JP6163980B2 - プログラム、情報処理方法、及び、情報処理装置 - Google Patents

プログラム、情報処理方法、及び、情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータに各種処理を実行させるプログラム、情報処理方法、及び、情報処理装置に関する。
従来、診療報酬点数についての計算処理を行う医療用事務処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−47848号公報
しかしながら、従来の技術では、データ内容について修正を行う場合、適切な処理を行うことができないという問題があった。
一つの側面では、本発明は修正を行った場合に複数のデータベースの同期を適切に行うことが可能なプログラム等を提供することを目的とする。
本願に開示するプログラムは、コンピュータに、第1データベース及び該第1データベースのデータに基づき生成される前記データを一部に含む第2データベースの内、第1データベースのデータに対する修正を受け付けた場合、修正後のデータを含む中間第1データベースを生成し、該中間第1データベースのデータに基づき、前記データを一部に含む中間第2データベースを生成し、前記中間第1データベースのデータに基づき、前記第1データベースを更新し、前記中間第2データベースのデータに基づき、前記第2データベースを更新する処理を実行させる。
一つの側面では、複数のデータベースの同期を適切に行うことが可能となる。
情報処理システムの概要を示す説明図である。 パーソナルコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 コンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 カルテ入力画面のイメージを示す説明図である。 第1カルテDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 第2カルテDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 病名入力画面のイメージを示す説明図である。 病名DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 会計表示画面である。 会計データDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 レセプトDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 点検DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 編集エラーDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 レセプト表示画面のイメージを示す説明図である。 中間病名DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 中間レセプトDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 中間編集エラーDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 各DBの生成処理手順を示すフローチャートである。 各DBの生成処理手順を示すフローチャートである。 DBの生成処理の手順を示すフローチャートである。 DBの生成処理の手順を示すフローチャートである。 DBの生成処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るレセプト表示画面のイメージを示す説明図である。 グレーアウト処理の手順を示すフローチャートである。 上述した形態のコンピュータの動作を示す機能ブロック図である。 実施の形態4に係るコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。
実施の形態1
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は情報処理システムの概要を示す説明図である。情報処理システムは情報処理装置1及びパーソナルコンピュータ2等を含む。情報処理装置1及びパーソナルコンピュータ2はインターネット等の通信網Nを介して接続されている。情報処理装置1は例えばサーバコンピュータまたはパーソナルコンピュータ等である。以下では情報処理装置1をコンピュータ1と読み替えて説明する。パーソナルコンピュータ2は、例えば病院、企業、大学または店舗等の施設で利用される機器である。
なお、本実施形態では、病院での医療行為に付随して入力される情報を取り扱う例を挙げて説明するがこれに限るものではない。例えば、企業の会計データまたは人事データ等を取り扱うようにしても良い。またパーソナルコンピュータ2を用いる以外に、携帯電話機、またはPDA(Personal Digital Assistant)等を用いても良い。また本実施形態では各種データの入力をパーソナルコンピュータ2で行い、各種ソフトウェア処理をコンピュータ1で行う例を示すがこれに限るものではない。パーソナルコンピュータ2にて全ての処理を一括して行うようにしても良い。以下、詳細を説明する。
図2はパーソナルコンピュータ2のハードウェア群を示すブロック図である。パーソナルコンピュータ2は制御部としてのCPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、入力部23、表示部24、記憶部25、時計部28及び通信部26等を含む。CPU21は、バス27を介してハードウェア各部と接続されている。CPU21は記憶部25に記憶された制御プログラム25Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM22は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM22は、記憶部としても機能し、CPU21による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部23はマウスまたはキーボード、マウスまたはタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU21へ出力する。表示部24は液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、CPU21の指示に従い各種情報を表示する。通信部26は通信モジュールであり、通信網Nを介してコンピュータ1との間で情報の送受信を行う。
