JP5126083B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5126083B2
JP5126083B2 JP2009011317A JP2009011317A JP5126083B2 JP 5126083 B2 JP5126083 B2 JP 5126083B2 JP 2009011317 A JP2009011317 A JP 2009011317A JP 2009011317 A JP2009011317 A JP 2009011317A JP 5126083 B2 JP5126083 B2 JP 5126083B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel injection
injection valve
locking
fuel
support clamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009011317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010168965A (ja
Inventor
陽介 箕浦
義智 小熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2009011317A priority Critical patent/JP5126083B2/ja
Publication of JP2010168965A publication Critical patent/JP2010168965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5126083B2 publication Critical patent/JP5126083B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

本発明は、燃料供給管と、その燃料供給管から供給される燃料を内燃機関内に噴射する燃料噴射弁と、内燃機関に挿入された燃料噴射弁を押えて保持する支持クランプとを備える燃料噴射装置に関するものである。
燃料噴射装置は、エンジン(内燃機関)の各気筒に燃料を噴射する燃料噴射弁と、その燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給管と、エンジンに挿入された燃料噴射弁を押えて保持する支持クランプとから構成されている。このような燃料噴射装置の従来技術として、下記の特許文献1に開示されているクリップ部材およびそれを用いた燃料供給装置、および下記の特許文献2に開示されている燃料噴射装置のための支持クランプおよび燃料噴射装置などがある。
特開2003−286926号公報 特表2008−514861号公報
しかしながら、上記した特許文献1のクリップ部材では、燃料供給管と燃料噴射弁とを連結固定できるものの、燃料噴射弁を中心軸方向に押圧する機能はないため、燃料噴射弁を取り付け孔内に確実に固定するために最適な支持力を作用させることができないという問題点がある。
この点、上記した特許文献2の支持クランプでは、燃料噴射弁を中心軸方向に押圧するU字形支持部材を形成しているため、燃料噴射弁を取り付け孔内に確実に固定するために最適な支持力を作用させることができる。しかしながら、この支持クランプでは、バネ部であるU字形支持部材が環状となっているため、燃料噴射弁と燃料供給管との位置関係に傾きが生じた場合、U字形支持部材の片方だけが接して充分な荷重が得られないという問題点がある。
また、この支持クランプは、燃料噴射弁の軸方向から組み付けなければならないため、燃料噴射弁と支持クランプとを燃料供給管に組み付ける際、燃料噴射弁の噴孔部を下に向けた状態にて組み付けをしないと、支持クランプが脱落するという問題点がある。また、製造においても、部位によっては縦と横の両方向の曲げが必要となるため、加工工数の増加を招くという問題点もある。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目して成されたものであり、その目的は、燃料噴射弁と燃料供給管との位置関係に傾きが生じた場合も、燃料噴射弁に充分な荷重を掛けることのできる燃料噴射装置を提供することにある。本発明の他の目的は、燃料噴射弁に支持クランプを組み合せた後、支持クランプが脱落する心配のない燃料噴射装置を提供することにある。本発明の他の目的は、加工工数を低減することのできる支持クランプの製造方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、燃料供給管(10、11A〜11D)と、燃料供給管(10、11A〜11D)から供給される燃料を内燃機関(40)内に噴射する燃料噴射弁(20)と、内燃機関(40)に挿入された燃料噴射弁(20)を押えて保持する支持クランプ(30A〜30E)とを備える燃料噴射装置において、
