JP6161944B2 - 塗装設備 - Google Patents

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Description

本発明は、塗装設備に関するものである。
住宅等の建物の工業化を図る場合、外壁面材等の建築部材を塗装する作業が工場の塗装設備において行われることになる。塗装設備としては、所定の位置に設置された塗装対象としてのワークに塗料を吹き付ける吹きつけ部と、吹きつけ装置から吹き出された塗料を回収する回収部とを有する塗装設備がある。例えば特許文献1では、吹きつけ部がレシプロ機の駆動に伴って上下に移動し、複数の回収部が床下に埋め込まれている、という構成が開示されている。この構成では、吹きつけ部から吹き出された塗料を捕獲するバッフルが設けられており、バッフルにて捕獲された塗料がそのバッフルの下方に配置された回収部に回収されるようになっている。また、各回収部は移動可能に設置されており、バッフルから塗料を回収させる回収部を選択することで、各回収部において色別に塗料を回収することが可能となる。
特開2003−144994号公報
しかしながら、工場における塗装工程では、ワークを塗装する色など塗料の種別を変更する場合があり、その変更時には、吹きつけ部を水等で洗浄するなど、塗料の変更前後で各塗料が混じらないようにする必要がある。この場合に、既存の技術では、塗装の種別を変更する際の作業負担が大きいという不都合が生じてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ワークの塗装作業を好適に行うことができる塗装設備を提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。
第1の発明の塗装設備は、塗装対象であるワークの塗装を行う塗装ユニットを備えている塗装設備であって、前記塗装ユニットは、塗料が入れられている塗料タンクと、前記塗料タンクから塗料を汲み出す塗料ポンプと、前記塗料ポンプにより汲み出された塗料を前記ワークに吹きつける吹きつけ装置と、前記吹きつけ装置から吹き出された塗料の余剰分を前記ワークよりも下方において回収する回収皿と、前記塗料タンク、前記塗料ポンプ、前記吹きつけ装置及び前記回収皿が搭載された台車と、を有していることを特徴とする。
第1の発明によれば、塗装ユニットが台車により移動可能になっているため、塗装ユニットについて塗料タンクを取り替えることや、ワークの塗装を別の塗装ユニットにより行うことが容易になっている。このため、塗装ユニットを移動させることができない構成とは異なり、ワークの塗装に用いる塗料を別の塗料に変更する場合に、塗料ポンプや吹きつけ装置などの洗浄作業を行う必要がない。これにより、塗装に用いる塗料を変更する際の作業負担を低減することができる。しかも、塗装ユニットには回収皿が含まれているため、1つの塗装ユニットにおいて塗料を再利用することが可能となる。したがって、ワークの塗装作業を好適に行うことができる。
第2の発明では、第1の発明において、前記塗装ユニットは、前記回収皿に回収された塗料を前記塗料タンクに戻す回収通路を有している。
第2の発明によれば、作業者が回収皿内の塗料を塗料タンクに移動させる作業を行わなくても、その塗料が塗料タンクに戻されるため、塗料を再利用するための手間を省くことができる。しかも、回収皿と塗料タンクとの位置関係に合わせて回収通路を設けることで、塗装ユニットにおいて回収皿及び塗料タンクの設置位置に関して自由度を高めることができる。
第3の発明では、第2の発明において、前記回収通路は、前記回収皿側と前記塗料タンク側とで高低差を有し、塗料を当該塗料の自重により前記回収皿から前記塗料タンクに移動させるものである。
第3の発明によれば、ポンプ等の駆動手段を使用しなくても回収皿から塗料タンクに塗料が戻されるため、塗料を再利用するための手間を省いた上で、さらに、省エネルギ化を実現できる。
なお、前記回収通路の高さ位置は、前記回収皿の塗料が流れ込む部分から前記塗料タンクに塗料を戻す部分に向けて徐々に低くなっていることが好ましい。
第4の発明では、第1乃至第3のいずれかの発明において、前記塗装ユニットは、前記ワークを搬送する搬送装置の搬送経路において該ワークの塗装を行うものであり、前記搬送装置は、前記ワークの搬送経路に沿って並べられた複数の搬送部を有しており、隣り合う前記搬送部の間に設置されることで所定の塗装スペースに配置された前記塗装ユニットにより、前記ワークの塗装が実施される。
第4の発明によれば、工業化を目的として、搬送装置により搬送される多数のワークを連続して塗装する構成において、塗装スペースに合わせて搬送部同士が離間しているため、塗装ユニットを塗装スペースに容易に設置することができる。これにより、塗装スペースについて塗装ユニットの入れ替え作業を容易化することができる。