記憶部25はハードディスクまたは大容量メモリであり、上述した制御プログラム25Pを記憶している。時計部28は日時情報をCPU21へ出力する。
図3はコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。コンピュータ1は制御部としてのCPU11、RAM12、入力部13、表示部14、時計部18、記憶部15、及び通信部16等を含む。CPU11は、バス17を介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は記憶部15に記憶された制御プログラム15Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM12は例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。RAM12は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部13はマウスまたはキーボード、マウスまたはタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU11へ出力する。表示部14は液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等であり、CPU11の指示に従い各種情報を表示する。通信部16は通信モジュールであり、通信網Nを介してパーソナルコンピュータ2との間で情報の送受信を行う。
記憶部15はハードディスクまたは大容量メモリであり、上述した制御プログラム15Pの他、第1カルテデータベース(以下、DBという)151、第2カルテDB152、病名DB153、会計データDB154及びレセプトDB155等を含む。その他、記憶部15には、編集エラーDB156、点検DB157、中間第1カルテDB251、中間第2カルテDB252、中間病名DB253、中間会計データDB254、中間レセプトDB255、及び中間編集エラーDB256等が記憶されている。なお、本実施形態ではコンピュータ1の記憶部15に各種DBを記憶する例を挙げたがこれに限るものではない。例えば通信網Nを介して接続される図示しないデータベースサーバ等に上述した各種DBを適宜記憶しても良い。この場合、CPU11は、必要に応じてデータベースサーバにアクセスし、データの書き込み及び読み出しを行う。
図4はカルテ入力画面のイメージを示す説明図である。パーソナルコンピュータ2の表示部24にはカルテ入力画面が表示される。医師、看護士、または病院職員を含む医療関係者であるユーザは入力部23からカルテに関する情報を入力する。図4の例では患者Aの8月6日のカルテが左側に表示され、9月13日のカルテが右側に表示されている。ユーザは入力部23から主観的な所見及び客観的な所見を入力する。図4の例では主観的な所見として、主観的所見を示す「S」の欄に「食欲有り、9月10日には解熱、若干の嘔吐あり」と入力されている。客観的な所見として、客観的所見を示す「O」の欄に「胸部聴診上、右中肺野領域の呼吸音減弱、深呼吸にてラ音出現」と入力されている。
続いてユーザは入力部23から処置及び処方を入力する。図4の例では、「内服、A錠200mg2錠、朝夕食後、5日分」等が入力されている。CPU21は、入力部23から入力されたカルテデータをコンピュータ1へ、通信部26を介して送信する。コンピュータ1のCPU11は通信部16を介して、カルテデータを受信する。CPU11は、カルテデータを第1カルテDB151及び第2カルテDB152に記憶する。
図5は第1カルテDB151のレコードレイアウトを示す説明図である。第1カルテDB151は患者番号フィールド、受診日フィールド、カルテ番号フィールド、所見区分フィールド、所見番号フィールド、データフィールド、医師名フィールド、更新日時フィールド等を含む。患者番号フィールドには患者を特定するための固有の患者番号が記憶される。受診日フィールドには、患者が受診した日が記憶されている。カルテ番号フィールドには、カルテを特定するための固有のカルテ番号が記憶されている。所見区分フィールドには、主観的な所見を示すSまたは客観的な所見を示すOのいずれかが記憶される。図5の例では主観的所見及び客観的所見が2つずつ記憶されている。
所見番号フィールドには、主観的所見または客観的所見それぞれの所見を特定するための番号が記憶されている。データフィールドには、所見が記憶されている。例えば、「食欲あり、9月10日には解熱」は所見区分「S」、所見番号「1」が付与されて記憶されている。医師名フィールドには、医師名が記憶されている。医師名はパーソナルコンピュータ2の入力部23からカルテデータを入力する際に併せて入力される。入力された医師名はカルテデータと共にコンピュータ1へ送信される。更新日時フィールドにはカルテを更新した日時が記憶されている。この日時はパーソナルコンピュータ2の時計部28が出力した日時であり、カルテデータと共にコンピュータ1へ送信される。なお、パーソナルコンピュータ2から送信されたカルテデータがコンピュータ1にて受信された日時を更新日時としても良い。この場合、CPU11は時計部18から出力された日時を第1カルテDB151に記憶する。図5の例ではカルテ番号「0001」のデータの更新日時は2010年9月13日20時6分59秒である。
