JP6163714B2 - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法および半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法および半導体装置に関する。
集積回路の端子間隔が、パッケージ基板や中継基板(インターポーザ)の端子間隔より狭い場合がある。このような場合、集積回路上に配線(所謂、再配線)を再形成して、間隔の広い端子群を集積回路上に配置する。
特開2012−69718号公報
再配線は、シード層を陰極とする電解メッキにより形成される。シード層のうちメッキ層で覆われていない部分はメッキ後、ウェットエッチングにより除去される。この時メッキ層も浸食され、エッチング痕が生じる。
その結果、再配線を有する集積回路を繰り返し動作させるとエッチング痕が徐々に拡大し、やがて再配線は断線する。
上記の問題を解決するために、本製造方法の一観点によれば、集積回路が形成された半導体基板の一面に前記集積回路の再配線に対応し導電性の第1の結晶粒を複数含む導電層を形成する第1の工程と、前記導電層の表面側に配置された前記第1の結晶粒を互いに結合させて前記第1の結晶粒より大きい第2の結晶粒を形成する第2の工程とを有する半導体装置の製造方法が提供される。
開示の方法によれば、半導体装置の再配線が断線し難くなる。
図1は、実施の形態1の半導体装置の平面図である 図2は、図1のII-II線に沿った部分断面図である。 図3は、図2の部分拡大図である。 図4は、半導体装置の製造方法を説明する工程断面図である。 図5は、半導体装置の製造方法を説明する工程断面図である。 図6は、半導体装置の製造方法を説明する工程断面図である。 図7は、半導体装置の製造方法を説明する工程断面図である。 図8は、メッキ層の経時変化を説明する図である。 図9は、メッキ層のFIB/SIM断面像の一例である。 図10は、切削後のメッキ層の断面図である。 図11は、切削後のメッキ層のFIB/SIM断面像の一例である。 図12は、比較試料と同じ方法で形成した電極パッドの顕微鏡写真である。 図13は、シード層エッチング後の比較試料の断面図である。 実施の形態1の切削工程に代わるレーザビーム工程を説明する図である。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。尚、図面が異なっても対応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
(実施の形態1)
(1)構造
図1は、実施の形態1の半導体装置2の平面図である。図2は、図1のII-II線に沿った部分断面図である。
半導体装置2は図2に示すように、半導体チップ6と、半導体チップ6の一面に配置された再配線8と、半導体チップ6と再配線8の間に配置されたメッキシード層10とを有する。
半導体チップ6は、半導体基板12(例えば、Si基板)と集積回路4とを有する。集積回路4は例えば、半導体基板12に形成されたトランジスタなどの半導体デバイス14と、半導体デバイス14の上に配置された多層配線層16と、多層配線層16の表面を覆うパッシベーション膜18(例えば、SiN膜)とを有する。
多層配線層16は、層間絶縁膜(図示せず)と、層間絶縁膜に形成された配線(ビアを含む)と、パッシベーション膜18の開口部に設けられた電極パッド20とを有する。電極パッド20は、層間絶縁膜に形成された配線を介して半導体デバイス14に接続される。電極パッド20は、集積回路4の端子である。
再配線8は図1に示すように、一端にコンタクト部22を有し、他端に端子部24を有する。コンタクト部22は図2に示すように、電極パッド20上に配置される。
端子部24は、半導体装置2の端子である。端子部24の間隔は図1に示すように、電極パッド20の間隔より広い。
図3は、図2の部分拡大図である。図3では、半導体デバイス14は省略されている(図8、10、13においても同様)。
再配線8は図3に示すように、半導体チップ側26に配置された導電性を有する複数の第1の結晶粒28と、表面側30に配置され複数の第1の結晶粒28それぞれより大きい導電性の第2の結晶粒32とを有する。
