JP6162621B2 - カウンタ - Google Patents

カウンタ Download PDF

Info

Publication number
JP6162621B2
JP6162621B2 JP2014030996A JP2014030996A JP6162621B2 JP 6162621 B2 JP6162621 B2 JP 6162621B2 JP 2014030996 A JP2014030996 A JP 2014030996A JP 2014030996 A JP2014030996 A JP 2014030996A JP 6162621 B2 JP6162621 B2 JP 6162621B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
customer
luggage storage
storage unit
luggage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014030996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015156140A (ja
Inventor
泰弘 小野
泰弘 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2014030996A priority Critical patent/JP6162621B2/ja
Publication of JP2015156140A publication Critical patent/JP2015156140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6162621B2 publication Critical patent/JP6162621B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

本発明の実施形態は、カウンタに関する。
従来、コンビニエンスストア,薬局,書店など店舗において、会計装置であるPOS(Point Of Sale)端末を設置する対面カウンタには、会計の際に金銭を支払う客が一時的に手荷物を置くための荷物置き部が客側に突出されて設けられている。
また、コンビニエンスストア,薬局,書店などの対面カウンタの店舗において、対面カウンタに設置されるPOS端末を休止させる場合、休止中であることを示す案内板を対面カウンタ上に載置するようにしている。このような案内板によれば、来店客に対して一目で分かり易い表示をすることができる。
しかしながら、上述したような案内板を店舗で使用する場合、POS端末の稼働中においては置き場所がないと案内板は邪魔な存在でしかない、という問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、会計装置の稼働中は客の手荷物を置くために利用する荷物置き部を、会計装置を休止する際にはその旨を客に知らせるための案内板の代わりに利用することができるカウンタを提供することである。
実施形態のカウンタは、会計装置を載置するカウンタ本体と、前記カウンタ本体の上面に設けられたカウンタ面と、前記カウンタ本体の客側正面であって前記カウンタ面の下方に設けられ、前記会計装置における会計時に客の手荷物を置くための荷物置き面を有し、前記荷物置き面とは反対の面に、所定のメッセージを表示する板状の荷物置き部と、前記カウンタ面に対して平行な位置に前記荷物置き面を位置付ける水平位置と、前記カウンタ面に対して直交する位置に前記荷物置き面を位置付ける垂直位置との間で前記荷物置き部をそれぞれ位置移動可能に支持する支持機構と、を備える。
図1は、実施形態に係るPOS端末を載置するカウンタをオペレータ側から見た斜視図である。 図2は、カウンタを客側から見た斜視図である。 図3は、荷物置き部の支持機構を示す斜視図である。 図4は、荷物置き部の支持機構を示す正面断面図である。 図5は、位置移動する荷物置き部を示す模式図である。 図6は、荷物置き部を垂直位置に位置付けた場合のカウンタを客側から見た斜視図である。
本実施形態について図を参照して説明する。本実施形態は、会計装置であるPOS(Point Of Sale)端末1を載置するカウンタを適用した例である。POS端末1は、コンビニエンスストア,薬局,書店などの対面カウンタの店舗で用いられるものであって、キャッシャと称されるオペレータが操作してチェックアウト業務を行う端末である。
ここで、図1は実施形態に係るPOS端末1を載置するカウンタ10をオペレータ側から見た斜視図、図2はカウンタ10を客側から見た斜視図である。図1および図2に示すように、POS端末1は、カウンタ10上に設置される。
カウンタ10の主体となるカウンタ本体10aは、買物籠や商品などの物品が載置されるカウンタ面を構成する天板11と、天板11の一部を切り欠いた設置部12とを備える。カウンタ本体10aは、オペレータ側に、複数の棚板14,15を備えている。設置部12において最上段に位置する棚板14には、上部を天板11から露出した状態でPOS端末1が設置される。また、天板11の下方において最上段に位置する棚板14には、ポイントカードなどに対する情報の読み取りや書き込みを行うカードリーダライタ30が設置される。
