JP6157878B2 - 非接触電力伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯機器等に搭載された受電装置に非接触で電力伝送を行う非接触電力伝送システムに関する。
電磁誘導等の現象を利用し、非接触で電力伝送を行う試みがなされている。
特許文献1の特に段落0042には、非接触で電力伝送を行うと共に、受電装置側の信号制御回路により受電コイルから送電コイルへの通信を確立し、非接触送電の電力を調整することで受電装置内の定電圧回路を省略する提案が記載されている。
特開2012−5185号公報
特許文献1では、受電装置側に過剰な電力が伝送された場合、受電装置を保護するために送電電力を調整する通信信号が送電装置側に伝達されるまでの間は、過剰な電力から受電装置を充分に保護できないという課題がある。
従って本発明の目的は、受電装置を過剰な電力伝送から迅速に保護する非接触電力伝送システムを提供することにある。
本発明は、上記課題を、送電部を有する送電装置、並びに共振回路部を有する受電部、共振周波数変更回路部、及び負荷を有する受電装置を備え、前記送電部から前記受電部へ非接触で電力伝送が行われ、前記共振周波数変更回路部により受電部から送電部に送電量抑制信号が送信されたときには、まず前記共振周波数変更回路部による前記送電量抑制信号の発生動作が行われることにより前記共振周波数変更回路部を介した前記負荷への伝送電力が抑制され、さらに前記送電部が前記受電部からの前記送電量抑制信号を受信することにより前記送電部から前記受電部への送電電力を減少させることで前記負荷への伝送電力が抑制される非接触電力伝送システムであって、前記送電量抑制信号の大きさをS1とし、前記送電量抑制信号とは周波数の異なる信号である送電量増加信号の大きさをS2とし、信号検出閾値をN1、N2とすると、前記負荷は前記受電部に接続され、前記送電部から前記受電部への送電が開始され、前記負荷への送電が確立した後、S1のみがN1を上回った場合には前記送電部からの送電電力を一定量減少させ、S2のみがN2を上回った場合には前記送電電力を一定量増加させ、いずれにも該当しない場合には前記送電電力を維持することを特徴とする非接触電力伝送システムにより解決する。
なお、送電装置が前記受電部より電力伝送を受けてから前記負荷への電力伝送が確立されるまでの間を含む時間を待機時間として、前記送電装置は、送電開始から前記待機時間が経過するまでは上限電力に到達するまで一定時間毎に一定量の送電電力量を増加させる非接触電力伝送システムが望ましい。
また、前記送電量抑制信号の大きさをS1とし、前記送電量抑制信号とは周波数の異なる信号である送電量増加信号の大きさをS2とし、信号検出閾値をそれぞれN1、N2とすると、前記負荷は前記受電部に接続され、前記送電部から前記受電部への送電が開始され、前記負荷への送電が確立した後、S1のみがN1を上回った場合には前記送電部からの送電電力を一定量減少させ、S2のみがN2を上回った場合には前記送電電力を一定量増加させ、いずれにも該当しない場合には前記送電電力を維持する非接触電力伝送システムが望ましい。
受電装置を過剰な電力伝送から保護するばかりではなく、送電装置からの伝送電力量が不足している場合の調整も行うことができるからである。
また、前記送電装置は、さらに前記送電部への電力供給を行う交流電力発生回路部と、電流検出回路部と、送電量抑制信号成分のみ通過するフィルタと、送電量増加信号成分のみ通過するフィルタを有し、前記交流電力発生回路部から前記送電部への電力供給経路に前記電流検出回路部を配し、前記電流検出回路部からの電流検出信号を前記送電量抑制信号成分のみ通過するフィルタへ通過させることにより送電量抑制信号を検出し、前記電流検出回路部からの電流検出信号を前記送電量増加信号成分のみ通過するフィルタへ通過させることにより送電量増加信号を検出する非接触電力伝送システムが望ましい。
