部材(10)に差し込むことで、同エプロン固定部材(10)を介して上記立上条(1)に取り付け固定していたものもあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような浴室ユニットのエプロン取付構造においては、図5ないし図8に示すいずれの場合も、浴槽のエプロン(5)の端部をエプロン固定部材(10)を介して立上条(1)に対して確実に取り付け固定することができるものの、まず、図5の(a)および(b)に示すごとき場合であると、エプロン(5)の取り外しの際に、ネジ体(13)をゆるめた後に、固定板(12)を上げる必要があり、現場でのエプロン(5)の取り外しは、非常に行い難いものであった。
【0007】
次に、図6の(a)および(b)に示すごとき場合であると、エプロン(5)の取り外しの際に、前エプロン固定部材(10b)を回す必要があって、その結果、この場合も現場でのエプロン(5)の取り外しは、非常に行い難いものとなっていた。
【0008】
また、図7の(a)および(b)、図8に示すごとき場合であると、エプロン固定部材(10)を立上条(1)に孔を開けて固定しているために、取付孔(14)から湯水が浸入しやすいものであり、結果として、床パン面の裏側まで湯水が浸入してしまうものであり、浴槽載置部側の床パン面への湯水の浸入を防止することができないものである。
【0009】
本発明は、上述の事実に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、エプロンの取り付け固定としては、床パン面に孔を開けて取り付けるような必要がなくなり、エプロンの取り外しとしても、簡単に行うことができる浴室ユニットのエプロン取付構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る浴室ユニットのエプロン取付構造は、上方へ立ち上がる一連の立上条(1)を設けて、この立上条(1)にて浴槽(2)を載置する浴槽載置部(3)およびこの浴槽載置部(3)と隣接する洗い場部(4)を分離しているとともに、上記浴槽(2)のエプロン(5)の端部を上記立上条(1)に取り付け固定してなる浴室ユニットのエプロン取付構造であって、上記エプロン(5)の裏面側端部にバネ体(6)を有するエプロン固定部材(10)を設けるとともに、このエプロン固定部材(10)が、上記バネ体(6)にて同エプロン固定部材(10)の端縁部(7)を上記立上条(1)に引っ掛けるようにして取り付け固定されるものであることを特徴とする。
【0011】
そして、本発明の請求項に係る浴室ユニットのエプロン取付構造は、上記エプロン固定部材(10)が、上記バネ体(6)を直に操作する操作体(9)を有しているものであることを特徴とする。
【0012】
更に、本発明の請求項に係る浴室ユニットのエプロン取付構造は、上記エプロン(5)の裏面側端部に上記エプロン固定部材(10)を納める収納部(11)を設けるとともに、この収納部(11)の下部に上記操作体(9)が出入りする操作穴(17)を設けて、この操作穴(17)を介して同操作体(9)を押し入れるように操作をなしたことを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項に係る浴室ユニットのエプロン取付構造は、上記立上条(1)の上面部の一部が上方へ突出して引掛堰(8)を形成していて、この引掛堰(8)に上記エプロン固定部材(10)の端縁部(7)が引っ掛かるものであることを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項に係る浴室ユニットのエプロン取付構造は、上記収納部(11)の上部に上記バネ体(6)の一端が接触していることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態に係る図面に基づいてそれぞれ詳しく説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係る浴室ユニットのエプロン取付構造で、一部を破断した斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る浴室ユニットのエプロン取付構造を示した要部のみの分解斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係る浴室ユニットのエプロン取付構造を示した要部のみの断面図である。図4は、図3の浴室ユニットのエプロン取付構造において、一実施形態に係るエプロン固定部材が立上条から取り外される様子を示した断面図である。
【0017】
本発明の浴室ユニットのエプロン取付構造は、図1ないし図4に示すごとく、上方へ立ち上がる一連の立上条(1)を設けて、この立上条(1)にて浴槽(2)を載置する浴槽載置部(3)およびこの浴槽載置部(3)と隣接する洗い場部(4)を分離しているとともに、上記浴槽(2)のエプロン(5)の端部を上記立上条(1)に取り付け固定してなる浴室ユニットのエプロン取付構造であって、上記エプロン(5)の裏面側端部にバネ体(6)を有するエプロン固定部材(10)を設けるとともに、このエプロン固定部材(10)が、上記バネ体(6)にて同エプロン固定部材(10)の端縁部(7)を上記立上条(1)に引っ掛けるようにして取り付け固定されるものである。
