JP6156545B2 - 燃料レール、および、これを用いた燃料噴射装置 - Google Patents
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Description
なお、本発明の燃料レールが取り付けられる内燃機関では前後方向に並ぶ複数の穴部の間に点火プラグ等を配置することができるため、内燃機関の左右方向、すなわち穴部の並び方向に垂直な方向の体格を小さくすることができる。
請求項3に記載の発明は、接続部は、溝(27)を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、延伸部は、複数の前記突出部のうち隣り合う前記突出部と前記突出部との間の距離よりも長いことを特徴とする。
請求項8に記載の発明では、接続部は溝(27)を有し、クリップの有する回り止め部(61)が接続部の溝(27)に入り込んでいることを特徴とする。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による燃料レール、および、これを用いた燃料噴射装置を図1〜5に示す。
図1〜4に示すように、本実施形態の燃料噴射装置10は、燃料レール20、4つの燃料噴射弁50、および、4つのワイヤーハーネス70等を備えている。
以下、便宜上、図5(A)の紙面上下方向をエンジン1の上下方向(鉛直方向上下)とし、図5(B)の紙面上下方向をエンジン1の左右方向とし、図5(B)の紙面左右方向をエンジン1の前後方向として説明する。
レール本体21は、例えば金属により中空筒状に形成されている。レール本体21の両端部は塞がれている。レール本体21の一方の端部の外壁には、筒状の燃料配管接続部22が形成されている。燃料配管接続部22の内側には、レール本体21の内壁と外壁とを接続する流入口23が形成されている。燃料配管接続部22には、燃料供給源11から延びる燃料配管12が接続される(図5(A)参照)。これにより、燃料配管12、燃料配管接続部22および流入口23を経由して燃料供給源11からの燃料がレール本体21の内部に流入する。
接続部28は、延伸部25の突出部24とは反対側の端部に形成されている。
ECU15は、CPU、ROMおよびRAM等を有する小型のコンピュータであり、車両に取り付けられた各種センサからの信号等に基づき、車両に搭載された各種機器および装置類を制御することで車両を統合して制御する。
ハウジング51は、例えば金属により有底筒状に形成されている。ハウジング51の底部には、噴孔52が形成されている。ハウジング51の噴孔52とは反対側の端部は、燃料導入部を形成している。当該燃料導入部を経由して、ハウジング51の内部に燃料が導入される。弁部材53は、棒状に形成され、ハウジング51の内側に設けられている。弁部材53は、ハウジング51内で往復移動することにより噴孔52を開閉可能である。電磁駆動部54は、図示しない可動子、固定子およびコイル等を有している。可動子は、弁部材53の噴孔52とは反対側の端部に弁部材53と一体に設けられている。固定子は、ハウジング51の内側において可動子の弁部材53とは反対側に設けられている。コイルは、可動子および固定子の径外側に設けられている。また、固定子と可動子との間には、付勢部材が設けられており、可動子および弁部材53を噴孔52側に付勢している。
第1コネクタ71は、樹脂により筒状に形成され、内部に端子を有している。第2コネクタ75は、樹脂により筒状に形成され、内部に端子を有している。導線76は、第1コネクタ71の端子と第2コネクタ75の端子とを電気的に接続している。
まず、燃料供給源11から燃料が吐出されると、燃料が燃料配管12および流入口23を経由してレール本体21の内側に流入する。レール本体21の内側に流入した燃料は、複数の突出部24および延伸部25の内側を経由して4つの燃料噴射弁50のそれぞれに分配され、燃料噴射弁50の燃料導入部からハウジング51内部に導入される。これにより、ハウジング51の内部は、燃料で満たされた状態となる。
ここで、ECU15が点火プラグ6に電力を供給すると、点火プラグ6の点火部に火花が生じ、燃料が点火する。
上述の燃料噴射弁50からの燃料の噴射、および、点火プラグ6による燃料の点火が繰り返されることにより、エンジン1の運転が継続する。
本発明の他の実施形態では、ワイヤーハーネスは、第1コネクタが突出部のレール本体とは反対側以外の位置に位置するよう設けられていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、第1コネクタは、ブラケットに嵌合可能な嵌合部を有していなくてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、第1コネクタは、軸が延伸部の軸に対し平行となるよう設けられていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、燃料レールに圧力検出部が設けられていなくてもよい。また、燃料噴射弁はクリップを有していなくてもよい。
また、本発明の燃料レールおよび燃料噴射装置は、ガソリンエンジンに限らず、ディーゼルエンジンに適用することもできる。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
