JP6154999B2 - 電池用電極体、電池および金属空気電池 - Google Patents

電池用電極体、電池および金属空気電池 Download PDF

Info

Publication number
JP6154999B2
JP6154999B2 JP2012167069A JP2012167069A JP6154999B2 JP 6154999 B2 JP6154999 B2 JP 6154999B2 JP 2012167069 A JP2012167069 A JP 2012167069A JP 2012167069 A JP2012167069 A JP 2012167069A JP 6154999 B2 JP6154999 B2 JP 6154999B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
anode
metal
air
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012167069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014026857A (ja
Inventor
久幸 内海
久幸 内海
吉田 章人
章人 吉田
智寿 吉江
智寿 吉江
正樹 加賀
正樹 加賀
忍 竹中
忍 竹中
伸彦 岡
伸彦 岡
和也 坂下
和也 坂下
貴洋 松山
貴洋 松山
俊輔 佐多
俊輔 佐多
雄一 上村
雄一 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012167069A priority Critical patent/JP6154999B2/ja
Publication of JP2014026857A publication Critical patent/JP2014026857A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6154999B2 publication Critical patent/JP6154999B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Hybrid Cells (AREA)

Description

本発明は、電池用電極体、電池および金属空気電池に関する。
金属からなる電極活物質を有する金属電極をアノードとし、空気極をカソードとする金属空気電池は、高いエネルギー密度を有するため、次世代の電池として注目されている。
金属空気電池を二次電池として用いると充電時に電池内部において金属電極から空気極に向けて樹枝状のデンドライトが生成し短絡の原因となる場合がある。このため、金属空気電池を一次電池として用い、副生成物である金属酸化物などを還元処理することにより、金属からなる電極活物質を製造し金属空気電池に供給するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一次電池として用いられる金属空気電池として亜鉛空気電池が挙げられる。図13は亜鉛空気電池の放電反応を説明するための模式的な断面図である。亜鉛空気電池は、図13に示すようにアルカリ性電解液103中に電極活物質である金属亜鉛を含む亜鉛電極101を設け、空気極105を電解液103と接するアニオン交換膜106上に設けた構造を有しており、放電反応が進行することにより亜鉛電極101と空気極105とから電気エネルギーを出力する。なお、空気極105は、一般的にカーボン担体に空気極触媒を担持したものが用いられる。
亜鉛空気電池の放電反応において、亜鉛電極101の金属亜鉛がアルカリ性電解液103中の水酸化物イオンと反応し、水酸化亜鉛となり亜鉛電極101中に電子を放出する。その後、この水酸化亜鉛は脱水して酸化亜鉛が電解液中に析出する。また、空気極105において、電子と水と酸素が反応することにより水酸化物イオンが生成され、この水酸化物イオンは、アニオン交換膜106を導電し、アルカリ性電解液103に移動する。このような放電反応が進行すると、亜鉛電極101の金属亜鉛が消費されるため、亜鉛空気電池に電極活物質である金属亜鉛を供給する必要がある。
また、円筒状の空気極の内部に金属極を配置した金属空気電池が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−45270号公報 特開2011−129273号公報
しかし、従来の金属空気電池を一次電池として用いるシステムでは、製造した金属からなる電極活物質を金属空気電池の設置場所まで運搬する必要があり、運搬中に電極活物質の表面が空気酸化され、金属酸化物が形成される。このため、電極活物質を金属空気電池内に供給する前に金属活物質の表面を酸化させない工夫をする必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、金属からなる電極活物質の表面に金属酸化物が形成されることを容易に抑制することができ、容易に電極活物質を電池に供給することができる電池用電極体を提供する。