図6は第2カルテDB152のレコードレイアウトを示す説明図である。第2カルテDB152は患者番号フィールド、受診日フィールド、オーダ番号フィールド、カルテ番号フィールド、剤番号フィールド、剤明細番号フィールド、コードフィールド、表示名フィールド、数量フィールド及び回数フィールド等を含む。オーダ番号フィールドには、処方の注文及び会計データを作成するための固有のオーダ番号が記憶されている。剤番号フィールドには処方する剤を特定するための剤番号が記憶されており、剤明細番号フィールドには剤番号に対応付けてさらに詳細な剤を特定するための剤明細番号が記憶されている。
コードフィールドには、薬及び飲み方等を特定するためのコードが記憶されている。表示名フィールドには、薬及び飲み方等の情報が記憶されている。数量フィールドには薬を処方する数量が記憶され、回数フィールドには処方した回数が記憶されている。図6の例では、「A錠200mg」は剤番号「001」、剤明細番号「001」、コード「15375」に対応付けられており、数量は「2」、回数は「5」と記憶されている。CPU11は、カルテデータを受信した場合、入力された薬名、回数、数量等に基づき、データを第2カルテDB152に記憶する。なお、本実施形態では説明を容易にするために、第1カルテDB151と第2カルテDB152とを分けて説明したが、これらをまとめて一つにしても良い。
図7は病名入力画面のイメージを示す説明図である。ユーザは入力部23から病名、開始日及び終了日を入力する。開始日は病気が開始した日であり、終了日は病気が治癒した日である。図7の例では病名「急性気管炎」及び「気管支肺炎の疑い」が記憶されている。また開始日は平成22年8月5日、終了日は平成22年8月31日と入力されている。CPU21は、入力部23から、病名データが入力された場合、病名データを、通信部26を介してコンピュータ1へ送信する。コンピュータ1のCPU11は、受信した病名データを病名DB153に記憶する。
図8は病名DB153のレコードレイアウトを示す説明図である。病名DB153は患者番号フィールド、病名連番フィールド、病名コードフィールド、病名フィールド、開始日フィールド、終了日フィールド及び転帰フィールド等を含む。病名連番フィールドには患者番号に対応付けて病名を順に特定するための固有の病名連番が記憶されている。病名コードフィールドには病名に関連づけられる固有の病名コードが記憶されている。病名フィールドには病名が記憶されている。開始日フィールドには、病気を発症した日が記憶され、終了日フィールドには、病気を治癒した日が記憶される。転帰フィールドには、病状が記憶される。具体的には完全に治癒した場合、「治癒」が記憶され、治療中である場合、「治療中」が記憶される。
図9は会計表示画面であり、図10は会計データDB154のレコードレイアウトを示す説明図である。CPU11は、第1カルテDB151及び第2カルテDB152の記憶内容に基づき、会計データを生成する。会計データDB154は患者番号フィールド、会計日付フィールド、剤情報フィールド、剤明細フィールド、点数フィールド、回数フィールド、オーダ番号フィールド、更新日時フィールド等を含む。会計日付フィールドには、会計データを生成する際の日付が記憶されている。剤情報フィールドには、会計データの各請求内容を特定するための剤情報が記憶されている。
剤明細フィールドには、請求の基礎となる処方及び処置を具体的に特定するための番号が記憶されている。例えば、剤情報「001」については、剤明細001の欄にて、A錠200mg2錠を示すコード「15375.02」が記憶されている。また剤明細002の欄にて飲み方「朝夕食後」を示す「912」が記憶されている。剤情報「002」については、剤明細001にてB錠15mg、3錠を示すコード「28250.03」が剤明細「001」に記憶されており、剤明細002にて、C錠15mgを示すコード「34324.03」が記憶されている。
CPU11は、公知の会計データ生成プログラムに従い、剤情報「003」〜「007」を会計データDB154に記憶する。剤情報「003」には「内服・頓服調剤料(外来)」を特定するコード「012」が記憶されており、剤情報「004」には「調剤技術基本料」を特定するコード「001」が記憶されている。剤情報「005」には「外来処方料(6種類以下)」を特定するコード「005」が記憶されている。剤情報「006」には「再診料」を特定するコード「034」を記憶されており、剤情報「007」には、「外来管理加算」を特定するコード「041」が記憶されている。CPU11は、処方する薬の数、診察内容、内科または外科の別、前回の診察日等に基づき、剤情報「003」〜「007」に対するデータを生成し、生成したデータを会計データDB154に記憶する。
点数フィールドには、処方及び処置内容に基づき付与される点数が記憶されている。例えば、「A錠200mg2錠」及び「朝夕食後」の場合、18点が会計データDB154に記憶される。また、「再診料」は69点と記憶される。回数フィールドには処方回数、または処置回数が記憶される。「A錠200mg2錠」及び「朝夕食後」は5回と記憶され、「再診料」は1回と記憶される。
図11はレセプトDB155のレコードレイアウトを示す説明図である。CPU11は、上述した第1カルテDB151、第2カルテDB152、病名DB153及び会計データDB154に基づきレセプトDB155を生成する。レセプトデータは診療行為に基づく費用の請求を行うために毎月必要とされるデータである。レセプトDB155は請求年月フィールド、診察年月、患者番号フィールド、診療科フィールド、レコード識別フィールド、レコード番号フィールド、データフィールド、作成日フィールド、更新日フィールド等を含む。請求年月フィールドには、レセプトに係る請求を行う年月が記憶されている。診療年月フィールドには、診療を行った年月が記憶されている。図11の例では2010年9月の診療行為に基づく請求を2010年10月にレセプト請求する例を示している。
