JP6151929B2 - 小口止めブロック - Google Patents

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本発明は、小口止めブロック、およびそれを用いた小口止め工法に関し、河川護岸、または道路における法面の変位、破損が連続して他部に波及するのを絶縁して防止するために一定区間毎に設けられる小口止め工構造体を施工性が良く、且つ構造堅牢に構築するものである。
従来、河川護岸、または道路における法覆工部の法面が、変位、破損する場合に、連続して他部に波及するのを絶縁して防止するために、法覆工部の延長方向の一定区間毎に法面勾配に沿って小口止め工構造体(横帯工構造体ともいう)を構築することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、河川護岸、または道路における法覆工部の延長方向の一定区間毎に、小口止め工構造体をコンクリートにより構築するのには、例えば法面勾配に沿って床堀した堀削部を介して基礎部を造作し、該基礎部の上面に合板をセパレータを用いて左右対向して平行に型枠を組立て、この型枠内に生コンクリートを打設してコンクリートの養生・固化後に剥型し、それから、剥型したコンクリート成形体の表面を数回コテ仕上げして表面仕上げを行い、小口止め工構造体を構築していた。
しかしながら、特許文献1に掲載されるような小口止め工構造体を構築するのに、例えば法面勾配に沿って床掘した堀削部に基礎部を造作し、該基礎部の上面に合板をセパレータを用いて左右対向して平行に設置して型枠を組立て、この型枠内に生コンクリートを打設して養生・固化後に剥型する。それから、剥型したコンクリート成形体の表面を数回コテ仕上げして表面仕上げを行い、小口止め構造体を構築するので、小口止め構造体を構築するのに、型枠板を組立てたり、コンクリートの養生・固化後は、コンクリート成形体から型枠を剥型し、また、剥型後はコンクリート成形体の表面をコテ仕上げする等の多くの工程を必要としていた。
また、型枠内に生コンクリートを打設するのに、型枠自体が、法面勾配に沿って一定の傾斜角度をもって組付けられているので、生コンクリートを型枠内に打設する場合に、生コンクリートの流動性により、生コンクリートが型枠の傾斜に沿って型枠内を流れ下り、生コンクリートの自重により型枠から生コンクリートが溢れ出てしまうため、型枠の下から上まで一度に生コンクリートを打設し、養生・固化する訳にはいかなかった。このため、生コンクリートの打設と、養生・固化とを何回か、繰り返して行うことにより、コンクリート成形体に、新たに生コンクリートを打設して継足すことにより小口止め工構造体を成形せざるをえなかった。しかも、コンクリートが養生・固化するまでには、多くの時間を必要としていた。従って、小口止め工構造体の施工には多大な労力と多くの時間を必要とするため、工事期間が長くなり、施工性が悪く、工事費、および生産コストは高価になっていた。
さらに、小口止め構造体について下段位から所定の上段位まで型枠を組立てる必要があることから、型枠を支えるための支保が必要となるうえに、小口止め構造体の前面の幅に比べて側面部の幅が長いために不安定な構造体となっていることから、安全面でも危険な工程となっていた。
前記合板をセパレータを用いて左右対向して平行に設置して型枠を組立てたり、型枠を剥型したり多くの工程を必要とする問題点、前記生コンクリート打設の問題点、及び、前記安全面での問題点の改善策として、プレキャストコンクリート形成されたブロック本体を、法面勾配に沿って床掘した堀削部に連続して法面勾配に沿って連設する方法がある(特許文献2参照)。
しかしながらこの方法では、法面勾配が1割以上のところは対応することができるものの、法面勾配が該1割以下のたとえば5分になる急勾配の法面の場合には対応ができない。すなわち、たとえば該5分の急勾配の法面の場合、法面勾配に沿って床掘した堀削部に法面勾配に沿って構築された小口止め工構造体の縦断面は堀削部の基礎部に設置される該小口止め構造体の下段位から上段位に向けて台形状になることが求められるところ、前期プレキャストコンクリート形成されたブロック本体の側面は長方形で固定されており調整ができないことが問題であり、法面勾配が1割以上の法面に限って前記プレキャストコンクリート形成されたブロック本体は利用がなされていた。
また、前記合板をセパレータを用いて左右対向して平行に設置して型枠を組立てたり、型枠を剥型したり多くの工程を必要とする問題点、及び法面勾配の問題点の改善策として、型枠板として繊維強化コンクリートを用いて小口止め構造体を構築する方法がある(特許文献3参照)。
しかしながらこの方法では、法面勾配を問わず施工することができ、また、型枠の剥型は不要となることから前記型枠内に生コンクリートを打設した後は小口止め構造体の側面における法面に間知ブロックを構築していくことはできるものの、小口止め構造体について下段位から所定の上段位まで繊維強化コンクリートの型枠を組立て、該型枠内に生コンクリートを打設することは必要となり、工事期間の短縮は一定限度にとどまり、また、型枠を支えるための支保は必要であり、小口止め構造体の前面の幅に比べて側面部の幅が長いために不安定な構造体となっていることから、安全面でも危険な工程となっていることの改善はなされていなかった。
特開2008−231705号公報
特開2012−12804号公報
特開2012−1884号公報
解決しようとする問題点は、法面勾配がたとえば5分の急勾配の法面においては前記プレキャストコンクリート形成されたブロック本体が有する利点を活用できない点であることに加え、前記プレキャストコンクリート形成されたブロック本体では、小口止構造体の下段位から上段位まで連設をすべて行い、該ブロック本体の最先端に設置長さが調整される地端コンクリート部に生コンクリートを下段位から上段位へ順次打設することから、該打設が終了するまで、該ブロック本体の側面における法面に間知ブロックを構築していくことができない点にある。