本発明は、電極活物質となりうる金属からなるアノードを有し、前記アノードは、底面と上面に開口を有する円柱筒型であり、前記アノードは、前記アノードの内部にカソードを挿入することができ、かつ、前記アノードの内部からカソードを抜き出すことができるように設けられたことを特徴とする電池用電極体を提供する。
本発明によれば、電極活物質となりうる金属からなるアノードを有するため、電極活物質を輸送することができる。このため、輸送・貯蔵するエネルギー担体としてエネルギー密度の高い金属を利用することができるため、エネルギー(金属アノード)を高密度で輸送・貯蔵することができる。
本発明によれば、アノードは、底面と上面に開口を有する円柱筒型であるため、開口を塞ぐことにより、アノードの内部の表面が空気と接触することを抑制することができ、アノードの内部の表面に金属酸化物が形成されることを抑制することができる。
本発明によれば、アノードは、底面と上面に開口を有する円柱筒型であり、アノードは、アノードの内部にカソードを挿入することができ、かつ、アノードの内部からカソードを抜き出すことができるように設けられるため、アノードの内部にカソードを挿入することにより、容易に電池を構成することができ、かつ短時間で電池として動作させることができる。また、アノードを構成する電極活物質が電池反応により消費され、電池の発電量が低下した場合、使用済みの電池用電極体の内部からカソードを抜き出した後、カソードを新たな電池用電極体の内部に挿入することにより、電池に電極活物質を容易に供給することができる。さらに、カソードと対向するアノードの内部の表面に金属酸化物が形成されることを容易に抑制することができるため、電池を短時間で動作させることができ、電池の初期特性を高めることができる。
本発明によれば、前記アノードは、円柱筒型であり内部にカソードが挿入されるため、アノードとカソードとの間のイオン伝導パスを十分に確保することができる。また、アノードとカソードとの間のイオン伝導パスに濃淡が生じることを抑制することができ、電池の出力特性を安定することができる。
本発明の一実施形態の電池用電極体の構成を示す概略断面図である。 図1の破線A−Aにおける電池用電極体の概略断面図である。 本発明の一実施形態の電池用電極体の構成を示す概略断面図である。 図3の破線B−Bにおける電池用電極体の概略断面図である。 本発明の一実施形態の電池用電極体の構成を示す概略断面図である。 図5の破線C−Cにおける電池用電極体の概略断面図である。 本発明の一実施形態の金属空気電池の構成を示す概略断面図である。 図7の破線D−Dにおける金属空気電池の概略断面図である。 本発明の一実施形態の電池用電極体を用いて金属空気電池を形成する方法の説明図である。 本発明の一実施形態の金属空気電池の構成を示す概略断面図である。 図10の破線E−Eにおける金属空気電池の概略断面図である。 本発明の一実施形態の電池用電極体を用いて金属空気電池を形成する方法の説明図である。 亜鉛空気電池の放電反応を説明するための模式的な断面図である。
本発明の電池用電極体は、電極活物質となりうる金属からなるアノードを有し、前記アノードは、底面と上面に開口を有する円柱筒型であり、前記アノードは、前記アノードの内部にカソードを挿入することができ、かつ、前記アノードの内部からカソードを抜き出すことができるように設けられたことを特徴とする。
本発明において、電池用電極体とは、電池に用いられる電極を含み、電極活物質を貯蔵、輸送する構造体である。
本発明の電池用電極体において、前記底面の開口を塞ぐ第1蓋部材および前記上面の開口を塞ぐ第2蓋部材をさらに備えることが好ましい。
このような構成によれば、アノードの内部空間と外部とを遮断することができ、内部空間に面するアノードの表面に金属酸化物が形成されることを抑制することができる。
本発明の電池用電極体において、第1蓋部材は、前記アノードの底面を覆い、第2蓋部材は、前記アノードの上面を覆うことが好ましい。
このような構成によれば、アノードの底面または上面が外気に触れることを抑制することができ、アノードと外気とが反応することを抑制することができる。
本発明の電池用電極体において、前記アノードの円柱側面を覆う第1集電部をさらに備えることが好ましい。
このような構成によれば、アノードの側面が外気に触れることを抑制することができ、アノードと外気とが反応することを抑制することができる。
本発明は、本発明の電池用電極体と、前記アノードの内部に配置されたカソードとを備える電池も提供する。
本発明の電池によれば、アノードの内部にカソードを備えるため、アノードとカソードとの間のイオン伝導パスを十分に確保することができる。また、アノードとカソードとの間のイオン伝導パスに濃淡が生じることを抑制することができ、電池の出力特性を安定することができる。
本発明は、本発明の電池であって、前記カソードは、空気極である金属空気電池も提供する。
本発明の金属空気電池によれば、電極活物質である金属からなるアノードと、カソードである空気極とにより電気エネルギーを生成することができる。
本発明の金属空気電池において、電解液を溜める電解液槽をさらに備え、前記電解液は、前記空気極を包囲し、前記電池用電極体は、前記電解液槽内に挿入することができ、かつ、前記電解液槽内から抜き出すことができるように設けられたことが好ましい。
このような構成によれば、電解液槽内に配置する電池用電極体を取り替えることにより金属空気電池に電極活物質を供給することができる。