換言すると、第2の結晶粒32の体積は、第1の結晶粒28それぞれの体積より大きい。第1の結晶粒28は、例えばCu(銅)の結晶である。第2の結晶粒32も、例えばCuの結晶である。第1の結晶粒28および第2の結晶粒32は、図3に示すように、亜粒界36を含んでもよい。
ここで結晶粒は、粒界38により囲われた粒子である。粒界38は隣り合う結晶の方位差が一定値(例えば、18°)以上の境界であり、多数の空孔が入り乱れるように存在する領域である。亜粒界36は隣接する結晶の方位差が一定値(例えば、18°)より小さい境界であり、刃状転移等が集まった境界である。
(2)製造方法
図4〜7は、半導体装置2の製造方法を説明する工程断面図である。
―半導体基板の用意(図4(a))―
まず集積回路4が形成された半導体基板12a(例えば、Siウエハ)を用意する。
―メッキ工程(図4(b)〜図5(b))
次に図4(b)に示すように、半導体基板12aの一面にメッキシード層10を、例えば直流スパッタにより堆積する。メッキシード層10は、例えば厚さ100nmのTi膜とこのTi膜の上に堆積された厚さ250nmのCu膜とを有する二層膜である。
図5(a)に示すように、このメッキシード層10の上に開口部44を有するメッキマスク42を形成する。メッキマスク42は例えばフォトレジスト膜であり、開口部44は再配線8に対応する。
その後図5(b)に示すように、メッキシード層10を一方の電極(具体的には例えば、陰極)とする電解メッキ法によりメッキマスク42の開口部内に、再配線8に対応するメッキ層(導電層)46を形成する。メッキ層46は、例えば厚さ15μmの銅メッキ層である。メッキ層46は、例えば光沢を有する光沢メッキ層である。メッキ層46の幅は、例えば5μmである。メッキ層46の間隔は、例えば10μmである。
メッキ液は、例えば電解銅メッキ液(ダウケミカル ローム&ハース材料事業部製 Cu8540)である。電流密度は、8A/dmである。メッキ温度は30℃である。
図8は、メッキ層46の経時変化を説明する図である。メッキ層46は、メッキ直後は導電性の微細な結晶粒(例えば、粒径1μm以下のCu結晶粒)を多数含んでいる。この結晶粒は時間とともに除々結合して、後述する切削工程までの待ち時間の間に大きく成長する。
その結果、メッキ層46内の結晶粒(第1の結晶粒28)は図8に示すように、亜粒界36を含む大きな結晶粒28(例えば、粒径が1μmより大きいCu結晶粒)に成長する。切削工程までの待ち時間は製造工程の進捗状況などにより変化し、例えば数時間〜数十時間である。
図9は、メッキ層46のFIB/SIM(Focused Ion Beam/Scanning Ion Microscope) 断面像の一例である。メッキ後の経過時間は、10〜20時間である。断面像中の直線状の境界(左上から右下に向かう境界と略水平な境界)は亜粒界36であり、不規則に湾曲する境界は粒界38である。メッキ層の形成後一定時間が経過するとメッキ層46には、粒界38に囲まれた大きな結晶粒28が成長する。
以上のようにメッキ工程では、時間と共に成長する導電性の第1の結晶粒28を複数含むメッキ層46(導電層)が形成される。
―切削工程(図6)―
図6に示すように、例えばBN(窒化ホウ素)製の刃先50を有する切削装置(例えば、ディスコ社DFS8920)により、メッキ層46の表面を切削する。切削する厚さは、例えば約5μmである。図10は、切削後のメッキ層46の断面図である。図10には、半導体基板12a等も示されている。
図10に示すように切削時の摩擦熱により、メッキ層46の表面側30に配置された複数の第1の結晶粒28(図8参照)は互いに結合して、第1の結晶粒28より大きい第2の結晶粒32になる。この時第2の結晶粒32は、半導体基板12aに沿って伸びる。第2の結晶粒32が伸びる方向は、切削方向である。第2の結晶粒32には、図10に示すようにしばしば亜粒界36が含まれる。
図11は、切削後のメッキ層46のFIB/SIM断面像の一例である。図11では、第2の結晶粒32(図10)のコントラストは大きくない。しかし詳しく観察すると、メッキ層46の表面側30には半導体基板12aに沿って伸びる大きな結晶粒が複数観測される。一方メッキ層46の半導体基板側12aには、亜粒界を含む小さな結晶粒が多数観察される。