次に、POS端末1について詳述する。POS端末1は、図1に示すように、制御部(図示せず)を内蔵する本体部40に、キーボード50とオペレータ側ディスプレイ60と客側ディスプレイ70とプリンタ80と非接触カードリーダライタ100と自動釣銭機110とを配設している。また、POS端末1は、図1に示すように、スキャナ90も備えている。
本体部40は、外装カバー42に覆われている。外装カバー42は、カウンタ10の設置部12にPOS端末1を設置した状態で天板11から最も離れた位置となる頂点部41を有し、頂点部41から前後方向に対して傾斜するラウンド形状である。外装カバー42の頂点部41からオペレータ側には、オペレータ側ディスプレイ60とキーボード50とが頂点部41からオペレータ側に向かって順に配置される。一方、外装カバー42の頂点部41から客側には、客側ディスプレイ70と非接触カードリーダライタ100とが外装カバー42の幅方向に並んで配置される。すなわち、外装カバー42は、オペレータ側ディスプレイ60の上辺と客側ディスプレイ70の上辺との間隙を頂点部41として突出させ、頂点部41を上端として両端がオペレータ側または客側に向かって曲線で下がる形状となっている。
さらに、外装カバー42の下方にはプリンタ80と自動釣銭機110とが配置されている。プリンタ80の本体は、外装カバー42の内部に収納されており、レシート排出口81を外装カバー42の外部に露出させている。また、自動釣銭機110の本体も、外装カバー42の内部に収納されており、後述する硬貨受入口131と硬貨払出口132と紙幣入出口121とを外装カバー42の外部に露出させている。
加えて、外装カバー42は、オペレータ側ディスプレイ60に対して外装カバー42の幅方向に並ぶ位置に、スキャナ90を載置するスキャナ台91を備えている。また、外装カバー42は、キーボード50に対して外装カバー42の幅方向に並ぶ位置であってスキャナ台91に対してオペレータ側に向けて連接する位置に、金銭載置部20を備えている。そして、金銭載置部20は、販売登録処理に応じて硬貨を入出金する硬貨入出金装置130の硬貨受入口131に対して直線的に連接されており、硬貨受入口131への硬貨投入を可能にしている。
なお、スキャナ台91と金銭載置部20とが連接して設けられていることから、スキャナ台91上にスキャナ90を載置しない状態では、スキャナ台91も金銭を載置する場所として利用することができる。すなわち、スキャナ台91は、紙幣が多い場合などにおいては、スキャナ90を載置せずに金銭を載置する場所として一時的に利用される。
図1に示すように、POS端末1の外装カバー42は、ラウンド形状となっており、凹凸部分が少ないことから、煩雑なイメージを与えない構造となっている。また、POS端末1の外装カバー42は、凹凸部分が少ないことから、容易に清掃することが可能となっている。さらに、POS端末1の外装カバー42をラウンド形状としたことにより、金銭載置部20以外の部分に商品や金銭が置かれると滑り落ちてしまうため、金銭載置部20以外の部分に商品や金銭が置かれることを防止している。
オペレータ側ディスプレイ60は、オペレータ用に画像を表示するディスプレイであり、商品販売登録処理に関する情報を表示する。客側ディスプレイ70は、客用に画像を表示するディスプレイであり、商品販売に関する情報を表示する。商品販売に関する情報とは、例えば、キャンペーン情報、割引情報、セール情報、メッセージ情報などである。また、オペレータ側ディスプレイ60と客側ディスプレイ70とは、タッチパネルを備えてもよい。
オペレータ側ディスプレイ60は、オペレータ用の画像が正立するように、オペレータ側に傾けられて配設される。客側ディスプレイ70は、客用の画像が正立するように、客側に傾けられて配設される。このように、オペレータ側ディスプレイ60および客側ディスプレイ70は、傾けられて配設されることにより視認性を向上させている。
なお、天板11から頂点部41までの高さは、オペレータ側ディスプレイ60の傾き角度と客側ディスプレイ70の傾きの角度に依存するが、オペレータおよび客がPOS端末1上で商品や金銭を手渡しすることが可能となる高さに全高が抑えられている。
そして、オペレータ側ディスプレイ60の上辺と客側ディスプレイ70の上辺との間隙は、硬貨の直径以下となっており、硬貨や商品を置くことが困難となっている。また、間隙は、表面の形状によって硬貨や、商品を置くことを困難としてもよい。本実施形態では、間隙の表面が曲面で構成されている。
キーボード50は、オペレータ側ディスプレイ60の下方に隣接して配置される。キーボード50は、入力操作に用いられる各種キーを備える。例えば、数字キーや締めキーなどである。
プリンタ80は、レシートや領収書の印字に用いられるレシートプリンタである。スキャナ90は、商品にコードシンボルの形態で付された商品コードなどの商品情報を光学的に読み取る可動式のハンディスキャナである。非接触カードリーダライタ100は、非接触ICカードと無線通信を確立し、非接触ICカードに対して情報を読み書きする。非接触ICカードは、一例として現金と等価な価値を有する電子マネーを記憶保存することが可能である。