本発明は、上記課題に鑑みなされ、請求項1に記載の発明は、河川護岸、または道路の法覆工部の延長方向の一定区間毎に、背面側にプレキャストコンクリートにより形成され底面を短辺とする側壁面台形状のプレキャストコンクリートブロック1と、前面側にプレキャストコンクリートにより形成され上面を短辺とする側壁面台形状のプレキャストコンクリートブロック2と、前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと前記プレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーと鉄筋で結束されるとともに、長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板対向配設されることで前後に一体結合されたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記小口止めブロックは、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2とがアングルを介して連結されることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記小口止めブロックは、対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板専用セパレータで連結されたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1において、前記小口止めブロックは、重層され上下の同各ブロック間に亘って挿入されたガイドピンを嵌装して接続されることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、河川護岸、または道路の法覆工部の延長方向の一定区間毎に、背面側にプレキャストコンクリートにより形成され底面を短辺とする側壁面台形状のプレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと、前面側にプレキャストコンクリートにより形成され上面を短辺とする側壁面台形状のプレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーとを鉄筋で結束するとともに、
長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を対向配設し、
前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2とをアングルを介して連結し、
対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を専用セパレータで連結し、
前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板との間の空所に生コンクリートを充填し、
該生コンクリートが固化した後、前記アングルを取り外し、
前記専用セパレータを固定していたボルトを取り外した後穴をコーキングすることで小口止めブロックとし、
前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2を、前記穴がコーキングまでされた小口止めブロックに重層し、上下の同各ブロック間に亘って挿入されたガイドピンを嵌装して接続し、
前記上部に重層された前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと前記プレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーとを鉄筋で結束するとともに、
長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を対向配設し、
前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2とをアングルを介して連結し、
向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を専用セパレータで連結し、
前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と前記対向する長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板との間の空所に生コンクリートを充填し、
該生コンクリートが固化した後、前記アングルを取り外し、
前記専用セパレータを固定していたボルトを取り外した後穴をコーキングすることで小口止めブロックとし、
順次同様に所定高さまで前記小口止めブロックを用いて小口止めを構築することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、河川護岸、または道路の法覆工部の延長方向の一定区間毎に、背面側にプレキャストコンクリートにより形成され底面を短辺とする側壁面台形状のブロック1と、前面側にプレキャストコンクリートにより形成され上面を短辺とする側壁面台形状のブロック2とを、前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと前記プレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーとを鉄筋で結束するとともに、長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を対向配設することで前後に一体結合させているので、小口止め構造体を構築するのには、先ず、河川護岸、および道路の法覆工部の延長方向の一定区間毎に、法面勾配に沿って小口止めブロックを敷設可能にする堀削部を床掘する。