JP6156050B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド車両を制御する車両制御装置に関する。
近年、低燃費、低排気エミッションの社会的要請から車両の動力源としてエンジンおよびモータジェネレータを搭載したハイブリッド車両が注目されている。ハイブリッド車両では、エンジンにより必要な駆動力を得るエンジン走行モード、モータジェネレータにより必要な駆動力を得るEV走行モード、エンジンおよびモータジェネレータにより必要な駆動力を得るMGアシストモード、および、走行に必要な駆動力以上にエンジンを駆動することによりモータジェネレータにより発電を行うエンジン発電モードを切り替えることができる。
例えば特許文献1では、アクセルの踏み込み量やブレーキペダルの踏み込み量等に基づきエンジンの始動、停止を切り替える。
特許第3901235号
しかしながら、特許文献1では、エンジン効率等が考慮されておらず、選択される走行モードは、燃費等の面から必ずしも最適であるとはいえない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、適切な走行モードを選択可能な車両制御装置を提供することにある。
本発明の車両制御装置は、エンジンと、モータジェネレータと、モータジェネレータと電力を授受し、充放電可能に構成される蓄電部と、を備えるハイブリッド車両を制御するものであって、要求駆動パワー算出手段と、走行モード選択手段と、を備える。
要求駆動パワー算出手段は、ドライバ操作情報および車速情報に基づき、要求駆動パワーを算出する。
走行モード選択手段は、要求駆動パワーをモータジェネレータで出力するEV走行モード、要求駆動パワーをエンジンで出力するエンジン走行モード、または、要求駆動パワーをエンジンで出力するとともにモータジェネレータを駆動して発電するエンジン発電モードを走行モードとして選択する。
走行モード選択手段は、モータジェネレータを駆動して発電する場合の単位時間あたりの燃料消費増加量[g/s]を発電電力[kW]で除して算出される燃料消費増加コストであるエンジン発電コスト[g/s/kW]よりも、要求駆動パワーをモータジェネレータにて出力する場合の単位時間あたりの燃料消費削減量[g/s]を消費電力[kW]で除して算出される燃料消費削減効果であるEV効果[g/s/kW]が大きい場合、走行モードをEV走行モードとする。
走行モード選択手段は、エンジン発電コストがEV効果以上であり、余剰電気エネルギがある場合、走行モードをEV走行モードとする。また、走行モード選択手段は、エンジン発電コストがEV効果以上であり、余剰電気エネルギがない場合、走行モードをエンジン走行モードまたはエンジン発電モードとする。
エンジン発電コストは、要求駆動パワーにおける値、または、要求駆動パワーが所定範囲内であるときの最大値とする。
本発明では、EV効果とエンジン発電コストとを比較し、EV効果がエンジン発電コストより大きい場合、後にエンジン発電により不足分の電力を補うことになったとしても、モータジェネレータの駆動力で走行した方が燃費がよくなるので、余剰電気エネルギの有無によらず、走行モードとしてEV走行モードを選択する。
また、エンジン発電コストがEV効果以上である場合、減速回生等による余剰電気エネルギがある場合はEV走行モードとするが、余剰電気エネルギがなければ、エンジン走行モードまたはエンジン発電モードとする。
これにより、車両の走行状態に応じ、適切な走行モードが選択されるので、燃費が向上する。
本発明の第1実施形態による車両制御システムの構成を示す模式図である。 本発明の第1実施形態による制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態によるエンジンの理想燃費線を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態によるエンジンの理想燃費線上におけるエンジンパワーとエンジン回転数との関係を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態によるエンジンの理想燃費線上におけるエンジン効率を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態によるMG−INV効率を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態によるEV効果を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態によるエンジン発電コストを説明する説明図である。 本発明の第1実施形態によるエンジン発電パワーとエンジン発電コストとの関係を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態によるEV効果とエンジン発電コストとの関係を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態による走行モード選択処理を説明するフローチャートである。 本発明の第1実施形態による減速回生発電エネルギ積算を説明するサブルーチンである。 本発明の第1実施形態によるエンジン発電エネルギ積算を説明するサブルーチンである。 本発明の第1実施形態による消費エネルギ積算を説明するサブルーチンである。 本発明の第1実施形態による電気エネルギが余剰である場合の走行モードの切り替えを説明する説明図である。 本発明の第1実施形態による電気エネルギが不足である場合の走行モードの切り替えを説明する説明図である。 本発明の第2実施形態によるEV効果とエンジン発電コストとの関係を説明する説明図である。
以下、本発明による車両制御装置を図面に基づいて説明する。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による車両制御装置を図1〜図16に基づいて説明する。
図1に示すように、車両制御システム1は、エンジン11、モータジェネレータ12、変速機13、インバータ14、蓄電部15、第1クラッチ16、第2クラッチ17、車両制御装置としての制御部20等を備える。
エンジン11およびモータジェネレータ12は、ハイブリッド車両である車両90の駆動源を構成する。エンジン11は、複数の気筒を有する内燃機関であり、エンジン11の駆動力は、第1クラッチ16を介してモータジェネレータ12に伝達される。
モータジェネレータ12は、蓄電部15から電力が供給されて回転することによりトルクを発生する電動機としての機能、および、エンジン11による駆動、或いは車両90の制動時に回生エネルギにより駆動されて発電する発電機としての機能を有する。
第1クラッチ16が接続されているとき、エンジン11の回転数であるエンジン回転数Nengとモータジェネレータ12の回転数であるMG回転数Nmgとは、所定比率となるように構成される。本実施形態では、エンジン回転数Nengに対するMG回転数Nmgの比が1である。すなわち本実施形態では、エンジン回転数NengとMG回転数Nmgとは等しい。
