JP5197716B2 - 電力表示システム、及び、電力表示方法 - Google Patents

電力表示システム、及び、電力表示方法 Download PDF

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本発明は、電力表示システム、及び、電力表示方法に関する。
家庭内に設置された空調機器、照明機器などの機器が消費する電力を監視するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、電力を検出する主幹電力メータを設置し、当該主幹電力メータに併設された表示部に、すべての機器が消費した全体の電力や消費した電力に相当する料金を表示する技術が開示されている。
特開平9−53954号公報
しかしながら、特許文献1に開示される構成では、機器が消費した電力が表示されるだけで、発電機器が発電した電力や蓄電機器が蓄電した電力までは表示されない。また、電力が表示される表示部は主幹電力メータに併設されているため、ユーザは、家庭内の任意の場所において電力を見ることができない。このため、家庭内の任意の場所において、機器が消費した電力、発電機器が発電した電力、又は、蓄電機器が蓄電した電力からなる家庭全体の電力を表示する新たな方法が求められている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、任意の場所において、家庭全体の電力を表示できる電力表示システム、及び、電力表示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第の観点に係る電力表示システムは、
機器と当該機器が設置された部屋とを対応付けて記憶する記憶機器と、
前記部屋毎又は任意の前記部屋に設置され、蓄電機器が蓄えた蓄電力と、当該部屋内に設置された機器が消費した消費電力と、を計測する計測機器と、
前記計測された蓄電力及び消費電力に基づいて、各電力を比較し、又、各電力を集計した全体の電力を導出して、当該全体の電力と各電力とを比較することにより、電力を管理する管理機器と、
前記記憶機器に記憶された部屋と機器との対応に基づいて、前記機器が消費した消費電力、及び/又は、前記管理機器が比較した全体の電力と各電力との比較結果、を表示する表示端末機器と、を備え、
前記管理機器と前記表示端末機器とは無線による情報の送受信を行い、当該管理機器では、当該無線の電波強度、及び/又は、伝搬時間に基づいて、当該表示端末機器の位置を特定し、当該表示端末機器では、当該特定された位置に基づく情報を表示する、
ことを特徴とする。
本発明の第の観点に係る電力表示方法は、
機器と当該機器が設置された部屋とを対応付けて記憶し、
前記部屋毎又は任意の前記部屋に設置され、蓄電機器が蓄えた蓄電力と、当該部屋内に設置された機器が消費した消費電力と、を計測し、
前記計測された蓄電力及び消費電力に基づいて、各電力を比較し、又、各電力を集計した全体の電力を導出して、当該全体の電力と各電力とを比較することにより、電力を管理し、
前記記憶された部屋と機器との対応に基づいて、前記機器が消費した消費電力、及び/又は、前記比較した全体の電力と各電力との比較結果、を表示し、
無線による情報の送受信を行い、当該無線の電波強度、及び/又は、伝搬時間に基づいて、当該情報の送信先を特定し、当該情報の送信先では、当該特定した送信先に基づく情報を表示する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、任意の場所において、家庭全体の電力を表示することができる。
実施形態1に係る電力表示システムを示す図である。 電力表示システムが備える管理機器の構成を示す図である。 記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 電力表示システムが備える表示端末機器の構成を示す図である。 登録処理を説明するためのフローチャートである。 機器と当該機器が設置された部屋とを対応付けた例を示す図である。 基準値の例を示す図である。 通知処理を説明するためのフローチャートである。 部屋毎に設置された機器と計測機器とを示す図である。 建物全体の消費電力と部屋毎の消費電力との比較結果の例を示す図である。 建物全体の消費電力、蓄電力、及び、発電力の比較結果の例を示す図である。 今後予測される電力変化の例を示す図である。 実施形態2に係る電力表示システムを示す図である。 位置検出処理を説明するためのフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下に記載する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る電力表示システムは、建物(家庭)内に設置された機器が消費した電力を集計することにより、一括的に電力を管理するいわゆるHEMS(Home Energy Management System)である。本発明の実施形態1に係る電力表示システム1は、図1に示すように、複数の機器100、蓄電機器200、発電機器300、複数の計測機器400、管理機器500、複数の表示端末機器600から構成される。
