JP6164032B2 - プログラム、入力画面表示方法及び情報処理装置 - Google Patents
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図1は、オンラインシステム10のハードウェア構成例を示すブロック図である。オンラインシステム10は、端末装置20及びウェブサーバ30を含む。
端末装置20は、デスクトップPC(パーソナルコンピュータ)、ノートPC、タブレットPC、スマートフォン等である。ウェブサーバ30は、PC、ワークステーション、汎用コンピュータ等である。以下では、端末装置20はデスクトップPC、ウェブサーバ3はワークステーションであるものとする。
図1では、3台の端末装置20と、1台のウェブサーバ30とが描かれているが、端末装置20は2台以下又は4台以上であってもよく、ウェブサーバ30は複数台であってもよい。
プログラム2Pは、ブラウザのプログラム及びブラウザのアドオンソフトを含む。クッキーファイル2cは、端末装置20がウェブサーバ30から受信したセッションID及びセッションの有効期限(クッキーの有効期限)を記憶するテキストファイルである。入力情報退避ファイル2fは、ユーザがブラウザの入力画面から入力した入力情報を一時的に記憶する文書のファイルであり、特定の形式に限定されない。入力情報退避ファイル2fは、例えばテキスト形式、csv形式、tsv形式、prn形式、HTML形式、XML形式、テーブル形式等のファイルである。
なお、クッキーファイル2cと、入力情報退避ファイル2fとは、ハードディスク24における保存先(パス)が異なる。
仮に、端末装置20がスパイウェアに感染した場合、クッキーファイル2cの保存先はブラウザの種別毎に公知であるため、クッキーファイル2cの内容が盗まれる可能性がある。しかし、入力情報退避ファイル2fの保存先はクッキーファイル2cの保存先と異なるため、入力情報退避ファイル2fに書き込まれた入力情報が盗まれる危険性は低い。従って、クッキーファイル2cと、入力情報退避ファイル2fとの保存先が異なることは、セキュリティー強化に資する。
図3は、端末装置20の機能例を示す機能ブロック図である。端末装置20の各機能部は、ハードディスク24に記憶されたプログラム2Pと、CPU21、RAM23、ハードディスク24等のハードウェア資源とが協働して動作することにより実現される。端末装置20は、通信部201、セッション管理部202、表示制御部203、判定部204、記憶制御部205及び復元部206の各機能部を含む。
HTTPプロトコルには、セッション管理の仕組みが用意されていない。そのため、ユーザが複数の関連するウェブページを遷移する場合、ウェブサーバ30は自身が発行したセッションIDを端末装置20と共有することにより、端末装置20又はユーザを特定してセッションを開始し、端末装置20から受信する情報を管理する。ウェブサーバ30は、リソース資源の浪費を回避するため、セッションの有効期限が経過した場合、セッションを終了し、セッションIDを破棄する。
経歴領域22arは、ユーザが自身の履歴を入力するためのテキストボックスを含む。
自己PR領域23arは、ユーザが自己の長所を入力するためのテキストボックスを含む。
送信ボタン2btnは、情報登録ページ2pに入力した個人情報をウェブサーバ30へ送信するためのボタンである。
判定部204は、セッションの有効期限が経過したか否かを判定する機能部である。判定部204は、セッション管理部202がクッキーファイル2cに記憶したセッションの有効期限と、タイマ28が計時した結果とに基づいて、セッションの有効期限が経過したか否かを判定する。
図6及び図7は、復元処理の手順の一例を示すフローチャートである。復元処理は、ユーザがウェブサーバ30に新たにアクセスする都度、端末装置20及びウェブサーバ30により実行される処理である。
セッションがタイムアウトになる前に入力情報を入力情報退避ファイル2fに書き込んでおくことで、セッションの有効期限内に不測の事態(例えば、ウェブサーバ30又は端末装置20のシャットダウン)が生じた場合でも入力画面を復元することができる。
情報登録ページ2pが復元された後であれば、入力情報退避ファイル2fを削除しても、ユーザは入力情報の喪失を免れることができる。また、入力情報の送信時点よりも早期に入力情報退避ファイル2fを削除することにより、ハードディスク24の残記憶容量をより早期に増大させることができる。
セッションがタイムアウトになった後に、端末装置20からウェブサーバ30へ入力画面の入力情報を送信した場合、ブラウザの画面に表示されるウェブページは有効期限のエラー画面に遷移する。ユーザが再びウェブサーバ30にアクセスして、初期状態の入力画面をブラウザの画面に再表示させた場合、既に入力済みであった入力情報は失われる。しかし、端末装置20は、入力情報退避ファイル2fに入力情報を退避させることで、セッションの有効期限経過後も入力情報を保持する。端末装置20は、ユーザが再びウェブサーバ30にアクセスした場合、初期状態の入力画面を有効期限が経過する時点の入力状態に復元してブラウザの画面に表示することができる。
端末装置20は、あらゆるウェブサーバとのセッションに係る入力情報を自身のハードディスク24に保存する。そのため、端末装置20は、任意のウェブサーバとのセッションの有効期限が経過しても、入力画面を有効期限が経過する時点の入力状態に復元することができる。