本発明の金属空気電池において、空気または酸素ガスが流通する空気流路をさらに備え、前記空気極は、前記空気流路を包囲することが好ましい。
このような構成によれば、空気流路を流れる酸素ガスを空気極に供給することができる。
本発明の金属空気電池において、前記空気極を包囲するイオン交換膜をさらに備え、前記イオン交換膜は、第1主要面が前記電解液に接触し第1主要面に対向する第2主要面が前記空気極と接触するように設けられたことが好ましい。
このような構成によれば、イオン交換膜を介して電解液と空気極との間にイオンを伝導させることができる。
本発明の金属空気電池において、前記電池用電極体と接触するように設けられた第2集電部をさらに備えることが好ましい。
このような構成によれば、アノードにおける電極反応により生じた電荷を第2集電部を介して取り出すことができる。
本発明の金属空気電池において、電池用電極体は、アノードの円柱側面を覆う第1集電部を備え、第2集電部は、第1集電部と接触するように設けられたことが好ましい。
このような構成によれば、アノードにおける電極反応により生じた電荷を第1集電部および第2集電部を介して取り出すことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図面や以下の記述中で示す構成は、例示であって、本発明の範囲は、図面や以下の記述中で示すものに限定されない。
電池用電極体の構成
図1、3、5はそれぞれ本実施形態の電池用電極体の構成を示す概略断面図であり、図2は図1の破線A−Aにおける電池用電極体の概略断面図であり、図4は図3の破線B−Bにおける電池用電極体の概略断面図であり、図6は図5の破線C−Cにおける電池用電極体の概略断面図である。
本実施形態の電池用電極体8は、電極活物質である金属からなるアノード1を有し、アノード1は、円柱筒型であり、底面と上面に開口を有し、アノード1は、アノード1の内部5にカソードを挿入することができ、かつ、アノード1の内部5からカソードを抜き出すことができるように設けられたことを特徴とする。
また、本実施形態の電池用電極体8は、電極体用蓋部材3および第1集電部4を備えてもよい。
以下、本実施形態の電池用電極体8について説明する。
1.アノード
アノード1は、電極活物質である金属からなる。電池用電極体8が、金属空気電池に用いられる場合、電極活物質は、金属亜鉛、金属カルシウム、金属マグネシウム、金属アルミニウム、金属鉄、金属リチウム、金属ナトリウムなどである。電池用電極体が、アルカリマンガン電池に用いられる場合、電極活物質は、金属亜鉛である。また、電極活物質は、合金であってもよい。
なお、アノード1は、アノード1が十分な強度を有するための添加成分や、電極活物質の腐食を防止するための成分を含んでもよい。
アノード1は、円柱筒型であり、底面と上面に開口を有する。アノード1は、例えば、図1、2に示した電池用電極体8、図3、4に示した電池用電極体8、図5、6に示した電池用電極体8のように円柱筒型とすることができる。
アノード1は、底面、上面および曲面状の側面を有し、側面は、底面または上面に対し実質的に垂直に形成することができる。また、アノード1は、底面または上面に平行な断面が実質的に円であってもよく、実質的に楕円であってもよい。
アノード1は、内部空間5を有する筒型であり、内部空間5は、底面と上面の開口により外部に開かれている。内部空間5の底面または上面と平行な断面は、実質的に円であってもよく、実質的に楕円であってもよい。
また、アノード1は、内部空間5に面する表面に凹凸を有してもよい。このことにより、アノード1の電極反応が生じる表面を広くすることができる。
アノード1は、アノード1の内部にカソードを挿入することができ、かつ、アノード1の内部にカソードを抜き出すことができるように設けられる。このことにより、電池用電極体8を電池に着脱可能とすることができる。カソードは、電池の種類により異なるが、例えば金属空気電池の場合、空気極であり、アルカリマンガン電池の場合、正極活物質を二酸化マンガンとするカソードである。
また、電池をこのような構成とすると、アノード1の内部空間5に面した表面において電極反応を進行させることができ、アノードとカソードとの間のイオン伝導パスを十分に確保することができる。また、アノードとカソードとの間のイオン伝導パスに濃淡が生じることを抑制することができ、電池の出力特性を安定することができる。
2.電極体用蓋部材
電極体用蓋部材3は、アノード1の開口を塞ぐように設けられる。例えば、図1、2に示した電池用電極体8、図3、4に示した電池用電極体8、図5、6に示した電池用電極体8のように、底面用の電極体用蓋部材3bが底面の開口を塞ぐように設けられ、上面用の電極体用蓋部材3aが上面の開口を塞ぐように設けられる。このことにより、アノード1の内部空間5と外部とを遮断することができ、アノード1の内部空間5に面した表面に金属酸化物が形成されることを抑制することができる。
また、電極体用蓋部材3は、内部空間5に窒素ガスなどの不活性ガスが封入されるように設けることができる。このことのより、アノード1の内部空間5に面した表面に金属酸化物が形成されることをさらに抑制することができる。