自動釣銭機110は、硬貨C(図2参照)を入出金する硬貨入出金装置130と、紙幣(図示せず)を入出金する紙幣入出金装置120と、を備えている。
硬貨入出金装置130は、上方から落下する硬貨Cを受け入れる硬貨受入口131と、硬貨Cを払い出す硬貨払出口132とを有する。硬貨受入口131と硬貨払出口132とは、外装カバー42の外部に露出されている。硬貨受入口131は、上方に向けて開口している。
硬貨入出金装置130は、硬貨受入口131で受け入れた硬貨Cを内部で金種毎に分別収納する。そして、硬貨入出金装置130は、収納した硬貨Cを、釣銭データに基づいて、釣銭として硬貨払出口132に払い出す。
紙幣入出金装置120は、紙幣入出口121を有する。紙幣入出口121は、外装カバー42の外部に露出されている。紙幣入出金装置120は、紙幣入出口121で受け入れた紙幣を、内部で金種毎に分別収納する。そして、紙幣入出金装置120は、内部に収納した紙幣を、釣銭データに基づいて、釣銭として紙幣入出口121に払い出す。
なお、硬貨入出金装置130の硬貨払出口132は、自動釣銭機110の左右方向(幅方向)で、硬貨受入口131と紙幣入出口121との間に配置されている。
制御部は、特に図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、計時部を有し、これらがバスラインを介して接続されて構成されている。CPUには、前述したカードリーダライタ30,キーボード50,オペレータ側ディスプレイ60,客側ディスプレイ70,プリンタ80,スキャナ90,非接触カードリーダライタ100,自動釣銭機110などがバスラインを介して接続されている。また、CPUには、HDD(Hard Disk Drive)及び通信インターフェースがバスラインを介して接続されている。HDDは、CPUを動作させるプログラムの他、商品コード毎に商品名や単価などの商品情報を記憶する商品マスタファイル、販売データを記憶する売上ファイル等を格納している。
制御部(CPU)は、プログラムに従って商品の販売登録処理を行う。例えば、制御部は、スキャナ90が読み取った商品コードの入力やキーボード50からの販売量の入力を受け付け、受け付けた商品コードに対応する商品情報を商品マスタファイルから読み出す。次に、制御部は、商品マスタファイルから読み出した商品情報及び商品の販売量に基づいて当該商品の販売記録を示す販売データを生成してこれをRAMやHDDなどの記憶部に記憶することにより、当該商品の販売登録を行う。そして、制御部は、キーボード50の締めキーが操作されると、釣銭に関する釣銭データを自動釣銭機110に送信して釣銭を払い出させるとともに、販売登録した商品のレシート情報を作成し、このレシート情報に基づくレシートをプリンタ80に印字発行させる。
加えて、図2に示すように、POS端末1が載置されたカウンタ10のカウンタ面を構成する天板11の下方であって客側には、客が会計時に手荷物を置くための板状の荷物置き部200が設けられている。
ここで、カウンタ10に対する荷物置き部200の取り付け構造について詳述する。ここで、図3は荷物置き部200の支持機構210を示す斜視図、図4は荷物置き部200の支持機構210を示す正面断面図、図5は位置移動する荷物置き部200を示す模式図である。図4では、カウンタ10を客側上方から見て左側に位置する一方の支持機構210のみ示している。
図3に示すように、荷物置き部200の下端部分(カウンタ10に近い部分)には、荷物置き部200の一部である荷物置き面200aと平行な平面状の固定板411が内蔵されている。固定板411は、荷物置き部200に対してネジ(図示せず)によって位置固定されている。固定板411の客側から見て左側には、側面板412aが設けられている。同様に、固定板411の客側から見て右側には、側面板412bが設けられている。側面板412a、412bは、それぞれ固定板411に対して直角をなしている。側面板412aの外側の面には、側方に延出した支持軸413aが一体に設けられている(図4、図5等参照)。
側面板412bの外側の面には、側方に延出した支持軸413b(図5等参照)が一体に設けられている。支持軸413aと413bとは、互いに同心であり、荷物置き面200aと面方向と平行な軸方向を有する。以下、支持軸413aと支持軸413bとを併せて支持軸413と称することがある。なお、支持軸413a、413bは、それぞれ、側面板412a、412bよりも固定板411側に突出している。支持軸413a、413bの突出部分を覆うキャップ415a、415bが側面板412a、412bには取り付けられている。カウンタ10について、客側から見て左側部分の上面には、軸支持部414aが固定されている。同様に、客側から見て右側部分の上面には、軸支持部414bが固定されている。軸支持部414a、414bは、それぞれ支持軸413a、413bを回動自在に保持している。したがって、荷物置き部200は、図3に示すような荷物置き面200aが水平な水平位置と、荷物置き面200aが矢印Dの方向に位置移動した垂直位置(図5)とに位置移動自在に支持されている。なお、カウンタ10には、ストッパ(図示せず)が設けられている。ストッパは、荷物置き部200に当接することで荷物置き部200の位置移動を規制し、荷物置き部200を水平位置に位置付ける。つまり、固定板411、側面板412a、412b、支持軸413a、413b、軸支持部414a、414b、及びストッパは、支持機構401を構成する。