全てのウェブサーバのウェブページ毎に、入力情報の保持機能と、入力画面の復元機能を備えさせるためには、多額の費用が必要である。
しかし、端末装置20における退避処理及び復元処理を実行するプログラム2Pは、既存のブラウザのアドオンソフトとして提供が可能であり、プログラム2Pの実装及び配布は、安価な費用で可能である。
しかし、端末装置20は、自身の内部に入力情報を保持するため、ウェブサーバ30及びネットワーク1Nに対して、入力情報の通信処理に係る負荷を一切かけない。また、端末装置20自身も、ウェブサーバ30に入力情報を送信するための通信負荷から解放される。
ウェブサーバは、100個のセッションが確立している場合、セッションに係る100個のファイル又はインスタンスを生成し、10万個のセッションが確立している場合、セッションに係る10万個のファイル又はインスタンスを生成する。ウェブサーバは、生成したセッションに係るファイル又はインスタンスを通して、入力情報を保持し、管理する。そのため、ウェブサーバが入力情報を保持する場合、セッションの数だけウェブサーバのリソース資源が使用されると共に、ウェブサーバにかかる負荷が増大する。
しかし、端末装置20は、自身の内部に入力情報を保持するため、ウェブサーバ30に対して、入力情報の保持及び管理に関する負荷をかけない。また、入力情報の保持のために端末装置20にかかる負荷の大きさは、ウェブサーバが入力情報を保持する場合に比較して、たいへん小さい。
実施の形態2は、情報登録ページ2pを復元するための入力情報をユーザに選択させる形態に関する。
なお、実施の形態2において、実施の形態1と同様である構成要素には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
CPU21は、ステップS107で開始したカウントダウンが終了したか否かを判定する(ステップS401)。CPU21は、ステップS107で開始したカウントダウンが終了したと判定した場合(ステップS401:YES)、ハードディスク24に入力情報退避ファイル2fが記憶されているか否かを判定する(ステップS402)。CPU21は、ハードディスク24に入力情報退避ファイル2fが記憶されていると判定した場合(ステップS402:YES)、ステップS405へ処理を進める。
同一の入力画面に対して、ユーザが複数回入力情報の入力を繰り返し、その都度セッションの有効期限が経過した場合、入力情報退避ファイル2fには、同一の画面IDに対応する入力情報が複数保存される。同一の画面IDに対応する入力情報が複数保存されている場合、入力画面の復元に際し、端末装置20が例えば直近に保存された入力情報で入力画面を復元するのも一途である。しかし、予め決定された仕様に従って復元された入力画面がユーザにとって最適とは限らない。
端末装置20はユーザが選択した入力情報を用いて入力画面を復元するため、復元される入力画面はユーザにとって最も望ましい入力情報が再現されている。
実施の形態3は、端末装置20におけるイベントの都度、情報登録ページ2pに入力された入力情報を入力情報退避ファイル2fに保存する形態に関する。
なお、実施の形態3において、実施の形態1、2と同様である構成要素には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
他方、オンランインシステム10の場合、入力情報量又は入力項目数が多いときであっても、ユーザがウェブページに入力した情報をハードディスク24に保存することはない。ウェブページに入力した情報をハードディスク24に何らかのファイル形式で保存したとしても、保存した情報をウェブページに復元する場合、ユーザはコピー&ペーストを繰り返さなければならず、煩雑である。
計時イベント発生部207は、タイマ28が計時する日時を検出し、一定時間間隔でタイマイベントを発生させる。
CPU21は、ハードディスク24に入力情報退避ファイル2fが記憶されているか否かを判定する(ステップS601)。CPU21は、ハードディスク24に入力情報退避ファイル2fが記憶されていると判定した場合(ステップS601:YES)、ステップS608へ処理を進める。
そこで、CPU21は、アクティブなウェブページが情報登録ページ2pから他のウェブページへ移動した場合、退避処理を一時中止し、アクティブなウェブページが他のウェブページから情報登録ページ2pに移動した場合、退避処理を再開してもよい。一方、CPU21は、アクティブな画面がブラウザの情報登録ページ2pから他のソフトウェアの画面へ移動した場合、退避処理を一時中止し、アクティブな画面が他のソフトウェアの画面からブラウザの情報登録ページ2pへ移動した場合、退避処理を再開してもよい。後者の場合、CPU21は、ブラウザと他のソフトウェアとの間におけるアクティブな画面の変化を、OS(Operating System)が発生するイベントに基づいて判定する。
端末装置20は、セッションの有効期限に依存することなく、一定時間間隔で情報登録ページ2pに入力された入力情報を入力情報退避ファイル2fに更新保存する。これにより、セッションの有効期限と無関係に端末装置20、ウェブサーバ30、ネットワーク1N又はブラウザに不具合が生じた場合であっても、入力情報はハードディスク24に残される。また、ユーザが自身の都合によりブラウザを閉じた場合であっても、入力情報はハードディスク24に残される。端末装置20は、ユーザがウェブサーバ30に再アクセスした場合、入力情報退避ファイル2fに更新保存した内容で情報登録ページ2pを復元することができる。これにより、端末装置20は、情報登録ページ2pへの再入力作業を軽減することができる。