電極体用蓋部材3は、内部空間5の気体と外部の気体とを遮断することができる材料で形成されば、特に限定されないが、例えば、ステンレス、鉄、アルミなどからなる。また、電極体用蓋部材3は、金属箔などからなってもよい。
また、電極体用蓋部材3は剛性材料からなってもよい。このことにより、アノード1が破損することを抑制することができる。
また、電極体用蓋部材3は、アノード1の上面または底面の全体を覆うように設けることができる。このことにより、アノード1の上面または底面において、電極活物質が外気と接触することを抑制することができる。このため、電極活物質に金属リチウム、金属ナトリウムなどの空気と反応性の高い金属を用いることができる。
また、電極体用蓋部材3は、アノード1の内部空間5に面した表面を覆うように設けられてもよい。このことにより、アノード1の内部空間5に面した表面に金属酸化物が形成されることをさらに抑制することができる。例えば、図3、4に示した電池用電極体8のように上面用の電極体用蓋部材3が内部空間5に面した表面を覆うことができる。
3.第1集電部
第1集電部4は、アノード1を構成する電極活物質と接触するように設けることができる。このことにより電極反応により生じる電荷を第1集電部を介して外部に取り出すことができる。
第1集電部4は、導電性を有し、電解液に対して耐食性を有する金属からなれば特に限定されないが、例えば、ステンレス、ニッケルなどから構成される。
第1集電部4の形態は、板状であってもよく、金属線が組み合わされた構造であってもよい。第1集電部4がこのような形態を有することにより、アノード1が破損したり、電極反応により電極活物質が消費される際、アノード1の一部が分離することを抑制することができる。
第1集電部4は、板状であり、アノード1の側面を覆うように設けることができる。このことにより、アノード1の側面において、電極活物質が外気と接触することを抑制することができる。このため、電極活物質に金属リチウム、金属ナトリウムなどの空気と反応性の高い金属を用いることができる。
電池
本実施形態の電池は、本実施形態の電池用電極体8と、アノード1の内部に配置されたカソードとを備える。
本実施形態の電池は、例えば、金属空気電池、アルカリマンガン電池などである。本実施形態の電池が金属空気電池の場合、カソードは空気極であり、本実施形態の電池がアルカリマンガン電池の場合、カソードは、二酸化マンガンを電極活物質とするカソードである。
カソードは、アノード1の内部に配置されるため、アノード1の内部空間5に面した表面と、カソードとの間においてイオンを伝導させることができ、アノードとカソードとの間のイオン伝導パスを十分に確保することができる。また、アノードとカソードとの間のイオン伝導パスに濃淡が生じることを抑制することができ、電池の出力特性を安定することができる。
金属空気電池の構成
図7、図10は、本実施形態の金属空気電池の構成を示す概略断面図であり、図8は図7の破線D−Dにおける金属空気電池の概略断面図であり、図11は図10の破線E−Eにおける金属空気電池の概略断面図である。また、図12は図5、6に示した電池用電極体8を用いて図10に示した金属空気電池を形成する方法の説明図である。
本実施形態の金属空気電池25は、本実施形態の電池用電極体8と、アノード1の内部に配置されたカソードとを備え、カソードは空気極14である。
また、本実施形態の金属空気電池25は、電解液18を溜める電解液槽11をさらに備え、電解液18は、空気極14を包囲し、電池用電極体8は、電解液槽11内に挿入することができ、かつ、電解液槽11内から抜き出すことができるように設けられてもよい。
さらに、本実施形態の金属空気電池25は、空気流路15、イオン交換膜13、第2集電部10などを備えることができる。
また、本実施形態の金属空気電池25は、電解液槽11、空気極14、空気流路15、イオン交換膜13、第2導電部10などを備えた金属空気電池本体26と、金属空気電池本体26に着脱可能に設けられる電池用電極体8とから構成することができる。
本実施形態の金属空気電池25は、電極活物質である金属からなるアノード1を負極とし、空気極14を正極(カソード)とする電池である。例えば、亜鉛空気電池、リチウム空気電池、ナトリウム空気電池、カルシウム空気電池、マグネシウム空気電池、アルミニウム空気電池、鉄空気電池などである。また、本実施形態の金属空気電池25は、一次電池であることが好ましい。本実施形態の金属空気電池25が一次電池の場合、電池用電極体8を金属空気電池25に組み込むことにより、金属空気電池に電極活物質を供給することができ、金属空気電池25により継続的に電気エネルギーを生成することができる。
図9は図1、2に示した電池用電極体8を金属空気電池本体26に組み込むことにより図7に示した金属空気電池25を形成する方法の説明図である。図1、2、7〜9を用いて金属空気電池25の形成方法を説明する。なお、図1、2に示した電池用電極体8が有するアノード1は、金属亜鉛、金属カルシウム、金属マグネシウム、金属アルミニウム、金属鉄などの電極活物質からなる。
