JP6160875B2 - 制御装置、通信システムおよび制御装置のスキャン方法 - Google Patents

制御装置、通信システムおよび制御装置のスキャン方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信を介して通信端末装置を制御対象として登録する制御装置および制御装置のスキャン方法に関するものである。
無線通信装置の親機(以降、制御装置と称する)と複数台の無線通信装置の子機(以降、通信端末装置と称する)で構成される例えば図1に示すようなネットワーク30において、通信端末装置10a、10b、…10nは、導入時に、制御装置20に施工登録される必要がある。
施工登録(以下、単に登録ともいう)では、例えば図2に示すように、通信端末装置10が制御装置20を探索するスキャン(ステップS10)、探索した制御装置20に対して通信端末装置10が登録の要求を行うアソシエーション(ステップS20)、制御装置20が通信端末装置10を認証するオーセンティケーション(ステップS30)が実施されて、制御装置20への通信端末装置10の登録が実現する。
スキャンでは、隣の家などの隣接するネットワークの制御装置を含めた複数台の中から、接続すべき所望(自宅)の制御装置を通信端末装置が検索する必要がある。
そのため、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.15.4規格では、通信端末装置が、ビーコン要求(報知要求とも呼ばれる)をブロードキャスト(同報)送信して、ビーコン要求を受信した制御装置がビーコン(報知信号とも呼ばれる)を送信する。通信端末装置は、制御装置から送信されたビーコンを受信し、受信バッファに記憶する。
続いて、アソシエーション(図2のステップS20)において、通信端末装置は、ビーコンを送信した制御装置に対して登録要求(例えば、Association Request)を送信する。制御装置は通信端末装置からの登録要求を受信すると、接続可否を判断して、接続許可、或いは接続拒否の情報を付加した登録応答(Association Response)を、通信端末装置に返信する。
登録応答が接続許可であり、アソシエーションが完了すると、続いて、鍵情報等の認証処理(図2のステップS30)を、制御局と通信端末装置間で行い、施工登録が完了する。
これに対して、登録応答が接続拒否である場合、通信端末装置は所望の制御装置でないと判断し、受信バッファに記憶した残りの他の制御装置に対して、順次、接続要求の送信を試みる。
このようなネットワークにおいて、通信端末装置からのビーコン要求に対して、所望(自宅)の制御装置のみがビーコンを2回送信し、通信端末装置が2回目のビーコンを受信することで、自宅の制御装置と判断する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、制御装置がビーコンに「接続可否」等のオプション情報を付加して送信し、通信端末装置がビーコンを解析することで、自宅の制御装置と判断する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4316488号公報 特開2006−19962号公報
しかしながら、従来の構成では、例えば隣接ネットワークの制御装置が多くある場合、その全ての制御装置からのビーコンを受信するために、端末装置側に多くの受信バッファ(メモリ)が必要になるという課題がある。
そこで、本発明は、通信端末装置において所望の制御装置が効率的に探索されると共に、通信端末装置側のメモリ搭載量が少なくても通信端末装置を登録することができる制御装置等を提供する。
本発明の一態様に係る制御装置は、無線通信を介して通信端末装置を制御対象として登録するために前記通信端末装置から送信される報知要求に応じて報知信号を送信する処理を含む登録処理を実行する制御装置であって、前記通信端末装置から前記登録処理を行うための第1の報知要求を受信する受信部と、前記登録処理の開始要求を示す制御信号を検出する検出部と、前記検出部が前記制御信号を検出した場合に、前記登録処理を開始し、一定の期間、前記登録処理を実行する登録制御部と、前記登録制御部が前記登録処理を実行している期間に前記受信部が前記第1の報知要求を受信した場合には、当該制御装置の存在を通知するための前記報知信号を送信し、前記登録制御部が前記登録処理を実行していない期間に前記第1の報知要求を受信した場合には、前記報知信号を送信しない送信制御部とを備える。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本態様によると、制御装置を短時間で検索でき、施工登録の時間を短縮できる。また、通信端末装置が備えるメモリ容量を低減できるので低コスト化につながる。
図1は、ネットワークの構成の一例を示す概略図である。 図2は、通信端末装置を制御対象として制御装置に登録する際の流れの概略を示す図である。 図3は、通信端末装置のスキャンが行われた際の制御装置との間における動作の一例を示すシーケンス図である。 図4は、通信端末装置のスキャンが行われた際の制御装置との間における動作の一例を示すシーケンス図である。 図5は、通信端末装置に記憶される制御装置リストの一例を示す図である。 図6は、実施の形態1における制御装置の構成を示すブロック図である。 図7は、実施の形態1における動作の流れを示すフローチャートである。 図8は、実施の形態1におけるスキャンの際の具体的な動作の一例を示すシーケンス図である。 図9は、実施の形態2における制御装置の構成を示すブロック図である。 図10は、実施の形態2における動作の流れを示すフローチャートである。 図11は、実施の形態2におけるスキャンの際の具体的な動作の一例を示すシーケンス図である。 図12は、実施の形態3における制御装置の構成を示すブロック図である。 図13は、実施の形態3における動作の流れを示すフローチャートである。 図14は、実施の形態3におけるスキャンの際の具体的な動作の一例を示すシーケンス図である。 図15は、実施の形態4における制御装置の構成を示すブロック図である。 図16は、実施の形態4における動作の流れを示すフローチャートである。 図17は、実施の形態4におけるスキャンの際の具体的な動作の一例を示すシーケンス図である。 図18は、実施の形態4の変形例における動作の流れを示すフローチャートである。 図19は、実施の形態4の変形例におけるスキャンの際の具体的な動作の一例を示すシーケンス図である。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者らは、「背景技術」の欄において記載した制御装置に関し、以下の問題が生じることを見出した。
図3および図4は、通信端末装置のスキャンが行われた際の制御装置との間における動作の一例を示すシーケンス図である。また、図5は、通信端末装置に記憶される制御装置リストの一例を示す図である。
一般的に、通信端末装置10と制御装置20(20a、20b、20c、…20n)との間では、複数の周波数チャネルの中から一つの周波数チャネルを選択して通信が行われるが、ここでは関係しないので説明を省略する。
通信端末装置10は、所望(自宅)の制御装置に登録を行う場合、図3に示すように制御装置20を探索するためにスキャンを開始する(ステップS11)。そして、通信端末装置10は、ビーコン要求をブロードキャスト送信する。このビーコン要求を受信した制御装置20は、自身装置の存在を通知するために、ビーコンを送信する。通信端末装置10は、ビーコンを受信すると、ビーコンに含まれる制御装置20のネットワークIDおよび機器アドレス等を記憶した例えば図5に示すような制御装置リスト11を生成する(ステップS12)。ここで、所定のスキャン時間が経過(スキャンタイマの満了)すると、スキャンを終了する(ステップS13)。
または、通信端末装置10は、図4に示すように、制御装置リストが満杯(受信バッファが満杯)になると、通信端末装置10はスキャンを終了する(ステップS14)。
ここで、例えば、ネットワークIDとは、PAN(Personal Area Network)IDやSSID(Service Set ID)等がある。
機器アドレスとは、MACアドレスや64ビット拡張アドレス(64bit Extended Address)、16ビットのショートアドレス等がある。
