JP6156167B2 - スタータ - Google Patents
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Description
そして、エンドフレームとヨークとの間にシール部材を装着して、エンドフレームとヨークとの嵌合部からの水や塵埃等の浸入を防止する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
そのため、オフロード走行用等の高い防水性を特に必要とする仕様では、シール部材の装着に加えて、エンドフレームとヨークとの嵌合部の外側から液状のシール材を手作業で塗布することにより、さらにシール性を向上させていた。
そして、スルーボルトによる締め付け力によって、シール部材が、筒部の突出方向の先端側の端面に弾接した状態で、エンドフレームとヨークとが固定される。
実施例1のスタータ1を、図1〜図6を用いて説明する。
スタータ1は、図1に示すように、回転力を発生するモータ2と、モータ2への通電電流を断続する働きとを有する電磁スイッチ(図示せず)と、モータ2の回転力をエンジンのリングギヤ(図示せず)に伝達するピニオン(図示せず)等により構成される周知のものである。
なお、ヨーク3及びエンドフレーム4はモータ2の外殻をなすケーシングをなす。
ヨーク3の軸方向他端側の開口はフロントハウジング(図示せず)により塞がれており、エンドフレーム4とフロントハウジングとがスルーボルト10により締結されることで、スルーボルト10の締め付け力によってエンドフレーム4とフロントハウジングとの間にヨーク3が挟持される。
つまり、スルーボルト10は、エンドフレーム4をヨーク3に押圧する締め付け力を発生させて、エンドフレーム4とヨーク3とを固定する役割を果たす。
本実施例のスタータ1では、ヨーク3とエンドフレーム4との間を液密に塞ぐためのシール部材13が、ヨーク3の外周面に貼り付けられている。
帯状のシール部材13のヨーク3に当接させる側の面には、粘着剤14が接着されており、粘着剤14によって、シール部材13がヨーク3に貼り付けられて固定されている(図2参照)。
これによれば、筒部4bの内側にヨーク3を挿入して、開口端面3aと当接面4aとを当接させてスルーボルト10で締結することによって、シール部材13が筒部4bの先端面4cに軸方向に弾接する。
すなわち、ヨーク3の開口端面3aと粘着剤14の軸方向一端との距離L3は距離L2よりも長い。
これによれば、シール部材13が筒部4bの先端面4cに圧縮して当接する際に、軸方向一端部が粘着剤14によって拘束されず、より圧縮しやすくなるという利点がある。
すなわち、ヨーク3及びエンドフレーム4は開口端部の周方向の1箇所にそれぞれ切り欠き18、19を有しており(図4参照)、この切り欠き18、19で形成される穴にグロメット17を挟持している。
これにより、グロメット17の一部によって、合口13aを外側から覆うことが可能となり、合口13aでのシール性を補うことができる。
例えば、グロメット17は、シール部材13の粘着剤14が付着する面とは反対側の面を覆う片17aと、シール部材13の軸方向他端面を覆う片17bを有している(図5、6参照)。
本実施例では、シール部材13がヨーク3の外周面に貼り付けられており、シール部材13が軸方向に圧縮した状態で、エンドフレーム4に当接するように、シール部材13の貼り付け位置が設定されている。
これによれば、シール部材13はヨーク3の外周面に貼り付けられているため、位置ずれが生じにくい。そして、スルーボルト10の締め付けによって、シール部材13をエンドフレーム4に弾接させることで十分で安定したシール性を得られるため、追加でシール材を塗布する必要はない。このため、安価に且つ確実にシール性を向上できる。
実施例2を、実施例1とは異なる点を中心に、図7を用いて説明する。
なお、実施例1と同じ符号は、同一の機能物を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例では、シール部材13の軸方向一端がR形状に形成されている。つまり、軸方向に沿って切断した断面において、シール部材13の軸方向一端面が軸方向一端側に凸の円弧面に形成されている。
これによれば、実施例1と同様の作用効果に加えて、シール部材13とエンドフレーム4との密着度が増し、より高いシール性を確保することができる。
実施例3を、実施例1とは異なる点を中心に、図8〜10を用いて説明する。
なお、実施例1と同じ符号は、同一の機能物を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例では、エンドフレーム4が、筒部4bの先端側に筒部4bと同軸に設けられるとともに、筒部4bよりも大きい内径を有する大筒部4dを有している。
すなわち、図8に示すように、筒部4bの先端面4cの径方向外側にヨーク側(図示左側)へ突き出るように大筒部4dが設けられている。
すなわち、筒部4bにヨーク3を挿入した状態で、大筒部4dの内側にシール部材13が位置する(図10参照)。
Claims (3)
- モータ(2)の磁気回路を形成する筒状のヨーク(3)と、
前記ヨーク(3)の軸方向一端側の開口を塞ぐエンドフレーム(4)と、
前記ヨーク(3)と前記エンドフレーム(4)との間を液密に塞ぐシール部材(13)と、
前記エンドフレーム(4)を前記ヨーク(3)に押圧する締め付け力を発生させて、前記エンドフレーム(4)と前記ヨーク(3)とを固定するスルーボルト(10)とを備えるスタータであって、
前記エンドフレーム(4)は、前記ヨーク(3)の開口端(3a)に軸方向に対向する端面(4a)と、この端面(4a)の径方向外側から前記ヨーク側に軸方向に突出して、前記エンドフレーム(4)の外周を囲う筒部(4b)とを有し、
前記シール部材(13)は、前記ヨーク(3)の外周面に貼り付けられており、
前記スルーボルト(10)による締め付け力によって、前記シール部材(13)が、前記筒部(4b)の突出方向の先端側の端面(4c)に弾接した状態で、前記エンドフレーム(4)と前記ヨーク(3)とが固定されることを特徴とするスタータ。 - 請求項1に記載のスタータにおいて、
前記エンドフレーム(4)は、前記筒部(4b)の先端側に前記筒部(4b)と同軸に設けられるとともに、前記筒部(4b)よりも大きい内径を有する大筒部(4d)を有し、
前記シール部材(13)は、前記大筒部(4d)と前記ヨーク(3)の外周面との間の径方向隙間に配され、前記大筒部(4d)の内周面に弾接していることを特徴とするスタータ。 - 請求項1または2に記載のスタータにおいて、
前記シール部材(13)の前記筒部(4b)に当接する側の端部が、R形状に形成されていることを特徴とするスタータ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014016760A JP6156167B2 (ja) | 2014-01-31 | 2014-01-31 | スタータ |
Publications (2)
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JP2015144516A JP2015144516A (ja) | 2015-08-06 |
JP6156167B2 true JP6156167B2 (ja) | 2017-07-05 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2014016760A Active JP6156167B2 (ja) | 2014-01-31 | 2014-01-31 | スタータ |
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