JP6164156B2 - 暖房装置 - Google Patents
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図1は、電気ストーブ10を正面側から見た斜視図である。図2及び図3は、電気ストーブ10の正面図である。図4は、電気ストーブ10の側面図である。図5は、電気ストーブ10の背面図である。電気ストーブ10は、本体部20と、本体部20とは別体に設けられているベース部30と、を備える。本体部20は、ヒータ21を有する。ベース部30は、床面Fに設置される。また、電気ストーブ10は首振り機能を備えており、本体部20はベース部30に対して回動可能に支持されている。さらに、本体部20は、図2及び図3に示すように、後述する支柱32の上部を回動軸として本体部20を回転させることで、本体部20の延びる方向を変更することができるように構成されている。
(2−1)ベース部30
ベース部30は、台座31と支柱32とを備えている。台座31は、床面Fに設置される部分であり、箱形の形状を有している。また、台座31の背面側には電源コード33が取り付けられている。
図6は、本体部20の備える各種機器の位置関係を説明するための概念図である。図7は、第1遮蔽板28aが取り除かれた状態の本体部20の斜視図である。図8は、反射板22が取り除かれた状態の本体部20の斜視図である。
図9は、電気ストーブ10の備える制御部60の制御ブロック図である。制御部60は、操作部26において受け付けた操作指示に応じて、ヒータ21の出力及び首振り用のモータ35の動作等を制御する。例えば、ユーザによってレベル受付部29bが操作されて暖房レベルが設定されることで、設定された暖房レベルに応じた電気信号が制御部60に送信される。これを受けて、制御部60は、送信された電気信号に応じて、ヒータ21の出力を制御する。なお、本実施形態の暖房レベルは10段階あり、各暖房レベルに応じた目標温度閾値が予め決定されている。また、暖房レベル毎に決定されている目標温度閾値は、記憶部(図示せず)に記憶されている。
図10は、急速暖房モード実行時の制御部60による制御動作を示すフローチャートである。制御部60は、電気ストーブ10の電源がオンされたときに、レベル受付部29b及びモード受付部29aから送信される電気信号を受信する。そして、ステップS1において、モード受付部29aから送信される電気信号が急速暖房モードに関する電気信号である場合には、制御部60は急速暖房モードの実行を開始するとともに、ステップS2に進む。一方で、ステップS1において、モード受付部29aから送信される電気信号が急速暖房モードに関する電気信号でない場合には、制御部60は通常暖房モードの実行を開始する。
(3−1)
ここで、急速暖房モードの実行時間を調整する際にタイマー等の電源の供給が必要な部品が使用されている場合、暖房の停止後から暖房を再開するまでの間に電気ストーブへの電源の供給が絶たれると、急速暖房モードの実行時間の調整を行うことができず、ユーザに不快感を与えるおそれがある。また、急速暖房モードの実行時間の調整ができないと、室内温度によっては、温度センサ90によって検出される温度が設定された暖房レベルに応じた所定の目標温度を超えてしまう可能性が高くなる。
ここで、温度センサ90によって検出される温度は、気流状況等によっては安定しない場合がある。この場合、温度センサ90によって検出される温度と実際の温度との間に差が生じてしまうことがある。そうすると、温度センサ90によって検出される温度値のみに基づいて急速暖房モードを終了するタイミングが決定されると、急速暖房モードが適切なタイミングで終了できないおそれがある。
ここで、急速暖房基準時間が経過するまで急速暖房モードが実行される場合、室内温度によっては、急速暖房基準時間が経過する前に、温度センサ90によって検出される温度値が設定された暖房レベルに応じた目標温度閾値に達することがある。しかしながら、急速暖房基準時間が経過していないために急速暖房モードが終了せず、温度センサ90によって検出される温度が設定された暖房レベルに応じた目標温度を過剰に超えてしまうおそれがある。
本実施形態の温度センサ90は、本体ケーシング24内の温度を検出する。このため、本体ケーシング24内の温度に基づいて、運転モードを急速暖房モードから通常暖房モードに移行するタイミングを決定することができる。
