JP6160535B2 - 情報処理装置のプログラム、画像処理装置、および通信システム - Google Patents

情報処理装置のプログラム、画像処理装置、および通信システム Download PDF

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本明細書では、エラー情報を報知するエラー報知技術に関するものである。
プリントやスキャン等の画像処理動作を行う画像処理装置では、紙詰まり、用紙切れ、インク切れ等、各種のエラーが発生する。エラーの発生時の対処方法としては、例えば画像処理装置を利用する情報処理装置に、エラー情報を報知する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、エラー情報を報知する技術として、画像処理装置に少なくとも1台のPCが接続されているシステムが開示されている。当該システムでは、PCの起動時にステータスモニタが起動する。ステータスモニタは、画像処理装置の装置状態を示すステータス情報を、画像処理装置に要求する。
特開2013−156809号公報
しかしながら、ステータスモニタが、不要なステータス情報を受信する場合がある。不要なステータス情報の一例としては、他のユーザが投入したプリントジョブに起因して発生したエラーを示すステータス情報が挙げられる。このような場合には、ステータス情報の報知が反ってユーザに困惑を招く可能性がある。
本明細書に開示されている情報処理装置のプログラムは、通信インターフェースを備え、通信インターフェースを介してネットワークに接続可能な情報処理装置に読込まれるプログラムであって、ネットワークに接続可能で、1以上の原稿をスキャンして画像データを生成可能な画像処理装置の状態に関する情報であるステータス情報を、画像処理装置から通信インターフェースを介して受信する第1の受信手段と、画像処理装置が画像データを生成し、画像処理装置が生成した画像データを、画像処理装置以外の装置に記憶させるデータ生成記憶処理の進捗状況を示す進捗情報を受信する第2の受信手段と、予め定められた特定状態を示す特定ステータス情報を第1の受信手段が受信したことに応じて、特定ステータス情報に基づく報知画像を、第1の表示サイズ、または、第1の表示サイズよりも大きい第2の表示サイズで情報処理装置が備える表示部に表示させる表示制御手段と、第2の受信手段が進捗情報を受信することに応じて、報知画像を第1の表示サイズで表示させるか、報知画像を第2の表示サイズで表示させるかを判断する判断手段と、報知画像を第1の表示サイズで表示させると判断手段が判断したことに応じて、表示制御手段を第1モードに設定し、報知画像を第2の表示サイズで表示させると判断手段が判断したことに応じて、表示制御手段を第2モードに設定する設定手段と、して情報処理装置を機能させ、表示制御手段は、第1モードに設定されているときに特定ステータス情報を受信したことに応じて、第1の表示サイズで報知画像を表示させ、第2モードに設定されているときに特定ステータス情報を受信したことに応じて、第2の表示サイズで報知画像を表示させることを特徴とする。
上記の構成によると、第1の表示サイズよりも大きい第2の表示サイズで報知画像を表示部に表示する期間を、進捗情報に基づいて適切に定めることができる。これにより、不要な報知画像によってユーザが困惑させられてしまう事態を防止することができる。
本明細書に記載されている情報処理装置のプログラム等によれば、データ生成記憶処理を行っていない通常の期間では、第1の表示サイズで報知画像を表示部に表示させるプログラムにおいて、データ生成記憶処理の開始に応じて、第1の表示サイズよりも大きな第2の表示サイズで報知画像を表示部に表示させることができる。
本明細書に記載されている情報処理装置のプログラム等によれば、画像処理装置で生成された画像データをネットワークを介して外部装置に記憶させる第1の記憶処理の実行期間中に、特定状態(例:エラー発生状態)となった場合には、第2の表示サイズで報知画像を表示部に表示させることができる。これにより、第1の記憶処理のステータスを、適切にユーザに認識させることができる。
本明細書に記載されている情報処理装置のプログラム等によれば、画像処理装置から外部装置へ画像データを送信して記憶させるデータ生成記憶処理を、画像処理装置が主体となって実行する場合に、情報処理装置を、特定状態(例:エラー発生状態)が発生したか否かをユーザに認識させるためのモニタ装置として機能させることができる。これにより、画像処理装置が主体となって実行するデータ生成記憶処理のステータスを適切に監視することが可能となる。
本明細書に記載されている情報処理装置のプログラム等によれば、画像処理装置で生成された画像データを情報処理装置の記憶部に記憶させる第2の記憶処理の実行期間中に、特定状態(例:エラー発生状態)となった場合には、第2の表示サイズで報知画像を表示部に表示させることができる。これにより、第2の記憶処理のステータスを、適切にユーザに認識させることができる。
本明細書に記載されている情報処理装置のプログラム等によれば、複数の画像処理装置が存在する場合であっても、データ生成記憶処理に関連する画像処理装置のステータスのみを、選択的に表示部に表示させることができる。これにより、不要な報知画像によってユーザが困惑させられてしまう事態を防止することができる。
本明細書に記載されている情報処理装置のプログラム等によれば、画像処理装置から情報処理装置へ画像データを送信して記憶させるデータ生成記憶処理を、情報処理装置が主体となって実行する場合に、情報処理装置の表示部を用いて、特定状態(例:エラー発生状態)が発生したか否かをユーザに認識させることができる。
なお、本明細書に開示の技術は、情報処理装置のプログラム、画像処理装置、および通信システム等の種々の態様で実現可能である。
以下に、開示例を列挙する。
[開示例1]
通信インターフェースを備え、前記通信インターフェースを介してネットワークに接続可能な情報処理装置に読込まれるプログラムであって、
前記ネットワークに接続可能で、1以上の原稿をスキャンして画像データを生成可能な画像処理装置の状態に関する情報であるステータス情報を、前記画像処理装置から前記通信インターフェースを介して受信する第1の受信手段と、
前記画像処理装置が前記画像データを生成し、前記画像処理装置が生成した前記画像データを、前記画像処理装置以外の装置に記憶させるデータ生成記憶処理の進捗状況を示す進捗情報を受信する第2の受信手段と、
予め定められた特定状態を示す特定ステータス情報を前記第1の受信手段が受信したことに応じて、前記特定ステータス情報に基づく報知画像を、第1の表示サイズ、または、第1の表示サイズよりも大きい第2の表示サイズで前記情報処理装置が備える表示部に表示させる表示制御手段と、
前記第2の受信手段が前記進捗情報を受信することに応じて、前記報知画像を前記第1の表示サイズで表示させるか、前記報知画像を前記第2の表示サイズで表示させるかを判断する判断手段と、
前記報知画像を前記第1の表示サイズで表示させると前記判断手段が判断したことに応じて、前記表示制御手段を第1モードに設定し、前記報知画像を前記第2の表示サイズで表示させると前記判断手段が判断したことに応じて、前記表示制御手段を第2モードに設定する設定手段と、
して前記情報処理装置を機能させ、
前記表示制御手段は、前記第1モードに設定されているときに前記特定ステータス情報を受信したことに応じて、前記第1の表示サイズで前記報知画像を表示させ、前記第2モードに設定されているときに前記特定ステータス情報を受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させることを特徴とするプログラム。
[開示例2]
前記表示制御手段は、前記データ生成記憶処理の開始前には、前記第1モードに設定されており、
前記判断手段は、前記データ生成記憶処理の開始を示す前記進捗情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断することを特徴とする開示例1に記載のプログラム。
[開示例3]
前記データ生成記憶処理は、前記画像処理装置で生成された前記画像データを、前記画像処理装置が接続したネットワークに接続した外部装置であって、前記情報処理装置とも前記画像処理装置とも異なる外部装置に送信して記憶させる第1の記憶処理を含んでおり、
前記判断手段は、
前記データ生成記憶処理の開始を示す前記進捗情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断し、