次いで、前記堀削部に背面側に前記プレキャストコンクリートブロック1を、前面側に前記プレキャストコンクリートブロック2を配置し、前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと前記プレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーとを鉄筋で結束するとともに、長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を対向配設する。そして、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2とをアングルを介して連結するとともに、対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を専用セパレータで連結する。その後、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と前記対向する長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板との間の空所に生コンクリートを充填し、該生コンクリートが固化した後、前記アングルを取り外し、専用セパレータを固定していたボルトを取り外した後穴をコーキングすることで小口止めブロックとする。そして、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2を、前記穴がコーキングまでされた小口止めブロックに重層し、上下の同各ブロック間に亘って挿入されたガイドピンを嵌装して接続し、前記上部に重層された前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと前記プレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーとを鉄筋で結束するとともに、長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を対向配設し、前記対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を専用セパレータで連結し、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と前記対向する長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板との間の空所に生コンクリートを充填し、該生コンクリートが固化した後、前記アングルを取り外し、専用セパレータを固定していたボルトを取り外した後穴をコーキングすることで小口止めブロックとし、順次同様に下段位から上段位の所定高さまで前記小口止めブロックを用いて小口止めを構築していく。こうして、たとえば法面勾配が5分であれば、前記前面側のプレキャストコンクリートブロック2の側壁面の勾配を5分にすることにより5分の法面勾配に対応するとともに、小口止め構造体が安定するように、背面側のプレキャストコンクリートブロック1の側壁面勾配を4分の勾配にしたうえで、所定の高さに応じて前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板の長さを調整することにより、下段位から所定の高さまで小口止めブロックを構築することで、小口止め構造体の縦断面が底面より上面が短くなる台形状となり、勾配に対応して安定した構造堅牢な小口止め構造体を設置できるようになる。
そして、下段位の小口止めブロックの前記生コンクリートの充填・固化、前記アングル取り外し、前記ボルト取り外し及び穴のコーキングが終了すれば、該小口止めブロックの側面における法面に例えば間知ブロックなどの擁壁を構築していくことができる。従って、従来のように、合板をセパレータを用いて左右対向して平行に設置して型枠を組立て、この型枠内に生コンクリートを打設して養生・固化後に剥型が終了するまで、該ブロック本体の側面における法面に例えば間知ブロックなどの擁壁を構築していくことができない点が改善され、下段位の小口止めブロックの構築と同時並行で例えば間知ブロックなどの擁壁を構築していくことができるので、工事期間が短縮され、施工性が良くなる。
本発明の請求項2に記載の発明によれば、請求項1において、前記小口止めブロックは、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2とがアングルを介して連結されるので、小口止め構造体を構築するのに、前記プレキャストコンクリートブロック1が荷重により背面側に転倒するのを防止するとともに、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と前記対向する長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板との間の空所に充填される生コンクリートのはらみも防止することができるので、小口止め構造体構築において安全にかつ該構造体の構造も堅牢となり、また、施工性も良くなる。
本発明の請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2において、前記小口止めブロックは、対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を専用セパレータで連結されるので、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と前記対向する長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板との間の空所に充填される生コンクリートのはらみも防止することができ、前記アングルを取り外した後も安定して前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を連結し一体化を維持できるので、小口止め構造体構築において、工事期間を短縮でき、安全にかつ該構造体の構造も堅牢となり、また、施工性も良くなる。