第5の発明では、第4の発明において、前記吹きつけ装置は、塗料を吹き出す吹出部を有しており、前記塗装ユニットにおいては、前記回収皿の上方に前記吹出部が設けられ、前記回収皿と前記塗料タンクとが前記台車の上に横並びに設けられ、前記台車が前記塗装スペースに配置されていることで、前記搬送装置により搬送されている前記ワークが前記吹出部と前記回収皿との間を通過可能になっているとともに、該ワークとは上下に重ならない位置に前記塗料タンクが配置されている。
第5の発明によれば、塗装ユニットを塗装スペースに設置することが、ワークの搬送経路に対して吹出部及び回収皿を位置合わせすることになるため、塗装ユニットを別の塗装ユニットに入れ替えた際でも吹きつけ装置や回収皿の位置調整などを行わなくて済む。したがって、塗装ユニットを入れ替える際の作業負担を低減できる。しかも、塗料タンクは搬送中のワークに対して横並びに配置されるため、塗装ユニットを塗装スペースに設置した状態のまま塗料タンクの取り替えや塗料の補充などを行うことができる。これにより、塗装作業の効率を高めることができる。
第6の発明では、第4又は第5の発明において、前記台車を前記塗装スペースに案内する案内部を備え、前記案内部は、前記搬送経路とは交差する方向に延びており、前記搬送経路が延びている方向において前記台車の位置が前記塗装スペースからずれることを規制するものである。
第6の発明によれば、塗装ユニットを塗装スペースに設置する作業を容易化できる。また、塗装ユニットが適正な位置に設置されていないことに起因して塗装精度が低下するということを回避できる。
第7の発明では、第4乃至第6のいずれかの発明において、前記搬送装置は、前記ワークとして建物用の外壁面材をその仕上面が上方に向き且つ該外壁面材の長手方向を前記ワークの搬送方向とした状態で搬送するものであり、前記吹きつけ装置は、前記外壁面材の仕上面に対して上方から塗料を吹きつけるものであり、前記搬送経路が延びている方向において、前記塗装スペースを挟んで隣り合う前記搬送部の離間距離は、それら搬送部のうち一方から他方への受け渡しが可能な大きさになっている。
第7の発明によれば、建物の工業化を図る上で、多数の外壁面材を好適に塗装することができる。
第8の発明では、第4乃至第7のいずれかの発明において、前記搬送装置による搬送経路は、前記ワークの塗装作業が行われる塗装ブース内を通過しており、前記塗装ブースの外周部には、前記搬送装置により搬送される前記ワークが入って来るワーク入口と、該ワークが出て行くワーク出口とが設けられており、前記塗装ブースには、前記塗装スペースに加えて、前記塗装ユニットを待機させておくための待機スペースが含まれている。
第8の発明によれば、塗装スペースが塗装ブース内に設定されているため、吹きつけ装置から吹き出された塗料の余剰分が広範囲に拡散することを塗装ブースにより規制できる。しかも、塗装ブース内に待機スペースが設定されているため、塗装スペースに対して塗装ユニットの入れ替え作業を行う場合に、塗装ユニットを塗装ブースの外に出す必要がない。したがって、塗装ブースの外側が塗料で汚れることを防止できるとともに、作業者は塗装ユニットの入れ替えに際して塗装ブースに出入りする必要がない。つまり、塗装ユニットの入れ替え作業を好適に行うことができる。
第9の発明では、第4乃至第8のいずれかの発明において、前記塗装ユニットは、前記ワークを塗装する塗料の種別に合わせて複数設けられている。
第9の発明によれば、塗装ユニットごとに異なる塗料が用意されているため、塗装ユニットを別の塗装ユニットに取り替えるという容易な作業により、ワークの塗装に用いる塗料を変更することができる。
塗装ブースの概略平面図 搬送装置及び塗装ユニットの構成を示す斜視図 塗装ユニットの側面図
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、本発明の塗装設備が、建築部材等を製造する工場において構築されている。図1は塗装ブース13の概略平面図、図2は搬送装置11及び塗装ユニット12の構成を示す斜視図、図3は塗装ユニット12の側面図である。なお、図2においては、塗料ポンプ22や回収皿24、皿架台55等の図示を省略し、複数の吹出部51のうち1つだけを図示している。
図1、図2に示すように、塗装設備10は、塗装対象としてのワークWを搬送する搬送装置11に対して設けられている。塗装設備10は、搬送装置11におけるワークWの搬送経路においてそのワークWの塗装を行う塗装ユニット12と、塗装ユニット12による塗装作業が行われる塗装ブース13とを有している。