【0018】
上記立上条(1)は、図1、図3および図4に示すごとく、上方へ立ち上がっているものであって、一連のものである。この立上条(1)の立ち上がり高さや形状などは、特に制限されることはないものである。そして、この立上条(1)には、浴槽(2)のエプロン(5)の端部が取り付け固定されているものである。
【0019】
上記浴槽載置部(3)は、図1に示すごとく、浴槽(2)を載置するところである。この浴槽載置部(3)は、使用者が体を洗ったり、シャワーを流すことができる洗い場部(4)と隣接しているものである。具体的には、上記立上条(1)の存在により、この浴槽載置部(3)と洗い場部(4)とを分離して形成しているものである。なお、浴槽載置部(3)と洗い場部(4)とを分離して形成することができていれば、上記立上条(1)は、浴室ユニットの床パン面の中程に形成されているものとは限らず、浴槽載置部(3)と洗い場部(4)とのそれぞれの必要スペースに応じて、同立上条(1)の立ち上げ位置を自由自在に設定してもかまわないものである。
【0020】
上記エプロン固定部材(10)は、図1ないし図4に示すごとく、上記エプロン(5)の裏面側端部にバネ性や弾性を保持しているバネ体(6)を有しているものである。そして、本発明では、このエプロン固定部材(10)が、バネ体(6)にて同エプロン固定部材(10)の端縁部(7)を上記立上条(1)に引っ掛けるようにして取り付け固定されているものである。このエプロン固定部材(10)としては、通常樹脂製や金属製のものが採用されるものであるが、バネ体(6)を有することができるものであれば、その材質は特に問われないものである。また、このエプロン固定部材(10)のサイズや形状としても、上記立上条(1)の立ち上がり高さや形状などに応じて、自由自在に設定されるものであり、特に制限されるものではないものである。
【0021】
本発明は、このような構成をとることによって、立上条(1)にて浴槽(2)を載置する浴槽載置部(3)および洗い場部(4)を分離しながら、バネ体(6)にてエプロン固定部材(10)の端縁部(7)を立上条(1)に引っ掛けるようにしてエプロン固定部材(10)が取り付け固定されるだけで施工が完結するものであり、エプロン(5)の取り付け固定としては、床パン面に孔を開けて取り付けるような必要がなくなり、エプロン(5)の取り付け固定が簡単になって、しかも、立上条(1)に孔を開けて固定していないために、従来のように孔から湯水が浸入するといったこともなくなって、結果として、床パン面の裏側まで湯水が浸入するようなことはなく、浴槽載置部(3)側の床パン面への湯水の浸入を防止することができるものである。そして、エプロン(5)の取り外しとしても、バネ体(6)にてエプロン固定部材(10)の端縁部(7)を立上条(1)に引っ掛けるようにして同エプロン固定部材(10)が取り付け固定されているだけで施工が完結しているために、簡単に行うことができるものであり、その結果として、浴槽(2)のエプロン(5)を容易に脱着することができるものとなる。
【0022】
すなわち、本発明は、エプロン(5)の取り付け固定としては、床パン面に孔を開けて取り付けるような必要がなくなり、エプロン(5)の取り外しとしても、簡単に行うことができるものである。
【0023】
また、図1、図3および図4に示すごとく、上記立上条(1)の上面部の一部が上方へ突出して引掛堰(8)を形成していて、この引掛堰(8)に上記エプロン固定部材(10)の端縁部(7)が引っ掛かるものであると、エプロン固定部材(10)の端縁部(7)が立上条(1)の上面部の一部が上方へ突出している引掛堰(8)に引っ掛かることとなり、その結果、エプロン(5)の端部の立上条(1)に対する取り付け固定がより一層確実なものとなり、よって、エプロン(5)の取り付け固定としては、床パン面に孔を開けて取り付けるような必要がより一層確実になくなり、エプロン(5)の取り外しとしても、より一層簡単に行うことができるものとなる。
【0024】
さらに、図1ないし図4に示すごとく、上記エプロン固定部材(10)が、上記バネ体(6)を直に操作する操作体(9)を有しているものであると、エプロン(5)の取り外しの際に、バネ体(6)を直に操作する操作体(9)を操作して、同図4の矢印(A)に示すごときエプロン固定部材(10)の端縁部(7)の立上条(1)への引っ掛かりを外して、より一層簡単に同エプロン(5)の取り外しを行うことができるものとなる。
【0025】
