JP6164793B2 - 現像ローラ - Google Patents
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Description
該導電性弾性層は、該軸芯体側から第1の導電性弾性層及び該第1の導電性弾性層に積層される第2の導電性弾性層を有し、
該第2の導電性弾性層の固有振動数が、該第1の導電性弾性層の固有振動数の2.4倍以上、8.0倍以下であることを特徴とする。
本発明の現像ローラは、図1に示すように軸芯体1と、導電性弾性層4とを有し、該導電性弾性層4は、該軸芯体側から第1の導電性弾性層(以下、第1層ともいう。)2及び該第1層に積層される第2の導電性弾性層3(第2層ともいう。)とを有する。
軸芯体は、弾性層を支持し、弾性層に所望の電荷を付与する際の電極として機能する導電性を有するものである。材質としては、例えば、鉄、銅、ステンレス、アルミニウム、ニッケル、チタン等の金属やその合金を挙げることができる。また、これらの表面に耐傷性付与を目的として、導電性を損なわない範囲で、メッキ処理を施してもよい。また、軸芯体として、樹脂製の基材の表面を金属で被覆して表面を導電性としたものや導電性樹脂組成物から製造されたものも使用できる。軸芯体の形状として、棒状又はパイプ状等を選択することができる。
上記弾性層は、導電性であり、軸芯体側から第1層及び該第1層に積層される第2層を有し、第2層の固有振動数が、第1層の固有振動数の2.35倍以上、8.0倍以下である。弾性層は第1層、第2層以外の層を有する3層以上の層構造を有していてもよいが、第1層と第2層は相互に接触して設けられればよい。第2層と第1層の固有振動数が上記の関係を有することにより、第1層と第2層間の振動位相のずれが大きくなり、バンディングの抑制効果を有するものとなる。第2層の固有振動数は、第1層の固有振動数の3.0倍以上、6.0倍以下であることが好ましい。
弾性層の固有振動数は、ばねの固有振動数を求める下記式(2)を適用して、弾性層の弾性率から求めた値を採用することができる。式(2)中、fは一端を固定したばねの固有振動数、Kはばね定数[N/m]、Mは他端につけたおもりの質量[kg]を示す。
2.35≦f2/f1≦8.0
の数値範囲内とするためには、上記式(3)から、各弾性層の弾性率、比重および厚さを調整する。具体的には、第2弾性層について、弾性率を第1弾性層の弾性率より大きくし、比重と層厚との積を第1弾性層よりも小さくする。これによって、上記固有振動数比を満たす弾性層を形成し得る。
[弾性層バインダー材料の選択]
弾性層を形成するバインダーとしては、上記固有振動数の関係を満たすものであれば、制限されるものではなく、天然ゴムやこれを加硫処理したもの、合成ゴムを用いることができる。合成ゴムとしては、具体的に、以下のものを例示することができる。エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、シリコーンゴム、ウレタンゴム、イソプレンゴム(IR)、ブチルゴム(IIR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)。クロロプレンゴム(CR)、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、フッ素ゴム等。これらは1種を用いても、2種以上を組み合わせて用いることもできる。
第1層
エピクロルヒドリンゴム、ウレタンゴム及びフッ素ゴムからなる群から選択される1種または2種以上のゴム。
第2層
アクリロニトリルブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム及びブタジエンゴムからなる群から選択される1種または2種以上のゴム。
弾性層の比重および弾性率は、弾性層に含有させるフィラーの種類および量を選択することによって調整することができる。
従って、フィラーを用いて、f2/f1の値を大きくする方向に調整する具体的な方法としては下記(1)〜(3)の方法が挙げられる。
(1)第2弾性層中のフィラーの含有量を第1弾性層中のフィラー含有量よりも多くすること。より好ましくは、第1層にはフィラーを含有させず、第2層にのみフィラーを含有させること。
(2)第2層中に含有させるフィラーとして、第1層中に含有させるフィラーよりもゴムの補強効果が高いフィラーを用いること。この場合において、ゴムの補強効果が高いフィラーとしては、後述するカーボンブラックやシリカが挙げられる。一方、ゴムの補強効果がカーボンブラックやシリカと比較して相対的に低いフィラーとしては、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、酸化錫、酸化マグネシウム等が挙げられる。
(3)第2層中の含有させるフィラーの体積平均粒径を、第1層中に含有させるフィラーのそれよりも小さくすること。
シリカとしては、四塩化ケイ素を酸素と水素で燃焼して作られる気相法による乾式シリカ、ケイ酸ナトリウムと硫酸等の鉱酸から作られるシリカを微粉砕化、球状処理化した湿式シリカ、コロイダルシリカ、合成ケイ酸塩を用いることができる。
第1層および第2層の弾性率に関して、上記のf2/f1の関係を満たすことを前提として、各々以下のような数値範囲内にあることが好ましい。