燃料噴射弁(20)には、所定幅の2面を持つ2面幅部(25)と、2面幅部(25)の左右方向の一端側に係止面(26)と、2面幅部(25)の上下に位置決め面(27a、27b)とを有し、支持クランプ(30A〜30E)には、燃料噴射弁(20)の2面幅部(25)の両面に沿うよう主面部(31)の左右から延出された2面挟持部(32)と、2面挟持部(32)の先端側に設けられて燃料噴射弁(20)の係止面(26)に係止する係止部(33)と、燃料供給管(10、11)と接続される接続管(11A〜11D)の下端面(12)に当接するよう主面部(31)の左右から延出されたばね部(34)と、主面部(31)から上方に延出された回転止め突部(35A〜35E)とを有し、接続管(11A〜11D)には、支持クランプ(30A〜30E)の回転止め突部(35A〜35E)と係合する回転止め形状(13A〜13D)を有していることを特徴としている。
この請求項1に記載の発明によれば、燃料噴射弁(20)と燃料供給管(10、11A〜11D)との位置関係に傾きが生じた場合も、支持クランプ(30A〜30E)のばね部(34)が主面部(31)の左右から延出されて、2箇所別々に接続管(11A〜11D)の下端面(12)に当接するようになっているため、燃料噴射弁(20)に安定したクランプ荷重を掛けることができる。
また、燃料噴射弁(20)に支持クランプ(30A〜30E)を横方向から容易に組み付けることができるうえ、組み付けた際、支持クランプ(30A〜30E)の2面挟持部(32)が、燃料噴射弁(20)の位置決め面(27a、27b)の間に嵌まりつつ2面幅部(25)の両面に沿ってこれを挟持するようになっている。
さらに、所定挿入位置で燃料噴射弁(20)の係止面(26)に支持クランプ(30A〜30E)の係止部(33)が係止して主面部(31)との間で保持するようになっているため、燃料噴射弁(20)の姿勢に係わらず、燃料噴射弁(20)に対して支持クランプ(30A〜30E)がずれたり脱落したりする心配がない。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の燃料噴射装置において、回転止め突部(35B〜35E)の先端側に係止形状(351、352)を形成し、その係止形状(351、352)を接続管(11A、11B)の鍔部(T)の上面に係止させることを特徴としている。
この請求項2に記載の発明によれば、燃料噴射弁(20)に支持クランプ(30B)を組み付けた後、接続管(11A、11B)に接続する、もしくは、接続管(11A)に燃料噴射弁(20)を接続した後、支持クランプ(30B〜30E)を組み付けることにより、接続管(11A、11B)と燃料噴射弁(20)とを連結固定することができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の燃料噴射装置において、回転止め突部(35D、35E)における係止形状(351、352)の下方部に、剛性低減形状(353、354)を形成していることを特徴としている。この請求項3に記載の発明によれば、燃料供給管(11A、11B)の鍔部(T)に係止させる際の回転止め突部(35B〜35E)の係止形状(351、352)部分の剛性を、作業性の良い適度に剛性に設定することができる。
また、請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれかに記載の支持クランプ(30A〜30E)の製造方法であり、主面部(31)と、主面部(31)から左右方向へ延びる第1腕部(32、33)と、主面部(31)から上方向へ延びる第2腕部(34)および第3腕部(35A〜35E)とを有する板部材を形成する板部材形成工程と、板部材形成工程で形成した板部材の第1腕部(32、33)および第2腕部(34)を、主面部(31)の前面側へ折り曲げる折り曲げ工程とを有することを特徴としている。
この請求項4に記載の発明によれば、支持クランプ(30A〜30E)は一方向からの加工だけで成形することができ、加工工数を低減することができる。なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明の第1実施例における燃料噴射装置1を示す正面図である。 図1の燃料噴射装置1の斜視図である。 支持クランプ30Aを燃料噴射弁20に取り付ける前の状態を示す正面図である。 (a)は、支持クランプ30Aを燃料噴射弁20に取り付けた状態を示す正面図であり、(b)は、(a)中のb−b部分断面図である。 支持クランプ30Aの打ち抜き形状を示す図である。 支持クランプ30Aの折り曲げ後の完成状態を示す斜視図である。 (a)は、燃料供給管10の正面図であり、(b)は、(a)の下視図である。 図7(b)に相当する他の接続管11Bの形状例である。 図7に相当する他の燃料供給管10の(a)正面図と、(b)下視図である。 図9(b)に相当する分配口の他の形状例である。 