そして、図1ないし図4に示すごとく、上記エプロン(5)の裏面側端部に上記エプロン固定部材(10)を納める収納部(11)を設けるとともに、この収納部(11)の下部に上記操作体(9)が出入りする操作穴(17)を設けて、この操作穴(17)を介して同操作体(9)を押し入れるように操作をなしているものであると、収納部(11)にエプロン固定部材(10)を納めてエプロン(5)の裏面側端部に同エプロン固定部材(10)を確実に設けることができるとともに、操作体(9)が出入りする操作穴(17)にてエプロン(5)の取り外しの際に、バネ体(6)を直に操作する操作体(9)を押し入れるように操作するだけで、同図4の矢印(A)に示すごときエプロン固定部材(10)の端縁部(7)の立上条(1)への引っ掛かりを外して、より一層簡単、かつ、確実に同エプロン(5)の取り外しを行うことができるものとなる。
【0026】
具体的には、本実施形態においては、上記収納部(11)が、上記エプロン(5)の裏面側端部に設けられており、この収納部(11)の中に取付部材(16)を設けて、この取付部材(16)を介してエプロン固定部材(10)を納めているものであり、上記エプロン固定部材(10)は、取付板(12)とビスやネジなどの固定具(18)とにより、上記取付部材(16)に直に留められ、取り付けられているものである。
【0027】
しかも、図1、図3および図4に示すごとく、上記収納部(11)の上部に上記バネ体(6)の一端が接触しているものであると、エプロン(5)の取り外しの際に、バネ体(6)の一端が収納部(11)の上部に接触しているために、バネ体(6)を直に操作する操作体(9)を収納部(11)の上部に押しつけるようにして操作穴(17)へ入れる操作をするだけで、同図4の矢印(A)に示すごときエプロン固定部材(10)の端縁部(7)の立上条(1)への引っ掛かりを外して、より一層簡単、かつ、確実に同エプロン(5)の取り外しを行うことができるものとなる。
【0028】
本発明の浴室ユニットのエプロン取付構造によると、図1ないし図4に示すごとく、上方へ立ち上がる一連の立上条(1)を設けて、この立上条(1)にて浴槽(2)を載置する浴槽載置部(3)およびこの浴槽載置部(3)と隣接する洗い場部(4)を分離しているとともに、上記浴槽(2)のエプロン(5)の端部を上記立上条(1)に取り付け固定してなる浴室ユニットのエプロン取付構造であって、上記エプロン(5)の裏面側端部にバネ体(6)を有するエプロン固定部材(10)を設けるとともに、このエプロン固定部材(10)が、上記バネ体(6)にて同エプロン固定部材(10)の端縁部(7)を上記立上条(1)に引っ掛けるようにして取り付け固定されるものであるので、立上条(1)にて浴槽(2)を載置する浴槽載置部(3)および洗い場部(4)を分離しながら、バネ体(6)にてエプロン固定部材(10)の端縁部(7)を立上条(1)に引っ掛けるようにしてエプロン固定部材(10)が取り付け固定されるだけで施工が完結するものであり、エプロン(5)の取り付け固定としては、床パン面に孔を開けて取り付けるような必要がなくなり、エプロン(5)の取り付け固定が簡単になって、しかも、立上条(1)に孔を開けて固定していないために、従来のように孔から湯水が浸入するといったこともなくなって、結果として、床パン面の裏側まで湯水が浸入するようなことはなく、浴槽載置部(3)側の床パン面への湯水の浸入を防止することができるものである。そして、エプロン(5)の取り外しとしても、バネ体(6)にてエプロン固定部材(10)の端縁部(7)を立上条(1)に引っ掛けるようにして同エプロン固定部材(10)が取り付け固定されているだけで施工が完結しているために、簡単に行うことができるものであり、その結果として、浴槽(2)のエプロン(5)を容易に脱着することができるものとなる。
【0029】
すなわち、本発明は、エプロン(5)の取り付け固定としては、床パン面に孔を開けて取り付けるような必要がなくなり、エプロン(5)の取り外しとしても、簡単に行うことができるものである。
【0030】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る浴室ユニットのエプロン取付構造によると、立上条(1)にて浴槽(2)を載置する浴槽載置部(3)および洗い場部(4)を分離しながら、バネ体(6)にてエプロン固定部材(10)の端縁部(7)を立上条(1)に引っ掛けるようにしてエプロン固定部材(10)が取り付け固定されるだけで施工が完結するものであり、エプロン(5)の取り付け固定としては、床パン面に孔を開けて取り付けるような必要がなくなり、エプロン(5)の取り付け固定が簡単になって、しかも、立上条(1)に孔を開けて固定していないために、従来のように孔から湯水が浸入するといったこともなくなって、結果として、床パン面の裏側まで湯水が浸入するようなことはなく、浴槽載置部(3)側の床パン面への湯水の浸入を防止することができるものである。そして、エプロン(5)の取り外しとしても、バネ体(6)にてエプロン固定部材(10)の端縁部(7)を立上条(1)に引っ掛けるようにして同エプロン固定部材(10)が取り付け固定されているだけで施工が完結しているために、簡単に行うことができるものであり、その結果として、浴槽(2)のエプロン(5)を容易に脱着することができるものとなる。
【0031】
すなわち、本発明は、エプロン(5)の取り付け固定としては、床パン面に孔を開けて取り付けるような必要がなくなり、エプロン(5)の取り外しとしても、簡単に行うことができるものである。