エンジン11およびモータジェネレータ12の駆動力は、第2クラッチ17および変速機13を介して、駆動軸91に伝達される。駆動軸91に伝達された駆動力は、ギア92および車軸93を介して駆動輪95を回転させる。本実施形態の変速機13は、無段階に変速可能な無段変速機(CVT)である。
インバータ14は、モータジェネレータ12と蓄電部15との間に設けられ、蓄電部15の電力を交流電力に変換してモータジェネレータ12へ供給する。また、インバータ14は、モータジェネレータ12により発電された電力を直流電力に変換し、蓄電部15へ供給する。
蓄電部15は、例えばニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池であり、充放電可能に構成される。蓄電部15は、SOC(State of charge)が所定の範囲となるように充放電される。なお、蓄電部15は、電気二重層キャパシタ等で構成してもよい。
第1クラッチ16は、エンジン11とモータジェネレータ12との間に設けられ、エンジン11とモータジェネレータ12とを断続可能に構成される。第1クラッチ16は、走行モードが後述のEV走行モードであるとき、エンジン11とモータジェネレータ12とを切り離すように制御部20により制御される。
第2クラッチ17は、モータジェネレータ12と変速機13との間に設けられ、モータジェネレータ12と変速機13とを断続可能に構成される。
制御部20は、マイクロコンピュータ等により構成され、内部にはいずれも図示しないCPU、ROM、RAM、I/O、および、これらを接続するバスライン等を備えている。制御部20は、予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理や、専用の電子回路によるハードウェア処理により、エンジン11、モータジェネレータ12、変速機13、インバータ14、第1クラッチ16および第2クラッチ17等を制御することにより、車両90全体を制御する。
図2に示すように、制御部20は、要求駆動パワー算出部21、充電要求算出部22、走行モード選択部23、駆動パワー分配部24、エンジン動作点算出部25、および、MG指令トルク算出部26等を有する。
要求駆動パワー算出部21は、アクセル開度等のドライバ操作情報、車両90の走行速度に関する車速情報を取得し、要求駆動パワーPdrvを算出する。
充電要求算出部22では、蓄電部15のSOCに基づき、充電要求の有無を算出する。
走行モード選択部23では、走行モードを選択する。走行モードには、エンジン11の駆動により出力される駆動力であるエンジンパワーPengにより走行する「エンジン走行モード」、モータジェネレータ12の駆動により出力される駆動力であるMGパワーPmgにより走行する「EV走行モード」、エンジンパワーPengおよびMGパワーPmgにより走行する「MGアシストモード」、および、エンジンパワーPengにより走行するとともにモータジェネレータ12での発電を行う「エンジン発電モード」が含まれる。
MGアシストモードは、例えば要求駆動パワーPdrvがエンジン11を高効率に駆動可能な領域よりも大きい場合に選択される。このような場合、走行モードをMGアシストモードとし、要求駆動パワーPdrvの一部をモータジェネレータ12にて出力することにより、エンジン11を高効率領域にて駆動させることができる。
本実施形態では、車速情報、要求駆動パワーPdrv、充電要求の有無、および、単位電力あたりの燃料消費削減量であるEV効果、および、単位電力あたりの燃料消費増加量であるエンジン発電コストに基づき、エンジン11の駆動、モータジェネレータ12の駆動、および、第1クラッチ16の断続を制御することにより、走行モードを任意に切り替え可能である。EV効果、エンジン発電コスト、および、走行モードの選択方法の詳細については、後述する。
駆動パワー分配部24では、走行モードに応じ、要求駆動パワーPdrvおよび充電要求の有無に基づき、エンジン指令パワーおよびMG指令パワーを算出する。なお、EV走行モードでは、要求駆動パワーPdrvを全てMG指令パワーに振り分ける。また、エンジン走行モードでは、要求駆動パワーPdrvを全てエンジン指令パワーに振り分ける。
エンジン動作点算出部25では、エンジン指令パワーに基づき、エンジン11の動作点(回転数、トルク)を算出する。本実施形態の変速機13は無段変速機であり、所定範囲内において自由かつ連続的に変速比を設定できるので、エンジン11の動作点の自由度が高い。そのため本実施形態では、エンジン11の動作点が理想燃費線Li(図3参照)上となるようにパワーで制御される。すなわち、エンジン指令パワーに基づき、エンジン11の動作点が理想燃費線上となるように、エンジン指令トルクおよびエンジン指令回転数が算出される。本実施形態では、理想燃費線Liが「理想燃費情報」に対応する。
MG指令トルク算出部26では、MG指令パワーに基づき、MG指令トルクを算出する。MGアシストモードでは、エンジン回転数NengとMG回転数Nmgとが等しいので、MG指令回転数はエンジン指令回転数に基づいて算出され、MG指令回転数とMG指令パワーとに基づき、MG指令トルクが算出される。
EV走行モードでは、第1クラッチ16により、エンジン11とモータジェネレータ12とが切り離されるので、エンジン回転数NengとMG回転数Nmgとの関連がなくなる。そのため、例えば、MGパワーPmgを出力するにあたり、後述するMG−INV効率ηeleが最もよくなる動作点に基づき、MG指令トルクを算出する。また、エンジン11とモータジェネレータ12とが第1クラッチ16に接続された状態に適切に移行できるように、MG指令トルクを算出するようにしてもよい。
ここで、単位電力あたりの燃料消費削減量および燃料消費増加量の算出方法について説明する。本実施形態では、EV走行モードにおける単位電力あたりの燃料消費削減量を「EV効果」、エンジン発電モードにおける単位電力あたりの燃料消費増加量を「エンジン発電コスト」とする。
まず、EV効果およびエンジン発電コストの算出に用いるエンジン効率ηeng、および、MG−INV効率ηeleについて説明する。エンジン効率ηengはエンジン11の単体での効率であり、MG−INV効率ηeleは、モータジェネレータ12およびインバータ14の合算効率である。本実施形態では、インバータ14の効率も含めた合算効率であるMG−INV効率ηeleを「モータジェネレータの効率」とする。
図3は、横軸をエンジン回転数Neng[rpm]、縦軸をエンジントルクTeng[Nm]とし、燃料消費率の等高線を破線にて示している。実線Le1、Le2、Le3は、エンジンパワーPengが同じである点を繋いだ等パワー線である。また、実線Liは、等パワー線上の燃料消費率が最小となる点を繋いだ理想燃費線である。
