JP6154014B2 - 電力使用量測定装置の配置評価支援システムおよび支援方法 - Google Patents

電力使用量測定装置の配置評価支援システムおよび支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、電力使用量の測定システムおよび方法に関する。
本特許の背景技術として、特開2012-98187(特許文献1)がある。特許文献1には「任意の場所において、家庭全体の電力を表示できる電力表示システム、及び、電力表示方法を提供する。」ことが記載されている。
特開2012-98187
しかしながら、従来の手法では電力使用量測定装置(以下「測定装置」と記載)の配置評価方法について記載がなく、測定装置の個数が限られている場合には測定装置の配置が適切かどうかを評価することが必要となる。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば以下の通りである。即ち、本発明の
配置評価支援システムは、
電気機器が複数設置されたエリアの総電力使用量を測定する全消費電力測定装置と、
前記エリアに設置された電気機器の電力使用量を測定する電気機器の数より少ない数の電力使用量測定装置と、
前記全消費電力測定装置と前記電力使用量測定装置とに接続する電力解析装置と、を有し、
前記電力解析装置表示部と、全消費電力測定装置から総電力使用量を受け取り、各々の電力使用量測定装置から電力使用量を受け取る集計部と、記総電力使用量に対する電力使用量の割合である電力使用量カバー率を算出する電力比較処理部と、前記電気機器毎の前記電力使用量カバー率と、前記電力使用量カバー率の合算値を前記表示部に出力する結果表示処理部と、を備え、電力使用量測定装置の付け替え指標を提供することを特徴とする。
本発明によれば、限られた数の測定装置を設置する場合に、その配置場所が妥当であるかを判断するための指標を提供し、比較的高価な測定装置の導入コストを削減することができる。
実施例1におけるシステム構成の一例を示す図である。 電力解析装置10の構成の一例を示す図である。 電力解析装置10における電力使用量測定装置40の配置場所を解析する処理シーケンスの一例である。 全消費電力量データベース113の一例である。 集計消費電力データベース114の一例である。 建物内地図データベース115の一例である。 結果表示処理200が示す出力結果の例である。 実施例2におけるシステム構成の一例を示す図である。 電力解析装置10における電力使用量測定装置40の配置場所、および利用者の位置情報を解析する処理の一例である。 位置情報データベース115の一例である。 結果表示処理112が示す出力結果の例である。 結果表示処理112が示す出力結果の例である。
以下、実施例について図面を用いて説明する。なお、図面において、同一符号は、同一または相当部分を示す。また、本発明は、図示例に限定されるものではない。
本発明に係る実施例1を、図1〜7を用いて説明する。
電力消費効率化のため、各電気機器の電力使用量を利用者に提示することで利用者に節電を促す方法がある。このためには電気機器の電力使用量を測定できる電力使用量測定装置が必要になる。しかし、測定装置が予め設置されていない建物や地域においては電力使用量測定装置が大量に必要になり、導入コストがかかるという問題がある。
本実施例は限られた個数の電力使用量測定装置を建物内や地域に配置後、配置場所の妥当性を示すことで、より効果的に電力使用量測定装置の配置場所を示す技術について説明する。
図1は、本実施例に係るシステムの構成の一例を示した図である。
本実施例に係るシステムは、電力解析装置10、ネットワーク20、全消費電力測定装置30、電力使用量測定装置40、電気機器50から構成され、例えば複数のオフィスや世帯が入るような建物を想定する。
電力解析装置10は、例えばホームゲートウェイ、ネットワークストレージ、Webサーバ、PC(Personal Computer)、携帯電話などであり、ネットワークを介して他の機器と情報を共有できる機器である。
ネットワーク20は、例えばインターネットやローカルエリアネットワーク、USB(Universal Serial Bus)、リモートUSB、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信、ICタグ機能、TransferJET(登録商標)、LTE、HSPA(High Speed Packet Access)、EV−DO(Evolution Data Only)などである。電力解析装置10と電力使用量測定装置40はネットワーク20を介して相互に接続できる。