診療科フィールドには診察科を特定するための固有の番号が記憶されている。図11の例では内科を示す「01」が記憶されている。レコード種別フィールドにはデータフィールドに記憶するデータを識別するための識別情報が記憶されている。例えば「RE」はレセプト単位データの先頭に記録する際に必須とされる情報であることを示し、「HO」は、医療保険レセプトの場合に記録される情報であることを示す。また「SI」は診療行為の記録情報であり、「IY」は医薬品の情報である。なお、以上述べたレコード識別以外に「SY」、「TO」等がある。「SY」は傷病名の情報であり、「TO」は特定機材の情報である。
レコード番号フィールドにはレセプトDB155の各データを特定するための番号が記憶されている。データフィールドにはレセプトの各明細データが記憶されている。例えばレコード番号「1」では患者氏名等、患者単位の基本情報が記憶されている。レコード番号「2」では保険に関するデータが記憶されている。レコード番号「3」では再診料等の診療行為に関するデータが記憶されている。その他、レコード番号「6」では、A錠等処方した医薬品に関するデータが記憶されている。作成日フィールドにはレセプトを作成した年月日が記憶されている。また、更新日フィールドには、レセプトDB155を更新した年月日が記憶されている。CPU11は、第1カルテDB151、第2カルテDB152、病名DB153及び会計データDB154の記憶内容に基づき、レセプトDB155を生成する。
図12は点検DB157のレコードレイアウトを示す説明図である。点検DB157は項番フィールド、エラーコードフィールド、エラー内容フィールド、及びエラー原因フィールド等を含む。エラーコードフィールドには、項番フィールドの項番に対応付けて、レセプト中のエラーを特定するための固有のエラーコードが記憶されている。エラー内容フィールドには、エラーコードに対応付けてエラー内容が記憶されている。エラー原因フィールドには、エラーの原因が記憶されている。CPU11はレセプトDB155に基づきレセプトを生成した後、点検DB157に基づき、レセプトにエラーが存在しないかを判断する。
CPU11はエラーが存在すると判断した場合、エラー内容を出力する。例えば、本実施形態では、図8で示すように2010年9月度のレセプト請求であるにもかかわらず、2010年9月度の病名が存在しないというエラーが存在する。CPU11は、レセプト内に傷病名のレコードが存在しない場合、エラーコード及びエラー内容を読み出す。CPU11は、編集エラーDB156にエラー内容を記憶する。図13は編集エラーDB156のレコードレイアウトを示す説明図である。編集エラーDB156は請求年月日フィールド、診療年月フィールド、患者番号フィールド、エラーコードフィールド、エラー内容フィールド及び更新日フィールド等を含む。
CPU11は、エラーコード及びエラー内容を編集エラーDB156に図13の如く記憶する。CPU11は、併せて時計部18から出力される日時を参照し、更新日を更新日フィールドに記憶する。その他、CPU11は、レセプトの患者氏名に外字が含まれている場合、点検DB157を参照し、エラーと判断する。また、CPU11は、入院以外の診療であるにもかかわらず診療行為に入院専用の診療行為が記憶されている場合等にも、点検DB157を参照し、エラーと判断する。CPU11は、読み出したエラーコード及びエラー内容をパーソナルコンピュータ2へ出力する。
図14はレセプト表示画面のイメージを示す説明図である。レセプト表示画面には、右半分に、実際のレセプトを模した画面が表示される。左上側には病名が表示され、左下側にはカルテが表示され、中央付近には会計データが表示されている。パーソナルコンピュータ2のCPU21は、受信したエラー内容を中央部上付近に、表示する。図14の例では「傷病名レコードが記録されていません」と表示される。ユーザは再び、図7に示す病名入力画面に移行し、病名、開始日、終了日を入力する。
図15は中間病名DB253のレコードレイアウトを示す説明図である。ユーザは入力部23から病名、開始日を入力する。なお、治癒していない場合は終了日を入力しなくても良い。図15の例では開始日「2010年9月13日」、病名「急性気管支炎」が入力される。CPU21は、入力された修正病名データである開始日及び病名をコンピュータ1へ送信する。コンピュータ1のCPU11は、レセプト生成後に修正病名データを受信した場合、中間病名DB253を生成する。具体的には、CPU11は、病名DB153の記憶内容を、中間病名DB253に展開する。さらにCPU11は、受信した修正病名データを中間病名DB253に記憶する。
中間病名DB253のレコードレイアウトは、病名DB153と実質的に同一である。修正病名データである3段目のデータが追加されている。CPU11は、患者番号を参照し、病名連番フィールドに新たな番号を記憶する。CPU11は、修正病名データの内病名を病名フィールドに記憶する。CPU11は、修正病名データの内開始日を開始日フィールドに記憶する。CPU11は、修正病名データに終了日が存在する場合、終了日を終了日フィールドに記憶する。CPU11は、修正病名データに終了日が存在する場合、転帰フィールドに「治癒」を記憶する。CPU11は、修正病名データに終了日が存在しない場合、空欄とするか、または、「治療中」の情報を転帰フィールドに記憶する。また、本実施形態では新たなレコードを追加したが、元のレコードを修正する形態であっても良い。例えば、図15における1段目及び2段目のレコードに係る終了日を2010年9月17日を示す「20100917」と修正し、中間病名DB253を生成するようにしても良い。
CPU11は、中間病名DB253を生成後、パーソナルコンピュータ2から他の患者データの出力要求を受け付けた場合、中間レセプトDB255及び中間編集エラーDB256の生成処理を行う。CPU11は、最初にレセプトDB155を読み出し、中間レセプトDB255に展開する。次いで、CPU11は、中間病名DB253の修正されたレコードに基づき、中間レセプトDB255の内容を更新する。図16は中間レセプトDB255のレコードレイアウトを示す説明図である。図16の例では、3段目のレコードが追加されている。請求年月は2010年10月、診察年月は2010年9月、患者番号は0001、診察科は01、レコード識別はSYで示す傷病名である。レコード番号3が新たに付与され、データとして、急性気管支炎を示す数値が記憶される。作成日はそのままであるが、CPU11は、更新日フィールドに時計部18から出力される年月日を記憶する。