金属空気電池本体26は、円柱状であり、円柱の軸部分に空気流路15が形成されている。空気流路15は、例えば、図7〜9のように、管状の流路部材16aの内部とその外側に形成することができる。流路部材16aの外側の空気流路15は、その側壁を流路部材16aを包囲するように設けられたガス拡散部21とすることができる。ガス拡散部21は、カーボンなどからなる導電性および多孔性を有する材料により形成することができる。また、ガス拡散部21の外側にガス拡散部21と接触し包囲するように空気極14を設けることができる。このような構造を有することにより、空気流路15を流れる空気または酸素ガスが、ガス拡散部21内を流れ、空気極15に供給される。また、空気極15における電極反応により生じた電荷をガス拡散部21を介して外部に取り出すことができる。
空気極14の外側に、空気極14と接触し包囲するようにイオン交換膜13を設けることができる。このことにより、イオン交換膜13と空気極14との間で水酸化イオンの移動が可能になる。また、水がイオン交換膜13から空気極14へと供給される。金属空気電池本体26(金属空気電池25)がこのような構成を有することにより、空気極14において、酸素ガスと水酸化イオンと水と電荷による電極反応を進行させることが可能になる。また、空気流路15に加湿された空気または酸素を流すことにより、空気極14に水が供給されてもよい。
イオン交換膜13の外側にイオン交換膜13を包囲するように電解液18が溜められる。従って、イオン交換膜13が電解液槽11の側壁となる。従って、イオン交換膜13と電解液18とは接触し、電解液18中の水がイオン交換膜13に供給され、電解液18中とイオン交換膜13中との間でイオンが伝導することが可能となる。電解液槽11のイオン交換膜13と対向する側壁は、第2集電部10とすることができる。また、電解液槽11の底部も第2集電部10とすることができる。なお、アノード1が外部配線と接続する場合、電解液槽11のイオン交換膜13と対向する側壁および電解液槽11の底部は、導電性を有さない構造材で構成することができる。
電解液槽11中にイオン交換膜13を包囲するように設けられたセパレータ17を設けることができる。セパレータ17は、絶縁性および多孔性を有する材料からなる。このことにより、電池用電極体8を電解液槽11内へ挿入する際、および電池用電極体8を電解液槽11から抜き出す際にイオン交換膜13が破損することを抑制することができる。なお、セパレータ17は、イオン交換膜13に接触するように設けられてもよく、接触しないように設けられてもよい。
電解液槽11は、第2導電部10とセパレータ17との間に電池用電極体8を挿入することができるように設けられる。また、電解液槽11は、第2導電部10とセパレータ17との間に配置された電池用電極体8を抜き出すことができるように設けられる。
このような構成を有する金属空気電池本体26に図1、2に示したような電池用電極体8を組み込むことにより、金属空気電池25を形成する。
まず、電池用電極体8が有する上面用の電極体用蓋部材3aおよび底面用の電極体用蓋部材3bをアノード1から取り外す。なお、電極体用蓋部材3でアノード1の開口が塞がれている間は、アノード1の内部空間5は外部と遮断されていたため、内部空間5に面したアノード1の表面は、金属酸化物の形成が抑制されている。
次に、電極体用蓋部材3を取り外した電池用電極体8を金属空気電池本体26の第2導電部10とセパレータ17との間の電解液槽11内に挿入する。このことにより、電池用電極体8を金属空気電池本体26に組み込むことができる。また、アノード1は、電解液槽11に溜めた電解液18と接触することができるため、電解液18に接触するアノード1の表面において電極反応を進行させることができる。
また、電池用電極体8は、アノード1と第2集電部10とが接触するように電解液槽11内に挿入することができる。このことにより、アノード1と第2集電部10とを電気的に接触させることができ、アノード1における電極反応で生じた電荷を第2集電部10を介して外部に取り出すことができる。なお、ここでは、電解液槽11内でアノード1と第2集電部10とを接触させる例を示したが、電極反応で生じた電荷は、アノード1に接続された配線によりアノード1から取り出されてもよい。
次に、電解液槽11の上部の開口を電池用蓋部材23で塞ぐことにより、図7、8に示した金属空気電池25を作製することができる。このような金属空気電池25においては、電気化学反応に進行により、第2集電部10とガス拡散部21との間に起電力を生じさせることができ、電気エネルギーを生成することができる。また、金属空気電池25に組み込んだアノード1の内部の表面は、金属酸化物が形成されることが抑制されているため、作製した金属空気電池25は、短時間で動作させることができ、優れた初期特性を有している。
電気化学反応によりアノード1に含まれる電極活物質は消費され金属酸化物などへ化学変化するため、金属空気電池25により所定の電力量を発電した後、新たに電極活物質を金属空気電池25に供給する必要がある。
新たな電極活物質を金属空気電池25に供給する方法を次に説明する。
まず、金属空気電池25の電池用蓋部材23を取り外し、電解液槽11内から使用済みのアノード1を有する電池用電極体8を電解液槽11内から抜き出す。その後、電解液槽11に溜めた電解液18と共に生成した金属酸化物などを電解液槽11から排出し、新たな電解液を電解液槽11に溜める。