全消費電力測定装置30は、建物全体や地域の消費電力を測定する装置である。例えばスマートメーター、建物の受電設備、地域の変電設備等が考えられる。
電力使用量測定装置40は、個々の電力機器の消費電力を測定する装置である。自身あるいは自身を通過する電力機器50の電力を測定し、ネットワーク20を介して電力解析装置10に電力使用量と配置位置を提供する装置である。また電力使用量測定装置40の例としては、コンセントに設置して使用するスマートタップや、自身に電力測定と送信機能を備えた、デジタルテレビ、照明、PC、充電器、サーバ、空調機、扇風機、加湿器、空気清浄機などがある。また、電力使用量測定装置40の配置位置は利用者が直接入力してもよく、電力使用量測定装置40自身が建物内の位置情報を受信してもよい。
電気機器50は電力使用量を測定する対象の機器である。例えば、デジタルテレビ、照明、PC(Personal Computer)、充電器、サーバ、扇風機、空調機、加湿器、空気清浄機などがある。なお、本実施例では、建物内の各所に配置された電力使用量測定装置40が全ての電気機器50の消費電力を測定できないことが考えられるため電力使用量測定装置と接続されていない電気機器があってもよい。
図2は、電力解析装置10の構成の一例を示す図である。
電力解析装置10は、通信部101、入力部102、表示部103、制御部104、電源供給部105、ストレージ106、メモリ107、バス108、を備える。
なお、電力解析装置10は、集計部109、状態判定処理部110、電力比較処理部111、結果表示処理部112をストレージ106に格納しており、制御部104がストレージ106から上記処理部に対応するプログラムモジュールをメモリ107に展開し、制御部104が上記プログラムモジュールを実行することで本実施例の処理を実現できる。なお、プログラムは、端末が出荷されるまでに予めストレージに格納されていても良いし、CD(Compact Disk)・DVD(Digital Versatile Disk)・BlueRayDisc(登録商標)などの光学メディアや半導体メモリ等の媒体に格納されて図示しない媒体接続部を介して端末にインストールされても良い。また、通信部101を介して外部ネットワーク20からダウンロード、若しくは基地局からダウンロードしてインストールすることも可能である。
また、集計部109、状態判定処理部110、電力比較処理部111、結果表示処理部112は、同様の機能を持つ処理部として、ハードウェアで実現することも可能である。ハードウェアとして実現する場合は、各処理部が主体となって各機能を実現する。
通信部101は、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信、ICタグ機能、TransferJET(登録商標)、LTE(Long Term Evolution)、HSPA(High Speed Packet Access)、EV−DO(Evolution Data Only)、及びWiMAX(登録商標)等の無線通信機能、または、Ethernet(登録商標)等の有線通信機能を備え、各種の情報を送受信する。無線通信機能は、アンテナ、及び変復調回路等を含む。有線通信機能は、コネクタ、及び変復調回路等を含む。情報の送受信には、ネットワークを介して行うネットワーク通信と、ネットワークを介さずに各機器間で直接通信を行う直接通信(例えばBluetooth(登録商標)、ワイヤレスUSB、Felica(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Z−WAVE(登録商標)、可視光通信、赤外線通信、NFC(Near Field Communication)(登録商標))を適宜切り替えて使用できる。通信部101は、複数の通信方式に対応するよう構成されても良い。
入力部102は、キーボード、マウス、カーソルキー、及びテンキー等の一または複数を備え、ユーザの操作を受け付け、当該操作に基づいた入力信号を制御部104に入力する。なお、音声認識、画像認識、またはジェスチャ認識等によって入力信号を生成し、制御部104に入力するようにしても良い。なお、タッチパネルのように、表示部103と入力部102とが一体となった構成であっても良い。