前記第1の記憶処理が完了したことを示す前記進捗情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第1の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断することを特徴とする開示例1または2に記載のプログラム。
[開示例4]
前記表示制御手段は、前記第1の記憶処理において、画像処理装置で生成した前記画像データを前記外部装置へ送信する場合に発生した通信エラーを示す情報を含む前記特定ステータス情報を、前記第2モードに設定されているときに前記第1の受信手段が受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を前記表示部に表示させることを特徴とする開示例3に記載のプログラム。
[開示例5]
前記第2の受信手段は、
前記データ生成記憶処理を開始するときに前記画像処理装置が送信する開始情報を、前記情報処理装置が前記通信インターフェースを介して受信したことに応じて前記情報処理装置が出力した第1の出力情報を、前記進捗情報として受信し、
前記第1の記憶処理が完了したときに前記画像処理装置が送信する完了情報を、前記情報処理装置が前記通信インターフェースを介して受信したことに応じて前記情報処理装置が出力した第2の出力情報を、前記進捗情報として受信し、
前記判断手段は、前記第1の出力情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断し、前記第2の出力情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第1の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断することを特徴とする開示例3または4に記載のプログラム。
[開示例6]
前記データ生成記憶処理は、前記画像処理装置で生成された前記画像データを、前記情報処理装置が前記画像処理装置から受信して、前記情報処理装置が備える記憶部に記憶させる第2の記憶処理を含んでおり、
前記判断手段は、前記第2の記憶処理が完了したことを示す前記進捗情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第1の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断することを特徴とする開示例1〜5の何れか1項に記載のプログラム。
[開示例7]
前記表示制御手段は、前記第2モードに設定されているときに、前記第2の記憶処理において、画像処理装置で生成した前記画像データを前記記憶部に記憶させる場合に発生したエラーを示す情報を含む前記特定ステータス情報を、前記第1の受信手段が受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を前記表示部に表示させることを特徴とする開示例6に記載のプログラム。
[開示例8]
前記ネットワークに接続可能な複数の画像処理装置のうち、予め定められた画像処理装置に対して定期的に要求情報を送信する要求手段として、前記情報処理装置を機能させ、
前記第1の受信手段は、前記要求手段が送信した要求情報に基づいて前記予め定められた画像処理装置が送信する前記ステータス情報を受信し、
前記第2の受信手段は、前記データ生成記憶処理を開始するときに前記画像処理装置が送信する開始情報を前記情報処理装置が前記通信インターフェースを介して受信したことに応じて前記情報処理装置が出力した第1の出力情報を、前記進捗情報として受信し、
前記表示制御手段は、前記第2モードに設定されているときに、前記第1の受信手段が受信した前記特定ステータス情報のうち、前記開始情報の送信元である前記画像処理装置から受信した前記特定ステータス情報に基づく報知画像を、前記第2の表示サイズで表示させることを特徴とする開示例1〜7のいずれか1項に記載のプログラム。
[開示例9]
前記第2の受信手段は、
前記画像データの生成を開始することを示す開始情報を、前記情報処理装置が前記通信インターフェースを介して前記画像処理装置へ送信することに応じて前記情報処理装置が出力した第3の出力情報を、前記進捗情報として受信し、
前記開始情報を前記画像処理装置が受信したことに応じて前記画像処理装置が生成および送信した前記画像データを前記情報処理装置が受信して、当該画像データを記憶させる前記データ生成記憶処理が完了したことに応じて前記情報処理装置が出力した第4の出力情報を、前記進捗情報として受信し、
前記判断手段は、前記第3の出力情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断し、前記第4の出力情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第1の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断することを特徴とする開示例1〜4、6または7の何れか1項に記載のプログラム。
[開示例10]
前記ネットワークに接続可能な画像処理装置のうち、予め定められた前記画像処理装置に対して定期的に要求情報を送信する要求手段として、前記情報処理装置を機能させ、
前記第1の受信手段は、前記要求手段が送信した要求情報に基づいて前記予め定められた前記画像処理装置が送信する前記ステータス情報を受信し、
前記表示制御手段は、前記第2モードに設定されているときに、前記第1の受信手段が受信した前記特定ステータス情報のうち、前記開始情報の送信先である前記画像処理装置から受信した前記特定ステータス情報に基づく報知画像を、前記第2の表示サイズで表示させることを特徴とする開示例9に記載のプログラム。
[開示例11]
1以上の原稿をスキャンして画像データを生成可能であって、通信インターフェースを備え、前記通信インターフェースを介してネットワークに接続可能な画像処理装置であって、
前記画像処理装置の状態に関する情報であるステータス情報を、前記ステータス情報に基づいた報知画像を表示可能な情報処理装置へ前記通信インターフェースを介して送信する第1の送信手段と、
前記画像処理装置が前記画像データを生成し、前記画像処理装置が生成した前記画像データを、前記画像処理装置以外の装置に記憶させるデータ生成記憶処理の進捗状況を示す進捗情報であって、前記報知画像を第1の表示サイズで表示させるか、前記第1の表示サイズよりも大きい第2の表示サイズで表示させるかを、前記情報処理装置に判断させるための進捗情報を、前記情報処理装置へ前記通信インターフェースを介して送信する第2の送信手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
[開示例12]
前記画像処理装置は、前記通信インターフェースを介して複数の情報処理装置と通信することが可能であり、
前記画像処理装置は、前記複数の情報処理装置のうちの1つの選択情報処理装置の選択を受け付ける選択受付手段をさらに備え、
前記第1の送信手段は、前記複数の情報処理装置へ前記ステータス情報を送信し、
前記第2の送信手段は、前記選択受付手段が前記選択情報処理装置を選択したことに応じて、前記選択情報処理装置へ前記進捗情報を送信することを特徴とする開示例11に記載の画像処理装置。
[開示例13]
第1の通信インターフェースを備え前記第1の通信インターフェースを介してネットワークに接続可能な情報処理装置と、1以上の原稿をスキャンして画像データを生成可能であって、第2の通信インターフェースを備え、前記第2の通信インターフェースを介してネットワークに接続可能な画像処理装置と、を備える通信システムであって、
前記画像処理装置は、
前記画像処理装置の状態に関する情報であるステータス情報を、前記ステータス情報に基づいた報知画像を表示可能な情報処理装置へ前記第2の通信インターフェースを介して送信する第1の送信手段と、
前記画像処理装置が前記画像データを生成し、前記画像処理装置が生成した前記画像データを、前記画像処理装置以外の装置に記憶させるデータ生成記憶処理の進捗状況を示す進捗情報を、前記情報処理装置へ前記第2の通信インターフェースを介して送信する第2の送信手段と、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記第1の送信手段によって送信された、予め定められた特定状態を示す特定ステータス情報を前記第1の通信インターフェースを介して受信したことに応じて、前記特定ステータス情報に基づく報知画像を、第1の表示サイズ、または、第1の表示サイズよりも大きい第2の表示サイズで前記情報処理装置が備える表示部に表示させる表示制御手段と、
