JP6279175B2 - 中継装置および通信ネットワーク - Google Patents

中継装置および通信ネットワーク Download PDF

Info

Publication number
JP6279175B2
JP6279175B2 JP2017552618A JP2017552618A JP6279175B2 JP 6279175 B2 JP6279175 B2 JP 6279175B2 JP 2017552618 A JP2017552618 A JP 2017552618A JP 2017552618 A JP2017552618 A JP 2017552618A JP 6279175 B2 JP6279175 B2 JP 6279175B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
frame
communication port
network
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017552618A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017090162A1 (ja
Inventor
幸子 谷口
幸子 谷口
竜介 川手
竜介 川手
俊行 中安
俊行 中安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6279175B2 publication Critical patent/JP6279175B2/ja
Publication of JPWO2017090162A1 publication Critical patent/JPWO2017090162A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay
    • H04L12/462LAN interconnection over a bridge based backbone
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/16Flow control; Congestion control in connection oriented networks, e.g. frame relay
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay
    • H04L12/462LAN interconnection over a bridge based backbone
    • H04L12/4625Single bridge functionality, e.g. connection of two networks over a single bridge
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/12Network monitoring probes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/16Threshold monitoring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/66Layer 2 routing, e.g. in Ethernet based MAN's

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、通信ネットワークを形成している通信装置の間で送受信されるフレームを中継する中継装置および通信ネットワークに関する。
近年、産業分野においてイーサネット(登録商標)化が進み、製造現場ではPLC(Programmable Logic Controller)、インバータ、センサなどのFA(Factory Automation)機器を結ぶ通信ネットワーク(以下、FAネットワークとする)が構築されている。FAネットワークでは、リアルタイム性が要求されるFA機器間をイーサネットで接続し、制御することが一般的である。イーサネットをベースとしたFAネットワークとしては、CC(Control&Communication)−Link IE(登録商標)が知られている。
CC−Link IEでは、制御側の通信装置(以下、マスタとする)と制御対象となる通信装置(以下、スレーブとする)の間をイーサネットで接続し、マルチキャスト通信を用いたトークンパッシング方式にて通信を行う(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の通信システムによれば、マスタは、制御対象であるスレーブに対して、ネットワーク存在確認フレームを定期的にブロードキャストで送信し、スレーブからの応答である存在確認応答フレームに含まれるスレーブの接続情報から新規接続端末の検出とトークン巡回路の設定を行う。
マスタは、トークン巡回路を決定した後、スレーブに対してトークンの送信先を通知する。マスタは、トークン巡回路をスレーブに通知後、自装置のデータとトークンをマルチキャストで送信する。マルチキャストで送信されたトークンには、次に送信権が与えられるスレーブのMAC(Media Access Control)アドレスが格納されている。自装置宛のトークンを受信したスレーブは、自装置が送信権を得たことを認識し、必要に応じてデータを送信した後に次のスレーブにトークンをマルチキャストで送信する。CC−Link IEでは、マスタがトークンを送信してからマスタが自装置宛のトークンを受け取るまでの時間が予め設定した時間内に収まるように制御する。この一連の処理を繰り返し、マスタとスレーブは周期的な通信であるサイクリック通信をする。
また、レイヤ2スイッチなどの中継装置に様々なFA機器を接続して構成されるFAネットワークでは、人為的なミスなどで通信経路が誤って接続され、ループ経路が形成される可能性がある。FAネットワークでは、ループ経路が形成され、ストームが発生することでFAネットワークの運用に支障をきたす。ストームとは、ブロードキャストフレームまたはマルチキャストフレームの転送、複製処理がループ経路上で無限に繰り返され、FAネットワークの帯域を圧迫することである。FAネットワークでは、高い信頼性が要求されているため、自律的にループ経路を検出して解消する機構が求められる。
従来のCC−Link IEにおいて、FAネットワーク内のループ経路を検出して解消する方法として、中継装置が、マスタから定期的に送信されるネットワーク存在確認フレームを用いて、設定時間内に閾値以上のネットワーク存在確認フレームを受信したポートでループ経路を検出したと判断し、当該ポートを閉塞する方法がある(例えば、特許文献2)。
特許第5084915号公報 国際公開第2015/075959号