図4は、図3を元に、理想燃費線Li上におけるエンジンパワーPengとエンジン回転数Nengとの関係を示した図である。また、図5は、図3を元に、理想燃費線Li上におけるエンジンパワーPengとエンジン効率ηengとの関係を示した図である。
本実施形態では、エンジン11の動作点が理想燃費線上となるように制御するので、図4に示すように、エンジンパワーPengが決まると、動作点が1点に決まるので、エンジン回転数Nengが決まる。また、図5に示すように、エンジンパワーPengが決まると、エンジン効率ηengが算出できる。
図6は、横軸をMGトルクTmg[Nm]、縦軸をMG回転数Nmg[rpm]とし、MG−INV効率ηele[−]の等高線を破線にて示している。実線Lm1、Lm2、Lm3は、MGパワーPmgが同じである点を繋いだ等パワー線である。
本実施形態では、エンジン回転数NengとMG回転数Nmgとが等しいので、エンジン回転数Nengが決まると、MG回転数Nmgも決まる。エンジン回転数NengはエンジンパワーPengに基づいて決まるので、MG回転数NmgはエンジンパワーPengに基づいて決まる、とも言える。
また、MG回転数NmgおよびMGパワーPmgが決まれば、動作点が1点に決まるので、図6のマップを参照すれば、MG−INV効率ηeleを算出することができる。
具体的には、例えば図4に示すように、エンジンパワーPengがPEに決まると、エンジン回転数NengがNEに決まる。また図5に示すように、エンジンパワーPengがPEに決まると、エンジン効率ηengがηEに決まる。
また、エンジン回転数NengがNEに決まれば、MG回転数Nmgが一意にNMに決まる。そして、図6に示すように、MGパワーPmgおよびMG回転数Nmgが決まると、MG−INV効率ηeleがηMに決まる。
すなわち、エンジンパワーPengおよびMGパワーPmgが決定すれば、エンジン効率ηengおよびMG−INV効率ηeleが算出できる。
EV走行時には、第1クラッチ16により、エンジン11とモータジェネレータ12とが切り離されるので、エンジン回転数NengとMG回転数Nmgとの関連がない。
そのため、EV走行モードでは、等パワー線上にてMG−INV効率ηeleが最もよい動作点にてモータジェネレータ12を駆動するものとし、MG−INV効率ηeleを算出してもよい。また、エンジン11とモータジェネレータ12とが第1クラッチ16にて接続された状態へ適切に移行可能なように、エンジン回転数Nengを考慮した動作点にてモータジェネレータ12を駆動するものとし、当該動作点に基づき、MG−INV効率ηeleを算出してもよい。
続いて、EV効果およびエンジン発電コストの算出方法を図7および図8に基づいて説明する。以下、単位時間あたりの燃料消費削減量を「燃料消費削減量ΔFCd」、単位時間あたりの燃料消費増加量を「燃料消費増加量ΔFCi」とする。
図7は、EV効果を説明する図である。
EV走行モードでは、要求駆動パワーPdrvは、蓄電部15の電力によりモータジェネレータ12が駆動されて生じるMGパワーPmgにより賄われる。したがって、要求駆動パワーPdrvは、消費電力Pbattc[kW]に基づき、式(1)で表される。
drv=Pbattc×ηele(Pdrv) ・・・(1)
式中の「ηele(Pdrv)」は、要求駆動パワーPdrvをMGパワーPmgとしてモータジェネレータ12から出力する際のMG−INV効率であり、図6に示すマップから算出される。以下、「ηele(Px)」は、パワーPxをMGパワーPmgとしてモータジェネレータ12から出力する際のMG−INV効率であり、図6に示すマップから算出される値とする。
また、EV走行モードでは、エンジン11の駆動により生じるエンジンパワーPengにて要求駆動パワーPdrvを出力する場合の燃料消費量FCdが、燃料消費削減量ΔFCdとなる。エンジン11の駆動により生じるエンジンパワーPengにて要求駆動パワーPdrvを賄う場合、要求駆動パワーPdrvは、以下の式(2)で表される。
drv=ΔFCd×ρ×ηeng(Pdrv) ・・・(2)
式中のηeng(Pdrv)は、要求駆動パワーPdrvをエンジンパワーPengとしてエンジン11から出力する際のエンジン効率であり、図5に示すマップから算出される。以下、「ηeng(Py)」は、パワーPyをエンジンパワーPengとしてエンジン11から出力する際のエンジン効率であり、図5に示すマップから算出される値とする。
なお、式中のρ[kJ/g]は、燃料エネルギ密度であり、燃料の種類に応じた定数である。
EV効果を式(3)のように定義すると、EV効果は、式(1)、(2)より、式(4)で表される。式(4)より、EV効果は、エンジン効率ηengおよびMG−INV効率ηeleに基づいて算出される。
Figure 0006156050
図8は、エンジン発電コストを説明する図である。
エンジン発電モードでは、エンジンパワーPengの一部がモータジェネレータ12の駆動に用いられ、モータジェネレータ12の駆動により発電された電力がインバータ14を経由して蓄電部15に供給され、蓄電部15が充電される。蓄電部15に充電される発電電力Pbattgは、式(5)により表される。
battg=Pmg×ηele(Pmg) ・・・(5)
エンジン発電モードでは、エンジン11で要求駆動パワーPdrvを出力する場合の燃料消費量FCdと、エンジン11で要求駆動パワーPdrvに加えてMGパワーPmgを出力する場合の燃料消費量FCeとの差が燃料消費増加量ΔFCiとなる。燃料消費増加量ΔFCiは、式(6)のように表される。
Figure 0006156050
エンジン発電コストを式(7)のように定義すると、エンジン発電コストは、式(5)、(6)より、式(8)で表される。式(8)より、エンジン発電コストは、エンジン効率ηeng、MG−INV効率ηele、要求駆動パワーPdrv、および、MGパワーPmgに基づいて算出される。なお、発電のためにモータジェネレータ12の駆動に供されるMGパワーPmgは、後述のエンジン発電パワーPgenに対応する。
Figure 0006156050
式(4)、(8)は、パワーに基づいて算出されるエンジン効率ηengおよびMG−INV効率ηeleで表現されている。
すなわち、EV効果およびエンジン発電コストは、エンジン効率ηengおよびMG−INV効率ηeleに基づいて算出可能である。
なお、EV走行モードでは、以下の式(9)が成立する。
drv=Pmg ・・・(9)
すなわち、式(4)を参照すると、EV効果は、要求駆動パワーPdrvまたはMGパワーPmgに基づいて算出される、とも言える。
また、エンジン発電モードにおいて、以下の式(10)が成立する。
drv=Peng−Pmg ・・・(10)
式(10)より、要求駆動パワーPdrv、エンジンパワーPengおよびMGパワーPmgは、他の2つにより換算可能である。
また、式(8)を参照すると、エンジン発電コストは、要求駆動パワーPdrv、エンジンパワーPengおよびMGパワーPmgのうちの少なくとも2つに基づいて算出される、とも言える。