側面板412aの客側から見て左側には、弾性部材としてトーションバネ511aが設けられている。また、側面板412bの客側から見て右側には、弾性部材としてトーションバネ511bが設けられている。トーションバネ511aは、その両端部分として側方に延びたアーム521aと上方に延びたアーム522aとを有する。アーム521aとアーム522aとを近づけさせて閉状態にすることによりトーションバネ511aは反発力を蓄積し、閉状態の解除によりトーションバネ511aは開状態へと復元する。トーションバネ511bについても、トーションバネ511aと同様の構造である。以下、トーションバネ511aとトーションバネ511bとを併せてトーションバネ511と称することがある。
荷物置き部200が水平位置に位置付けられている状態において、客側から見て左側のトーションバネ511aは、その内径の中心である開閉中心が支持軸413a(図4参照)と同心上となるように設けられている。トーションバネ511aは、アーム522aが矢印Cの方向に閉じる向きで設けられている。アーム521aは、軸支持部414aの一部であるアーム保持部512aによって保持されている。アーム押圧部513aは、側面板412aに対して荷物置き面200a側に設けられている。図4に示すように、荷物置き部200が水平位置に位置付けられている場合、アーム522aとアーム押圧部513aとは当接している。
なお、荷物置き部200が水平位置に位置付けられている状態において、客側から見て右側についても同様であり、その説明は省略する。
また、荷物置き部200が水平位置から矢印D方向の垂直位置に位置移動することにより、アーム押圧部513aとアーム522aとの当接は解除される。つまり、トーションバネ511aのアーム522aには何ら押圧力は付与されずその位置は不変であり、トーションバネ511aに反発力は蓄積されない。一方で、このとき、客側から見て右側のトーションバネ511bのアーム(図示せず)はアーム押圧部(図示せず)によって押圧されて矢印D方向に閉じ、トーションバネ511bは反発力を蓄積する。蓄積される反発力によって荷物置き部200は、垂直位置から水平位置に向かう方向に押圧される。ここに、押圧機構501が実現されている。
これにより、荷物置き部200は、垂直位置と水平位置との間の任意の位置で位置保持が可能である。このような位置保持は、位置保持機構601(図4参照)によって実現される。支持機構401と押圧機構501と位置保持機構601とは、支持機構210を構成する。
図4に示すように、支持機構401が有する軸支持部414aは、固定板411の方向に向けて開口した中空の筒部441aを主体に構成されている。筒部441aの中空部分は、開口側の第1の中空部442aと、筒部441aの内周面に形成された弁443aによって第1の中空部442aと区切られた第2の中空部444aと、から構成されている。側面板412aから延出した支持軸413aの先端には、筒部441aの内周(第2の中空部444a)よりわずかに径の小さい円盤部445aが支持軸413aと一体に設けられている。円盤部445aは、第2の中空部444aに収納されている。円盤部445aは、弁443aと当接することによって第1の中空部442aへの移動が規制されている。円盤部445aは、後述する第1の板バネ611aと第2の板バネ612aとによって弁443aに対して押圧されている。このようにして、支持軸413aは軸支持部414aに支持されている。POS端末1を客側から見て右側に位置する支持機構401についても同様の構成を有する。
押圧機構501が有するトーションバネ511aは、軸支持部414aの筒部441aに巻き付けられている。アーム522aは、トーションバネ511aの巻き付け方向に沿った方向を有している。アーム521aは、その先端部分がトーションバネ511aの巻き付け方向からL字状に屈曲している。軸支持部414aの一部であるアーム保持部512aには、支持軸413aの軸方向に貫通したアーム穴541aが形成されている。L字状に屈曲したアーム521aは、アーム穴541aに差し込まれている。このようにして、アーム521aは、アーム保持部512aに保持されている。POS端末1を客側から見て右側に位置する押圧機構501についても同様の構成を有する。
位置保持機構601は、第2の中空部444aの中に、第1の接触部材として弧状に湾曲した第1の板バネ611aと、第2の接触部材として弧状に湾曲した第2の板バネ612aとを有している。第1の板バネ611aと第2の板バネ612aとは共に弾性を有する。第1の板バネ611aと第2の板バネ612aとは対面配置されて湾曲部分で互いに当接している。第1の板バネ611aの両端部分は、荷物置き部200の一部でもある円盤部445aに当接している。第2の板バネ612aの両端部分は、筒部441aに当接している。第2の板バネ612aは、第1の板バネ611aを支持軸413aの軸方向に押圧している。この押圧によって、第1の板バネ611aと第2の板バネ612aとの間には、接触摩擦が発生する。この発生する接触摩擦によって、表示部9aは、垂直位置と傾斜位置との間の任意の位置に位置保持される。ここに、位置保持機構601が実現されている。POS端末1を客側から見て右側に位置する位置保持機構601についても同様の構成を有する。
