JP6159635B2 - バルーン照明機 - Google Patents

バルーン照明機 Download PDF

Info

Publication number
JP6159635B2
JP6159635B2 JP2013205451A JP2013205451A JP6159635B2 JP 6159635 B2 JP6159635 B2 JP 6159635B2 JP 2013205451 A JP2013205451 A JP 2013205451A JP 2013205451 A JP2013205451 A JP 2013205451A JP 6159635 B2 JP6159635 B2 JP 6159635B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
remote control
led
air passage
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013205451A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015069922A (ja
Inventor
大和 勇記
勇記 大和
Original Assignee
和光機械工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 和光機械工業株式会社 filed Critical 和光機械工業株式会社
Priority to JP2013205451A priority Critical patent/JP6159635B2/ja
Publication of JP2015069922A publication Critical patent/JP2015069922A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6159635B2 publication Critical patent/JP6159635B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

本発明は、例えば工場現場やイベント会場等の夜間照明用に使用されるバルーン照明機に関する。
バルーン照明機は、主として工事現場やイベント会場等の電源供給設備がない屋外において、エンジン式の発電機やバッテリを電源として照明を行うものである(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−95517号公報
従来、このようなバルーン照明機を作業に必要な場所に設置して、作業開始時あるいは作業終了時に点灯、消灯を行うためには、必ず作業者が該照明機を設置した場所まで移動し、本体に付属してあるスイッチボックスのON/OFFスイッチを操作しなければならなかった。しかしながら、バルーン照明機の設置場所や作業環境によっては、移動自体が困難又は移動に時間を要する場合があり、このような作業の煩わしさが問題になっている。また、バルーン照明機を複数台設置するような場合は、その台数分、作業者が該照明機まで一通り移動して、操作しなければならず、多大な時間や手間を要するという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、作業性を向上させることができるバルーン照明機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係るバルーン照明機は、少なくとも一部に透光性を有して膨張可能なバルーンと、バルーンの内部に配設されてバルーンを膨張状態で保持する中空のバルーン保持体(例えば、実施形態におけるフレーム50)と、バルーン保持体に取り付けられた光源(例えば、実施形態におけるLED71)と、外部のリモコン送信手段(例えば、実施形態におけるリモコン送信器100)から送信された制御信号を受信するリモコン受信手段(例えば、実施形態におけるリモコン受信器74)と、リモコン受信手段において受信した制御信号に基づき外部電源(例えば、実施形態における発電機26)からの電力を光源に供給して当該光源を点灯制御する電源制御装置(例えば、実施形態におけるLED電源装置75)とを備え、リモコン受信手段がバルーン保持体の内部に配設されるよう構成する。
なお、上述の発明において、バルーンを膨張させるための空気流を生成する送風手段(例えば、実施形態におけるバルーン膨張装置60)を備え、バルーン保持体には、送風手段により外部空気をバルーンの内部に取り込むための吸気口と、吸気口から取り込まれた空気流をバルーンへ向けて送風するための送風路とが形成されており、送風路の途中に光源、電源制御装置およびリモコン受信手段を配置することが好ましい。
また、上述の発明において、バルーン保持体の送風路は、空気流が通過可能な開口を有する仕切部材(例えば、実施形態における上側プレート部材52)によって第1送風路お
よび第2送風路に区画され、第1送風路の途中に電源制御装置およびリモコン受信手段を配置し、第2送風路の途中に光源を配置することが好ましい。
本発明に係るバルーン照明機によれば、作業者が当該照明機の設置場所まで移動しなくても、離れた作業位置からリモコン送信手段によって点灯、消灯等の遠隔操作が可能となるため、作業性および作業効率を向上させることが可能となる。また、リモコン受信手段をバルーン保持体に内蔵したことにより、耐衝撃性・防塵・防滴に対応した構造となり、いかなる作業環境下であった場合でもリモコン操作を長期安定して行うことができる。