しかし、端末装置20は、セッションのタイムアウトと無関係に入力情報をハードディスク24に保存する。そのため、端末装置20は、入力画面を、ウェブサーバが復元することのできない時点の状態に復元することができる。
セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を表示する処理を、表示部及び記憶部を有するコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信し、
受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示し、
前記セッションの有効期限から定まる所定の期限を経過した場合、前記入力画面に入力された入力情報を前記記憶部に記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、該入力画面情報に対応する入力画面を、前記記憶部に記憶した入力情報を用いて、復元して前記表示部に表示する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
受信した前記有効期限が経過したか否かを判定し、
経過したと判定した場合、前記入力画面に入力された入力情報を前記記憶部に記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、該入力画面情報に対応する入力画面を、前記記憶部に記憶した入力情報を用いて、該入力情報を記憶した時点の状態に復元して前記表示部に表示する
付記1に記載のプログラム。
前記記憶部が前記入力情報を複数記憶している場合、前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信したとき、該記憶部が記憶する複数の入力情報から一の入力情報を選択するための選択画面を前記表示部に表示し、
前記表示部に表示した選択画面にて選択された一の入力情報を用いて、再び受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を復元して表示する
付記2に記載のプログラム。
前記ウェブサーバから入力画面情報、セッションの有効期限及び該入力画面情報に対応する入力画面の識別情報を受信し、
受信した前記有効期限が経過したと判定した場合、前記入力画面に入力された入力情報及び受信した前記識別情報を対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報及び識別情報を再び受信した場合、該識別情報に基づいて、該入力画面情報に対応する入力画面を前記記憶部に記憶した入力情報を用いて復元して表示する
付記3に記載のプログラム。
前記記憶部が前記入力情報及び識別情報を対応付けて複数組記憶している場合、前記ウェブサーバから前記入力画面情報及び識別情報を再び受信したとき、該識別情報に基づいて、前記選択画面を前記表示部に表示し、
前記表示部に表示した選択画面にて選択された一の入力情報を用いて、再び受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を復元して表示する
付記4に記載のプログラム。
前記入力画面における入力情報を前記有効期限内に前記ウェブサーバへ送信した場合、前記記憶部に記憶した入力情報を該記憶部から削除する
付記1から付記5までのいずれか一つに記載のプログラム。
前記入力画面を復元して表示した場合、前記記憶部に記憶した入力情報を該記憶部から削除する
付記1又は付記2に記載のプログラム。
前記入力画面に入力された入力情報を前記記憶部に記憶する場合、該入力情報を暗号化して記憶する
付記1から付記7までのいずれか一つに記載のプログラム。
前記ウェブサーバへ前記入力画面における入力情報及び該入力画面の識別情報を送信する
付記4、付記5又は付記8に記載のプログラム。
セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を表示する処理を、表示部及び記憶部を有するコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信し、
受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示し、
前記コンピュータにイベントが発生する都度、前記入力画面に入力された入力情報を前記記憶部に更新記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、該入力画面情報に対応する入力画面を、前記記憶部に更新記憶した入力情報を用いて、復元して前記表示部に表示する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
前記コンピュータは、
日時を計時する計時部と、
入力操作を受け付ける操作部と
を備え、
前記計時部が計時した結果に基づいて、所定時間間隔で時間経過に係るイベントを発生する都度又は前記操作部若しくは入力画面が入力操作に係るイベントを発生する都度、前記入力情報を更新記憶する
付記10に記載のプログラム。
前記ウェブサーバから入力画面情報、セッションの有効期限及び該入力画面情報に対応する入力画面の識別情報を受信し、