また、前記受電装置は、さらに整流回路部と、スイッチ部と、平滑コンデンサを有し、前記共振周波数変更回路部とは、半導体スイッチにより異なるインピーダンスへ切り替えるインピーダンス切替回路部であり、前記送電部から前記受電部へ伝送される交流電力の周波数fpは一定であり、前記受電部は周波数fpを共振点とするLC共振回路を構成し、前記受電部は前記インピーダンス切替回路部及び前記整流回路部と並列接続され、前記整流回路部は前記スイッチ部を介して前記平滑コンデンサ及び前記負荷と並列接続され、前記送電量抑制信号とは、前記インピーダンス切替回路部のインピーダンスの切り替えに連動する前記受電部の共振周波数の変動で発生する前記送電部への信号であり、前記送電量増加信号とは、前記スイッチ部の開閉動作で発生する前記送電部への負荷変調信号である非接触電力伝送システムが望ましい。
また、前記送電量抑制信号の周波数は、前記送電量増加信号の周波数よりも低い非接触電力伝送システムが望ましい。
また、前記送電部とは送電コイル部であり、前記受電部とは受電コイル部であり、前記送電コイル部と前記受電コイル部が電磁結合し、電磁誘導により前記送電装置から前記受電装置へ非接触で電力伝送が行われる非接触電力伝送システムが望ましい。
また、前記受電装置は過電圧保護回路部を有し、定電圧回路部を有していない非接触電力伝送システムが望ましい。
本発明によって、受電装置を過剰な電力伝送から迅速に保護する非接触電力伝送システムを提供することが可能となる。
本発明における非接触電力伝送システムの実施形態1を示す回路ブロック図である。 本発明における非接触電力伝送システムの実施形態2を示す回路ブロック図である。 図2における制御回路部18の入力信号振幅の周波数分布を示す図である。図3(a)は上限電圧Vuを超えた場合、図3(b)は下限電圧Vd以上、上限電圧Vu以下の場合、図3(c)は、電圧検出回路部25の検出電圧が下限電圧Vd未満の場合、図3(d)は下限電圧Vd以上、上限電圧Vu以下であるが下限電圧Vdよりも低く上限電圧Vuを設定している場合を示している。 本発明における非接触電力伝送システムの実施形態3を示す回路ブロック図である。 図4における制御回路部18の入力信号振幅の周波数分布を示す図であり、電圧検出回路部25の検出電圧が下限電圧Vd以上、上限電圧Vu未満の場合を示している。 本発明における非接触電力伝送システムの実施形態4を示す回路ブロック図である。 本発明における非接触電力伝送システムの実施形態4のタイムチャートを示す図である。
(実施形態1)
図1は、本発明における非接触電力伝送システムの実施形態1を示す回路ブロック図である。
送電装置1側の出力電圧が調整可能な直流電源部11より交流電力発生回路部12へ電力が供給され、変換された交流電力はインピーダンス整合回路13を介して送電コイル14に送電される。
さらに、送電コイル14と電磁結合することにより受電装置2側の受電コイル21に非接触で送電される。
ここで、インピーダンス切替回路部22の半導体スイッチなどにより構成されたスイッチSW1が遮断されている場合は、受電コイル21はコンデンサC0と共振回路を構成し、スイッチSW1が導通している場合は、受電コイル21とコンデンサC0及びインピーダンス切替回路部22のコンデンサC1、C2により共振回路を構成することとなるため、スイッチSW1により受電コイル21と並列接続されるインピーダンス、及び共振回路の共振点を切り替えることができる。
上記共振回路に蓄積された電力は、整流回路部23に伝わり、整流された直流電力が負荷24に送電される。
ここで、送電コイル14から受電コイル21へ送電される交流電力の周波数fpに受電コイル21とコンデンサC0による共振回路の共振点を合わせておき、スイッチSW1を常時は遮断しておく。
さらに整流回路部23から負荷24へ送電される直流電力の電圧を、電圧検出回路部25により検出できるよう結線する。
電圧検出回路部25の検出電圧が負荷24の上限電圧Vuを超える場合には、電圧検出回路部25からの制御によりスイッチSW1を導通させ、周波数fpから共振回路の共振点を外すことで、負荷24への送電を抑制させる。