各機器100は、電力を消費する任意の機器であり、例えば、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、空調機器、照明機器、換気機器などの家電機器から構成される。機器100は、建物内の所定の部屋2に設置され、電力線3から電力の供給を受けて、動作することにより電力を消費する。電力表示システム1では、複数の機器100と管理機器500とが、電力線3を介して繋がれている。
蓄電機器200は、電気を蓄電する任意の機器であり、例えば、蓄電池などから構成される。蓄電機器200は、建物内、又は、建物周辺に設置され、電力線3を介して機器100に電力を供給する。蓄電機器200は、複数の機器100と同様に、電力線3を介して管理機器500に繋がれている。
発電機器300は、自然エネルギーを利用して発電を行う任意の機器であり、例えば、太陽光のエネルギーを電力に変換する太陽光発電装置、風のエネルギーを電力に変換する風力発電装置、地熱のエネルギーを電力に変換する地熱発電装置などから構成される。発電機器300は、建物内、又は、建物周辺に設置され、電力線3を介して機器100又は蓄電機器200に電力を供給する。発電機器300は、複数の機器100と同様に、電力線3を介して管理機器500に繋がれている。
計測機器400は、電力線3を流れる電流、電力、又は、電力量を計測する機器であり、例えば、電力計、ディジタルマルチメータから構成される。計測機器400は、典型的には、部屋2毎に設置され、当該部屋2に設置された機器100が消費した消費電力(消費電力量)を計測する。また、計測機器400は、蓄電機器200が蓄電している蓄電力(蓄電量)を計測し、また、発電機器300が発電した発電力(発電量)を計測する。
管理機器500は、計測機器400により計測された電力を取得することにより、建物内の電力を管理する機器であり、例えば、スマートメータ、情報端末装置、パーソナルコンピュータなどから構成される。また、管理機器500は、ホームゲートウェイ(図示せず)を介してインターネットに接続され、当該インターネットから所定の情報を取得する。
管理機器500は、図2に示すように、制御部510、記憶部520、入力部530、表示部540、通信部550から構成される。
制御部510は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理回路やワークエリアとなるRAM(Random Access Memory)、各種ドライバなどから構成され、管理機器500の各部を制御するとともに、記憶部520に格納されている所定の動作プログラムに基づいて後述する各処理を実行する。管理機器500の各構成は、それぞれ制御部510と接続されており、各構成間でのデータ授受などは制御部510を介しておこなわれる。また、制御部510は、例えば、RTC(Real Time Clock)、タイマー等を備え、日時(年月日時分秒及び曜日を含む)を計時(カウント)することにより、時計として機能する。
制御部510は、同図に示すように、電力取得部511、比較部512、通知部513、予測部514から構成される。
電力取得部511は、計測機器400が計測した電力、電力量を取得する。図1に示すように、計測機器400は、部屋2毎、又は、蓄電・発電機器200、300毎に設置されるため、電力取得部511は、部屋2毎、又は、機器毎の電力、電力量を取得する。
比較部512は、電力取得部511により取得された部屋2毎の電力、電力量を比較して、当該比較した比較結果を生成(導出)する。例えば、比較部512は、計測機器400が計測した電力に基づいて、建物全体において消費された消費電力と、所定の部屋2において消費された消費電力とを比較する。また、比較部512は、機器100が消費した消費電力(消費電力量)、蓄電機器200が蓄電した蓄電力(蓄電量)、発電機器300が発電した発電力(発電量)のそれぞれを比較する。
通知部513は、比較部512により生成された比較結果を、通信部550を介して、表示端末機器600に通知する。また、通知部513は、電力取得部511により取得された電力(電力量)が、所定の電力(電力量)に達した場合、また、比較結果が、所定の条件を満たす場合、その旨を表示端末機器600に通知する。
予測部514は、通信部550を介してインターネットから取得された気象情報526に基づいて、機器100が消費する消費電力、発電機器300が発電する発電力等を予測する。例えば、予測部514は、取得された気象情報526に含まれる予想最高気温が、所定の気温(例えば、30℃)以上の場合、機器100(例えば、空調機器)が消費する消費電力が大きくなると予測する。また、予測部514は、取得された天気予報が晴れの場合、発電機器300(例えば、太陽光発電装置)が発電する発電力が大きくなると予測する。