スキャンの終了後、通信端末装置10は、制御局リストの中の制御装置20に対して、順次登録要求を送信する。そして、制御装置20それぞれから返信される接続許可、或いは接続拒否の情報の付加された登録応答を受信することで自宅の制御装置20(図3および図4では20a)を見つけることができる。この場合、自宅の制御装置20において登録ボタン等が押下されて登録を受け付ける状態であれば、接続許可の登録応答を返信する。
また、2.4GHz帯よりも低い無線周波数帯である、例えば、400MHzから920MHzまでの周波数帯を用いた無線通信では、電波の到達距離が長く、住宅街でも到達範囲が半径100mを超えることがある。このため、隣接ネットワークの制御装置(隣接住宅)が多く存在する場合には、100台以上の制御装置からビーコンを受信することも想定される。このような場合には、すべてのスキャンが終了する前に制御装置リストが満杯(受信バッファが満杯)になり、スキャンが途中で終了されることになる。
このため、通信端末装置には、100台以上の制御装置からビーコンを受信することができるだけの大容量の受信バッファ、すなわち大容量のメモリが必要になる。また、通信端末装置は、100台以上の制御装置から自宅の制御装置を見付ける必要があり、登録に時間を要することになる。
このような問題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、無線通信を介して通信端末装置を制御対象として登録するために前記通信端末装置から送信される報知要求に応じて報知信号を送信する処理を含む登録処理を実行する制御装置であって、前記通信端末装置から前記登録処理を行うための第1の報知要求を受信する受信部と、前記登録処理の開始要求を示す制御信号を検出する検出部と、前記検出部が前記制御信号を検出した場合に、前記登録処理を開始し、一定の期間、前記登録処理を実行する登録制御部と、前記登録制御部が前記登録処理を実行している期間に前記受信部が前記第1の報知要求を受信した場合には、当該制御装置の存在を通知するための前記報知信号を送信し、前記登録制御部が前記登録処理を実行していない期間に前記第1の報知要求を受信した場合には、前記報知信号を送信しない送信制御部とを備える。
これにより、隣接ネットワークの制御装置が多く存在する場合であっても、自宅の制御装置に制御対象として登録させたい通信端末装置は、登録処理を実行している自宅の制御装置からだけ報知信号を受信することができる。したがって、通信端末装置は、大容量のメモリを有さなくても、自宅の制御装置を探索し、自宅の制御装置に制御対象として登録させることができる。また、通信端末装置は、自宅の制御装置を効率的に見付けることができ、登録に要する時間を短縮することができる。
また、前記登録制御部は、前記登録制御部が前記登録処理を実行している期間に前記報知信号を前記通信端末装置に送信した後、前記受信部が前記通信端末装置から当該報知信号に応じて送信される登録要求を受信した場合に、当該通信端末装置を制御対象として登録してもよい。
これにより、制御装置は、通信端末装置を制御対象として登録することができる。
また、前記送信制御部は、前記受信部が他の制御装置によって送信される第1の報知要求を受信した場合には、前記登録制御部が前記登録処理を実行していない期間であっても前記報知信号を送信してもよい。
これにより、制御装置は、他の制御装置からの報知要求に対しては、常に報知信号を送信することができ、他の制御装置は隣接するネットワーク(制御装置)の状態を把握することができる。
また、前記第1の報知要求は、当該第1の報知要求を送信した装置が制御装置であるか通信端末装置であるかを判別するための判別情報を含み、前記制御装置は、さらに、前記第1の報知要求を送信した装置が制御装置であるか通信端末装置であるかを、前記判別情報を用いて判別する判別部を備え、前記送信制御部は、前記判別部が前記第1の報知要求を送信した装置が制御装置であると判別した場合には、前記登録制御部が前記登録処理を実行していない期間であっても前記報知信号を送信してもよい。
これにより、制御装置は、第1の報知要求を送信した装置が制御装置であるか通信端末装置であるかに応じて、報知信号の送信を制御することができる。
また、前記送信制御部は、前記受信部が前記通信端末装置または他の制御装置から所定の規格に準拠している第2の報知要求を受信した場合には、前記登録制御部が前記登録処理を実行していない期間であっても前記報知信号を送信してもよい。
これにより、第2のビーコン要求を送信する規格に準拠した通信端末装置にも対応し、第1のビーコン要求および第2のビーコン要求それぞれに応じた処理を行うことができる。
また、前記第2の報知要求が、IEEE802.15.4規格に準拠したビーコン要求フレームであり、前記報知信号が、IEEE802.15.4規格に準拠したビーコンフレームであってもよい。
また、前記第2の報知要求が、IEEE802.11規格に準拠したプローブ要求フレームであり、前記報知信号が、IEEE802.11規格に準拠したプローブ応答フレームであってもよい。
また、前記制御装置は、さらに、前記受信部が受信した前記報知要求の受信電界強度を計測する計測部を備え、前記送信制御部は、前記受信電界強度が特定の閾値以上の場合に、前記報知信号を送信してもよい。
これにより、例えば自宅の制御装置へ登録しようとする際に、他の制御装置が登録モードである場合であっても、ビーコン要求の受信電界強度に応じてビーコンの送信を制限することができる。
また、前記送信制御部は、前記登録制御部によって前記登録処理が実行されている期間終了後の所定の期間内に、前記検出部が前記制御信号を再度検出した場合には、前記受信電界強度が特定の閾値未満の場合に、前記報知信号を送信してもよい。
これにより、例えば何らかの理由で自宅の制御装置からのビーコンの受信電界強度が低くても、再度の登録処理で、通信端末装置における探索から漏れることなく、通信端末装置を登録することができる。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたは記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
図6は、実施の形態1における制御装置の構成を示すブロック図である。
制御装置100は、無線通信を介して通信端末装置を制御対象として登録するために通信端末装置から送信される報知要求に応じて報知信号を送信する処理を含む登録処理を実行する装置であり、図6に示すように検出部101、登録制御部102、送信制御部103、フレーム生成部104、送信部105、受信部106、およびフレーム解析部107を備えている。
ここで、通信端末装置は、例えば、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、およびエアコン等の家電製品、または、分電盤、電力メータ、ガスメータ、ソーラパネル、ヒートポンプ、蓄電池、および燃料電池等のエネルギー関連機器である。なお、通信端末装置が、家電製品、または、エネルギー関連機器などに外付けされて用いられても構わない。また、制御装置100は、制御対象として登録した通信端末装置の各種制御を行う。
また、制御装置100は、例えば図1に示すようなネットワーク構成と同様のネットワーク構成で用いられる。
検出部101は、通信端末装置を新たに制御対象として制御装置100に登録するための登録処理の開始を要求する制御信号を検出し、登録制御部102に通知する。この登録処理の開始要求を示す制御信号は、制御装置100において、ユーザによる操作、例えば登録ボタン等が押下される、またはスマートフォン等から指示を受ける等の操作が行われると送出される。
登録制御部102は、検出部101により制御信号が検出された場合に、登録処理を開始し、一定の期間、登録処理を実行する。すなわち、登録制御部102は、一定の期間、新たに制御対象の登録を受け付ける状態(以下、登録モードともいう)とする。また、登録制御部102は、一定の期間が経過するか、または通信端末装置を制御対象とする登録が完了すると、登録を受け付ける状態(登録モード)を終了する。
また、登録制御部102は、通信端末装置を制御対象として制御装置100に登録させることを要求する登録要求を通信端末装置から受信した場合に、登録モードであれば、接続許可の情報の付加した登録応答を送信するように送信制御部103に通知する。また、登録制御部102は、登録要求を通信端末装置から受信した場合に、登録モードでなければ、接続拒否の情報の付加した登録応答を送信するように送信制御部103に通知する。