本発明の請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかにおいて、前記小口止めブロックは、重層され上下の同各ブロック間に亘って挿入されたガイドピンを嵌装して接続されることから、上下の同各ブロックの位置決めが容易かつ確実になるとともに、上下の同ブロックが前後左右にズレずに安定するので、小口止め構造体は構造堅牢となる。
本発明の請求項5に記載の発明によれば、河川護岸、または道路の法覆工部の延長方向の一定区間毎に、背面側にプレキャストコンクリートにより形成され底面を短辺とする側壁面台形状のブロック1と、前面側にプレキャストコンクリートにより形成され上面を短辺とする側壁面台形状のブロック2とを、前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと前記プレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーとを鉄筋で結束するとともに、長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を対向配設することで前後に一体結合させているので、小口止め構造体を構築するのには、先ず、河川護岸、および道路の法覆工部の延長方向の一定区間毎に、法面勾配に沿って小口止めブロックを敷設可能にする堀削部を床掘する。次いで、前記堀削部に背面側に前記プレキャストコンクリートブロック1を、前面側に前記プレキャストコンクリートブロック2を配置し、前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと前記プレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーとを鉄筋で結束するとともに、長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を対向配設する。そして、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2とをアングルを介して連結するとともに、対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を専用セパレータで連結する。その後、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と前記対向する長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板との間の空所に生コンクリートを充填し、該生コンクリートが固化した後、前記アングルを取り外し、専用セパレータを固定していたボルトを取り外した後穴をコーキングすることで小口止めブロックとする。そして、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2を、前記穴がコーキングまでされた小口止めブロックに重層し、上下の同各ブロック間に亘って挿入されたガイドピンを嵌装して接続し、前記上部に重層された前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと前記プレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーとを鉄筋で結束するとともに、長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を対向配設し、前記対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を専用セパレータで連結し、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と前記対向する長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板との間の空所に生コンクリートを充填し、該生コンクリートが固化した後、前記アングルを取り外し、専用セパレータを固定していたボルトを取り外した後穴をコーキングすることで小口止めブロックとし、順次同様に下段位から上段位の所定高さまで前記小口止めブロックを用いて小口止めを構築していく。こうして、たとえば法面勾配が5分であれば、前記前面側のプレキャストコンクリートブロック2の側壁面の勾配を5分にすることにより5分の法面勾配に対応するとともに、小口止め構造体が安定するように、背面側のプレキャストコンクリートブロック1の側壁面勾配を4分の勾配にしたうえで、所定の高さに応じて、施工現場において型枠板となる前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板の長さを調整することにより、下段位から所定の高さまで小口止めブロックを構築することで、小口止め構造体の縦断面が底面より上面が短くなる台形状となり、勾配に対応して安定した構造堅牢な小口止め構造体を設置できるようになる。
そして、下段位の小口止めブロックの前記生コンクリートの充填・固化、前記アングル取り外し、前記ボルト取り外し及び穴のコーキングが終了すれば、該小口止めブロックの側面における法面に例えば間知ブロックなどの擁壁を構築していくことができる。従って、生コンクリートの打設・養生後の剥型は行われないので、工事期間が短縮され、施工性が良くなる。また、従来のように、合板をセパレータを用いて左右対向して平行に設置して型枠を組立て、この型枠内に生コンクリートを打設して養生・固化後に剥型が終了するまで、該小口止めブロック本体の側面における法面に間知ブロックを構築していくことができない点が改善され、下段位の小口止めブロックの構築と同時並行で例えば間知ブロックなどの擁壁を構築していくことができるので、工事期間が短縮され、施工性が良くなる。