記憶部520は、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどといった所定の記憶装置から構成され、制御部510が実行する動作プログラム(アプリケーション)の他、各処理の実行に必要なデータや各処理の実行によって取得又は生成されたデータなどを格納する。管理機器500による処理は、記憶部520に記憶された動作プログラムを制御部510が実行することで実現される。図3に示すように、記憶部520は、機器情報521、部屋情報522、表示端末情報523、電力情報524、基準情報525、気象情報526を記憶する。
機器情報521は、例えば、電力表示システム1が備える、機器100、蓄電機器200、又は、発電機器300を表す機種名、型番、機器を特定するためのID(IDentification)、設置された部屋(位置)等を示す情報である。管理機器500は、記憶部520に記憶される機器情報521を参照することにより、どの部屋2にどの機器100が設置されているかを把握する。
部屋情報522は、例えば、建物の部屋数、部屋の広さ、部屋を特定するためのID等を示す情報である。
表示端末情報523は、例えば、表示端末機器600の機種名、型番、当該端末を特定するためのID、当該端末が位置する部屋(位置)等を示す情報である。
電力情報524は、例えば、機器毎の電力量(消費電力量、蓄電量、発電量)、部屋毎の電力量、建物全体の電力量、1日当たりの電力量等を示す情報である。
基準情報525は、例えば、機器100〜300毎の電力量、部屋2毎の電力量、及び、計測結果が、所定の基準を超えているか否かを判別するための基準を示す情報である。また、基準情報525は、気象情報526が所定の基準を超えているか否かを判別するための基準を示す情報である。
気象情報526は、例えば、インターネットを介して取得された、天気予報、予想最高気温、予想最低気温等を示す気象に関する情報である。
図2に戻って、入力部530は、ユーザからの指示を受け付けるための各種のキー、ボタン若しくはタッチパネル等を備え、制御部510への各種の指示やデータを入力する。
表示部540は、例えば、ドットマトリクスタイプのLCD若しくは有機ELパネルとドライバ回路等を備え、任意の画像を表示する。
通信部550は、通信を行うためのインターフェース等を備え、所定のプロトコルに沿って、通信線又は無線を介して、管理機器500と表示端末機器600との間で行われる通信の仲立ちをする。また、通信部550は、ホームゲートウェイを介して、管理機器500とインターネットとの間で行われる通信の仲立ちをする。
図1に戻って、表示端末機器600は、管理機器500が備える記憶部520が記憶する電力量、比較結果等を表示する機器であり、例えば、表示装置、携帯端末装置などから構成される。表示端末機器600は、各部屋2に設置され、通信線に接続され、管理機器500から通信線を介して送信された情報を表示する。図4に示すように、表示端末機器600は、端末制御部610、端末記憶部620、端末入力部630、端末表示部640、端末通信部650から構成される。
端末制御部610は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理回路やワークエリアとなるRAM(Random Access Memory)、各種ドライバなどから構成され、表示端末機器600の各部を制御するとともに、端末記憶部620に格納されている所定の動作プログラムに基づいて後述する各処理を実行する。表示端末機器600の各構成は、それぞれ端末制御部610と接続されており、各構成間でのデータ授受などは端末制御部610を介しておこなわれる。また、端末制御部610は、例えば、RTC(Real Time Clock)、タイマー等を備え、日時(年月日時分秒及び曜日を含む)を計時(カウント)することにより、時計として機能する。
端末記憶部620は、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどといった所定の記憶装置から構成され、端末制御部610が実行する動作プログラム(アプリケーション)の他、各処理の実行に必要なデータや各処理の実行によって取得又は生成されたデータなどを格納する。表示端末機器600による処理は、端末記憶部620に記憶された動作プログラムを端末制御部610が実行することで実現される。
端末入力部630は、ユーザからの指示を受け付けるための各種のキー、ボタン若しくはタッチパネル等を備え、端末制御部610への各種の指示やデータを入力する。
端末表示部640は、例えば、ドットマトリクスタイプのLCD若しくは有機ELパネルとドライバ回路等を備え、任意の画像を表示する。
端末通信部650は、通信を行うためのインターフェース等を備え、所定のプロトコルに沿って、通信線又は無線を介して、管理機器500と表示端末機器600との間で行われる通信の仲立ちをする。
次に、図1及び図2に示す管理機器500の動作について説明する。管理機器500が実行する処理は、機器100〜300と当該機器100〜300が設置された部屋(位置)との対応付けを登録する登録処理、及び、機器が消費、蓄電、又は、発電した電力量に基づく情報の通知を行う通知処理の2つに大別される。まず、登録処理について説明する。