切削装置の刃先50としては、摩擦係数の大きなものが好ましい。切削装置の刃先50としてはBN製の刃先以外にも、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、炭化ケイ素などのセラミック製の刃先を用いることができる。或いは、切削装置の刃先50としては、タングステン、モリブデン、タングステンカーバイトなどの超硬金属(または、超硬合金)を用いることができる。
―メッキマスク除去工程(図7(a))―
次に図7(a)に示すように、メッキマスク42を除去する。メッキマスク42の除去は、切削工程の前に行ってもよい。
―シード層エッチング工程(図7(b))―
その後図7(b)に示すように、メッキシード層10のうちメッキ層46で覆われていない部分をウエットエッチングにより除去する。
例えばメッキシード層10がTi膜とCu膜の二層膜の場合、まずCu膜を酢酸と過酸化水素水と水の混合液により除去する。その後Ti膜を、フッ酸と水の混合液により除去する。以上により、再配線8が形成される。
―後処理工程―
次に、再配線8の端部24(図1及び7参照)にはんだボールを接合する。最後に半導体基板12aを、複数の半導体装置2に分割する。
(3)信頼性
半導体装置2の信頼性は、温度サイクル試験により評価される。
評価用の半導体装置2は400本の再配線8を有し、各辺が8.5mmの半導体装置である。このような半導体装置2の各端子部24(図1参照)に、直径200μmのSn-Ag-Cuはんだボールを接合する。その後、半導体装置2をパッケージ基板にフリップチップ実装し、半導体装置2とパッケージ基板の間にアンダーフィルを充填し硬化させる。その後、温度サイクル試験を行う。
温度サイクル試験の低温側の保持温度は、−55℃である。高温側の保持温度は、125℃である。保持時間は、高温側および低温側とも15分である。サンプル数は、30個である。
半導体装置2にこの温度サイクル試験を1000サイクル行っても、半導体装置2は一つも断線不良を起こさない。
一方、切削工程を省略して製造される半導体装置(以下、比較試料と呼ぶ)では300〜350サイクルの温度サイクル試験で断線不良を起こす比較試料が出始め、500サイクルの温度サイクル試験で全サンプル30個のうち約12〜14個の比較試料が断線不良を起こす。
図12は、比較試料と同じ手順で形成した電極パッドの顕微鏡写真である。電極パッドの一辺は30μmである。シード層エッチングは、メッキ後17時間経過した時点で行われた。シード層エッチングによりパッド表面に腐食痕が多数形成され、光沢を放っていたパッド表面が、図12に示すように無光沢になる。
図13は、シード層エッチング後の比較試料2aの断面図である。
比較試料2aは、切削工程を有さないこと以外は半導体装置2の製造方法と同じ手順により製造される。このためシード層エッチングの時点でも、メッキ層46の表面側30には、図8に示すように粒界38に囲まれた第1の結晶粒28が多数存在する。
このためメッキ層46の表面56には、粒界38が多数交わっている。シード層エッチングにより表面56に交わる粒界38が浸食されて、図13に示すように腐食痕52が多数形成される。亜粒界36も粒界38と同様腐食されるが、その程度は粒界38より格段に小さい。
比較試料は、温度サイクルに曝されると反りと戻りを繰り返す。この繰り返しにより腐食痕52が除々に拡大し、やがて、再配線8aは断線する。
実施の形態1の半導体装置2では図3に示すように、第1の結晶粒28より大きい第2の結晶粒32が再配線8の表面側30に形成される。このため、再配線8の表面に交わる粒界38は僅かである。したがってシード層エッチングにより発生する腐食痕52も僅かであり、再配線8は断線し難くい。
さらに半導体装置2では、第2の結晶粒32が半導体基板12に沿って伸びている。このため、再配線8の表面56に交わる粒界38はさらに少なくなる。その結果、再配線8はさらに断線し難くなる。
半導体基板12が薄いほど、温度サイクルによる半導体基板12の反りと戻りは大きくなる。したがって、半導体基板12が薄いほど再配線8は断線し易くなる。