第2層:8MPa以上、55MPa以下、より好ましくは、14MPa以上、48MPa以下。
例えば、第1層及び第2層に、導電性を付与する導電剤を含有させることができる。導電剤としては、イオン導電剤、電子導電剤の何れも使用することができるが、電子導電剤の添加は、弾性層の固有振動数に影響を与える可能性があるため、導電性の調整には、イオン導電剤を用いることが好ましい。
上記現像ローラは、上記弾性層の機能を損なわない範囲で、他の層を有していてもよい。例えば、軸芯体と第1層間に密着性を向上させるプライマー層、第2層上に積層する表面層、第2層と表面層間のプライマー層等を挙げることができる。
上記現像ローラの形状は、感光体に対するニップ幅を長手方向において均一にするため、長手方向中央部が一番太く、長手方向両端部にいくほど細くなるクラウン形状としてもよい。クラウン量は、中央部の外径と中央部から90mm離れた位置の外径との差が、30μm以上100μm以下であることが好ましい。
本発明の現像ローラの一例を備える電子写真装置を、図2の概略構成図に示す。この電子写真装置は、例えば、ブラック、マゼンダ、イエロー、シアンの各色インク毎に、図3に示すプロセスカートリッジが設けられ、このカートリッジが着脱可能に装着されたカラー画像形成装置である。
[実施例1]
[軸芯体]
軸芯体としてニッケルメッキを施したSUS製の芯金(φ6mm)に、プライマー(メタロックU−20:(株)東洋化学研究所製)を塗布した。これを30分間80℃で乾燥させた後、さらに1時間120℃で乾燥させたものを軸芯体として使用した。
[第1層用材料の調製]
以下の成分を、50℃に調整した密閉型ミキサーにて10分間混練した。
エピクロルヒドリンゴム(EO-EP-AGC三元共重合体、EO/EP/AGE=73mol%/23mol%/4mol%) 100質量部
炭酸カルシウム 50質量部
脂肪族ポリエステル系可塑剤 5質量部
ステアリン酸亜鉛 1質量部
2−メルカプトベンズイミダゾール(MB)(老化防止剤)0.5質量部
酸化亜鉛 7質量部
四級アンモニウム塩(アデカサイザーLV70:旭電化工業社製)2質量部
カーボンブラック(サーマックスフローフォームN990:カナダCancarb社製)
5質量部
次いで、混練物にエピクロルヒドリンゴム三元共重合体100質量部に対して加硫剤として硫黄1.2質量部、加硫促進剤としてジベンゾチアジルスルフィド(DM)1質量部及びテトラメチルチウラムモノスルフィド(TS)1質量部を添加した。この混合物を温度20℃に冷却した二本ロール機にて10分間混練して、第1層用材料を得た。
以下の成分を温度50℃に調節した密閉型ミキサーにて15分間混練した。
アクリロニトリルブタジエンゴム(JSR230SV:JSR社製)100質量部
ステアリン酸亜鉛 2質量部
酸化亜鉛 7質量部
炭酸カルシウム 25質量部
カーボンブラック(トーカブラック#7360SB:東海カーボン社製)50質量部
次いで、混練物にアクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して加硫剤として硫黄1.2質量部、加硫促進剤としてテトラベンジルチウラムジスルフィド4.5質量部を添加した。この混合物を温度20℃に冷却した二本ロール機にて15分間混練し、第2層用材料を得た。
ポリオール(ニッポラン5033: 日本ポリウレタン社製)と硬化剤としてイソシアネート(コロネートL:日本ポリウレタン社製)とを合わせて100質量部とした。その際、両者の配合比率は[NCO]/[OH]のモル比の値が1.2となるようにした。メチルエチルケトンで希釈し、導電剤としてカーボンブラック(#7360SB:東海カーボン製)を固形分に対し50質量部、表面粗し粒子としてナイロンビーズ(SP500 東レ社製)を固形分に対し20質量部添加した。その後混合物を十分に分散したものに、硬化剤(コロネートL:日本ポリウレタン社製)をウレタン塗料に対し10質量部添加、攪拌し、表面層用塗布液を得た。
2層同時クロスヘッド押出機を用いて、上記軸芯体と共に、第1層用材料及び第2層用材料をクロスヘッド押出し、軸芯体の外周に未加硫の第1層と第2層を積層したローラを作製した。クロスヘッド押出機において、スクリュー部の回転数を調整し、第1層の層厚が2.5mm、第2層の層厚が1mmになるよう、押出外径12.5mmに調整した。次いで、熱風炉にて、温度160℃で1時間加熱後、ゴムの両端部を除去し、弾性層外周面を、プランジカット式の円筒研磨機を用いて研磨し、外径12mmの弾性層を得た。その後、表面層用塗布液に弾性層を浸漬し、引き上げて乾燥させ、140℃にて4時間加熱処理し、層厚約10μmの表面層を作製し、現像ローラ1を得た。
弾性層の弾性率の測定は、以下の測定方法により行なった。弾性率を測定する弾性層が表面に露出していない場合は、円筒研磨機等を用いて、表面に露出させた。表面に露出させた弾性層の表面は、十点平均表面粗さRzJIS(μm)で1μm以下に調製した。
表面の十点平均粗さRzJISは、JIS B 0601−1994表面粗さの規格に準じて測定し、表面粗さ測定器(SE−3500:株式会社小坂研究所製)を用いて行った。Rzは、現像ローラを無作為に6箇所測定し、その平均値として求めた。測定条件は以下の通りである。