逆に電圧検出回路部25の検出電圧が負荷24の上限電圧Vu以下の場合には、電圧検出回路部25からの制御によりスイッチSW1を遮断させ、周波数fpから共振回路の共振点を合わせることで、負荷24への送電量を回復させる。
このようにしてスイッチSW1の導通と遮断が繰り返され、その周波数をfpuとすると、受電コイル21のインピーダンスも周波数fpuで時間変化し、電磁結合している送電コイル14のインピーダンスも同じ周波数fpuで時間変化する。なお、上限電圧Vuに達する時間が短くなり、過剰な電力伝送にさらされる頻度を少なくするため、スイッチSW1を導通させる基準となる検出電圧を上限電圧Vuに、遮断させる基準となる検出電圧を上限電圧Vuよりも低く設定することにより、ヒステリシスを持たせることが望ましい。また、スイッチSW1の導通と遮断の基準となる検出電圧の差を調整することにより、周波数fpuを調整することが可能である。
ここで、送電装置1側の直流電源部11から交流電力発生回路部12への接続導体に流れる電流値を電流検出回路部15で検出し、信号増幅回路部16及び周波数fpuの信号以外を減衰させるfpuバンドパスフィルタ17を介して制御回路部18に信号が伝達され、制御回路部18で周波数fpuの信号の大きさS1が閾値N1を超えた場合には、制御回路部18が直流電源部11から交流電力発生回路部12へ送電する電力を抑制する制御を行う。電力の抑制は、送電コイル14からの送電電力にも反映され、最終的には負荷24へ送電される電力がさらに抑制される。なお、閾値N1を超えたことの判定は、ツェナーダイオードやコンパレータを用いた回路などにより行うことができる。
すなわち本発明は、送電部となる送電コイル14を有する送電装置1と、共振回路部を有する受電部となる受電コイル21と、共振周波数変更回路部となるインピーダンス切替回路部22と、負荷24を有する受電装置2を備え、送電コイル14から受電コイル21へ非接触で電力伝送が行われ、インピーダンス切替回路部22により受電コイル21から送電コイル14に周波数fpuの送電量抑制信号が送信されたときには、まずインピーダンス切替回路部22による周波数fpuの送電量抑制信号の発生動作が行われることによりインピーダンス切替回路部22を介した負荷24への伝送電力が抑制され、さらに送電コイル14が受電コイル21からの周波数fpuの送電量抑制信号を受信することにより送電コイル14から受電コイル21への送電電力を減少させることで負荷24への伝送電力が抑制される非接触電力伝送システムの実施形態を取り得る。
インピーダンス切替回路部22の動作により負荷24への伝送電力量は一般的には減少するが、その動作により生じる信号が送電コイル14に伝達されたときに送電量抑制信号であるとして送電量も減少させれば、負荷24を迅速かつ確実に過剰な電力から保護すると共に、負荷24への電力伝送に寄与しない余分な電力の送電を抑制することで、電力伝送効率を高めることができる。
すなわち、負荷24に過剰な電力が伝送された場合に、インピーダンス切替回路部22の動作により負荷24への伝送電力を迅速に抑制し、さらに送電量抑制信号が送電コイル14に伝達されることで送電コイル14からの伝送電力量がさらに減少するため、負荷24への伝送電力量はさらに抑制される。
ここで、送電量抑制信号を繰り返し送信することで送電コイル14からの送電電力量を一定量ごと繰り返し減少させることもできるため、送電コイル14からの伝送電力量を必要な電力量にまで抑制するよう調整することができる。
(実施形態2)
図2は、本発明における非接触電力伝送システムの実施形態2を示す回路ブロック図である。
実施形態1における図1とは、送電装置1側の信号増幅回路部16と制御回路部18の間にfpdバンドパスフィルタ171を設け、受電装置2側の整流回路部23と負荷24の間に半導体スイッチなどにより構成されたスイッチSW2と平滑コンデンサC3を設けている点が異なる。
ここで、非接触電力伝送時は、スイッチSW2を常時導通としておく。