送信制御部103は、登録モードであるときに受信部106が報知要求(以下、ビーコン要求ともいう)を受信した場合には、制御装置100のネットワークIDおよび機器アドレス等を含む報知信号(以下、ビーコンともいう)をブロードキャスト送信(同報送信)するように制御を行う。また、送信制御部103は、登録モードでないときに受信部106がビーコン要求を受信した場合には、ビーコンを送信しないように制御を行う。
フレーム生成部104は、送信制御部103の指示により、ビーコンのフレームを生成する。送信部105は、フレーム生成部104で生成されたビーコンのフレームをブロードキャスト送信する。
受信部106は、例えばビーコンを送信するように要求するビーコン要求、および登録要求等を通信端末装置から受信する。フレーム解析部107は、受信部106で受信されたビーコン要求および登録要求等を解析し、ビーコン要求および登録要求等に含まれる所定のパラメータ、例えば通信端末装置を特定するためのネットワークIDおよび機器アドレス等を取り出す。
次に、上記のように構成された制御装置100の動作について説明する。
図7は、実施の形態1における動作の流れを示すフローチャートである。
送信制御部103は、受信部106によりビーコン要求が受信されたか否かを判定する(ステップS101)。ここで、ビーコン要求が受信された場合(ステップS101でYes)には、送信制御部103は、例えば登録ボタン等が押下されて登録モードである(以下、単にボタン押下ともいう)か否かを判定する(ステップS102)。ここで、登録モードである場合(ステップS102でYes)には、送信制御部103は、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う(ステップS103)。すなわち、送信制御部103は、フレーム生成部104および送信部105に指示し、ビーコンをブロードキャスト送信する。
一方、登録モードでない場合(ステップS102でNo)には、送信制御部103は、ビーコンを送信しないように制御を行う。
また、ビーコン要求が受信されていない場合(ステップS101でNo)には、ビーコン要求が受信されたか否かの判定処理(ステップS101)を繰り返し行う。
図8は、実施の形態1におけるスキャンの際の具体的な動作の一例を示すシーケンス図である。なお、図8のシーケンス図には、説明を簡略化するために図7に示すフローチャートの動作がすべて含まれているわけではない。また、図8では、制御装置100(100a、100b、100c、…100n)の中で、自宅の制御装置を制御装置100aとしている。
図8において、自宅の制御装置100aは、通信端末装置120を制御対象として登録するために例えば登録ボタン等が押下されて登録モードとなる(ステップS151)。次に、通信端末装置120において、例えば登録ボタン等が押下されると、スキャンが開始される(ステップS152)。これにより、通信端末装置120からビーコン要求がブロードキャスト送信される。スキャンでは、隣の家などの隣接するネットワークの制御装置を含めた複数台の中から、接続すべき所望(自宅)の制御装置を端末装置が検索することになる。
ここで、制御装置100aは、登録モードであるときに受信部106がビーコン要求を受信する。よって、制御装置100aは、ビーコンをブロードキャスト送信する。制御装置100aから送信されたビーコンを受信した通信端末装置120は、ビーコンからネットワークIDおよび機器アドレスを取り出す。取り出されたネットワークIDおよび機器アドレスは制御装置リストに記憶される(ステップS153)。そして、通信端末装置120において、スキャン時間が満了する(ステップS154)。
このとき、自宅の制御装置100a以外の他の制御装置100b、100c、…100nにおいても通信端末装置120が送信したビーコン要求を受信する。しかし、他の制御装置100b、100c、…100nは、登録ボタン等が押下されていない(登録モードでない)ため、ビーコンを送信しない。
これにより、通信端末装置120が受信するビーコンは、制御装置100aから送信されたビーコンだけとなる。すなわち、制御装置リストには、制御装置100aのネットワークIDおよび機器アドレスだけが記憶される。
スキャンの終了後、通信端末装置120は、制御局リストの中の制御装置100aに対して、制御対象として登録させるための登録要求を送信する。この登録要求を受信した自宅の制御装置100aは、登録を受け付ける状態(登録モード)であるので、接続許可の情報の付加された登録応答を通信端末装置120に返信する。そして、通信端末装置120は、制御装置100aから返信される接続許可の情報の付加された登録応答を受信することで自宅の制御装置100aを見つけることができる。その後、通信端末装置120と制御装置100aとの間で、鍵情報等の認証処理を行われ、登録が完了する。
以上のように、本実施の形態では、登録モードであるときにビーコン要求を受信した場合にだけ、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行っている。これによって、隣接ネットワークの制御装置が多く存在する場合であっても、自宅の制御装置に制御対象として登録させたい通信端末装置は、自宅の制御装置からだけビーコンを受信することができる。したがって、通信端末装置は、大容量のメモリを有さなくても、自宅の制御装置を探索し、自宅の制御装置に制御対象として登録させることができる。また、通信端末装置は、自宅の制御装置を効率的に見付けることができ、登録に要する時間を短縮することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、通信端末装置から送信されるビーコン要求に対する処理について説明したが、本実施の形態2では、通信端末装置および他の制御装置から送信されるビーコン要求に対する処理について説明する。ここで、他の制御装置は、隣接するネットワーク(制御装置)の状態を把握するために、ビーコン要求を送信する。そして、他の制御装置は、隣接する制御装置からビーコン要求に応じて送信されるビーコンから各種情報を取得し、隣接するネットワークの状態を把握する。
図9は、実施の形態2における制御装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
制御装置200は、無線通信を介して通信端末装置を制御対象として登録するために通信端末装置から送信される報知要求に応じて報知信号を送信する処理を含む登録処理を実行する装置であり、図9に示すように検出部101、登録制御部102、送信制御部201、フレーム生成部104、送信部105、受信部106、判別部202、およびフレーム解析部203を備えている。
送信制御部201は、登録モードであるときに受信部106が通信端末装置からビーコン要求を受信した場合には、制御装置200のネットワークIDおよび機器アドレス等を含むビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う。また、送信制御部103は、登録モードでないときに受信部106が通信端末装置からビーコン要求を受信した場合には、ビーコンを送信しないように制御を行う。
また、送信制御部201は、受信部106が他の制御装置からビーコン要求を受信した場合には、登録モードであるか否かに関係なく常に、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う。すなわち、送信制御部201は、受信部106が他の制御装置からビーコン要求を受信した場合には、登録モードでないときであっても、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う。
フレーム解析部203は、受信部106で受信されたビーコン要求および登録要求等を解析し、ビーコン要求および登録要求等に含まれる所定のパラメータ、例えば通信端末装置を特定するためのネットワークIDおよび機器アドレス等を取り出す。また、フレーム解析部203は、受信部106で受信されたビーコン要求を解析し、ビーコン要求に含まれるビーコン要求を送信した装置が制御装置であるか通信端末装置であるかを判別するための判別情報を取り出す。
例えば、判別情報として、IEEE802.15.4規格のビーコン要求のMACヘッダのフレーム制御フィールド(Frame Control field)のFrame Type、或いはFrame Version等を利用することが可能である。またはMACペイロード・フィールドに、フラグ等の判別情報を付加することも可能である。
判別部202は、ビーコン要求を送信した装置が制御装置であるか通信端末装置であるかを、フレーム解析部203で取り出された判別情報を用いて判別する。