カットオフ値 0.8mm
フィルタ ガウス
予備長さ カットオフ×2
レベリング 直線(全域)
評価長さ 8mm。
現像ローラの断面を、弾性率を測定した各位置において、鋭利な刃物で切り出し、光学顕微鏡や電子顕微鏡で観察し、半径、第2層の層厚、表面層の層厚を測定し、半径から、第2層と表面層の合計層厚を減じて第1層の層厚を求めた。図3に示す9点の測定位置における平均値を算出した。
弾性層の比重の測定は、以下の測定方法により測定値を得て、算出した。作製した現像ローラの弾性層の各層を、空気中で約0.1g程度を切り出し、空中での重さと、水中での重さを測定することにより、比重を算出した。切断した弾性層を水中に完全に沈めるために、金属の重りを使用した。
レーザードップラー振動計(LV−1710、株式会社小野測器社製)により現像ローラの振動を測定できかつ、記録メディア出力スピード48ppm、プロセススピード250mm/sec、感光体に対し現像ローラの周速が1.4倍になるようレーザープリンタ(HPColorLaserJetCP3525X:ヒューレットパッカード社製)を改造した。このレーザープリンタに得られた現像ローラを組み込んだプロセスカートリッジをセットし、印字率0%のベタ白画像を出力し、その出力中に現像ローラの振動(振幅)を測定した。
得られた現像ローラをレーザープリンタ(HPColorLaserJetCP3525X:ヒューレットパッカード社製)のレーザープリンタ用プロセスカートリッジに組み込み、画像出力を行なった。レーザープリンタは、記録メディア出力スピード48ppm、プロセススピード250mm/sec、感光体に対し現像ローラの周速が1.4倍になるように改造して使用した。
A:連続8000枚印字後も、バンディングが生じない。
B:連続8000枚印字後、軽微なバンディングが生じるが、実用上問題がない。
C:連続2000枚から8000枚印字以内に、バンディング画像が生じる。
D:連続2000枚以内に、バンディング画像が生じた。
クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.0mmに、第2層の層厚が1.5mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ2を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラックを添加しない以外は、実施例1と同様に調製し、第2層用材料を、カーボンブラックを100質量部に変更した以外は、実施例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.4mmに、第2層の層厚が1.1mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ3を作製した。
第2層用材料を以下のものに変更し、クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.3mmに、第2層の層厚が1.2mmになるように調整した以外は、実施例1と同様にして、現像ローラ4を作製した。
[第2層用材料の調製]
以下の成分を温度50℃に調節した密閉型ミキサーにて10分間混練した。
アクリロニトリルブタジエンゴム(DN225、日本ゼオン社製) 100質量
ステアリン酸亜鉛 1質量部
酸化亜鉛 7質量部
炭酸カルシウム 25質量部
カーボンブラック(トーカブラック#7360SB:東海カーボン社製)45質量部
次いで、混練物にアクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して加硫剤として硫黄1.2質量部、加硫促進剤としてジベンゾチアジルスルフィド(DM)1質量部及びテトラメチルチウラムモノスルフィド(TS)1質量部を添加した。この混合物を温度20℃に冷却した二本ロール機にて10分間混練し、第2層用材料を得た。
第1層用材料を、実施例4と同様に調製し、クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.5mmに、第2層の層厚が2.0mmになるように調整した以外は、実施例4と同様に現像ローラ5を作製した。
クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.8mmに、第2層の層厚が0.7mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ6を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラックを添加しない以外は、実施例1と同様に調製し、クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.8mmに、第2層の層厚が1.7mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ7を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラックを添加しない以外は実施例1と同様に調製し、第2層用材料を、カーボンブラックをトーカブラック#5500(東海カーボン社製)55質量部に変更した以外は、実施例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.5mmに、第2層の層厚が1.0mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ8を作製した。