その後、CPU11は、中間編集エラーDB256を生成する。図17は中間編集エラーDB256のレコードレイアウトを示す説明図である。CPU11は、編集エラーDB156の記憶内容を参照し、解消したエラーのレコードを消去する。図17の例では、エラーコードL2554で示されるエラー「傷病名レコードが記録されていません。」のレコードが消去される。CPU11はレセプトチェック業務の終了を示す情報をパーソナルコンピュータ2から受信した場合、DBの更新処理を行う。
CPU11は、中間病名DB253を読み出し、読み出したデータを病名DB153に上書きし、更新処理を行う。同様にCPU11は、中間レセプトDB255を読み出し、読み出したデータをレセプトDB155に上書きし、更新処理を行う。またCPU11は、中間編集エラーDB256を読み出し、読み出したデータを編集エラーDB156に上書きし、更新処理を行う。
以上述べたハードウェア群において、各種ソフトウェア処理を、フローチャートを用いて説明する。図18及び図19は各DBの生成処理手順を示すフローチャートである。CPU11は、エラーを検出した後、以下の処理を行う。CPU11は、編集エラーDB156にエラーコード及びエラー内容を記憶する(ステップS181)。CPU11は、エラーコード及びエラー内容をパーソナルコンピュータ2へ送信する(ステップS182)。パーソナルコンピュータ2のCPU21は、表示部24に受信したエラーコード及びエラー内容に基づき、エラー内容をレセプト表示画面上に表示する(ステップS183)。
CPU21は、入力部23から修正病名データを受け付ける(ステップS184)。具体的には、病名及び開始日、また必要である場合、終了日及び転帰に関する情報を入力部23から受け付ける。CPU21は、受け付けた修正病名データ、及び、患者番号をコンピュータ1へ送信する(ステップS185)。コンピュータ1のCPU11は、修正病名データ及び患者番号を受信する(ステップS186)。CPU11は、病名DB153の記憶内容を読み出し、中間病名DB253にコピーする(ステップS187)。
CPU11は、受信した修正病名データを中間病名DB253に記憶する(ステップS188)。具体的には、CPU11は、新たな病名連番を生成し、生成した新たなレコードに、受信した患者番号、病名、開始日、終了日、転帰等を入力する。またCPU11は、病名に対応する病名コードを記憶部15から読みだし、病名コードフィールドに記憶する。その後、ユーザが入力部23から別の患者の編集を行うべく、別の患者の表示要求を行ったとする。CPU21は、入力部23から別の患者の表示要求を受け付けた場合、別患者の表示要求をコンピュータ1へ出力する(ステップS189)。コンピュータ1のCPU11は、別の患者の表示要求を受信する(ステップS191)。
CPU11は、レセプトDB155の記憶内容を読み出し、中間レセプトDB255にコピーする(ステップS192)。CPU11は、修正病名データに関する情報を中間レセプトDB255に記憶する(ステップS193)。具体的にはCPU11は、記憶部15を参照し、受信した患者番号に対応する診察科の情報、請求年月、診察年月を記憶する。また病名を示すデータ及び病名の識別レコード「SY」を中間レセプトDB255に記憶する。CPU11は、時計部18から出力される日時を参照し、更新日を新たな日時に修正する。
CPU11は、編集エラーDB156の記憶内容を読み出し、中間編集エラーDB256にコピーする(ステップS194)。CPU11は、修正済みの修正病名データに関する情報を、中間編集エラーDB256から削除する(ステップS195)。パーソナルコンピュータ2のCPU21は、入力部23からレセプトチェック業務の終了要求を受け付ける。CPU21は、入力部23から受け付けたレセプトチェック業務の終了要求を、コンピュータ1へ送信する(ステップS196)。コンピュータ1のCPU11は、レセプトチェック業務の終了要求を受信する(ステップS197)。
CPU11は、当該終了要求の受信をトリガに、中間病名DB253の記憶内容を読み出し、当該記憶内容を病名DB153に上書きする(ステップS198)。CPU11は、中間レセプトDB255の記憶内容を読み出し、当該記憶内容をレセプトDB155に記憶する(ステップS199)。CPU11は、中間編集エラーDB256の記憶内容を読み出し、当該記憶内容を編集エラーDB156に上書きする(ステップS1910)。これにより、病名DB153を修正した場合でも、影響を受ける他のDBとの同期を図りつつ、最終的なレセプトデータを生成する事が可能となる。
実施の形態2
実施の形態2は第1カルテDB151または第2カルテDB152に対する修正を行う形態に関する。本実施形態では一例として、第2カルテDB152に入力した内容にエラーがあり、ユーザが入力部23から修正後のデータ(以下、修正カルテデータという)を入力する例を挙げて説明する。図20〜図22はDBの生成処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は、エラーを検出した後、以下の処理を行う。CPU11は、編集エラーDB156にエラーコード及びエラー内容を記憶する(ステップS201)。CPU11は、エラーコード及びエラー内容をパーソナルコンピュータ2へ送信する(ステップS202)。パーソナルコンピュータ2のCPU21は、表示部24に受信したエラーコード及びエラー内容に基づき、エラー内容をレセプト表示画面上に表示する(ステップS203)。
CPU21は、入力部23から修正カルテデータを受け付ける(ステップS204)。CPU21は、受け付けた修正カルテデータ、及び、患者番号をコンピュータ1へ送信する(ステップS205)。コンピュータ1のCPU11は、修正カルテデータ及び患者番号を受信する(ステップS206)。CPU11は、第2カルテDB152の記憶内容を読み出し、中間第2カルテDB252にコピーする(ステップS207)。