搬送装置11は、例えば床上に設置されたベルトコンベアであり、ワークWの上面を水平状態に保った状態でそのワークWを水平方向に搬送することが可能になっている。搬送装置11は、搬送方向に沿って並べられた複数の搬送部11aを有している。隣り合う搬送部11aの離間距離は、上流側の搬送部11aから下流側の搬送部11aへのワークWの受け渡しが可能な大きさになっている。例えば、搬送方向におけるワークWの長さ寸法の1/2よりも小さくされている。この場合、搬送中のワークWは、隣り合う搬送部11aに掛け渡された状態になることでそれら搬送部11aの間を移動することになる。
ワークWは、住宅等の建物の外壁を構成する外壁面材とされている。ワークWとしての外壁面材は、窯業系サイディングボード等の外装材により長方形状に形成されており、搬送装置11においては、その長手方向が搬送方向となる向きで搬送されている。なお、ワークWは、外壁面材とは異なる建築部材とされていてもよい。また、ワークWを被塗物と称することもできる。
塗装ユニット12は、ワークWの塗装を行うことが可能な塗装スペースN1に設置されている。塗装スペースN1は、搬送装置11の搬送経路に重なる位置であり、塗装スペースN1に設置された塗装ユニット12は、隣り合う搬送部11aの間に配置されていることになる。この場合、塗装スペースN1を挟んで隣り合う搬送部11aの離間距離は、搬送方向における塗装ユニット12の幅寸法よりも若干大きくされている。なお、搬送装置11の搬送経路においては、少なくとも塗装スペースN1を通過する範囲が直線状になっている。
塗装ブース13は、工場内に設置されており、平面視略矩形状の作業小屋になっている。搬送装置11の搬送経路は、塗装ブース13内を通過しており、塗装ユニット12の塗装スペースN1は塗装ブース13内に設定されている。塗装ブース13は、その内部空間を区画する間仕切パネル16と、天井面を形成する天井パネル(図示略)とを有しており、これら間仕切パネル16及び天井パネルは、塗装ブース13の外周部を形成しており、この塗装ブース13の内部空間を囲む囲い部に相当する。間仕切パネル16は、工場の壁体や天井部から離間しており、塗装ブース13は、工場の内部において独立して設けられている。
間仕切パネル16において搬送経路に重なる部分には、ワークWが通る搬送口17a,17bが設けられている。搬送口17a,17bのうち、搬送口17aは、ワークWを塗装ブース13内に搬入するための搬入口とされており、ワーク入口に相当する。搬送口17bは、ワークWを塗装ブース13外に搬出するための搬出口とされており、ワーク出口に相当する。塗装ブース13内においては、搬送装置11の搬送経路が直線状になっており、間仕切パネル16において互いに対向する一対の対向部16aのうち、一方に搬入側の搬送口17aが設けられ、他方に搬出側の搬送口17bが設けられている。
間仕切パネル16には、作業者が塗装ブース13内に出入りするための出入口18が設けられている。間仕切パネル16は、一対の対向部16aとは異なる一対の対向部16bを有しており、出入口18は、それら対向部16bのうち一方に設けられている。出入口18は、一対の対向部16bの並び方向において、塗装スペースN1に重なる位置に配置されており、出入口18及び塗装スペースN1は、いずれも搬送口17a,17b(一対の対向部16a)の中間位置に配置されている。この場合、出入口18及び塗装スペースN1は、一対の対向部16aのいずれからも離間している。
塗装ユニット12は、塗料を貯留している塗料タンク21と、塗料タンク21から塗料を汲み出す塗料ポンプ22と、塗料ポンプ22により汲み出された塗料をワークWに向けて吹きつける吹きつけ装置23と、吹きつけ装置23から吹き出された塗料の余剰分をワークWよりも下方において回収する回収皿24と、これら塗料タンク21、塗料ポンプ22、吹きつけ装置23及び回収皿24が搭載された台車25とを有している。なお、吹きつけ装置23による塗料の吹きつけが行われる構成では、霧状の塗料が広範囲に拡散することが懸念されるが、塗装ブース13においては、塗料の拡散が間仕切パネル16や天井パネルにより阻止される。
台車25は、長方形状の台板31と、その台板31の下面に取り付けられた車輪32と、台板31から上方に向けて延びている取っ手33とを有している。台車25は、4輪とされており、4つの車輪32はそれぞれ台板31の角部分に配置されている。台車25においては、台板31の長手方向が進行方向になっており、その進行方向において台板31の一端側に取っ手33が配置されている。作業者は、台車25を動かすことで塗装ユニット12を塗装スペースN1とは異なる位置に移動させることが可能になっている。なお、台車25の車輪32の数は3つ以下でもよく、5つ以上であってもよい。
塗料タンク21は、例えばドラム缶や一斗缶などであり、台板31の上に載せられている。塗料タンク21は、仮固定金具などにより台板31に対して着脱可能に固定されており、作業者は、塗料タンク21内の塗料がなくなった場合などに、固定を解除することで別の塗料タンク21に取り替えることができるようになっている。
塗装ブース13の内部には、塗装スペースN1に加えて、塗装ユニット12を待機させておく待機スペースN2が設定されている。また、塗装ブース13の内部には、使用前の塗料タンク21や使用済みの塗料タンク21を置いておくタンク置き場N3が設置されている。塗装ブース13において、待機スペースN2及びタンク置き場N3は、出入口18がある対向部16bと搬送装置11との間に配置されており、搬送装置11の搬送方向に沿って並べられている。
搬送装置11の搬送方向において、出入口18(塗装スペースN1)は待機スペースN2とタンク置き場N3との間に配置されており、作業者は、出入口18と塗装スペースN1との間の作業スペースN4を利用して、塗装ユニット12への塗料タンク21の載せ替え作業や、塗装ユニット12を塗装スペースN1又は待機スペースN2に移動させる作業を行うことが可能になっている。この場合、作業スペースN4は、待機スペースN2とタンク置き場N3との間に配置されている。
なお、待機スペースN2は、複数の塗装ユニット12を横並びに待機させることが可能な大きさ及び形状とされており、タンク置き場N3は、複数の塗料タンク21を横並びに置いておくことが可能な大きさ及び形状とされている。
塗装ブース13においては、複数の塗装ユニット12が塗料の種類(色など)ごとに使い分けられている。各塗装ユニット12については、それぞれ専用の塗料が設定されており、例えば、ワークWを白色に塗装する場合には白色用の塗装ユニット12が塗装スペースN1に設置され、茶色用や黒色用のその他の塗装ユニット12は、待機スペースN2に待機させることになる。このため、塗装スペースN1に設置されている塗装ユニット12を別の塗装ユニット12に入れ替えるという容易な作業を行うことで、ワークWの塗装に使用する色を変更することができる。これに対して、1つの塗装ユニット12を複数の色の塗装に使用する場合は、塗料ポンプ22や吹きつけ装置23、回収皿24などを水等で洗浄する作業が必要になり、単に塗装ユニット12の入れ替え作業を行う場合に比べて作業負担が大きくなってしまう。
図2、図3に示すように、塗装ブース13には、塗装ユニット12を作業スペースN4側から塗装スペースN1に案内する案内レール35と、塗装ユニット12が塗装スペースN1から作業スペースN4とは反対側に移動することを阻止するストッパ36とが設けられている。案内レール35及びストッパ36は、いずれも塗装ブース13の床部37から上方に向けて突出しており、車輪32が接触することで塗装ユニット12の移動を規制するようになっている。なお、案内レール35及びストッパ36が、塗装ユニット12を塗装スペースN1に案内する案内部を構成している。
案内レール35は、塗装スペースN1と作業スペースN4との並び方向(搬送装置11の搬送方向に直交する方向)に沿って延びており、ストッパ36は、塗装スペースN1の奥側(作業スペースN4とは反対側)に配置されている。この場合、塗装スペースN1に対しては、作業スペースN4側から塗装ユニット12を出し入れすることが可能になっており、作業者は、取っ手33とは反対側にある車輪32がストッパ36に接触するまで、塗装ユニット12を案内レール35に沿って移動させることで、その塗装ユニット12を塗装スペースN1に設置することができる。
案内レール35は、搬送装置11の搬送方向に沿って横並びに一対設けられており、一対の案内レール35の離間距離は、台板31の短辺に沿って並ぶ車輪32がそれら案内レール35の間に入り込むことが可能な大きさになっている。このため、塗装ユニット12を塗装スペースN1と作業スペースN4との間で移動させる場合は、塗装ユニット12の各車輪32が一対の案内レール35の間を移動することになる。ストッパ36は、案内レール35における奥側端部(作業スペースN4とは反対側の端部)同士に掛け渡された状態になっている。
なお、一対の案内レール35においては、作業スペースN4側の先端部分が外側に向けて曲がっており、それによって、塗装ユニット12の車輪32が一対の案内レール35の間に案内されやすくなっている。
塗装ユニット12は、塗料タンク21内の塗料を攪拌する攪拌装置41と、塗料タンク21内の塗料を吸い込む吸込部42と、吸込部42と塗料ポンプ22とを接続する吸込配管43と、塗料ポンプ22と吹きつけ装置23とを接続する吹きつけ配管44とを有している。塗料ユニッにおいては、吸込部42、吸込配管43、塗料ポンプ22及び吹きつけ配管44により、塗料タンク21から吹きつけ装置23に塗料を輸送する輸送通路が形成されている。吸込配管43及び吹きつけ配管44は、可撓性を有するビニルホース等の可撓管により形成されている。
なお、台車25に載せられた塗料タンク21にはフタ部46が被せられている。攪拌装置41及び吸込部42はフタ部46に取り付けられており、塗料タンク21の取り替えに際しては、攪拌装置41及び吸込部42ごとフタ部46を新規の塗料タンク21に付け替えるという容易な作業を行うことで、新規の塗料タンク21に対して攪拌装置41及び吸込部42を取り付けたことになる。
吹きつけ装置23は、塗料を吹き出す複数の吹出部51と、吹きつけ配管44を分岐することで各吹出部51に接続している分岐部52と、各吹出部51を支持している支持フレーム53とを有している。吹出部51は、搬送装置11においてワークWの搬送経路よりも高い位置に配置されており、下方に向けて塗料を吹き出すことによりワークWの上面の塗装を行うことになる。複数の吹出部51は、台車25の進行方向に沿って所定間隔で横並びに配置されており、搬送装置11の搬送方向に直交する方向(ワークWの短手方向)においてワークWの上面全体に塗料を吹きつけることができるようになっている。
なお、吹きつけ装置23が有する吹出部51は1つだけでもよい。ただし、この場合は、1つの吹出部51で塗料を吹きつけることが可能な領域が、ワークWの短手方向の全体を含む大きさであることが好ましい。
支持フレーム53は、台板31から上方に向けて延びている柱部53aと、柱部53aから側方に向けて延びているアーム部53bとを有している。アーム部53bは、搬送方向と直交し且つワークWの上面と平行(水平方向)に延びており、各吹出部51はアーム部53bに固定されている。支持フレーム53には、吹出部51に加えて、分岐部52、吹きつけ配管44及び塗料ポンプ22がそれぞれ固定されている。
台車25において、塗料タンク21は吹きつけ装置23よりも取っ手33側に配置されている。この場合、これら塗料タンク21及び吹きつけ装置23は、塗装ユニット12において台車25の進行方向に沿って横並びに配置されていることになる。また、この場合、塗装ユニット12が塗装スペースN1に設置された状態で、吹きつけ装置23の吹出部51はワークWの上方に配置され、塗料ポンプ22はワークWの搬送経路よりも作業スペースN4側に配置されることになる。このため、塗料タンク21の高さ寸法に関係なく塗装ユニット12を塗装スペースN1に設置することが可能であり、さらに、塗装ユニット12が塗装スペースN1に設置された状態のままでも、塗料タンク21の取り替え作業を行うことができるようになっている。
塗料ポンプ22は、台車25の進行方向に直交する方向において塗料タンク21に横並びに配置されている。このため、塗料ポンプ22は、塗装ユニット12が塗装スペースN1に設置されている状態で、塗料タンク21と同様にワークWの搬送経路よりも作業スペースN4側に配置されることになるため、塗装ユニット12が塗装スペースN1に設置された状態のままでも、塗料ポンプ22のメンテナンス作業を行うことができるようになっている。なお、図3においては、塗料ポンプ22を図示するために便宜上、塗料ポンプ22を塗料タンク21と吹きつけ装置23との間に図示しているに過ぎない。
塗装ユニット12において回収皿24は、各吹出部51の下方に設けられている。回収皿24は、塗装ユニット12が塗装スペースN1に設置された状態で、ワークWの搬送経路よりも下方に配置される高さ位置に設置されている。回収皿24は、皿架台55を介して台車25の台板31の上に設置されており、各吹出部51から塗料が噴出される領域のほぼ全体を下方から覆う大きさ及び形状になっている。皿架台55は、台板31の上に載せられた箱体であり、皿架台55の上面に回収皿24が載せられている。なお、ボルトや溶接などにより、皿架台55は台板31に固定され、回収皿24は皿架台55に固定されている。
塗装ユニット12は、回収皿24にて回収された塗料を塗料タンク21に戻すための回収配管56を有している。回収配管56は、可撓性を有する可撓管により形成されており、回収皿24と塗料タンク21とを接続している。回収配管56は、回収皿24側と塗料タンク21側とで高低差を有している。この場合、回収配管56においては、回収皿24にされた部分が塗料タンク21に接続された部分よりも高い位置に配置されており、回収皿24側の部分から塗料タンク21側の部分に向けて高さ位置が徐々に低くなっている。この場合、回収皿24に溜まった塗料は、その自重により回収配管56を通って塗料タンク21に流れ込むことになる。
回収配管56は、回収皿24の底部に接続されているとともに、塗料タンク21の側部に接続されている。なお、回収配管56は回収通路を構成しており、回収配管56の内部空間が回収通路に相当することになる。また、回収皿24の底部には、回収配管56が接続された接続孔が形成されており、回収皿24の底面は、塗料が接続孔に向けて流れるように傾斜している。
回収皿24の底面は、塗料タンク21の塗料の液面よりも高い位置に配置されている。塗装ユニット12においては、台板31の上面に対する回収皿24の高さ寸法H1が、台板31の上面に対する塗料タンク21の液面の高さ寸法H2よりも大きくなっている(H1>H2)。なお、塗料タンク21の液面の高さ位置は、塗料タンク21に塗料が満タンに充填された場合の液面の高さ位置としている。これにより、塗料タンク21内の塗料が回収配管56を通じて回収皿24に逆流するということを回避できる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
塗装ユニット12が台車25により移動可能になっているため、塗装ユニット12について塗料タンク21を取り替えることや、塗装スペースN1に設置されている塗装ユニット12を別の塗装ユニット12に入れ替えることが容易になっている。このため、塗装ユニット12を移動させることができない構成とは異なり、ワークWの塗装に用いる塗料を別の塗料に変更する場合に、塗料ポンプ22や吹きつけ装置23などの洗浄作業を行う必要がない。これにより、塗装に用いる塗料を変更する際の作業負担を低減することができる。しかも、塗装ユニット12には回収皿24が含まれているため、1つの塗装ユニット12において塗料を再利用することが可能となる。したがって、ワークWの塗装作業を好適に行うことができる。
塗装設備10においては、異なる塗料に合わせて複数の塗装ユニット12が用意されているため、塗装スペースN1に設置されている塗装ユニット12を別の塗装ユニット12に入れ替えるという容易な作業により、ワークWの塗装に用いる塗料を変更することができる。このため、塗装に用いる塗料の変更の前後において、塗装ユニット12を水等により洗浄するという手間を省くことができる。
塗装ユニット12においては、回収皿24に回収された塗料が回収配管56を介して塗料タンク21に戻されるため、作業者が回収皿24内の塗料を塗料タンク21に移動させる作業を行わなくても、その塗料が塗料タンク21に戻されるため、塗料を再利用するための手間を省くことができる。しかも、回収皿24と塗料タンク21との位置関係に合わせて回収配管56を設けることで、塗装ユニット12において回収皿24及び塗料タンク21の設置位置に関して自由度を高めることができる。
回収配管56においては、回収皿24側と塗料タンク21側との高低差により、塗料が回収皿24から塗料タンク21に向けて流下するため、塗料を再利用する手間を省いた上で、さらに、省エネルギ化を実現できる。
搬送装置11により搬送されているワークWを対象として、塗装ユニット12による塗装が実施されるため、工業化住宅などに用いる外壁面材等の建築部材を効率良く大量生産することができる。ここで、搬送装置11においては、塗装スペースN1に合わせて搬送部11a同士が離間しているため、塗装ユニット12を塗装スペースN1に容易に設置することができる。これにより、塗装スペースN1について塗装ユニット12の入れ替え作業を容易化することができる。しかも、隣り合う搬送部11a同士の離間距離が、それら搬送部11aの間でワークWの受け渡しが可能な大きさとされているため、ワークWの搬送経路に重なる位置に塗装スペースN1が配置されている構成であっても、搬送装置11によるワークWの搬送を好適に行うことができる。
塗装ユニット12を塗装スペースN1に設置することで、その塗装ユニット12の吹出部51及び回収皿24が搬送中のワークWに対して位置合わせされるため、塗装スペースN1について塗装ユニット12を別の塗装ユニット12に入れ替える際に吹きつけ装置23や回収皿24の位置調整などを行わなくて済む。したがって、塗装ユニット12の入れ替える際の作業負担を低減できる。しかも、塗料タンク21は搬送中のワークWに対して横並びに配置されるため、塗装ユニット12を塗装スペースN1に設置した状態のまま塗料タンク21の取り替えや塗料の補充などを行うことができる。これにより、塗装作業の効率を高めることができる。
塗装ユニット12は、案内レール35やストッパ36により塗装スペースN1に案内されるため、塗装ユニット12を塗装スペースN1に設置する作業を容易化できる。また、塗装ユニット12の位置が塗装スペースN1に対してずれていることが案内レール35やストッパ36により防止されるため、塗装ユニット12が適正な位置に設置されていないことに起因して塗装精度が低下するということを回避できる。
塗装スペースN1が塗装ブース13内に設定されているため、吹きつけ装置23から吹き出された塗料が空気中で広範囲に拡散することを塗装ブース13により防止できる。しかも、塗装ブース13内に待機スペースN2が設定されているため、塗装スペースN1に対して塗装ユニット12の入れ替え作業を行う場合に、塗装ユニット12を塗装ブース13の外に出す必要がない。したがって、塗装ブース13の外側が塗料で汚れることを防止できるとともに、作業者は塗装ユニット12の入れ替えに際して塗装ブース13に出入りする必要がない。つまり、塗装ユニット12の入れ替え作業を好適に行うことができる。
[他の実施形態]
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、回収配管56が塗料タンク21に接続されていたが、回収配管56から塗料が塗料タンク21に流れ込む構成であれば回収配管56は塗料タンク21に接続されていなくてもよい。例えば、回収配管56がフタ部46に接続されており、フタ部46に形成された接続孔を介して回収配管56から塗料が塗料タンク21に流れ込む構成とする。この構成では、塗装ユニット12において塗料タンク21を別の塗料タンク21に取り替える際に、別の塗料タンク21にフタ部46を付け替えることで回収配管56を付け替えることになる。このため、塗料タンク21に対する回収配管56の着脱作業の分だけ、塗料タンク21を取り替える際の手間を省くことができる。
(2)上記実施形態では、塗装ユニット12が塗装スペースN1に設置された状態で、塗料タンク21がワークWの搬送経路よりも作業スペースN4側に配置されていたが、塗料タンク21は、搬送経路を挟んで作業スペースN4の反対側に配置されていてもよい。例えば、台車25において、塗料タンク21が回収皿24及び吹きつけ装置23を挟んで取っ手33とは反対側に配置された構成とする。
(3)上記実施形態では、回収皿24と塗料タンク21とが横並びに配置されているが、塗料タンク21が回収皿24の下方に配置されていてもよい。この場合、例えば、回収皿24の底面部と塗料タンク21の上面部とに互いに連通する孔をそれぞれ形成することで、回収皿24にて回収された塗料が塗料タンク21に流れ込む構成を実現できる。
(4)上記実施形態では、塗料タンク21内の塗料が回収配管56を通じて回収皿24に逆流しないようにされていたが、塗料タンク21内の塗料は、回収配管56を通じて回収皿24側に逆流してもよい。塗料が逆流する構成としては、回収配管56において回収皿24側の端部が塗料タンク21側の端部よりも低い位置に配置された構成や、回収皿24の底面が塗料タンク21内の液面よりも低い位置に配置された構成(H1<H2)などが挙げられるが、これらの構成であっても、回収皿24における塗料の貯留量が増えた場合や、塗料タンク21における塗料の貯留量が減った場合には、回収皿24から回収配管56を通じて塗料タンク21に塗料が流れ込むことになる。
(5)上記実施形態では、回収皿24内の塗料がその自重で塗料タンク21に戻る構成としたが、回収皿24内の塗料は回収ポンプ等の駆動手段で強制的に塗料タンク21に送られる構成としてもよい。例えば、回収配管56に回収ポンプが接続され、その回収ポンプが支持フレーム53に固定された構成とする。
(6)上記実施形態では、回収皿24内の塗料を塗料タンク21に戻す回収通路が、回収配管56により形成されていたが、回収通路を形成する通路形成部材は配管でなくてもよい。例えば、上方に向けて開放された長尺状の溝部材が通路形成部材とされた構成とする。この構成では、塗料が溝部材の溝内を流れることで回収皿24から塗料タンク21に戻ることになる。
(7)搬送装置としては、ベルトコンベアの上にワークWを載せた状態で搬送する搬送装置11の他にも、ワークWを吊り下げた状態で水平方向に搬送する装置や、ワークWを上下方向に搬送する装置などが挙げられる。
(8)上記実施形態では、案内レール35及びストッパ36が床部37から上方に突出していたが、案内レール35及びストッパ36は、台車25の一部(例えば車輪32や台板31)が接触する側面を有していれば、床部37から上方に突出していなくてもよい。例えば、案内レール35及びストッパ36が床部37の床面から下方に凹んだ凹部により形成された構成とする。