次に、電極体用蓋部材3を取り外した新たな電池用電極体8を金属空気電池本体26の第2導電部10とセパレータ17との間の電解液槽11内に挿入する。その後、電解液槽11の上部の開口を電池用蓋部材23で塞ぐことにより、金属空気電池25を電気エネルギー生成可能な状態にすることができる。
このように、電極活物質が消費された金属空気電池25に新たな電極活物質を供給することができる。
図12は図5、6に示した電池用電極体8を金属空気電池本体26に組み込むことにより図10、11に示した金属空気電池25を形成する方法の説明図である。図5、6、10〜12を用いて金属空気電池25の形成方法を説明する。なお、図5、6に示した電池用電極体8が有するアノード1は電極体用蓋部材3と第1集電部4により外気と遮断されているため、金属リチウムや金属ナトリウムなどの空気と反応性が高い電極活物質からなることができる。また、図5、6に示した電池用電極体8が有するアノード1は、金属亜鉛、金属カルシウム、金属マグネシウム、金属アルミニウム、金属鉄などの電極活物質からなってもよい。
上述したような金属空気電池本体26に図5、6に示したような電池用電極体8を組み込むことにより、金属空気電池25を形成する。
まず、電池用電極体8が有する上面用の電極体用蓋部材3aを残したまま、底面用の電極体用蓋部材3bをアノード1から取り外す。なお、電極体用蓋部材3bでアノード1の底面の開口が塞がれている間は、アノード1の内部空間5は外部と遮断されていたため、内部空間5に面したアノード1の表面は、金属酸化物の形成が抑制されている。
次に、電極体用蓋部材3bを取り外した電池用電極体8を金属空気電池本体26の第2導電部10とセパレータ17との間の電解液槽11内に挿入する。このことにより、電池用電極体8を金属空気電池本体26に組み込むことができる。また、アノード1は、電解液槽11に溜めた電解液と接触することができるため、電解液に接触するアノード1の表面において電極反応を進行させることができる。なお、上面用の電極体用蓋部材3aは、電池用蓋部材23となる。
また、電池用電極体8は、アノード1と第2集電部10とが接触するように、または、第1集電部4と第2集電部10とが接触するように電解液槽11内に挿入することができる。このことにより、アノード1と第2集電部10とを電気的に接触させることができ、アノード1における電極反応で生じた電荷を第2集電部10を介して外部に取り出すことができる。なお、ここでは、電解液槽11内でアノード1と第2集電部10とを接触させる例を示したが、電極反応で生じた電荷は、第1集電部10に接続された配線によりアノード1から取り出されてもよい。
このようにして、図10、11に示した金属空気電池25を作製することができる。このような金属空気電池25においては、電気化学反応に進行により、第2集電部10とガス拡散部21との間に起電力を生じさせることができ、電気エネルギーを生成することができる。また、金属空気電池25に組み込んだアノード1の内部の表面は、金属酸化物が形成されることが抑制されているため、作製した金属空気電池25は、短時間で動作させることができ、優れた初期特性を有している。
次に、電極活物質が消費された金属空気電池25に、新たな電極活物質を供給する方法について説明する。
まず、電解液槽11内から使用済みのアノード1および蓋部材3a(23)を有する電池用電極体8を電解液槽11内から抜き出す。その後、電解液槽11に溜めた電解液18と共に生成した金属酸化物などを電解液槽11から排出し、新たな電解液を電解液槽11に溜める。
次に、底面用の電極体用蓋部材3bを取り外した新たな電池用電極体8を金属空気電池本体26の第2導電部10とセパレータ17との間の電解液槽11内に挿入する。このことにより、金属空気電池25を電気エネルギー生成可能な状態にすることができる。
このように、電極活物質が消費された金属空気電池25に新たな電極活物質を供給することができる。
次に、金属空気電池25の構成要素について説明する。
電解液18は、溶媒に電解質が溶解しイオン導電性を有する液体である。電解液18の種類は、アノード1を構成する金属の種類によって異なるが、水溶媒を用いた電解液(電解質水溶液)であってもよく、有機溶媒を用いた電解液(有機電解液)であってもよい。
例えば、亜鉛空気電池、アルミニウム空気電池、鉄空気電池の場合、電解液には、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液などのアルカリ性水溶液を用いることができ、マグネシウム空気電池の場合、電解液には塩化ナトリウム水溶液を用いることができる。また、リチウム金属電池、ナトリウム空気電池、カルシウム空気電池の場合、有機電解液を用いることができる。
また、電解液槽11が固体電解質からなる隔壁を有し、隔壁で仕切られた一方側に電解質水溶液が溜められ、他方側に有機電解液が溜められてもよい。
空気極14は、例えば、導電性の多孔性担体と多孔性担体に担持された空気極触媒からなる。多孔性担体には、例えば、アセチレンブラック、ファーネスブラック、チャンネルブラック、ケッチェンブラック等のカーボンブラック、黒鉛、活性炭等の導電性カーボン粒子が挙げられる。また、気相法炭素繊維(VGCF)、カーボンナノチューブ、カーボンナノワイヤー等の炭素繊維を用いることもできる。