管理機器500は、ユーザに対して登録操作を行うように促して、当該ユーザからの何らかの入力操作を受け付けると、図5に示す当該登録処理を開始する。
まず、入力部530は、ユーザが入力した、建物の部屋数、部屋が特定されるIDを示す情報を受け付けて、制御部510は、入力部530が受け付けた情報を、部屋情報522として記憶部350に登録する(ステップS101)。例えば、ユーザは、建物の平面図を登録し、当該平面図に基づいて、部屋数、部屋のIDを入力する。入力部530は、ユーザからの入力を受け付けて、建物の各部屋を特定するためのIDを登録する。
次に、入力部530は、ユーザが入力した、機器100、蓄電機器200、及び、発電機器300を特定するための情報(例えば、機種名、ID、設置された部屋(位置)等)を受け付けて、制御部510は、入力部530が受け付けた情報を、機器情報521として記憶部520に登録する(ステップS102)。機器100、蓄電機器200、及び、発電機器300の情報が登録されることにより、電力表示システム1上で機器100、蓄電機器200、及び、発電機器300が認識される。
次に、制御部510は、ステップS101において登録された部屋情報522と、ステップS102において登録された機器情報521と、を対応付けることにより、機器100、蓄電機器200、及び、発電機器300が設置された位置(部屋)を登録する(ステップS103)。
図6を例に取り、機器と当該機器が設置された部屋とを対応付ける方法について説明する。まず、建物内の複数の部屋2をそれぞれ特定するために、各部屋2を部屋A〜Cとして登録する(ステップS101)。次に、建物内に設置された複数の機器100をそれぞれ登録するために、各機器100を機器100a〜100gとして登録する(ステップS102)。そして、機器100a〜100gと、当該機器100a〜100gが設置された部屋A〜Cと、を対応付けて登録する(ステップS103)。ここでは、機器100a及び機器100bが部屋Aに設置されていること、機器100cが部屋Bに設置されていること、機器100d〜100gが部屋Cに設置されていること、を登録する。これにより、機器100を特定するための情報と、当該機器が設置された部屋(位置)情報と、が対応付けられるため、各部屋2には、いずれの機器100が設置されているかを登録することができる。
次に、入力部530は、部屋2毎、機器100毎、又は、計測結果毎の基準となる電力や当該電力の割合を受け付けて、制御部510は、入力部530が受け付けた情報を、基準情報525として記憶部520に登録する(ステップS104)。図7を例に取り、基準情報525を登録する方法について説明する。部屋Aにおける消費電力について基準を登録する場合、まず、部屋名として「部屋A」を登録し、そして、「部屋A」の消費電力を示す項目に、「500W以上」と登録する。また、部屋Aの消費電力と建物全体の消費電力とを比較した比較結果における基準を登録する場合、部屋Aの比較結果を示す項目に、「割合20%以上」と登録する。また、機器100aにおける消費電力について基準を登録する場合、まず、機器名として「機器100a」を登録し、そして、「機器100a」の消費電力を示す項目に、「500W以上」と登録する。このような方法により、基準情報525を登録することができる。そして、これらの基準を登録することにより、後述する通知処理において、各項目が基準を超えた(満たした)場合に、基準を超えた旨がユーザに通知される。
なお、部屋Bにおける消費電力や比較結果の基準、機器100bにおける消費電力の基準を登録する場合については、部屋Aや機器100aの場合と同様である。
以上の処理により、機器100を特定するための情報と、当該機器100が設置された部屋2の情報と、を対応付けることにより、機器が設置された位置(部屋)を登録することができる。
次に、管理機器500が取得又は生成した情報を、表示端末機器600に通知する通知処理について説明する。
図5の処理が終了すると、管理機器500は自動的に図8のフローを開始する。
まず、制御部510は、電力取得部560を制御することにより、計測機器400が計測した、機器100が消費した消費電力(消費電力量)を取得する(ステップS201)。図9において、制御部510は、部屋Aに設置された計測機器400aが計測した、機器100a及び機器100bが消費した消費電力、部屋Bに設置された計測機器400bが計測した、機器100cが消費した消費電力、及び、部屋Cに設置された計測機器400cが計測した、機器100d〜機器100gが消費した消費電力を取得する。そして、制御部510は、建物内の部屋に設置された計測機器400が計測したすべての消費電力量を取得して、集計することにより、建物全体の消費電力を特定する。
次に、制御部510は、電力取得部560を制御することにより、計測機器400が計測した、蓄電機器200が蓄電した蓄電力(蓄電量)、及び、発電機器300が発電した発電力(発電量)を取得する(ステップS202)。