本発明の第2実施例における支持クランプ30Bの斜視図である。 図11の支持クランプ30Bで燃料噴射弁20を燃料供給管10に接続して燃料噴射装置1とした状態を示す正面図である。 本発明の第3実施例における支持クランプ30Cの斜視図である。 図13の支持クランプ30Cで燃料噴射弁20を燃料供給管10に接続して燃料噴射装置1とした状態を示す正面図である。 本発明の第4実施例における支持クランプ30Dの斜視図である。 本発明の第5実施例における支持クランプ30Eの斜視図である。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について、図1〜10に基づき詳細に説明する。まず、図1は、本発明の第1実施例における燃料噴射装置1を示す正面図であり、図2は、図1の燃料噴射装置1の斜視図である。本実施例の燃料噴射装置1は、燃料供給管10、燃料噴射弁20および支持クランプ30Aを有している。
燃料供給管10は、エンジン(内燃機関)40の各シリンダに燃料を分配供給するためのものであり、シリンダ毎に設けられる燃料噴射弁20と接続するための接続管(本発明で言う燃料供給管)11Aを複数有している。接続管11Aは、燃料噴射弁20側の端部に径方向外側に伸びる鍔部Tを有している。なお、図2では、燃料供給管10およびエンジン40を省略して示す。
図3は、支持クランプ30Aを燃料噴射弁20に取り付ける前の状態を示す正面図であり、図4(a)は、支持クランプ30Aを燃料噴射弁20に取り付けた状態を示す正面図、(b)は、(a)中のb−b部分断面図である。本実施例ではまず、燃料噴射弁20に支持クランプ30Aを取り付けてから接続管11Aと接続する構造となっている。
燃料噴射弁20は、図3に示すように、図示しないエンジンのシリンダの燃焼室内に、先端のノズル23部分から燃料を直接噴射するものである。燃料噴射弁20の燃料流入口21は、接続管11Aの内部に挿入されるとともに、接続管11Aと燃料流入口21との間は、シール部材としてのOリング22aによってシールされる。
また、燃料噴射弁20のノズル23部分は、図示しないエンジンのシリンダ内に挿入され、シール部材としてのシールリング22bによってシールされる。燃料噴射弁20は電気駆動式であり、コネクタ24から内部のコイルへ供給する駆動電流を制御することにより、内部のノズルニードルのリフトが制御される。
さらに、本実施例の燃料噴射弁20には、図3に示すように、支持クランプ30Aの軸周りの姿勢を決めるための所定幅の2面を持つ2面幅部25と、その2面幅部25の左右方向の一端側(図3では紙面左側)に支持クランプ30Aを係止させるための係止面26と、2面幅部25の上下に支持クランプ30Aの位置を保つための位置決め面27a、27bとが形成されている。なお、上記の左右、上下、および後述する前後などの方向は、各図中に矢印で示す方向と対応するものである。
図5は、支持クランプ30Aの打ち抜き形状を示す図であり、図6は、支持クランプ30Aの折り曲げ後の完成状態を示す斜視図である。本実施例の支持クランプ30Aは、図6に示すように、燃料噴射弁20の2面幅部25の両面に沿うように(図4(b)参照)、主面部31の左右から延出されて2面幅部25を挟持する2面挟持部(本発明で言う第1腕部)32を有している。
また、その2面挟持部32の先端側の夫々には、燃料噴射弁20の係止面26に係止する係止部33が設けられている。係止部33は2面挟持部32よりも向き合う各側板部の間隔が小さく、2面挟持部32に挿入された燃料噴射弁20が、第1腕部の開放側から径方向外側へ抜け落ちるのを防止している。具体的に本実施例での係止部33は、係止面26に対応する斜面となっている。
また、燃料供給管11Aと接続したときに、その下端面12に当接するよう(図1参照)、主面部31の左右から延出されたJ字状のばね部(本発明で言う第2腕部)34を有している。そして、2面挟持部32およびばね部34の間に燃料噴射弁20が挿入される。さらに、主面部31から上方に延出された回転止め突部35A(本発明で言う第3腕部)とを有している。
次に、支持クランプ30Aの製造方法について説明する。主面部31および主面部31から延出される第1〜第3腕部32、34、35Aは、ステンレスなどの金属板材から一体で形成されており、まず図5に示す形状の板部材に形成される(板部材形成工程)。この板部材は、例えば板材をプレスにより打ち抜くことにより成形される。
次に、その板部材の主に第1、第2腕部32、34を、図6の矢印Fで示すように、主面部31の前面側へ折り曲げる(折り曲げ工程)。このように、板部材の一方の面側から力を加え、主面部31を挟んで第1、第2腕部32、34が対向するように板部材の他方の面側へ折り曲げられることにより、図6に示すような概ねコの字型の支持クランプ30Aが完成する。
