JP6154677B2 - クリーニング方法及び処理装置 - Google Patents

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Description

クリーニング方法及び処理装置に関する。
ウェハのプラズマ処理において、ウェハの面内均一性の向上のために、プラズマ中のラジカルの制御が重要となってきている。そこで、上部電極内に形成されたガス拡散室を、中央からセンター、エッジ等の複数のゾーンに分け、複数のゾーンへのガス供給を別々に制御可能なシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。このシステムでは、例えば、複数のゾーンのうち任意のゾーンに添加ガスを導入することで、より多様なガス制御が可能となる。
ガスを複数のゾーンに導入するためには、ガスを分流するためのフロースプリッター(分流制御器)が必要となる。フロースプリッターには、圧力制御式と流量制御式とがある。圧力制御式のフロースプリッターを使用すれば各ゾーンの圧力をコントロールすることが可能である。
チャンバ内のパーティクルの除去方法の一つに、NPPC(Non Plazma Particle Cleaning)がある。NPPCは、大流量のNガスを導入し、チャンバ内を所定圧力以上に制御することで、ガスの衝撃によりダストの飛散を発生させ、ダストをチャンバ外に排出するクリーニング方法である。NPPCの実行時、圧力制御式のフロースプリッターでは、フロースプリッターの圧力制御機能を用いてチャンバ内の圧力を制御することができる。
特開2009−283715号公報
ところが、フロースプリッターに圧力制御式を用いた場合、分流後(下流側)の各ガスに添加ガスを付加するとガスを添加したゾーンと添加していないゾーンとの間で下流側に圧力の変動が発生し、分流制御の精度に影響が出る可能性がある。そこで、フロースプリッターに圧力制御式を用いた場合には下流側への添加ガスの流量に制限を設ける必要がある。
一方、流量制御式のフロースプリッターでは、ガスの流量を直接制御するため、下流側の圧力の変動の影響を受け難く、圧力制御式に比べて添加ガスを多く供給できる。
しかし、流量制御式のフロースプリッター内には層流管が設けられている。層流管は、流量を測定するために流路が非常に狭く、コンダクタンスが小さくなる構成である。このため、チャンバ内の圧力がNPPCの実行に必要な圧力になるように層流管の上流側の圧力を制御しても、フロースプリッター内の層流管にて圧力損失が生じ、層流管の下流側に位置するチャンバ内の圧力は、NPPCの実行に必要な圧力を下回る可能性がある。その結果、NPPCの実行によるパーティクルの除去効果が小さくなってしまう場合がある。
上記課題に対して、一側面では、分流制御が可能なガス供給機構を用いて効果的に処理装置をクリーニングするクリーニング方法、及び該クリーニング方法を使用可能な処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、一の態様によれば、ガス供給機構を用いて処理装置にガスを導入し、前記処理装置をクリーニングするクリーニング方法であって、前記ガス供給機構は、分流制御部と、前記分流制御部の上流側に連通する第1の流路と、前記第1の流路に設けられた第1のバルブと、前記分流制御部の下流側に連通する複数の第2の流路と、前記複数の第2の流路のそれぞれに設けられた複数の第2のバルブと、前記第1の流路と前記複数の第2の流路とに接続される迂回流路と、前記迂回流路に設けられたバイパスバルブと、を有し、前記第1のバルブと前記複数の第2のバルブを閉め、前記バイパスバルブを開けるバイパス開工程と、前記バイパス開工程の後、前記迂回流路から前記処理装置にガスを導入し、該処理装置をクリーニングするクリーニング工程と、を含むことを特徴とするクリーニング方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、他の態様によれば、処理装置にガスを導入するガス供給機構と、ガスの供給を制御する制御部とを備える処理装置であって、前記ガス供給機構は、分流制御部