次に、制御部510は、比較部570を制御することにより、ステップS201及びS202において取得された、消費電力、蓄電力、及び、発電力(消費電力量、蓄電量、及び、発電量)を比較する(ステップS203)。例えば、制御部510は、建物内の部屋に設置された計測機器400が計測したすべての消費電力を集計することにより、建物全体の消費電力を算出する。そして、制御部510は、当該建物全体の消費電力量と、部屋毎の消費電力量と、を比較する。
図10は、建物全体の消費電力量と部屋毎の消費電力量とを比較した比較結果の例を示している。制御部510は、部屋A、B、C・・・のそれぞれの部屋において消費された消費電力(部屋A:500W、部屋B:800、部屋C:700W、・・・)を取得し、当該消費電力を集計することにより、建物全体の消費電力2000Wを算出する。そして、制御部510は、建物全体の消費電力に対する部屋A〜Cにおける消費電力の比較結果を、例えば円グラフを用いて生成する。
また、制御部510は、建物全体の消費電力と、蓄電力と、発電力とを比較する。図11は、建物全体の消費電力量と、蓄電量と、発電量とを比較した比較結果の例を示している。制御部510は、建物全体の消費電力(2000W)、蓄電力(200W)、及び、発電力(300W)を比較することにより、比較結果を生成する。
次に、制御部510は、通知部580を制御することにより、部屋毎の消費電力、建物全体の消費電力、比較結果等が、ステップS201において登録した基準(基準量、基準結果)を超えているか否かを判別する(ステップS204)。図7に示す基準、及び、図10に示す比較結果を用いて、判別方法について説明する。制御部510は、図10に示す比較結果と図7に示す基準とを対応付けることにより、部屋A〜Cの各項目(消費電力、比較結果)が基準を超えているかを判別する。部屋Aの消費電力は500Wであり、割合は25%であり、部屋Aの消費電力の基準は500Wであり、割合の基準は20%である。この場合、制御部510は、部屋Aの消費電力は基準を超えていると判別し、部屋Aの比較結果は基準を超えてないと判別する。制御部510は、部屋B、部屋C、機器100a、100b、・・・についても同様に、基準を超えているか否かを判別する。また、制御部510は、建物全体の消費電力と、蓄電力と、発電力との比較結果についても同様に、基準を超えているか否かを判別する。
判別された結果、基準を超えている場合(ステップS204;Yes)、制御部510は、基準を超えている結果を、通信部550を介して、表示端末機器600に通知する(ステップS206)。表示端末機器600は各部屋2に設置されているため、ユーザは、電力量や計測結果(比較結果)があらかじめ設定した基準を超えたことを、任意の部屋(位置)において把握することができる。
次に、基準を超えている旨が表示端末機器600に通知された後(ステップS205)、又は、基準を超えていない場合(ステップS204;No)、制御部510は、通知部580を制御することにより、電力取得部560が取得した電力(消費電力、蓄電力、発電力)、及び、比較結果等を、通信部550を介して、表示端末機器600に通知する(ステップS206)。図8に示される設置状態において、制御部510は、計測機器400aが計測した消費電力、及び、当該消費電力を含む比較結果を、計測機器400a(又は機器100a及び機器100b)が設置された部屋Aに設置された表示端末装置600に通知する。これは、部屋Aにおいて計測された消費電力、及び、部屋Aにおける電力を含む比較結果を、同一の部屋である部屋A内において把握したいとユーザが所望しているためである。制御部510は、同様に、部屋Bの消費電力や比較結果を、部屋Bに設置された表示端末装置600に通知し、また、部屋Cの消費電力や比較結果を、部屋Cに設置された表示端末装置600に通知する。これにより、ユーザは、表示端末機器600が設置された部屋(位置)に即した電力や比較結果を把握することができる。
表示端末機器600は、端末通信部650を介して、管理機器500から通知(電力、比較結果)を受け付ける。そして、管理機器500から通知を受け付けると、又は、端末入力部630がユーザからの入力操作を受け付けると、端末制御部610は、受け付けた通知を、端末記憶部620に記憶させ、また、端末表示部640を制御することにより、受け付けた通知を表示する。これにより、ユーザは、表示端末機器600に表示される通知を視認することにより、電力や比較結果を容易に把握することができる。
次に、制御部510は、予測部590を制御することにより、通信部550を介して、インターネットから気象情報526を取得する(ステップS207)。制御部510は、気象情報526に基づいて、現在の消費電力や発電力が、今後どのように変化するかの予測を行う。