このとき、主面部31の力が加えられる面とは反対側の面に、例えば成形治具を配置することにより、図6に示すような所定の形状の支持クランプ30Aが成形される。以上のように、支持クランプ30Aは、板部材の打ち抜きおよび一方向からの折り曲げという簡単な工程で成形され、加工工数が低減される。
図7(a)は、燃料供給管10の正面図であり、(b)は、(a)の下視図である。鍔部Tには、支持クランプ30Aの回転止め突部35Aが入り込んで、支持クランプ30Aおよび燃料噴射弁20の回転止めを行うための回転止め形状13Aとして(図1、図2参照)、具体的には鍔部Tの周方向の一部を切り欠いた矩形の切り欠き13Aを形成したものである。図8は、図7(b)に相当する他の接続管11Bの形状例であり、鍔部Tに設ける回転止め形状13Bとして、具体的には鍔部Tの一部を貫通させた丸孔13Bを形成したものである。
図9は、図7に相当する他の燃料供給管10の(a)正面図と、(b)下視図であり、円筒状の接続管11Cに回転止め形状13Cとして周方向の一部を切り欠いた矩形の切り欠き13Cを形成したものであり、図10は、図9(b)に相当する他の接続管11Dの形状例であり、周方向の一部に設ける回転止め形状13Dとして角穴13Dを形成したものである。このように、接続管11に設ける回転止め形状13は、様々な形状を適用することができる。
次に、本実施例の特徴と、その効果について述べる。まず、燃料噴射弁20は、所定幅の2面を持つ2面幅部25と、その2面幅部25の左右方向の一端側に係止面26と、2面幅部25の上下には位置決め面27a、27bとを有している。また、支持クランプ30Aは、燃料噴射弁20の2面幅部25の両面に沿うよう主面部31の左右から延出された2面挟持部32と、その2面挟持部32の先端側に設けられて燃料噴射弁20の係止面26に係止する係止部33と、接続管11Aの下端面12に当接するよう主面部31の左右から延出されたばね部34とを有している。
さらに支持クランプ30Aは、主面部31から上方に延出された回転止め突部35Aとを有し、これと対向する燃料供給管11Aは、支持クランプ30Aの回転止め突部35Aと係合する回転止め形状13Aを有している。これによれば、燃料噴射弁20と接続管11Aとの位置関係に傾きが生じた場合も、支持クランプ30Aのばね部34が主面部31の左右から延出されて、2箇所別々に接続管11Aの下端面12に当接するようになっているため、燃料噴射弁20に安定したクランプ荷重を掛けることができる。
また、燃料噴射弁20に支持クランプ30Aを横方向から容易に組み付けることができるうえ、組み付けた際、支持クランプ30Aの2面挟持部32が、燃料噴射弁20の位置決め面27a、27bの間に嵌まりつつ2面幅部25の両面に沿ってこれを挟持するようになっている。
さらに、所定挿入位置で燃料噴射弁20の係止面26に支持クランプ30Aの係止部33が係止して主面部31との間で保持するようになっているため、以降、燃料噴射弁20の姿勢に係わらず、燃料噴射弁20に対して支持クランプ30Aがずれたり脱落したりする心配がない。よって、輸送中などに支持クランプ30Aが脱落したり、組み付け位置がずれていたりすることによる組付け不良を防止することができる。
また、支持クランプ30Aの製造方法では、主面部31と、その主面部31から左右方向へ延びる第1腕部32、33と、主面部31から上方向へ延びる第2腕部34および第3腕部35Aとを有する板部材を形成する板部材形成工程と、板部材形成工程で形成した板部材の第1腕部32、33および第2腕部34を、主面部31の前面側へ折り曲げる折り曲げ工程とを有している。これによれば、支持クランプ30Aは一方向からの加工だけで成形することができ、加工工数を低減することができる。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について説明する。図11は、本発明の第2実施例における支持クランプ30Bの斜視図であり、図12は、図11の支持クランプ30Bで燃料噴射弁20を燃料供給管10に接続して燃料噴射装置1とした状態を示す正面図である。なお、以降の各実施例においては、上述した第1実施例と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。
本実施例は、回転止め突部35Bの先端側に、係止形状としての係止面351を形成し、その係止面351を接続管11Aの鍔部Tの上面に係止させるようにしたものである。これによれば、燃料噴射弁20に支持クランプ30Bを組み付けた後、接続管11Aに接続する、もしくは、接続管11Aに燃料噴射弁20を接続した後、支持クランプ30Bを組み付けることにより、接続管11Aと燃料噴射弁20とを連結固定することができる。
(第3実施例)
次に、本発明の第3実施例について説明する。図13は、本発明の第3実施例における支持クランプ30Cの斜視図であり、図14は、図13の支持クランプ30Cで燃料噴射弁20を燃料供給管10に接続して燃料噴射装置1とした状態を示す正面図である。上述した実施例と異なる特徴部分を説明する。