なお、本実施の形態では、ビーコン要求を送信する制御装置および通信端末装置が、自装置が制御装置であるか通信端末装置であるかを示すフラグ等の判別情報をビーコン要求に付加するものとしている。
次に、上記のように構成された制御装置200の動作について説明する。
図10は、実施の形態2における動作の流れを示すフローチャートである。
送信制御部201は、受信部106によりビーコン要求が受信されたか否かを判定する(ステップS201)。ここで、ビーコン要求が受信された場合(ステップS201でYes)には、判別部202は、ビーコン要求を送信した装置が制御装置であるか通信端末装置であるかを、フレーム解析部203で取り出された判別情報を用いて判別する(ステップS202)。ここで、ビーコン要求を送信した装置が制御装置である場合(ステップS202でYes)には、送信制御部201は、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う(ステップS203)。すなわち、送信制御部201は、フレーム生成部104および送信部105に指示し、ビーコンをブロードキャスト送信する。
一方、ビーコン要求を送信した装置が制御装置でない、すなわち通信端末装置である場合(ステップS202でNo)には、送信制御部201は、例えば登録ボタン等が押下されて登録モードであるか否かを判定する(ステップS204)。ここで、登録モードである場合(ステップS204でYes)には、送信制御部201は、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う(ステップS203)。また、登録モードでない場合(ステップS204でNo)には、送信制御部201は、ビーコンを送信しないように制御を行う。
また、ビーコン要求が受信されていない場合(ステップS201でNo)には、ビーコン要求が受信されたか否かの判定処理(ステップS201)を繰り返し行う。
図11は、実施の形態2におけるスキャンの際の具体的な動作の一例を示すシーケンス図である。なお、図11のシーケンス図には、説明を簡略化するために図10に示すフローチャートの動作がすべて含まれているわけではない。また、図11では、制御装置200(200a、200b、200c、…200n)の中で、自宅の制御装置を制御装置200aとしている。
図11において、自宅の制御装置200aは、通信端末装置220を制御対象として登録するために例えば登録ボタン等が押下されて登録モードとなる(ステップS251)。次に、通信端末装置220において、例えば登録ボタン等が押下されると、スキャンが開始される(ステップS252)。これにより、通信端末装置220からビーコン要求がブロードキャスト送信される。スキャンでは、隣の家などの隣接するネットワークの制御装置を含めた複数台の中から、接続すべき所望(自宅)の制御装置を端末装置が検索することになる。
ここで、制御装置200aは、登録モードであるときに受信部106が通信端末装置220からビーコン要求を受信する。よって、制御装置200aは、ビーコンをブロードキャスト送信する。制御装置200aから送信されたビーコンを受信した通信端末装置220は、ビーコンからネットワークIDおよび機器アドレスを取り出す。取り出されたネットワークIDおよび機器アドレスは制御装置リストに記憶される(ステップS253)。そして、通信端末装置220において、スキャン時間が満了する(ステップS254)。
このとき、自宅の制御装置200a以外の他の制御装置200b、200c、…200nにおいても通信端末装置220が送信したビーコン要求を受信する。しかし、他の制御装置200b、200c、…200nは、登録ボタン等が押下されていない(登録モードでない)ため、ビーコンを送信しない。
これにより、通信端末装置220が受信するビーコンは、制御装置200aから送信されたビーコンだけとなる。すなわち、制御装置リストには、制御装置200aのネットワークIDおよび機器アドレスだけが記憶される。
スキャンの終了後、通信端末装置220は、制御局リストの中の制御装置200aに対して、制御対象として登録させるための登録要求を送信する。この登録要求を受信した自宅の制御装置200aは、登録を受け付ける状態(登録モード)であるので、接続許可の情報の付加された登録応答を通信端末装置220に返信する。そして、通信端末装置220は、制御装置200aから返信される接続許可の情報の付加された登録応答を受信することで自宅の制御装置200aを見つけることができる。その後、通信端末装置220と制御装置200aとの間で、鍵情報等の認証処理を行われ、登録が完了する。
一方、例えば制御装置200cにおいて、隣接するネットワークの状態を把握するために、スキャンが開始される(ステップS255)。これにより、制御装置200cからビーコン要求がブロードキャスト送信される。ここで、図11において、制御装置200aは、登録モードでないときに受信部106が制御装置200cからビーコン要求を受信するものとする。
制御装置200aは、ビーコン要求が制御装置から送信されているので、登録モードでないときであっても、制御装置200cからビーコン要求に応じてビーコンをブロードキャスト送信する。
制御装置200cは、制御装置200a、200b、…200nから送信されたビーコンを受信する。制御装置200cは、ビーコンから例えばネットワークIDおよび機器アドレスを取り出す。取り出されたネットワークIDおよび機器アドレスは制御装置リストに記憶される(ステップS256)。これにより、制御装置200cは、隣接するネットワーク(制御装置)の状態を把握するために、他の制御装置の例えばネットワークIDおよび機器アドレス等の各種情報を取得することができる。
以上のように、本実施の形態では、ビーコン要求を送信した装置が通信端末装置である場合には、登録モードであるときにだけ、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行っている。これによって、隣接ネットワークの制御装置が多く存在する場合であっても、自宅の制御装置に制御対象として登録させたい通信端末装置は、自宅の制御装置からだけビーコンを受信することができる。したがって、通信端末装置は、大容量のメモリを有さなくても、自宅の制御装置を探索し、自宅の制御装置に制御対象として登録させることができる。また、通信端末装置は、自宅の制御装置を効率的に見付けることができ、登録に要する時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、ビーコン要求を送信した装置が制御装置である場合には、常にビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行っている。これによって、他の制御装置が隣接するネットワーク(制御装置)の状態を把握することができる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、通信端末装置から送信される1種類のビーコン要求に対する処理について説明したが、本実施の形態3では、通信端末装置から送信される2種類のビーコン要求に対する処理について説明する。
図12は、実施の形態3における制御装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
制御装置300は、無線通信を介して通信端末装置を制御対象として登録するために通信端末装置から送信される報知要求に応じて報知信号を送信する処理を含む登録処理を実行する装置であり、図12に示すように検出部101、登録制御部102、送信制御部301、フレーム生成部104、送信部105、受信部106、判別部302、およびフレーム解析部303を備えている。
フレーム解析部303は、受信部106で受信されたビーコン要求および登録要求等を解析し、ビーコン要求および登録要求等に含まれる所定のパラメータ、例えば通信端末装置を特定するためのネットワークIDおよび機器アドレス等を取り出す。また、フレーム解析部303は、受信部106で受信されたビーコン要求を解析し、ビーコン要求が第1のビーコン要求であるか第2のビーコン要求であるかを判別するための判別情報を取り出す。
判別部302は、ビーコン要求が第1のビーコン要求であるか第2のビーコン要求であるかを、フレーム解析部303で取り出された判別情報を用いて判別する。ここで、第1のビーコン要求は、特定の通信端末装置から送信されるビーコン要求であり、第2のビーコン要求は、特定の通信端末装置以外の一般的な規格に準拠した通信端末装置から送信されるビーコン要求である。