制御部510は、取得した気象情報526の所定の項目が、基準を超えているか否か(要件を満たしているか否か)を判別することにより(ステップS208)、今後の消費電力が増加するか否か、発電力が増加するか否かを予測する。例えば、図12に示すように、制御部510は、取得した予想最高気温が30℃以上か否かを判別する。そして、予想最高気温が30℃以上である場合、制御部510は、機器100(具体的には、空調機器、扇風機)が消費する消費電力が大きくなると予測する。また、制御部510は、取得した天気予報が「晴れ」、「曇り」、「雨」の何れであるかを判別する。そして、天気予報が「晴れ」の場合、発電機器300(具体的には、太陽光発電装置)が発電する発電力が大きくなると予測し、天気予報が「曇り」及び「雨」の場合、発電機器300が発電する発電力が小さくなると予測する。また、制御部510は、取得した予想風速が5m/s以上か否かを判別する。そして、予想風速が5m/s以上の場合、制御部510は、発電機器300(具体的には、風力発電装置)が発電する発電力が大きくなると予測する。
判別された結果、基準を超えている(要件を満たしている)場合(ステップS208;Yes)、制御部510は、通信部550を介して、予測結果を表示端末機器600に通知する。ユーザは、現在の消費電力や発電力に加えて、今後予測される消費電力や発電力を把握することができるため、機器100を動作・停止させることにより、電力を管理することができる。
次に、予測結果が表示端末機器600に通知された後(ステップS209)、又は、基準を超えていない場合(ステップS208;No)、処理は再びステップS201へと戻る。ステップS201〜S209が繰り返されることにより、消費電力の比較結果、予測される消費電力等が、表示端末機器600に継続して通知される。
以上の処理により、ユーザは、各部屋の消費電力や、各部屋の消費電力が建物全体の消費電力に占める割合を容易に把握することができる。ユーザは、家庭内の任意の場所において、全体の電力を把握することにより、電力を管理することができる。
(実施形態2)
実施形態1に係る電力表示システム1では、各部屋に表示端末機器600が設置される場合について示した。本実施形態では、1つの表示端末機器600により、建物全体の電力量を把握し、管理する方法について説明する。なお、実施形態1に係る電力表示システム1と同様の構成、動作については、説明を適宜省略する。
図13は、本発明の実施形態2に係る電力表示システム1aを示す図である。同図に示すように、電力表示システム1aは、機器100、蓄電機器200、発電機器300、計測機器400、管理機器500、表示端末機器600から構成される。管理機器500と表示端末機器600との間では、無線通信によって情報の送受信が行われる。そして、表示端末機器600は、管理機器500から通知された情報を表示する。
電力表示システム1aが備える構成要素は、電力表示システム1が備える構成要素と同様であり、また、登録処理、及び、通知処理も、実施形態1と同様である。
しかしながら、本実施形態では、表示端末機器600は部屋2毎に設置されていないため、表示端末機器600が存在する部屋(位置)に基づいた、電力量や比較結果が、管理機器500から表示端末機器600に通知されて、表示されることはない。そこで、以下に、表示端末機器600が存在する位置を検出し、当該位置に基づく電力量や比較結果を表示する方法について説明する。
図14は、位置検出処理を説明するためのフローチャートである。なお、管理機器500、表示端末機器600の何れにおいても、位置検出処理を行うことができるが、ここでは管理機器500が位置検出処理を行う場合について説明する。
管理機器500が、電力量を取得した後、比較結果を生成した後、ユーザからの入力を受け付けた後、又は、表示端末機器600と無線通信を行った後等、任意のタイミングにおいて、当該位置検出処理が開始される。
まず、制御部510は、管理機器500と表示端末機器600との間で無線通信が行われた際の、電波強度、及び/又は、伝搬時間を計測する(ステップS301)。
次に、制御部510は、計測された電波強度・伝搬時間に基づいて、表示端末機器600の位置を検出する(ステップS302)。例えば、表示端末機器600の位置を検出する処理は、無線通信の電波強度が距離のn乗に比例すること利用した方法、電波伝搬時間を利用した方法、特開2005−318553号公報等に記載される手法が用いられる。
次に、制御部510は、検出された表示端末機器600の位置から、表示端末機器600が位置する部屋を特定する(ステップS303)。例えば、制御部510は、部屋2内に設置された無線用アンテナ(図示せず)と表示端末機器600との距離に基づいて、表示端末機器600の位置を検出し、当該表示端末機器600と無線通信が行われた無線用アンテナが設置された部屋2を、表示端末機器600が位置する部屋2と特定する。また、制御部510は、検出された表示端末機器600の位置の座標と、記憶部520に記憶される部屋情報522と、を対応付けることにより、表示端末機器600が位置する部屋2を特定する。
次に、通知部580は、通信部550を介して、表示端末機器600が位置する部屋における電力量や比較結果等を、表示端末機器600に通知する(ステップS304)。例えば、図8において、表示端末機器600が、部屋A内にあると特定された場合、通知部580は、計測機器400aが計測した電力量、建物全体の電力量と部屋Aの電力量との比較結果等、部屋Aの電力量に関連する情報を、表示端末機器600に通知する。これにより、表示端末機器600が1つであっても、表示端末機器600が存在する現在の部屋(位置)に即した電力量や計測結が通知される。