整流回路部23の出力電圧を検出する電圧検出回路部25の検出電圧が負荷24の必要とする下限電圧Vd未満である場合はスイッチSW2を遮断し、負荷24及び平滑コンデンサC3を切り離すことで高インピーダンスとなり、電圧検出回路部25の検出電圧が上昇する。ここで、負荷24に送電されなかった電力の一部は受電コイル21とコンデンサC0による共振回路に蓄積され、スイッチSW2を導通させたときに負荷24に送電される。
電圧検出回路部25の検出電圧が負荷24の必要とする下限電圧Vd以上である場合は、スイッチSW2を導通させることで負荷24及び平滑コンデンサC3が接続され低インピーダンスとなり、電圧検出回路部25の検出電圧が低下する。
このようにしてスイッチSW2の導通と遮断が繰り返されることで、受電コイル21のインピーダンスが周波数fpdで時間変化し、電磁結合している送電コイル14のインピーダンスも同じ周波数fpdで時間変化する。
ここで、スイッチSW2を導通させる基準となる検出電圧を、遮断させる基準となる検出電圧より高く設定し、ヒステリシスを持たせた上で、基準となる検出電圧の差により周波数fpdを調整することができる。
さらに、実施形態1と同様に送電コイル14のインピーダンス変化を電流検出回路部15で検出し、信号増幅回路部16及び周波数fpdの信号以外を減衰させるfpdバンドパスフィルタ171を介して制御回路部18に信号が伝達され、制御回路部18で周波数fpdの信号の大きさS2が閾値N2を超えた場合には、制御回路部18が直流電源部11から交流電力発生回路部12へ送電する電力を増加させる制御を行う。電力の増加は、送電コイル14からの送電電力にも反映され、最終的には負荷24へ送電される電力が増加する。
ここで、負荷24のインピーダンスが高く、送電コイル14に充分なインピーダンス変化をさせることができない場合は、スイッチSW2を整流回路部23と負荷24の間に直列接続するのではなく、スイッチSW2と抵抗などの低インピーダンス部を直列接続したものを、負荷24と共に整流回路部23に並列接続するよう構成すればよい。
なお、本実施例の非接触電力伝送システムは、実施形態1で述べたようなスイッチSW1による負荷24への過剰な電力の伝送を抑制する機能も有している。
図3は、図2における制御回路部18の入力信号振幅の周波数分布を示す図である。図3(a)は電圧検出回路部25の検出電圧が下限電圧Vd未満の場合、図3(b)は下限電圧Vd以上、上限電圧Vu未満の場合、図3(c)は上限電圧Vu以上の場合、図3(d)は下限電圧Vd以上上限電圧Vu未満であるが下限電圧Vdよりも低く上限電圧Vuを設定している場合を示している。
本実施形態における非接触電力伝送システムは、受電装置2における負荷24への送電電力を電圧検出回路部25の検出電圧で監視している。
二次電池の充電や電子機器の駆動などのため、負荷24にとって必要な電力が不足した場合には電圧検出回路部25の検出電圧が下限電圧Vdを下回り、図3(a)のような周波数fpdの信号が受電コイル21、送電コイル14を介して送電装置1の制御回路部18まで伝達され、信号の大きさS2が閾値N2を超えれば送電コイル14からの送電電力を増加させるよう制御する。
負荷24にとって過不足なく必要な電力が供給されている場合は、電圧検出回路部25の検出電圧は下限電圧Vdと上限電圧Vuの間にあるため、図3(b)のように送電装置1の制御回路部18まで伝達される信号はなく、閾値N1、N2以下のノイズのみとなる。従って、送電コイル14からの送電電力は維持される。
負荷24にとって過剰な電力が供給された場合には電圧検出回路部25の検出電圧が上限電圧Vuを超え、図3(c)のような周波数fpuの信号が受電コイル21、送電コイル14を介して送電装置1の制御回路部18まで伝達され、信号の大きさS1が閾値N1を超えれば制御回路部18が送電コイル14からの送電電力を抑制するよう制御する。
ここで、受電コイル21とインピーダンス切替回路部22による共振回路のインピーダンスが切り替えられた場合には、共振回路からの充放電が起こるが、このような充放電には時定数があるため、インピーダンス切替回路部22の動作により発生する送電量抑制信号の周波数fpuには上限がある。