表示部103は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ、及び電子ペーパー等のパネル並びにドライバ回路等から構成され、制御部104の制御下にて任意の情報(例えば、文字、静止画、及び動画等)を表示する。なお、表示部103は、それぞれ異なる情報を表示可能な複数のパネルを有していても良い。
制御部104は、CPU(Central Processiong Unit)、MPU(Micro Processiong Unit)、及びDSP(Digital Signal Processor)等から構成され、所定のプログラムを実行するなどして、電力解析装置10全体の動作を制御する。後述するフローチャート等を始めとする本実施例の処理動作も、特段の注釈がない限り、制御部104により実行されるものとする。
電源供給部105は、バッテリ、ACアダプタ、及び充電回路等から構成され、電力解析装置10の各部への電源供給や、バッテリへの充電を行う。また、電力解析装置10がバッテリ駆動されているか、ACアダプタ駆動されているかといった状態確認や、バッテリの残量確認を行う。
ストレージ106は、電力解析装置10に内蔵される記録媒体や、取り外し可能な外部記録媒体や光ディスクなどから構成され、各種の情報を記憶する。例えば、制御部104の指示により制御され、アプリケーションプログラムを保存することができる。また、アプリケーションプログラムで作成した各種情報を保存する。例えば、電力解析装置10が設置されている建物全体の消費電力を管理する全消費電力量データベース113、電力使用量測定装置40の測定した消費電力を管理する集計消費電力量データベース114、建物内で電力使用量測定装置40が使われる場所を示した位置情報データベース115を保存する。
メモリ107は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などから構成され、制御部102の指示により制御される。メモリ106に、ストレージ103に格納しているアプリケーションプログラムの機能部が展開される。
バス108は、各部が相互に信号を伝送するための伝送路である。
図3は、電力解析装置10における電力使用量測定装置40の配置場所を解析する処理の一例である。
集計部109は、全消費電力測定装置50から建物全体の消費電力を取得し、全消費電力量データベース113に保存する(S101)。
図4は、全消費電力データベース113の一例である。建物全体の消費電力について、集計日と対応付けてて記録する。
次に、集計109は、各電力使用量測定装置40から測定電力を受信し、集計消費電力量データベース114に保存する(S102)。
図5は、集計消費電力データベース114の一例である。複数の電力使用量測定装置40について、機器情報120、集計日121、時間帯122、配置情報(123,124,125)、測定電力126を記録する。測定電力は測定機器単位で複数の時間帯の電力使用量を対応する機器情報、配置情報と対応付けて格納しても良い。
ここで、状態127は電力使用量測定装置40が電気機器に組み込まれているかどうかを示す。電気機器に組み込まれており他の場所へ移設できないものを「固定」、スマートタップのように他のコンセントに移設することにより、他の電気機器の電力使用量を測定可能な電力使用量測定装置を「可変」と表示する。
次に、状態判定処理110は、集計消費電力量データベース114内の各測定機器が固定か可変かを判定し、結果を追記する(S103)。例えば測定機器から可変の測定機器であることを示す情報を受け取ってデータベースに入力しても良いし、設置場所を入力するときにマニュアルで入力しても良い。
次に、電力比較処理1073は、全消費電力データベース1061と集計消費電力量データベース1062を比較し、電力使用量測定装置40が建物全体の消費電力をどの程度測定できているかを調べる(S104)。
次に結果表示処理部112が位置情報データベース115とS104の結果から、電力使用量測定装置40が建物全体の消費電力を測定する割合を表示する(S105)。
図6は、位置情報データベース115の一例である。電力使用量測定装置40が配置される場所全てについて建物、階、場所の情報を保存する。場所情報の例としてはコンセントの位置などがある。