本実施例は、上述した第2実施例の変形例であり、回転止め突部35Cの先端側に、係止形状としてのフック形状352を形成し、そのフック形状352を接続管11Aの鍔部Tの上面に係止させるようにしたものである。これによれば、接続管11Aに燃料噴射弁20を接続した後、支持クランプ30Cを組み付けることにより、接続管11Aと燃料噴射弁20とを連結固定することができる。
(第4実施例)
次に、本発明の第4実施例について説明する。図15は、本発明の第4実施例における支持クランプ30Dの斜視図である。上述した第3実施例と異なる特徴部分を説明する。本実施例は、回転止め突部35Dにおけるフック形状352の下方部に、剛性低減形状として薄肉部353を形成したものである。
この薄肉部353は、支持クランプ30Dを製造する中で、例えばプレスで圧延するなどで形成される。これによれば、接続管11Aの鍔部Tに係止させる際の回転止め突部35Dのフック形状352部分の剛性を、作業性の良い適度な剛性に設定することができる。そして、燃料噴射弁20と支持クランプ30Dとをエンジンに残した状態で燃料供給管10を取り外すことが容易となる。
(第5実施例)
次に、本発明の第5実施例について説明する。図16は、本発明の第5実施例における支持クランプ30Eの斜視図である。上述した第3実施例と異なる特徴部分を説明する。本実施例は、上述した第4実施例の変形例であり、回転止め突部35Eにおけるフック形状352の下方部に、剛性低減形状として細幅部354を形成したものである。
この細幅部354は、支持クランプ30Eを製造するとき、例えばプレスで細く打ち抜くなどで形成される。これによっても、接続管11Aの鍔部Tに係止させる際の回転止め突部35Eのフック形状352部分の剛性を、作業性の良い適度な剛性に設定することができる。そして、燃料噴射弁20と支持クランプ30Eとをエンジンに残した状態で燃料供給管10を取り外すことが容易となる。
(その他の実施例)
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の第2実施例では、回転止め突部35Bを板部材の板厚そのままで形成しているが、係止面351の下方部に、第4、第5実施例と同様の剛性低減形状として薄肉部353や細幅部354を形成しても良い。
1…燃料噴射装置
10…燃料供給管
11A〜11D…接続管(燃料供給管)
12…下端面
13A〜13D…回転止め形状
20…燃料噴射弁
25…2面幅部
26…係止面
27a、27b…位置決め面
30A〜30E…支持クランプ
31…主面部
32…2面挟持部、第1腕部
33…係止部、第1腕部
34…ばね部、第2腕部
35A〜35E…回転止め突部、第3腕部
40…エンジン(内燃機関)
351…係止面(係止形状)
352…フック部(係止形状)
353、354…剛性低減形状
T…鍔部

Claims (4)

  1. 燃料供給管(10、11A〜11D)と、前記燃料供給管(10、11A〜11D)から供給される燃料を内燃機関(40)の燃焼室内に噴射する燃料噴射弁(20)と、前記内燃機関(40)に挿入された前記燃料噴射弁(20)を押えて保持する支持クランプ(30A〜30E)とを備える燃料噴射装置において、
    前記燃料噴射弁(20)には、所定幅の2面を持つ2面幅部(25)と、前記2面幅部(25)の左右方向の一端側に係止面(26)と、前記2面幅部(25)の上下に位置決め面(27a、27b)とを有し、
    前記支持クランプ(30A〜30E)には、前記燃料噴射弁(20)の前記2面幅部(25)の両面に沿うよう主面部(31)の左右に延出された2面挟持部(32)と、前記2面挟持部(32)の先端側に設けられて前記燃料噴射弁(20)の前記係止面(26)に係止する係止部(33)と、前記燃料供給管(10、11)と接続される接続管(11A〜11D)の下端面(12)に当接するよう前記主面部(31)の左右から延出されたばね部(34)と、前記主面部(31)から上方に延出された回転止め突部(35A〜35E)とを有し、
    前記接続管(11A〜11D)は、前記支持クランプ(30A〜30E)の前記回転止め突部(35A〜35E)と係合する回転止め形状(13A〜13D)を有していることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 前記回転止め突部(35B〜35E)の先端側に係止形状(351、352)を形成し、前記係止形状(351、352)を前記接続管(11A、11B)の鍔部(T)の上面に係止させることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 前記回転止め突部(35D、35E)における前記係止形状(351、352)の下方部に、剛性低減形状(353、354)を形成していることを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の前記支持クランプ(30A〜30E)の製造方法であり、
