JP6151062B2 - 蓄電システムおよび蓄電システムの温度制御方法 - Google Patents
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Description
また、前記筐体がコンテナである場合、閉空間となるため空調が必要となる。例えば、特許文献2には電動ファンとドライアイスを用いたコンテナ用空調補助システムが開示されている。
また、上記特許文献2に開示された発明では、コンテナ内の温度管理を行っていないため、コンテナ内に温度のむらが発生しても対処できないため、個々の電池モジュールの特性の不均一が生じることで、全体システムでの容量低下を生じるという問題がある。
閉空間内に設けられた複数の蓄電池モジュールと、複数の前記蓄電池モジュールにより温度が上昇した前記閉空間内部を冷却する冷却装置と、前記冷却装置から前記閉空間へ冷却した空気を供給する吹き出し口と、前記閉空間から前記冷却装置へ温度が上昇した空気を排出する排気口とを備え、前記閉空間は前記吹き出し口から前記排気口までの間で2以上のエリアに区分され、各前記エリアには、少なくとも1の前記蓄電池モジュールと、前記エリア内の空気を前記蓄電池モジュールへと送風を行うファンと、前記エリアの前記蓄電池モジュールの温度を検知する温度検知手段とが設けられ、各前記エリアに対して設けられるとともに、前記温度検知手段から得た温度に基づき前記エリアの所定時間における平均温度を算出し、前記ファンの起動または停止を行う蓄電池モジュール監視制御装置と、前記蓄電池モジュール監視制御装置が得た各前記エリアの前記平均温度の温度差に基づき該エリアごとに前記ファンの起動または停止を判断し、各前記蓄電池モジュール監視制御装置へ前記ファンの起動または停止の制御指令を発信するシステム監視制御装置と、を備え、前記システム監視制御装置は、前記吹き出し口近傍の前記エリアの前記蓄電池モジュール監視制御装置へ前記ファンの起動または停止の制御指令を前記エリア以外より優先して行うことを特徴とする蓄電システムを採用する。
また、エリアごとにファンの起動または停止を行うことから、効率の良い運転が可能である。また、簡便な構造で複雑な蓄電池モジュールの温度管理が可能となる。
また、各エリアの蓄電池モジュールの平均温度をもとに、エリアごとに各ファンの起動または停止を制御することから、エリアごとの温度傾向から温度を制御することができる。
また、エリアごとにファンの起動または停止を行うことから、効率の良い運転が可能である。また、簡便な構造で複雑な蓄電池モジュールの温度管理が可能となる。
また、各エリアの蓄電池モジュールの平均温度をもとに、エリアごとに各ファンの起動または停止を制御することから、エリアごとの温度傾向から温度を制御することができる。
図1には、本実施形態にかかる蓄電システムおよび蓄電システムの温度制御方法の概略構成が斜視図にて示されている。
図1に示されるように、蓄電システム1は、コンテナ(閉空間)10内にシステム監視制御装置11と、蓄電池モジュール監視制御装置12と、複数の蓄電池モジュール20とを主な構成として備えている。蓄電池モジュール20は、所定の電圧と蓄電容量を満たすよう1つ以上の蓄電池により構成されている。また、蓄電池モジュール20の充放電による熱を冷却するために、空調ユニット(冷却装置)13と給気ダクト14が設置されている。
コンテナ10内部には、複数の蓄電池モジュール20が上下左右のマトリックス状に整列して設置されている。蓄電池モジュール20の数は、数十〜数百個と要求される電圧等によって異なり、マトリックスの行および列も異なる。この複数の蓄電池モジュール20の集合体を蓄電池モジュール群とする。
図2に示すように、蓄電池モジュール群の上方には、空調ユニット13から吹き出される冷風を蓄電池モジュール群に供給する給気ダクト14が蓄電池モジュール群の形状に合わせて設置されている。給気ダクト14は蓄電池モジュール群に対して冷風を分配するヘッダであり、略均一に冷風が供給されるようにスリット(吹き出し口)15が下向きに複数開いている。このスリット15から冷風が供給されることで各蓄電池モジュール20が冷却される。給気ダクト14から供給された冷風の一部は、各蓄電池モジュール20のファン21によって空気の流れRの方向、図1では後ろから前方向へ各蓄電池モジュール20内を通過して、蓄電池モジュール20内部が冷却される。