図7は、結果表示処理部112が示す出力結果の例である。図7では、建物内のすべての電気機器50の設置場所について、測定機器の種別である測定電力の状態204と、建物全体の消費電力に占める測定電力の割合を集計した結果が出力される。電力使用量測定装置40が取り付けられていない場合は、建物全体の消費電力に占める測定電力の割合は0%となる。図7では固定の割合が30%、可変の割合が50%であり、電力使用量測定装置40が測定していない消費電力があと20%あることになる。このとき、状態が固定である電力使用量測定装置40に取り付けられている電気機器50は、サーバなど時間に対して測定電力が変わらないので電力使用量測定装置40の取り付けによる節電効果は低いと推測される。そこで、利用者がまだ電力使用量測定装置40が取り付けられていない電力使用量の時間的変化がある場所へ付け替えることで、残り20%に該当する配置場所の消費電力を知ることが可能となり、電力使用量測定装置40を適切に配置できる。
また、図7ではある一定期間の電力使用量のうち測定機器により測定できた使用量の割合を示しているが、例えば1時間単位に測定できた使用量の割合を求め、測定できた使用量の割合の変化を求めることにより、測定時間毎に適切な測定機器の配置となっているかどうかを知ることも可能である。
特に、電力使用量のピーク時間帯における総使用量の低減は電力供給契約を順守するためにも重要であり、ピーク時間帯にどの電気機器が電力を使用しているのかを把握するための情報提供が可能となる。
さらに固定型の測定機器と可変型の測定機器の表示を色の変化等の表示態様を変えて表示することにより、測定箇所の変更が可能な可変型の測定機器の情報が明確となり、評価結果を理解しやすくなる。
以上のように、本実施例によれば、電力使用量測定装置40が限られた個数しか使えなくても測定装置の配置場所が正しいかを把握することができる。
本発明に係る実施例2を、図8〜図11を用いて説明する。実施例1では、利用者が配置した電力使用量測定装置40から測定電力の割合を表示し、配置場所の正しさを示す方法を説明したが、本実施例では、利用者が電力使用量測定装置40の配置場所を検討する際に、複数の建物、地域利用者が特定の場所に滞在する場合電力を使う傾向があるという前提で、利用者の滞在情報を活用して、電力使用量測定装置40の配置場所候補を示す場合を説明する。
図8は、本実施例に係るシステムの構成の一例を示した図である。図8の構成のうち、すでに説明した図1に示された同一の符号を付された構成と同一の機能を有する構成については、説明を省略する。
本実施例における電力解析装置10は、図2の構成に加え、ストレージ106の位置情報データベース115に測定機器の位置に関する情報だけでなく、電気機器を使用するユーザの位置情報を含み、メモリ107の集計部109では位置集計処理も行う。
位置特定装置60は、人の位置を特定する装置である。位置を特定する仕組みには例えばGPS(Global Positioning System)、IMES(Indoor MEssaging System)、入退出管理システムなどがある。GPSやIMESを用いる場合、GPS機能を搭載した電子機器端末を人が所持し、電子機器端末の位置情報を位置特定装置60が定期的に受信する方法が考えられる。この場合、電子機器端末の例として携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などがある。また、入退出管理システムを用いる場合、入退出管理システムが識別できるカードや電子機器端末を人が所持し、カードや電子機器端末が入退出管理システムからの入場または退場の情報を受信する方法などが考えられる。この場合、カードの例として、IC(Integrated Circuit)カード、非接触カード、Felica(登録商標)などがあり、電子機器端末の例としては、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などがある。なお、位置特定装置60は複数あってもよい。
図9は、電力解析装置10における電力使用量測定装置40の配置場所、および利用者の位置情報を解析する処理の一例である。S201からS204は図3のS101からS104と同一であるため説明を省略する。
集計109は、位置特定装置60から人の位置情報と滞在時間を受信し、位置情報データベース115に保存する(S205)。
集計部109は、位置情報データベース115より、各場所において滞在時間と人数で加点し、加点結果を算出する(S206)。例えば、1時間いた場合加点を1とし、2時間いれば2とする。またはある場所に1人いた場合加点を1とし、2人いれば2とする。
図10は位置情報データベース115の一例である。図10は図6の位置情報データベースに人の位置情報に関するデータを対応付けて格納したものである。建物内の各場所について、位置特定装置60の数を人数として集計し、時間帯を保存し、加点結果を保存する。