第2層用材料を、カーボンブラックをトーカブラック#4300(東海カーボン社製)45質量部に変更した以外は、実施例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.65mmに、第2層の層厚が1.85mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ9を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラックを添加せず、炭酸カルシウムを160質量部に変更した以外は、実施例1と同様に調製し、第2層用材料を、カーボンブラックをトーカブラック#5500(東海カーボン社製)60質量部に変更した以外は、実施例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.1mmに、第2層の層厚が1.4mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ10を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラックを添加せず、炭酸カルシウムを160質量部に変更した以外は、実施例1と同様に調製し、第2層用材料を、カーボンブラックをトーカブラック#5500(東海カーボン社製)100質量部に変更した以外は、実施例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.2mmに、第2層の層厚が1.3mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ11を作製した。
第2層用材料を、カーボンブラックをトーカブラック#5500(東海カーボン社製)5質量部に変更し、炭酸カルシウムを150質量部に変更した以外は、実施例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.6mmに、第2層の層厚が0.9mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ12を作製した。
第1層用材料、第2層用材料として以下のものを用い、クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.7mmに、第2層の層厚が1.8mmになるように調整した以外は、実施例1と同様にして、現像ローラ13を作製した。
[第1層用材料の調製]
エピクロルヒドリンゴム(EO-EP-AGC三元共重合体、EO/EP/AGE=40mol%/56mol%/4mol%) 100質量部
炭酸カルシウム 60質量部
脂肪族ポリエステル系可塑剤 5質量部
ステアリン酸亜鉛 1質量部
2−メルカプトベンズイミダゾール(MB)(老化防止剤)0.5質量部
酸化亜鉛 5質量部
四級アンモニウム塩(アデカサイザーLV70:旭電化工業社製)2質量部
カーボンブラック(サーマックスフローフォームN990:カナダCancarb社製)
5質量部
[第2層用材料の調製]
以下の成分を温度50℃に調節した密閉型ミキサーで10分間混練した混練物を用いた 。
スチレンブタジエンゴム(JSRSL552:JSR社製) 100質量部
ステアリン酸亜鉛 2質量部
酸化亜鉛 7質量部
炭酸カルシウム 25質量部
カーボンブラック(シーストSO:東海カーボン社製)100質量部
[実施例14]
第1層用材料を、カーボンブラックを添加しない以外は、実施例1と同様に調製し、クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.6mmに、第2層の層厚が0.9mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ14を作製した。
クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.7mmに、第2層の層厚が1.8mmになるように調整した以外は、実施例13と同様にして、現像ローラ15を作製した。
第2層用材料を、カーボンブラックを添加せず、四級アンモニウム塩(アデカサイザーLV70:旭電化工業社製)を2質量部添加した以外は、実施例4と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.8mmに、第2層の層厚が0.7mmになるように調整した以外は、実施例4と同様に現像ローラ16を作製した。
クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.6mmに、第2層の層厚が0.9mmになるように調整した以外は、実施例16と同様に現像ローラ17を作製した。