また給気ダクト14のスリット15から供給された冷風の一部は、各蓄電池モジュール20内を通過しないまま、コンテナ10内へ流出してコンテナ10内の各部が冷却される。また、各蓄電池モジュール20内を通過し温度が上昇した空気とコンテナ内部を通過して温度が上昇した空気は排気口23を介し、空調ユニット13へ戻り、再び冷却され、スリット15から各蓄電池モジュール20内とコンテナ10内に供給されるよう、空気が循環する。
ここで、各蓄電池モジュール20内とコンテナ10内に供給される冷却された空気流量は、各蓄電池モジュール20とコンテナ10内の各部の発熱状況に応じて適宜配分されていて、例えば略50%:50%で冷却された空気流量が配分される。
空調ユニット13は図1及び図2のようにコンテナ10の内部に設置してもよいし、図6のようにコンテナ10の外部に設置してもよい。また、図1及び図2では蓄電池モジュール20の上方に設置しているが、コンテナ10の内外を問わず、蓄電池モジュール20の側面や下方に設置してもよい。また空調ユニット13は、市販の空調ユニットを利用することが可能である。
また、本実施形態では給気ダクト14は蓄電池モジュール20の上方に設置しているが、蓄電池モジュール20の側面や下方に設置してもよい。
各蓄電池モジュール20は、空調ユニット13で冷却された空気を供給する給気ダクト14の冷風吹き出し口であるスリット15の近傍から順に、少なくとも2以上のエリアに区分される。本実施形態では、給気ダクト14のスリット15が蓄電池モジュール群の上方に設置され、冷風は上から下の方向へと流れる。各蓄電池モジュール20は上下方向に8個、すなわち8段に整列して設置されていることから、スリット15の近傍、すなわち上から1〜2段目をエリアA、3〜5段目をエリアB、6〜8段目をエリアCと3つのエリアに区分するものとする。以下の説明において、各エリアを区別する場合は、末尾にA〜Cのいずれかを付し、各エリアを区別しない場合は、A〜Cを省略する。
エリアの区分は本実施形態のように上下方向に段数で区分するだけでなく、側面に給気ダクト14が設置されている場合は左右方向に列数で区分してもよい。またエリアの数は少なくとも2以上であればよく、各エリアの蓄電池モジュール20の数は1以上であれば数は問わない。
各蓄電池モジュール20には、それぞれファン21が取り付けられている。ファン21は、空気の流れRの方向へ、つまり蓄電池モジュール20の給気ダクト14のスリット15に面した吸気側(図2の後側)からファン21の付いた排気側(図2の前側)方向へ空気を流し蓄電池モジュール20を冷却する。各ファン21により冷風を取り込み熱交換した空気を外部に排出することから、蓄電池モジュール20から排出される空気の温度が上昇する。この温度が上昇した空気はコンテナ10内中央付近へと集まり、排気口23を介し、空調ユニット13へ戻り再び冷却される。また、図6に示すように空調ユニット13をコンテナ10の外部に設置した場合、コンテナ10上方に設置された排気口23から還気ダクト16を通じてコンテナ10の外部の空調ユニット13へ空気を排出する。さらに、外部の空調ユニット13からコンテナ10まで給気ダクト14が繋がっており、コンテナ10内へスリット15から冷風を供給する。
本実施形態では、ファン21は排気側に取り付けられているとしたが、吸気側で蓄電池モジュール20内部へ冷風を取り込む向きに取り付けられるとしてもよい。
本実施形態では、各蓄電池モジュール20の内部にはそれぞれ温度検知手段22が取り付けられており、各蓄電池モジュール20毎の代表温度を検知することができる。各温度検知手段22は蓄電池モジュール監視制御装置12に接続し、蓄電池モジュール監視制御装置12は各蓄電池モジュール20の代表温度を監視し制御する。蓄電池モジュール監視制御装置12は各エリアごとに設置され、各エリアごとに蓄電池モジュール20の所定時間における平均温度を得ている。本実施形態では、蓄電池モジュール制御監視装置12は、該蓄電池モジュール20の所定時間における平均温度に基づき各エリアの温度を得るとする。