    前記主面部(31)と、前記主面部(31)から左右方向へ延びる第1腕部(32、33)と、前記主面部(31)から上方向へ延びる第2腕部(34)および第3腕部(35A〜35E)とを有する板部材を形成する板部材形成工程と、
    前記板部材形成工程で形成した板部材の前記第1腕部(32、33)および前記第2腕部(34)を、前記主面部(31)の前面側へ折り曲げる折り曲げ工程とを有することを特徴とする支持クランプの製造方法。
JP2009011317A 2009-01-21 2009-01-21 燃料噴射装置 Active JP5126083B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009011317A JP5126083B2 (ja) 2009-01-21 2009-01-21 燃料噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009011317A JP5126083B2 (ja) 2009-01-21 2009-01-21 燃料噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010168965A JP2010168965A (ja) 2010-08-05
JP5126083B2 true JP5126083B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=42701341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009011317A Active JP5126083B2 (ja) 2009-01-21 2009-01-21 燃料噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5126083B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10151286B2 (en) 2015-03-23 2018-12-11 Denso Corporation Clip for fuel injection valve and fuel injection valve unit
US10934986B1 (en) 2019-12-09 2021-03-02 Denso International America, Inc. Fuel delivery system

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5136435B2 (ja) * 2009-01-21 2013-02-06 株式会社デンソー 燃料噴射装置
JP5571508B2 (ja) * 2010-08-24 2014-08-13 ダイハツ工業株式会社 内燃機関におけるインジェクタの接続装置
JP5822271B2 (ja) * 2012-02-27 2015-11-24 株式会社ケーヒン 燃料噴射弁の支持構造
JP5822272B2 (ja) * 2012-02-27 2015-11-24 株式会社ケーヒン 燃料噴射弁の支持構造
JP5891855B2 (ja) * 2012-03-06 2016-03-23 株式会社デンソー 燃料噴射弁
DE102012206887A1 (de) 2012-04-26 2013-10-31 Robert Bosch Gmbh Anordnung mit einem Brennstoffverteiler und mehreren Brennstoffeinspritzventilen
JP5955198B2 (ja) 2012-11-02 2016-07-20 株式会社ケーヒン 直噴式燃料噴射弁の支持構造
JP6074794B2 (ja) 2012-11-05 2017-02-08 株式会社ケーヒン 燃料噴射弁の支持構造
JP6074793B2 (ja) * 2012-11-05 2017-02-08 株式会社ケーヒン 燃料噴射弁の支持構造
JP5423865B2 (ja) * 2012-11-08 2014-02-19 株式会社デンソー 燃料噴射装置およびクランプ部材
EP2860388B1 (en) * 2013-10-10 2017-07-26 Continental Automotive GmbH Fluid injection assembly for a combustion engine
JP5930007B2 (ja) * 2014-11-20 2016-06-08 株式会社デンソー 燃料レール、および、これを用いた燃料噴射装置
JP6156545B2 (ja) * 2016-04-26 2017-07-05 株式会社デンソー 燃料レール、および、これを用いた燃料噴射装置