従来のループ経路の検出方法では、マスタが1台で構成されるCC−Link IEのネットワークの場合には正常にループ経路を検出できる。しかしながら、1つのCC−Link IEのネットワークに複数のマスタが接続される場合がある。新規に接続されるマスタは、ネットワーク存在確認フレームをバースト的に複数回出力することがある。マスタが複数台接続されるネットワークで新たなマスタが接続された場合、中継装置では、複数のマスタからのネットワーク存在確認フレームの受信数の合計値が閾値以上になると、単一のマスタからのネットワーク存在確認フレームを閾値以上受信していなくても、誤ってループ経路が形成されていると判断し、ポートを閉塞してしまう場合がある、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、マスタが複数台接続されたネットワークにおいて、簡単な構成で容易にループ経路を検出するとともに、自律的にループ経路を解消する中継装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の中継装置は、通信端末との間でフレームを送受信する複数の通信ポートと、通信端末から通信ネットワーク内へ定期的に送信される特定のフレームを識別するフレーム識別部を備える。また、中継装置は、特定のフレームの受信数を監視する監視周期および通信ネットワークにおいてループ経路を検出するための受信閾値を設定する設定部と、通信ポート単位に、受信した特定のフレームの送信元の複数の通信端末を識別し、通信端末毎に監視周期内に受信した特定のフレームの受信数をカウントする監視部と、通信ポート単位に、監視部から通知された特定のフレームの受信数のカウンタ値と受信閾値とを比較してループ経路を検出したか否かを判定し、ループ経路を検出した通信ポートでのフレームの送受信を停止する制御を行う判定部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる中継装置は、マスタが複数台接続されたネットワークにおいて、簡単な構成で容易にループ経路を検出するとともに、自律的にループ経路を解消することができる、という効果を奏する。
実施の形態1にかかる通信ネットワークとしてのCC−Link IEネットワークの一例を示す図 実施の形態1にかかるマスタである通信端末から送信されるTestDataフレームの構成例を示す図 実施の形態1にかかるレイヤ2スイッチの構成例を示すブロック図 実施の形態1にかかるレイヤ2スイッチの延伸先にループ経路が形成された場合の通信ネットワークの一例を示す図 実施の形態1にかかるレイヤ2スイッチのループ経路を検出する動作を示すフローチャート 実施の形態1にかかるレイヤ2スイッチの処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の例を示す図 実施の形態1にかかるレイヤ2スイッチの処理回路をCPUおよびメモリで構成する場合の例を示す図 実施の形態2にかかるレイヤ2スイッチに1つのマスタが接続されており、新たに2つ目のマスタが接続された場合の通信ネットワークの一例を示す図 実施の形態3にかかるレイヤ2スイッチの通信ポート間でループ経路が形成された場合の通信ネットワークの一例を示す図 実施の形態3にかかるレイヤ2スイッチの延伸先にループ経路が複数存在する場合の通信ネットワークの一例を示す図 実施の形態3にかかるレイヤ2スイッチにおいて複数の通信ポートでループ経路を検出した場合の動作を示すフローチャート 実施の形態4にかかるCC−Link IEネットワーク上の警報情報を管理するネットワーク管理装置を含む通信ネットワークの構成例を示す図 実施の形態4にかかるレイヤ2スイッチのループ経路を検出してネットワーク管理装置へ通知する動作を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる中継装置および通信ネットワークを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる通信ネットワーク100としてのCC−Link IEネットワークの一例を示す図である。CC−Link IEネットワークでは、複数の通信端末がイーサネットによってライン状又はスター状に接続された同一セグメントのネットワークによって構成される。
通信ネットワーク100は、マスタとして動作する通信端末10X,10Yと、スレーブとして動作する複数の通信端末10A,10B,10C,10Dと、中継装置であるレイヤ2スイッチ20とを含んで構成されている。以降、通信端末10X,10Y,10Aから10Dを区別しない場合は、通信端末10と称することがある。通信端末10は、2つの通信ポートを有し、通信端末10の通信ポートは、LAN(Local Area Network)ケーブルを介して他の通信端末10の通信ポートまたはレイヤ2スイッチ20の通信ポートと接続される。通信端末10は、FA機器に接続されるか、FA機器に内蔵され、FA機器の制御情報またはデータを他の通信端末10との間で送受信する。通信ネットワーク100は、FA機器を結ぶ通信ネットワークである。
通信ネットワーク100においては、通信端末10Xの第1の通信ポートであるPort_X1と通信端末10Aの第2の通信ポートであるPort_A2とが接続され、通信端末10Xの第2の通信ポートであるPort_X2と通信端末10Bの第1の通信ポートであるPort_B1とが接続されている。通信端末10Bの第2の通信ポートであるPort_B2はレイヤ2スイッチ20の通信ポート20−1に接続されている。通信端末10Cの第1の通信ポートであるPort_C1はレイヤ2スイッチ20の通信ポート20−2に接続されている。通信端末10Dの第1の通信ポートであるPort_D1はレイヤ2スイッチ20の通信ポート20−3に接続されている。また、通信端末10Yの第1の通信ポートであるPort_Y1は新規にレイヤ2スイッチ20の通信ポート20−nに接続されることとする。
本実施の形態の通信ネットワーク100においては、CC−Link IEのマスタである通信端末10X,10Yから定期的に送信されている制御フレームであるネットワーク存在確認フレーム(以下、TestDataフレームとする)の流量を監視し、監視周期内でのTestDataフレームの受信数が受信閾値を超過した場合にループ経路が形成されていると判定する機構をレイヤ2スイッチ20などの中継装置に具備する。ここで、TestDataフレームとは、トークン巡回路に登録されていない新規端末を検出するため、すなわち、通信ネットワーク100の状態を確認するためにマスタである通信端末10X,10Yから定期的に送信される制御フレームである。
図2は、実施の形態1にかかるマスタである通信端末10X,10Yから送信されるTestDataフレーム200の構成例を示す図である。図2に示すTestDataフレーム200は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3によるイーサネットの規格に基づく構成である。TestDataフレーム200は、フレームの宛先MACアドレスであるDA(Destination Address)201、フレームの送信元MACアドレスであるSA(Source Address)202、イーサネットタイプを示すtype203、送信するデータのサイズによって長さが可変のデータ204、およびエラー検出用のFCS(Frame Check Sequence)207から構成される。データ204には、フレームの種別を識別するための識別情報であるフレーム識別情報205、およびTestDataフレームを送信したマスタのMACアドレス情報206が含まれる。本実施の形態では、TestDataフレーム200のフレーム識別情報205にはTestDataを示すフレーム識別情報が格納され、マスタのMACアドレス情報206にはマスタである通信端末10Xまたは通信端末10YのMACアドレスが格納される。レイヤ2スイッチ20では、TestDataフレーム200のデータ204に含まれるデータの一部であるフレーム識別情報205およびマスタのMACアドレス情報206を確認することにより、TestDataフレームを識別し、TestDataフレームの送信元のマスタを識別することができる。
図3は、実施の形態1にかかるレイヤ2スイッチ20の構成例を示すブロック図である。レイヤ2スイッチ20は、通信ポート受信部21−1から21−nと、フレーム識別部22−1から22−nと、ループ検出部23と、フレーム中継部24と、通信ポート送信部25−1から25−nと、を備えている。以降の説明において個々の構成を区別する必要のない場合、通信ポート受信部21−1から21−nを通信ポート受信部21、フレーム識別部22−1から22−nをフレーム識別部22、通信ポート送信部25−1から25−nを通信ポート送信部25と称することがある。図3に示すループ検出通知フレームについては、後述する実施の形態4において説明する。