ステップS304の処理後、位置検出処理は再びステップS301へと戻る。ステップS301〜S304が繰り返されることにより、表示端末機器600に対して、電力量や計測結が継続して通知される。
以上の処理により、ユーザは、家庭内の任意の場所において、全体の電力量を把握することにより、電力量を管理することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
電力表示システム1が備える、機器100、蓄電機器200、及び、発電機器300の台数及び設置位置は任意である。例えば、機器100を、各部屋に複数台設置してもよく、また、一部の部屋だけに設置してもよい。
蓄電機器200は、電気以外のエネルギーを貯蔵する機器でもよく、例えば、熱エネルギーとして熱湯をタンクに貯蔵する機器、バイオ燃料を貯蔵する機器であってもよい。
計測機器400の設置位置は任意である。例えば、機器100に電力を供給する電源と機器100との間に設置される、電力線3を分岐する分電盤(図示せず)の配線分岐部に、計測機器400を併設することもできる。また、分電盤と機器100との間に設置されるブレーカーとともに、計測機器400を設置することもできる。計測機器400を設置する位置を、管理機器500に近い位置することにより、計測機器400の設置を容易することができる。また、当該計測機器400に接続する通信線の設置も容易にすることができる。
また、計測機器400は、有効電力、及び、無効電力を計測することもできる。
管理機器500が、表示端末機器600に送信(通知)する情報は任意である。例えば、電力量を電気料金に換算した情報、電力量を二酸化炭素の排出量に換算した情報等であってもよい。また、管理機器500は、電力の計測値のみを表示端末機器600に送信し、表示端末機器600は、当該送信された計測値に基づいた情報を表示することもできる。
入力部530は、ユーザから任意の情報を受け付けることもできる。例えば、入力部530は、建物の平面図を受け付ける。そして、入力部530は、ユーザからの入力を受け付けて、制御部510は、平面図上に機器100が表示されるように、機器100を登録する。具体的には、ユーザは、機器100の位置座標を直接入力することにより、平面図上に機器100の位置を登録する。また、平面図上に表示された機器100の画像(アイコン)を操作(例えば、ドラッグ、ドロップ)することにより、平面図上の任意の位置に機器100を登録する。
また、管理機器500は、計測機器400が計測した電流及び電圧波形から、高調波成分(例えば、周波数1kHz〜20kHzの電流成分)を取り出して、当該高調波成分から、特徴量(例えば、周波数、位相、レベル)を抽出することにより、機器100を同定することもできる。なお、高調波を検出する方法は、公知の手法を用いることができ、また、特許4400610号公報に記載される内容を含み、当該内容が参酌される。各部屋2において動作している機器100を同定することにより、各機器100が消費した消費電力を把握することができる。このため、各機器100が消費した消費電力に基づいて、ユーザは各機器100の動作を制御することもできる。
記憶部520に記憶される機器情報521、部屋情報522、表示端末情報523、電力情報524、基準情報525、気象情報526は、任意の情報である。また、記憶部520は、各情報521〜52をあらかじめ記憶しておくこともでき、また、ユーザから受け付けた情報を各情報521〜52として記憶することもできる。
制御部510は、電力取得部560を制御することにより、任意の時間間隔で、消費電力、蓄電力、及び、発電力を取得することもできる。
制御部510は、比較部570を制御することにより、任意の電力量同士を比較することもできる。また、制御部510は、比較結果に基づく、任意のグラフ、図等を生成することもできる。
制御部510は、比較部570を制御することにより、任意に手法よって、電力の変化を予測することもできる。
通信部550は、電力線3を通信回線として利用する、いわゆる電力線通信により、管理機器500と、機器100、蓄電機器200及び発電機器300との間で行われる通信の仲立ちをすることもできる。これにより、管理機器500は、機器100、蓄電機器200及び発電機器300の動作を制御することもできる。
表示端末機器600は、端末入力部630が受け付けたユーザからの入力操作に基づいて、機器100の動作を制御することもできる。例えば、管理機器500から表示端末機器600へ、部屋Aの消費電力と比較結果が通知されると、ユーザは、表示端末機器600に表示される、部屋Aの消費電力と比較結果を視認できる。そして、部屋Aの消費電力が大きい場合には、ユーザは、表示端末機器600が備える端末入力部630を操作することにより、部屋Aに設置された機器100a及び機器100bの動作を停止させたり、省電力化が行われる設定に切り替えることもできる。
また、表示端末機器600の台数及び設置位置は任意である。例えば、室内の照明機器の電源をオン・オフするためのスイッチに併設することもできる。