【0032】
そして、本発明の請求項に係る浴室ユニットのエプロン取付構造によると、上記の場合に加えて、エプロン(5)の取り外しの際に、バネ体(6)を直に操作する操作体(9)を操作して、エプロン固定部材(10)の端縁部(7)の立上条(1)への引っ掛かりを外して、より一層簡単に同エプロン(5)の取り外しを行うことができるものとなる。
【0033】
更に、本発明の請求項に係る浴室ユニットのエプロン取付構造によると、上記の場合に加えて、収納部(11)にエプロン固定部材(10)を納めてエプロン(5)の裏面側端部に同エプロン固定部材(10)を確実に設けることができるとともに、操作体(9)が出入りする操作穴(17)にてエプロン(5)の取り外しの際に、バネ体(6)を直に操作する操作体(9)を押し入れるように操作するだけで、エプロン固定部材(10)の端縁部(7)の立上条(1)への引っ掛かりを外して、より一層簡単、かつ、確実に同エプロン(5)の取り外しを行うことができるものとなる。
【0034】
本発明の請求項に係る浴室ユニットのエプロン取付構造によると、請求項記載の場合に加えて、エプロン固定部材(10)の端縁部(7)が立上条(1)の上面部の一部が上方へ突出している引掛堰(8)に引っ掛かることとなり、その結果、エプロン(5)の端部の立上条(1)に対する取り付け固定がより一層確実なものとなり、よって、エプロン(5)の取り付け固定としては、床パン面に孔を開けて取り付けるような必要がより一層確実になくなり、エプロン(5)の取り外しとしても、より一層簡単に行うことができるものとなる。
【0035】
本発明の請求項に係る浴室ユニットのエプロン取付構造によると、請求項1または請求項2記載の場合に加えて、エプロン(5)の取り外しの際に、バネ体(6)の一端が収納部(11)の上部に接触しているために、バネ体(6)を直に操作する操作体(9)を収納部(11)の上部に押しつけるようにして操作穴(17)へ入れる操作をするだけで、エプロン固定部材(10)の端縁部(7)の立上条(1)への引っ掛かりを外して、より一層簡単、かつ、確実に同エプロン(5)の取り外しを行うことができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る浴室ユニットのエプロン取付構造で、一部を破断した斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る浴室ユニットのエプロン取付構造を示した要部のみの分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る浴室ユニットのエプロン取付構造を示した要部のみの断面図である。
【図4】図3の浴室ユニットのエプロン取付構造において、一実施形態に係るエプロン固定部材が立上条から取り外される様子を示した断面図である。
【図5】(a)、(b)ともに、一従来例の浴室ユニットのエプロン取付構造に係るエプロン固定部材の周辺の様子を示した概略図である。
【図6】(a)、(b)ともに、他の一従来例の浴室ユニットのエプロン取付構造に係るエプロン固定部材の周辺の様子を示した概略図である。
【図7】(a)、(b)ともに、さらに他の一従来例の浴室ユニットのエプロン取付構造に係るエプロン固定部材の周辺の様子を示した概略図である。
【図8】図7のエプロン固定部材に対して、エプロンが差し込まれる様子を示した概略図である。
【符号の説明】
1 立上条
2 浴槽
3 浴槽載置部
4 洗い場部
5 エプロン
6 バネ体
7 端縁部
8 引掛堰
9 操作体
10 エプロン固定部材
11 収納部
17 操作穴

Claims (3)

  1. 上方へ立ち上がる一連の立上条を設けて、この立上条にて浴槽を載置する浴槽載置部およびこの浴槽載置部と隣接する洗い場部を分離しているとともに、上記浴槽のエプロンの端部を上記立上条に取り付け固定してなる浴室ユニットのエプロン取付構造であって、上記エプロンの裏面側端部にバネ体を有するエプロン固定部材を設けるとともに、このエプロン固定部材が、上記バネ体にて同エプロン固定部材の端縁部を上記立上条に引っ掛けるようにして取り付け固定されるものであり、上記エプロン固定部材が、上記バネ体を直に操作する操作体を有しているものであって、上記エプロンの裏面側端部に上記エプロン固定部材を納める収納部を設けるとともに、この収納部の下部に上記操作体が出入りする操作穴を設けて、この操作穴を介して同操作体を押し入れるように操作をなしたことを特徴とする浴室ユニットのエプロン取付構造。
  2. 上記立上条の上面部の一部が上方へ突出して引掛堰を形成していて、この引掛堰に上記エプロン固定部材の端縁部が引っ掛かるものであることを特徴とする請求項1記載の浴室ユニットのエプロン取付構造。
  3. 上記収納部の上部に上記バネ体の一端が接触していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の浴室ユニットのエプロン取付構造。
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