例えば、第1のビーコン要求のMACヘッダのフレーム制御フィールド(Frame Control field)のFrame Type、或いはFrame Version等を、802.15.4規格の規定値以外の値を使用することで、第1のビーコン要求と判別することも可能である。
なお、本実施の形態では、ビーコン要求が第1のビーコン要求であることを示すフラグ等の判別情報を第1のビーコン要求に付加するものとしている。また、ビーコン要求が第1のビーコン要求であるか第2のビーコン要求であるかを示すフラグ等の判別情報をそれぞれのビーコン要求に付加するものとしても構わない。
送信制御部301は、登録モードであるときに受信部106が通信端末装置から第1のビーコン要求を受信した場合には、制御装置300のネットワークIDおよび機器アドレス等を含むビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う。また、送信制御部301は、登録モードでないときに受信部106が通信端末装置から第1のビーコン要求を受信した場合には、ビーコンを送信しないように制御を行う。
また、送信制御部301は、受信部106が通信端末装置から第2のビーコン要求を受信した場合には、登録モードであるか否かに関係なく常に、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う。すなわち、送信制御部301は、受信部106が第2のビーコン要求を受信した場合には、登録モードでないときであっても、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う。
次に、上記のように構成された制御装置300の動作について説明する。
図13は、実施の形態3における動作の流れを示すフローチャートである。
送信制御部301は、受信部106によりビーコン要求が受信されたか否かを判定する(ステップS301)。ここで、ビーコン要求が受信された場合(ステップS301でYes)には、判別部302は、ビーコン要求が第2のビーコン要求(規格準拠)であるかを、フレーム解析部303で取り出された判別情報を用いて判別する(ステップS302)。ここで、ビーコン要求が第2のビーコン要求(規格準拠)である場合(ステップS302でYes)には、送信制御部301は、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う(ステップS303)。すなわち、送信制御部301は、フレーム生成部104および送信部105に指示し、ビーコンをブロードキャスト送信する。
一方、ビーコン要求が第2のビーコン要求(規格準拠)でない、すなわち第1のビーコン要求である場合(ステップS302でNo)には、送信制御部301は、例えば登録ボタン等が押下されて登録モードであるか否かを判定する(ステップS304)。ここで、登録モードである場合(ステップS304でYes)には、送信制御部301は、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う(ステップS303)。また、登録モードでない場合(ステップS304でNo)には、送信制御部301は、ビーコンを送信しないように制御を行う。
また、ビーコン要求が受信されていない場合(ステップS301でNo)には、ビーコン要求が受信されたか否かの判定処理(ステップS301)を繰り返し行う。
図14は、実施の形態3におけるスキャンの際の具体的な動作の一例を示すシーケンス図である。なお、図14のシーケンス図には、説明を簡略化するために図13に示すフローチャートの動作がすべて含まれているわけではない。また、図14では、制御装置300(300a、300b、…300n)の中で、自宅の制御装置を制御装置300aとしている。また、図14では、通信端末装置320は、第1のビーコン要求を送信する特定の通信端末装置であり、通信端末装置330は、第2のビーコン要求を送信する規格に準拠した通信端末装置である。
まず、通信端末装置330から第2のビーコン要求が送信される場合について説明する。
通信端末装置330において、例えば登録ボタン等が押下されると、スキャンが開始される(ステップS351)。これにより、通信端末装置330から第2のビーコン要求がブロードキャスト送信される。スキャンでは、隣の家などの隣接するネットワークの制御装置を含めた複数台の中から、接続すべき所望(自宅)の制御装置を端末装置が検索することになる。ここで、図14において、制御装置300aは、登録モードでないときに受信部106が通信端末装置330からビーコン要求を受信するものとする。
制御装置300aは、ビーコン要求が第2のビーコン要求であるので、登録モードでないときであっても、通信端末装置330からビーコン要求に応じてビーコンをブロードキャスト送信する。このとき、他の制御装置300b、…300nも通信端末装置330からビーコン要求に応じてビーコンをブロードキャスト送信する。
通信端末装置330は、それぞれの制御装置300から送信されたビーコンを受信する。通信端末装置330は、ビーコンから例えばネットワークIDおよび機器アドレスを取り出す。取り出されたネットワークIDおよび機器アドレスは制御装置リストに記憶される(ステップS352)。
スキャンの終了後、通信端末装置330は、制御局リストの中に含まれている制御装置300それぞれに対して、制御対象として登録させるための登録要求を送信する。この登録要求を受信したそれぞれの制御装置300は、接続許可、或いは接続拒否の情報の付加した登録応答を送信する。そして、通信端末装置330は、制御装置300aから返信される接続許可の情報の付加された登録応答を受信することで自宅の制御装置300aを見つけることができる。その後、通信端末装置330と制御装置300aとの間で、鍵情報等の認証処理を行われ、登録が完了する。
次に、通信端末装置320から第1のビーコン要求が送信される場合について説明する。
自宅の制御装置300aは、通信端末装置320を制御対象として登録するために例えば登録ボタン等が押下されて登録モードとなる(ステップS353)。次に、通信端末装置320において、例えば登録ボタン等が押下されると、スキャンが開始される(ステップS354)。これにより、通信端末装置320からビーコン要求がブロードキャスト送信される。
ここで、制御装置300aは、登録モードであるときに受信部106が通信端末装置320から第1のビーコン要求を受信する。よって、制御装置300aは、ビーコンをブロードキャスト送信する。制御装置300aから送信されたビーコンを受信した通信端末装置320は、ビーコンからネットワークIDおよび機器アドレスを取り出す。取り出されたネットワークIDおよび機器アドレスは制御装置リストに記憶される(ステップS355)。
このとき、自宅の制御装置300a以外の他の制御装置300b、…300nにおいても通信端末装置320が送信したビーコン要求を受信する。しかし、他の制御装置300b、…300nは、登録ボタン等が押下されていない(登録モードでない)ため、ビーコンを送信しない。
これにより、通信端末装置320が受信するビーコンは、制御装置300aから送信されたビーコンだけとなる。すなわち、制御装置リストには、制御装置300aのネットワークIDおよび機器アドレスだけが記憶される。
スキャンの終了後、通信端末装置320は、制御局リストの中の制御装置300aに対して、制御対象として登録させるための登録要求を送信する。この登録要求を受信した自宅の制御装置300aは、登録を受け付ける状態(登録モード)であるので、接続許可の情報の付加された登録応答を通信端末装置220に返信する。そして、通信端末装置320は、制御装置300aから返信される接続許可の情報の付加された登録応答を受信することで自宅の制御装置300aを見つけることができる。その後、通信端末装置320と制御装置300aとの間で、鍵情報等の認証処理を行われ、登録が完了する。