また、表示端末機器600は、端末入力部630がユーザから受け付けた指示に基づいて、任意の情報を表示することもできる。
その他、前記のハードウエェア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
制御部510、記憶部520、入力部530、表示部540、通信部550から構成される管理機器500、及び、端末制御部610、端末記憶部620、端末入力部630、端末表示部640、端末通信部650から構成される表示端末機器600の処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する管理機器500及び表示端末機器600を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで管理機器500及び表示端末機器600を構成してもよい。
また、管理機器500及び表示端末機器600の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS; Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
1、1a 電力表示システム
2 部屋
3 電力線
100 機器
200 蓄電機器
300 発電機器
400 計測機器
500 管理機器
510 制御部
511 電力取得部
512 比較部
513 通知部
514 予測部
520 記憶部
530 入力部
540 表示部
550 通信部
600 表示端末機器
610 端末制御部
620 端末記憶部
630 端末入力部
640 端末表示部
650 端末通信部

Claims (6)

  1. 機器と当該機器が設置された部屋とを対応付けて記憶する記憶機器と、
    前記部屋毎又は任意の前記部屋に設置され、蓄電機器が蓄えた蓄電力と、当該部屋内に設置された機器が消費した消費電力と、を計測する計測機器と、
    前記計測された蓄電力及び消費電力に基づいて、各電力を比較し、又、各電力を集計した全体の電力を導出して、当該全体の電力と各電力とを比較することにより、電力を管理する管理機器と、
    前記記憶機器に記憶された部屋と機器との対応に基づいて、前記機器が消費した消費電力、及び/又は、前記管理機器が比較した全体の電力と各電力との比較結果、を表示する表示端末機器と、を備え、
    前記管理機器と前記表示端末機器とは無線による情報の送受信を行い、当該管理機器では、当該無線の電波強度、及び/又は、伝搬時間に基づいて、当該表示端末機器の位置を特定し、当該表示端末機器では、当該特定された位置に基づく情報を表示する、
    ことを特徴とする電力表示システム。
  2. 前記記憶機器は、前記消費電力、及び、前記比較結果おける基準をさらに記憶し、
    前記管理機器は、前記消費電力、又は、前記比較結果が前記基準を満たしているか否かを判別し、当該基準を満たさない場合、前記表示端末機器にその旨を通知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力表示システム。
  3. 前記管理機器は、前記全体の電力と前記部屋毎の消費電力とを比較し、また、前記蓄電力と前記部屋毎の消費電力とを比較することにより、前記比較結果を生成する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電力表示システム。
  4. 前記管理機器は、気象情報を取得し、当該気象情報に基づいて、前記蓄電力及び前記消費電力が、増加又は減少するかを予測する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電力表示システム。
  5. 前記計測機器は、電力線の電流及び電圧波形を計測し、
    前記管理機器は、前記測定された電流及び電圧波形から、高調波成分を取り出し、当該高調波成分から特徴量を抽出することにより、動作している前記機器を同定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電力表示システム。
  6. 機器と当該機器が設置された部屋とを対応付けて記憶し、
    前記部屋毎又は任意の前記部屋に設置され、蓄電機器が蓄えた蓄電力と、当該部屋内に設置された機器が消費した消費電力と、を計測し、
    前記計測された蓄電力及び消費電力に基づいて、各電力を比較し、又、各電力を集計した全体の電力を導出して、当該全体の電力と各電力とを比較することにより、電力を管理し、
    前記記憶された部屋と機器との対応に基づいて、前記機器が消費した消費電力、及び/又は、前記比較した全体の電力と各電力との比較結果、を表示し、
    無線による情報の送受信を行い、当該無線の電波強度、及び/又は、伝搬時間に基づいて、当該情報の送信先を特定し、当該情報の送信先では、当該特定した送信先に基づく情報を表示する、
    ことを特徴とする電力表示方法。
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