図1は小口止めブロックの斜視図である。 図2は小口止めブロックの繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を透視した状態の斜視図である。 図3は小口止めブロックを用いて小口止め構造体を構築した状態の斜視図である。 図4は小口止めブロックを用いて小口止め構造体を構築した状態の側面図である。 図5は小口止めブロックを用いない従来の現場うちでの小口止め構造体を構築した状態の側面図である。 図6は小口止めブロックを用いて小口止め構造体を構築した状態で左側に間知ブロックを構築している途中の斜視図である。 図7は小口止めブロックを用いて小口止め構造体を構築途中の状態で両側に間知ブロックを構築している途中の斜視図である。 図8は小口止めブロックを用いて小口止め構造体を構築するとともに両側に間知ブロックを構築した斜視図である。 図9は背面側のプレキャストコンクリートブロック1の斜視図である。 図10は背面側のプレキャストコンクリートブロック1の側面図である。 図11は背面側のプレキャストコンクリートブロック1の平面図である。 図12は前面側のプレキャストコンクリートブロック2の斜視図である。 図13は前面側のプレキャストコンクリートブロック2の側面図である。 図14は前面側のプレキャストコンクリートブロック2の平面図である。
以下、図面に従って本発明の実施の最良の形態により、本発明の詳細を説明する。
本発明の小口止めブロックの実施形態につき、それを用いて小口止め構造体を構築する場合を小口止め工法とともに説明する。
1は小口止めブロックAを構築するために背面側に配置されるプレキャストコンクリートにより形成されるブロックであり、2は小口止めブロックAを構築するために前面側に配置されるプレキャストコンクリートにより形成されるブロックであり、前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカー3と、前記プレキャストコンクリートブロック2の背面部の孔部に挿入されたアンカー4とを鉄筋5で結束したうえで、長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6を対向配設するとともに、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2とをアングル7を介して連結し、対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6を専用セパレータ8で連結し、専用セパレータ8をボルト9で固定するとともに、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6との間の空所に生コンクリートを充填することで、小口止めブロックAが構築される。
前記空所に生コンクリートが充填されてから側板に側圧がかからない程度に前記生コンクリートが硬化した後に、前記アングル7を取り外し、専用セパレータ8を固定していたボルト9を取り外した後の穴をコーキングする。
図示するこの実施形態では、安定した構造になるよう図4の小口止め構造体Bの上段位に向かっての鉛直方向Yの側面部が、図5の台形状13のようになるようにするため、図11の前記プレキャストコンクリートブロック1の幅Wは300mmであり、図10の高さHは500mmであり勾配θ1は4分であり、図14の前記プレキャストコンクリートブロック2の幅Wは300mmであり、図13の高さHは500mmであり勾配θ2は5分である。図4の前記小口止めブロックAの側面部の幅W1は1400mmであり、前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅W2は740mmである。所定の法面勾配にあわせて前記プレキャストコンクリートブロック1の勾配θ1と前記プレキャストコンクリートブロック2の勾配θ2の増減変更は自由である。
前記小口止めブロックAを図4の堀削箇所の底部14に下段位から数えて第1段目として設置した後、前記小口止めブロックAを下段位から数えて第2段目として重層され上下の同各ブロック間に亘って挿入されたガイドピンを嵌装して接続していくことになるが、第2段目の前記小口止めブロックのうち前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅は上段位になるため調整され幅W3は690mmになる。
図4の図示するこの実施形態では、前記小口止めブロックAを堀削箇所の底部15に下段位から数えて第11段目まで重層していくことになるが、第3段目の前記小口止めブロックのうち前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅W4は640mmに、第4段目の前記小口止めブロックのうち前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅W5は590mmに、第5段目の前記小口止めブロックのうち前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅W6は540mmに、第6段目の前記小口止めブロックのうち前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅W7は490mmに、第7段目の前記小口止めブロックのうち前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅W8は440mmに、第8段目の前記小口止めブロックのうち前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅W9は390mmに、第9段目の前記小口止めブロックのうち前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅W10は340mmに、第10段目の前記小口止めブロックのうち前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅W11は290mmに、第11段目の前記小口止めブロックのうち前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅W12は240mmになり、第11段目の前記小口止めブロックAの側面部の幅W13は850mmになる。
本発明の小口止めブロックの実施形態は以上の構成からなり、この小口止めブロックを用いて小口止め構造体Bを構築する場合を以下工程順に説明する。