一方、送電量増加信号を発生させるために行われるスイッチSW2の開閉動作により電圧の変動が発生する。このような電圧の変動を平滑コンデンサC3で吸収するが、平滑コンデンサC3の静電容量にも限度があることから、送電量増加信号の周波数fpdには下限がある。
さらに、送電量抑制信号と送電量増加信号の周波数が一致すると信号の判別が困難となる。
従って、送電量増加信号の周波数は、送電量抑制信号の周波数よりも高いことが望ましく、信号の判別をより確実に行う上では、送電量増加信号の周波数は、送電量抑制信号の周波数の10倍よりも高いことが、より望ましい。
なお、下限電圧Vdよりも低く上限電圧Vuを設定することもできる。この場合は、電圧検出回路部25の検出電圧が下限電圧Vdと上限電圧Vuの間にあるときでも図3(d)のように周波数fpuで大きさS1の信号と周波数fpdで大きさS2の信号の両方が制御回路部18に検出されることとなるが、この場合は図3(b)の場合と同様に送電コイル14からの送電電力を維持するよう制御する。
すなわち本発明は、送電量抑制信号の大きさをS1と、送電量抑制信号とは周波数の異なる信号である送電量増加信号の大きさをS2と、信号検出閾値をN1、N2とすると、負荷は受電コイルに接続され、送電コイルから受電コイルへの送電が開始され、負荷への送電が確立した後、S1のみが閾値N1を上回った場合には送電コイルからの送電電力を一定量減少させ、S2のみが閾値N2を上回った場合には送電電力を一定量増加させ、いずれにも該当しない場合には送電電力を維持する非接触電力伝送システムの実施形態を取り得る。なお、N1とN2は同じ値でも良い。
また、本発明は、送電装置1が、さらに送電コイル14への電力供給を行う交流電力発生回路部12と、電流検出回路部15と、送電量抑制信号を通過させるfpuバンドパスフィルタ17と、送電量増加信号を通過させるfpdバンドパスフィルタ171を有し、交流電力発生回路部12から送電コイル14への電力供給経路に電流検出回路部15を配し、電流検出回路部15からの電流検出信号をfpuバンドパスフィルタ17へ通過させることにより送電量抑制信号を検出し、電流検出回路部15からの電流検出信号をfpdバンドパスフィルタ171へ通過させることにより送電量増加信号を検出する非接触電力伝送システムの実施形態を取り得る。
また、本発明は、受電装置2が、さらに整流回路部23と、スイッチSW2と、平滑コンデンサC3と、半導体スイッチなどのスイッチSW1により異なるインピーダンスへ切り替えるインピーダンス切替回路部22を有し、送電コイル14から受電コイル21へ伝送される交流電力の周波数fpは一定であり、受電コイル21は周波数fpを共振点とするLC共振回路を構成し、受電コイル21はインピーダンス切替回路部22及び整流回路部23と並列接続され、整流回路部23はスイッチSW2を介して平滑コンデンサC3及び負荷24と並列接続され、送電量抑制信号とは、インピーダンス切替回路部22のインピーダンスの切り替えに連動する受電コイル21の共振周波数の変動で発生する送電コイル14への信号であり、送電量増加信号とは、スイッチSW2の開閉動作で発生する送電コイル14への負荷変調信号である非接触電力伝送システムの実施形態を取り得る。
インピーダンス切替回路部22により共振点が外されると、負荷24へ送電される電力が減少するため、送電装置1からの送電電力を減少させる送電量抑制信号に適している、このように構成することで、送電量抑制信号を発生させただけで負荷24への送電電力が抑制され、送電装置1の送電量減少との相乗効果により、受電装置2と負荷24を過剰な電力から迅速に保護することができる。
スイッチSW2の開閉により受電コイル21のインピーダンスは変動するが、スイッチSW2が負荷24への電力伝送を遮断している間に受電コイル21、コンデンサC0による共振回路に電力が蓄積され、蓄積された電力がスイッチSW2の通電動作により平滑コンデンサC3を介して負荷24に伝送されるため、スイッチSW2の動作による負荷24への送電電力の低下の影響は小さく、送電装置1からの送電電力を増加させる送電量増加信号に適している。