空気極触媒には、たとえば、白金、鉄、コバルト、ニッケル、パラジウム、銀、ルテニウム、イリジウム、モリブデン、マンガン、これらの金属化合物、およびこれらの金属の2種以上を含む合金からなる微粒子が挙げられる。この合金は、白金、鉄、コバルト、ニッケルのうち少なくとも2種以上を含有する合金が好ましく、たとえば、白金−鉄合金、白金−コバルト合金、鉄−コバルト合金、コバルト−ニッケル合金、鉄−ニッケル合金等、鉄−コバルト−ニッケル合金が挙げられる。
また、空気極14に含まれる多孔性担体は、その表面に陽イオン基が固定イオンとして存在するように表面処理がなされていてもよい。このことにより、多孔性担体の表面を水酸化物イオンが伝導できるため、空気極触媒上で生成した水酸化物イオンが移動しやすくなる。
また、空気極14は、多孔性担体に担持されたアニオン交換樹脂を有してもよい。このことにより、アニオン交換樹脂を水酸化物イオンが伝導できるため、空気極触媒上で生成した水酸化物イオンが移動しやすくなる。
イオン交換膜13としては、たとえば、パーフルオロスルホン酸系、パーフルオロカルボン酸系、スチレンビニルベンゼン系、第4級アンモニウム系の固体高分子電解質膜(アニオン交換膜)が挙げられる。
1:アノード 3:電極体用蓋部材 3a:電極体用蓋部材(上面用) 3b:電極体用蓋部材(底面用) 4:第1集電部 5:内部空間 8:電池用電極体 10:第2集電部 11:電解液槽 13:イオン交換膜 14:空気極 15:空気流路 16:流路部材 17:セパレータ 18:電解液 20:絶縁部 21:ガス拡散部 23:電池用蓋部材 25:金属空気電池 26:金属空気電池本体
101:亜鉛電極 103:アルカリ性電解液 105:空気極 106:アニオン交換膜

Claims (3)

  1. 電極活物質を貯蔵、輸送する構造体である電池用電極体であって、
    前記電池用電極体は、電極活物質となりうる金属からなるアノードと、第1蓋部材と、第2蓋部材とを有し、
    前記アノードは、底面と上面に開口を有する円柱筒型であり、
    前記アノードは、前記アノードの内部にカソードを挿入することができ、かつ、前記アノードの内部からカソードを抜き出すことができるように設けられ、
    第1蓋部材は、前記底面の開口を塞ぎ、
    第2蓋部材は、前記上面の開口を塞ぎ、
    第1及び第2蓋部材は、前記アノードの内部空間と外部とを遮断することを特徴とする電池用電極体。
  2. 第1蓋部材は、前記アノードの底面を覆い、
    第2蓋部材は、前記アノードの上面を覆う請求項1に記載の電池用電極体。
  3. 前記アノードの円柱側面を覆う第1集電部をさらに備える請求項1又は2に記載の電池用電極体。
JP2012167069A 2012-07-27 2012-07-27 電池用電極体、電池および金属空気電池 Expired - Fee Related JP6154999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012167069A JP6154999B2 (ja) 2012-07-27 2012-07-27 電池用電極体、電池および金属空気電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012167069A JP6154999B2 (ja) 2012-07-27 2012-07-27 電池用電極体、電池および金属空気電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014026857A JP2014026857A (ja) 2014-02-06
JP6154999B2 true JP6154999B2 (ja) 2017-06-28

Family

ID=50200319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012167069A Expired - Fee Related JP6154999B2 (ja) 2012-07-27 2012-07-27 電池用電極体、電池および金属空気電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6154999B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6315474B2 (ja) * 2014-10-03 2018-04-25 藤倉ゴム工業株式会社 金属空気電池
KR101679309B1 (ko) 2015-07-14 2016-11-24 주식회사 이온스렙 전해액 유출을 최소화하는 금속 공기 전지
CN107768779B (zh) * 2017-09-30 2023-07-28 昆明纳太科技有限公司 圆柱形液流金属空气电池及电池组
US20230066224A1 (en) * 2020-03-19 2023-03-02 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Metal air battery system

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3682706A (en) * 1970-06-18 1972-08-08 Michel N Yardney Gas depolarized cell