なお、図3において、通信ポート受信部21−1および通信ポート送信部25−1により、図1に示す通信ポート20−1を構成しているものとする。同様に、通信ポート受信部21−2および通信ポート送信部25−2で通信ポート20−2を構成し、通信ポート受信部21−nおよび通信ポート送信部25−nで通信ポート20−nを構成する。通信ポート受信部21−1から21−nおよび通信ポート送信部25−1から25−nの末尾の番号は、通信ポート20−1から20−nの末尾の番号に対応するものとする。レイヤ2スイッチ20は、通信端末10との間でフレームを送受信する複数の通信ポート20−1から20−nを備えている。
通信ポート受信部21−1から21−nは、通信端末10から送信されたフレームを受信する。
フレーム識別部22−1から22−nは、対応する通信ポート受信部21−1から21−nで受信されたフレームの種別を識別し、受信されたフレームが特定のフレームか否かを識別する。本実施の形態において、特定のフレームとはTestDataフレームである。具体的に、フレーム識別部22−1から22−nは、受信されたフレームがマスタである通信端末10から定期的に送信されるTestDataフレームか否かを判別する。フレーム識別部22−1から22−nは、受信されたフレームからフレーム識別情報を抽出し、フレーム識別情報を確認してフレームの種別がTestDataフレームであると判別した場合、TestDataフレームを受信した通信ポートを識別する情報、およびTestDataフレームから抽出したマスタのMACアドレス情報206であるマスタを識別する情報をループ検出部23へ通知する。通信ポートを識別する情報とは、通信ポート20−1から20−nのいずれかを識別する情報である。
ループ検出部23は、各通信ポート20−1から20−nの通信ポート受信部21−1から21−nで受信されたTestDataフレームの受信数を送信元のマスタ毎に管理し、ループ経路が形成されているか否かを判定する。ループ検出部23は、設定部231と、監視部232と、判定部233と、を備えている。
設定部231は、レイヤ2スイッチ20において、特定のフレームであるTestDataフレームの受信数を監視する監視周期、および特定のフレームの受信数に対する受信閾値の設定を、通信ネットワーク100のネットワーク管理者などから受け付ける。また、受信閾値とは、ループ経路が形成されているか否かを判定するため、すなわちループ経路を検出するための閾値である。設定部231は、通信ネットワーク100のネットワーク管理者などから受け付けた監視周期および受信閾値について、監視周期を監視部232に設定し、受信閾値を判定部233に設定する。
監視部232は、TestDataフレームの受信頻度、すなわち設定された監視周期内でのTestDataフレームの受信数を通信ポート毎、および送信元のマスタ毎に監視する。監視部232は、図3に示すように、通信ポート毎に、複数のマスタ毎に監視周期を計測する複数のタイマ、および複数のマスタ毎にTestDataフレームの受信数を計測する複数のカウンタを備えている。監視部232は、同一通信ポートにおいて同一のマスタから監視周期内にTestDataフレームを複数回受信した場合、受信数を示すカウンタの値を受信の都度1だけ加算する。監視部232は、監視周期が満了した場合、対応するタイマの動作を停止し、対応するカウンタの値をリセット、すなわち0に戻す。監視部232は、各カウンタの値を、判定部233へ通知する。監視部232から判定部233へカウンタ値を通知するタイミングは、各カウンタで共通のタイミングでもよいし、各カウンタにおいてカウンタの値が変更されたタイミングでもよいし、特に限定されない。
判定部233は、監視部232から通知された各通信ポートにおける各マスタに対応した各カウンタのカウンタ値と、設定部231によって設定された受信閾値とを比較する。判定部233は、受信閾値以上のカウンタ値があった場合、受信閾値以上のカウンタ値を通知したカウンタに対応する通信ポートにおいてループ経路が形成されている、すなわちループ経路を検出したと判定する。判定部233は、通信ポート単位でループ経路を検出したか否かを判定する。判定部233は、ループ経路を検出した場合、全ての通信ポート20−1から20−nのフレーム識別部22−1から22−nに対して、ループ経路が検出された通信ポートの閉塞、すなわちループ経路が検出された通信ポートでのフレームの送受信の停止を指示する。
ループ検出部23の判定部233からループ経路が検出された通信ポートに対する閉塞指示があった場合、フレーム識別部22−1から22−nは、該当する通信ポートからの入力フレームおよび該当する通信ポートへの出力フレームを廃棄し、廃棄対象以外の通信ポートについてのフレームをフレーム中継部24へ出力する。なお、フレーム識別部22−1から22−nは、フレームを廃棄せずに廃棄対象のフレームであることがわかる情報、または転送可能な通信ポートの情報などをフレームに付与してフレーム中継部24へ出力してもよい。
フレーム中継部24は、MACアドレスと通信ポートとの対応関係を示したテーブルであるMACアドレステーブルを管理している。フレーム中継部24は、各通信ポート20−1から20−nにおいて受信されたフレームをフレーム識別部22−1から22−n経由で受け取ると、MACアドレステーブルを参照し、各フレームの宛先のMACアドレスと対応付けられている通信ポートの通信ポート送信部25へフレームを出力する。フレーム中継部24は、フレームの送信先を制御する。フレーム中継部24は、TestDataフレームなどのブロードキャストされたフレームを受け取った場合、ループ検出部23の判定部233からの閉塞指示がなければ、受け取ったフレームを受信した通信ポートを除く同一ネットワークに属する全ての通信ポートへ出力することになる。また、フレーム中継部24は、フレーム識別部22−1から22−nにおいてフレームに廃棄対象であることがわかる情報が付与されていた場合、該当するフレームを廃棄する。または、フレーム中継部24は、フレーム識別部22−1から22−nにおいてフレームに転送可能な通信ポートの情報が付与されていた場合、フレーム識別部22−1から22−n経由で受け取ったフレームを転送可能な通信ポートに対応する通信ポート送信部25へ出力する。
通信ポート送信部25−1から25−nは、フレーム中継部24から入力されたフレームを各通信ポートに接続されている通信端末10へ送信する。
つづいて、通信ネットワークにおけるレイヤ2スイッチ20のループ経路を検出する動作について説明する。一例として、図4に示した構成の通信ネットワーク100aにおける動作を説明する。図4は、実施の形態1にかかるレイヤ2スイッチ20の延伸先にループ経路が形成された場合の通信ネットワーク100aの一例を示す図である。通信ネットワーク100aは、マスタである通信端末10X,10Yとスレーブである通信端末10Aとが、レイヤ2スイッチ20およびハブ30を介して接続された構成となっている。レイヤ2スイッチ20の通信ポート20−1にハブ30が接続され、ハブ30と通信端末10Aとの間でループ経路が形成されているものとする。なお、ハブ30は、フレームを受信すると、受信した通信ポート以外の全通信ポートに対してフレームを転送する。