駆動パワーを一定としたときのエンジン発電パワーPgenとエンジン発電コストとの関係を、図9に示す。図9に示すように、駆動パワーを一定としたとき、エンジン発電パワーPgenが小さいとエンジン発電コストが大きい。また、エンジン発電パワーPgenが大きくなると、エンジン発電コストの変化率が略一定となる。そこで本実施形態では、エンジン発電コストは、エンジン発電パワーPgenを固定値Pcとしたときの値とする。固定値Pcは、エンジン発電パワーPgenに対するエンジン発電コストの変化率が所定値より小さい範囲内の値とする。エンジン発電パワーPgenに対するエンジン発電コストの変化率の所定値は、例えば変曲点Qにおける変化率とすることができる。
エンジン発電パワーPgenをPcで固定したときの駆動パワーとEV効果およびエンジン発電コストとの関係を図10に示す。本実施形態では、上述のようにして演算されたEV効果およびエンジン発電コストが、図10に示す如く、マップ化されている。
図10に示すように、モータジェネレータ12にて出力可能な駆動パワーの上限値であるEV上限値Pevuまでの領域を「EV可能領域」とする。
エンジン11は低パワー時に効率が悪いため、駆動パワーがPevb未満である場合、エンジン発電コストよりもEV効果の方が大きい。本実施形態では、エンジン発電コストとEV効果とが一致する駆動パワーを「EV基本閾値Pevb」とし、駆動パワーがEV基本閾値Pevb未満である領域を「EV基本領域」とする。EV基本領域では、エンジン発電コストよりもEV効果の方が大きいので、走行モードとしてEV走行モードを選択する。EV基本領域では、余剰電気エネルギがなく、後からエンジン発電により発電し、発電および電力消費にて損失が生じたとしても、EV走行した方が燃費が向上する。
一方、駆動パワーがEV基本閾値Pevb以上である場合、EV効果よりもエンジン発電コストの方が大きい。駆動パワーがEV基本閾値Pevb以上EV上限値Pevu未満の領域を「EV拡張領域」とする。EV拡張領域では、EV効果よりもエンジン発電コストの方が大きいので、エンジン発電させてまでEV走行せず、余剰電気エネルギの有無により、走行モードを選択する。すなわち、EV拡張領域では、余剰電気エネルギがある場合、EV走行モードとする。一方、余剰電気エネルギがない場合、EV走行で消費した電力を後からエンジン発電により補うと、燃費が悪化するので、EV走行モードとはせず、エンジン走行モードまたはエンジン発電モードとする。
「余剰電気エネルギ」とは、発電エネルギと使用電気エネルギとの差分であって、発電エネルギは主に減速回生による発電エネルギとするが、例えばエンジン11を効率のよい動作点にて作動させるためにエンジン発電により余剰に発電された分の電気エネルギを含んでもよい。以下、余剰電気エネルギは、減速回生による発電エネルギ(以下、「減速回生発電エネルギEreg」という、)として説明する。
次に、走行モード選択処理を図11〜図14に示すフローチャートに基づいて説明する。この処理は、走行モード選択部23にて所定間隔にて実行される。
図11に示すように、最初のステップS11(以下、「ステップ」を省略し、単に記号「S」で示す。)では、減速回生発電エネルギ積算を行う。減速回生発電エネルギ積算のサブルーチンは、図12に基づいて後述する。
S12では、車速VがEV走行車速閾値Vth未満か否かを判断する。車速VがEV走行車速閾値Vth未満であると判断された場合(S12:YES)、S18へ移行し、走行モードをEV走行モードとする。車速VがEV走行車速閾値Vth以上であると判断された場合(S12:NO)、S13へ移行する。
S13では、強制充電要求があるか否かを判断する。ここでの判断は、充電要求算出部22からの情報に基づいて判断され、SOCが強制充電閾値Bth未満である場合、強制充電要求があると判断され、SOCが強制充電閾値Bth以上である場合、強制充電要求がないと判断される。強制充電要求があると判断された場合(S13:YES)、すなわちSOCが強制充電閾値Bth未満である場合、S21へ移行し、走行モードをエンジン発電モードとする。強制充電要求がないと判断された場合(S13:NO)、すなわちSOCが強制充電閾値Bth以上である場合、S14へ移行する。
S14では、要求駆動パワーPdrvがEV可能領域か否かを判断する。本実施形態では、要求駆動パワーPdrvがEV上限値Pevu未満である場合、要求駆動パワーPdrvがEV可能領域であると判断する。要求駆動パワーPdrvがEV可能領域ではないと判断された場合(S14:NO)、すなわちPdrv≧Pevuのとき、S17へ移行する。要求駆動パワーPdrvがEV可能領域であると判断された場合(S14:YES)、すなわちPdrv<Pevuのとき、S15へ移行する。
S15では、要求駆動パワーPdrvがEV基本領域か否かを判断する。本実施形態は、EV効果とエンジン発電コストとが一致する駆動パワーであるEV基本閾値Pevb未満をEV基本領域とする(図10参照)。要求駆動パワーPdrvがEV基本領域であると判断された場合(S15:YES)、すなわちPdrv<Pevbのとき、S18へ移行し、走行モードをEV走行モードとする。要求駆動パワーPdrvがEV基本領域ではないと判断された場合(S15:NO)、すなわちPdrv≧Pevbのとき、S16へ移行する。
S16では、S11にて算出される減速回生発電エネルギEregが、前回処理のS19にて算出されるEV基本消費エネルギEevbとEV拡張消費エネルギEeveとの和より大きいか否かを判断する。S16は、EV可能領域であって(S15:YES)、EV基本領域ではない(S16:NO)に移行するステップであるので、S16はEV拡張領域である。ここでの判断処理では、余剰電気エネルギの有無を判定しており、減速回生発電エネルギEregがEV基本消費エネルギEevbとEV拡張消費エネルギEeveとの和より大きければ、余剰電気エネルギがあると判断する。減速回生発電エネルギEregがEV基本消費エネルギEevbとEV拡張消費エネルギEeveとの和より大きいと判断された場合(S16:YES)、すなわち余剰電気エネルギがある場合、S18へ移行し、走行モードをEV走行モードとする。減速回生発電エネルギEregがEV基本消費エネルギEevbとEV拡張消費エネルギEeveとの和以下であると判断された場合(S16:NO)、すなわち余剰電気エネルギがない場合、S17へ移行する。
S17では、S11にて算出される減速回生発電エネルギEregと前回処理のS22にて算出されるエンジン発電エネルギEgenとの和が、EV基本消費エネルギEevbより大きいか否かを判断する。減速回生発電エネルギEregとエンジン発電エネルギEgenとの和がEV基本消費エネルギEevbより大きいと判断された場合(S17:YES)、S20へ移行する。減速回生発電エネルギEregとエンジン発電エネルギEgenとの和がEV基本消費エネルギEevb以下であると判断された場合(S17:NO)、EV基本領域にて消費したEV基本消費エネルギEevbの不足分をエンジン発電にて賄うべく、S21へ移行し、走行モードをエンジン発電モードとする。