と、前記分流制御部の上流側に連通する第1の流路と、前記第1の流路に設けられた第1のバルブと、前記分流制御部の下流側に連通する複数の第2の流路と、前記複数の第2の流路のそれぞれに設けられた複数の第2のバルブと、前記第1の流路と前記複数の第2の流路とに接続される迂回流路、前記迂回流路に設けられたバイパスバルブと、を有し、前記制御部は、前記第1のバルブと前記複数の第2のバルブを閉め、前記バイパスバルブを開ける制御と、前記バイパスバルブを開ける制御の後、前記迂回流路から前記処理装置にガスを導入し、該処理装置をクリーニングする制御と、を行う、ことを特徴とする処理装置が提供される。
一の態様によれば、分流制御が可能なガス供給機構を用いて効果的に処理装置をクリーニングすることができる。
一実施形態に係るガス供給機構を含む処理装置の全体構成図。 ガス供給機構を含む処理装置の比較例を示した図。 一実施形態に係る処理装置によるウェハ処理及びNPPC処理を示したフローチャート。 一実施形態に係るウェハ処理実行時のガス供給機構のバルブの開閉を示した図。 一実施形態に係るNPPC時のガス供給機構のバルブの開閉を示した図。 一実施形態に係るNPPC実行時のタイムチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[処理装置の全体構成]
まず、本発明の一実施形態に係る処理装置の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、一実施形態に係るガス供給機構を含む処理装置の全体構成図である。
処理装置300は、チャンバCを有している。チャンバCは、例えば表面が陽極酸化処理(アルマイト処理)されたアルミニウムからなる略筒形状の処理容器である。チャンバCは、接地されている。チャンバCの内部には、ウェハWを載置する載置台302が設けられている。載置台302は下部電極としても機能する。
載置台302の上方には、上部電極304が対向配置されている。上部電極304の内部には、ガス拡散室305が形成されている。ガス拡散室305は、例えば、チャンバCの中央からセンター305a、ミドル305b、エッジ305cの3つのゾーンに分かれている。チャンバCの上部に設けられたガス供給機構1は、所望のガスを処理装置300に供給する。ガス供給機構1の詳細については後述する。ガス供給機構1から供給されるガスは、ガス拡散室305の3つのゾーンから処理ガス吐出穴304aを通ってシャワー状にチャンバC内に導入される。
チャンバCの底部には排気路306が接続され、この排気路306には排気装置307が接続されている。排気装置307は、ドライポンプ等を用いてチャンバCを真空引きする。チャンバCでは同一の処理(例えばエッチング処理等)を行ってもよいし、互いに異なった処理(例えばエッチング処理とアッシング処理等)を行ってもよい。
かかる構成によれば、ガス供給機構1からチャンバC内へガスが供給される。また、図示しない高周波電源から上部電極304又は/及び載置台302に高周波電力が印加される。これにより、載置台302と上部電極304との間でガスがプラズマ化される。生成されたプラズマの作用により、載置台302上に載置されたウェハWに対してエッチング、アッシング、成膜等のプラズマ処理が行われる。
制御部400は、図示しないCPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を有し、CPUはこれらの記憶領域に格納された各種レシピに従ってプラズマ処理を実行する。レシピにはプロセス条件に対する装置の制御情報であるプロセス時間、処理室内温度(上部電極温度、処理室の側壁温度、ESC温度など)、圧力(ガスの排気)、高周波電力や電圧、各種ガス流量、伝熱ガス流量などが記憶されている。なお、制御部400の機能は、ソフトウエアを用いて動作することにより実現されてもよく、ハードウエアを用いて動作することにより実現されてもよい。
(ガス供給機構)
チャンバCの外側に配設されたガス供給機構1について説明する。ガス供給機構1は、主にガス制御部2とガスボックス3とを有する。ガス供給機構1は、ガスボックス3から供給される各種のガスをガス制御部2内のフロースプリッター200により分流し、ガス拡散室305のセンター305a、ミドル305b、エッジ305cの各ゾーンからチャンバC内に供給する。