次に、結果表示処理1074が、位置情報データベース115と、S204、S206の結果から電力使用量測定装置40が建物全体の消費電力を測定する割合と、利用者の位置情報から電力使用量測定装置40の配置場所候補を表示する(S207)。
図11は結果表示処理112が示す出力結果の例である。図11では配置場所候補を示す場所を利用者が選択できる。例えば、上の画面で建物名を選択し、下側の画面で階数や場所を選択後、「表示」ボタンを選択する。これにより調査範囲が広くても場所を絞って再配置場所を表示することができる。また、「全て選択」を選択することで、全ての調査範囲での再配置場所を表示することも可能である。「表示」ボタン選択後に表示される画面が図12である。広い地域や規模の大きい建築物では複数の企業や組織が使用することが多いため、企業、組織、行政区分の単位で表示することにより、電力使用量の大きいユーザを特定し節電対策をすることが可能となる。
図12は結果表示処理112が示す出力結果の例である。建物内のすべての電力使用場所について、測定電力の状態と、建物全体の消費電力に占める測定電力の割合を集計した結果、図10で保存した加点ポイント、加点ポイントに基づいた配置優先順位を表示し、さらに、優先順位の高い場所から配置を促すメッセージや図を表示する。
図12の別館2階の西側1Aでは、測定電力の割合0%であることから電力使用量測定装置40は配置されていない。しかし、加点ポイントが25〜35と他の場所に比べて大きいことから人の移動があり、電力機器50が使われている可能性がある。さらに、加点ポイントが増加傾向にあり、かつ合計値も最も高いため、電力使用量測定装置40の配置優先順位が最大と評価されている。別館1階東側1Aでも同様に電力使用量測定装置40は配置されていないが、加点ポイントがある。加点ポイントの合計値が別館2階西側1Aより低いことから、配置優先順位は2番目と評価されている。
一方、本館1階の西側1Aでは、電力使用量測定装置40が現状配置されているが、測定電力は減少傾向にある。また、加点ポイントも減少している。このことからこの場所は例えば事務所や事業所の引っ越しの可能性があり、電力使用量測定装置40の配置優先順位は最も低く設定されている。このような場合、利用者は例えば、本館1階西側1Aに配置した電力使用量測定装置40を別館2階西側1Aに付け替えることで、電力使用量測定装置40を効率的に利用することができる。
また、過去に測定機器が設置されたが、現在は設置されていない場所においては、過去に設置されていたときの電力使用量を基に評価を行っても良い。
以上のように、本実施例によれば、利用者が建物内の場所に滞在する時間から、電力使用量測定装置40の配置場所候補を示すことができるので、限られた電力使用量測定装置40の配置場所を効率的に配置できる。
また、本実施例によれば、人の位置情報を元にした加点情報を用いることにより、過去に電力使用量を測定したことの無い場所においても測定の必要性を知ることが可能となる。
10 電力解析装置
20 ネットワーク
30 全消費電力測定装置
40 電力使用量測定装置
50 電気機器
60 位置特定装置
101 通信部
102 入力部
103 表示部
104 制御部
105 電源供給部
106 ストレージ
107 メモリ
108 バス
109 集計部
110 状態判定処理部
111 電力比較処理部
112 結果表示処理部
113 全消費電力量データベース
114 集計消費電力量データベース
115 位置情報データベース

Claims (8)

  1. 電気機器が複数設置されたエリアの総電力使用量を測定する全消費電力測定装置と前記エリアに設置された電気機器の電力使用量を測定する前記電気機器の数より少ない数の電力使用量測定装置とが接続された電力解析装置における電力使用量測定装置の配置評価支援方法であって、
    前記電力解析装置が、
    前記全消費電力測定装置から総電力使用量を受け取り、
    前記電力使用量測定装置の各々で測定された電力使用量を受け取り、
    前記受け取った総電力使用量に対する前記電気機器毎の電力使用量の割合である電力使用量カバー率と、前記電力使用量カバー率の合算値表示部に出力して、
    電力使用量測定装置の付け替え指標を提供する
    ことを特徴とする電力使用量測定装置の配置評価支援方法。
  2. 請求項1に記載の配置評価支援方法において、