また、上述の発明において、バルーンを膨張させるための空気流が通過する送風路の途中に、光源、リモコン受信手段および電源制御装置を配置したことにより、これらの装置が安定的に冷却されて温度上昇が防止されるため、光源の発光効率および寿命が高められるとともに、リモコン受信手段および電源制御装置の過熱による故障等が防止される。
また、上述の発明において、光源および送風手段と、これらを作動させるための電源制御装置およびリモコン受信手段と、を仕切部材によって熱的に分離して配置することで、互いに熱的影響を与え難くすることができるとともに、バルーン外部からの空気流によって効率よく冷却することが可能となる。
本実施形態に係るバルーン照明機を示す側面図である。 上記バルーン照明機に構成される照明バルーンを示す正断面図である。 上記バルーン照明機に構成されるフレーム、バルーン膨張装置およびLED照明装置を示す側断面図である。 上記フレームを上方から見た平面図である。 上記照明バルーンにおいて空気の流れを説明するための側断面図である。 上記LED照明装置のブロック図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態に係るリモコン受信機能付きのバルーン照明機を図1に示しており、まず始めに、この図を参照しながら、バルーン照明機1の全体構成について説明する。
バルーン照明機1は、移動自在の台車2と、この台車2上に配設された伸縮可能な昇降装置3と、昇降装置3に支持された照明バルーン4とを主体として構成される。
台車2は、左右一対の前輪21および後輪22を備えて走行自在に構成されており、バルーン照明機1を容易に移動させることができるようになっている。この台車2には、前後輪21,22の方向転換用の操向ハンドル23や、後輪22を制動するためのブレーキ装置24、左右一対のアウトリガ25等が設けられている。台車2上には、照明バルーン4の電源プラグ80を差し込み可能なコンセント(図示せず)を有する中継ボックス27や、この中継ボックス27を介して照明バルーン4に電力を供給可能なエンジン式の発電機26が搭載されている。中継ボックス27は、昇降装置3にネジ等の固定手段により取り付けられており、昇降装置3に対して反対側の面(外側の面)に主電源スイッチ(ブレーカ)等が配設されている。なお、電源プラグ80をコンセントに繋ぐ構成ではなく、コネクタ嵌合により電源接続する構成としてもよい。また、電源プラグ80を発電機26に直接繋ぐようにしてもよい。
昇降装置3は、台車2上に立設固定された第1マスト31と、第1マスト31内に進退
自在に挿嵌された第2マスト32と、第2マスト32内に進退自在に挿嵌された第3マスト33と主体に構成され、この第3マスト33の上端部に照明バルーン4が取り付けられる。第2マスト32および第3マスト33は、第1マスト31に配設されたウィンチ35のハンドル36を回転操作してワイヤーロープ37を巻き取ることにより、第3マスト33、第2マスト32の順に段階的に上昇し、ハンドル36を逆回転操作してワイヤーロープ37を繰り出すことにより、第2マスト32、第3マスト33の順に段階的に下降するようになっている。
照明バルーン4は、図2および図3に示すように、薄い可撓性の材料からなる膨張可能なバルーン40と、このバルーン40の内部に配設されてバルーン40を保持するフレーム50と、フレーム50の内部に配設されてバルーン40を膨張させるバルーン膨張装置60と、フレーム50の内部に配設されてバルーン40を照明するLED照明装置70とを備えて構成され、
バルーン40は、図1および図2に示すように、膨張状態において略楕円形態を呈し、長軸に沿って上下の半楕円部41,42に分割され、これら上下の半楕円部41,42を繋ぎ合わせて形成されている。バルーン40の材料としては、例えば、プラスチック処理が施された白色の布や、単純な白色のプラスチック製フィルムなどがある。上側の半楕円部41の内側は、アルミコーティングされた光反射板になっている。下側の半楕円部42の下部には、複数のエア抜き孔(図示せず)が形成されている。なお、バルーン40は、後述する下側プレート部材53に設けられたファスナー式連結手段49によりフレーム50に着脱可能に連結される。
フレーム50は、図2および図3に示すように、バルーン40の取付ベースとなるバルーン取付本体51と、バルーン取付本体51の上端部に連設されたガード部材55とを備えて構成され、これらが一体となって照明バルーン4の骨格をなしている。
バルーン取付本体51は、金属材料を用いて断面多角形の中空筒状に形成されている。このバルーン取付本体51の上端には上蓋プレート部材52が設けられ、バルーン取付本体51の下端には下側プレート部材53が設けられている。上側プレート部材52にはその中央に上下貫通する通風孔(図示せず)が形成され、下側プレート部材53には上下貫通する多数の小孔(図示せず)が形成されており、照明バルーン4の内外へ空気流が通過できるように構成されている。すなわち、バルーン取付本体51の内部空間には、照明バルーン4の内外を連通させるための第1送風路S1が形成されている。そして、この第1送風路S1の途中に、後述するLED電源装置75、リモコン受信器74およびファン電源装置62などが配設されている。