車速VがEV走行車速閾値Vth未満であると判断された場合(S12:YES)、要求駆動パワーPdrvがEV基本領域であると判断された場合(S15:YES)、および、減速回生発電エネルギEregがEV基本消費エネルギEevbとEV拡張消費エネルギEeveとの和より大きいと判断された場合(S16:YES)に移行するS18では、走行モードをEV走行モードとする。
S19では、消費エネルギ積算を行う。消費エネルギ積算のサブルーチンは、図14に基づいて後述する。
減速回生発電エネルギEregとエンジン発電エネルギEgenとの和がEV基本消費エネルギEevbより大きいと判断された場合(S17:YES)に移行するS20では、走行モードをエンジン走行モードとする。
強制充電要求があると判断された場合(S13:YES)、および、減速回生発電エネルギEregとエンジン発電エネルギEgenとの和がEV基本消費エネルギEevb以下であると判断された場合(S17:NO)に移行するS21では、走行モードをエンジン発電モードとする。
S22では、エンジン発電エネルギ積算を行う。エンジン発電エネルギ積算のサブルーチンは、図13に基づいて後述する。
減速回生発電エネルギ積算のサブルーチンを図12に示す。
S111では、車速情報に基づき、減速中か否かを判断する。減速中ではないと判断された場合(S111:NO)、本サブルーチンを終了する。減速中であると判断された場合(S111:YES)、S112へ移行する。
S112では、MGトルクTmgが0未満か否かを判断する。MGトルクTmgが0以上であると判断された場合(S112:NO)、本サブルーチンを終了する。MGトルクTmgが0未満であると判断された場合(S112:YES)、S113へ移行する。
S113では、減速回生発電パワーPregを算出する(式(11))。
reg=Tmg×Nmg ・・・(11)
S114では、S113で算出された減速回生発電パワーPregを積算することにより減速回生発電エネルギEregを算出し、本サブルーチンを終了する。減速回生発電エネルギEregは、過去所定回数分の減速回生発電パワーPregの積算値とする。
エンジン発電エネルギ積算のサブルーチンを図13に示す。
S221では、エンジントルクTengが0より大きいか否かを判断する。エンジントルクTengが0以下であると判断された場合(S221:NO)、本サブルーチンを終了する。エンジントルクTengが0より大きいと判断された場合(S221:YES)、S222へ移行する。
S222では、図12中のS112と同様、MGトルクTmgが0未満か否かを判断する。MGトルクTmgが0以上であると判断された場合(S222:NO)、本サブルーチンを終了する。MGトルクTmgが0未満であると判断された場合(S222:YES)、S223へ移行する。
S223では、エンジン発電パワーPgenを算出する(式(12))。
gen=Tmg×Nmg ・・・(12)
S224では、S223にて算出されたエンジン発電パワーPgenを積算することによりエンジン発電エネルギEgenを算出し、本サブルーチンを終了する。エンジン発電エネルギEgenは、過去所定回数分のエンジン発電パワーPgenの積算値とする。
消費エネルギ積算のサブルーチンを図14に示す。
S191では、EV走行にて消費するEV消費パワーPevを算出する(式(13))。
ev=Tmg×Nmg ・・・(13)
S192では、図11中のS15と同様であり、要求駆動パワーPdrvがEV基本領域か否かを判断する。要求駆動パワーPdrvがEV基本領域であると判断された場合(S192:YES)、すなわちPdrv<Pevbのとき、S193へ移行する。要求駆動パワーPdrvがEV基本領域ではないと判断された場合(S192:NO)、すなわちPdrv≧Pevbのとき、S194へ移行する。
S193では、要求駆動パワーPdrvはEV基本領域であるので、EV基本領域にて消費されるEV基本消費エネルギEevbを算出し、本サブルーチンを終了する。EV基本消費エネルギEevbは、過去所定回数のうち、EV基本領域にてEV走行モードを選択したときのEV消費パワーPevの積算値とする。なお、EV基本消費エネルギEevbには、車速VがEV走行車速閾値Vth未満にてEV走行した場合の消費エネルギを含むものとする。EV基本消費エネルギEevbは、余剰電気エネルギで賄えず後にエンジン発電により補ったとしても燃費が向上するので、余剰電気エネルギを超えても差し支えない。
S194では、要求駆動パワーPdrvはEV拡張領域であるので、EV拡張領域にて消費されるEV拡張消費エネルギEeveを算出し、本サブルーチンを終了する。EV拡張消費エネルギEeveは、過去所定回数のうち、EV拡張領域にてEV走行モードを選択したときのEV消費パワーPevの積算値とする。EV拡張消費エネルギEeveは、後にエンジン発電により補うと燃費が悪化するので、余剰電気エネルギで賄える範囲内に抑える。
ここで、走行モードの選択の具体例を図15および図16に基づいて説明する。図15は電気エネルギが余剰である場合(図11中のS16:YES)の例であり、図16は電気エネルギが不足である場合(S16:NO)の例である。
図15および図16では、(a)が車速V、(b)が要求駆動パワーPdrvを示す。図15および図16では、車速Vおよび要求駆動パワーPdrvは、同様に推移する。図15(c)および図16(c)は、MGパワーPmgを示しており、MGパワーPmgが正のとき、モータジェネレータ12はトルクを出力する電動機として機能し、MGパワーPmgが負のとき、モータジェネレータ12は発電機として機能し、このときのMGパワーPmgがエンジン発電パワーPgenに対応する。また、図15(d)および図16(d)は、電気エネルギを示しており、正のとき電気エネルギが余剰であり、負のとき電気エネルギが不足であることを意味する。
まず、電気エネルギが余剰である場合を図15に基づいて説明する。
車速Vが上昇するt11からt13までの期間は、車速Vの上昇に伴って要求駆動パワーPdrvが上昇する。t11からt12までの期間は、要求駆動パワーPdrvがEV基本閾値Pevb未満であり、EV基本領域であるので(図11中のS15:YES)、走行モードをEV走行モードとする(S18)。
また、t12からt13までの期間は、要求駆動パワーPdrvはEV拡張領域であり(S14:YES、かつ、S15:NO)、電気エネルギが余剰であるので(S16:YES)、走行モードをEV走行モードとする(S18)。
車速Vが略一定であるt13からt14までの期間は、要求駆動パワーPdrvがEV基本領域であるので(S15:YES)、走行モードをEV走行モードとする(S18)。また、車速Vが上昇開始するt14からt15までの期間は、要求駆動パワーPdrvはEV拡張領域であり(S14:YES、かつ、S15:NO)、電気エネルギが余剰であるので(S16:YES)、走行モードをEV走行モードとする(S18)。
車速Vがさらに上昇するt15からt16の期間は、要求駆動パワーPdrvがEV上限値Pevuを超えており(S14:NO)、電気エネルギが不足していないので(S17:YES)、走行モードをエンジン走行モードとする。
車速Vが略一定であるt16からt18までの期間は、要求駆動パワーPdrvがEV拡張領域であり(S14:YES、かつ、S15:NO)、電気エネルギが余剰であるので(S16:YES)、走行モードをEV走行モードとする(S18)。ここで、t18にて、余剰電気エネルギがゼロになる。このとき、電気エネルギの過不足がないので(S16:NO、S17:YES)、t18からt19までの期間は、走行モードをエンジン走行モードとする(S20)。
車速Vが減少するt19からt20までの期間は、減速回生により電気エネルギが蓄積される。
次に、電気エネルギが不足している場合を図16に基づいて説明する。
t11からt12までは、要求駆動パワーPdrvがEV基本領域であるので(図11中のS15:YES)、電気エネルギが余剰である図15と同様、EV走行モードとする。
t12からt13の期間は、要求駆動パワーPdrvはEV拡張領域であり(S14:YES、かつ、S15:NO)、電気エネルギが不足しているので(S16:NO)、走行モードをエンジン発電モードとする(S21)。
t13からt14までの期間は、要求駆動パワーPdrvがEV基本領域であるので(S15:YES)、図15と同様、走行モードをEV走行モードとする(S18)。
t14からt15までの期間は、要求駆動パワーPdrvはEV拡張領域であり(S14:YES、かつ、S15:NO)、電気エネルギが不足しているので(S16:NO)、走行モードをエンジン発電モードとする(S21)。
また、t15からt16までの期間は、要求駆動パワーPdrvがEV上限値Pevuを超えており(S14:NO)、電気エネルギが不足しているので(S17:NO)、走行モードを引き続きエンジン発電モードとする。
t16からt17までの期間は、要求駆動パワーPdrvはEV拡張領域であり(S14:YES、かつ、S15:NO)、電気エネルギが不足しているので(S16:NO)、走行モードをエンジン発電モードとする(S21)。ここで、t17にて、電気エネルギがゼロになる。このとき、電気エネルギの過不足がないので(S16:NO、S17:YES)、走行モードをエンジン走行モードとする(S20)。
車速Vが減少するt19からt20までの期間は、図15と同様、減速回生により電気エネルギが蓄積される。
以上詳述したように、本発明の制御部20は、エンジン11と、モータジェネレータ12と、モータジェネレータ12と電力を授受する蓄電部15と、を備える車両90を制御するものであって、要求駆動パワー算出部21と、走行モード選択部23と、を備える。
要求駆動パワー算出部21は、ドライバ操作情報および車速情報に基づき、要求駆動パワーPdrvを算出する。
走行モード選択部23は、要求駆動パワーPdrvをモータジェネレータ12で出力するEV走行モード、要求駆動パワーPdrvをエンジン11で出力するエンジン走行モード、または、要求駆動パワーPdrvをエンジン11で出力するとともにモータジェネレータ12を駆動して発電するエンジン発電モードを、走行モードとして選択する。
走行モード選択部23は、モータジェネレータ12をエンジン11にて駆動して発電する場合の燃料消費増加量ΔFCiおよび発電電力Pbattgに基づいて算出される燃料消費増加コストであるエンジン発電コストよりも、要求駆動パワーPdrvをモータジェネレータ12で出力する場合の燃料消費削減量ΔFCdおよび消費電力Pbattcに基づいて算出される燃料消費削減効果であるEV効果の方が大きい場合(図11中のS15:YES)、走行モードをEV走行モードとする(S18)。
走行モード選択部23は、エンジン発電コストがEV効果以上であり(S15:NO)、余剰電気エネルギがある場合(S16:YES)、走行モードをEV走行モードとする(S18)。また、走行モード選択部23は、エンジン発電コストがEV効果以上であり(S15:NO)、余剰電気エネルギがない場合(S16:NO)、走行モードをエンジン走行モードまたはエンジン発電モードとする(S20またはS21)。
本実施形態では、EV効果とエンジン発電コストとを比較し、EV効果がエンジン発電コストより大きい場合、後にエンジン発電により不足分の電力を補うことになったとしても、モータジェネレータ12の駆動力で走行した方が燃費がよくなるので、余剰電気エネルギの有無によらず、走行モードとしてEV走行モードを選択する。
また、エンジン発電コストがEV効果以上である場合、減速回生等による余剰電気エネルギがある場合はEV走行モードとするが、余剰電気エネルギがなければ、エンジン走行モードまたはエンジン発電モードとする。
これにより、車両90の走行状態に応じ、適切な走行モードが選択されるので、燃費が向上する。また、走行モードの切り替えタイミングを予め設定しておく場合と比較し、切り替えタイミングを適合させるための手間を省くことができる。
走行モードの決定に用いるエンジン発電コストは、要求駆動パワーPdrvにおける値とする。これにより、要求駆動パワーPdrvに応じ、走行モードを適切に選択することができる。
また、走行モードの決定に用いるエンジン発電コストは、モータジェネレータ12における発電に用いられるエンジン発電パワーPgenを固定値Pcとしたときの値とする。固定値Pcは、エンジン発電パワーPgenに対するエンジン発電コストの変化率が所定値より小さい範囲内の値である。これにより、走行モードの決定に用いるエンジン発電コストの演算を簡素化することができる。また、エンジン発電コストを図10に示すマップから演算する場合、マップを1つにできるので、マップを複数用意する場合と比較し、データ量を抑えることができる。
走行モード選択部23は、エンジン発電コストが要求駆動パワーPdrvにおけるEV効果以上であり、電気エネルギの過不足がない場合、走行モードをエンジン走行モードとし、エンジン発電コストが要求駆動パワーPdrvにおけるEV効果以上であり、電気エネルギが不足している場合、走行モードをエンジン発電モードとする。
これにより、電気エネルギの状態に応じて走行モードが選択されるので、適切に蓄電部15を充電することができる。
EV効果の算出に用いる燃料消費削減量ΔFCdは、要求駆動パワーPdrvをエンジン11にて出力する場合に消費される燃料消費量FCdとして、エンジン効率ηengに基づいて算出される。また、EV効果の算出に用いられる消費電力Pbattcは、要求駆動パワーPdrvおよびMG−INV効率ηeleに基づいて算出される。
これにより、エンジン効率ηengおよびMG−INV効率ηeleが予めわかっていれば、例えば実際の車両を用いて実測する場合と比較し、簡素な構成にて適切にEV効果を算出することができる。
エンジン発電コストの算出に用いられる燃料消費増加量ΔFCiは、要求駆動パワーPdrvおよびモータジェネレータ12における発電に用いられるエンジン発電パワーPgenをエンジン11にて出力する場合に消費される燃料消費量FCeと、要求駆動パワーPdrvをエンジン11にて出力する場合に消費される燃料消費量FCdとの差として、エンジン効率ηengに基づいて算出される。また、エンジン発電コストの算出に用いられる発電電力Pbattgは、エンジン発電パワーPgenおよびMG−INV効率ηeleに基づいて算出される。
これにより、エンジン効率ηengおよびMG−INV効率ηeleが予めわかっていれば、例えば実際の車両を用いて実測する場合と比較し、簡素な構成にて適切にエンジン発電コストを算出することができる。
エンジン効率ηengおよびエンジン回転数Nengは、エンジン11からの出力およびエンジン11における理想燃費情報に基づいて算出される。
また、MG−INV効率ηeleは、MG回転数Nmgおよびモータジェネレータ12からの出力に基づいて算出される。
これにより、パワーに基づいてエンジン効率ηengおよびMG−INV効率ηeleが適切に算出される。
車両90は、エンジン11およびモータジェネレータ12の駆動力を変速して駆動輪95に伝達する変速機13を備える。また、エンジン11の回転数Nengとモータジェネレータ12の回転数Nmgとが所定比率である。これにより、エンジン発電モードおよびMGアシストモードにおけるMG回転数Nmgをエンジン回転数Nengから適切に求めることができる。
特に、本実施形態の変速機13は、無段変速機であるので、エンジン11の動作点を理想燃費線上にて制御することができるので、燃費向上に寄与する。
本実施形態では、要求駆動パワー算出部21が「要求駆動パワー算出手段」に対応し、走行モード選択部23が「走行モード選択手段」に対応する。また、図11中のS18、S20、および、S21が「走行モード選択手段」の機能としての処理に対応する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による車両制御装置は、EV基本領域およびEV拡張領域が上記実施形態と異なっているので、図17に基づき、この点を中心に説明する。なお、図17は、図10と対応する図である。
第1実施形態では、要求駆動パワーPdrvにおけるEV効果と、要求駆動パワーPdrvにおけるエンジン発電コストとを比較し、エンジン発電コストよりもEV効果が大きい領域をEV基本領域とした。
ところで、EV基本領域におけるEV走行にて使用される電力は、後にエンジン発電走行を行うことで補ってもよい。とすれば、エンジン発電モードにて走行を行うときの要求駆動パワーPdrvは、EV走行を行うときの要求駆動パワーPdrvと一致するとは限らない。
そこで本実施形態では、図17に示すように、走行モードに決定に用いるエンジン発電コストは、駆動パワーが所定範囲内であるときの最大値Cmaxとする。駆動パワーの所定範囲は、所定の上限値Pth(例えば30kW)以下の範囲とする。所定の上限値Pthは、例えば、走行モードをエンジン発電モードとし、エンジン11からの出力を要求駆動パワーPdrvより大きくとすると、エンジン効率ηengが低下するエンジン高効率領域の上限値とすることができる。
本実施形態では、EV効果が最大値Cmaxと一致する駆動パワーをEV基本閾値Pevb2とし、駆動パワーがEV基本閾値Pevb2未満である領域を「EV基本領域」とする。すなわち、本実施形態のEV基本領域は、エンジン発電を行うときの要求駆動パワーPdrvによらず、EV効果がエンジン発電コストよりも大きいことが確実である領域であるので、EV走行による電力をエンジン発電により補ったとしてもEV走行とした方が燃費が向上する。したがって、EV基本領域では、余剰電気エネルギによらず、走行モードをEV走行モードとする。
また、駆動パワーがEV基本閾値Pevb2以上EV上限値Pevu未満の領域を「EV拡張領域」とする。EV拡張領域では、エンジン発電を行うときの要求駆動パワーPdrvによっては、エンジン発電コストがEV効果よりも大きくなる可能性がある領域であるので、余剰電気エネルギがある場合には走行モードをEV走行モードとし、余剰電気エネルギがない場合には走行モードをエンジン走行モードまたはエンジン発電モードとする。
本実施形態では、走行モードの決定に用いるエンジン発電コストは、要求駆動パワーPdrvが所定範囲内であるときの最大値とする。そして、エンジン発電走行時の要求駆動パワーPdrvによらずEV効果がエンジン発電コストよりも大きい場合にEV走行モードとし、エンジン発電走行時の要求駆動パワーPdrvによってはエンジン発電コストがEV効果よりも大きくなる可能性がある場合は、余剰電気エネルギに応じて走行モードを選択する。これにより、エンジン発電走行時の要求駆動パワーPdrvによらず、EV走行により不足した電気エネルギをエンジン発電にて補うことによる燃費悪化を防ぐことができる。
また、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(他の実施形態)
(ア)上記実施形態では、余剰電気エネルギは、発電エネルギと使用エネルギの差分であって、発電エネルギを減速回生による発電エネルギとする。具体的には、減速回生による発電エネルギは、過去所定回数分の減速回生発電パワーPregの積算値である。他の実施形態では、減速回生による発電エネルギとして、過去所定回数分の減速回生発電パワーPregの積算値に加え、車速情報から予測される将来回生で得られる予測エネルギを含むようにしてもよい。すなわち、余剰電気エネルギとして、車速情報から予測される将来の減速回生にて得られる予測エネルギを含むようにしてもよい。これにより、EV拡張領域にて、EV走行可能な期間が増えるので、より燃費向上に寄与する。
また、上記実施形態では、減速回生エネルギ積算、エンジン発電エネルギ積算、EV基本消費エネルギ積算、および、EV拡張エネルギ積算において、過去所定回数分の積算値とする。他の実施形態では、上記演算は、所定回数の移動平均としてもよい。また、所定回数に替えて、所定期間における積算値としてもよいし、所定走行距離における積算値としてもよい。また、演算毎に異なる範囲における積算としてもよい。
(イ)上記実施形態では、走行モードの決定に用いるエンジン発電コストは、モータジェネレータにおける発電に用いられるエンジン発電パワーPgenを固定値Pcとしたときの値とする。他の実施形態では、走行モードの決定に用いるエンジン発電コストを、エンジン発電パワーPgenに応じて可変としてもよい。すなわち、図10および図17では、エンジン発電コストは1つのライン(マップ)にて規定されるが、例えばエンジン発電パワーPgenに応じ、複数のライン(マップ)を用意してもよい。
(ウ)上記実施形態では、エンジンとモータジェネレータとの間に第1クラッチが設けられている。他の実施形態では、第1クラッチに加え、エンジンとモータジェネレータとの間にベルト、ギア、チェーン等の動力伝達手段を設け、動力伝達手段を介してエンジンとモータジェネレータとが接続されるように構成してもよい。また、エンジン回転数とMG回転数とが所定比率となるように構成されていれば、動力伝達手段は減速手段および増速手段を併せ持っていてもよい。また、第1クラッチは、省略してもよい。
(エ)上記実施形態では、変速機は無段変速機であるが、他の実施形態では多段変速機としてもよい。変速機が多段変速機である場合、理想燃費情報は、変速段数に応じて設定される。
(オ)上記実施形態では、EV効果およびエンジン発電コストは、マップ化されている。他の実施形態では、EV効果およびエンジン発電コストは、式(4)、(8)を用いて、都度算出するようにしてもよい。
(カ)上記実施形態では、1つの車両制御装置が1つの制御部により構成される。他の実施形態では、例えばエンジンを制御するエンジン制御部、および、モータジェネレータを制御するMG制御部、といった具合に、車両制御装置を複数の制御部により構成してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
11・・・エンジン
12・・・モータジェネレータ
13・・・変速機
14・・・インバータ
15・・・蓄電部
20・・・制御部(車両制御装置)
21・・・要求駆動パワー算出部(要求駆動パワー算出部)
23・・・走行モード選択部(走行モード選択手段)
90・・・車両(ハイブリッド車両)

Claims (9)

  1. エンジン(11)と、
    モータジェネレータ(12)と、
    前記モータジェネレータと電力を授受し、充放電可能に構成される蓄電部(15)と、
    を備えるハイブリッド車両(90)を制御する車両制御装置(20)であって、
    ドライバ操作情報および車速情報に基づき、要求駆動パワーを算出する要求駆動パワー算出手段(21)と、
    前記要求駆動パワーを前記モータジェネレータで出力するEV走行モード、前記要求駆動パワーを前記エンジンで出力するエンジン走行モード、または、前記要求駆動パワーを前記エンジンで出力するとともに前記モータジェネレータを駆動して発電するエンジン発電モードを、走行モードとして選択する走行モード選択手段(23)と、
    を備え、
    前記走行モード選択手段は、
    前記モータジェネレータを前記エンジンの出力で駆動して発電する場合の単位時間あたりの燃料消費増加量[g/s]を発電電力[kW]で除して算出される燃料消費増加コストであるエンジン発電コスト[g/s/kW]よりも、前記要求駆動パワーを前記モータジェネレータで出力する場合の単位時間あたりの燃料消費削減量[g/s]を消費電力[kW]で除して算出される燃料消費削減効果であるEV効果[g/s/kW]が大きい場合、前記走行モードを前記EV走行モードとし、
    前記エンジン発電コストが前記EV効果以上であり、余剰電気エネルギがある場合、前記走行モードを前記EV走行モードとし、
    前記エンジン発電コストが前記EV効果以上であり、前記余剰電気エネルギがない場合、前記走行モードを前記エンジン走行モードまたは前記エンジン発電モードとし、
    前記エンジン発電コストは、前記要求駆動パワーにおける値、または、前記要求駆動パワーが所定範囲内であるときの最大値とすることを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記走行モードの決定に用いる前記エンジン発電コストは、前記モータジェネレータにおける発電に用いられるエンジン発電パワーを固定値としたときの値とし、
    前記固定値は、前記エンジン発電パワーに対する前記エンジン発電コストの変化率が所定値より小さい範囲内の値であることを特徴とする請求項に記載の車両制御装置。
  3. 前記余剰電気エネルギは、前記車速情報から予測される将来の減速回生で得られる予測エネルギを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 前記走行モード選択手段は、
    前記エンジン発電コストが前記要求駆動パワーにおける前記EV効果以上であり、電気エネルギの過不足がない場合、前記走行モードを前記エンジン走行モードとし、
    前記エンジン発電コストが前記要求駆動パワーにおける前記EV効果以上であり、電気エネルギが不足している場合、前記走行モードを前記エンジン発電モードとすることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の車両制御装置。
  5. 前記EV効果の算出に用いる前記燃料消費削減量は、前記要求駆動パワーを前記エンジンにて出力する場合に消費される燃料消費量として、前記エンジンの効率に基づいて算出され、
    前記EV効果の算出に用いられる前記消費電力は、前記要求駆動パワーおよび前記モータジェネレータの効率に基づいて算出されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の車両制御装置。
  6. 前記エンジン発電コストの算出に用いられる前記燃料消費増加量は、前記要求駆動パワーおよび前記モータジェネレータにおける発電に用いられるエンジン発電パワーを前記エンジンにて出力する場合に消費される燃料消費量と、前記要求駆動パワーを前記エンジンにて出力する場合に消費される燃料消費量との差として、前記エンジンの効率に基づいて算出され、
    前記エンジン発電コストの算出に用いられる前記発電電力は、前記エンジン発電パワーおよび前記モータジェネレータの効率に基づいて算出されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の車両制御装置。
  7. 前記エンジンの効率および前記エンジンの回転数は、前記エンジンからの出力および前記エンジンにおける理想燃費情報に基づいて算出され、
    前記モータジェネレータの効率は、前記モータジェネレータの回転数および前記モータジェネレータからの出力に基づいて決定されることを特徴とする請求項またはに記載の車両制御装置。
  8. 前記ハイブリッド車両は、
    前記エンジンおよび前記モータジェネレータの駆動力を駆動輪(95)に伝達する変速機(13)を備え、
    前記エンジンの回転数と前記モータジェネレータの回転数とが所定比率であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の車両制御装置。
  9. 前記変速機は、無段変速機であることを特徴とする請求項に記載の車両制御装置。
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