以上のように、本実施の形態では、ビーコン要求が第1のビーコン要求である場合には、登録モードであるときにだけ、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行っている。これによって、隣接ネットワークの制御装置が多く存在する場合であっても、自宅の制御装置に制御対象として登録させたい通信端末装置は、自宅の制御装置からだけビーコンを受信することができる。したがって、通信端末装置は、大容量のメモリを有さなくても、自宅の制御装置を探索し、自宅の制御装置に制御対象として登録させることができる。また、通信端末装置は、自宅の制御装置を効率的に見付けることができ、登録に要する時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、ビーコン要求が第2のビーコン要求である場合には、常にビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行っている。これによって、第2のビーコン要求を送信する規格に準拠した通信端末装置にも対応し、第1のビーコン要求および第2のビーコン要求それぞれに応じた処理を行うことができる。
なお、本実施の形態では、通信端末装置330は、制御局リストの中に含まれている制御装置300それぞれに対して登録要求を送信しているが、これに限られるものではない。例えば、制御装置300は、制御装置300において登録ボタン等が押下されて登録を受け付ける状態であることを示すパラメータが含まれたビーコンを送信する。そして、このようなパラメータが含まれたビーコンに対応する制御装置300が、制御装置リストの中に含まれていれば、通信端末装置330は、その制御装置300を自宅の制御装置300aと判断し、その制御装置300aに対して登録要求を送信しても構わない。
(実施の形態4)
本実施の形態4では、実施の形態1の構成に加えてビーコン要求の受信レベルを計測する場合の処理について説明する。
図15は、実施の形態4における制御装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
制御装置400は、無線通信を介して通信端末装置を制御対象として登録するために通信端末装置から送信される報知要求に応じて報知信号を送信する処理を含む登録処理を実行する装置であり、図16に示すように検出部101、登録制御部102、送信制御部402、フレーム生成部104、送信部105、受信部106、フレーム解析部107、および計測部401を備えている。
計測部401は、受信部106が受信したビーコン要求の受信電界強度(受信レベル)を計測する。
送信制御部402は、登録モードであるときに受信部106がビーコン要求を受信し、かつ、計測部401により計測された受信電界強度があらかじめ設定した特定の閾値以上である場合には、制御装置400のネットワークIDおよび機器アドレス等を含むビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う。また、送信制御部402は、登録モードであるときに受信部106がビーコン要求を受信した場合であっても、計測部401により計測された受信電界強度があらかじめ設定した特定の閾値未満であれば、ビーコンを送信しないように制御を行う。また、送信制御部402は、登録モードでないときに受信部106がビーコン要求を受信した場合には、ビーコンを送信しないように制御を行う。
図16は、実施の形態4における動作の流れを示すフローチャートである。
送信制御部402は、受信部106によりビーコン要求が受信されたか否かを判定する(ステップS401)。ここで、ビーコン要求が受信された場合(ステップS401でYes)には、送信制御部402は、例えば登録ボタン等が押下されて登録モードであるか否かを判定する(ステップS402)。ここで、登録モードである場合(ステップS402でYes)には、送信制御部402は、計測部401により計測された受信電界強度があらかじめ設定した特定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS403)。この結果、受信電界強度が閾値以上である場合(ステップS403でYes)には、送信制御部402は、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う(ステップS404)。すなわち、送信制御部402は、フレーム生成部104および送信部105に指示し、ビーコンをブロードキャスト送信する。
一方、受信電界強度が閾値未満である場合(ステップS403でNo)には、送信制御部402は、ビーコンを送信しないように制御を行う。
また、登録モードでない場合(ステップS402でNo)にも、送信制御部402は、ビーコンを送信しないように制御を行う。
また、ビーコン要求が受信されていない場合(ステップS401でNo)には、ビーコン要求が受信されたか否かの判定処理(ステップS401)を繰り返し行う。
図17は、実施の形態4におけるスキャンの際の具体的な動作の一例を示すシーケンス図である。なお、図17のシーケンス図には、説明を簡略化するために図16に示すフローチャートの動作がすべて含まれているわけではない。また、図17では、制御装置400(400a、400b、400c、…400n)の中で、自宅の制御装置を制御装置400aとしている。さらに、図17では、通信端末装置420を制御対象として登録しようとする際に、自宅の制御装置400aだけでなく、例えば他の制御装置400nにおいても登録モードとなった場合を想定する。このとき、自宅の制御装置400aが受信したビーコン要求の受信電界強度が閾値以上であるとし、制御装置400nが受信したビーコン要求の受信電界強度が閾値未満であるする。
図17において、自宅の制御装置400aは、通信端末装置420を制御対象として登録するために例えば登録ボタン等が押下されて登録モードとなる(ステップS451)。このとき、他の制御装置400nも、他の通信端末装置(図示しない)を制御対象として登録するために例えば登録ボタン等が押下されて登録モードとなる(ステップS452)。
次に、通信端末装置420において、例えば登録ボタン等が押下されると、スキャンが開始される(ステップS453)。これにより、通信端末装置420からビーコン要求がブロードキャスト送信される。スキャンでは、隣の家などの隣接するネットワークの制御装置を含めた複数台の中から、接続すべき所望(自宅)の制御装置を端末装置が検索することになる。
ここで、制御装置400aは、登録モードであるときに通信端末装置420からビーコン要求を受信する。このとき、制御装置400aが受信したビーコン要求の受信電界強度が閾値以上であるので、制御装置400aは、ビーコンをブロードキャスト送信する。
また、制御装置400nは、登録モードであるときに通信端末装置420からビーコン要求を受信する。このとき、制御装置400nが受信したビーコン要求の受信電界強度が閾値未満であるので、制御装置400nは、ビーコンを送信しない。
そして、制御装置400aから送信されたビーコンを受信した通信端末装置420は、ビーコンからネットワークIDおよび機器アドレスを取り出す。取り出されたネットワークIDおよび機器アドレスは制御装置リストに記憶される(ステップS454)。そして、通信端末装置420において、スキャン時間が満了する(ステップS455)。
このとき、自宅の制御装置400a、400n以外の他の制御装置400b、400c、…等においても通信端末装置420が送信したビーコン要求を受信する。しかし、他の制御装置400b、400c、…等は、登録ボタン等が押下されていない(登録モードでない)ため、ビーコンを送信しない。
これにより、通信端末装置420が受信するビーコンは、制御装置400aから送信されたビーコンだけとなる。すなわち、制御装置リストには、制御装置400aのネットワークIDおよび機器アドレスだけが記憶される。
スキャンの終了後、通信端末装置420は、制御局リストの中の制御装置400aに対して、制御対象として登録させるための登録要求を送信する。この登録要求を受信した自宅の制御装置400aは、登録を受け付ける状態(登録モード)であるので、接続許可の情報の付加された登録応答を通信端末装置420に返信する。そして、通信端末装置420は、制御装置400aから返信される接続許可の情報の付加された登録応答を受信することで自宅の制御装置400aを見つけることができる。その後、通信端末装置420と制御装置400aとの間で、鍵情報等の認証処理を行われ、登録が完了する。
以上のように、本実施の形態では、登録モードであるときに受信電界強度が閾値以上のビーコン要求を受信した場合にだけ、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行っている。これによって、例えば自宅の制御装置へ登録しようとする際に、他の制御装置が登録モードである場合であっても、ビーコン要求の受信電界強度に応じてビーコンの送信を制限することができる。したがって、通信端末装置は、大容量のメモリを有さなくても、自宅の制御装置を探索し、自宅の制御装置に制御対象として登録させることができる。また、通信端末装置は、自宅の制御装置を効率的に見付けることができ、登録に要する時間を短縮することができる。