各蓄電池モジュール監視制御装置12は、隣接して設置されたシステム監視制御装置11に接続し、システム監視制御装置11は各蓄電池モジュール監視制御装置12を経由して各エリアの所定時間における平均温度を監視し制御する。
なお、温度検知手段22の取り付け場所は蓄電池モジュール20の内部に限らず、蓄電池モジュール20の外部等でもよく、各々の蓄電池モジュール20ごとの温度が検知でき、全ての蓄電池モジュール20において取り付け場所が同じであれば場所は問わない。また取り付け場所により、検知する温度は代表温度に限らず、蓄電池モジュール20の吸気温度や排気温度等としてもよい。
まず、蓄電池モジュール20とコンテナ10の温度変化について述べる。
蓄電池モジュール20が充放電を行うと、蓄電池モジュール20は発熱し、特に発熱反応と内部抵抗発熱が生じる放電時には発熱量が多くなる。コンテナ10全体の温度が上昇することで、蓄電池モジュール20の温度も上昇する。図示しないコンテナ温度検知部により検知されたコンテナ10内の所定位置の温度が所定の温度に達すると蓄電池モジュール20を冷却するため全てのファン21が起動する。本実施形態では、全てのファン21が起動する所定の温度は35℃とする。これと並行して空調ユニット13によりコンテナ10全体の冷却も行われる。空調ユニット13の冷風は給気ダクト14のスリット15から蓄電池モジュール20へ供給される。
給気ダクト14のスリット15の近傍に設置されたエリアAの各蓄電池モジュール20は、自身のファン21により冷風を取り込み熱交換した空気を外部に排出するため、早く冷却されかつ温度が下降しやすい。これに対し、エリアが給気ダクト14のスリット15から離れるに従い、すなわちエリアAよりエリアB、エリアBよりエリアCは冷却に時間がかかりかつ温度が下降しにくい。これは、給気ダクト14のスリット15の近傍のエリアから順に冷風を取り込むため給気ダクト14のスリット15から離れたエリアの蓄電池モジュール20は冷風を取り込む流量が減少して、蓄電池モジュール20付近に漂う冷却されていない空気を取り込むことが多くなるためである。
また、蓄電池モジュール20の充放電の停止などにより、図示しないコンテナ温度検知部により検知されたコンテナ10内の所定位置の温度が所定の温度を下回ると全てのファン21が停止する。本実施形態では、全てのファン21が停止する所定の温度は30℃とする。
このような問題点を改善するため、蓄電システムの温度制御を行う。
図4(a)はエリアAのファン21が起動している場合の蓄電池モジュール群のエリアごとの温度分布の例を示す。
給気ダクト14のスリット15に近いエリアAのファン21が起動しているため、エリアAの温度は16℃であるのに対し、給気ダクト14のスリット15から離れたエリアCの温度は21℃と高い値を示す。すなわち、エリアAの温度は、全エリアの最小値である。この最小値であるエリアAの温度と最大値であるエリアCの温度との温度差を低減するために行う制御を、図5(a)のフローチャートを用いて示す。
まず、エリアAのファン21が動作しており(S511)、次にエリアAの温度が第1所定温度(本実施形態では30℃)を下回るか否かを判定する(S512)。エリアAの温度が第1所定温度を下回る場合は、エリアAのファン21を停止し(S515)、処理を終了する。
ステップS512において、エリアAの温度が第1所定温度以上であると判定された場合は、エリアBまたはエリアCのファン21が動作しているか否かを判定し(S513)、動作している場合は次にエリアAの温度と全エリアの温度の最大値(本実施形態ではエリアCの温度)との温度差Δtが第1の設定温度差T1(本実施形態では5℃)を上回るか否かを判定し(S514)、上回っていればエリアAのファン21を停止し(S515)、処理を終了する。