(9)上記実施形態では、搬送装置11により搬送されているワークWを対象として塗装ユニット12による塗装が行われる構成としたが、塗装ユニット12が塗装するワークWは、搬送装置11により搬送されていなくてもよい。例えば、所定位置に固定されたワークWを対象として塗装ユニット12による塗装が行われる構成とする。この場合でも、ワークWの固定位置に対して塗装スペースN1を設定することは可能であり、その塗装スペースN1に設置する塗装ユニット12を選択することが、ワークWの塗装に使用する塗料を選択することになる。
10…塗装設備、11…搬送装置、11a…搬送部、12…塗装設備を構成する塗装ユニット、13…塗装設備を構成する塗装ブース、17a…ワーク入口としての搬送口、17b…ワーク出口としての搬送口、21…塗料タンク、22…塗料ポンプ、23…吹きつけ装置、24…回収皿、25…台車、35…案内部を構成する案内レール、36…案内部を構成するストッパ、51…吹出部、56…回収通路を構成する回収配管、N1…塗装スペース、N2…待機スペース、W…ワーク。

Claims (7)

  1. 塗装対象であるワークの塗装を行う塗装ユニットを備えている塗装設備であって、
    前記塗装ユニットは、
    塗料が入れられている塗料タンクと、
    前記塗料タンクから塗料を汲み出す塗料ポンプと、
    前記塗料ポンプにより汲み出された塗料を前記ワークに吹きつける吹きつけ装置と、
    前記吹きつけ装置から吹き出された塗料の余剰分を前記ワークよりも下方において回収する回収皿と、
    前記塗料タンク、前記塗料ポンプ、前記吹きつけ装置及び前記回収皿が搭載された台車と、
    を有しており、
    前記塗装ユニットは、前記ワークを搬送する搬送装置の搬送経路において該ワークの塗装を行うものであり、
    前記搬送装置は、前記ワークの搬送経路に沿って並べられた複数の搬送部を有しており、隣り合う前記搬送部の間に設置されることで所定の塗装スペースに配置された前記塗装ユニットにより、前記ワークの塗装が実施されるようになっており、
    前記台車を前記塗装スペースに案内する案内部を備え、
    前記案内部は、前記搬送経路とは交差する方向に延びており、前記搬送経路が延びている方向において前記台車の位置が前記塗装スペースからずれることを規制するものであることを特徴とする塗装設備。
  2. 前記塗装ユニットは、前記回収皿に回収された塗料を前記塗料タンクに戻す回収通路を有していることを特徴とする請求項1に記載の塗装設備。
  3. 前記回収通路は、前記回収皿側と前記塗料タンク側とで高低差を有し、塗料を当該塗料の自重により前記回収皿から前記塗料タンクに移動させるものであることを特徴とする請求項2に記載の塗装設備。
  4. 前記吹きつけ装置は、塗料を吹き出す吹出部を有しており、
    前記塗装ユニットにおいては、前記回収皿の上方に前記吹出部が設けられ、前記回収皿と前記塗料タンクとが前記台車の上に横並びに設けられ、前記台車が前記塗装スペースに配置されていることで、前記搬送装置により搬送されている前記ワークが前記吹出部と前記回収皿との間を通過可能になっているとともに、該ワークとは上下に重ならない位置に前記塗料タンクが配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の塗装設備。
  5. 前記搬送装置は、前記ワークとして建物用の外壁面材をその仕上面が上方に向き且つ該外壁面材の長手方向を前記ワークの搬送方向とした状態で搬送するものであり、
    前記吹きつけ装置は、前記外壁面材の仕上面に対して上方から塗料を吹きつけるものであり、
    前記搬送経路が延びている方向において、前記塗装スペースを挟んで隣り合う前記搬送部の離間距離は、それら搬送部のうち一方から他方への前記ワークの受け渡しが可能な大きさになっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の塗装設備。
  6. 前記搬送装置による搬送経路は、前記ワークの塗装作業が行われる塗装ブース内を通過しており、
    前記塗装ブースの外周部には、前記搬送装置により搬送される前記ワークが入って来るワーク入口と、該ワークが出て行くワーク出口とが設けられており、
    前記塗装ブースには、前記塗装スペースに加えて、前記塗装ユニットを待機させておくための待機スペースが含まれていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の塗装設備。
  7. 前記塗装ユニットは、前記ワークを塗装する塗料の種別に合わせて複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の塗装設備。
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