前記第2の送信手段が送信した前記進捗情報を前記第1の通信インターフェースを介して受信することに応じて、前記報知画像を前記第1の表示サイズで表示させるか、前記報知画像を前記第2の表示サイズで表示させるかを判断する判断手段と、
前記報知画像を前記第1の表示サイズで表示させると前記判断手段が判断したことに応じて、前記表示制御手段を第1モードに設定し、前記報知画像を前記第2の表示サイズで表示させると前記判断手段が判断したことに応じて、前記表示制御手段を第2モードに設定する設定手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、
前記第1モードに設定されているときに前記特定ステータス情報を受信したことに応じて、前記第1の表示サイズで前記報知画像を表示させ、
前記第2モードに設定されているときに前記特定ステータス情報を受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させることを特徴とする通信システム。
[開示例14]
前記画像処理装置は、前記第2の通信インターフェースを介して複数の情報処理装置と通信することが可能であり、
前記画像処理装置は、前記複数の情報処理装置のうちの1つの選択情報処理装置の選択を受け付ける選択受付手段をさらに備え、
前記画像処理装置の前記第1の送信手段は、前記選択情報処理装置へ前記ステータス情報を送信し、
前記画像処理装置の前記第2の送信手段は、前記選択受付手段が前記選択情報処理装置を選択したことに応じて、前記選択情報処理装置へ前記進捗情報を送信し、
前記選択情報処理装置の前記表示制御手段は、前記選択情報処理装置の表示部における前記報知画像の表示態様を前記ステータス情報および前記進捗情報に基づいて制御することを特徴とする開示例13に記載の通信システム。
画像処理システムの構成を示すブロック図である。 プッシュスキャン時の画像処理システムの動作を示すシーケンス図である。 プッシュスキャン時の画像処理システムの動作を示すシーケンス図である。 プッシュスキャン時の画像処理システムの動作を示すシーケンス図である。 報知画像表示処理の内容を示すフローチャートである。 ポップアップ表示された報知画像の一例である。 ステータスバー表示された報知画像の一例である。 プルスキャン時の画像処理システムの動作を示すシーケンス図である。 プルスキャン時の画像処理システムの動作を示すシーケンス図である。
<画像処理システムの構成>
本形態の画像処理システム100は、図1に示すように、MFP20〜22と、これらMFPを制御するPC10〜10bと、サーバ50と、を備えている。画像処理システム100では、PC10〜10bとMFP20、21とがLAN81を介して通信可能に接続されている。また、PC10とMFP22とが、USBケーブルを介して通信可能に接続されている。MFP20および21と、PC10〜10bは、インターネット80を介してサーバ50に接続されている。
<PC10の構成>
PC10は、コントローラ30、キーボードやマウス等を含んだ操作部15、液晶ディスプレイ等を含んだ表示部16、USBインターフェース17、ネットワークインターフェース18、を備えている。操作部15〜ネットワークインターフェース18は、コントローラ30と電気的に接続され、コントローラ30によって制御される。
コントローラ30は、各種処理を実行するCPU11と、記憶部12を備えている。記憶部12は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどのnon-transitoryな媒体である。ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどはtangibleな媒体である。インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種である、コンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non-transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
記憶部12は、オペレーティングシステム(OSとも称する)44、ステータスモニタ41、サーバソフト42、デバイスドライバ43、アプリケーションプログラム45、を記憶している。オペレーティングシステム(OSとも称する)44は、PC10の基本的な動作を制御するためのプログラムである。
ステータスモニタ41は、PC10と通信可能に接続されているMFP20〜22のステータス情報を定期的に取得し、取得した状態情報をユーザに閲覧可能に表示部16に表示する報知画像表示処理を実行するプログラムである。ステータスモニタ41は、後述するポップアップ表示期間T1外においても、報知画像表示処理を実行する。ステータスモニタ41が取得するステータス情報の一例としては、MFP20〜23でのスキャン、印刷など各種の処理の実行状態を示す情報が挙げられる。また、待機状態、スリープ状態、カバーオープン、などのMFP20〜23の装置状態を示す情報が挙げられる。また、インク・トナーの消費状態、インク・トナー切れ、用紙切れなど、消耗品の状態を示す情報が挙げられる。また、メモリに記憶している印刷データ、FAXデータの有無など、メモリの状態を示す情報が挙げられる。ステータスモニタ41は、MFP20〜22のベンダによって提供されてもよいし、OS44の一部として提供されてもよい。ステータスモニタ41の動作手順については後述する。
サーバソフト42は、MFP20〜22とのデータ通信を仲介する機能を有するプログラムである。具体的には、サーバソフト42は、MFP20〜22から送信されてくる各種の情報を受信し、ステータスモニタ41や記憶部12に渡すことができる。デバイスドライバ43は、MFP20〜22を制御するプログラムである。具体的には、デバイスドライバ43はMFP20〜22用のプリンタドライバやスキャナドライバとして機能する。アプリケーションプログラム45は、文書作成プログラム、作図プログラム、表計算プログラム、写真データ編集プログラム等などの、各種の機能を有する応用プログラムである。
また記憶部12には、ポップアップ設定情報が記憶される。ポップアップ設定情報は、ステータスモニタ41によって用いられる情報である。ポップアップ設定情報は、PC10の表示部16に報知画像をポップアップ表示するポップアップ表示期間を示す情報である。すなわち、ポップアップ設定情報は、初期状態では「ポップアップ禁止」に設定され、ポップアップ表示期間中には「ポップアップ許可」に設定される。これにより、ポップアップ表示期間中に報知画像を表示する必要が生じた場合には、報知画像がポップアップ態様で表示される。一方、ポップアップ表示期間外に報知画像を表示する必要が生じた場合には、報知画像はポップアップ態様で表示されない。
また記憶部12には、共有記憶領域46が備えられている。共有記憶領域46は、デバイスドライバ43とステータスモニタ41とで共有される記憶領域である。デバイスドライバ43とステータスモニタ41とは、共有記憶領域46を介することで各種の情報を通信することができる。
なお、PC10aおよび10bの構成は、上述したPC10の構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<MFP20の構成>
MFP20は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能、FAX機能等の多機能を実行可能である。MFP20は、制御部61と、操作部65と、表示部66と、ネットワークインターフェース67と、印刷実行部68と、スキャン実行部69と、を備える。操作部65は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部65を操作することによって、様々な指示をMFP20に入力することができる。表示部66は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。ネットワークインターフェース67は、LAN4に接続されている。印刷実行部68は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備える。スキャン実行部69は、CCD、CIS等のスキャン機構を備える。制御部61は、CPU62と、記憶部63と、を備える。記憶部63は、記憶部12と同様に、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。CPU62は、記憶部63に格納されているプログラム64に従って、様々な処理を実行する。
なお、MFP21および22の構成は、上述したMFP20の構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<サーバ50の構成>
サーバ50は、ネットワークインターフェース57と、制御部51と、を備える。制御部51は、CPU52と、記憶部53と、を備える。記憶部53には、プログラム54が記憶されている。CPU52は、プログラム54に従って、様々な処理を実行する。記憶部53は、記憶部12と同様に、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。サーバ50は、各種データを記憶するストレージサーバであってもよい。
<本明細書における記載上の注意点>
以降、アプリケーションやオペレーティングシステムなどのプログラムを実行するCPU11のことを、単にプログラム名で記載する場合もある。例えば「ステータスモニタ41」という記載が、「ステータスモニタ41を実行するCPU11」を意味する場合もある。本明細書において、「PC10のCPU11が、各種の情報を送信または受信する」という記載は、「PC10のCPU11が、ネットワークインターフェース18を介して各種の情報を出力または取得する」という技術内容を含んでいるものとする。
また、「データ」および「情報」の文言の定義を説明する。本明細書では、「データ」と「情報」では「情報」を「データ」の上位概念として用いている。そのため、「Aデータ」を「A情報」と言い換えてもよい。また、「情報」は、「データ」としての形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)が異なっていても、同一の意味内容と認識される限り、同一の情報として取り扱われる。例えば、印刷部数が2部であることを示す情報として装置が扱う限り、"COPY=2"というテキスト形式のデータと、"10"というバイナリ形式のデータとは、同じ情報である。但し、上記の「データ」及び「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取り扱いも許容される。
<プッシュスキャン時の画像処理システム100の動作>
図2〜図5を用いて、プッシュスキャンを行う場合の画像処理システム100の動作を説明する。プッシュスキャンは、MFP20で実行するスキャン処理の指示を、MFP20で受け付ける処理である。そして、MFP20でスキャン処理を実行することで生成した画像データを、MFP20以外の装置へ送信し記憶させる処理である。本実施形態の説明例では、画像データをサーバ50に記憶させる処理と、PC10に記憶させる処理とを、選択的に実行することができるプッシュスキャンを説明する。
S300の処理待機状態において、MFP20のCPU62は、エラーが発生したか否かを定期的に判断する。エラーの一例としては、インク切れなどが挙げられる。否定判断される場合(S300:NO)にはS310へ進み、肯定判断される場合(S300:YES)にはS303へ進む。S303においてCPU62は、処理の待機中にエラーが発生したことを示すステータス情報を、記憶部63に記憶させる。S306においてステータスモニタ41は、S303で記憶されたステータス情報を取得する。ステータスモニタ41がエラーステータス情報を取得する方法については、図5を用いて後述する。
S308においてステータスモニタ41は、報知画像表示処理を実行する。報知画像表示処理の内容は、図5を用いて後述する。本実施形態の説明例では、S306でエラーを示すステータス情報を受信したタイミングは、ポップアップ表示期間T1外である。すなわち、ポップアップ設定情報が「ポップアップ禁止」に設定されている期間中のタイミングである。よってS308では、ステータスバー表示(図7参照)が実行される。
S310において、MFP20のCPU62は、プッシュスキャン指示の入力を受け付ける。プッシュスキャン指示の内容の一例としては、サーバ50およびPC10〜10bのうちの何れに、画像データを記憶させるかについての指示が挙げられる。また、画像データの記憶先がサーバ50である場合には、PC10〜10bのうちの何れに、報知画像を表示させるについての指示が挙げられる。
S315においてCPU62は、スキャン処理を開始したことを示すスキャン開始情報を、サーバソフト42に送信する。S320においてサーバソフト42は、MFP20から受信したスキャン開始情報をステータスモニタ41へ送信する。スキャン開始情報は、プッシュスキャン処理の開始を示す進捗情報としての役割も有している。
S323においてステータスモニタ41は、スキャン開始情報を受信したことに応じて、ポップアップ表示期間が開始したことを判断する。S325においてステータスモニタ41は、記憶部12に記憶されているポップアップ設定情報を、「ポップアップ許可」に設定する。これにより、ポップアップ表示期間T1が開始される。なお図2〜図4では、ポップアップ表示期間T1を、ステータスモニタ41の動作を示す線上に白い太線で記載している。
S340においてMFP20のCPU62は、スキャン実行部69にスキャン処理を開始させる。S345においてCPU62は、スキャン処理中にエラーが発生したか否かを判断する。エラーの一例としては、原稿のADF部への紙詰まりなどが挙げられる。S345で肯定判断される場合(S345:YES)には、S347へ進む。S347においてCPU62は、スキャン処理でエラーが発生したことを示すステータス情報を、記憶部63に記憶させる。
S350においてステータスモニタ41は、S347で記憶されたステータス情報を取得する。ステータスモニタ41がエラーステータス情報を取得する方法については、図5を用いて後述する。
S355においてステータスモニタ41は、報知画像表示処理を実行する。図5のフローを用いて、報知画像表示処理の内容を説明する。S10においてステータスモニタ41は、定期的にMFP20〜22にアクセスし、ステータス情報を取得する。すなわちステータスモニタ41は、MFP20〜22にポーリングを実行する。上述したS350においてエラーステータス情報を取得する方法は、このポーリングにより行われてもよい。
S15においてステータスモニタ41は、受信したステータス情報が、報知画像を表示部16に表示させるステータス情報であるか否かを判断する。具体的には、エラーを示すステータス情報であるか否かが判断される。否定判断される場合(S15:NO)にはS10へ戻り、肯定判断される場合(S15:YES)にはS17へ進む。
S17においてステータスモニタ41は、エラーを示すステータス情報の出力元のMFPと、S320で受信したスキャン開始情報の送信元のMFPとが、一致するか否かを判断する。否定判断される場合(S17:NO)にはS10へ戻り、肯定判断される場合(S17:YES)にはS20へ進む。
S20においてステータスモニタ41は、エラーを示すステータス情報を取得したタイミングが、ポップアップ表示期間T1内であるか否かを判断する。具体的には、記憶部12に記憶されているポップアップ設定情報が「ポップアップ許可」に設定されているか否かを判断する。肯定判断される場合(S20:YES)には、S25へ進む。S25においてステータスモニタ41は、ステータス情報に基づく報知画像を、大きい表示サイズで表示部16にポップアップ表示させる。報知画像には、スキャン処理でエラーが発生したことが示されていてもよい。
図6に、ポップアップ表示された報知画像P1の一例を示す。報知画像P1は、ウインドウ画像であってもよい。報知画像P1は、飛び出すようなアニメーション効果を伴って表示部16に表示されてもよい。
一方、S20において否定判断される場合(S20:NO)には、S30へ進む。S30においてステータスモニタ41は、ステータス情報に基づく報知画像を、小さい表示サイズで表示部16にステータスバー表示させる。
図7に、ステータスバー表示された報知画像P2の一例を示す。報知画像P2は、ステータスバー画像ST1内に、アイコン画像として表示される。報知画像P2は、図6の報知画像P1よりも表示サイズが小さい。報知画像P2は、エラーが発生したことを示すデザインを有していてもよく、例えばバツ印が含まれたアイコン画像であってもよい。
本実施形態の説明例では、S350でエラーを示すステータス情報を受信したタイミングは、ポップアップ設定情報が「ポップアップ許可」に設定されている期間中である。よってS355では、ポップアップ表示(図6参照)が実行される。
図2のシーケンス図に説明を戻す。図2のS345において否定判断される場合(S345:NO)には、S360へ進む。S360においてCPU62は、スキャン処理が完了したか否かを判断する。否定判断される場合(S360:NO)にはS340へ戻り、肯定判断される場合(S360:YES)にはS395へ進む。
S395においてCPU62は、スキャン処理によって生成された画像データの記憶先を判断する。当該判断は、S310において入力が受け付けられたプッシュスキャン指示に基づいて行われる。画像データの記憶先がサーバ50であると判断された場合(S395:サーバ)には、S397へ進む。S397においてCPU62は、サーバ50と通信可能であるか否かを判断する。否定判断される場合(S397:NO)には、S420へ進む。S420においてCPU62は、画像データをサーバ50に送信して記憶させるアップロード処理でエラーが発生したことを示すステータス情報を、記憶部63に記憶させる。
一方、S397において肯定判断される場合(S397:YES)には、S400へ進む。S400においてCPU62は、データ記憶指示情報および画像データをサーバ50へ送信する。データ記憶指示情報は、画像データをサーバ50の記憶部53に記憶させることを、サーバ50に指示するための情報である。
S405において、サーバ50のCPU52は、データ記憶処理を開始する。S410においてCPU52は、データ記憶処理中にエラーが発生したか否かを判断する。エラーの一例としては、画像データの容量が、記憶部53の記憶容量を超過している場合などが挙げられる。S410で肯定判断される場合(S410:YES)には、S415へ進む。S415においてCPU62は、アップロード処理でエラーが発生したことを示すステータス情報を、MFP20へ送信する。S420においてCPU62は、受信したステータス情報を、記憶部63に記憶させる。
S425においてステータスモニタ41は、S420で記憶されたステータス情報を取得する。S430においてステータスモニタ41は、報知画像表示処理を実行する。なお、報知画像表示処理の詳細な内容は、S355において図5を用いて説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態の説明例では、S425でエラーを示すステータス情報を受信したタイミングは、ポップアップ設定情報が「ポップアップ許可」に設定されている期間中である。よってS430では、ポップアップ表示(図6参照)が実行される。
一方、S410において否定判断される場合(S410:NO)には、S440へ進む。S440においてCPU52は、データ記憶処理が完了したか否かを判断する。否定判断される場合(S440:NO)にはS405へ戻り、肯定判断される場合(S440:YES)にはS445へ進む。
S445においてCPU52は、データ記憶処理が完了したことを示す記憶処理完了情報をMFP20へ送信する。S450において、MFP20のCPU62は、受信した記憶処理完了情報をサーバソフト42へ送信する。S455においてサーバソフト42は、MFP20から受信した記憶処理完了情報をステータスモニタ41へ送信する。記憶処理完了情報は、プッシュスキャン処理の終了を示す進捗情報としての役割も有している。
S457においてステータスモニタ41は、記憶処理完了情報を受信したことに応じて、ポップアップ表示期間T1が終了したことを判断する。S460においてステータスモニタ41は、記憶部12に記憶されているポップアップ設定情報を、「ポップアップ禁止」に設定する。
なお、S460およびS497以後の期間、および、S325以前の期間は、ポップアップ設定情報が「ポップアップ禁止」に設定されている期間であるため、ポップアップ表示期間T1の範囲外の期間となる。ポップアップ表示期間T1の範囲外の期間において、MFP20にエラーが発生し(S461:YES)、エラーが発生したことを示すステータス情報が記憶部63に記憶されると(S462)、ステータスモニタ41がエラーステータス情報を受信する(S463)。この場合ステータスモニタ41は、ステータスバー表示(図7参照)を実行する報知画像表示処理を行う(S464)。なお、報知画像表示処理の詳細な内容は、S308において説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
一方、S395において、画像データの記憶先がPC10であると判断された場合(S395:PC)には、S465へ進む。S465においてCPU62は、データ記憶指示情報および画像データをサーバソフト42へ送信する。S467においてサーバソフト42は、受信したデータ記憶指示情報および画像データを、記憶部12に送信する。
S470において記憶部12は、データ記憶処理を開始する。S472において記憶部12は、データ記憶処理中にエラーが発生したか否かを判断する。エラーの一例としては、記憶させる画像データの容量が記憶部12の空き容量を超過している場合などが挙げられる。S472で肯定判断される場合(S472:YES)には、S475へ進む。
S475において記憶部12は、データ記憶処理でエラーが発生したことを示すステータス情報を、サーバソフト42に送信する。S480においてサーバソフト42は、受信したステータス情報を、ステータスモニタ41へ送信する。S482においてステータスモニタ41は、報知画像表示処理を実行する。なお、報知画像表示処理の詳細な内容は、S355において図5を用いて説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態の説明例では、S480でエラーを示すステータス情報を受信したタイミングは、ポップアップ設定情報が「ポップアップ許可」に設定されている期間中である。よってS482では、ポップアップ表示(図6参照)が実行される。
一方、S472において否定判断される場合(S472:NO)には、S490へ進む。S490においてCPU52は、データ記憶処理が完了したか否かを判断する。否定判断される場合(S490:NO)にはS470へ戻り、肯定判断される場合(S490:YES)にはS492へ進む。
S492において記憶部12は、データ記憶処理が完了したことを示す記憶処理完了情報をMFP20へ送信する。S495において、サーバソフト42は、受信した記憶処理完了情報をステータスモニタ41へ送信する。
S496においてステータスモニタ41は、記憶処理完了情報を受信したことに応じて、ポップアップ表示期間T1が終了したことを判断する。S497においてステータスモニタ41は、記憶部12に記憶されているポップアップ設定情報を、「ポップアップ禁止」に設定する。
<実施例1の効果>
ステータスモニタ41は、スキャン開始情報を受信することに応じて(S320)、ポップアップ表示期間T1が開始したと判断し(S323)、ポップアップ設定情報を「ポップアップ許可」に設定することができる(S325)。またステータスモニタ41は、記憶処理完了情報を受信することに応じて(S455、S495)、ポップアップ表示期間T1が終了したと判断し(S457、S496)、ポップアップ設定情報を「ポップアップ禁止」に設定することができる(S460、S497)。すなわち、ポップアップ表示期間T1を、プッシュスキャン処理の進捗を示す進捗情報に基づいて適切に定めることができる。これにより、不要な報知画像がポップアップ表示(図6参照)されてしまうことで、ユーザが困惑させられてしまう事態を防止することができる。
ポップアップ設定情報を「ポップアップ許可」に設定(S325)する前の期間、および、ポップアップ設定情報を「ポップアップ禁止」に設定(S460、S497)した後の期間は、ポップアップ表示期間T1の範囲外の期間となる。ポップアップ表示期間T1の範囲外の期間において、ステータスモニタ41がエラーステータス情報を受信した場合には、ステータスバー表示(図7参照)を実行することができる。これにより、ポップアップ表示(図6参照)よりも小さいサイズで報知画像を表示部16に表示させることができるため、ユーザの作業を阻害することがない。
MFP20で生成した画像データをサーバ50に記憶させるデータ記憶処理(S405)の実行期間中に、エラーが発生した場合には(S410:YES)、当該エラーを示すステータス情報をステータスモニタ41が取得することができる(S425)。そして、エラーを示すステータス情報を取得したタイミングがポップアップ表示期間T1内である場合には(S20:YES)、報知画像をポップアップ表示することができる(S25)。これにより、画像データをサーバ50に記憶させる場合においても、エラーに関する報知画像を適切にユーザに認識させることが可能となる。
MFP20でスキャン指示の入力を受け付け、MFP20で生成した画像データをサーバ50に記憶させるプッシュスキャンを実行する場合には、PC10はプッシュスキャンに直接には関与しない。本明細書に記載されている技術によれば、このようなプッシュスキャンを行う場合(S395:サーバ)においても、ステータスモニタ41は、スキャン開始情報(S320)、記憶処理完了情報(S455)、ステータス情報(S425)をMFP20から受信することができる。これにより、サーバ50で実行されているデータ記憶処理でエラーが発生した(S410:YES)場合には、報知画像をポップアップ表示(S430)(図6参照)またはステータスバー表示(図7参照)することができる。すなわちPC10を、サーバ50に画像データを記憶させる際にエラーが発生したか否かをユーザに認識させるためのモニタ装置として機能させることができる。これにより、サーバ50で行われるデータ記憶処理のステータスを適切に監視することが可能となる。
ステータスモニタ41は、定期的にMFP20〜22にアクセスし、MFP20〜22のステータス情報を取得することができる(S10)。そして、エラーを示すステータス情報を取得した場合には(S15:YES)、エラーを示すステータス情報の出力元のMFPと、S320で受信したスキャン開始情報の送信元のMFPとが一致することを条件として(S17:YES)、報知画像を表示部16に表示させることができる(S25、S30)。これにより、通信可能なMFPが複数存在する場合であっても、プッシュスキャンを実行しているMFPに関する報知画像のみを、選択的に表示部16に表示させることができる。従って、ユーザに関係しないMFPに関する報知画像が表示部16に表示されてしまう事態を防止することができる。
実施例2では、プルスキャンを説明する。なお、プルスキャンおよび前述したプッシュスキャンでは、画像処理システム100を共通して使用することができる。
<プルスキャン時の画像処理システム100の動作>
図8および図9を用いて、プルスキャンを行う場合の画像処理システム100の動作を説明する。プルスキャンは、MFP20〜22の何れかで実行するスキャン処理の指示を、PC10〜10bの何れかで受け付ける処理である。そして、MFP20〜22の何れかでスキャン処理を実行することで生成した画像データを、MFP20以外の装置へ送信し記憶させる処理である。本実施形態の説明例では、画像データをサーバ50に記憶させる処理と、PC10に記憶させる処理とを、選択的に実行することができるプルスキャンを説明する。
S510において、デバイスドライバ43は、プルスキャン指示の入力を受け付ける。プルスキャン指示の内容の一例としては、サーバ50およびPC10のうちの何れに、画像データを記憶させるかについての指示が挙げられる。S520においてデバイスドライバ43は、スキャン開始情報をステータスモニタ41へ送信する。スキャン開始情報は、プルスキャン処理の開始を示す進捗情報としての役割も有している。S523においてデバイスドライバ43は、スキャン開始情報をMFP20へ送信する。
S540〜S560の各々の処理内容は、図2で説明したS340〜S360の各々の処理内容と同様であるため、説明を省略する。
S565において、MFP20のCPU62は、データ記憶指示情報および画像データをデバイスドライバ43へ送信する。S595においてデバイスドライバ43は、スキャン処理によって生成された画像データの記憶先を判断する。画像データの記憶先がPC10であると判断された場合(S595:PC)には、図4の467へ進む。S467以降の処理内容は、実施例1で説明済みであるため、ここでは説明を省略する。一方、画像データの記憶先がサーバ50であると判断された場合(S595:サーバ)には、S597へ進む。
S597においてデバイスドライバ43は、サーバ50と通信可能であるか否かを判断する。否定判断される場合(S597:NO)には、S602へ進む。S602においてデバイスドライバ43は、アップロード処理でエラーが発生したことを示すステータス情報を、共有記憶領域46に記憶させる。S603においてデバイスドライバ43は、共有記憶領域46に記憶されているステータス情報を取得する。S604においてステータスモニタ41は、報知画像表示処理を実行する。
一方、S597において肯定判断される場合(S597:YES)には、S600へ進む。S600においてデバイスドライバ43は、データ記憶指示情報および画像データをサーバ50へ送信する。
S605〜S640の各々の処理内容は、図3で説明したS405〜S440の各々の処理内容と同様であるため、説明を省略する。S645においてサーバ50のCPU52は、記憶処理完了情報をデバイスドライバ43へ送信する。S655〜S660の各々の処理内容は、図3で説明したS455〜S460の各々の処理内容と同様であるため、説明を省略する。
<実施例2の効果>
本明細書に記載されている技術によれば、PC10でスキャン指示の入力を受け付け(S510)、MFP20で生成した画像データをサーバ50またはPC10に記憶させるプルスキャンを実行する場合においても、ステータスモニタ41は、スキャン開始情報(S520)、記憶処理完了情報(S655)、ステータス情報(S550、S625)をMFP20から受信することができる。これにより、プルスキャン処理でエラーが発生(S545:YES、S610:YES)した場合には、報知画像をポップアップ表示(S555、S630)(図6参照)することができる。これにより、プルスキャン処理のステータスを適切に監視することが可能となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例が含まれる。
<変形例>
報知すべきエラーでないエラーを判断する処理(S17)は、省略することが可能である。以上より、一般的に言うと、プログラムは、「第1の受信手段」と、「第2の受信手段」と、「表示制御手段」と、「判断手段」と、「設定手段」と、して少なくとも情報処理装置を機能させれば良い。具体例としては、プログラムは、S350およびS425と、S320およびS455と、S355およびS430およびS482と、S323およびS457およびS496と、S325およびS460およびS497と、を少なくとも実行すればよい。
報知画像表示処理における、大きなサイズの報知画像の報知態様は、ポップアップ表示に限られない。例えば、ステータスを示す、アイコンよりも大きな画像を、画面の端から画面の内側に移動するようにアニメーション表示させてもよい。いわゆるトースト表示を行ってもよい。アイコンが徐々に大きくなるアニメーションを表示させてもよい。大きなサイズの報知画像には、小さな画像では表現しきれない、ステータスの詳細を示す文字列を含ませてもよい。複数の大きなサイズの報知画像を表示してもよい。大きなサイズの画像を画面全体に表示させてもよい。大きなサイズの画像と小さなサイズの画像を交互に表示させてもよい。大きな画像の中に、エラーステータスの解除方法を示す画像を含ませてもよい。大きな画像の中に、ステータスの詳細情報や、エラーステータスの解除方法を示す画像を表示するためのボタン画像を含ませてもよい。この場合、ユーザがボタン画像を操作すると、対応する画像が表示される。また、警告音出力等を行ってもよい。また、例えば、ダイアログボックスを点滅表示させてもよい。
画像処理システム100を構成するMFPおよびPCは図示されたものに限るものではない。また、PC10とMFP20等との接続は、有線LANケーブルやUSBケーブルに限らず、その他のシリアル通信ケーブル、パラレル通信ケーブル、さらには無線LAN等の無線通信であってもよい。
MFPは、画像処理の機能を備えるものであればよく、プリンタ、スキャナ、複写機、FAX装置であっても適用可能である。また、PCは、画像処理装置に対して画像処理ジョブを投入する装置であればよく、スマートフォンやPDAであってもよい。
本実施形態では、図5のS10において、報知期間であるか否かに関わらず、ステータスモニタ41が定期的にMFP20〜22のステータス情報を取得しているが、この形態に限られない。例えば、ポップアップ表示期間T1中にのみステータス情報を取得するようにしてもよい。
本実施形態では、スキャン処理が行われるMFP以外のMFPで発生したエラーを、S17にて報知すべきエラーでないとして報知していないが、報知してもよい。この場合、報知すべきでないエラーと判断されたエラー情報は、報知すべきエラーと判断されたエラー情報と比較して利用価値が低いため、報知すべきでないエラーと判断されたエラー情報を報知すべきエラーと判断されたエラー情報と比較して報知度合いを弱め、報知すべきエラーと区別して報知するとよい。報知度合いの強弱は、例えば、ポップアップ表示の有無、点滅表示の有無、警告音の有無、メッセージボックスの大小によって実現可能である。本実施形態では、プッシュスキャン時、プルスキャン時にポップアップ表示を行ったが、他の時にもポップアップ表示をするようにしてもよい。例えば、印刷時にポップアップ表示をするようにしてもよい。
本実施形態では、エラーの報知をステータスモニタ4に行わせているが、これに限るものではない。例えば、メールを送信してもよい。また、例えば表示機能を有する他のアプリケーション(ブラウザやOSが管理するステータスモニタ等)に表示させてもよい。ステータスモニタ41とサーバソフト42とが1つのプログラムであってもよい。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
ネットワークインターフェース18は、通信インターフェースの一例である。インターネット80、LAN81は、ネットワークの一例である。PC10〜10bは、情報処理装置の一例である。ステータスモニタ41は、プログラムの一例である。MFP20〜22は、画像処理装置の一例である。S350、S425、S550、S625を実行するCPUは、第1の受信手段の一例である。スキャン開始情報、記憶処理完了情報は、進捗情報の一例である。S320、S455、S520、S655を実行するCPUは、第2の受信手段の一例である。エラーを示すステータス情報は、特定ステータス情報の一例である。アイコン画像は、第1の表示サイズの一例である。ウインドウ画像は、第2の表示サイズの一例である。S355、S430、S482、S555、S590、S630を実行するCPUは、表示制御手段の一例である。S323、S457、S496を実行するCPUは、判断手段の一例である。ポップアップ禁止は、第1モードの一例である。ポップアップ許可は、第2モードの一例である。S325、S460、S497を実行するCPUは、設定手段の一例である。サーバ50は、外部装置の一例である。S405を実行するCPUは、第1の記憶処理の一例である。S320のスキャン開始情報は、第1の出力情報の一例である。S455の記憶処理完了情報は、第2の出力情報の一例である。S470を実行するCPUは、第2の記憶処理の一例である。S520のスキャン開始情報は、第3の出力情報の一例である。
10〜10b:PC、18:ネットワークインターフェース、20〜22:MFP、41:ステータスモニタ、42:サーバソフト、43:デバイスドライバ、50:サーバ、100:画像処理システム

Claims (11)

  1. 通信インターフェースを備え、前記通信インターフェースを介してネットワークに接続可能な情報処理装置に読込まれるプログラムであって、
    前記ネットワークに接続可能で、1以上の原稿をスキャンして画像データを生成可能な画像処理装置の状態に関する情報であるステータス情報を、前記画像処理装置から前記通信インターフェースを介して受信する第1の受信手段と、
    第1の記憶処理または第2の記憶処理の進捗状況を示す進捗情報を受信する第2の受信手段であって、
    前記第1の記憶処理は、前記画像処理装置で生成された前記画像データを、前記画像処理装置が接続したネットワークに接続した外部装置であって前記情報処理装置とも前記画像処理装置とも異なる前記外部装置に送信して記憶させる処理であり、
    前記第2の記憶処理は、前記画像処理装置で生成された前記画像データを、前記情報処理装置が前記画像処理装置から受信して、前記情報処理装置が備える記憶部に記憶させる処理である、前記第2の受信手段と、
    予め定められた特定状態を示す特定ステータス情報を前記第1の受信手段が受信したことに応じて、前記特定ステータス情報に基づく報知画像を、第1の表示サイズ、または、第1の表示サイズよりも大きい第2の表示サイズで前記情報処理装置が備える表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記第2の受信手段が前記進捗情報を受信することに応じて、前記報知画像を前記第1の表示サイズで表示させるか、前記報知画像を前記第2の表示サイズで表示させるかを判断する判断手段であって、
    前記第1の記憶処理または前記第2の記憶処理の開始を示す前記進捗情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断し、
    前記第1の記憶処理または前記第2の記憶処理が完了したことを示す前記進捗情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第1の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断する、前記判断手段と、
    前記報知画像を前記第1の表示サイズで表示させると前記判断手段が判断したことに応じて、前記表示制御手段を第1モードに設定し、前記報知画像を前記第2の表示サイズで表示させると前記判断手段が判断したことに応じて、前記表示制御手段を第2モードに設定する設定手段と、
    して前記情報処理装置を機能させ、
    前記表示制御手段は、
    前記第1モードに設定されているときに前記特定ステータス情報を受信したことに応じて、前記第1の表示サイズで前記報知画像を表示させ、
    前記第2モードに設定されているときに前記特定ステータス情報を受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記表示制御手段は、前記第1の記憶処理において、画像処理装置で生成した前記画像データを前記外部装置へ送信する場合に発生した通信エラーを示す情報を含む前記特定ステータス情報を、前記第2モードに設定されているときに前記第1の受信手段が受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  3. 前記第2の受信手段は、
    前記第1の記憶処理を開始するときに前記画像処理装置が送信する開始情報を、前記情報処理装置が前記通信インターフェースを介して受信したことに応じて前記情報処理装置が出力した第1の出力情報を、前記進捗情報として受信し、
    前記第1の記憶処理が完了したときに前記画像処理装置が送信する完了情報を、前記情報処理装置が前記通信インターフェースを介して受信したことに応じて前記情報処理装置が出力した第2の出力情報を、前記進捗情報として受信し、
    前記判断手段は、前記第1の出力情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記2の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断し、前記第2の出力情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記1の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断することを特徴とする請求項またはに記載のプログラム。
  4. 前記表示制御手段は、前記第2モードに設定されているときに、前記第2の記憶処理において、画像処理装置で生成した前記画像データを前記記憶部に記憶させる場合に発生したエラーを示す情報を含む前記特定ステータス情報を、前記第1の受信手段が受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のプログラム。
  5. 前記第2の受信手段は、
    前記画像データの生成を開始することを示す開始情報を、前記情報処理装置が前記通信インターフェースを介して前記画像処理装置へ送信することに応じて前記情報処理装置が出力した第3の出力情報を、前記進捗情報として受信し、
    前記開始情報を前記画像処理装置が受信したことに応じて前記画像処理装置が生成および送信した前記画像データを前記情報処理装置が受信して、当該画像データを記憶させる前記第1の記憶処理または前記第2の記憶処理が完了したことに応じて前記情報処理装置が出力した第4の出力情報を、前記進捗情報として受信し、
    前記判断手段は、前記第3の出力情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断し、前記第4の出力情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第1の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のプログラム。
  6. 前記表示制御手段は、前記第1の記憶処理または前記第2の記憶処理の開始前には、前記第1モードに設定されており、
    前記判断手段は、前記第1の記憶処理または前記第2の記憶処理の開始を示す前記進捗情報を前記第2の受信手段が受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 通信インターフェースを備え、前記通信インターフェースを介してネットワークに接続可能な情報処理装置に読込まれるプログラムであって、
    前記ネットワークに接続可能で、1以上の原稿をスキャンして画像データを生成可能な複数の画像処理装置の状態に関する情報であるステータス情報を、前記複数の画像処理装置の各々から前記通信インターフェースを介して受信する第1の受信手段と、
    前記複数の画像処理装置のうちの特定画像処理装置が前記画像データを生成し、前記特定画像処理装置が生成した前記画像データを、前記特定画像処理装置以外の装置に記憶させるデータ生成記憶処理の進捗状況を示す第1の出力情報を受信する第2の受信手段であって、
    前記第1の出力情報は、前記データ生成記憶処理を開始するときに前記特定画像処理装置が送信する開始情報を前記情報処理装置が前記通信インターフェースを介して受信したことに応じて前記情報処理装置が出力する情報である、前記第2の受信手段と、
    予め定められた特定状態を示す特定ステータス情報を前記第1の受信手段が受信したことに応じて、前記特定ステータス情報の送信元の画像処理装置が前記開始情報の送信元である前記特定画像処理装置と一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって特定ステータス情報の送信元の画像処理装置と前記開始情報の送信元である前記特定画像処理装置とが一致することが判断された場合に、前記特定ステータス情報に基づく報知画像を、前記情報処理装置が備える表示部に表示させる表示制御手段と
    て前記情報処理装置を機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 第1の通信インターフェースを備え前記第1の通信インターフェースを介してネットワークに接続可能な情報処理装置と、1以上の原稿をスキャンして画像データを生成可能であって、第2の通信インターフェースを備え、前記第2の通信インターフェースを介してネットワークに接続可能な画像処理装置と、を備える通信システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置の状態に関する情報であるステータス情報を、前記ステータス情報に基づいた報知画像を表示可能な情報処理装置へ前記第2の通信インターフェースを介して送信する第1の送信手段と、
    第1の記憶処理または第2の記憶処理の進捗状況を示す進捗情報を、前記情報処理装置へ前記第2の通信インターフェースを介して送信する第2の送信手段であって、
    前記第1の記憶処理は、前記画像処理装置で生成された前記画像データを、前記画像処理装置が接続したネットワークに接続した外部装置であって前記情報処理装置とも前記画像処理装置とも異なる前記外部装置に送信して記憶させる処理であり、
    前記第2の記憶処理は、前記画像処理装置で生成された前記画像データを、前記情報処理装置が前記画像処理装置から受信して、前記情報処理装置が備える記憶部に記憶させる処理である、前記第2の送信手段と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記第1の送信手段によって送信された、予め定められた特定状態を示す特定ステータス情報を前記第1の通信インターフェースを介して受信したことに応じて、前記特定ステータス情報に基づく報知画像を、第1の表示サイズ、または、第1の表示サイズよりも大きい第2の表示サイズで前記情報処理装置が備える表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記第2の送信手段が送信した前記進捗情報を前記第1の通信インターフェースを介して受信することに応じて、前記報知画像を前記第1の表示サイズで表示させるか、前記報知画像を前記第2の表示サイズで表示させるかを判断する判断手段であって、
    前記第1の記憶処理または前記第2の記憶処理の開始を示す前記進捗情報を受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断し、
    前記第1の記憶処理または前記第2の記憶処理が完了したことを示す前記進捗情報を受信したことに応じて、前記第1の表示サイズで前記報知画像を表示させると判断する、前記判断手段と、
    前記報知画像を前記第1の表示サイズで表示させると前記判断手段が判断したことに応じて、前記表示制御手段を第1モードに設定し、前記報知画像を前記第2の表示サイズで表示させると前記判断手段が判断したことに応じて、前記表示制御手段を第2モードに設定する設定手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記第1モードに設定されているときに前記特定ステータス情報を受信したことに応じて、前記第1の表示サイズで前記報知画像を表示させ、
    前記第2モードに設定されているときに前記特定ステータス情報を受信したことに応じて、前記第2の表示サイズで前記報知画像を表示させることを特徴とする通信システム。
  9. 前記画像処理装置は、前記第2の通信インターフェースを介して複数の情報処理装置と通信することが可能であり、
    前記画像処理装置は、前記複数の情報処理装置のうちの1つの選択情報処理装置の選択を受け付ける選択受付手段をさらに備え、
    前記画像処理装置の前記第1の送信手段は、前記選択情報処理装置へ前記ステータス情報を送信し、
    前記画像処理装置の前記第2の送信手段は、前記選択受付手段が前記選択情報処理装置を選択したことに応じて、前記選択情報処理装置へ前記進捗情報を送信し、
    前記選択情報処理装置の前記表示制御手段は、前記選択情報処理装置の表示部における前記報知画像の表示態様を前記ステータス情報および前記進捗情報に基づいて制御することを特徴とする請求項に記載の通信システム。
  10. 第1の通信インターフェースを備え前記第1の通信インターフェースを介してネットワークに接続可能な情報処理装置と、1以上の原稿をスキャンして画像データを生成可能であって、第2の通信インターフェースを備え、前記第2の通信インターフェースを介してネットワークに接続可能な画像処理装置と、を備える通信システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置の状態に関する情報であるステータス情報を、前記ステータス情報に基づいた報知画像を表示可能な情報処理装置へ前記第2の通信インターフェースを介して送信する第1の送信手段と、
    前記画像処理装置が前記画像データを生成し、前記画像処理装置が生成した前記画像データを、前記画像処理装置以外の装置に記憶させるデータ生成記憶処理を開始するときに、開始情報を前記情報処理装置へ前記第2の通信インターフェースを介して送信する第2の送信手段と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記第1の送信手段によって送信された、予め定められた特定状態を示す特定ステータス情報を前記第1の通信インターフェースを介して受信したことに応じて、前記特定ステータス情報の送信元の画像処理装置が前記開始情報の送信元の画像処理装置と一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって特定ステータス情報の送信元の画像処理装置と前記開始情報の送信元の画像処理装置とが一致することが判断された場合に、前記特定ステータス情報に基づく報知画像を、前記情報処理装置が備える表示部に表示させる表示制御手段と
    備えることを特徴とする通信システム。
  11. 前記画像処理装置は、前記第2の通信インターフェースを介して複数の情報処理装置と通信することが可能であり、
    前記画像処理装置は、前記複数の情報処理装置のうちの1つの選択情報処理装置の選択を受け付ける選択受付手段をさらに備え、
    前記画像処理装置の前記第1の送信手段は、前記選択情報処理装置へ前記ステータス情報を送信し、
    前記画像処理装置の前記第2の送信手段は、前記選択受付手段が前記選択情報処理装置を選択したことに応じて、前記選択情報処理装置へ前記開始情報を送信し、
    前記選択情報処理装置の前記表示制御手段は、前記選択情報処理装置の表示部における前記報知画像の表示態様を前記ステータス情報および前記開始情報に基づいて制御することを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
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