第2層用材料を、ゴム成分をアクリロニトリルブタジエンゴム(JSR230SV:JSR社製)50質量部とスチレンブタジエンゴム(JSR1500:JSR社製)50質量部に、カーボンブラックをトーカブラック#5500(東海カーボン社製)に変更した。混練時間を10分に変更した以外は、実施例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.8mmに、第2層の層厚が1.7mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ18を作製した。
第2層用材料を、ゴム成分をアクリロニトリルブタジエンゴム(JSR230SV:JSR社製)70質量部とスチレンブタジエンゴム(JSR1500:JSR社製)30質量部に、カーボンブラックを添加せず、混練時間を10分に変更した。これら以外は、実施例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.7mmに、第2層の層厚が1.8mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ19を作製した。
第2層用材料を、ゴム成分をアクリロニトリルブタジエンゴム(DN219:日本セオン社製)30質量部とスチレンブタジエンゴム(JSR1500:JSR社製)70質量部に、カーボンブラックをトーカブラック#5500(東海カーボン社製)に変更した。混練時間を10分に変更した以外は、実施例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.0mmに、第2層の層厚が1.5mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ20を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラックを添加しない以外は、実施例1と同様に調製した。第2層用材料を以下のように調製した以外は、実施例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.5mmに、第2層の層厚が2.0mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ21を作製した。
[第2層用材料の調製]
以下の成分を温度50℃に調節した密閉型ミキサーにて10分間混練した。
スチレンブタジエンゴム(JSRSL552:JSR社製) 100質量
ステアリン酸亜鉛 1質量部
酸化亜鉛 5質量部
炭酸カルシウム 20質量部
カーボンブラック(シーストS:東海カーボン社製) 20質量部
シリカ(アエロジル90:日本アエロジル社製) 5質量部
次いで、混練物にスチレンブタジエンゴム100質量部に対して加硫剤として硫黄1.2質量部、加硫促進剤としてテトラベンジルチウラムジスルフィド4.5質量部を添加した。この混合物を温度20℃に冷却した二本ロール機にて15分間混練し、第2層用材料を得た。
第1層用材料を、炭酸カルシウムを130質量部に変更した以外は実施例1と同様に調製した。第2層用材料を以下のように調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.5mmに、第2層の層厚が2.0mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ22を作製した。また、研磨の際は、ゴムが剥れないように研磨機の回転数を調整した。
以下の成分を温度80℃に調節した密閉型ミキサーにて15分間混練した。
エチレン−プロピレン−ブタジエンゴム(EPT4045:三井化学社製)100質量部
ステアリン酸亜鉛 2質量部
酸化亜鉛 7質量部
炭酸カルシウム 15質量部
カーボンブラック(シーストSO:東海カーボン社製) 100質量部
次いで、混練物にエチレン−プロピレン−ブタジエンゴム100質量部に対して加硫剤として硫黄1質量部、加硫促進剤としてジベンゾチアジルスルフィド(DM)1質量部、テトラメチルチウラムモノスルフィド(TS)1質量部を添加した。この混合物を温度25℃に冷却した二本ロール機にて10分間混練し、第2層用材料を得た。
クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.4mmに、第2層の層厚が2.1mmになるように調整した以外は、実施例22と同様に現像ローラ23を作製した。
第1層用材料を以下のものに変更した以外は実施例1と同様に調製した。第2層用材料を以下のように調製した。
[第1層用材料]
エピクロルヒドリンゴム(EO-EP-AGC三元共重合体、EO/EP/AGE=73mol%/23mol%/4mol%) 90質量部
エチレン−プロピレン−ブタジエンゴム(EPT4045:三井化学社製)10質量部
脂肪族ポリエステル系可塑剤 5質量部
ステアリン酸亜鉛 2質量部
2−メルカプトベンズイミダゾール(MB)(老化防止剤) 0.5質量部
酸化亜鉛 7質量部
四級アンモニウム塩(アデカサイザーLV70:旭電化工業社製) 2質量部
酸化スズ(S−1:三菱マテリアル社製) 150質量部
[第2層用材料の調製]
以下の成分を温度80℃に調節した密閉型ミキサーにて15分間混練した。
スチレンブタジエンゴム(JSRSL552:JSR社製) 100質量部
ステアリン酸亜鉛 2質量部
酸化亜鉛 7質量部