前記イベントの都度、前記入力画面に入力された入力情報及び受信した前記識別情報を対応付けて前記記憶部に更新記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報及び識別情報を再び受信した場合、該識別情報に基づいて、該入力画面情報に対応する入力画面を前記記憶部に更新記憶した入力情報を用いて、該入力情報を更新記憶した時点の状態に復元して前記表示部に表示する
付記10又は付記11に記載のプログラム。
前記入力画面における入力情報を前記有効期限内に前記ウェブサーバへ送信した場合、前記記憶部に更新記憶した入力情報を該記憶部から削除する
付記10から付記12までのいずれか一つに記載のプログラム。
セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を表示部及び記憶部を有する情報処理装置の該表示部に表示する入力画面表示方法において、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信し、
受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示し、
前記セッションの有効期限から定まる所定の期限を経過した場合、前記入力画面に入力された入力情報を前記記憶部に記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、該入力画面情報に対応する入力画面を、前記記憶部に記憶した入力情報を用いて、復元して前記表示部に表示する
入力画面表示方法。
セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を表示部及び記憶部を有する情報処理装置の該表示部に表示する入力画面表示方法において、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信し、
受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示し、
前記情報処理装置にイベントが発生する都度、該入力画面に入力された入力情報を前記記憶部に更新記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、該入力画面情報に対応する入力画面を、前記記憶部に更新記憶した入力情報を用いて、復元して前記表示部に表示する
入力画面表示方法。
画像を表示する表示部を備え、セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を該表示部に表示する情報処理装置において、
情報を記憶する記憶部と、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信する受信部と、
該受信部が受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示する表示制御部と、
前記受信部が受信したセッションの有効期限から定まる所定の期限を経過した場合、前記表示制御部が表示した前記入力画面に入力された入力情報を前記記憶部に記憶する記憶制御部と
を備え、
前記表示制御部は前記受信部が前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、該入力画面情報に対応する入力画面を、前記記憶制御部が前記記憶部に記憶した入力情報を用いて、復元して前記表示部に表示する
情報処理装置。
前記受信部が受信した前記有効期限が経過したか否かを判定する判定部を備え、
前記記憶制御部は前記判定部が経過したと判定した場合、前記入力画面に入力された入力情報を前記記憶部に記憶し、
前記表示制御部は前記受信部が前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、該入力画面情報に対応する入力画面を、前記記憶制御部が前記記憶部に記憶した入力情報を用いて、該入力情報を記憶した時点の状態に復元して前記表示部に表示する
付記16に記載の情報処理装置。
前記受信部は前記ウェブサーバから入力画面情報、セッションの有効期限及び該入力画面情報に対応する入力画面の識別情報を受信し、
前記記憶制御部は前記判定部が経過したと判定した場合、前記入力画面に入力された入力情報及び前記受信部が受信した前記識別情報を対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記表示制御部は前記受信部が前記ウェブサーバから前記入力画面情報及び識別情報を再び受信した場合、該識別情報に基づいて、該入力画面情報に対応する入力画面を、前記記憶部に記憶した入力情報を用いて復元して表示する
付記17に記載の情報処理装置。
前記入力画面における入力情報を前記ウェブサーバへ送信する送信部を備え、
前記記憶制御部は前記送信部が前記入力画面における入力情報を前記有効期限内に前記ウェブサーバへ送信した場合、前記記憶部に記憶した入力情報を該記憶部から削除する
付記16から付記18までのいずれか一つに記載の情報処理装置。
画像を表示する表示部を備え、セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を該表示部に表示する情報処理装置において、
情報を記憶する記憶部と、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信する受信部と、