CPU11は、受信した修正カルテデータを中間第2カルテDB252に記憶する(ステップS208)。カルテの情報が変更された場合、会計に係るDBも影響を受けるため以下の処理を行う。CPU11は、会計データDB154の記憶内容を読み出す。CPU11は、読み出した会計データDB154の記憶内容を、中間会計データDB254にコピーする(ステップS209)。CPU11は、修正カルテデータにより修正される修正会計データを生成する(ステップS211)。CPU11は、生成した修正会計データを中間会計データDB254に記憶する(ステップS212)。例えば、新たな医薬品の処方に関する情報が追加された場合、剤明細、点数、回数、更新日時等の情報が追加される。
その後、ユーザが入力部23から別の患者の編集を行うべく、別の患者の表示要求を行ったとする。CPU21は、入力部23から別の患者の表示要求を受け付けた場合、別患者の表示要求をコンピュータ1へ出力する(ステップS213)。コンピュータ1のCPU11は、別の患者の表示要求を受信する(ステップS214)。
CPU11は、レセプトDB155の記憶内容を読み出し、中間レセプトDB255にコピーする(ステップS215)。CPU11は、修正カルテデータ及び修正会計データに関連する情報を中間レセプトDB255に記憶する(ステップS216)。具体的にはCPU11は、処方する医薬品が追加された場合、レコード識別「IY」、診察科、追加する医薬品のデータ、更新日等の情報を請求年月、診療年月及び患者番号に対応付けて中間レセプトDB255に記憶する。
CPU11は、編集エラーDB156の記憶内容を読み出し、中間編集エラーDB256にコピーする(ステップS217)。CPU11は、修正済みの修正カルテデータに関する情報を、中間編集エラーDB256から削除する(ステップS218)。パーソナルコンピュータ2のCPU21は、入力部23からレセプトチェック業務の終了要求を受け付ける。CPU21は、入力部23から受け付けたレセプトチェック業務の終了要求を、コンピュータ1へ送信する(ステップS219)。コンピュータ1のCPU11は、レセプトチェック業務の終了要求を受信する(ステップS221)。
CPU11は、当該終了要求の受信をトリガに、中間第2カルテDB252の記憶内容を読み出し、当該記憶内容を第2カルテDB152に上書きする(ステップS222)。CPU11は、中間会計データDB254の記憶内容を読み出し、会計データDB154に上書きする(ステップS223)。CPU11は、中間レセプトDB255の記憶内容を読み出し、当該記憶内容をレセプトDB155に上書きする(ステップS224)。CPU11は、中間編集エラーDB256の記憶内容を読み出し、当該記憶内容を編集エラーDB156に上書きする(ステップS225)。これにより、第2カルテDB152を修正した場合でも、影響を受ける他のDBとの同期を図りつつ、最終的なレセプトデータを生成する事が可能となる。
本実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3はレセプト表示画面においてレセプト対象の月以外のデータの表示形態を変更する形態に関する。図23は実施の形態3に係るレセプト表示画面のイメージを示す説明図である。CPU11は、上述した実施の形態におけるレセプトDB155、会計データDB154、第1カルテDB151及び第2カルテDB152を参照し、レセプト対象月及びこれに相前後する月のカルテデータ、会計データ及びレセプトデータを読み出す。CPU11は、読み出したカルテデータ、会計データ及びレセプトデータの内、当該月に属するデータと、相前後する月に属するデータとの表示形態が異なるよう表示情報を付して、パーソナルコンピュータ2へ出力する。
図23の例では、2010年8月がレセプト対象月として選択されている。パーソナルコンピュータ2のCPU21は、表示情報を参照し、2010年7月のカルテデータ、会計データ及びレセプトデータを、2010年8月のカルテデータ、会計データ及びレセプトデータとは異なる形態で表示する。本実施形態では透過率の高い黒色を7月度のデータに重畳するグレーアウト処理を行っている。以下では、グレーアウト処理を行う例を挙げて説明するが、これに限るものではない。
例えば、該当月(8月)のカルテデータ、会計データ及びレセプトデータを逆に目立つよう赤色の枠で囲む等の画像処理を行っても良い。また相前後する月のカルテデータ及び会計データのフォントを小さくしても良い。なお、本実施形態では、コンピュータ1がグレーアウト処理の情報を付加する例を挙げて説明するがこれに限るものではない。パーソナルコンピュータ2側のCPU21が、選択された月を参照し、選択月以外のデータに対し、グレーアウト処理を行っても良い。また、本実施形態では各月の病名データについては記載を省略しているが、同様に選択されていない月の病名データをグレーアウト処理しても良い。また、図23の例では前月のデータをグレーアウト処理する例を示したが、同様に次月のデータをグレーアウト表示しても良い。
図24はグレーアウト処理の手順を示すフローチャートである。ユーザはレセプト表示画面において、入力部23を介して、表示を希望する月を入力する。CPU21は、入力部23から入力された月の情報をコンピュータ1へ送信する。コンピュータ1のCPU11は、通信部16を介して表示する月の選択を受け付ける(ステップS241)。CPU11は、レセプトDB155、第1カルテDB151、第2カルテDB152及び病名DB153を参照し、表示する月及び前月の、レセプトデータ、病名データ及び会計データを読み出す(ステップS242)。CPU11は、前月のデータにグレーアウト処理する命令を付加する(ステップS243)。