通信ネットワーク100aの場合、通信端末10X,10Yが送信したTestDataフレームは、ループ経路上で転送と複製とが繰り返される。その結果、レイヤ2スイッチ20の通信ポート20−1では、監視周期内でのTestDataフレームの受信数が受信閾値を超過することになり、ループ検出部23はループ経路の存在を検出する。ループ検出部23は、ループ経路を検出すると、ループ経路を検出した通信ポート20−1においてフレームの送受信を行わないよう、フレーム識別部22−1から22−nに対して検出した通信ポート20−1の閉塞を指示する。
レイヤ2スイッチ20では、閉塞指示を受けたフレーム識別部22−1から22−nの制御により、通信ポート20−1でのフレームの送受信動作を停止する。これにより、通信ネットワーク100aでは、ループ経路がCC−Link IEネットワークから切り離される。
レイヤ2スイッチ20においてループ経路を検出する動作を、フローチャートを用いて説明する。図5は、実施の形態1にかかるレイヤ2スイッチ20のループ経路を検出する動作を示すフローチャートである。
まず、レイヤ2スイッチ20では、ループ検出部23の設定部231において、ネットワーク管理者などから監視周期および受信閾値の設定を受け付け、監視部232に監視周期を設定し、判定部233に受信閾値を設定する(ステップS11)。
フレーム識別部22−1から22−nは、通信ポート受信部21−1から21−nで受信されたフレームを識別し、ループ経路の検出対象のフレーム、すなわちTestDataフレームを受信したか否かを確認する(ステップS12)。
ループ経路の検出対象のフレーム、すなわちTestDataフレームを受信していない場合(ステップS12:No)、フレーム識別部22−1から22−nは、ループ経路の検出対象のフレーム、すなわちTestDataフレームを受信したか否かの確認を継続する。
ループ経路の検出対象のフレーム、すなわちTestDataフレームを受信した場合(ステップS12:Yes)、フレーム識別部22−1から22−nは、TestDataフレームを受信した通信ポートを識別する情報、およびTestDataフレームから抽出したマスタのMACアドレス情報206であるマスタを識別する情報をループ検出部23へ通知する。
ループ検出部23の監視部232は、通信ポート毎に、同一のマスタから監視周期内に、ループ経路の検出対象のフレーム、すなわちTestDataフレームを既に受信しているか否かを確認する(ステップS13)。
同一のマスタから監視周期内に、ループ経路の検出対象のフレーム、すなわちTestDataフレームを受信していない場合(ステップS13:No)、監視部232は、新規にマスタ識別情報に対応したカウンタおよびタイマを保持する(ステップS14)。監視部232は、具体的に、図3に示すタイマn1およびカウンタn1、またはタイマnpおよびカウンタnpなどの組み合わせを保持する。
監視部232は、保持したマスタに対応したカウンタを1にし(ステップS15)、監視周期を計測するためのタイマの動作を開始する(ステップS16)。なお、監視部232は、前述のように、監視周期が満了した場合、対応するタイマの動作を停止し、対応するカウンタの値をリセットすなわち0に戻す。
レイヤ2スイッチ20では、ステップS12に戻って前述の処理を繰り返し実行する。レイヤ2スイッチ20において、同一のマスタから監視周期内に、ループ経路の検出対象のフレーム、すなわちTestDataフレームを既に受信していた場合(ステップS13:Yes)、監視部232は、対象のマスタに対応したカウンタを1加算する(ステップS17)。監視部232は、カウンタにおいてカウントされたTestDataフレームの受信数であるカウンタ値の情報を判定部233へ通知する。
判定部233は、監視部232から通知されたカウンタ値と、設定部231から設定された受信閾値とを比較する(ステップS18)。
カウンタ値が受信閾値未満の場合(ステップS18:No)、レイヤ2スイッチ20では、ステップS12に戻って前述の処理を繰り返し実行する。
カウンタ値が受信閾値以上の場合(ステップS18:Yes)、判定部233は、対象の通信ポートでループを検出したと判定し、対象の通信ポートでのフレームの送受信を停止する制御を行う(ステップS19)。判定部233は、具体的には前述のように、全ての通信ポート20−1から20−nのフレーム識別部22−1から22−nに対して、ループ経路が検出された通信ポートの閉塞を指示する。
なお、図3に示すレイヤ2スイッチ20においてはループ検出部23およびフレーム中継部24を別構成としたが、ループ検出部23の機能をフレーム中継部24が有する、すなわち、フレーム中継部24がループ検出を行う構成としてもよい。
また、ループ検出部23では、判定部233が、ループ経路の検出、およびループを検出した通信ポートでのフレームの送受信を停止する制御を行っていたが、ループ経路を検出する構成と、ループを検出した通信ポートでのフレームの送受信を停止する制御を行う構成を別々にしてもよい。
また、ループ検出部23は、送信元の通信端末10X,10Y毎に監視周期内でのTestDataフレームの受信数であるカウンタ値と受信閾値との比較結果に基づいてループ経路の有無を判定することとしたが、各通信ポートにおける送信元の通信端末10X,10Y各々のTestDataフレームの受信数同士を比較することにより判定することも可能である。すなわち、ループ検出部23は、TestDataフレームの受信数のばらつきが大きい場合、送信元の通信端末単位にフレームの受信数が最も多い通信ポートについて、ループ経路が形成されていることが原因と判断することができる。ループ検出部23は、例えば、通信ポート20−1から20−3がある場合に、通信ポート20−2でのTestDataフレームの受信数が通信ポート20−1および通信ポート20−3での受信数よりも多い場合、ループ経路が形成されていると判定し、通信ポート20−2を閉塞するようにしてもよい。
また、ループ検出部23は、TestDataフレームを利用してループ経路が形成されているか否かを判定することとしたが、同様の制御フレーム、例えば、マスタの通信端末10X,10Yから定期的にブロードキャストされるフレームがある場合、定期的にブロードキャストされるフレームを利用してループ経路が形成されているか否かを判定してもよい。
また、通信ネットワーク100,110aがCC−Link IEネットワークの場合について説明したが、制御フレームを定期的にブロードキャストする通信端末を含んで形成されている通信ネットワークであれば、中継装置であるレイヤ2スイッチ20を適用可能である。すなわち、中継装置であるレイヤ2スイッチ20のループ検出部23は、ブロードキャストされる制御フレームの受信状態、すなわち受信数を監視することにより、ループ経路を検出することが可能である。
つづいて、レイヤ2スイッチ20のハードウェア構成について説明する。レイヤ2スイッチ20において、通信ポート受信部21−1から21−nおよび通信ポート送信部25−1から25−n、すなわち通信ポート20−1から20−nは、イーサネットのフレームを送受信するインタフェース回路により実現される。フレーム識別部22−1から22−n、ループ検出部23、およびフレーム中継部24は、処理回路により実現される。すなわち、レイヤ2スイッチ20は、受信されたフレームの種別を識別し、ループ経路が形成されているか否かを判定し、フレームの送信先を制御するための処理回路を備える。処理回路は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)およびメモリであってもよい。
図6は、実施の形態1にかかるレイヤ2スイッチ20の処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の例を示す図である。処理回路が専用のハードウェアである場合、図6に示す処理回路91は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。フレーム識別部22−1から22−n、ループ検出部23、およびフレーム中継部24の各部の機能各々を処理回路91で実現してもよいし、各部の機能をまとめて処理回路91で実現してもよい。