    前記電力使用量測定装置は、特定の電気機器に対応付けて設置されている固定の設置状態の電力使用量測定装置と、電力使用量測定装置と電気機器との対応付けを変更可能に設置されている可変の設置状態の電力使用量測定装置と、から成り、
    前記電力解析装置は、
    前記電気機器毎に、前記電力使用量カバー率に対応付けて、電力使用量測定装置の配置情報と電力使用量測定装置の設置状態とを表示部に出力するとともに、
    前記電力使用量カバー率と前記配置情報と前記設置状態の表示を、前記電力使用量測定装置の設置状態に応じて異なる態様で表示する
    ことを特徴とする電力使用量測定装置の配置評価支援方法。
  3. 請求項2に記載の配置評価支援方法において、
    前記電力解析装置は、
    位置特定装置から人の位置を特定する位置情報と滞在時間を受け取り、
    前記電気機器毎に、電力使用量測定装置の配置情報と前記位置情報とから前記位置特定装置の数を人数として求めて、前記滞在時間と前記人数とから加点情報を算出し、
    前記電気機器毎に、前記電力使用量カバー率と前記配置情報と前記加点情報とを対応付けて表示部に出力する
    ことを特徴とする電力使用量測定装置の配置評価支援方法。
  4. 請求項2に記載の配置評価支援方法において、
    前記電力解析装置は、
    前記電力使用量測定装置が第一の時間帯に測定した第一の電力使用量カバー率と、
    前記電力使用量測定装置が前記第一の時間帯とは異なる第二の時間帯に測定した第二の電力使用量カバー率とを表示部の同一画面に出力する
    ことを特徴とする電力使用量測定装置の配置評価支援方法。
  5. 配置評価支援システムは、
    電気機器が複数設置されたエリアの総電力使用量を測定する全消費電力測定装置と、
    前記エリアに設置された電気機器の電力使用量を測定する電気機器の数より少ない数の電力使用量測定装置と、
    前記全消費電力測定装置と前記電力使用量測定装置とに接続する電力解析装置と、を有し、
    前記電力解析装置
    表示部と、
    全消費電力測定装置から総電力使用量を受け取り、各々の電力使用量測定装置から電力使用量を受け取る集計部と、
    記総電力使用量に対する電力使用量の割合である電力使用量カバー率を算出する電力比較処理部と、
    前記電気機器毎の前記電力使用量カバー率と、前記電力使用量カバー率の合算値を前記表示部に出力する結果表示処理部と、
    を備え、電力使用量測定装置の付け替え指標を提供することを特徴とする配置評価支援システム。
  6. 請求項5に記載の配置評価支援システムにおいて、
    前記電力使用量測定装置は、特定の電気機器に対応付けて設置されている固定の設置状態の電力使用量測定装置と、電力使用量測定装置と電気機器との対応付けが変更可能に設置されている可変の設置状態の電力使用量測定装置と、から成り、
    前記結果表示処理部は、
    前記電気機器毎に、前記電力使用量カバー率に対応付けて、電力使用量測定装置の配置情報と電力使用量測定装置の設置状態とを表示部に出力するとともに、
    前記電力使用量カバー率と前記配置情報と前記設置状態の表示を、前記電力使用量測定装置の設置状態に応じて異なる態様で表示する
    ことを特徴とする配置評価支援システム。
  7. 請求項6に記載の配置評価支援システムにおいて、
    さらに、人の位置を特定する位置特定装置を有し、
    前記集計部は、
    位置特定装置から人の位置を特定する位置情報と滞在時間を受け取り、
    前記電気機器毎に、電力使用量測定装置の配置情報と前記位置情報とから前記位置特定装置の数を人数として求めて、前記滞在時間と前記人数とから加点情報を算出し、
    前記結果表示処理部は、
    前記電気機器毎に、前記電力使用量カバー率と前記配置情報と前記加点情報とを対応付けて表示部に出力する
    ことを特徴とする配置評価支援システム。
  8. 請求項6に記載の配置評価支援システムにおいて、
    前記結果表示処理部は、
    前記電力使用量測定装置が第一の時間帯に測定した第一の電力使用量カバー率と、
    前記電力使用量測定装置が前記第一の時間帯とは異なる第二の時間帯に測定した第二の電力使用量カバー率とを表示部の同一画面に出力する
    ことを特徴とする配置評価支援システム。
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