CPU11は、表示する月及び前月のレセプトデータ、病名データ及び会計データをパーソナルコンピュータ2へ送信する(ステップS244)。同様に、CPU11は、グレーアウト処理命令を送信する(ステップS245)。パーソナルコンピュータ2のCPU21は、表示する月及び前月のレセプトデータ、病名データ及び会計データを受信する(ステップS246)。CPU21は、グレーアウト処理命令を受信する(ステップS247)。CPU21は、表示する月のレセプトデータ、病名データ及び会計データを表示部24に表示する(ステップS248)。CPU21は、前月のレセプトデータ、病名データ及び会計データをグレーアウトして表示部24に表示する(ステップS249)。これにより、ユーザはレセプト対象とする月の情報を容易に視認することが可能となる。
本実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
図25は上述した形態のコンピュータ1の動作を示す機能ブロック図である。CPU11が制御プログラム15Pを実行することにより、コンピュータ1は以下のように動作する。中間第1データベース生成部31は、第1データベース及び該第1データベースのデータに基づき生成される第2データベースの内、第1データベースのデータに対する修正を受け付けた場合、修正後のデータを含む中間第1データベースを生成する。中間第2データベース生成部32は、該中間第1データベースのデータに基づき、中間第2データベースを生成する。第1データベース更新部33は、前記中間第1データベースのデータに基づき、前記第1データベースを更新する。第2データベース更新部34は、前記中間第2データベースのデータに基づき、前記第2データベースを更新する。
図26は実施の形態4に係るコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。コンピュータ1を動作させるためのプログラムは、ディスクドライブ等の読み取り部10AにCD-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)ディスク、メモリーカード、またはUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体1Aを読み取らせて記憶部15に記憶しても良い。また当該プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1Bをコンピュータ1内に実装しても良い。さらに、当該プログラムは、インターネット等の通信網Nを介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図26に示すコンピュータ1は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを、可搬型記録媒体1Aまたは半導体メモリ1Bから読み取り、或いは、通信網Nを介して他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、制御プログラム15Pとしてインストールされ、RAM12にロードして実行される。これにより、上述したコンピュータ1として機能する。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
上記の本実施の形態1乃至4は、例えば医療機関の業務システムに適用可能である。医療機関において「レセプトデータ」、「会計データ」、「病名データ」、および「電子カルテデータ」は、それぞれ別々の業務プログラム、かつそれぞれ別々の業務に従事する利用者によって登録、更新されることがある。エラーは、エラーを修正する利用者が業務において使用する業務プログラムではなく、別の業務プログラムで登録、更新などされるデータについて検出される場合がある。例えば、レセプトのエラーチェックの結果、電子カルテデータにエラーがあると判定された場合、レセプト業務の利用者は、電子カルテを処理する業務プログラムを起動してエラーがあると判定されたデータを修正する。
データの登録、更新は排他処理されるため、電子カルテデータを、医師が登録、更新を行うのと同時に、レセプト業務の利用者が登録、更新を行うことはできない。そこで、上記の本実施の形態1乃至4に記載したように中間DBを設けることにより、レセプト業務の利用者が登録、更新を行うことを可能にした。なお、電子カルテデータに対して、医師は当月の情報を主な対象としているのに対し、レセプトは一月前の情報を対象にしており、同じ患者のデータであっても作業対象の部分は異なる。
以上の実施の形態1から4を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
第1データベース及び該第1データベースのデータに基づき生成される第2データベースの内、第1データベースのデータに対する修正を受け付けた場合、修正後のデータを含む中間第1データベースを生成し、
該中間第1データベースのデータに基づき、中間第2データベースを生成し、
前記中間第1データベースのデータに基づき、前記第1データベースを更新し、
前記中間第2データベースのデータに基づき、前記第2データベースを更新する
処理を実行させるプログラム。
(付記2)
第1データベースは、医療機関におけるカルテデータベース、病名データベース、及び、カルテデータベースのデータに基づき生成される会計データベースであり、
前記第2データベースは、カルテデータベース、病名データベース、及び、会計データベースの各データに基づき生成されるレセプトデータベースである
付記1に記載のプログラム。
(付記3)
病名データベースのデータに対する修正データを受け付け、
受け付けた修正データ及び前記病名データベースに基づき、中間病名データベースを生成し、
中間病名データベースに基づき中間レセプトデータベースを生成し、
前記中間病名データベース及び中間レセプトデータベースに基づき、前記病名データベース及び前記レセプトデータベースを更新する
付記2に記載のプログラム。
(付記4)
カルテデータベースのデータに対する修正データを受け付け、
受け付けた修正データ及び前記カルテデータベースに基づき、中間カルテデータベースを生成し、
前記中間カルテデータベースに基づき中間会計データベースを生成し、
中間カルテデータベース及び前記中間会計データベースに基づき中間レセプトデータベースを生成し、