ウェハWのプラズマ処理において、ウェハWの面内均一性の向上のために、プラズマ中のラジカルの制御が重要となってきている。そこで、上部電極304内に形成されたガス拡散室305を上記のように複数のゾーンに分け、それぞれのゾーンへ供給するガスを別々に制御することが可能な構成となっている。なお、ゾーンは2つ以上であればいくつであってもよい。
ガスボックス3は、いずれも図示しない処理ガス供給源と添加ガス供給源とNガス供給源とを有している。本実施形態では、処理ガス供給源から処理ガス1,2,3が供給される。また、添加ガス供給源から添加ガス1,2,3が供給される。なお、ガスボックス3は、更に多くの処理ガス供給源や添加ガス供給源を有してもよい。また、ガスボックス3は、添加ガス供給源、及び添加ガス供給源と接続された配管やバルブを有していなくてもよい。
処理ガス供給源と連結する配管には、イン(IN)側の開閉弁32a〜32c、マスフローコントローラ34a〜34c、アウト(OUT)側の開閉弁35a〜35cが設けられている。かかる構成により、処理ガス供給源からの処理ガス1〜3は、マスフローコントローラ34a〜34cにより流量調整され、ガス制御部2の上流側に導入される。また、処理ガス供給源と連結する配管には、Nガス供給源と連結する配管が接続されている。Nガス供給源と連結する配管に設けられた開閉弁33a〜33cの開閉により、所定量のNガスが処理ガス供給源の配管内に流入するようになっている。
同様に、添加ガス供給源と連結する配管には、イン(IN)側の開閉弁36a〜36c、マスフローコントローラ38a〜38c、アウト(OUT)側の開閉弁39a〜39cが設けられている。かかる構成により、添加ガス供給源からの添加ガス1〜3は、マスフローコントローラ38a〜38cにより流量調整され、チャンバ300とフロースプリッター200との間のフロースプリッター200の下流側の配管Fb1、Fb2、Fb3に通され、配管Fb1、Fb2、Fb3にそれぞれ接続されて各配管に導入される。
また、添加ガス供給源と連結する配管には、Nガス供給源と連結する配管が接続されている。Nガス供給源と連結する配管に設けられた開閉弁37a〜37cの開閉により、所定量のNガスが添加ガス供給源の配管内に流入するようになっている。添加ガスの導入は、エッジのみ導入する構成でもよい。
ガス供給源に繋がる配管L3には、順にトランスデューサ41、開閉バルブ31aおよび第1のN2ガス供給バルブ102が介装されている。トランスデューサ41は、Nガス供給源と連結する配管の圧力を計測し、その計測値に対応するデータを制御部400に送る。
ガス供給源からの配管ラインのうち、第1のN2ガス供給バルブ102が設けられたラインを配管ラインL1とする。Nガス供給源からの配管ラインのうち、配管ラインL1に並行に接続されたラインを配管ラインL2とする。配管ラインL2には、第2のN2ガス供給バルブ120とオリフィス40とが直列に接続されている。NPPC処理時には、配管ラインL1、L2をそれぞれ流れるNガスの流量を制御することで、大流量のNガスをチャンバC内に導入し、チャンバC内の圧力を所定圧力以上に制御する。これにより、チャンバC内にてガスの衝撃を発生させてダストの飛散を発生させ、ダストをチャンバ外に排出する。この結果、処理ガス吐出穴304a、載置台302、チャンバ壁等を含むチャンバC内のパーティクルを除去することができる。処理装置300で行われるウェハ処理及びNPPC処理の詳細については後程詳述する。
処理ガス供給源及びNガス供給源からのガスは、フロースプリッター200のイン(IN)側の第1開閉弁30を開にし、フロースプリッター200の上流側の配管Fa(第1の流路)からフロースプリッター200に導入され、フロースプリッター200にて分流制御される。また、添加ガス供給源からのガスは、ガス制御部2のイン(IN)側の第2開閉弁130を開にし、フロースプリッター200の下流側の配管Fb1、Fb2、Fb3(第2の流路)に導入される。