カーボンブラック(シーストSO:東海カーボン社製) 100質量部
次いで、混練物にスチレンブタジエンゴム100質量部に対して加硫剤として硫黄1質量部、加硫促進剤としてジベンゾチアジルスルフィド(DM)1質量部、テトラメチルチウラムモノスルフィド(TS)1質量部を添加した。この混合物を温度25℃に冷却した二本ロール機にて10分間混練し、第2層用材料を得た。
クロスヘッド押出機を用いて、上記軸芯体と共に、第1層用材料をクロスヘッド押出し、軸芯体の外周に未加硫の第1層を成形し、外径9.0mmのローラを作製した。
第1層用材料を、ゴム成分をエピクロルヒドリンゴム50質量部、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)(DN219:日本ゼオン社製)50質量部に変更し、酸化スズを170質量部に変更した以外は、実施例1と同様に調製した。第1層の層厚が2.0mmになるよう、クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を調整し、軸芯体の外周に未加硫の第1層を成形し、外径10.0mmのローラを作製した。第2層用材料を、厚さ約1.5mmのシート状に成形した以外は、実施例24と同様にして、現像ローラ25を作製した。
第1層用材料を実施例24と同様にして調製し、第2層用材料をカーボンブラックを5質量部に変えた以外は実施例22と同様にして調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.9mmに、第2層の層厚が1.6mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ26を作製した。また、研磨の際は、ゴムが剥れないように研磨機の回転数を調整した。
以下の材料を用いた以外は、実施例24と同様にして、現像ローラ27を調製した。
[軸芯体]
プライマーをFC4430(住友スリーエム社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして軸芯体を用意した。
[第1層用材料の調製]
以下の成分を、50℃に調整した密閉型ミキサーにて10分間混練し、第1層用材料を得た。
フッ素ゴム(ダイエルG−755L:ダイキン工業株式会社製) 100質量部
酸化スズ(S−1:三菱マテリアル電子化成社製) 170質量部
酸化マグネシウム(キョーワマグMA−150:協和化学工業株式会社製)3質量部
水酸化カルシウム(CALDIC−2000:近江化学工業株式会社製) 6質量部
[第2層用材料の調製]
以下の成分を温度50℃に調節した密閉型ミキサーにて15分間混練した。
ブタジエンゴム(JSR BR01、JSR社製) 100質量部
ステアリン酸亜鉛 1質量部
酸化亜鉛 5質量部
炭酸カルシウム 20質量部
カーボンブラック(シーストS、東海カーボン社製) 50質量部
次いで、混練物にブタジエンゴム100質量部に対して加硫剤として硫黄1.2質量部、加硫促進剤としてテトラベンジルチウラムジスルフィド4.5質量部を添加した。この混合物を温度20℃に冷却した二本ロール機にて15分間混練し、第2層用材料を得た。
酸化スズをカーボンブラック(トーカブラック#7360SB:東海カーボン社製)50質量部に変更した以外は、実施例27と同様にして、第1層用材料を準備した。第2層用材料を、シリカを添加せず、カーボンブラックを100質量部に変更した以外は、実施例21と同様にして調製した。クロスヘッド押出機のダイスとスクリュー部の回転数を第1層の層厚が2.0mmになるように調製し、第2層の層厚が1.0mmになるようにシートの厚さを調整した以外は、実施例27と同様に現像ローラ28を作製した。
第1層用材料を、酸化スズを100質量部に変更した以外は、実施例27と同様にして調製した。第2層用材料を、実施例22と同様にして調製した。クロスヘッド押出機のダイスとスクリュー部の回転数を第1層の層厚が2.2mmになるように調製し、第2層の層厚が1.0mmになるようにシートの厚さを調整した以外は、実施例28と同様に現像ローラ29を作製した。
[第1層用材料の調製]
以下の成分を混合し、第1層用材料を調製した。
ポリオール(ニッポランN−4032:日本ポリウレタン社製)100質量部
ポリイソシアネート(TDI−80:日本ポリウレタン社製) 7質量部
カーボンブラック(シーストS:東海カーボン社製) 20質量部
[現像ローラ]
実施例1と同様に作製した軸芯体をセットした円筒形キャビティを有する金型に、第1層用材料を注入し、100℃の熱風炉にて30分加熱した。このとき、外径が11.2mmになるよう調整し、軸芯体の外周に第1層を調製した。第2層を、シートの厚さを0.8mmにした以外は実施例27と同様にして調製し、現像ローラ30を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラックを3質量部に変更した以外は実施例1と同様に調製した。第2層用材料を以下のように調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.0mmに、第2層の層厚が1.5mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ31を作製した。