また、バルーン取付本体51の下側プレート部材53には、第3マスト33の状態に連結されるバルーン連結部54が設けられており、これにより照明バルーン4が昇降装置3の上端に取り付けられるようになっている。
ガード部材55は、周方向に等間隔で配置された複数本の棒状の第1枠部材56と、第1枠部材56同士を連結するための複数本の環状の第2枠部材57と、第1枠部材56の上端に連結された環状の第3枠部材58とを備え、全体として筒型柵状に形成されており、後述する複数のLED基板72を包囲するようにバルーン取付本体51の上端に連結されている。そのため、バルーン40の収縮時に、このバルーン40が発熱源となるLED基板72に接触して損傷(溶融等)してしまうのを防止できるようになっている。ガード部材55の内部空間には、第1送風路S1からの空気流を通過させるための第2送風路S2が形成されている。そして、この第2送風路S2の途中に、後述するLED基板72、シロッコファン61などが配設されている。また、ガード部材55における枠部材56,
57,58の間には、第2送風路S2からの空気流をバルーン40へ向けて通過させるための枠開口59が形成されている。
バルーン膨張装置60は、バルーン40を膨張するための空気流を生成するシロッコファン61と、発電機26(中継ボックス27)からの電力をシロッコファン61へ供給するファン電源装置62とを備えて構成され、シロッコファン61を作動させることで、外部空気が下側プレート部材53の小孔(図示せず)を通じて空気流としてフレーム50の内部(バルーン取付本体51の第1送風路S1およびガード部材55の第2送風路S2)に送り込まれるようになっている。
LED照明装置70は、その表面に多数個のLED71が実装された複数のLED基板72と、上側プレート部材52に取り付けられてLED基板52を立設姿勢で支持する筒状の支持部材73と、外部のリモコン送信器100からの制御信号を受信するリモコン受信器74と、LED基板72へ発電機26(中継ボックス27)からの電力を供給するLED電源装置75とを備えている。なお、図4に示すように、LED基板72は、LED71の発する熱を放出するための放熱フィン76を介して支持部材73に取り付けられている。
ここで、図6は、バルーン膨張装置60およびLED照明装置70の電気的構成を示すブロック図である。
リモコン送信器100は、バルーン膨張装置60のシロッコファン61をオン・オフ操作するためのファン操作スイッチ101Aと、点灯スイッチ、消灯スイッチおよび調光スイッチ等のLED操作スイッチ101Bと、チャンネルを指定するためのチャンネルスイッチ102と、上記スイッチ101,102によって指定された各種情報を含む制御信号を例えば赤外線通信によって送信するリモコン制御部103とを備えている。チャンネルスイッチ102には、複数のチャンネルが設定されており、例えば0チャンネル、1チャンネル、2チャンネル、3チャンネル…等のように、バルーン照明機1に予め設定された設定チャンネルに対応したチャンネル指定を行うことで、操作スイッチ101により所望のバルーン照明機1のみを遠隔操作できるようになっている。例えば、リモコン送信器100により1チャンネルを指定した情報を含む制御信号を送信した場合には、設定チャンネルとして1チャンネルが予め設定されたバルーン照明機1だけが、リモコン送信器100からの遠隔操作を受け付ける。同様に、リモコン送信器100により2チャンネルを指定した情報を含む制御信号を送信した場合には、設定チャンネルとして2チャンネルが予め設定されたバルーン照明機1だけが、リモコン送信器100からの遠隔操作を受け付ける。なお、例えば、0チャンネルを指定した場合には、遠隔操作範囲にある全てのバルーン照明機1を遠隔操作可能とすることもできる(すなわち、0チャンネルを全チャンネルとして規定することもできる)。
リモコン受信器74は、リモコン送信器100からの制御信号(赤外線)を受信して、該制御信号をファン電源装置62のファン制御部622およびLED電源装置75のLED制御部752に伝送する。このリモコン受信器74は、バルーン照明機1ごとに割り当てられた固有の設定チャンネルが不図示の設定スイッチによって設定可能となっている。本実施形態では、リモコン受信器74は発電機26からの作動電圧を受電しているが、例えば、当該リモコン受信器74に電池等を内蔵して作動電圧を受電するように構成してもよい。なお、このリモコン受信器74を内包するバルーン取付本体51において、このリモコン受信器74と対向する部分に、リモコン送信器100からの制御信号を受光するための窓部を設けてもよい。
LED電源装置75は、発電機26からの交流電源を直流電源に変換してLED71(
LED基板72)に電力を供給するためのLED電源回路部751と、リモコン受信器74からの制御信号に基づきLED電源回路部751を制御するLED制御部752とを備えている。なお、このLED電源装置75およびファン電源装置62には、上述の中継ボックス27のコンセント(図示せず)に差し込まれる電源プラグ80が電源ケーブル81を介して接続されている。
LED電源回路部751は、例えばインバータ回路(PWM方式の場合)やスイッチ回路(位相制御方式の場合)等を含んで構成され、LED制御部752からの指令に基づきLED71の点灯状態(点灯、消灯、調光)を制御する。