次に、本実施形態に係るフロースプリッター200の内部構成について説明する。本実施形態に係るフロースプリッター200は、流量制御式の分流制御器である。なお、流量制御式に替えて圧力制御式のフロースプリッター200を使用することもできる。
フロースプリッター200は、分流制御部200hと、第1のバルブ20a、20b、20c(以下、総称して第1のバルブ20hともいう。)と、第2のバルブ21a、21b、21c(以下、総称して第2のバルブ21hともいう。)と、を有している。
分流制御部200hは、3つの分流部200a、200b、200cに分かれ、ガスを分流する。分流部200a、200b、200cには、各分流部を流れるガスの流量を計測するマスフローメータMFMと、弁体の可変制御が可能な流量制御バルブVとをそれぞれ有する。
第1のバルブ20hは、分流制御部200hの上流側にて連通する配管Faに設けられている。第2のバルブ21hは、分流制御部200hの下流側で分流制御部200h内の3つの分流部200a、200b、200cにそれぞれ連通する配管Fb1、Fb2、Fb3に設けられている。
配管Faは、処理ガス供給源及びNガス供給源からのガスをフロースプリッター200に導入するための第1の流路faを形成する。配管Fb1、Fb2、Fb3は、ガス拡散室305のセンター305a、ミドル305b、エッジ305cの各ゾーンにそれぞれ連通し、それぞれのゾーン(拡散室)へガスを導入するための第2の流路fb1、fb2、fb3を形成する。かかるフロースプリッター200の構成により、ガスを分流して各ゾーンに導入可能となっている。
更に、フロースプリッター200の下流側から複数のゾーンのうちの任意のゾーンに添加ガスを導入することで、より多様なガス制御が可能となっている。そのための構成として、フロースプリッター200の下流側の配管Fb1、Fb2、Fb3のそれぞれには、添加ガス供給源に繋がる付加配管Fdが接続されている。また、配管Fb1、Fb2、Fb3にそれぞれ繋がる、付加配管Fdから分岐された配管には、添加ガス用バルブ23a、23b、23cが設けられている。添加ガス用バルブ23a、23b、23cの開閉により複数のゾーンのうちの任意のゾーンに添加ガスを導入することができる。
更に、本実施形態に係るフロースプリッター200には、配管Faと配管Fb1、Fb2、Fb3を接続する迂回配管Fcが設けられている。迂回配管Fcは、迂回流路fcを形成する。迂回配管Fcは、3つに分岐する。分岐後の迂回配管Fc1、Fc2、Fc3は、配管Fb1、Fb2、Fb3のそれぞれと接続されている。分岐後の迂回配管Fc1、Fc2、Fc3には、バイパスバルブ22a、22b、22cがそれぞれ設けられている。
以上、本実施形態に係るガス供給機構1を含む処理装置300の全体構成について説明した。このように本実施形態に係るガス供給機構1には、分流制御部200hを通らずに迂回するガスの経路として迂回流路fc(分岐後の迂回流路fc1、fc2、fc3を含む)が設けられている。これにより、流量制御式の分流制御器であっても、NPPC実行時にチャンバC内を所定圧力以上に制御し、NPPC処理を効果的に行うことができる。その理由について以下に説明する。
(NPPC処理と流量制御式の分流制御器)
チャンバC内のパーティクルの除去方法の一つに、NPPC(Non Plazma Particle Cleaning)がある。NPPCでは、大流量のNガスを導入し、チャンバ内を所定圧力以上に制御することで、チャンバC内で発生するガスの衝撃によりダストの飛散を発生させ、ダストをチャンバC外に排出する。このNPPCの実行時、圧力制御式のフロースプリッターでは、フロースプリッターの圧力制御機能を用いてチャンバ内の圧力を所定圧力以上に制御することができる。例えば、NPPCでは、チャンバ内圧力を5Torr以上、例えば7Torr等に制御すると所定以上のガスの衝撃を発生させ、NPPC処理を効果的に実行することができる。
ところが、フロースプリッターに圧力制御式を用いた場合、フロースプリッターの下流側にて添加ガスを付加するとガスを添加したゾーンと添加していないゾーンとの間で圧力の変動が発生し、分流制御の精度に影響が出る可能性がある。そこで、フロースプリッターに圧力制御式を用いた場合には下流側への添加ガスの流量に制限を設ける必要がある。