[第2層用材料の調製]
以下の成分を温度50℃に調節した密閉型ミキサーにて10分間混練した。
アクリロニトリルブタジエンゴム(DN219:日本ゼオン社製) 100質量部
ステアリン酸亜鉛 1質量部
酸化亜鉛 5質量部
炭酸カルシウム 20質量部
カーボンブラック(トーカブラック#7360SB:東海カーボン社製)80質量部
シリカ(R972:日本アエロジル社製) 20質量部
次いで、混練物にアクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して加硫剤として硫黄1.2質量部、加硫促進剤としてジベンゾチアジルスルフィド(DM)1質量部及びテトラメチルチウラムモノスルフィド(TS)1質量部を添加した。この混合物を温度20℃に冷却した二本ロール機にて10分間混練し、第2層用材料を得た。
第1層用材料を、カーボンブラックを1質量部に変更し、第2層用材料を、カーボンブラックを50質量部、シリカを50質量部に変更した以外は、実施例31と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.8mmに、第2層の層厚が1.7mmになるように調整した以外は、実施例31と同様に現像ローラ32を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラックを添加せず、炭酸カルシウムを30質量部に変更し、第2層用材料を、以下のように変更した以外は、実施例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.8mmに、第2層の層厚が1.7mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ33を作製した。
[第2層用材料]
以下の成分を温度50℃に調節した密閉型ミキサーにて15分間混練した。
アクリロニトリルブタジエンゴム(JSR230SV:JSR社製)100質量部
ステアリン酸亜鉛 2質量部
酸化亜鉛 5質量部
炭酸カルシウム 20質量部
四級アンモニウム塩(アデカサイザーLV70:旭電化工業社製) 3質量部
シリカ(OX50:日本アエロジル社製) 100質量部
[実施例34]
クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.8mmに、第2層の層厚が0.7mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ34を作製した。
クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.6mmに、第2層の層厚が0.9mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ35を作製した。
第1層用材料を、実施例1と同様に調製し、第2層用材料を、カーボンブラックを40質量部に変更し、シリカを添加しない以外は、実施例31と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.4mmに、第2層の層厚が1.1mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ36を作製した。
クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.0mmに、第2層の層厚が1.5mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ37を作製した。
クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.7mmに、第2層の層厚が1.8mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ38を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラックを添加せずに調製し、クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.5mmに、第2層の層厚が2.0mmになるように調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ39を作製した。
クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.4mmに、第2層の層厚が2.1mmになるように調整した以外は、実施例22と同様に現像ローラ40を作製した。
第1層用材料を実施例1と同様に、第2層用材料を、カーボンブラックを95質量部に変更した以外は実施例4と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が0.9mmに、第2層の層厚が2.6mmになるように調整し、弾性層ローラの外径を12.0mmに調整した以外は、実施例1と同様に現像ローラ41を作製した。