該受信部(が受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示する表示制御部と、
自身にイベントが発生する都度、該入力画面に入力された入力情報を前記記憶部に更新記憶する更新記憶制御部と
を備え、
前記表示制御部は前記受信部が前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、該入力画面情報に対応する入力画面を、前記更新記憶制御部が前記記憶部に更新記憶した入力情報を用いて、復元して前記表示部に表示する
情報処理装置。
日時を計時する計時部と、
該計時部が計時した結果に基づいて、所定時間間隔で時間経過に係るイベントを発生する計時イベント発生部と、
入力操作を受け付ける操作部と
を備え、
前記更新記憶制御部は前記計時イベント発生部がイベントを発生する都度又は前記操作部若しくは入力画面が入力操作に係るイベントを発生する都度、前記入力情報を更新記憶する
付記20に記載の情報処理装置。
20 端末装置(コンピュータ、情報処理装置)
21 CPU(表示制御部、記憶制御部、判定部、更新記憶制御部)
23 RAM
24 ハードディスク(記憶部)
26 表示部
27 操作部
28 タイマ(計時部)
29 通信部(受信部、送信部)
30 ウェブサーバ
1N ネットワーク
2P プログラム
2c クッキーファイル
2f 入力情報退避ファイル
2p 情報登録ページ(入力画面)
2s 選択画面
Claims (12)
- セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を表示する処理を、表示部及び記憶部を有するコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信し、
受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示し、
前記セッションの有効期限から定まる所定の期限を経過した場合、前記入力画面に入力された入力情報を含む入力画面情報を前記記憶部に記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、再び受信した前記入力画面情報と、前記記憶部に記憶した入力画面情報とを比較して差分を抽出し、前記再び受信した入力画面情報に前記差分を追加し、前記再び受信した入力画面情報に対応する入力画面に、前記記憶部に記憶した入力情報を復元して前記表示部に表示する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。 - 受信した前記有効期限が経過したか否かを判定し、
経過したと判定した場合、前記入力画面に入力された入力情報を含む入力画面情報を前記記憶部に記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、再び受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を、前記記憶部に記憶した入力情報を用いて、該入力情報を記憶した時点の状態に復元して前記表示部に表示する
請求項1に記載のプログラム。 - 前記記憶部が前記入力情報を含む入力画面情報を複数記憶している場合、前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信したとき、該記憶部が記憶する複数の入力画面情報から一の入力画面情報を選択するための選択画面を前記表示部に表示し、
前記表示部に表示した選択画面にて選択された一の入力画面情報を用いて、再び受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を復元して表示する
請求項2に記載のプログラム。 - 前記ウェブサーバから入力画面情報、セッションの有効期限及び該入力画面情報に対応する入力画面の識別情報を受信し、
受信した前記有効期限が経過したと判定した場合、前記入力画面に入力された入力情報を含む入力画面情報及び受信した前記識別情報を対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報及び識別情報を再び受信した場合、該識別情報に基づいて、再び受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記記憶部に記憶した入力画面情報を用いて復元して表示する
請求項3に記載のプログラム。 - 前記入力画面における入力情報を前記有効期限内に前記ウェブサーバへ送信した場合、前記記憶部に記憶した入力情報を含む入力画面情報を該記憶部から削除する
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記入力画面を復元して表示した場合、前記記憶部に記憶した入力情報を含む入力画面情報を該記憶部から削除する
請求項1又は請求項2に記載のプログラム。 - セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を表示する処理を、表示部及び記憶部を有するコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信し、
受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示し、