このように給気ダクト14のスリット15に近いエリアAのファン21を他のエリアより優先して温度制御を行うことで、エリアAの蓄電池モジュール20内の温度は少し上昇することとなるが、エリアAの温度が上昇しエリアCの温度が下降することから、全エリアの温度差が許容しきい値以下となり、各蓄電池モジュール20間の温度差が小さくなる。
給気ダクト14のスリット15に近いエリアAのファン21が停止しているため、エリアAの温度は20℃であるのに対し、給気ダクト14のスリット15から離れたエリアCまで冷風が到達するためエリアCの温度は18℃と低い値を示す。すなわち、エリアAの温度は、全エリアの最大値である。この最大値であるエリアAの温度と最小値であるエリアCの温度との温度差を低減するために行う制御を、図5(b)のフローチャートを用いて示す。
まず、エリアAのファン21が停止しており(S521)、次にエリアAの温度が第2所定温度(本実施形態では35℃)を上回るか否かを判定する(S522)。エリアAの温度が第2所定温度を上回る場合は、エリアAのファン21を起動し(S526)、処理を終了する。
ステップS522において、エリアAの温度が第2所定温度以下であると判定された場合は、エリアAの温度が第3所定温度(本実施形態では30℃)を上回るか否かが判定される(S523)。上回る場合は、エリアBまたはエリアCのファン21が動作しているか否かを判定し(S524)、動作している場合は次にエリアAの温度と全エリアの温度の最小値(本実施形態ではエリアCの温度)との温度差Δtが第2の設定温度差T2(本実施形態では2℃)を下回るか否かを判定し(S525)、下回っていればエリアAのファン21を起動し(S526)、処理を終了する。
このように給気ダクト14のスリット15に近いエリアAのファン21を他のエリアより優先して温度制御を行うことで、エリアAの温度が下降しエリアCの温度が上昇することから、全エリアの温度差が許容しきい値以下となり、各蓄電池モジュール20間の温度差が小さくなる。
本実施形態にかかる蓄電システムおよび蓄電システムの温度制御方法によれば、各エリアの所定時間における平均温度をもとにエリアごとに各ファン21の起動または停止を制御することから、各エリア間で温度にむらが生じた場合にファン21の起動または停止によりエリア間の温度差を低減することができる。これにより各蓄電池モジュール20の温度差が低減することで各蓄電池モジュール20の劣化を均等にでき、蓄電システム1の性能低下が抑制できる。
また、エリアごとにファン21の起動または停止を行うことから、運転が必要なエリアに限定した効率の良い運転が可能である。
また、給気ダクト14を例えばエリアごとに設置するなど複雑な設備の設置及びその管理を行うことなく簡便な構造で複雑な蓄電池モジュール20の温度管理が可能となる。
また、各エリアの蓄電池モジュール20の平均温度をもとに、エリアごとに各ファン21の起動または停止を制御することから、エリアごとの温度傾向から温度を制御することができる。
さらに、前記スリット15の近傍のエリアの所定時間における平均温度が全エリアの所定時間における平均温度の最大値であるとともに、第2所定温度を上回る場合、もしくは、第2所定温度以下でかつ第3所定温度を上回りかつ全エリアの温度の最小値との温度差が第2の設定温度差より小さい場合、前記スリット15の近傍のエリアのファン21を起動させることから、ファン21が停止して冷却されず最も温度が高い状態のスリット15の近傍のエリアを冷却し、温度のむらを低減できる。
上述の実施形態では、蓄電池モジュール制御監視装置12は、各エリアごとの各蓄電池モジュール20の平均温度に基づき各エリアの温度を得るとしたが、エリアごとの蓄電池モジュール20の温度のうち最高温度及び最低温度に基づき各エリアの温度を得ることとしてもよい。
各エリアの蓄電池モジュール20の最高温度及び最低温度をもとに、エリアごとに各ファン21の起動または停止を制御することで、蓄電池モジュール20の温度変化に即応した温度の制御を行うことができる。また、例えば特定の蓄電池モジュール20の過度な発熱を検知することができ、該当する蓄電池モジュール20が含まれるエリアのファン21を制御できる。
10 閉空間(コンテナ)