そして、図5に示すように、荷物置き部200は、支持軸413(支持軸413a、413b)を中心にして位置移動し、任意の位置で位置保持される。
ここで、図6は荷物置き部200を垂直位置に位置付けた場合のカウンタ10を客側から見た斜視図である。図6に示すように、荷物置き部200は、荷物置き面200aが垂直位置に位置付けられた場合に、カウンタ10に載置されたPOS端末1の少なくとも一部が荷物置き部200に重なってPOS端末1の少なくとも一部を客の視覚から遮る位置に設けられている。このような位置に設けられた荷物置き部200を垂直位置に位置付けた場合には、POS端末1の少なくとも一部が荷物置き部200によって客の視覚から遮られることになるので、客は直感的にPOS端末1が休止中であることを認識することができる。
また、図6に示すように、荷物置き部200の荷物置き面200aとは反対の面200bに、垂直位置に位置付けられた状態において客から視認可能な所定のメッセージMを記載して表示する。ここで、表示される所定のメッセージMは、例えばPOS端末1が休止中である旨のメッセージである。このようにすることで、客はPOS端末1が休止中であることを確実に認識することができる。
なお、図6に示す例では、所定のメッセージMを荷物置き部200の荷物置き面200aとは反対の面200bに記載して表示するようにしたが、これに限るものではない。例えば、荷物置き部200の荷物置き面200aとは反対の面200bに有機EL(electroluminescence)ディスプレイなどの表示部(図示せず)を備え、この表示部が所定のメッセージM(例えば、POS端末1が休止中である旨のメッセージなど)を表示するものであっても良い。このように表示部に表示するようにした場合には、所定のメッセージMとして各種の広告メッセージなども表示することができる。
また、荷物置き部200の支持機構210は、POS端末1が休止中となった場合に、POS端末1から送信される休止信号を受けて自動的に水平位置から垂直位置に位置付けるようにしても良い。また、荷物置き部200の支持機構210は、POS端末1が起動した場合に、POS端末1から送信される起動信号を受けて自動的に垂直位置から水平位置に位置付けるようにしても良い。
このように本実施形態によれば、POS端末1における会計時に客の手荷物を置くための荷物置き面200aを有する板状の荷物置き部200をカウンタ10の客側正面であってカウンタ面を構成する天板11の下方に設けるとともに、荷物置き部200を水平位置と垂直位置との間で位置移動可能に支持するようにした。これにより、荷物置き部200に所定のメッセージM(例えば、POS端末1が休止中である旨のメッセージなど)を表示したり、POS端末1の少なくとも一部が垂直位置に位置付けた荷物置き部200によって客の視覚から遮られる位置に荷物置き部200を設けたりすることで、POS端末1の稼働中は客の手荷物を置くために利用する荷物置き部200をPOS端末1を休止する際にはその旨を客に知らせるための案内板の代わりに利用することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 会計装置
10 カウンタ
10a カウンタ本体
11 カウンタ面
200 荷物置き部
200a 荷物置き面
210 支持機構
特開2011−108290号公報

Claims (4)

  1. 会計装置を載置するカウンタ本体と、
    前記カウンタ本体の上面に設けられたカウンタ面と、
    前記カウンタ本体の客側正面であって前記カウンタ面の下方に設けられ、前記会計装置における会計時に客の手荷物を置くための荷物置き面を有し、前記荷物置き面とは反対の面に、所定のメッセージを表示する板状の荷物置き部と、
    前記カウンタ面に対して平行な位置に前記荷物置き面を位置付ける水平位置と、前記カウンタ面に対して直交する位置に前記荷物置き面を位置付ける垂直位置との間で前記荷物置き部をそれぞれ位置移動可能に支持する支持機構と、
    を備えることを特徴とするカウンタ。
  2. 前記荷物置き部は、前記荷物置き面とは反対の面に表示部を備え、
    前記表示部は、前記荷物置き面が垂直位置に位置付けられている場合に、前記所定のメッセージを表示する、
    ことを特徴とする請求項記載のカウンタ。
  3. 前記所定のメッセージは、前記会計装置が休止中である旨のメッセージである、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカウンタ。
  4. 前記荷物置き部は、前記荷物置き面が垂直位置に位置付けられている場合に、前記カウンタ本体に載置された前記会計装置の少なくとも一部が前記客側正面から見て当該荷物置き部に重なる、
