JP6162093B2 - 算数教習具 - Google Patents
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Description
上記構成によれば、第2のスリーブを第1のスリーブに対して回動させることで、残りのブロックの数が視認可能となる。簡単な操作で、ブロックの残りの数の確認を容易に行うことができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図7に従って説明する。
(算数教習具1の構成について)
図1に示すように、本実施形態の算数教習具1は、複数のブロック3(本実施形態では10個)を載置可能な長尺状のブロック皿2と、該ブロック皿2に対してスライドして装着されるスリーブ4とを備えている。各ブロック3は、ブロック皿2の長手方向に沿って1列に配列された状態で載置される。スリーブ4は断面コ字状の長尺状に形成されて、ブロック3を載置した状態のブロック皿2を、長手方向端部の開口部41から挿入してスライドさせることにより、ブロック3を被覆する状態とされる。
底壁部21の上面には、帯状をなす鉄板などの磁性シート25が貼着されている。これにより、ブロック3をブロック皿2に載置したとき、ブロック3内の磁石がブロック皿2上面の磁性シート25に引き寄せられ、ブロック3がブロック皿2上に保持されやすくなっている。また、磁性シート25の上面には、左右方向に延びる複数本(本実施形態では9本)の目盛り線26が前後方向に等間隔に形成されている。前後方向に互いに隣り合う目盛り線26の間隔は、ブロック3の幅と略同じである。
次に、算数教習具1の使用方法の一例について、図1、図2、図6、図7を参照して説明する。
図1に示すように、まず、透明スリーブ5が不透明スリーブ6で被覆された第1の状態とされたスリーブ4を準備する。そして、ブロック皿2の上にブロック3を10個載置し、第1の状態のスリーブ4の開口部41から、ブロック皿2を挿入して前方へスライドさせ、スリーブ4でブロック皿2及びブロック3を被覆する。図2に示すように、この状態では、スリーブ4からはブロック皿2のつまみ部24が突出しているのみであり、使用者はブロック皿2に載置されたブロック3の数を視認することができない。ここで指導者は、ブロックが10個隠れていることを使用者に確認する。
次に、本実施形態の算数教習具1の作用について説明する。
スライド移動可能なスリーブ4は、透明スリーブ5及び不透明スリーブ6のスライド操作に加えて、不透明スリーブ6の回動操作が付加されることにより、透明スリーブ5が、残りのブロック3を被覆した状態に保持される。透明スリーブ5は、残りのブロック3の数を数えるための起点を使用者が認識できるように作用する。
次に、本実施形態の算数教習具1の効果について説明する。
(1)透明スリーブ5に対する不透明スリーブ6の回動操作により、使用者は、残りのブロック3の数を数えるための起点を容易に認識することができる。透明スリーブ5は、残りのブロック3を被覆した状態に保持されることから、不透明スリーブ6に被覆された残りのブロック3がどの部分であるかを使用者は容易に認識することができる。これにより、残りのブロック3の数を数える際に、数えるべき起点となるブロック3を指で押さえたり、裏返しにしたりするといった付加的な操作が不要となる。使用者にとっての負担が軽減され、多数の幼い使用者(児童)を同時に指導する指導者にとっても指導の負担が軽減される。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図8に従って説明する。
図8に示すように、第2実施形態の算数教習具1は、スリーブ8の構成が第1実施形態の算数教習具1と異なっている。ブロック皿2、ブロック3については第1実施形態の算数教習具1と同様であることから、説明は省略する。また、スリーブ8についても第1実施形態と異なる構成を中心に説明し、重複する構成については説明を省略する。
(7)スリーブ8に対する蓋部87の回動操作という簡単な操作で、ブロック3を視認不能な第1の状態と、ブロック3を視認可能な第2の状態に切り換えることができる。そして、使用者は、残りのブロック3の数を数えるための起点を容易に認識することができる。これにより、残りのブロック3の数を数える際に、付加的な操作が不要となり、使用者にとっての負担が軽減されるとともに、指導者にとっての指導の負担も軽減される。
・ 第1実施形態では、不透明スリーブ6は、透明スリーブ5の透明側壁部52に連結部7を介して回動可能に連結されていたが、連結箇所はこれに限定されない。例えば、透明スリーブ5の後壁部53に回動可能に連結されていてもよい。
・ 第1実施形態では、不透明スリーブ6を透明スリーブ5に対して回動可能に連結したが、スライド可能としてもよい。不透明スリーブ6を透明スリーブ5に対してスライドさせれば、透明スリーブ5はもとの場所に保持されることから、使用者が残りのブロック3の数を数える際の起点を覚えるための操作を別に行う必要がない。
・ 第2実施形態では、図8に示すように、天板部81全体に窓部86を形成したが、窓部86の大きさはこれに限定されない。天板部81の左右方向の一部に、前後方向に延びるような窓部86を形成してもよい。
さらに、上記実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
Claims (4)
- 複数のブロックを載置可能なブロック皿と、該ブロック皿に対してスライドして装着されて載置されたブロックを被覆するスリーブとを備えた算数教習具であって、
前記スリーブは、前記ブロック皿に載置されたブロックを被覆した状態において、被覆されたブロックの数を視認不能とする第1の状態と、被覆されたブロックの数を視認可能とする第2の状態とに切り換え可能であることを特徴とする算数教習具。 - 前記スリーブは、前記ブロック皿に載置されたブロックの数を視認可能とする第1のスリーブと、該第1のスリーブを被覆して前記ブロック皿に載置されたブロックの数を視認不能とする第2のスリーブとを備え、
前記第2のスリーブが前記第1のスリーブを被覆しているときに前記第1の状態とされ、前記第2のスリーブが前記第1のスリーブを被覆していないときに前記第2の状態とされることを特徴とする請求項1に記載の算数教習具。 - 前記第2のスリーブは、前記第1のスリーブに対して回動可能に取着されていることを特徴とする請求項2に記載の算数教習具。
- 前記スリーブには窓部が形成されるとともに、該窓部を被覆する蓋部が設けられ、
前記蓋部を閉じることで前記第1の状態とされ、前記蓋部を開けることで前記第2の状態とされることを特徴とする請求項1に記載の算数教習具。
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