図7は、実施の形態1にかかるレイヤ2スイッチ20の処理回路をCPUおよびメモリで構成する場合の例を示す図である。処理回路がCPU92およびメモリ93で構成される場合、フレーム識別部22−1から22−n、ループ検出部23、およびフレーム中継部24の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ93に格納される。処理回路では、メモリ93に記憶されたプログラムをCPU92が読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、レイヤ2スイッチ20は、処理回路により実行されるときに、受信されたフレームの種別を識別するステップ、ループ経路が形成されているか否かを判定するステップ、フレームの送信先を制御するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ93を備える。また、これらのプログラムは、フレーム識別部22−1から22−n、ループ検出部23、およびフレーム中継部24の手順および方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、CPU92は、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、またはDSP(Digital Signal Processor)などであってもよい。また、メモリ93とは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
なお、フレーム識別部22−1から22−n、ループ検出部23、およびフレーム中継部24の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、フレーム識別部22−1から22−nについては専用のハードウェアとしての処理回路91でその機能を実現し、ループ検出部23およびフレーム中継部24についてはCPU92がメモリ93に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、レイヤ2スイッチ20は、通信ネットワーク100,100a内のマスタの通信端末10X,10Yから定期的にブロードキャストされる制御フレームの監視周期内での受信数と、受信閾値とを比較した結果に基づいて、ループ経路の有無を判定し、ループ経路を検出した場合はループ経路を検出した通信ポートを閉塞することとした。これにより、レイヤ2スイッチ20では、CC−Link IEネットワークにおいてループ経路を容易に検出できるとともに、自律的にループ経路を解消することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、レイヤ2スイッチ20のループ経路の検出およびループ経路の解消の動作について説明した。本実施の形態では、新たにネットワークにマスタが接続された場合に、誤ってループ経路を検出しないレイヤ2スイッチの動作について説明する。
一例として、図8に示した構成の通信ネットワーク100bにおける動作について説明する。図8は、実施の形態2にかかるレイヤ2スイッチ20Aに1つのマスタが接続されており、新たに2つ目のマスタが接続された場合の通信ネットワーク100bの一例を示す図である。通信ネットワーク100bは、マスタである通信端末10Xとスレーブである通信端末10A,10Bとが、レイヤ2スイッチ20Aを介して接続された構成となっている。また、レイヤ2スイッチ20Aには、レイヤ2スイッチ20Bを介して、通信端末10C,10Dが接続されている構成とする。なお、レイヤ2スイッチ20A,20Bの構成は、実施の形態1のレイヤ2スイッチ20と同様とする(図3参照)。
通信ネットワーク100bの場合、マスタの通信端末10Xが送信したTestDataフレームは、ループ経路がないため、レイヤ2スイッチ20Aを介して正常に通信端末10A,10Bに転送され、レイヤ2スイッチ20A,20Bを介して正常に通信端末10C,10Dに転送される。レイヤ2スイッチ20A,20Bでは、通信ネットワーク100bの制御周期より短い監視周期内においてTestDataフレームの受信数が受信閾値を超過することはない。
ここで、新規にマスタ機能を持つ通信端末10Yがレイヤ2スイッチ20Aに接続された場合、通信端末10Yは、TestDataフレームをM回連続して送信することで新たにマスタが接続されたことを通信ネットワーク100b内に通知する。この場合、レイヤ2スイッチ20Aの通信ポート20A−1におけるTestDataフレームの監視周期内での受信数は1回、通信ポート20A−2におけるTestDataフレームの監視周期内での受信数はM回となる。また、レイヤ2スイッチ20Bの通信ポート20B−1におけるにTestDataフレームの監視周期内での受信数は、通信端末10Xから受信した回数は1回、通信端末10Yから受信した回数はM回となる。このため、レイヤ2スイッチ20Bでは、ネットワーク管理者などが設定部231において受信閾値を(M+1)回と設定することで、正常にループ経路を検出できることになる。
仮に、レイヤ2スイッチ20Bの構成が図3に示す構成ではなく、送信元のマスタを識別しないでTestDataフレームの受信数のみでループ経路を検出する構成であった場合を想定する。受信閾値を(M+1)回に設定すると、レイヤ2スイッチ20Bでは、通信ポート20B−1で(M+1)回TestDataフレームを受信したことから、ループ経路を検出したと判定し、通信ポート20B−1を閉塞する。そのため、通信端末10C,10Dでは、通信端末10X,10A,10Bとはネットワークが分断されて通信できなくなってしまう。このような事態を回避するため、レイヤ2スイッチ20Bでは、受信閾値を(M+2)回以上に設定する必要があり、この結果、ループ経路の検出が遅れることになる。また、レイヤ2スイッチ20Bでは、同様に送信元のマスタを識別しない構成の場合、同時に複数台、例えばN台のマスタの通信端末が新規に接続された際にループ経路を誤検出しないため、受信閾値を(M×N+2)回以上に設定する必要がある。この場合、レイヤ2スイッチ20Bでは、ループ経路の検出がさらに遅れることになる。
一方、図3に示す構成と同様のレイヤ2スイッチ20Bでは、送信元のマスタ毎にTestDataフレームの受信閾値を(M+1)回に設定することで、ループ経路の検出が遅れることなく、早く正確にループ経路を検出できることになる。
なお、本実施の形態では、通信ネットワーク100bがCC−Link IEネットワークの場合を想定して説明したが、制御フレームを定期的にブロードキャストする通信端末を含んで形成されている通信ネットワークであれば、CC−Link IEネットワーク以外の通信ネットワークにもレイヤ2スイッチ20を適用可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、複数のマスタが接続される通信ネットワーク100bにおいて、レイヤ2スイッチ20Bでは、受信閾値を、新規にマスタ機能を持つ通信端末10が通信ネットワーク100bに接続された際に新規にマスタ機能を持つ通信端末10がTestDataフレームを連続して送信する回数のM回よりも1多い(M+1)回にする。これにより、レイヤ2スイッチ20Bでは、2以上のマスタ機能を持つ通信端末10が通信ネットワーク100bに接続された場合でも、早く正確にループ経路を検出することができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、ループ経路の検出条件、すなわちカウンタ値≧受信閾値を満たした通信ポートが1つの場合のレイヤ2スイッチ20の動作について説明した。本実施の形態では、ループ経路の検出条件を満たした通信ポートが複数の場合のレイヤ2スイッチ20の動作について説明する。