故に半導体基板12が薄くなるほど、半導体装置2は比較試料に比べ断線不良を起こし難くなる。半導体基板12の厚さとしては、150μm以下25μm以上が好ましく、さらに好ましくは100μm以下50μm以上である。
メッキ工程からシード層エッチングまでの待ち時間が短い場合(例えば、4時間以下の場合)、第1の結晶粒28の成長は大きくない。したがって待ち時間が短ければ切削工程を省略しても、再配線が断線する頻度は高くはない。
しかしシード層エッチングまでの待ち時間は製造工程の進捗状況により変化するので、シード層エッチングまでの待ち時間を常に短くすることは容易ではない。しかし実施の形態1によれば、シード層エッチングまでの待ち時間の長短によらず、断線不良を起こり難くすることができる。
実施の形態1では、再配線8の表面は切削工程により平坦化される。このため再配線8を伝搬する高周波信号の経路が短くなり、半導体装置2の応答速度が速くなる。
メッキ層46の材料として、Cuが例示されている。しかし、メッキ層46の材料としては他の金属(例えば、Ni,Au,W,Al)を用いてもよい。またメッキシード層10の材料としては、例えばNiを用いてもよい。
(実施の形態2)
(1)構造
実施の形態2の半導体装置の構造は、図1及び2を参照して説明した実施の形態1の半導体装置2の構造と略同じである。したがって実施の形態2の半導体装置の構造に関する説明は、省略する。
(2)製造法
実施の形態2の製造方法では、メッキ層46を切削する代わりにメッキ層(導電層)46の表面にレーザビームを照射する。この事以外は、実施の形態2の製造方法は、実施の形態1の製造法と略同じである。
図14は、実施の形態1の切削工程に代わるレーザビーム照射工程を説明する図である。レーザビーム照射工程以外の説明は、省略または簡単にする。
図14に示すようにレーザビーム54が照射されると、メッキ層46の表面側の結晶粒は加熱され互いに結合する。その結果、表面側30の結晶粒のサイズ(体積)は、半導体基板側26aの結晶粒のサイズ(体積)より大きくなる。
メッキ層46に照射するレーザは、例えばYAGレーザ(Nd:YAGレーザ)である。照射するレーザの波長は例えば532nmである。レーザ光強度は、例えば0.8W/cm2である。ビーム径は、50〜200μmである。これらの条件により、メッキ層46の一部が除去(レーザアブレーション)されるとともに、表面側30の結晶粒が半導体基板側26aの結晶粒より大きくなる。レーザ光強度を弱くしてメッキ層46の一部を除去することなく、メッキ層の表面側30の結晶粒を大きくしてもよい。
実施の形態2の半導体装置に温度サイクル試験を1000サイクル行っても、実施の形態1の半導体装置2と同様、断線不良は起こらない。温度サイクル試験の条件は、実施の形態1と同じである。
このように実施の形態2によっても、半導体装置の再配線は断線し難くなる。
以上の例ではメッキ層46は、光沢メッキ層である。しかしメッキ層46は、無光沢メッキ層であってもよい。
また以上の例では、メッキ層から再配線が形成される。しかし再配線を形成する導電層は、例えば粒径がサブミクロン以下の金属粒子(ナノ粒子)と有機溶媒を混合した導電性インキを加熱したものであってもよい。或いは再配線を形成する導電層は、粒径がサブミクロン以下の金属粒子と樹脂を混合した導電性ペーストを加熱したものであってもよい。
これら導電性インキや導電性ペーストを加熱しても、焼成不足のためバルクと同程度の特性(導電率など)を得ることはできない。しかし実施の形態1及び2によれば、例えば1μmを超える大きな結晶粒が形成されるので、金属バルクと同程度の特性が得られる。
また以上の例では再配線は、半導体チップの集積回路側に形成される。しかし再配線は、集積回路から見て半導体チップの反対側に形成されてもよい。
また以上の例では実施の形態1及び2の半導体装置は、パッケージ基板に搭載される。しかし実施の形態1及び2半導体装置は、他の基板(例えば、Siインターポーザ)に搭載されてもよい。
以上の実施の形態1及び2に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
集積回路が形成された半導体基板の一面に、前記集積回路の再配線に対応し導電性の第1の結晶粒を複数含む導電層を形成する第1の工程と、