前記中間カルテデータベース、中間会計データベース及び中間レセプトデータベースに基づき、前記カルテデータベース、会計データベース及びレセプトデータベースを更新する
付記2または3に記載のプログラム。
(付記5)
前記カルテデータベース、会計データベース及びレセプトデータベースは月に対応付けてデータを記憶しており、
受け付けた月及び該月に相前後する月を含むデータを前記カルテデータベース、会計データベース及びレセプトデータベースから読み出し、
前記相前後する月について読み出されたデータが、前記受け付けた月について読み出されたデータとは異なる表示形態となるように、読み出したデータを出力する
付記2から4のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記6)
情報処理装置を用いた情報処理方法において、
第1データベース及び該第1データベースのデータに基づき生成される第2データベースの内、第1データベースのデータに対する修正を受け付けた場合、修正後のデータを含む中間第1データベースを生成し、
該中間第1データベースのデータに基づき、中間第2データベースを生成し、
前記中間第1データベースのデータに基づき、前記第1データベースを更新し、
前記中間第2データベースのデータに基づき、前記第2データベースを更新する
情報処理方法。
(付記7)
第1データベース及び該第1データベースのデータに基づき生成される第2データベースの内、第1データベースのデータに対する修正を受け付けた場合、修正後のデータを含む中間第1データベースを生成する中間第1データベース生成部と
該中間第1データベースのデータに基づき、中間第2データベースを生成する中間第2データベース生成部と、
前記中間第1データベースのデータに基づき、前記第1データベースを更新する第1データベース更新部と、
前記中間第2データベースのデータに基づき、前記第2データベースを更新する第2データベース更新部と
を備える情報処理装置。
1 コンピュータ
1A 可搬型記録媒体
1B 半導体メモリ
2 パーソナルコンピュータ
10A 読み取り部
11 CPU
12 RAM
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
15P 制御プログラム
16 通信部
18 時計部
21 CPU
22 RAM
23 入力部
24 表示部
25 記憶部
25P 制御プログラム
26 通信部
28 時計部
31 中間第1データベース生成部
32 中間第2データベース生成部
33 第1データベース更新部
34 第2データベース更新部
151 第1カルテDB
152 第2カルテDB
153 病名DB
154 会計データDB
155 レセプトDB
156 編集エラーDB
157 点検DB
251 中間第1カルテDB
252 中間第2カルテDB
253 中間病名DB
254 中間会計データDB
255 中間レセプトDB
256 中間編集エラーDB
N 通信網

Claims (5)

  1. コンピュータに、
    第1データベース及び該第1データベースのデータに基づき生成される前記データを一部に含む第2データベースの内、第1データベースのデータに対する修正を受け付けた場合、修正後のデータを含む中間第1データベースを生成し、
    該中間第1データベースのデータに基づき、前記データを一部に含む中間第2データベースを生成し、
    前記中間第1データベースのデータに基づき、前記第1データベースを更新し、
    前記中間第2データベースのデータに基づき、前記第2データベースを更新する
    処理を実行させるプログラム。
  2. 第1データベースは、医療機関におけるカルテデータベース、病名データベース、及び、カルテデータベースのデータに基づき生成される会計データベースであり、
    前記第2データベースは、カルテデータベース、病名データベース、及び、会計データベースの各データに基づき生成されるレセプトデータベースである
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 病名データベースのデータに対する修正データを受け付け、
    受け付けた修正データ及び前記病名データベースに基づき、中間病名データベースを生成し、
    中間病名データベースに基づき中間レセプトデータベースを生成し、
    前記中間病名データベース及び中間レセプトデータベースに基づき、前記病名データベース及び前記レセプトデータベースを更新する
    請求項2に記載のプログラム。
  4. 情報処理装置を用いた情報処理方法において、
    前記情報処理装置が、
    第1データベース及び該第1データベースのデータに基づき生成される前記データを一部に含む第2データベースの内、第1データベースのデータに対する修正を受け付けた場合、修正後のデータを含む中間第1データベースを生成し、
    該中間第1データベースのデータに基づき、前記データを一部に含む中間第2データベースを生成し、
    前記中間第1データベースのデータに基づき、前記第1データベースを更新し、
    前記中間第2データベースのデータに基づき、前記第2データベースを更新する
    情報処理方法。
  5. 第1データベース及び該第1データベースのデータに基づき生成される前記データを一部に含む第2データベースの内、第1データベースのデータに対する修正を受け付けた場合、修正後のデータを含む中間第1データベースを生成する中間第1データベース生成部と
    該中間第1データベースのデータに基づき、前記データを一部に含む中間第2データベースを生成する中間第2データベース生成部と、
    前記中間第1データベースのデータに基づき、前記第1データベースを更新する第1データベース更新部と、
    前記中間第2データベースのデータに基づき、前記第2データベースを更新する第2データベース更新部と
    を備える情報処理装置。
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