ループ経路の検出条件を満たした通信ポートが複数存在する通信ネットワークの構成についてはいくつかの構成が考えられる。例えば、レイヤ2スイッチ20の通信ポート間でループ経路が形成された場合、または、レイヤ2スイッチ20の延伸先にループ経路が複数存在する場合などが考えられる。図9は、実施の形態3にかかるレイヤ2スイッチ20の通信ポート間でループ経路が形成された場合の通信ネットワーク100cの一例を示す図である。また、図10は、実施の形態3にかかるレイヤ2スイッチ20の延伸先にループ経路が複数存在する場合の通信ネットワーク100dの一例を示す図である。なお、レイヤ2スイッチ20の構成は、実施の形態1のレイヤ2スイッチ20と同様とする(図3参照)。
図9に示した通信ネットワーク100cは、レイヤ2スイッチ20の通信ポート20−3にマスタの通信端末10Xが接続され、通信ポート20−1および通信ポート20−2にはスレーブの通信端末10Aが接続された構成となっている。通信ネットワーク100cでは、レイヤ2スイッチ20の通信ポート20−1,20−2と通信端末10Aとの間でループ経路が形成されている。
一方、図10に示した通信ネットワーク100dは、レイヤ2スイッチ20の通信ポート20−3にマスタの通信端末10Xが接続され、通信ポート20−1にハブ30Aが接続され、通信ポート20−2にハブ30Bが接続された構成となっている。また、ハブ30Aにスレーブの通信端末10Aが接続され、ハブ30Bにスレーブの通信端末10Bが接続されている。通信ネットワーク100dでは、ハブ30Aと通信端末10Aとの間でループ経路が形成され、また、ハブ30Bと通信端末10Bとの間でループ経路が形成されている。
レイヤ2スイッチ20は、複数の通信ポートにおいてループ経路の検出条件を満たした場合、図9に示した構成および図10に示した構成のうち、どちらのループ経路の形状となっているのか判定できない。
そのため、本実施の形態では、レイヤ2スイッチ20は、複数の通信ポートがループ経路の検出条件を満たした場合、ループ経路の検出条件を満たした複数の通信ポートのうち、任意に選択した1つの通信ポート以外の全ての通信ポートを閉塞する。すなわち、レイヤ2スイッチ20は、複数の通信ポートでループ経路を検出した場合、複数の通信ポートのうち1つの通信ポートを除いた全ての通信ポートでのフレームの送受信を停止する。
図9に示した通信ネットワーク100cの場合、レイヤ2スイッチ20のループ検出部23は、動作を開始してからしばらくすると、通信ポート20−1,20−2においてループ経路の検出条件を満たしたことを検知し、通信ポート20−1,20−2のいずれか一方を閉塞する。レイヤ2スイッチ20は、例えば、通信ポート20−2を閉塞する。この結果、レイヤ2スイッチ20では、通信ポート20−1,20−2の間のループ経路が解消する。これに伴い、閉塞しなかった通信ポート20−1では、監視周期内でのTestDataフレームの受信数が受信閾値以下の正常値となる。この結果、ループ検出部23では、通信ポート20−1において再びループ経路を検出することはない。また、通信ネットワーク100cの場合、レイヤ2スイッチ20は、ループ経路上の1箇所を閉塞するだけでループ経路を解消することができるため、マスタである通信端末10Xとスレーブである通信端末10Aとの間の接続を維持することができる。
一方、図10に示した通信ネットワーク100dの場合、レイヤ2スイッチ20の延伸先にループ経路が複数存在する。レイヤ2スイッチ20のループ検出部23は、例えば、図9に示した通信ネットワーク100cの場合と同様の手順で通信ポート20−2を閉塞する。しかしながら、通信ポート20−1の延伸先のループ経路が解消していないため、レイヤ2スイッチ20では、通信ポート20−1において監視周期内でのTestDataフレームの受信数が受信閾値を超過した状態が継続する。そのため、ループ検出部23は、監視周期内でのTestDataフレームの受信数が受信閾値を超過した状態が解消されない場合、規定された時間が経過後、さらに通信ポート20−1を閉塞する。この結果、通信ネットワーク100dでは、ループ経路が解消する。
レイヤ2スイッチ20において複数の通信ポートでループ経路を検出した場合の動作を、フローチャートを用いて説明する。図11は、実施の形態3にかかるレイヤ2スイッチ20において複数の通信ポートでループ経路を検出した場合の動作を示すフローチャートである。なお、ステップS11からステップS18までの処理は図5に示す処理と同様である。
レイヤ2スイッチ20の判定部233は、受信閾値以上のカウンタ値を示す通信ポートが複数存在する、すなわち、複数の通信ポートでループ経路を検出した場合(ステップS21:Yes)、該当する複数の通信ポートのうち1つの通信ポートを除いた全ての通信ポートでのフレームの送受信を停止する(ステップS22)。
判定部233は、規定の時間が経過するまで待機し(ステップS23:No)、規定の時間が経過した場合(ステップS23:Yes)、あらためて、カウンタ値が受信閾値以上の通信ポートがあるか否かを確認する(ステップS24)。
カウンタ値が受信閾値以上の通信ポートがある場合(ステップS24:Yes)、判定部233は、該当する通信ポート、すなわち、ループ経路を検出した複数の通信ポートのうちフレームの送受信を停止しなかった1つの通信ポートにおいてループ経路が継続していると判定し、対象の通信ポート、すなわち、フレームの送受信を停止しなかった1つの通信ポートでのフレームの送受信を停止する制御を行う(ステップS19)。
一方、カウンタ値が受信閾値以上の通信ポートがない場合(ステップS24:No)、判定部233は、通信ネットワークにおいてループ経路が解消したと判定して処理を終了する。
なお、複数の通信ポートでループ経路を検出していない場合(ステップS21:No)は実施の形態1と同様のため、判定部233は、ステップS19の処理を行う。
以上説明したように、本実施の形態によれば、レイヤ2スイッチ20のループ検出部23は、複数の通信ポートでループ経路を検出した場合、まず、ループ経路を検出した複数の通信ポートのうち、任意に選択した1つの通信ポート以外の全ての通信ポートを閉塞し、ループ経路の検出状態が解消されない場合には、さらに、閉塞しなかった1つの通信ポートについても閉塞する。これにより、レイヤ2スイッチ20では、必要以上に通信ポートを閉塞してしまうのを回避しつつ、自律的にループ経路を解消することができる。
なお、ループ検出部23は、複数の通信ポートでループ経路を検出した場合、選択した1つの通信ポート以外の全ての通信ポートを一斉に閉塞するのではなく、1通信ポートずつ順番に閉塞するようにしてもよい。すなわち、ループ検出部23は、ループ経路を検出した複数の通信ポートのうちの1つを最初に閉塞し、残りの通信ポート、すなわちループ経路を検出した通信ポートのうち閉塞しなかった通信ポートの状態を規定された期間にわたって監視する。ループ検出部23は、ループ経路が解消されない場合、ループ経路が検出された複数の通信ポートから、さらに1つの通信ポートを閉塞し、残りの通信ポートにおいてループ経路が解消されたか否かを規定された期間にわたって監視する。ループ検出部23は、ループ経路が解消されるまで、1つずつ通信ポートを閉塞する動作を繰り返し行うようにしてもよい。これにより、レイヤ2スイッチ20では、ループ経路を検出した複数の通信ポートを1つずつ順番に閉塞することにより、必要以上に通信ポートを閉塞してしまう事態を回避することができる。
実施の形態4.