一方、本実施形態に示す流量制御式のフロースプリッター200では、ガスの流量を直接制御するため、フロースプリッター200の下流側の圧力の変動の影響を受け難く、圧力制御式に比べて添加ガスを多く供給できる。
しかし、流量制御式のフロースプリッター200内にはマスフローメータMFM(層流管)が設けられている。図2に示したように、通常の流量制御式のフロースプリッター200では、NPPC実行時、ガスは分流制御部200hを通ってチャンバCに導入される。前述したとおり、分流制御部200hのマスフローメータMFMでは、ガスのコンダクタンスが非常に小さくなる構成である。このため、チャンバ内Cの圧力がNPPC実行時に必要な圧力以上になるようにガスボックス3内の第1及び第2のNガス供給バルブ102、120(図1を参照)等の機器を用いてNガスの流量を調整しても、マスフローメータMFMを通過する際にガスが流れ難くなって圧力損失が発生する。このため、マスフローメータMFMの下流側に位置する流路Fb1、Fb2、Fb3及びチャンバC内の圧力は、NPPCの実行に必要な圧力を下回ってしまう場合がある。その結果、チャンバC内で発生するガスの衝撃波が小さくなり、NPPC実行時にパーティクルの除去を効果的に行うことができない場合がある。
これに対して、図1に示した本実施形態に係る流量制御式のフロースプリッター200では、分流制御部200hを通る経路に加えて迂回流路fcが形成され、迂回流路fcの迂回配管Fcにはバイパスバルブ22a、22b、22cが設けられている。これによれば、第1のバルブ20a〜20c、第2のバルブ21a〜21c、バイパスバルブ22a〜22cの開閉制御により、NPPC実行時には、NガスをマスフローメータMFMに通さずに迂回流路fcに通して、チャンバC内に導入することができる。迂回流路fcでは、マスフローメータMFMよりもコンダクタンスが大きく、圧力損失はほとんど発生しない。このため、本実施形態に係る流量制御式のフロースプリッター200によれば、配管ラインL1、L2に流すNガスの流量制御により、チャンバC内を所定圧力以上に制御することができる。これにより、チャンバ内にて発生する十分なガスの衝撃によってNPPC実行時に効果的にパーティクルを除去することができる。
[ウェハ処理及びNPPC処理]
次に、本発明の一実施形態に係るウェハ処理及びNPPC処理について、図3〜図6を参照しながら説明する。図3は、一実施形態に係る処理装置300によるウェハ処理及びNPPC処理を示したフローチャートである。図4は、一実施形態に係るウェハ処理実行時のガス供給機構1の各バルブの開閉を示した図である。図5は、一実施形態に係るNPPC実行時のガス供給機構1の各バルブの開閉を示した図である。図6は、一実施形態に係るNPPC実行時のタイムチャートである。なお、図3のウェハ処理及びNPPC処理は、制御部400により制御される。
図3に示したように、ウェハ処理を開始するために、制御部400は、ステップS10にて、バイパスバルブ22a〜22cを閉める(バイパス閉工程)。これにより、図4に示したように、バイパスバルブ22a〜22cは、全て閉状態となる。次に、制御部400は、ステップS12にて、添加ガス用バルブ23a〜23cの各弁体の開閉を制御する。例えば、複数のゾーンのうちエッジ305cのゾーンにのみ添加ガスを導入する場合、制御部400は、添加ガス用バルブ23cを開け、添加ガス用バルブ23a、23bの各弁体を閉じる。これにより、図4に示したように、添加ガス用バルブ23cは開状態、添加ガス用バルブ23a、23bの各弁体は閉状態となる。
次に、制御部400は、ステップS14にて、ガスボックス3から処理ガス及び添加ガスを供給する。処理ガス1〜3は、フロースプリッター200の上流側の第1の流路faを通り、分流制御部200hの各分流部200a〜200cにて所望の分流量に分流される。分流されたガスは、更に第2の流路fb1、fb2、fb3を通り、チャンバC内のガス拡散室305の各ゾーンを介してチャンバC内に導入される。