(変形例)
本変形例では、上記実施の形態4の動作に加えて、送信制御部402が次のような動作を行う。
送信制御部402は、登録制御部102によって登録処理が実行されている期間(登録モード)終了後の所定の期間内に、検出部101が制御信号を再度検出した場合には、ビーコン要求の受信電界強度が特定の閾値未満の場合に、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う。すなわち、送信制御部402は、登録モード終了後の所定の期間内に再度登録モードとなった場合には、受信電界強度が特定の閾値未満の場合に、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う。
図18は、実施の形態4の変形例における動作の流れを示すフローチャートである。
送信制御部402は、受信部106によりビーコン要求が受信されたか否かを判定する(ステップS501)。ここで、ビーコン要求が受信された場合(ステップS501でYes)には、送信制御部402は、例えば登録ボタン等が押下されて登録モードであるか否かを判定する(ステップS502)。ここで、登録モードである場合(ステップS502でYes)には、送信制御部402は、登録モード終了後の所定の期間内に再度登録モードとなったか否かを判定する(ステップS503)。
ここで、再度の登録モードではない場合(ステップS503でNo)には、送信制御部402は、計測部401により計測された受信電界強度があらかじめ設定した特定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS504)。この結果、受信電界強度が閾値以上である場合(ステップS504でYes)には、送信制御部402は、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う(ステップS505)。すなわち、送信制御部402は、フレーム生成部104および送信部105に指示し、ビーコンをブロードキャスト送信する。一方、受信電界強度が閾値未満である場合(ステップS504でNo)には、送信制御部402は、ビーコンを送信しないように制御を行う。
また、再度の登録モードである場合(ステップS503でYes)には、送信制御部402は、計測部401により計測された受信電界強度が特定の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS506)。この結果、受信電界強度が閾値未満である場合(ステップS506でYes)には、送信制御部402は、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行う(ステップS505)。すなわち、送信制御部402は、フレーム生成部104および送信部105に指示し、ビーコンをブロードキャスト送信する。一方、受信電界強度が閾値未満でない場合(ステップS506でNo)には、送信制御部402は、ビーコンを送信しないように制御を行う。
また、登録モードでない場合(ステップS502でNo)にも、送信制御部402は、ビーコンを送信しないように制御を行う。
また、ビーコン要求が受信されていない場合(ステップS501でNo)には、ビーコン要求が受信されたか否かの判定処理(ステップS501)を繰り返し行う。
図19は、実施の形態4の変形例におけるスキャンの際の具体的な動作の一例を示すシーケンス図である。なお、図19のシーケンス図には、説明を簡略化するために図18に示すフローチャートの動作がすべて含まれているわけではない。また、図19では、制御装置400(400a、400b、400c、…400n)の中で、自宅の制御装置を制御装置400aとしている。さらに、図19では、自宅の制御装置400aが受信したビーコン要求の受信電界強度が閾値未満である場合を想定する。
図19において、自宅の制御装置400aは、通信端末装置420を制御対象として登録するために例えば登録ボタン等が押下されて登録モードとなる(ステップS461)。次に、通信端末装置420において、例えば登録ボタン等が押下されると、スキャンが開始される(ステップS462)。これにより、通信端末装置420からビーコン要求がブロードキャスト送信される。
ここで、制御装置400aは、登録モードであるときに通信端末装置420からビーコン要求を受信する。このとき、制御装置400aが受信したビーコン要求の受信電界強度が閾値未満であるので、制御装置400aは、ビーコンを送信しない。
このとき、自宅の制御装置400a以外の他の制御装置400b、400c、…400n等においても通信端末装置420が送信したビーコン要求を受信する。しかし、他の制御装置400b、400c、…400n等は、登録ボタン等が押下されていない(登録モードでない)ため、ビーコンを送信しない。
そして、通信端末装置420は、ビーコンを受信しないため、ネットワークIDおよび機器アドレス等は制御装置リストに記憶されない(ステップS463)。そして、通信端末装置420において、スキャン時間が満了する(ステップS464)。
これにより、通信端末装置420は、自宅の制御装置400aを見つけることができないので、再度登録処理を行う必要が生じる。
図19において、自宅の制御装置400aは、例えば登録ボタン等が押下されて再度登録モードとなる(ステップS465)。次に、通信端末装置420において、例えば登録ボタン等が押下されると、再度スキャンが開始される(ステップS466)。これにより、通信端末装置420からビーコン要求がブロードキャスト送信される。
ここで、制御装置400aは、再度の登録モードであるときに通信端末装置420からビーコン要求を受信する。このとき、制御装置400aが受信したビーコン要求の受信電界強度が閾値未満であるので、制御装置400aは、ビーコンをブロードキャスト送信する。
そして、制御装置400aから送信されたビーコンを受信した通信端末装置420は、ビーコンからネットワークIDおよび機器アドレスを取り出す。取り出されたネットワークIDおよび機器アドレスは制御装置リストに記憶される(ステップS467)。そして、通信端末装置420において、スキャン時間が満了する(ステップS468)。
このとき、自宅の制御装置400a以外の他の制御装置400b、400c、…400n等においても通信端末装置420が送信したビーコン要求を受信する。しかし、他の制御装置400b、400c、…400n等は、登録ボタン等が押下されていない(登録モードでない)ため、ビーコンを送信しない。
これにより、通信端末装置420が受信するビーコンは、制御装置400aから送信されたビーコンだけとなる。すなわち、制御装置リストには、制御装置400aのネットワークIDおよび機器アドレスだけが記憶される。
スキャンの終了後、通信端末装置420は、制御局リストの中の制御装置400aに対して、制御対象として登録させるための登録要求を送信する。この登録要求を受信した自宅の制御装置400aは、登録を受け付ける状態(登録モード)であるので、接続許可の情報の付加された登録応答を通信端末装置420に返信する。そして、通信端末装置420は、制御装置400aから返信される接続許可の情報の付加された登録応答を受信することで自宅の制御装置400aを見つけることができる。その後、通信端末装置420と制御装置400aとの間で、鍵情報等の認証処理を行われ、登録が完了する。
以上のように、本変形例では、登録モード終了後の所定の期間内に再度登録モードとなった場合には、受信電界強度が特定の閾値未満の場合に、ビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行っている。これによって、例えば何らかの理由で自宅の制御装置からのビーコンの受信電界強度が低くても、再度の登録処理で、通信端末装置における探索から漏れることなく、通信端末装置を登録することができる。
なお、上記各実施の形態において、制御装置において、隣接するネットワーク(制御装置)の状態を把握し、周辺の他の制御装置の台数が所定の閾値以下であれば、例えば登録ボタン等が押下されず(登録モードでなく)とも、通信端末装置からビーコン要求に対してビーコンをブロードキャスト送信するように制御を行っても構わない。