LED制御部752は、CPU、ROM、RAM等を搭載したマイクロコンピュータを主体として構成されている。LED制御部752は、リモコン送信器100からの制御信号に含まれる指定チャンネルと、リモコン受信器74に設定された設定チャンネルとを照合し、両者が一致する場合には自身への制御信号であると認識して、この制御信号に含まれる動作情報に基づきLED電源回路部751を介してLED71の点灯、消灯等の動作を制御する。一方、両者が一致しない場合には、制御信号に含まれる動作情報に基づきLED71の動作を制御しない(制御信号を無効とする)。
ファン電源装置62は、発電機26からの交流電源を直流電源に変換してシロッコファン61に電力を供給するためのファン電源回路部621と、リモコン受信器74からの制御信号に基づきファン電源回路部621を制御するファン制御部622とを備えている。
ファン電源回路部621は、ファン制御部622からの指令に基づきシロッコファン61に電力を供給して、シロッコファン61の作動をオン/オフ制御する。
ファン制御部622は、CPU、ROM、RAM等を搭載したマイクロコンピュータを主体として構成されている。ファン制御部622は、リモコン送信器100からの制御信号に含まれる指定チャンネルと、リモコン受信器74に設定された設定チャンネルとを照合し、両者が一致する場合には自身への制御信号であると認識して、この制御信号に含まれる動作情報に基づきファン電源回路部621を介してシロッコファン61の作動を制御する。一方、両者が一致しない場合には、制御信号に含まれる動作情報に基づきシロッコファン61の作動を制御しない(制御信号を無効とする)。
なお、本実施形態では、バルーン40が膨張状態となる前にLED71が点灯するのを防止するためのインターロック回路として、リモコン送信器100のファン操作スイッチ101Aによってバルーン40が膨張状態となった後でなければ、LED操作スイッチ101Bをいくら操作してもLED照明装置70が作動しないように構成されている。
このように構成されるバルーン照明機1を用いて照明を行うには、まず、バルーン照明機1を所望の位置に移動させ、昇降装置3を用いて照明バルーン4を所望の高さまで上昇させる。そして、リモコン送信器100から本バルーン照明機1を動作させるための制御信号を送信する。この制御信号は、前述したように、チャンネルスイッチ102によって選択された指定チャンネルと、リモコン受信器74に設定された設定チャンネルとが一致する場合に有効なものとして扱われ、この制御信号に含まれる動作情報に基づきシロッコファン61およびLED71の動作が遠隔操作される。具体的には、所定の指定チャンネルが設定されていることを条件に、リモコン送信器100のファン操作スイッチ101Aが操作された場合にはシロッコファン61が作動し、リモコン送信器100の点灯スイッチが操作された場合にはLED71が点灯状態となり、調光スイッチが操作された場合にはLED71の点灯状態が所定の調光レベルに調整され、消灯スイッチが操作された場合にはLED71が消灯される。このような遠隔操作によって、バルーン膨張装置60のシ
ロッコファン61を作動させてバルーン40を膨張させ、バルーン40が照明可能な所定の状態まで膨張したところで、LED71を点灯させる。
このようにバルーン照明機1が作動している状態では、図6(空気流が矢印で示されている)に示すように、バルーン膨張装置60のシロッコファン61により、照明バルーン4外部の空気が下側プレート部材53の小孔(図示せず)から空気流としてバルーン取付本体51内部の第1送風路S1に送り込まれ、この第1送風路S1を通過した後、上側プレート部材52の通風孔(図示せず)からガード部材55内部の第2送風路S2に送り込まれる。そして、第2送風路S2の空気流は枠開口59からバルーン40の内周面へ向けて送られて、バルーン40の膨張状態がほぼ一定に維持される。
このとき、第1送風路S1の途中にはLED電源装置75およびリモコン受信器74が配設され、第2送風路S2の途中にはLED基板72が配設されており、これらがシロッコファン61により生成された空気流により効果的に冷却されるようになっている。これにより、LED71の発光効率および寿命が高められるとともに、リモコン受信器100およびLED電源装置75の過熱による故障等が防止されるため、バルーン照明機1による照明を長期にわたり安定的に行うことが可能となる。
なお、作業終了に伴い、バルーン40を収縮させるには、リモコン送信器100のファン操作装置101Bをオフ操作してバルーン膨張装置60のシロッコファン61の作動を停止し、バルーン40内部の空気をバルーン40のエア抜き孔(図示せず)から外部へ排出するようにすればよい。
以上、本実施形態に係るバルーン照明機1によれば、作業者が当該照明機1の設置場所まで移動しなくても、離れた作業位置からリモコン送信器100によって点灯、消灯等の遠隔操作が可能となるため、作業性および作業効率を向上させることが可能となる。また、リモコン受信器74をバルーン取付本体51に内蔵したことにより、耐衝撃性・防塵・防滴に対応した構造となり、いかなる作業環境下であった場合でもリモコン操作を長期安定して行うことができる。
また、本実施形態に係るバルーン照明機1では、バルーン40を膨張させるための空気流が通過する送風路S1,S2の途中に、LED基板72、リモコン受信器74およびLED電源装置75を配置したことにより、これらの装置が安定的に冷却されて温度上昇が防止されるため、LED71の発光効率および寿命が高められるとともに、リモコン受信器74およびLED電源装置75の過熱による故障等が防止される。