次に、制御部400は、ステップS16にて、導入されたガスをプラズマ化させ、ウェハWをプラズマ処理する(処理実行工程)。このとき、エッジのゾーンには、処理ガスに添加ガスが添加されている。このようにして多様なガス制御を行うことにより、プラズマ中の特にラジカルを制御してウェハの面内均一性を向上させることができる。ただし、本実施形態では、添加ガスを供給する付加流路Fd及び添加ガス用バルブ23a、23b、23cを設けなくてもよい。その場合には、ステップS12は実行せずに、ステップS14に進む。
次いで、制御部400は、ステップS18にて、ウェハWのプラズマ処理が所定回数だけ実行されたかを判定し、所定回数実行されるまでステップS14、S16を繰り返し実行する。ステップS18にて、ウェハWのプラズマ処理が所定回数だけ実行されたと判定された場合、ステップS20に進み、制御部400は、第1のバルブ20a〜20c、第2のバルブ21a〜21c、添加ガス用バルブ23a〜23cを全て閉める。これにより、図5に示したように、第1のバルブ20a〜20c、第2のバルブ21a〜21c、添加ガス用バルブ23a〜23cの各弁体は、全て閉状態となる。次に、制御部400は、ステップS22にて、バイパスバルブ22a〜22cを全て開く(バイパス開工程)。これにより、図5に示したように、バイパスバルブ22a〜22cは、開状態となる。
次に、制御部400は、ステップS24にてガスボックス3からNガスを供給する。図6に示したように、時刻T1では、図1の第1及び第2のNガス供給バルブ102,120は閉状態である。時刻T2になると、第1のN2ガス供給バルブ102及び第2のNガス供給バルブ120が開けられ、第1及び第2のNガス配管ラインL1、L2からNガスが供給される。これにより、チャンバCの圧力は急激に上昇する。
時刻T3になると、第1のNガス供給バルブ102が閉じられ、第2のNガス供給バルブ120のみが開状態となる。これら一連のバルブ動作によるガスの衝撃により、ステップS26にてNPPCが実行される(クリーニング工程)。
図6の「配管ラインL3のNパージ流量例」に示したように、NPPC実行時、大流量のNガスが配管ラインL1、L2をそれぞれ流れる。大流量のNガスは、図5に示したように、迂回流路fcを通ってチャンバC内に導入される。例えば、迂回流路fcを流れるNガスの流量は、8SLM以上であってもよい。好ましくは、8〜20SLMである。
このとき、迂回流路fcでは、圧力損失はほとんど生じない。これにより、図6に示したように、チャンバC内の圧力は、5Torr以上(例えば、7Torr)に調整される。好ましくは、5Torr〜大気圧である。この結果、NPPC実行時、ガスの衝撃により処理ガス吐出穴304a、載置台302、チャンバ壁等(図1参照)に付着したパーティクルをチャンバC内の空間にてダスト(パーティクル等)の飛散として発生させることができる。図6に示したドライポンプ等の排気装置により、飛散したダストは、チャンバC外へ排出される。これにより、チャンバC内から効果的にパーティクルを除去し、チャンバC内をクリーニングすることができる。
NPPC実行後、制御部400は、ステップS28にて、第1のバルブ20a〜20c、第2のバルブ21a〜21c、添加ガス用バルブ23a〜23cの各弁体を全て開ける。次に、制御部400は、ステップS30にて、ウェハ処理を開始するかを判定する。ウェハ処理を開始するまでの間、処理装置300はアイドル状態であり、図1に示したように、全てのバルブを開状態にし、Nガスを少量流し、配管内をクリーニングする。ステップS30にて、ウェハ処理を開始すると判定された場合、ステップS10に戻り、ステップS10にてバイパスバルブ22a〜22cを閉め、S12〜S30の処理を再び実行する。
ウェハ処理を開始するか否かの判定は、例えば、パーティクルモニターにより測定したパーティクル数が所定数以下であれば、ウェハ処理すると判定し、測定したパーティクル数が所定数以上であれば、ウェハ処理しないと判定してNPPC等のクリーニングを行うようにしてもよい。また、その他のセンサーでウェハ処理を開始するかの判定を行ってもよい。