先ず、第1工程として、河川護岸、または道路の法覆工部12の延長方向Xの一定区間毎に、法面勾配θに沿って、小口止めブロックを敷設可能に堀削部14を床掘する。なお、この実施形態において図4の法面勾配θ1は4分であるが、その増減変更は自由である。
次いで、第2工程として、図4の前記堀削部14の底部15に下段位から数えて第1段目から小口止めブロックを設置するために、前記プレキャストコンクリートブロック1を背面部に設置し、前記プレキャストコンクリートブロック2を前面部に設置する。そして、前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカー3と、前記プレキャストコンクリートブロック2の背面部の孔部に挿入されたアンカー4とを鉄筋5で結束したうえで、長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6を対向配設する。前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6は、施工現場において切断して形成することになることから、第1段目については、図4の前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅W2は740mmとなるように切断される。前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2とをアングル7を介して連結し、対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6を専用セパレータ8で連結し、専用セパレータ8をボルト9で固定するとともに、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6との間の空所に生コンクリートを充填する。前記空所に生コンクリートが充填されてから側板に側圧がかからない程度に前記生コンクリートが硬化した後に、前記アングル7を取り外し、専用セパレータ8を固定していたボルト9を取り外した後の穴をコーキングする。
第3工程として、前記小口止めブロックAを図4の堀削箇所の底部15に下段位から数えて第1段目として設置した後、前記小口止めブロックAを下段位から数えて第2段目として重層され上下の同各ブロック間に亘って挿入されたガイドピンを嵌装して接続していくことになるが、第2段目の前記小口止めブロックのうち前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板6の幅は上段位になるため、施工現場において、調整され幅W3は690mmになるよう切断して形成されることになる。第3工程に入るにあたり、前記下段位から数えて第2段目となる小口止めブロックAの構築と同時に、図6の小口止め構造体Bの正面からみて左側延長方向Xに例えば間知ブロックなどの擁壁を積み上げていくことも可能であるとともに、図7の小口止め構造体Bの正面からみて左右の延長方向Xに例えば間知ブロックなどの擁壁を積み上げていくことも可能である。
第4工程として、前記第3工程における前記第2段目の前記小口止めブロックAに重層されるように第3段目が、また、該第3段目の前記小口止めブロックAに重層されるように第4段目が、該第4段目の前記小口止めブロックAに重層されるように第5段目が、該第5段目の前記小口止めブロックAに重層されるように第6段目が、該第6段目の前記小口止めブロックAに重層されるように第7段目が、該第7段目の前記小口止めブロックAに重層されるように第8段目が、該第8段目の前記小口止めブロックAに重層されるように第9段目が、該第9段目の前記小口止めブロックAに重層されるように第10段目が、該第10段目の前記小口止めブロックAに重層されるように第11段目が接続されていくことになる。そして、第4工程に入るにあたり、前記下段位から数えて第3段目乃至第11段目となる小口止めブロックAの構築と同時に、図6の小口止め構造体Bの正面からみて左側延長方向Xに例えば間知ブロックなどの擁壁を積み上げていくことも可能であるとともに、図7の小口止め構造体Bの正面からみて左右の延長方向Xに例えば間知ブロックなどの擁壁を積み上げていくことも可能である。このように第11段目となる小口止めブロックAが接続されることによって小口止め構造体Bは構築される。
従って、本実施形態では、法面勾配がたとえば5分の急勾配の法面においては、前記プレキャストコンクリートブロック1のθ1を4分に、また、前記プレキャストコンクリートブロック2のθ2を5分に可変することで、従来の法面勾配に沿って床堀した堀削部を介して基礎部を造作し、該基礎部の上面に合板をセパレータを用いて左右対向して平行に型枠を組立て、この型枠内に生コンクリートを打設してコンクリートの養生・固化後に剥型し、それから、剥型したコンクリート成形体の表面を数回コテ仕上げして表面仕上げを行い、小口止め工構造体を構築していた工法と同様にいかなる法面勾配にも対応できるとともに、勾配に対応して安定した構造堅牢な小口止め構造体を設置できる一方、従来のように、型枠板を組立てたり、または、コンクリート成形体から型枠を剥型するという、工程、手間が一掃されるとともに、剥型後は、コンクリート成形体の表面を何度となく、コテ仕上げする必要はなくなり、多くの工程、手間が省け、施工には多大な労力と多くの時間を必要としないため、工事期間は短くなり、小口止め構造体Bを構築する場合の施工性が良く、工事費、および生産コストは安価になる。
しかも、前記小口止めブロックAを下段位から第1段目を設置した後、前記小口止めブロックAを下段位から第2段目として重層していくと同時に、小口止め構造体Bの正面からみて左側延長方向Xに例えば間知ブロックなどの擁壁を積み上げていくことも可能であるとともに、小口止め構造体Bの正面からみて左右の延長方向Xに例えば間知ブロックなどの擁壁を積み上げていくことも可能であることから、工事期間が短縮され、施工性が良くなる。