前記導電層の表面側に配置された前記第1の結晶粒を互いに結合させて、前記第1の結晶粒より大きい第2の結晶粒を形成する第2の工程とを
有する半導体装置の製造方法。
(付記2)
付記1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の工程では、メッキシード層と前記メッキシード層を覆うメッキマスクとを前記一面に形成した後、前記メッキシード層を一方の電極とする電解メッキ法により前記メッキマスクの開口部内に前記導電層を形成し、さらに、
前記導電層の形成後に、前記メッキマスクを除去する第3の工程と、
前記第2の工程および前記第3の工程の後に、前記メッキシード層のうち前記導電層で覆われていない部分をウエットエッチングにより除去する第4の工程とを有することを
特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記3)
付記1又は2に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2の工程は、前記導電層の表面を切削する工程であることを
特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記4)
付記1又は2に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2の工程は、前記導電層の表面にレーザビームを照射する工程であることを
特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記5)
集積回路が形成された半導体チップと、
前記半導体チップの一面に配置された再配線とを有し、
前記再配線は、前記半導体チップ側に配置された導電性を有する複数の第1の結晶粒と、表面側に配置され前記複数の第1の結晶粒それぞれより大きい導電性の第2の結晶粒とを有する
半導体装置。
(付記6)
付記5に記載の半導体装置において、さらに
前記半導体チップと前記再配線の間に、メッキシード層を有することを
特徴とする半導体装置。
(付記7)
付記5又は6に記載の半導体装置において、
前記第2の結晶粒は、前記半導体基板に沿って伸びていることを
特徴とする半導体装置。
2・・・半導体装置
4・・・集積回路
6・・・半導体チップ
8・・・再配線
10・・・メッキシード層
12・・・半導体基板
28・・・第1の結晶粒
32・・・第2の結晶粒
42・・・メッキマスク
44・・・開口部
46・・・メッキ層
54・・・レーザビーム

Claims (3)

  1. 集積回路が形成された半導体基板の一面に、前記集積回路の再配線に対応し銅の第1の結晶粒を複数含む導電層を形成する第1の工程と、
    前記導電層の表面を切削することにより、表面側に配置された前記第1の結晶粒を互いに結合させて、前記第1の結晶粒より大きい銅の第2の結晶粒を形成する第2の工程とを
    有する半導体装置の製造方法。
  2. 集積回路が形成された半導体基板の一面に、前記集積回路の再配線に対応し銅の第1の結晶粒を複数含む導電層を形成する第1の工程と、
    前記導電層の表面にレーザビームを照射し表面を除去しながら、表面側に露出した前記第1の結晶粒を互いに結合させて、前記第1の結晶粒より大きい銅の第2の結晶粒を形成する第2の工程とを
    有する半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1の工程では、メッキシード層と前記メッキシード層を覆うメッキマスクとを前記一面に形成した後、前記メッキシード層を一方の電極とする電解メッキ法により前記メッキマスクの開口部内に前記導電層を形成し、さらに、
    前記導電層の形成後に、前記メッキマスクを除去する第3の工程と、
    前記第2の工程および前記第3の工程の後に、前記メッキシード層のうち前記導電層で覆われていない部分をウエットエッチングにより除去する第4の工程とを有することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
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