以上、本実施形態にかかるガス供給機構1によれば、第1のバルブ20a〜20c、第2のバルブ21a〜21c、バイパスバルブ22a〜22cの開閉制御により、NPPC実行時にはNガスをフロースプリッター200に通さず迂回流路fcに通してチャンバC内に導入する。迂回流路fcでは圧力損失はほとんど生じない。このため、本実施形態に係る流量制御式のフロースプリッター200を含むガス制御部2の構成によれば、配管ラインL1、L2を流れるNガスの流量制御により、チャンバC内を所定圧力以上に制御することができる。この結果、ガスの衝撃によるNPPC実行時のパーティクルの除去効果を十分に得ることができる。
なお、NPPCによるクリーニングは、1ロット又は数ロットのウェハ処理を実行した後に行ってもよい。また、NPPCによるクリーニングは、定期的に行ってもよいし、ある程度ウェハを処理したら不定期に行ってもよい。また、NPPCによるクリーニングは、ウェハを1枚処理する毎に行ってもよいし、チャンバC内をメンテナンスした後に行ってもよい。
また、本実施形態に係るNPPCでは、すべてのバイパスバルブ22a〜22cを開状態にして実行したが、バイパスバルブ22a〜22cのうちの少なくとも一つを開状態にして実行してもよい。ただし、すべてのバイパスバルブ22a〜22cを開状態すると、最も効果的にクリーニング効果を得られるため好ましい。
以上、クリーニング方法及び処理装置の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
例えば、本発明に係るクリーニング方法は、流量制御式に限られず、圧力制御式による分流制御部(フロースプリッター)を用いてもよい。
また、例えば、本発明に係る処理装置は、エッチング処理装置以外の処理装置、例えば、アッシング処理装置や成膜処理装置等にも適用可能である。その際、処理装置にてプラズマを発生させる手段としては、容量結合型プラズマ(CCP:Capacitively Coupled Plasma)発生手段、誘導結合型プラズマ(ICP:Inductively Coupled Plasma)発生手段、ヘリコン波励起型プラズマ(HWP:Helicon Wave Plasma)発生手段、ラジアルラインスロットアンテナから生成したマイクロ波プラズマやSPA(Slot Plane Antenna)プラズマを含むマイクロ波励起表面波プラズマ発生手段、電子サイクロトロン共鳴プラズマ(ECR:Electron Cyclotron Resonance Plasma)発生手段、上記発生手段を用いたリモートプラズマ発生手段等を用いることができる。また、本発明に係る処理装置は、例えば、熱処理、基板搬送等、プラズマを用いないでウェハを処理する装置であってもよい。
本発明において処理を施される被処理体は、上記実施形態にて説明に使用した(半導体)ウェハに限られず、例えば、フラットパネルディスプレイ(Flat Panel Display)用の大型基板、EL素子又は太陽電池用の基板であってもよい。
1:ガス供給機構
2:ガス制御部
3:ガスボックス
20a、20b、20c:第1のバルブ
21a、21b、21c:第2のバルブ
22a、22b、22c:バイパスバルブ
23a、23b、23c:添加ガス用バルブ
40:オリフィス
102:第1のNガス供給バルブ
120:第2のNガス供給バルブ
200:フロースプリッター
200h:分流制御部
200a、200b、200c:分流部
300:処理装置
305:ガス拡散室
305a:センターゾーン
305b:ミドルソーン
305c:エッジソーン
400:制御部
Fa、Fb1、Fb2、Fb3:配管
Fc:迂回配管
Fd:付加配管
fa:第1の流路
fb1、fb2、fb3:第2の流路
fc:迂回流路
MFM:マスフローメータ
V:流量制御バルブ

Claims (7)

  1. ガス供給機構を用いて処理装置にガスを導入し、前記処理装置をクリーニングするクリーニング方法であって、
    前記ガス供給機構は、
    分流制御部と、前記分流制御部の上流側に連通する第1の流路と、前記第1の流路に設けられた第1のバルブと、前記分流制御部の下流側に連通する複数の第2の流路と、前記複数の第2の流路のそれぞれに設けられた複数の第2のバルブと、前記第1の流路と前記複数の第2の流路とに接続される迂回流路と、前記迂回流路に設けられたバイパスバルブと、を有し、