(実施形態3)
図4は、本発明における非接触電力伝送システムの実施形態3を示す回路ブロック図である。
実施形態2における図2とは、信号増幅回路部16と制御回路部18の間にfsbアクティブフィルタ172を設けている点が異なる。
上記構成により、異物3が送電コイル14と受電コイル21の間に入り込むことにより送電コイル14に起こる周波数成分fsbのインピーダンス変動を制御回路部18により検出した場合には、異常発生を知らせる警報を発したり、送電コイル14からの送電を停止したりするなどの措置を取ることができる。
図5は、図4における制御回路部18の入力信号振幅の周波数分布を示す図であり、電圧検出回路部25の検出電圧が下限電圧Vd以上、上限電圧Vu未満の場合を示している。
図5は異物挿入による周波数fsbで大きさS0の信号が閾値N0を超えているため検出されている様子を示している。
(実施形態4)
図6は、本発明における非接触電力伝送システムの実施形態4を示す回路ブロック図である。
実施形態3における図4とは、送電装置1側に発振回路部191、信号変調部192、保護回路部193を設けている点が異なる。なお、異物の記載は省略している。なお、図6では送電に用いるアンテナと通信に用いるアンテナは送電アンテナ14で共用しているが、共用せずに通信に用いるアンテナを送電アンテナ14とは別のアンテナとしても良い。さらに、受電に用いるアンテナと通信に用いるアンテナは受電アンテナ21で共用しているが、共用せずに通信に用いるアンテナを受電アンテナ21とは別のアンテナとしても良い。
本実施形態では、電力伝送を行わない期間は、スイッチSW1を遮断の状態にしておき、スイッチSW2も遮断の状態にしておくことで送電装置1から受電装置2への信号の送信が可能となる。
この場合、送信信号は、送電装置1側の発振回路部191で発生させた周波数fpの交流電圧を信号変調部192により交流信号電圧に変調し、保護回路部193を介して送電コイル14に交流信号が伝達される。
交流信号は送電コイル14と電磁結合している受電装置2側の受電コイル21に伝達され、保護回路部261、整合回路部262を介して受信回路部263により信号が検出される。なお、受信回路部263で負荷変調を行うことにより、送信部へ信号を送信することで相互に通信を行ってもよい。
ここで、予めスイッチSW1を遮断しておくことにより、受電コイル21とコンデンサC0による共振回路の共振点が信号の周波数fpと一致し、スイッチSW2を遮断しておくことにより、整流回路部23の出力インピーダンスを高くすることができるため、電圧検出回路部25により検出される信号電圧が充分に確保され、高感度の信号受信が可能となる。
信号の送信が終了し、電力伝送が開始され、ツェナーダイオード等によって構成した保護回路部194、261により送信部を構成する発振回路部191、信号変調部192、整合回路部193、受信部を構成する整合回路部262、受信回路部263への過電圧が遮断され、保護される。
ここで、送電装置1から受電装置2へ伝送される電力は、一定時間毎に一定量増加させるよう、なだらかに増加させる。このことにより、保護回路部194、261による過電圧遮断動作の応答遅れがあったとしても送信部及び受信部を保護する上で問題とはならない。
この際、スイッチSW2が遮断されていることによる整流回路部23の出力インピーダンスの高さに起因し、スイッチSW1の導通と遮断による受電コイル21のインピーダンス変動が小さくなるため、送電コイル14のインピーダンス変動はほとんど起こらない。従って、送電装置1の制御回路部18が送電量抑制信号を受け取ることができない場合があり得る。
しかし、待機時間中に電圧検出回路部25が上限電圧Vuを超える電圧を検出した場合でも、スイッチSW1を導通させることで受電コイル21からの受電を抑制し、受電装置2内部の電圧を下げることができる。