実施の形態1,3では、レイヤ2スイッチ20がループ経路を検出し、自律的にループ経路を解消する手順について説明した。本実施の形態では、レイヤ2スイッチ20は、ループ経路を検出した場合、ループ経路を解消するとともに、ネットワーク管理装置にループ経路の検出を通知する場合について説明する。
図12は、実施の形態4にかかるCC−Link IEネットワーク上の警報情報を管理するネットワーク管理装置40を含む通信ネットワーク100eの構成例を示す図である。通信ネットワーク100eは、マスタとして動作する通信端末10Xと、スレーブとして動作する複数の通信端末10Aから10Cと、中継装置であるレイヤ2スイッチ20と、ネットワーク管理装置40とを含んで構成されている。
通信ネットワーク100eにおいては、通信端末10Xの第1の通信ポートであるPort_X1とネットワーク管理装置40の通信ポートであるPort_1とが接続され、通信端末10Xの第2の通信ポートであるPort_X2と通信端末10Aの第1の通信ポートであるPort_A1とが接続されている。通信端末10Aの第2の通信ポートであるPort_A2はレイヤ2スイッチ20の通信ポート20−1に接続されている。通信端末10Bの第1の通信ポートであるPort_B1はレイヤ2スイッチ20の通信ポート20−2に接続されている。通信端末10Cの第1の通信ポートであるPort_C1はレイヤ2スイッチ20の通信ポート20−3に接続されている。なお、レイヤ2スイッチ20の構成は、実施の形態1のレイヤ2スイッチ20と同様とする(図3参照)。
レイヤ2スイッチ20において、ループ検出部23の判定部233は、ループ経路を検出した場合、実施の形態1,3と同様の手順でループ経路を検出した対象の通信ポートを閉塞する。本実施の形態では、判定部233は、さらに、ループを検出した通信ポートを示すループ検出通知フレームを生成し、生成したループ検出通知フレームをフレーム中継部24および通信ポート送信部25を介してネットワーク管理装置40へ送信する。
ネットワーク管理装置40は、ループ検出通知フレームを受信した場合、ループ経路が検出されたことを、図示しない表示部などに表示してネットワーク管理者に通知する。
レイヤ2スイッチ20においてループ経路を検出した場合にネットワーク管理装置40へ通知する動作を、フローチャートを用いて説明する。図13は、実施の形態4にかかるレイヤ2スイッチ20のループ経路を検出してネットワーク管理装置40へ通知する動作を示すフローチャートである。なお、ステップS11からステップS19までの処理は図5に示す処理と同様である。
レイヤ2スイッチ20において、ループ検出部23の判定部233は、ステップS19の手順で通信ポートを閉塞する制御を行うと、ループ検出通知フレームを生成し、生成したループ検出通知フレームをフレーム中継部24および通信ポート送信部25を介してネットワーク管理装置40へ送信する(ステップS31)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、レイヤ2スイッチ20では、ループ検出部23の判定部233は、ループ経路を検出した場合、自律的にループ経路を解消するとともに、ループ経路を検出した通信ポートの情報をネットワーク管理装置40へ通知することとした。これにより、レイヤ2スイッチ20は、ループ経路を検出した通信ポートの情報を、ネットワーク管理装置40に逸早く通知することができる。また、ネットワーク管理装置40を確認することにより、ネットワーク管理者は、ループ経路が検出された通信ポートを認識することができる。
なお、実施の形態1,3,4では、通信ネットワークを形成するレイヤ2スイッチ20が1台の場合について説明したが、実施の形態2の場合と同様、通信ネットワークを形成するレイヤ2スイッチ20が2台以上の場合にも適用可能であり、各レイヤ2スイッチ20は実施の形態1,3,4と同様の動作を行う。
以上のように、本発明にかかる中継装置および通信ネットワークは、イーサネットをベースとしたFAネットワークを実現する場合に有用である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10X,10Y 通信端末(マスタ)、10A,10B,10C,10D 通信端末(スレーブ)、20,20A,20B レイヤ2スイッチ、20−1,20−2,20−3,…,20−n,20A−1,20A−2,20B−1 通信ポート、21−1,21−2,…,21−n 通信ポート受信部、22−1,22−2,…,22−n フレーム識別部、23 ループ検出部、231 設定部、232 監視部、233 判定部、24 フレーム中継部、25−1,25−2,…,25−n 通信ポート送信部、30,30A,30B ハブ、40 ネットワーク管理装置。

Claims (9)

  1. 通信端末とともに通信ネットワークを形成する中継装置であって、
    前記通信端末との間でフレームを送受信する複数の通信ポートと、
    前記通信端末から前記通信ネットワーク内へ定期的に送信される特定のフレームを識別するフレーム識別部と、
    前記特定のフレームの受信数を監視する監視周期および前記通信ネットワークにおいてループ経路を検出するための受信閾値を設定する設定部と、
    前記通信ポート単位に、受信した前記特定のフレームの送信元の複数の通信端末を識別し、前記通信端末毎に前記監視周期内に受信した前記特定のフレームの受信数をカウントする監視部と、
    前記通信ポート単位に、前記監視部から通知された前記特定のフレームの受信数のカウンタ値と前記受信閾値とを比較してループ経路を検出したか否かを判定し、ループ経路を検出した前記通信ポートでの前記フレームの送受信を停止する制御を行う判定部と、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  2. 前記特定のフレームは、前記通信ネットワークの状態を確認するために前記通信端末から送信される制御フレームである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記特定のフレームおよび前記特定のフレームの送信元の前記通信端末を識別する情報は、前記フレームに格納されているデータの一部である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の中継装置。
  4. 前記判定部は、前記受信閾値以上のカウンタ値を示す通信ポートが複数存在する場合、該当する複数の通信ポートのうち1つの通信ポートを除いた全ての通信ポートで前記フレームの送受信を停止する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の中継装置。
  5. 前記判定部は、さらに、規定された時間経過後に前記受信閾値以上のカウンタ値を示す通信ポートがある場合、該当する通信ポートで前記フレームの送受信を停止する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
  6. 前記判定部は、前記受信閾値以上のカウンタ値を示す通信ポートを検出した場合、ループ経路を検出したことを示す通知を前記通信ネットワークの管理装置へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の中継装置。
  7. 前記通信ネットワークは、ファクトリーオートメーション機器を結ぶ通信ネットワークである、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の中継装置。
  8. 前記通信ネットワークは、CC−Link IEネットワークである、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の中継装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1つに記載の中継装置と、
    複数の通信端末と、
    を備えたことを特徴とする通信ネットワーク。
JP2017552618A 2015-11-26 2015-11-26 中継装置および通信ネットワーク Active JP6279175B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/083284 WO2017090162A1 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 中継装置および通信ネットワーク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6279175B2 true JP6279175B2 (ja) 2018-02-14
JPWO2017090162A1 JPWO2017090162A1 (ja) 2018-02-15

Family

ID=58763210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017552618A Active JP6279175B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 中継装置および通信ネットワーク

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10567261B2 (ja)
JP (1) JP6279175B2 (ja)
KR (1) KR101870606B1 (ja)
CN (1) CN108293012B (ja)
DE (1) DE112015007035T5 (ja)
TW (1) TWI643469B (ja)
WO (1) WO2017090162A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109644148B (zh) * 2016-08-22 2021-04-09 三菱电机株式会社 通信装置和频带控制方法
JP6984299B2 (ja) * 2017-10-12 2021-12-17 ヤマハ株式会社 通信中継装置
JP7310495B2 (ja) * 2019-09-26 2023-07-19 オムロン株式会社 制御システム、情報処理装置およびプログラム
TWI708490B (zh) * 2019-11-19 2020-10-21 智易科技股份有限公司 網狀網路主從式架構角色決定與迴圈預防方法及實施該方法的網路裝置
CN111427317B (zh) * 2020-03-23 2021-10-15 深圳赛动生物自动化有限公司 主从控制器的通信方法、装置、计算机设备及存储介质
US11689455B2 (en) * 2020-05-28 2023-06-27 Oracle International Corporation Loop prevention in virtual layer 2 networks
CN116235482A (zh) 2020-07-14 2023-06-06 甲骨文国际公司 虚拟层2网络
US11757773B2 (en) 2020-12-30 2023-09-12 Oracle International Corporation Layer-2 networking storm control in a virtualized cloud environment
US11671355B2 (en) 2021-02-05 2023-06-06 Oracle International Corporation Packet flow control in a header of a packet
US11777897B2 (en) 2021-02-13 2023-10-03 Oracle International Corporation Cloud infrastructure resources for connecting a service provider private network to a customer private network
CN115022817A (zh) * 2022-05-30 2022-09-06 无锡富华物联科技有限公司 一种离线耳标数据传输方法、系统及终端

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3894758A (en) 1973-11-26 1975-07-15 Ford Motor Co Vacuum hose retainer