11 システム監視制御装置
12 蓄電池モジュール監視制御装置
13 空調ユニット(冷却装置)
14 給気ダクト
15 スリット(吹き出し口)
16 還気ダクト
20 蓄電池モジュール
21 ファン
22 温度検知手段
23 排気口
Claims (4)
- 閉空間内に設けられた複数の蓄電池モジュールと、
複数の前記蓄電池モジュールにより温度が上昇した前記閉空間内部を冷却する冷却装置と、
前記冷却装置から前記閉空間へ冷却した空気を供給する吹き出し口と、
前記閉空間から前記冷却装置へ温度が上昇した空気を排出する排気口とを備え、
前記閉空間は前記吹き出し口から前記排気口までの間で2以上のエリアに区分され、
各前記エリアには、少なくとも1の前記蓄電池モジュールと、
前記エリア内の空気を前記蓄電池モジュールへと送風を行うファンと、
前記エリアの前記蓄電池モジュールの温度を検知する温度検知手段とが設けられ、
各前記エリアに対して設けられるとともに、前記温度検知手段から得た温度に基づき前記エリアの所定時間における平均温度を算出し、前記ファンの起動または停止を行う蓄電池モジュール監視制御装置と、
前記蓄電池モジュール監視制御装置が得た各前記エリアの前記平均温度の温度差に基づき該エリアごとに前記ファンの起動または停止を判断し、各前記蓄電池モジュール監視制御装置へ前記ファンの起動または停止の制御指令を発信するシステム監視制御装置と、
を備え、
前記システム監視制御装置は、前記吹き出し口近傍の前記エリアの前記蓄電池モジュール監視制御装置へ前記ファンの起動または停止の制御指令を前記エリア以外より優先して行うことを特徴とする蓄電システム。 - 前記システム監視制御装置は、
前記吹き出し口近傍の前記エリアの所定時間における平均温度が全前記エリアの所定時間における平均温度の最小値であるとともに、
予め設定された第1所定温度を下回る場合、もしくは、
前記第1所定温度以上でかつ全前記エリアの所定時間における平均温度の最大値との温度差が第1の設定温度差より大きい場合に、
前記吹き出し口近傍の前記エリアの各前記ファンを停止させる請求項1に記載の蓄電システム。 - 前記システム監視制御装置は、
前記吹き出し口近傍の前記エリアの所定時間における平均温度が全前記エリアの所定時間における平均温度の最大値であるとともに、
予め設定された第2所定温度を上回る場合、もしくは、
前記第2所定温度以下でかつ第3所定温度を上回りかつ全前記エリアの所定時間における平均温度の最小値との温度差が第2の設定温度差より小さい場合に、
前記吹き出し口近傍の前記エリアの各前記ファンを起動させる請求項2に記載の蓄電システム。 - 閉空間内に設けられた複数の蓄電池モジュールと、
複数の前記蓄電池モジュールにより温度が上昇した前記閉空間内部を冷却する冷却装置と、
前記冷却装置から前記閉空間へ冷却した空気を供給する吹き出し口と、
前記閉空間から前記冷却装置へ温度が上昇した空気を排出する排気口とを備え、
前記閉空間は前記吹き出し口から前記排気口までの間で2以上のエリアに区分され、
各前記エリアには、少なくとも1の前記蓄電池モジュールと、
前記エリア内の空気を前記蓄電池モジュールへと送風を行うファンと、
前記エリアの前記蓄電池モジュールの温度を検知する温度検知手段とが設けられた蓄電システムの温度制御方法であって、
各前記エリアに対して実施されるとともに、前記温度検知手段から得た温度に基づき前記エリアの所定時間における平均温度を算出し、前記ファンの起動または停止を行う蓄電池モジュール監視制御ステップと、
前記蓄電池モジュール監視制御ステップが得た各前記エリアの前記平均温度の温度差に基づき該エリアごとに前記ファンの起動または停止を判断し、前記ファンの起動または停止の制御指令を発信するシステム監視制御ステップと、
前記吹き出し口近傍の前記エリアの前記蓄電池モジュール監視制御ステップへ前記ファンの起動または停止の制御指令を前記エリア以外より優先して行うステップと、
を備えた蓄電システムの温度制御方法。
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