そして、所定の待機時間が経過した後にスイッチSW2を導通状態とする。これにより負荷24への電力伝送が始まる。
図7は、本発明における非接触電力伝送システムの実施形態4のタイムチャートを示す図である。
すなわち、図6における送電コイル14から受電コイル21への非接触送電電力、電圧検出回路部25の検出電圧、スイッチSW1、SW2の導通と遮断に関するタイムチャートを図7は示している。
まず、電力伝送の予告などのために、送電装置から受電装置へ信号の送信を行う。この際、既に述べた通り、受信感度を上げるため、スイッチSW1、SW2は遮断されている。この期間は、図7における送信期間に対応する。
なお、必要でなければ、上記電力伝送前の送信を行わなくとも良い。
次に、送電装置から受電装置への非接触電力伝送が開始される。
この際の送電電力は、初期の送電電力から予め設定された上限電力Pstまで、一定時間毎に一定量を徐々に増加させる。徐々に増加させることで、受電装置側の保護回路による過電圧保護の応答遅れによる不具合を防ぐことができる。
ここで、負荷が二次電池などの場合は、電力伝送を受けるまでに所定の待機時間を要する場合がある。そこで、電力伝送開始して、所定の待機時間が経過した後にスイッチSW2が導通状態とする。スイッチSW2が導通するまでの期間は、図7における漸次増加、接続待機の期間に対応する。
なお、上限電力Pstは、スイッチSW1とスイッチSW2が遮断しているときに受電装置内部で過電圧による不具合が起こらず、後にスイッチSW2が導通した場合に負荷が必要とする最小限の電力を供給できるように設定することが望ましい。
次に、スイッチSW2が導通すれば、負荷まで電力が伝送される。この期間は、図7における負荷接続の期間に対応する。
ここで、負荷の変化や送電装置と受電装置の位置関係の変化などにより負荷への送電電力が不足し、検出電圧が下限電圧Vdを下回る場合(a、dの期間)は、スイッチSW2が周波数fpdで導通と遮断を繰り返すことにより送電装置からの送電電力を増加させ、負荷への送電電力が過剰となり、検出電圧が上限電圧Vuを超える場合(b、cの期間)は、スイッチSW1が周波数fpuで導通と遮断を繰り返すことにより送電装置からの送電電力を減少させる。
このことにより、受電装置側の上記検出電圧は一定の電圧に保たれる。
すなわち本発明は、受電コイルより電力伝送を受けてから負荷への電力伝送が確立されるまでの間を含む時間を待機時間として、送電装置は、送電開始から待機時間が経過するまでは上限電力に到達するまで一定時間毎に一定量増加させる非接触電力伝送システムの実施形態を取り得る。
また、本発明は、受電装置が過電圧保護回路部を有し、定電圧回路部を有していない非接触電力伝送システムの実施形態を取り得る。
1 送電装置
2 受電装置
3 異物
11 直流電源部
12 交流電力発生回路部
13 インピーダンス整合回路
14 送電コイル
15 電流検出回路部
16 信号増幅回路部
17、171 バンドパスフィルタ
18 制御回路部
21 受電コイル
22 インピーダンス切替回路部
23 整流回路部
24 負荷
25 電圧検出回路部
172 アクティブフィルタ
191 発振回路部
192 信号変調部
193 整合回路部
194 保護回路部
261 保護回路部
262 整合回路部
263 受信回路部
C0、C1、C2 コンデンサ
C3 平滑コンデンサ
N0、N1、N2 閾値
S0、S1、S2 信号の大きさ
Vd 下限電圧
Vu 上限電圧
Pst 上限電力
SW1、SW2 スイッチ
fp、fpu、fpd、fsb 周波数

Claims (6)

  1. 送電部を有する送電装置、
    並びに共振回路部を有する受電部、
    共振周波数変更回路部、
    整流回路部、
    スイッチ部、
    平滑コンデンサ、
    及び負荷を有する受電装置を備え、
    前記送電部から前記受電部へ非接触で電力伝送が行われ、
    前記共振周波数変更回路部により受電部から送電部に送電量抑制信号が送信されたときには、