また、本実施形態に係るバルーン照明機1では、LED71およびシロッコファン61と、これらを作動させるためのLED電源装置75、リモコン受信器74およびファン電源装置62と、を上側プレート部材52によって熱的に分離して配置したため、互いに熱的影響を与え難くすることができるとともに、照明バルーン4外部からの空気流によって効率よく冷却することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。
上述の実施形態では、バルーン照明機1の光源としてLEDを使用した場合を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えばメタルハライドランプや白熱ランプ、ハロゲンランプ等の他の光源を使用してもよい。
また、上述の実施形態では、LED電源装置75とファン電源装置62とを独立した個別の装置として構成したが、この構成に限定されるものではなく、両者を単一の電源装置として構成してもよい。
また、上述の実施形態では、リモコン送信器100とリモコン受信機74とは、通信方式として赤外線通信を用いる構成であったが、この構成に限定されるものではなく、他の通信方式を採用することもできる。
また、上述の実施形態では、照明バルーン4を台車2および昇降装置3で支持する台車式のバルーン照明機として構成した場合を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば折り畳み可能な三脚式のバルーン照明機やカート式のバルーン照明機として構成してもよい。
また、上述の実施形態では、LED71等への電源の供給源として発電機26を利用した場合を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、リチウムイオン等のバッテリ(二次電池)を搭載したり、商業施設等の商用電源を利用したりしてもよい。
また、上述の実施形態では、バルーン膨張装置60およびLED照明装置70を操作するための操作スイッチを、各装置ごとにファン操作スイッチ101AとLED操作スイッチ101Bとに分けて構成したが、この構成に限定されるものではなく、これらを単一のスイッチとして構成してもよい。
1 バルーン照明機
4 照明バルーン
26 発電機(外部電源)
40 バルーン
50 フレーム(バルーン保持体)
51 バルーン取付本体
55 ガード部材
60 バルーン膨張装置(送風手段)
61 シロッコファン
62 ファン電源装置
71 LED(光源)
72 LED基板
74 リモコン受信器(リモコン受信手段)
75 LED電源装置(電源制御装置)
100 リモコン送信器(リモコン送信手段)
S1 第1送風路
S2 第2送風路

Claims (3)

  1. 少なくとも一部に透光性を有して膨張可能なバルーンと、
    前記バルーンの内部に配設されて前記バルーンを膨張状態で保持する中空のバルーン保持体と、
    前記バルーン保持体に取り付けられた光源と、
    外部のリモコン送信手段から送信された制御信号を受信するリモコン受信手段と、
    前記リモコン受信手段において受信した制御信号に基づき外部電源からの電力を前記光源に供給して当該光源を点灯制御する電源制御装置とを備え、
    前記リモコン受信手段が前記バルーン保持体の内部に配設されていることを特徴とするバルーン照明機。
  2. 前記バルーンを膨張させるための空気流を生成する送風手段を備え、
    前記バルーン保持体には、前記送風手段により外部空気を前記バルーンの内部に取り込むための吸気口と、前記吸気口から取り込まれた空気流を前記バルーンへ向けて送風するための送風路とが形成されており、
    前記送風路の途中に前記光源、前記電源制御装置および前記リモコン受信手段を配置したことを特徴とする請求項1に記載のバルーン照明機。
  3. 前記バルーン保持体の前記送風路は、空気流が通過可能な開口を有する仕切部材によって第1送風路および第2送風路に区画され、
    前記第1送風路の途中に前記電源制御装置および前記リモコン受信手段を配置し、前記第2送風路の途中に前記光源を配置したことを特徴とする請求項2に記載のバルーン照明機。
JP2013205451A 2013-09-30 2013-09-30 バルーン照明機 Active JP6159635B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013205451A JP6159635B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 バルーン照明機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013205451A JP6159635B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 バルーン照明機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015069922A JP2015069922A (ja) 2015-04-13