2 ・・・・・燃焼室
4 ・・・・・穴部
11 ・・・・燃料供給源
20 ・・・・燃料レール
21 ・・・・レール本体
23 ・・・・流入口
24 ・・・・突出部
25 ・・・・延伸部
28 ・・・・接続部
50 ・・・・燃料噴射弁
Ax1 ・・・レール本体の軸
Ax2 ・・・突出部の軸
Claims (14)
- 内燃機関の燃焼室に燃料を噴射供給する複数の燃料噴射弁とともに前記内燃機関に取り付けられ、燃料供給源からの燃料を前記燃料噴射弁に分配する燃料レールであって、
前記燃料供給源からの燃料が流入する流入口を有する筒状のレール本体と、
前記レール本体の軸方向に所定の間隔をおいて複数形成される突出部と、
前記突出部から前記レール本体、および、前記突出部の突出方向に対し略垂直な方向へ延びるよう形成され、前記内燃機関の外部と前記燃焼室とを接続する穴部に挿入される延伸部と、
前記延伸部の前記突出部とは反対側に形成され、前記穴部に収容される前記燃料噴射弁の一端が接続される接続部と、
前記突出部に設けられ、前記燃料噴射弁に対し電力を供給するワイヤーハーネスを取り付け可能なブラケットと、
を備えることを特徴とする燃料レール。 - 前記ブラケットは、前記突出部の前記レール本体とは反対側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料レール。
- 前記接続部は、溝(27)を有することを特徴とする請求項1または2に記載の燃料レール。
- 前記延伸部は、複数の前記突出部のうち隣り合う前記突出部と前記突出部との間の距離よりも長いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料レール。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料レールと、
噴孔が形成されたハウジング、当該ハウジング内で往復移動することにより前記噴孔を開閉可能な弁部材、当該弁部材を駆動する電磁駆動部、および、当該電磁駆動部に接続される電気コネクタを有し、前記ハウジングの前記噴孔とは反対側の端部が前記接続部に接続し、前記穴部に収容される前記燃料噴射弁と、
電源に接続する電源ハーネスの端部が接続される第1コネクタ、前記電気コネクタに接続される第2コネクタ、および、前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続する導線を有するワイヤーハーネスと、
を備えることを特徴とする燃料噴射装置。 - 前記燃料レールは、前記突出部または前記延伸部と一体に、もしくは、前記突出部および前記延伸部の両方と一体に形成されて前記内燃機関に固定される固定部をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の燃料噴射装置。
- 前記燃料噴射弁は、
前記ハウジングの前記接続部側の端部に設けられ、前記固定部が前記内燃機関に固定された状態において前記ハウジングと前記接続部とにより圧縮されることによって、前記ハウジングを前記内燃機関側へ付勢し、前記接続部を前記延伸部の軸方向の前記内燃機関とは反対側へ付勢するクリップを有していることを特徴とする請求項6に記載の燃料噴射装置。 - 前記接続部は溝(27)を有し、
前記クリップの有する回り止め部(61)が前記接続部の溝(27)に入り込んでいることを特徴とする請求項7に記載の燃料噴射装置。 - 前記ワイヤーハーネスは、前記第1コネクタが前記突出部の前記レール本体とは反対側に位置するよう設けられていることを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
- 前記ワイヤーハーネスは、前記第1コネクタが前記ブラケットに取り付けられるようにして設けられていることを特徴とする請求項5〜9のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
- 前記第1コネクタは、前記ブラケットに嵌合可能な嵌合部を有することを特徴とする請求項5〜10のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
- 前記燃料噴射弁は、前記電気コネクタが前記延伸部の軸に対し前記レール本体側または前記レール本体とは反対側に位置するよう設けられていることを特徴とする請求項5〜11のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
- 前記燃料噴射弁は、前記電気コネクタが前記延伸部の軸に対し前記レール本体側に位置するよう設けられ、
前記ワイヤーハーネスは、弾性を有する材料により形成され前記導線を覆う保護チューブを有することを特徴とする請求項5〜11のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。 - 前記第1コネクタは、筒状に形成され、軸が前記延伸部の軸に対し傾斜するよう設けられていることを特徴とする請求項5〜13のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
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