US8089888B2 (en) * 2001-12-10 2012-01-03 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for testing traffic and auxiliary channels in a wireless data communication system
US7672228B1 (en) * 2003-03-19 2010-03-02 Extreme Networks, Inc. System and method for network loop detection and recovery
US7515530B2 (en) * 2004-03-25 2009-04-07 Alcatel-Lucent Usa Inc. Detecting loops between network devices by monitoring MAC moves
JP2006013737A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Fujitsu Ltd 異常トラヒック除去装置
JP2006033275A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Fujitsu Ltd ループフレーム検知装置およびループフレーム検知方法
JP4390649B2 (ja) * 2004-07-14 2009-12-24 富士通株式会社 ネットワークループ検知装置
JP4667128B2 (ja) * 2005-06-13 2011-04-06 富士通株式会社 通信制御方法及び,これを適用する通信システム
US8437352B2 (en) * 2006-05-30 2013-05-07 Broadcom Corporation Method and system for power control based on application awareness in a packet network switch
JP2008067306A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Fujitsu Ltd ネットワーク監視装置およびネットワーク監視方法
JP4757163B2 (ja) * 2006-09-29 2011-08-24 富士通株式会社 レイヤ2ループ検出装置、レイヤ2ループ検出システムおよびレイヤ2ループ検出方法
JP4848254B2 (ja) * 2006-11-29 2011-12-28 アラクサラネットワークス株式会社 リングネットワークを構成する装置
JP2008278337A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Brother Ind Ltd 情報配信システム、同システムに用いる端末装置及びプログラム、並びに循環接続回避方法
JP4743196B2 (ja) * 2007-12-14 2011-08-10 ソニー株式会社 電子機器および電子機器におけるループ判断方法
JP5088162B2 (ja) 2008-02-15 2012-12-05 富士通株式会社 フレーム伝送装置およびループ判定方法
JP5065941B2 (ja) * 2008-02-29 2012-11-07 アラクサラネットワークス株式会社 スイッチ装置およびネットワークシステム
CN101272289B (zh) * 2008-05-09 2010-12-01 中兴通讯股份有限公司 端口线速发送测试数据帧的方法及以太网交换机
CN102265562B (zh) 2008-12-25 2014-11-26 三菱电机株式会社 通信管理装置、通信系统以及数据通信方法
RU2502203C2 (ru) * 2009-05-11 2013-12-20 Фудзицу Лимитед Узловое устройство и способ связи
CN104486136B (zh) * 2009-09-25 2018-03-13 三菱电机株式会社 通信管理装置及数据通信方法
JP5673663B2 (ja) 2010-02-19 2015-02-18 日本電気株式会社 ループ検出装置、システム、方法およびプログラム
JP5229343B2 (ja) * 2011-03-15 2013-07-03 オムロン株式会社 接続異常検出方法、ネットワークシステムおよびマスター装置
US9007958B2 (en) * 2011-06-29 2015-04-14 Brocade Communication Systems, Inc. External loop detection for an ethernet fabric switch
CN102347865B (zh) * 2011-11-04 2015-02-25 华为技术有限公司 一种以太网环路定位方法、交换设备及系统
US20140050099A1 (en) * 2012-08-20 2014-02-20 Chi-Feng Lin Network Device and Method for Loop Detection
TW201431320A (zh) * 2013-01-24 2014-08-01 Accton Technology Corp 迴路偵測的方法及網路裝置
JP6164032B2 (ja) 2013-10-09 2017-07-19 富士通株式会社 プログラム、入力画面表示方法及び情報処理装置
US20160254980A1 (en) 2013-11-25 2016-09-01 Mitsubishi Electric Corporation Relay device and communication network
US9459104B2 (en) * 2014-07-28 2016-10-04 Google Inc. Systems and methods for performing a multi-step process for map generation or device localizing
JP6388436B2 (ja) * 2014-08-29 2018-09-12 アライドテレシスホールディングス株式会社 ネットワーク機器、通信方法、プログラム、記録媒体
JP2016116029A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 富士通株式会社 ネットワーク監視方法、中継装置、および、ネットワーク監視システム
US10050804B2 (en) * 2016-06-01 2018-08-14 Pluribus Networks, Inc. Loop-free fabric utilizing distributed address and port tables
US10237088B2 (en) * 2016-10-07 2019-03-19 Ciena Corporation Systems and methods for avoiding inadvertent loops in a layer 2 switched network
JP2019022111A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 富士通株式会社 転送制御プログラム、転送制御方法および転送制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20180270140A1 (en) 2018-09-20
KR20180040723A (ko) 2018-04-20
CN108293012A (zh) 2018-07-17
JPWO2017090162A1 (ja) 2018-02-15
CN108293012B (zh) 2021-02-09
KR101870606B1 (ko) 2018-06-22
TWI643469B (zh) 2018-12-01
DE112015007035T5 (de) 2018-07-19
WO2017090162A1 (ja) 2017-06-01
US10567261B2 (en) 2020-02-18
TW201720084A (zh) 2017-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6279175B2 (ja) 中継装置および通信ネットワーク
RU2625935C2 (ru) Устройство связи для эксплуатируемой с избыточностью промышленной сети связи и способ эксплуатации устройства связи
KR101751195B1 (ko) 중계 장치 및 통신 네트워크
US10624089B2 (en) Network system and communication method
CN108029155B (zh) 网格网络节点
US10038620B2 (en) System and method for loopback and network loop detection and analysis
JPWO2016135828A1 (ja) 中継装置および通信システム
US10103933B2 (en) Detection of a faulty node in a network
EP4220423A1 (en) A daisy chain connected master-slave communication system and a method of operating thereof
RU2546574C1 (ru) Арбитр интерфейса rs-485
JPWO2017154180A1 (ja) 通信装置、通信システムおよび通信障害検出方法
JP6293375B2 (ja) 空気調和システム
US9344326B2 (en) Communication relay apparatus, active system switching method, and communication relay control board
JP2013128203A (ja) 通信システム、通信制御方法、通信装置、通信装置制御方法、及び、通信装置制御プログラム
RU185710U1 (ru) Модуль аналогового управления
JP2013197888A (ja) 情報伝送装置、情報伝送システム及び情報伝送方法
US20180351766A1 (en) Transmission system, transmission device, and loop prevention method
JPS61133499A (ja) 複数住戸の相互監視装置
JP2012222790A (ja) 通信システム、切替装置および中継装置
EP3540706B1 (en) System and method for addressing distant actuated safety devices
JP2018117195A (ja) 通信装置及び通信方法
JP2013150148A (ja) 通信システム及び通信線切り替え制御方法
GB2589463A (en) Communication circuitry and control circuitry thereof
JP2019009512A (ja) 通信制御システム
JP2017220734A (ja) 通信制御システム、通信制御方法及び通信制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171115

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20171115

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20171214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6279175

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250