JP6159635B2 true JP6159635B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=52836372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013205451A Active JP6159635B2 (ja) 2013-09-30 2013-09-30 バルーン照明機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6159635B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11287103B2 (en) 2019-04-22 2022-03-29 Ism Lighting, Llc. Low wattage balloon work light
WO2022110551A1 (zh) * 2020-11-27 2022-06-02 王伟强 一种led气球灯

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7017876B2 (ja) * 2017-07-28 2022-02-09 日星工業株式会社 Ledパネル及びled投光機
CN110500538B (zh) * 2019-08-01 2022-08-05 深圳市冠科科技有限公司 一种半包式多功能气球灯
DE102019008109A1 (de) * 2019-11-21 2021-05-27 Lumoon Group GmbH Leuchtmittel-Trägervorrichtung, Verfahren zur Beleuchtung, Verwendung sowie eine Leuchtmittelvorrichtung
IT202100031757A1 (it) * 2021-12-20 2023-06-20 Innovativa Srls Sistema di illuminazione mobile

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009081011A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Light Boy Co Ltd 投光機
JP2010282754A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Panasonic Corp 電球形照明装置
JP5635560B2 (ja) * 2011-06-17 2014-12-03 株式会社ライトボーイ バルーン型投光機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11287103B2 (en) 2019-04-22 2022-03-29 Ism Lighting, Llc. Low wattage balloon work light
WO2022110551A1 (zh) * 2020-11-27 2022-06-02 王伟强 一种led气球灯

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015069922A (ja) 2015-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6159635B2 (ja) バルーン照明機
CN107002697B (zh) 具有照明效果的吊扇和加热器的组合
KR100460172B1 (ko) 팽창가능한기낭과합체된콘트롤유니트를갖는조명기구
US8342714B1 (en) Mobile lighting apparatus
MXPA97007365A (en) A lighting ball with inflatable envelope and integr control unit
DE602005001460D1 (de) Beleuchteter Ballon mit verbesserter selbstausblasender Hülle
JP2010213045A (ja) 負荷機器制御システム
KR101359987B1 (ko) Led 등기구 장치
KR101289462B1 (ko) Led 전구
JP4797553B2 (ja) シーリングファン
JP6738040B2 (ja) 照明器具
JP3178229U (ja) ランプ
JP7127698B2 (ja) 電気機器
KR101454327B1 (ko) 조명부를 구비한 천장용 선풍기 및 천장용 선풍기 시스템
JP2006120514A (ja) バルーン照明機
KR101624663B1 (ko) Led 조명의 기본프레임 장치
KR20170003380U (ko) 공기주입식 간판의 받침장치
JP5638663B1 (ja) バルーン型照明装置及び投光機
JP2022037595A (ja) 照明装置
JP2014086166A (ja) 照明器具
JP6963736B2 (ja) 照明器具
KR101848492B1 (ko) 건축 관람집회시설 고소공간 전등기구 장치
CN218182699U (zh) 激光照明装置
KR200244830Y1 (ko) 조명기
CN206111611U (zh) 一种可遥控可拆卸的发光散热装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6159635

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250