    前記第1のバルブと前記複数の第2のバルブを閉め、前記バイパスバルブを開けるバイパス開工程と、
    前記バイパス開工程の後、前記迂回流路から前記処理装置にガスを導入し、該処理装置をクリーニングするクリーニング工程と、
    を含むことを特徴とするクリーニング方法。
  2. 前記分流制御部は、流量制御式の分流制御部である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング方法。
  3. 前記クリーニング工程は、前記迂回流路から処理容器内に所定流量のガスを導入し、前記処理容器内の圧力を所定値以上にすることで前記処理装置内にてNPPC(Non Plazma Particle Cleaning)を実行する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング方法。
  4. 前記バイパスバルブを閉め、前記第1のバルブと前記複数の第2のバルブとを開けるバイパス閉工程と、
    前記バイパス閉工程の後、前記第1の流路から供給した処理ガスを前記分流制御部により分流し、前記複数の第2の流路から処理容器に供給し、前記処理容器内にて前記処理ガスによる処理を実行する処理実行工程を更に有し、
    前記バイパス閉工程の後の前記処理実行工程を所定回数繰り返した後、前記バイパス開工程の後の前記クリーニング工程を実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のクリーニング方法。
  5. 前記迂回流路の一端は、前記第1のバルブより上流側の前記第1の流路に接続され、前記迂回流路の他端は、分岐して前記複数の第2のバルブより下流側の前記複数の第2の流路に接続され、
    複数の前記バイパスバルブは、前記分岐して前記複数の第2の流路に接続される迂回流路のそれぞれに設けられ、
    前記バイパス開工程により前記第1のバルブと前記複数の第2のバルブを閉め、複数の前記バイパスバルブの少なくとも一つを開けた後に、前記クリーニング工程により該バイパスバルブが開けられた前記迂回流路から前記処理装置にガスを導入し、該処理装置をクリーニングする、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のクリーニング方法。
  6. 処理装置にガスを導入するガス供給機構と、ガスの供給を制御する制御部とを備える処理装置であって、
    前記ガス供給機構は、
    分流制御部と、前記分流制御部の上流側に連通する第1の流路と、前記第1の流路に設けられた第1のバルブと、前記分流制御部の下流側に連通する複数の第2の流路と、前記複数の第2の流路のそれぞれに設けられた複数の第2のバルブと、前記第1の流路と前記複数の第2の流路とに接続される迂回流路、前記迂回流路に設けられたバイパスバルブと、を有し、
    前記制御部は、
    前記第1のバルブと前記複数の第2のバルブを閉め、前記バイパスバルブを開ける制御と、
    前記バイパスバルブを開ける制御の後、前記迂回流路から前記処理装置にガスを導入し、該処理装置をクリーニングする制御と、を行う、
    ことを特徴とする処理装置。
  7. 前記迂回流路の一端は、前記第1のバルブより上流側の前記第1の流路に接続され、前記迂回流路の他端は、分岐して前記複数の第2のバルブより下流側の前記複数の第2の流路に接続され、
    複数の前記バイパスバルブが、分岐した前記迂回流路のそれぞれに設けられ、
    前記制御部は、
    前記第1のバルブと前記複数の第2のバルブを閉め、複数の前記バイパスバルブの少なくとも一つを開けた後に、該バイパスバルブが開けられた前記迂回流路から前記処理装置にガスを導入し、該処理装置をクリーニングする制御を行う、
    ことを特徴とする請求項6に記載の処理装置。
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