JP6159065B2 - 戸体、及び開口部装置 - Google Patents
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Description
図2は、中窓30及びその周辺に注目した図で、図2(a)は図1(a)のうち中窓30及びその周辺を拡大して示した図、図2(b)は図1(b)のうち中窓30の部位及びその周辺を拡大して示した図である。図2では一部の部材を透視して破線で表している。
図3は、図1(a)のIII−IIIに沿った矢視断面図、図4は図1(a)のIV−IVに沿った矢視断面図である。図3では紙面上が室内側、紙面下が室外側であり、図4では紙面左が室内側、紙面右が室外側である。
ここで、各図では見易さのため、一部の部材を省略したり、部材を誇張して記載したりする等、変形して示す場合がある。また、繰り返しとなる符号は省略することがある。
ここで、枠11は建物の開口部の縁に沿って配置され、縦枠12、13、及び横枠14、15が矩形枠状に枠組みされて構成されている。このような枠11の構造、及び該枠11への蝶番16による戸体20の取付構造は公知の通りである。
このような縦枠21、22、及び横枠23、24が四方枠組みされている。
中窓30は、パネル31、グレージングチャンネル32、窓枠33、固定部材34、シール部材35、加熱発泡材36、及び装飾材37、38を有している。
防火性を向上させる観点から、複数の板ガラスのうちの少なくとも1つに防火性に優れる板ガラスを用いてもよい。これには例えば線状の金属が埋め込まれた網入りガラスや耐熱強化ガラスを挙げることができる。
本実施形態では公知のグレージングチャンネルを用いることができる。
グレージングチャンネル32の材質は、グレージングチャンネル用の材料として公知のものを用いることができ、例えば塩化ビニル系、シリコン系の材料を挙げることができる。また、これらについて硬質と軟質の材料を組み合わせたり、又は軟質のみにより構成することも可能である。
窓枠33の材質は、窓枠としての機能を発揮するような強度を備えていれば特に限定されることない。これには金属を挙げることができ、耐火性、防火性の観点から鉄系の金属であることが好ましい。
固定部材34は、図2からわかるように窓枠33の長手方向に沿って所定の間隔で複数設けられている。
固定部材34は上記のように機械的に窓枠33と表装材25、26とを連結する部材である。その態様は特に限定されることはないが、例えばビスやリベットを挙げることができる。
シール部材35の材質は、開口部装置に用いられる通常のシール部材を適用することができる。
本発明において加熱発泡材36は、図3〜図5からわかるように、見付方向では固定部材34と開口25a、26aの縁端部との間で、見込方向では表装材25、26とパネル31との間で、パネル31に対向して配置されている。本実施形態では、シール部材35が設けられているので、加熱発泡材36は、シール部材35、パネル31、及び窓枠33で囲まれる領域内に配置されている。
具体的な膨張開始温度は特に限定されることはないが、建築基準法及び同施行令の加熱曲線に合せ、150℃程度であることが好ましい。また、膨張倍率も特に限定されることはないが、10倍〜40倍であることが好ましい。
加熱発泡材の具体的な材料はこのような性能を有するものであれば特に限定されることはなく、公知のものを用いることができる。これには例えば黒鉛や炭素繊維等の熱発泡体を含有した材料であり、その際には基材としてエポキシ樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ブチルゴム等を使用したものを挙げることができる。
加熱発泡材36は、図3、図4に示した断面を有してその長手方向に延びるように配置されていることが好ましい。すなわち、パネル31の四周に亘って備えられていることが好ましい。
また、加熱発泡材は上記部位に加えて適宜好ましい部位にさらに設けることは任意である。本実施形態では窓枠33のうち開口と対向する底片の面にも加熱発泡材36が設けられている。
装飾材37は、図1〜図5からわかるように、固定部材34を外観から隠蔽するように表装材25に重ねて保持される。
装飾材38は、図1〜図5からわかるように、固定部材34を外観から隠蔽するように装飾材26に重ねて保持される。本実施形態ではさらに、意匠性の観点から、装飾材38は上下方向に延びるような形態とされている。
装飾材37、38は、装飾材として機能すればよいのでその材料は特に限定されることなく適宜所望の質感を実現するような材料を用いることができる。
すなわち、中窓30が固定部材34により強固に表装材25、26に連結している。これにより、戸体20が火災等のときの熱を受けても中窓30が戸体20から脱落してしまうことが防止され、当該脱落に起因する室内外の連通を防ぐことができ、火炎、煙、及び可燃性のガスの流通を長い間遮断することが可能である。また、固定部材34により中窓30と表装材25、26との連結部位における表装材25、26の熱による変形も抑制することができ、室内外の連通も抑制することができる。
11 枠
12、13 縦枠
14、15 横枠
20 戸体
21、22 縦枠
23、24 横枠
25、26 表装材
30 中窓
31 パネル
32 グレージングチャンネル
33 窓枠
34 固定部材
35 シール部材
36 加熱発泡材
37、38 装飾材
Claims (4)
- 中窓が具備される戸体であって、
見込方向に所定の間隔を有して配列される複数の板状の部材で、前記中窓が取り付けられる開口を有する表装材と、
前記開口に配置される前記中窓と、を有し、
前記中窓は、
板状の部材であるパネルと、
前記パネルの外周部を囲んで配置される窓枠と、を備え、
前記窓枠は、複数の前記表装材の間に配置されるとともに、該表装材に固定部材により固定され、
前記窓枠と前記開口の間における、前記表装材と前記パネルとの間で、該パネルに対向する該表装材に加熱発泡材が配置されている、戸体。 - 前記窓枠が、一方側を開口させた断面コ字状に形成されており、該窓枠の開口に対向する面に第二の加熱発泡材が設けられる請求項1に記載の戸体。
- 前記表装材のパネル側一端には、前記パネルに接触するシール部材が設けられ、前記加熱発泡材が、前記シール部材、前記パネル、及び前記窓枠で囲まれる領域であって、前記パネルに対向して配置される請求項1又は2に記載の戸体。
- 建物開口部の縁に沿って配置される枠と、
前記枠に、該枠により形成される開口部を開閉可能に取り付けられる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の戸体と、を備える開口部装置。
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