WO2023068222A1 (ja) * 2021-10-19 2023-04-27 日立Astemo株式会社 燃料噴射弁の支持構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3303627B2 (ja) * 1995-10-04 2002-07-22 三菱自動車エンジニアリング株式会社 インジェクタのクランプ装置
JPH1182231A (ja) * 1997-09-09 1999-03-26 Sanou Kogyo Kk 燃料噴射ノズル取付け装置
JP2004353520A (ja) * 2003-05-28 2004-12-16 Mitsubishi Electric Corp 燃料噴射装置
DE602006009926D1 (de) * 2006-08-21 2009-12-03 Continental Automotive Gmbh Injektor, Kraftstoffzulaufbecher sowie Halter
EP2221469B1 (en) * 2009-02-18 2011-10-12 Continental Automotive GmbH Fastening element and fluid injector assembly

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10151286B2 (en) 2015-03-23 2018-12-11 Denso Corporation Clip for fuel injection valve and fuel injection valve unit
US10934986B1 (en) 2019-12-09 2021-03-02 Denso International America, Inc. Fuel delivery system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010168965A (ja) 2010-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5126083B2 (ja) 燃料噴射装置
JP5423865B2 (ja) 燃料噴射装置およびクランプ部材
US7373926B2 (en) Support element
US7360524B2 (en) Fuel injector retention clip
US7581530B2 (en) Support element
US7438055B1 (en) Fuel injector to fuel rail connection
US6830037B1 (en) Anti-rotation fuel injector clip
JP5136435B2 (ja) 燃料噴射装置
JP5822271B2 (ja) 燃料噴射弁の支持構造
US7159570B2 (en) Fuel injector retention clip
US8997717B2 (en) Integrated fuel injector orientation and retention device
US6874478B2 (en) Fuel supply unit and assembling method thereof
JP4348185B2 (ja) 液体を制御するための弁
JP4542542B2 (ja) 燃料噴射モジュール
JP2004519601A (ja) 燃料噴射装置
JP4853680B2 (ja) 燃料供給装置
US8671915B2 (en) Fuel pump module including a flange groove rod attachment
EP1602822B1 (en) Delivery pipe for fuel injection device
US10760540B2 (en) Arrangement for supplying fuel to an engine
JP5759788B2 (ja) フューエルデリバリパイプの製造方法
EP2587047B1 (en) Injector arrangement
JP6274524B2 (ja) 燃料供給装置の組立方法及びクリップ
EP1219823A1 (en) System for assembling an internal combustion engine fuel injector
JP5136447B2 (ja) 燃料噴射弁
US20200032754A1 (en) Assembly for a combustion engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121015

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5126083

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250