JPS5115942B1 (ja) * 1970-12-04 1976-05-20
JPS542329Y2 (ja) * 1973-05-08 1979-01-31
JPS5252189Y2 (ja) * 1973-02-08 1977-11-28
JPS5528394B2 (ja) * 1973-12-26 1980-07-28
JPS5095739A (ja) * 1973-12-26 1975-07-30
JPS5530258B2 (ja) * 1974-01-22 1980-08-09
JPS564018B2 (ja) * 1974-02-01 1981-01-28
JPS5530259B2 (ja) * 1974-02-01 1980-08-09
JPS50110337U (ja) * 1974-02-19 1975-09-09
NL7607471A (nl) * 1976-07-07 1978-01-10 Electrochem Energieconversie Elektrochemische zink-zuurstof-cel.
JPS5728398Y2 (ja) * 1978-09-13 1982-06-21
US4474862A (en) * 1983-11-10 1984-10-02 Westinghouse Electric Corp. Heat rechargeable iron battery system
JP3439031B2 (ja) * 1996-07-01 2003-08-25 三洋電機株式会社 インサイドアウト形電池
JP4291915B2 (ja) * 1999-04-30 2009-07-08 Fdk株式会社 インサイドアウト構造の円筒形電池
US6869710B2 (en) * 2001-02-09 2005-03-22 Evionyx, Inc. Metal air cell system
JP2004362868A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯電話、亜鉛−空気電池、ならびに、携帯用電子機器および携帯用電子機器の電池交換方法
WO2009104570A1 (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 独立行政法人産業技術総合研究所 空気極
JP5550073B2 (ja) * 2010-06-11 2014-07-16 独立行政法人産業技術総合研究所 固体電解質膜・空気極用電解液間に陽イオン交換膜を具備するリチウム−空気電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014026857A (ja) 2014-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6134108B2 (ja) 金属空気電池
JP5050225B2 (ja) 空気二次電池およびその製造方法
JP6271515B2 (ja) 金属空気電池
JP6326272B2 (ja) 電槽及び金属空気電池
US9634323B2 (en) Electrode, metal-air battery, and electrode manufacturing method
WO2019151063A1 (ja) 金属空気電池用負極
JP6154999B2 (ja) 電池用電極体、電池および金属空気電池
JP2013222610A (ja) 金属空気電池
JP6267942B2 (ja) 金属空気電池
JP6836603B2 (ja) 金属空気電池
JP5982495B2 (ja) 電池用電極体、アノードおよび金属空気電池
JP6134105B2 (ja) 電池用アノード、金属空気電池および電池用アノードの製造方法
JP6259300B2 (ja) 金属空気電池
WO2014175117A1 (ja) 金属空気電池
JP6033057B2 (ja) 空気二次電池
US10181624B2 (en) Metal electrode cartridge and metal-air battery
JP2015185513A (ja) 金属燃料電池
US20130088184A1 (en) Battery device utilizing oxidation and reduction reactions to produce electric potential
JP2017084650A (ja) 金属空気組電池
KR101943469B1 (ko) 공기주입식 아연공기 2차전지
JP6437797B2 (ja) 金属空気電池および金属空気組電池
JP2014026916A (ja) 電極集合体および金属空気電池
JP2016181506A (ja) 再充電可能マグネシウム電池
JP2008041522A (ja) 電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6154999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees