JP6155082B2 - 化粧料塗布具 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料塗布具に関する。
化粧料を収容する容器部と、該容器部から吐出させた化粧料を肌に塗り広げるための塗布部とを有する化粧料塗布具が知られている。また、ローラーや突起により、顔や頭皮をマッサージするマッサージ具も知られている。
また、かゆみ止めの薬剤を患部に塗布する薬剤塗布容器として、塗布液を収容した容器本体の開口部を閉塞する中栓部に、液孔と複数の突起と中栓部を被覆する塗布部とを設けたものが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1には、上部表面が平らな突起と上部表面が曲面の突起をスポンジで密着するように、あるいは密着させないように覆い、スポンジから薬剤が滲み出す塗布部が開示されている。
特開2004−75165号公報
従来の化粧料塗布具やマッサージ具は、化粧料を塗り広げか、マッサージの何れか一方を目的とするものであり、化粧料を肌に塗り広げつつ、マッサージやツボ押しを容易に行うことができる化粧料塗布具は未だ提供されていない。
また、特許文献1の薬剤塗布容器は、突起を患部に押し当てながら擦り動かすことによって患部を掻くことができ、突起と患部の間にスポンジが介在することによって、その掻き心地をよくすることができる。
しかし、特許文献1の薬剤塗布容器は、上部表面が平らな突起と上部表面が曲面の突起をスポンジで密着するように覆った塗布部の場合には、上部表面が平らな突起を有するために、肌に対して容器を垂直に当てる必要があり、塗布し難かった。また、上部表面が曲面の突起を有する為に、肌に痛みを感じる場合もあった。さらに、突起をスポンジで密着させないように覆った塗布部の場合には、突起によりスポンジを肌に押し付けると、突起に押圧された部分と押圧されない部分とが波打つように変形して、スポンジからなる塗布面の肌への密着性が低下する。そのため、化粧料の塗布への応用を考えた場合、化粧料を肌に均一に塗り広げることが難しい。
したがって本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る化粧料塗布具を提供することにある。
本発明は、合成樹脂製の成形体からなる中実の塗布部を有し、該塗布部内に、前記成形体より硬い材料からなるマッサージ用構造体が内包されている化粧料塗布具を提供するものである。
また、本発明は、前記の化粧料塗布具であって、チューブ容器からなる把持部を有するものに使用されるチューブ容器、及び該チューブ容器に収容された化粧料を提供するものである。
また、本発明は、前記の化粧料塗布具であって、チューブ容器からなる把持部を有するものの使用方法であって、把持部を手で把持する工程、把持部を加圧し、塗布部の塗布面上に化粧料を吐出させる工程、塗布部の塗布面を、肌面に当てて、該肌面に化粧料を付着させる工程、塗布部の塗布面を、肌面に接触させつつ移動させて、該肌面に化粧料を塗り広げる工程、及び化粧料を肌面に塗り広げると同時または、化粧料を肌面に塗り広げた後に、塗布部の塗布面を肌面に押し付けつつ塗布部を動かす工程を有する化粧料塗布具の使用方法を提供するものである。
本発明の化粧料塗布具によれば、塗布部の肌への密着性に優れ、化粧料を肌に効率良く塗り広げることができるとともに、マッサージやツボ押しを容易に行うことができる。
なお、本願明細書、特許請求の範囲において、「からなる」は、他の部材が付加されることを排除する意味ではなく、適宜他の部材が付加されても良い。
図1は、本発明の化粧料塗布具の一実施形態の要部を示す斜視図である。 図2は、図1のII−II線断面図である。 図3は、図1に示す化粧料塗布具の要部の分解斜視図である。 図4は、図1に示す化粧料塗布具の全体を示す側面図である。 図5は、本発明の化粧料塗布具を用いて化粧料の塗布及びマッサージを行う様子を示す斜視図である。 図6は、本発明の化粧料塗布具の他の実施形態を示す模式図である。 図7は、本発明の化粧料塗布具の更に他の実施形態を示す模式図である。 図8は、本発明の化粧料塗布具の更に他の実施形態を示す模式図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態である化粧料塗布具1は、図1〜図4に示すように、軟質で弾性を有する合成樹脂製の成形体からなる中実の塗布部2を有し、塗布部2内に、マッサージ用構造体として、前記軟質の成形体(以下、単に軟質成形体と称する)より硬い材料からなる突起31〜33が内包されている。
本実施形態の化粧料塗布具1について、より詳細に説明すると、化粧料塗布具1は、図4に示すように、チューブ容器40からなる把持部4を有しており、例えば、図5に示すように、把持部4を手5に持ち、顔等における肌面に、チューブ容器40内に収容された化粧料を塗布しつつ、マッサージを行うために使用される。また、軟質成形体からなる塗布部2は、把持部4の軸方向Xにおける一端に設けられている。
塗布部2は、軟質で弾性を有する合成樹脂製の軟質成形体からなり、例えば射出成形等の公知の成形方法により得られた非多孔質材料からなる成形体である。本実施形態における塗布部2は、図1及び図2に示すように、凸曲面状の塗布面2aと、傾斜した平面状の下面2bと、それらの間に位置する周側面2cとを有する。
塗布部2は、軟質で弾性を有する合成樹脂製の軟質成形体からなり、指先で押圧する程度の力で容易に変形し、押圧後には元の形状に復帰する。
塗布部2を形成する軟質成形体について「軟質」とは、少なくとも、マッサージ用構造体よりも柔らかいことを意味するが、塗布部2に、肌面の凹凸に沿って追従変形する柔軟性を確保する観点から、塗布部2を構成する軟質成形体は、JISK6253で規定するデュロメータ硬さが、好ましくは0〜90、より好ましくは0〜50、更に好ましくは3〜30、更により好ましくは5〜30である。かかる範囲のデュロメータ硬さはタイプA(瞬間値)での硬さである。
なお、前記デュロメータ硬さは、JISK6253の規定に従い、塗布部2を構成する材料で作られた厚み6mmのシート状試験片を用いて測定する。
軟質成形体の原料とする合成樹脂としては、シリコーンゴム、エラストマー樹脂等の合成樹脂等が挙げられるが、成形性の点からエラストマー樹脂であることが好ましい。
本発明における軟質成形体としては、発泡ポリウレタン等の樹脂発泡体からなる多孔質のものを用いることもできるが、塗布部2は、少なくとも、肌に当接される塗布面2aが非多孔質であることが好ましく、塗布部2を構成する軟質成形体の全体が非多孔質からなることがより好ましい。塗布部2の塗布面2aが非多孔質であることによって、マッサージやツボ押しをする際に、塗布した化粧料が掻き取られにくくなり、化粧料を均一に塗布すること等が容易となる。
本実施形態の化粧料塗布具1は、図1及び図2に示すように、軟質成形体からなる塗布部2の下面2bに当接して該塗布部2を下方から支持する支持部3を有しており、マッサージ用構造体である突起31〜33が、該支持部3の上面3aに突設されている。また、本実施形態における塗布部2の塗布面2aは、把持部4の軸方向Xに対して傾斜させて設けられており、支持部3の上面3a及び塗布部2の下面2bは、図1及び図2に示すように、同じ角度で、把持部4の軸方向Xに対して傾斜している。
なお、塗布部2及び支持部3は、それぞれ、把持部4の軸方向Xから見た平面視形状が円形状であり、支持部3の上面3a及び塗布部2の下面2bをそれぞれの法線方向から見た形状は楕円形状となっている。
ここで、塗布部2の塗布面2a全体が、把持部4の軸方向Xに対して傾斜していても良く、塗布面2aの一部分が軸方向Xに対して、直交または、平行な面を有していても良い。すなわち、塗布部2の塗布面2aは、把持部の軸方向に対して傾斜している部分を有していれば良い。また塗布面2aを法線方向から見て、前記傾斜している部分の面積割合が塗布面全体の約50%以上であることが、肌面への化粧料塗布のしやすさの観点で好ましい。
なお、前記塗布部2及び支持部3は、それぞれ、把持部4の軸方向Xから見た平面視形状が円形状以外にも楕円形状、卵型形状、丸みを帯びた多角形及びおにぎり型形状等、適宜選択することができる。さらに、前記支持部3の上面3a及び塗布部2の下面2bをそれぞれの法線方向から見た形状も種々の形状を適宜選択することができる。
本実施形態における突起31〜33は、それぞれ、図3に示すように、凸曲面状の先端部を有しており、より具体的には、円柱状の軸部の上端に半球状の凸曲面部を有している。また、塗布部2を構成する軟質成形体には、それらの突起31〜33のそれぞれと合致する大きさ及び形状の嵌合凹部21〜23が形成されており、突起31〜33は、それぞれ、対応する嵌合凹部21〜23内に空間が生じないように挿入されている。即ち、本実施形態における塗布部2は、突起(マッサージ構造体)の表面と塗布面との間が軟質成形体の形成材料で埋められており中実となっている。
なお、塗布部2の嵌合凹部21〜23の内面と、それに接する突起(マッサージ構造体)の表面との間は、接着剤や融着等の適宜の接合手段により接合されていても良いし、非接合状態で当接していても良い。また、塗布部2と支持部3とは、嵌合凹部21〜23と突起31〜33の嵌合によって一体化されていても良いし、塗布部2の下面2bと支持部3の上面3aとの接合によって一体化されていても良く、更に、それ以外の方法により一体化されていても良い。
突起31〜33(マッサージ構造体)は、少なくとも、塗布部2を形成する軟質成形体より硬いものであれば良い。突起31〜33(マッサージ構造体)の形成材料は、合成樹脂製であることが好ましいが、金属製、セラミック製、ガラス製、木製等であっても良い。
突起31〜33(マッサージ構造体)は、JISK6253で規定するデュロメータ硬さが、好ましくは30超、より好ましくは60以上であり、また、好ましくは30超90以下、より好ましくは60以上90以下である。また、塗布部2を構成する軟質成形体と、それよりも硬い突起31〜33(マッサージ構造体)との、JISK6253で規定するデュロメータ硬さの差は、好ましくは20以上、より好ましくは30以上であり、また、好ましくは20〜90、より好ましくは30〜90である。
突起31〜33(マッサージ構造体)や支持部3を合成樹脂から形成する場合の合成樹脂としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等のポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリアミド、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合合成樹脂(ABS樹脂)等が挙げられる。なお、本実施形態における突起31〜33と支持部3とは一体成形されているが、これに代えて、両者が、同種又は異種材料からなる別部材を結合したものであっても良い。
本実施形態の化粧料塗布具1は、図2及び図3に示すように、支持部3の傾斜した上面3aに複数の突起31〜33を有しており、より具体的には、支持部3の上面3aにおける傾斜上端3a’側に、大径の一つの突起31を有し、該上面3aにおける傾斜下端3a”側に、突起31に比して小径の2つの突起32,33を有している。
また、支持部3の下面3bには、把持部4を接続するための把持部接続部35が形成されており、把持部4を構成するチューブ容器40の吐出部43が、螺合、嵌合、接着等の任意の方法により液密に接続されている。そして、塗布部2及び支持部3のそれぞれに、把持部4の軸方向Xに延びる貫通孔24,34が形成されており、それらの貫通孔24,34及び吐出部43内の流路44が、チューブ容器40内に収容された化粧料を、塗布面2aに開口する開口部25から吐出させる化粧料吐出孔として機能する。本実施形態の化粧料塗布具1においては、把持部4を形成するチューブ容器40は、手により押圧変形する胴部42と、胴部42の一端に取り付けられた吐出部形成部材41とを備えており、胴部42を手に持ちながらその手で胴部42を押圧することにより、胴部42内に収容した化粧料を、吐出部43から吐出させて、塗布面2aに開口した開口部25から吐出させることができる。
化粧料塗布具1の好ましい使用方法の一例について図5を参照しつつ説明する。
先ず、把持部4を把持して化粧料塗布具1を手5に持ち、把持部4を構成するチューブ容器40を適度に加圧し、塗布部2の塗布面2a上に適宜の量の化粧料を吐出させる。
そして、その塗布部2の塗布面2aを、顔等における肌面に当てて、該肌面に化粧料を付着させる。次いで、塗布部2の塗布面2aを、肌面に接触させつつ移動させて、該肌面に塗り広げる。
また、化粧料を肌面に塗り広げる最中、あるいは化粧料を肌面に塗り広げた後に、塗布部2の塗布面2aを肌面に強く押し付けつつ塗布部2を動かすと、突起31〜33の硬い感触が肌に伝わり、該肌面を簡便にマッサージすることができる。また、突起31〜33を強く押し付けることにより、顔面等に存在する指圧のツボを、簡便にツボ押しすることもできる。
本実施形態の化粧料塗布具1によれば、塗布部2が軟質成形体からなり、突起31〜33(マッサージ用構造体)の硬い感触が肌面に伝達されるため、化粧料の塗布中又は塗布後等に、簡便にマッサージやツボ押しを行うことができる。
しかも、塗布部2が中実であるため、突起31〜33(マッサージ用構造体)に押圧力を加えても、塗布面2aがいびつに変形しにくいため、塗布面2aの肌への密着性が低下しにくい。そのため、化粧料を肌に効率良く塗り広げることができ、化粧料を肌に均一に塗り広げること等も容易である。
また、本実施形態の化粧料塗布具1においては、塗布部2の塗布面2aが、把持部4の軸方向Xに対して全体が傾斜しているか、または傾斜している部分を有しているため、図5に示すように、塗布部2を肌面に対して押し当て易い。
また、本実施形態の化粧料塗布具1における塗布部2は、人の手の指先大の大きさを有しており、その指先の腹に相当する箇所が塗布面2aとなっている。指先大の大きさであることによって、顔面等に分布する個々のツボを押圧し易い。このような観点から、例えば、塗布部2は、凸曲面状の塗布面2aをその突出方向から見た最大径L1(図4参照)が、好ましくは8mm〜30mmであり、より好ましくは18mm〜22mmである。
なお、化粧料塗布具で塗布する化粧料は、肌に塗布して使用される化粧料であれば特に制限されるものではなく、例えば、マッサージ剤、美容液、保湿クリーム、ファンデーションなどが挙げられる。また、化粧料の形態も特に制限されず、例えば、液状、クリーム状、半固体状、等が挙げられる。
本実施形態の化粧料塗布具1において、把持部4を構成するチューブ容器40は、塗布部2から脱着可能であることが好ましい。脱着可能であると、チューブ容器40の内部の化粧料を使い切った後に、化粧料が充填された新たなチューブ容器40に交換して使用することも可能となる。化粧料が充填された新たなチューブ容器は、吐出部43をキャップ等で覆った状態で、単独で又は塗布部2と組み合わせて販売等を行うことも好ましい。本発明によれば、化粧料塗布具1に着脱自在に取り付けられて使用されるチューブ容器や、そのようなチューブ容器に収容された状態の化粧料も提供される。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されず適宜変更可能である。
例えば、上述した実施形態の化粧料塗布具1おいては、塗布部2に内包される突起の数は3個であったが、これに代えて、1個、2個又は4個以上とすることもできる。例えば、図6及び図7に示す実施形態においては、軟質成形体からなる塗布部2に内包される突起31の数は一つである。
また、塗布部2を支持する支持部3は、上述した化粧料塗布具1や図6に示す実施形態のように、把持部4の軸方向Xに対して傾斜した上面3aを有するものに代えて、図7に示すように、把持部4の軸方向Xに対して直交する非傾斜の上面3aを有するものであっても良い。
また、上述した実施形態の化粧料塗布具1や図6に示す実施形態においては、マッサージ用構造体としての突起が、把持部4の軸方向Xに突出していたが、本発明の化粧料塗布具は、把持部4の軸方向Xに対して傾斜した支持部の上面に、該上面の法線方向に突出する突起を備えたものであっても良い。また、マッサージ用構造体としての突起は、円柱状の軸部を有するものに代えて、円錐台状の軸部を有するものであっても良く、半球状の凸曲面部のみからなるものであっても良く、更に種々の形状を採用することもできる。例えば、突起の先端が、尖鋭形状であったり、凹面形状であっても良く、突起の断面が星形状であっても良い。さらに突起先端に更に細い突起が1個以上設けられていても良い。また、中空の塗布部2に内包された突起は、内部が中実であることが好ましいが、軟質成形体の嵌合凹部21の内面に接しない内部が空洞となっていても良い。
また、塗布部2に内包されたマッサージ用構造体は、図8に示す実施形態ように、塗布部2に設けた嵌合凹部21に挿入された棒状支持部3Aの先端部分3uであっても良い。
また、本発明の化粧料塗布具における塗布部2は、図6に示す実施形態のように、平面視における周方向の一部又は全体が、支持部3の周面から外方に延出していても良い。また、図6〜図8に示す実施形態のように、塗布面2aは把持部4の軸方向Xに対して非対象であっても良い。
図6に示す実施形態における塗布部2の塗布面2aは、把持部4の軸方向Xに対して傾斜しており、支持部3の周面から、塗布部2の傾斜上端側の端部2uまでの距離Luが、該支持部3の周面から、塗布部2の傾斜下端側の端部2dまでの距離Ldよりも長くなっている。傾斜上端側の端部2uが、支持部3の周面から大きく延出することにより、塗布部2は、塗布部2の傾斜上端側の端部2u付近が、肌面に押し当てられたときに下方に向かって変位するとともに良好な復元力を示す。これにより、優れた揉み感が得られる。前記距離Luは、前記距離Ldより大きいことが好ましい。前記距離Luが前記距離Ldより大きいという場合には、前記距離Ldがゼロである場合と前記距離Ldがゼロでない場合の両方が含まれる。また、前記距離Luは、好ましくは1mm以上、より好ましくは5mm以上であり、また、好ましくは20mm以下、より好ましくは8mm以下である。また、前記距離Luと前記距離Ldとの差は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.5mm以上であり、また、好ましくは18mm以下、より好ましくは6mm以下である。
また、上述した実施形態の化粧料塗布具1は、塗布面に開口する化粧料吐出孔を有するものであったが、本発明の化粧料塗布具は、化粧料の収容部や化粧料の吐出機構を有しないものであっても良い。
例えば、上述した実施形態の化粧料塗布具1において、塗布部2や支持部3に貫通孔24,34を設けない形態も、本発明の好ましい実施形態であり、その実施形態においては、例えば、支持部と内部中実の把持部とを一体成形したり、支持部に任意の方法により内部中実な把持部を結合させることも好ましい。
また、チューブ容器以外の容器、例えばエアゾール容器等を把持部として設けることもできるし、把持部以外に設けた収容部から、塗布部に化粧料を供給するようにしても良い。
1 化粧料塗布具
2 塗布部
2a 塗布面
2b 下面
21〜23 嵌合凹部
24 貫通孔
25 開口部
3 支持部
3a 上面
3b 下面
31〜33 突起(マッサージ用構造体)
34 貫通孔
35 把持部接続部
3A 棒状支持部
3u 先端部分
4 把持部
40 チューブ容器
41 吐出部形成部材
42 胴部
43 吐出部
44 流路
5 手

Claims (10)

  1. 合成樹脂製の成形体からなる中実の塗布部を有し、該塗布部内に、前記成形体より硬い材料からなるマッサージ用構造体が内包されている化粧料塗布具であって、
    前記塗布部は、少なくとも肌に当接される塗布面が非多孔質材料からなる、化粧料塗布具。
  2. 前記成形体は、JISK6253で規定するデュロメータ硬さが0〜90である、請求項1に記載の化粧料塗布具。
  3. 把持部を備え、前記塗布部の塗布面が、該把持部の軸方向に対して傾斜している部分を有する、請求項1又は2に記載の化粧料塗布具。
  4. 前記塗布部を支持する支持部を有し、該支持部に、前記マッサージ用構造体として突起が設けられている、請求項1〜の何れか1項に記載の化粧料塗布具。
  5. 前記突起を複数有する、請求項に記載の化粧料塗布具。
  6. 把持部を有し、前記支持部が該把持部の軸方向に対して傾斜した上面を有しており、該上面に、直径が相異なる複数の前記突起を有しており、該上面における傾斜上端側に大径の突起、該上面における傾斜下端側に小径の突起を有している、請求項4又は5に記載の化粧料塗布具。
  7. 前記塗布部は、人の手の指先大の大きさを有している、請求項1〜6の何れか1項に記載の化粧料塗布具。
  8. チューブ容器からなる把持部を有している、請求項1〜7の何れか1項に記載の化粧料塗布具。
  9. 請求項8に記載の化粧料塗布具における前記チューブ容器に収容された化粧料。
  10. 請求項8に記載の化粧料塗布具の使用方法であって、
    把持部を手で把持する工程、
    把持部を加圧し、塗布部の塗布面上に化粧料を吐出させる工程、
    塗布部の塗布面を、肌面に当てて、該肌面に化粧料を付着させる工程、
    塗布部の塗布面を、肌面に接触させつつ移動させて、該肌面に化粧料を塗り広げる工程、
    化粧料を肌面に塗り広げると同時または、化粧料を肌面に塗り広げた後に、塗布部の塗布面を肌面に押し付けつつ塗布部を動かす工程を有する化粧料塗布具の使用方法。
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