本実施形態の電気ストーブ10は、操作受付部29等をヒータ21の熱から保護するための遮蔽板28を備えている。そして、第1温度センサ90aが、第1遮蔽板28aと第1遮蔽板28aよりもヒータ21側に配置される第2遮蔽板28bとの間の空間内に配設されている。このため、第1温度センサ90aが高温になり過ぎるおそれを低減することができる。
図11は、通常暖房モード又は急速暖房モードを実行したときに、暖房を開始してから暖房レベル「2」に応じた目標温度閾値に達するまでの検出温度値の変化、及び暖房を開始してから暖房レベル「8」に応じた目標温度閾値に達するまでの検出温度値の変化を示す図である。なお、図11において、実線は、急速暖房モードにおける検出温度値を示しており、破線は、通常暖房モードにおける検出温度値を示している。
(4−1)変形例A
上記実施形態では、急速暖房モードを開始してから急速暖房基準時間が経過するまでに、温度センサ90によって検出される温度値が設定された暖房レベルに応じた目標温度閾値に達していない場合には、急速暖房基準時間が経過したときに急速暖房モードが終了されている。
21 ヒータ
24 本体ケーシング(ケーシング)
28 遮蔽板
28a 第1遮蔽板
28b 第2遮蔽板
29a モード受付部
29b レベル受付部
60 制御部
90 温度センサ
Claims (7)
- 出力の可変なヒータ(21)と、
暖房レベルの設定を受け付けるレベル受付部(29b)と、
ユーザから指定を受け付けるモード受付部(29a)と、
周囲温度を検出する温度センサ(90)と、
前記ヒータの出力を制御する制御部(60)と、
を備える暖房装置(10)であって、
前記制御部は、前記指定に応じて、通常暖房モードおよび急速暖房モードを含む複数の運転モードのいずれかを設定し、かつ、前記暖房装置の電源投入時に前記モード受付部が前記急速暖房モードの前記指定を受け付けた場合には、前記制御部は前記急速暖房モードを設定し、
前記制御部は、設定された前記運転モードが前記急速暖房モードである場合には、設定された前記運転モードが前記通常暖房モードである場合よりも、暖房開始時に前記ヒータの周囲温度をより急速に上げ、
前記制御部は、前記急速暖房モードが設定されている場合において、前記温度センサによって検出される周囲温度値が前記暖房レベル毎に決定されている温度閾値に達したときに、前記運転モードを前記急速暖房モードから前記通常暖房モードに移行する、
暖房装置(10)。 - 前記急速暖房モードでは、前記急速暖房モードを実行する時間の基準となる急速暖房基準時間が、前記暖房レベル毎に予め決定されており、
前記制御部は、前記急速暖房モードが設定されている場合において、前記温度センサによって検出される周囲温度値と前記急速暖房基準時間とに基づいて、設定を前記急速暖房モードから前記急速暖房モード以外の前記運転モードへ移行するタイミングを決定する、
請求項1に記載の暖房装置。 - 前記制御部は、前記急速暖房モードが設定されてから前記急速暖房基準時間が経過する前に、前記温度センサによって検出される周囲温度値が前記温度閾値に達した場合には、設定を前記急速暖房モードから前記急速暖房モード以外の前記運転モードへ移行する、
請求項2に記載の暖房装置。 - 前記制御部は、前記急速暖房モードが設定されてから前記急速暖房基準時間が経過した後で、かつ前記温度センサによって検出される周囲温度値が前記温度閾値に達していない場合には、設定を前記急速暖房モードから前記急速暖房モード以外の前記運転モードへ移行する、
請求項2又は3に記載の暖房装置。 - 前記制御部は、前記急速暖房モードを開始してから前記急速暖房基準時間が経過した後であっても、前記温度センサによって検出される周囲温度値が前記温度閾値に達していない場合には、設定を前記急速暖房モードのままにする、
請求項2又は3に記載の暖房装置。 - 前記ヒータを内部に収納するケーシング(24)、を備え、
前記温度センサは、前記ケーシング内の温度を検出する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の暖房装置。 - 前記レベル受付部及び前記モード受付部を前記ヒータの熱から保護するための遮蔽板(28)、
を更に備え、
前記遮蔽板は、第1遮蔽板(28a)と、前記第1遮蔽板よりも前記ヒータ側に配置される第2遮蔽板(28b)と、を含み、
前記温度センサは、前記第1遮蔽板と前記第2遮蔽板との間に配置されている、
請求項1から6のいずれか1項に記載の暖房装置。
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