第2層用材料を、カーボンブラックを48質量部に変更した以外は比較例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.6mmに、第2層の層厚が1.9mmになるように調整した以外は、比較例1と同様に現像ローラ42を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラックを添加せず、第2層用材料を、カーボンブラックを添加せず、四級アンモニウム塩(アデカサイザーLV70:旭電化工業社製)1質量部を添加した以外は、比較例1と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.5mmに、第2層の層厚が2.0mmになるように調整した以外は、比較例1と同様に現像ローラ43を作製した。
クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.2mmに、第2層の層厚が2.3mmになるように調整した以外は、比較例3と同様に現像ローラ44を作製した。
第1層用材料を、炭酸カルシウムを130質量部に変更した以外は比較例1と同様に調製し、第2層用材料を、炭酸カルシウムを添加しない以外は、実施例22と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が0.5mmに、第2層の層厚が3.0mmになるように調整した以外は、比較例1と同様に現像ローラ45を作製した。
第1層用材料を、酸化スズを添加せずカーボンブラック(サーマックスフローフォームN990:カナダCancarb社製)5質量部を添加した以外は、実施例24と同様に調製し、第2層用材料を、実施例24と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.2mmに、第2層の層厚が2.3mmになるように調整した以外は、実施例24と同様に現像ローラ46を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラックを添加しない以外は比較例6と同様に調製し、第2層用材料を、パラフィンオイル(PW380:出光石油化学社製)20質量部を添加した以外は、実施例22と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が1.5mmに、第2層の層厚が2.0mmになるように調整した以外は、比較例1と同様に現像ローラ47を作製した。
第1層用材料を、カーボンブラック20質量部に変更し、第2層用材料を、カーボンブラックを20質量部に変更した以外は、比較例7と同様に調製した。クロスヘッド押出機スクリュー部の回転数を、第1層の層厚が2.0mmに、第2層の層厚が1.0mmになるように調整した以外は、比較例7と同様に現像ローラ48を作製した。
第2層用材料を、パラフィンオイル(PW380:出光石油化学社製)20質量部を添加した以外は、実施例28と同様に調製した。クロスヘッド押出機のダイスとスクリュー部の回転数を、第1層の層厚が0.5mmになるように調整し、第2層の層厚が2.75mmになるようにシートの厚さを調整した以外は、実施例27と同様に現像ローラ49を作製した。
第2層用材料を実施例3と同様に調製し、クロスヘッド押出機のスクリュー部の回転数を、第1層の層厚が0.3mmになるように調整し、第2層の層厚が2.95mmになるようにシートの厚さを調整した以外は、実施例27と同様に現像ローラ50を作製した。
2 第1層(第1の導電性弾性層)
3 第2層(第2の導電性弾性層)
4 弾性層(導電性弾性層)
Claims (7)
- 軸芯体と、導電性弾性層とを有する現像ローラであって、
該導電性弾性層は、該軸芯体側から第1の導電性弾性層及び該第1の導電性弾性層に積層される第2の導電性弾性層を有し、
該第2の導電性弾性層の固有振動数が、該第1の導電性弾性層の固有振動数の2.4倍以上、8.0倍以下であることを特徴とする現像ローラ。 - 前記第1の導電性弾性層および前記第2の導電性弾性層が、共に非発泡である請求項1に記載の現像ローラ。
- 前記第1の導電性弾性層は、エピクロルヒドリンゴム、ウレタンゴム及びフッ素ゴムから選択される少なくとも1種を含有し、
前記第2の導電性弾性層は、アクリロニトリルブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム及びブタジエンゴムから選択される少なくとも1種を含有する請求項1又は2に記載の現像ローラ。 - 前記第1の導電性弾性層及び前記第2の導電性弾性層は、第2の導電性弾性層の固有振動数が第1の導電性弾性層の固有振動数の2.4倍以上、6.0倍以下であるようにフィラーが分散されている請求項1から3のいずれか1項に記載の現像ローラ。
- 前記フィラーが、カーボンブラック及びシリカから選択される少なくとも1種を含有する請求項1から4のいずれか1項に記載の現像ローラ。
- 前記第2の導電性弾性層の固有振動数が、前記第1の導電性弾性層の固有振動数の3.0倍以上、6.0倍以下である請求項1から5のいずれか1項に記載の現像ローラ。
- 前記第2の導電性弾性層の層厚が、前記第1の導電性弾性層の層厚の0.15倍以上、1.0倍以下である請求項1から6のいずれか1項に記載の現像ローラ。
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