    まず前記共振周波数変更回路部による前記送電量抑制信号の発生動作が行われることにより前記共振周波数変更回路部を介した前記負荷への伝送電力が抑制され、
    さらに前記送電部が前記受電部からの前記送電量抑制信号を受信することにより前記送電部から前記受電部への送電電力を減少させることで前記負荷への伝送電力が抑制される非接触電力伝送システムであって、
    前記送電量抑制信号の大きさをS1とし、
    前記送電量抑制信号とは周波数の異なる信号である送電量増加信号の大きさをS2とし、信号検出閾値をN1、N2とすると、
    前記負荷は前記受電部に接続され、
    前記送電部から前記受電部への送電が開始され、前記負荷への送電が確立した後、
    S1のみがN1を上回った場合には前記送電部からの送電電力を一定量減少させ、
    S2のみがN2を上回った場合には前記送電電力を一定量増加させ、
    いずれにも該当しない場合には前記送電電力を維持し、
    前記共振周波数変更回路部とは、半導体スイッチにより異なるインピーダンスへ切り替えるインピーダンス切替回路部であり、
    前記送電部から前記受電部へ伝送される交流電力の周波数fpは一定であり、
    前記受電部は周波数fpを共振点とするLC共振回路を構成し、
    前記受電部は前記インピーダンス切替回路部及び前記整流回路部と並列接続され、
    前記整流回路部は前記スイッチ部を介して前記平滑コンデンサ及び前記負荷と並列接続され、
    前記送電量抑制信号とは、前記インピーダンス切替回路部のインピーダンスの切り替えに連動する前記受電部の共振周波数の変動で発生する前記送電部への信号であり、
    前記送電量増加信号とは、前記スイッチ部の開閉動作で発生する前記送電部への負荷変調信号であることを特徴とする非接触電力伝送システム。
  2. 前記受電部より電力伝送を受けてから前記負荷への電力伝送が確立されるまでの間を含む時間を待機時間として、
    前記送電装置は、送電開始から前記待機時間が経過するまでは上限電力に到達するまで一定時間毎に一定量の送電電力量を増加させることを特徴とする請求項1に記載の非接触電力伝送システム。
  3. 前記送電装置は、
    さらに前記送電部への電力供給を行う直流電源部と、
    電流検出回路部と、
    前記送電量抑制信号成分のみ通過するフィルタと、
    前記送電量増加信号成分のみ通過するフィルタを有し、
    前記直流電源部から前記送電部への電力供給経路に前記電流検出回路部を配し、
    前記電流検出回路部からの電流検出信号を前記送電量抑制信号成分のみ通過するフィルタへ通過させることにより前記送電量抑制信号を検出し、
    前記電流検出回路部からの電流検出信号を前記送電量増加信号成分のみ通過するフィルタへ通過させることにより前記送電量増加信号を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の非接触電力伝送システム。
  4. 前記送電量抑制信号の周波数は、前記送電量増加信号の周波数よりも低いことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の非接触電力伝送システム。
  5. 前記送電部とは送電コイル部であり、
    前記受電部とは受電コイル部であり、
    前記送電コイル部と前記受電コイル部が電磁結合し、電磁誘導により前記送電装置から前記受電装置へ非接触で電力伝送が行われることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の非接触電力伝送システム。
  6. 前記受電装置は過電圧保護回路部を有し、定電圧回路部を有していないことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の非接触電力伝送システム。
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