本発明は小口止め構造体の施工性が良好に構築でき、且つ工事期間が短縮されるとともに構造堅牢になる用途・機能に適する。
1 プレキャストコンクリートブロック(背面側)
2 プレキャストコンクリートブロック(前面側)
3 アンカー(背面側)
4 アンカー(前面側)
5 鉄筋
6 長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板
7 アングル
8 専用セパレータ
9 ボルト
10 生コンクリート
11 ガイドピン
12 法覆工部
13 台形状
14 堀削個所
15 底部
A 小口止めブロック
B 小口止め構造体
X 延長方向
Y 鉛直方向
W プレキャストコンクリートブロック(背面側)及びプレキャストコンクリートブロック(前面側)の幅
W1 連結されたプレキャストコンクリートブロック(背面側)、プレキャストコンクリートブロック(前面側)、長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板の長さ
W2 長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板の幅
θ1 プレキャストコンクリートブロック(背面側)の角度
θ2 プレキャストコンクリートブロック(前面側)の角度

Claims (5)

  1. 河川護岸、または道路の法覆工部の延長方向の一定区間毎に、背面側にプレキャストコンクリートにより形成され底面を短辺とする側壁面台形状のプレキャストコンクリートブロック1と、前面側にプレキャストコンクリートにより形成され上面を短辺とする側壁面台形状のプレキャストコンクリートブロック2と、前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと前記プレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーと鉄筋で結束されるとともに、長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板対向配設されることで前後に一体結合されたことを特徴とする小口止めブロック。
  2. 前記小口止めブロックは、前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2とがアングルを介して連結されることを特徴とする請求項1に記載の小口止めブロック。
  3. 前記小口止めブロックは、対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板専用セパレータで連結されたことを特徴とする請求項1に記載の小口止めブロック。
  4. 前記小口止めブロックは、重層され上下の同各ブロック間に亘って挿入されたガイドピンを嵌装して接続されることを特徴とする請求項1に記載の小口止めブロック。
  5. 河川護岸、または道路の法覆工部の延長方向の一定区間毎に、背面側にプレキャストコンクリートにより形成され底面を短辺とする側壁面台形状のプレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと、前面側にプレキャストコンクリートにより形成され上面を短辺とする側壁面台形状のプレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーとを鉄筋で結束するとともに、
    長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を対向配設し、
    前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2とをアングルを介して連結し、
    対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を専用セパレータで連結し、
    前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と対向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板との間の空所に生コンクリートを充填し、
    該生コンクリートが固化した後、前記アングルを取り外し、
    前記専用セパレータを固定していたボルトを取り外した後穴をコーキングすることで小口止めブロックとし、
    前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2を、前記穴がコーキングまでされた小口止めブロックに重層し、上下の同各ブロック間に亘って挿入されたガイドピンを嵌装して接続し、
    前記上部に重層された前記プレキャストコンクリートブロック1の前面側の孔部に挿入されたアンカーと前記プレキャストコンクリートブロック2の背面側の孔部に挿入されたアンカーとを鉄筋で結束するとともに、
    長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を対向配設し、
    前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2とをアングルを介して連結し、
    向する前記長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板を専用セパレータで連結し、
    前記プレキャストコンクリートブロック1と前記プレキャストコンクリートブロック2と前記対向する長方状の繊維強化コンクリートまたはプレキャストコンクリートの側板との間の空所に生コンクリートを充填し、
    該生コンクリートが固化した後、前記アングルを取り外し、
    前記専用セパレータを固定していたボルトを取り外した後穴をコーキングすることで小口止めブロックとし、
    順次同様に所定高さまで前記小口止めブロックを用いて小口止めを構築することを特徴とする小口止め工法。
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