また、上記各実施の形態において、制御装置の送信制御部は、ビーコンをブロードキャスト送信(同報送信)しているが、同報送信(ブロードキャスト送信、マルチキャスト送信、エニーキャスト送信)に限られるものではない。例えば、ビーコンをユニキャスト送信しても構わない。
また、上記各実施の形態において、送信部や受信部は、無線通信だけに限らず、電灯線通信(PLC:Power Line Communication)、Ethernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)、IEEE1394等の有線通信でも構わない。これらにより本発明の制御装置は各種伝送メディアで通信することができる。
また、上記各実施の形態のスキャンでは、IEEE802.15.4標準規格の通り、通信端末装置がビーコン要求を送信して、制御装置が送信するビーコンを受信して実現しているが、これに限られるものではない。例えば、IEEE802.11標準規格のスキャンでは、通信端末装置がプローブ要求(Probe Request)を送信し、制御装置が送信するプローブ応答(Probe Response)を受信する。このように、本発明の制御装置は、プローブ送信やプローブ応答でも同様に実現することができる。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。ここで、上記各実施の形態の制御装置などを実現するソフトウェアは、次のようなプログラムである。
すなわち、このプログラムは、コンピュータに、無線通信を介して通信端末装置を制御対象として登録するために前記通信端末装置から送信される報知要求に応じて報知信号を送信する処理を含む登録処理を実行する制御装置のスキャン方法であって、前記通信端末装置から前記登録処理を行うための第1の報知要求を受信する受信ステップと、前記登録処理の開始要求を示す制御信号を検出する検出ステップと、前記検出ステップで前記制御信号を検出された場合に、前記登録処理を開始し、一定の期間、前記登録処理を実行する登録制御ステップと、前記登録制御ステップで前記登録処理が実行されている期間に前記第1の報知要求が受信された場合には、当該制御装置の存在を通知するための前記報知信号を送信し、前記登録制御ステップで前記登録処理が実行されていない期間に前記第1の報知要求が受信された場合には、前記報知信号を送信しない送信制御ステップとを含む制御装置のスキャン方法を実行させる。
以上、一つまたは複数の態様に係る制御装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明は、通信端末装置は、大容量のメモリを有さなくても、自宅の制御装置を探索し、制御装置は通信端末装置を制御対象として登録することができ、有線通信ネットワーク、或いは無線通信ネットワークを介して通信端末装置を制御対象として登録する制御装置等に適用できる。
10、120、220、320、330、420 通信端末装置
20、100、200、300、400 制御装置
101 検出部
102 登録制御部
103、201、301、402 送信制御部
104 フレーム生成部
105 送信部
106 受信部
107、203、303 フレーム解析部
202、302 判別部
401 計測部

Claims (9)

  1. 無線通信を介して通信端末装置を制御対象として登録するために前記通信端末装置から送信される報知要求に応じて報知信号を送信する処理を含む登録処理を実行する制御装置であって、
    前記報知要求の送信元が他の制御装置および通信端末装置のいずれであるかを判別するための判別情報を含む第1の報知要求を受信する受信部と、
    前記登録処理の開始要求を示す制御信号を検出する検出部と、
    前記検出部が前記制御信号を検出した場合に前記登録処理を開始する登録制御部と、
    前記第1の報知要求の送信元が他の制御装置であるか通信端末装置であるかを、前記判別情報を用いて判別する判別部と、
    前記登録制御部が前記登録処理を実行している期間に前記受信部が前記第1の報知要求を受信し、かつ、当該第1の報知要求の送信元が通信端末装置であると前記判別部により判別された場合には前記報知信号を送信し、かつ、
    前記登録制御部が前記登録処理を実行していない期間に、
    前記受信部が前記第1の報知要求を受信し、かつ、当該第1の報知要求の送信元が通信端末装置であると前記判別部により判別された場合には前記報知信号を送信せず、
    前記受信部が前記第1の報知要求を受信し、かつ、当該第1の報知要求の送信元が他の制御装置であると前記判別部により判別された場合には前記登録処理を実行していない期間であっても前記報知信号を送信する、送信制御部と
    を備える制御装置。
  2. 前記登録制御部は、前記登録制御部が前記登録処理を実行している期間に前記報知信号を前記通信端末装置に送信した後、前記受信部が前記通信端末装置から当該報知信号に応じて送信される登録要求を受信した場合に、当該通信端末装置を制御対象として登録する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記送信制御部は、前記受信部が前記通信端末装置または他の制御装置から所定の規格に準拠している第2の報知要求を受信した場合には、前記登録制御部が前記登録処理を実行していない期間であっても前記報知信号を送信する
    請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記第2の報知要求が、IEEE802.15.4規格に準拠したビーコン要求フレームであり、
    前記報知信号が、IEEE802.15.4規格に準拠したビーコンフレームである
    請求項5に記載の制御装置。
  5. 前記第2の報知要求が、IEEE802.11規格に準拠したプローブ要求フレームであり、
    前記報知信号が、IEEE802.11規格に準拠したプローブ応答フレームである
    請求項5に記載の制御装置。
  6. 前記制御装置は、さらに、
    前記受信部が受信した前記報知要求の受信電界強度を計測する計測部を備え、
    前記送信制御部は、前記受信電界強度が特定の閾値以上の場合に、前記報知信号を送信する
    請求項1、2、および5から7のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記送信制御部は、前記登録制御部によって前記登録処理が実行されている期間終了後の所定の期間内に、前記検出部が前記制御信号を再度検出した場合には、前記受信電界強度が特定の閾値未満の場合に、前記報知信号を送信する
    請求項8に記載の制御装置。
  8. 請求項1、2、および5から9のいずれか1項に記載の制御装置と、
    前記制御装置に対して自通信端末装置を制御対象として登録するために前記報知要求を送信する通信端末装置と
    を備える通信システム。
  9. 無線通信を介して通信端末装置を制御対象として登録するために前記通信端末装置から送信される報知要求に応じて報知信号を送信する処理を含む登録処理を実行する制御装置のスキャン方法であって、
    前記報知要求の送信元が他の制御装置および通信端末装置のいずれであるかを判別するための判別情報を含む報知要求を受信する受信ステップと、
    前記登録処理の開始要求を示す制御信号を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで前記制御信号を検出された場合に前記登録処理を開始する登録制御ステップと、
    前記報知要求の送信元が他の制御装置であるか通信端末装置であるかを、前記判別情報を用いて判別する判別ステップと、
    前記登録制御ステップで前記登録処理が実行されている期間に前記受信ステップにおいて前記報知要求が受信され、かつ、当該報知要求の送信元が通信端末装置であると前記判別ステップにおいて判別された場合には前記報知信号を送信し、かつ、
    前記登録制御ステップで前記登録処理が実行されていない期間に、
    前記受信ステップにおいて前記報知要求が受信され、かつ、当該報知要求の送信元が通信端末装置であると前記判別ステップにおいて判別された場合には前記報知信号を送信せず、
    前記受信ステップにおいて前記報知要求が受信され、かつ、当該報知要求の送信元が他の制御装置であると前記判別ステップにおいて判別された場合には前記登録処理を実行していない期間であっても前記報知信号を送信する、送信制御ステップと
    を含む制御装置のスキャン方法。
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