前記コンピュータにイベントが発生する都度、前記入力画面に入力された入力情報を含む入力画面情報を前記記憶部に更新記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、再び受信した前記入力画面情報と、前記記憶部に更新記憶した入力画面情報とを比較して差分を抽出し、前記再び受信した入力画面情報に前記差分を追加し、前記再び受信した入力画面情報に対応する入力画面に、前記記憶部に更新記憶した入力情報を復元して前記表示部に表示する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。 - 前記コンピュータは、
日時を計時する計時部と、
入力操作を受け付ける操作部と
を備え、
前記計時部が計時した結果に基づいて、所定時間間隔で時間経過に係るイベントを発生する都度又は前記操作部若しくは入力画面が入力操作に係るイベントを発生する都度、前記入力情報を含む入力画面情報を更新記憶する
請求項7に記載のプログラム。 - セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を表示部及び記憶部を有する情報処理装置の該表示部に表示する入力画面表示方法において、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信し、
受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示し、
前記セッションの有効期限から定まる所定の期限を経過した場合、前記入力画面に入力された入力情報を含む入力画面情報を前記記憶部に記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、再び受信した前記入力画面情報と、前記記憶部に記憶した入力画面情報とを比較して差分を抽出し、前記再び受信した入力画面情報に前記差分を追加し、前記再び受信した入力画面情報に対応する入力画面に、前記記憶部に記憶した入力情報を復元して前記表示部に表示する
入力画面表示方法。 - セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を表示部及び記憶部を有する情報処理装置の該表示部に表示する入力画面表示方法において、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信し、
受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示し、
前記情報処理装置にイベントが発生する都度、該入力画面に入力された入力情報を含む入力画面情報を前記記憶部に更新記憶し、
前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、再び受信した前記入力画面情報と、前記記憶部に更新記憶した入力画面情報とを比較して差分を抽出し、前記再び受信した入力画面情報に前記差分を追加し、前記再び受信した入力画面情報に対応する入力画面に、前記記憶部に更新記憶した入力情報を復元して前記表示部に表示する
入力画面表示方法。 - 画像を表示する表示部を備え、セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を該表示部に表示する情報処理装置において、
情報を記憶する記憶部と、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信する受信部と、
該受信部が受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示する表示制御部と、
前記受信部が受信したセッションの有効期限から定まる所定の期限を経過した場合、前記表示制御部が表示した前記入力画面に入力された入力情報を含む入力画面情報を前記記憶部に記憶する記憶制御部と
を備え、
前記表示制御部は前記受信部が前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、再び受信した前記入力画面情報と、前記記憶部に記憶した入力画面情報とを比較して差分を抽出し、前記再び受信した入力画面情報に前記差分を追加し、前記再び受信した入力画面情報に対応する入力画面に、前記記憶制御部が前記記憶部に記憶した入力情報を復元して前記表示部に表示する
情報処理装置。 - 画像を表示する表示部を備え、セッションを確立したウェブサーバへ送信する情報が入力される画面を該表示部に表示する情報処理装置において、
情報を記憶する記憶部と、
前記ウェブサーバから入力画面情報及びセッションの有効期限を受信する受信部と、
該受信部が受信した前記入力画面情報に対応する入力画面を前記表示部に表示する表示制御部と、
自身にイベントが発生する都度、該入力画面に入力された入力情報を含む入力画面情報を前記記憶部に更新記憶する更新記憶制御部と
を備え、
前記表示制御部は前記受信部が前記ウェブサーバから前記入力画面情報を再び受信した場合、再び受信した前記入力画面情報と、前記更新記憶制御部が前記記憶部に更新記憶した入力画面情報とを比較して差分を抽出し、前記再び受信した入力画面情報に前記差分を追加し、前記再び受信した入力画面情報に対応する入力画面に、前記更新記憶制御部が前記記憶部に更新記憶した入力情報を復元して前記表示部に表示する
情報処理装置。
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