    ことを特徴とする請求項1ないしの何れか一記載のカウンタ。
JP2014030996A 2014-02-20 2014-02-20 カウンタ Expired - Fee Related JP6162621B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014030996A JP6162621B2 (ja) 2014-02-20 2014-02-20 カウンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014030996A JP6162621B2 (ja) 2014-02-20 2014-02-20 カウンタ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017116367A Division JP6392939B2 (ja) 2017-06-14 2017-06-14 カウンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015156140A JP2015156140A (ja) 2015-08-27
JP6162621B2 true JP6162621B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=54775414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014030996A Expired - Fee Related JP6162621B2 (ja) 2014-02-20 2014-02-20 カウンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6162621B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941744Y2 (ja) * 1980-05-07 1984-12-03 立山アルミニウム工業株式会社 レジ台
JPH0555923A (ja) * 1991-08-27 1993-03-05 Nippon Electric Ind Co Ltd Pwmパルス発生回路
JP2575212Y2 (ja) * 1991-12-28 1998-06-25 立山アルミニウム工業株式会社 折り畳み式テーブル
JP4126261B2 (ja) * 2003-09-25 2008-07-30 日産スチール工業株式会社 休止レジの表示装置
JP5313281B2 (ja) * 2011-03-08 2013-10-09 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015156140A (ja) 2015-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5817628B2 (ja) Posシステム
US10672235B2 (en) Settlement apparatus
JP6409144B2 (ja) 決済装置
US10950098B2 (en) Cash processing apparatus
JP2015156138A (ja) 商品販売データ処理装置
US20180253710A1 (en) Point-of-sale terminal
JP6392939B2 (ja) カウンタ
JPWO2016042645A1 (ja) 貨幣処理システム及び貨幣処理方法
JP6162621B2 (ja) カウンタ
JP2024007649A (ja) 会計装置
JP6759585B2 (ja) Posシステム、及び登録カウンター
JP7048866B2 (ja) 商品販売データ処理装置およびプログラム
JP6504282B2 (ja) 精算装置、プログラム、精算方法及びposシステム
JP6199264B2 (ja) 金銭受皿ユニットおよび販売データ処理ユニット
JP6941853B2 (ja) 商品販売データ処理装置、プログラム、及び商品販売データ処理方法
JP5792778B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2018136622A (ja) 会計装置
JP7425849B2 (ja) 金銭処理装置
JP6840406B2 (ja) 商品販売データ処理装置及びプログラム
JP6159040B2 (ja) 決済装置
JP6205084B2 (ja) 決済装置
JP6522197B2 (ja) 決済装置
JP6436632B2 (ja) 金銭授受ユニットおよび商品販売データ処理ユニット
JP2009258811A (ja) 自動販売機
JP2021128524A (ja) 会計装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160113

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6162621

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees