JP6150461B2 - 眼鏡用偏光レンズの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は眼鏡用偏光レンズ及び眼鏡用偏光レンズの製造方法に関する。
眼鏡用レンズにはファッション性を重視したサングラスがある。このサングラスとして、成形した光学用ポリウレタンレンズをアルカリ洗浄にて表面を洗浄し、溶解型洗浄剤にて離型剤、その他の各種添加剤を洗浄し、濯ぎの後、分散染料、界面活性剤と染色促進剤を水浴に分散させた染浴に浸漬してレンズに染色をする従来例がある(特許文献1)。
特開2010−262250号公報
特許文献1の従来例では、レンズ洗浄に多くの工程があってコストアップ、生産性の低下となるだけでなく、染浴の染料のみによりレンズの色が決定されることになる。
眼鏡用レンズには、内部に偏光フィルムが埋設された眼鏡用偏光レンズが知られている。眼鏡用偏光レンズは、水面等により反射された所定の偏光方向の光を遮断するものであり、2枚の透明なレンズ基材の間にポリビニルアルコール(PVA)からなる偏光フィルムを貼り合わせて構成されたものである。
眼鏡用偏光レンズは、一般に、偏光フィルム自体の色がブラウンやグレーであるため、レンズ全体としてブラウンやグレーといった限られたカラーレンズとなり、様々のカラーバリエーションの眼鏡用レンズを得たいという要望を満たすことができない。
本発明の目的は様々なカラーバリエーションを得ることができる眼鏡用偏光レンズ及び眼鏡用偏光レンズの製造方法を提供することにある。
本発明の一態様は、物体側の面を有し着色された第一のレンズ基材と、眼球側の面を有し着色された第二のレンズ基材と、前記第一のレンズ基材と前記第二のレンズ基材との間に設けられ、かつ、着色された偏光フィルムと、を含む、眼鏡用偏光レンズ。
この構成では、偏光フィルムが特定の色で着色されていても、偏光フィルムを挟持する第一のレンズ基材と第二のレンズ基材とを、偏光フィルムの色と合わせて所望の色となるように着色することで、様々なカラーバリエーションに対応することができる。
本発明の一態様は、凹面が形成された第一型と着色された偏光フィルムの周縁部の少なくとも一部とを接着させることと、前記偏光フィルムを挟んで前記第一型と反対側に第二型を配置することと、前記第一型と前記偏光フィルムとの間、及び、前記偏光フィルムと前記第二型との間にプラスチック原料組成物を注入して、第一のレンズ基材と第二のレンズ基材とを形成してプラスチックレンズ基体を作製することと、前記プラスチックレンズ基体を染料が含有された溶液にディッピングすることと、を含む、眼鏡用偏光レンズの製造方法。
この構成では、第一型と偏光フィルムの周縁部の少なくとも一部とを接着させ、第二型を配置し、第一型と偏光フィルムとの間、及び、偏光フィルムと第二型との間にプラスチック原料組成物を注入する。これにより、第一のレンズ基材と第二のレンズ基材との間に偏光フィルムが設けられたプラスチックレンズ基体が製作される。製作されたプラスチックレンズ基体を染料が含有された溶液にディッピングし、第一のレンズ基材と第二のレンズ基材とのそれぞれに着色をする。偏光フィルムの色と第一のレンズ基材及び第二のレンズ基材の色とを合わせて眼鏡用偏光レンズ自体の色が決まるが、この色を変えるには、溶液に含まれる染料の種類や濃度を変えることで対応できる。
そのため、本態様では、ディッピングという簡易な方法で、カラーバリエーションの多い眼鏡用偏光レンズを製造することができる。
本態様において、前記プラスチックレンズ基体を溶液にディッピングする前に、前記プラスチックレンズ基体の周面に防水保護部を取り付けることが好ましい。
この構成では、偏光フィルムの外周縁が第一のレンズ基材と第二のレンズ基材との周面から露出しても、偏光フィルムの外周縁が防水保護部で覆われるので、溶液にプラスチックレンズ基体をディッピングする際に、偏光フィルムが溶液に浸されて偏光フィルムの外周縁部が変色し、レンズの外観が不良となることを抑制できる。
本発明の実施形態にかかる眼鏡用偏光レンズの断面図。 本発明の実施形態に係る眼鏡用偏光レンズの製造工程を示す図。 偏光フィルムの成形方法を示す図。 偏光フィルムに接着剤が塗布された状態を示す図。 第一型に接着剤を塗布する方法を示す図。 接着剤を塗布する吐出装置を示す図。 モールドの組み立て手順を示す図。 一対の第一型及び第二型と粘着テープとで形成されたキャビティー内にプラスチック原料組成物を充填することを説明する図。 プラスチックレンズ基体の外周部を研磨する工程を示す図。 プラスチックレンズ基体の外周部に防水保護部を装着した状態を示すもので、(A)は断面図、(B)は正面図。 プラスチックレンズ基体をディッピングする工程を示す図。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、眼鏡用偏光レンズの断面図である。図1の眼鏡用偏光レンズ100はセミフィニッシュレンズである。なお、本実施形態において、眼鏡用偏光レンズ100を処方に合わせて研磨することにより得られたレンズを完成品レンズと言う。図1はベースカーブが相対的に小さい眼鏡用偏光レンズの例であるが、ベースカーブが相対的に大きい眼鏡用偏光レンズについても本実施形態を適用することができる。
<眼鏡用偏光レンズの構成>
図1に示すように、眼鏡用偏光レンズ100は、第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120との間に偏光フィルム14が設けられた構成である。
第一のレンズ基材110は、眼鏡用偏光レンズ100の物体側に設けられ、第二のレンズ基材120は、眼球側に設けられている。そして、第一のレンズ基材110は、偏光フィルム14に対向する面と反対側の面に物体側の面111を有し、第二のレンズ基材120は、偏光フィルム14に対向する面と反対側の面に眼球側の面121を有する。ここで、偏光フィルム14は、眼鏡用偏光レンズ100において、物体側の面111に向かって凸形状を有することが好ましい。これにより、物体側の面111の形状に沿うように偏光フィルム14を配置できるので、眼球側の面121に向かって偏光フィルムが凸形状を有する場合よりも、第二のレンズ基材120における研磨可能な厚さを大きくすることができる。
第一のレンズ基材110及び第二のレンズ基材120は、屈折率が1.60以上のプラスチック製であることが好ましい。第一のレンズ基材110及び第二のレンズ基材120の材料としては、特に限定されないが、例えば、アクリル樹脂、ポリウレタン系樹脂、チオウレタン系樹脂、チオエポキシ系樹脂、メタクリル系樹脂、アリル系樹脂、エピスルフィド系樹脂、ポリカーボネート樹脂等が例示できるが、その中でも、着色が容易である観点から、ウレタン系の樹脂が好ましい。
なお、第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120とは同じ材料であることが好ましい。また、第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120とは染料にて同じ色に着色されている。
第一のレンズ基材110は、偏光フィルム14に対向する面とは反対側の面が物体側の面111であって、物体側の面111は球面であることが好ましい。物体側の面111を球面とすることにより、眼鏡用偏光レンズ100の製造が容易になり、汎用のモールドを用いて製造することができる。
第二のレンズ基材120は、眼球側の面121が処方面である。
完成品レンズを製造するにあたっては、第二のレンズ基材120の眼球側の面121を研磨することにより、第二のレンズ基材120と偏光フィルム14との距離W2の最小値を所定寸法にできる。
本実施形態の偏光フィルム14は、市販のヨウ素系偏光フィルムがプレス成形、真空成形等によって所定の曲率に曲面加工が施され、外形が円形状に切り抜かれたフィルム状の基材である。
偏光フィルム14として用いるフィルムとしては、ポリビニルアルコール(PVA)からなる樹脂層を備える単層または多層のフィルムであることが好ましい。PVAは透明性、耐熱性、染色剤であるヨウ素または二色性染料との親和性、延伸時の配向性のいずれもが優れた材料である。
多層の偏光フィルム14は、PVAにヨウ素を含浸させものをフィルム状に成形して一軸方向に延伸した樹脂層を形成後、当該樹脂層の両面にトリアセチルセルロース(TAC)を保護層として積層することにより得られる。
なお、ヨウ素の替わりに二色性染料を用いて作製された偏光フィルムを使用することも可能である。また、単層の偏光フィルムとして、TACでの保護層を積層していないPVAや、PVAに替えてポリエチレンテレフタレート(PET)を用いた偏光フィルムを用いることもできる。本実施形態ではTACでの保護層を積層していないPVAの偏光フィルム14を用いる。
偏光フィルム14は予め所定の色、例えば、ブラウンやグレーに着色されている。
<レンズの製造方法>
本実施形態の眼鏡用偏光レンズ100の製造方法を図面に基づいて説明する。
図2は、本実施形態に係る眼鏡用偏光レンズ100の製造工程を示すフローチャートである。本実施形態の製造方法は、図2に示すように大きく分けて9つの工程によって実行される。以下、工程を順に説明する。
(偏光フィルムの成形)
図3は、本実施形態に係る偏光フィルム14の成形方法を示す図である。図3(A)に示すように、一軸延伸したPVA製フィルムを長方形形状にカットした平板状のシート体10を周知のプレス手段によってプレスすることで2つの球面形状の湾曲面12が形成される。湾曲面12の曲率は製造される予定の眼鏡用偏光レンズ100(図1参照)のベースカーブ(物体側の面111の曲率)に応じて設定されている。例えば、ベースカーブが大きいほど湾曲面12の曲率を大きくしてもよい。偏光フィルム14は、眼鏡用偏光レンズ100のベースカーブと同じ曲率に形成されていてもよい。本実施形態では、ベースカーブの大きさを数段階に区分し、各段階に対して異なる曲率の湾曲面12を設定する。本実施形態では各々の湾曲面12の周囲のシート体10の部分を残しながら図の破線Kに沿ってカットして偏光フィルム14を得る。
偏光フィルム14の径は、図3(B)に示すように、第一型16及び第二型18の内径よりも小さいことが好ましい。例えば、本実施形態における偏光フィルム14の径は、第一型16の内径より2mm程度小さい。これにより、モノマーとされたプラスチック原料組成物をキャビティーに注入する場合に、偏光フィルム14の両側にモノマーが回り込むようになり、キャビティー内へのプラスチック原料組成物の注入をスムーズに行うことができる。
(モールドの組立)
図4は、本実施形態に係る第一型16を下方(製造される眼鏡用偏光レンズ100の眼球側)から見た平面図である。
偏光フィルム14の成形の次に、第一型16の裏面16aに接着剤20を塗布する。接着剤20は、第一型16の裏面16aの周縁部である外周部に複数個所塗布される。例えば、3、4箇所に塗布される。本実施形態では直交する4方向の縁取り上に4箇所塗布されている。例えば、偏光フィルム14の外周部に紫外線硬化タイプの接着剤20をディスペンサーで塗布する。
第一型16は、眼鏡用偏光レンズ100の物体側の面111及び眼球側の面121のうちいずれか一方の面を形成することに用いられるモールドである。本実施形態では、第一型16は、眼鏡用偏光レンズ100の物体側の面111を形成することに用いられるモールドである。第一型16はガラス製で、平面視において円形状である。第一型16の凹面である裏面16aは成形される眼鏡用偏光レンズ100の物体側の面111を成形するための曲面とされている。第一型16は、紫外線が透過する特性を有する材料であれば、特に種類(無機物、有機物)は問わない。本実施形態では、第一型16にクラウンガラスを用いる。なお、光透過性の有機物(例えば樹脂)は、紫外線の照射により劣化するため、プラスチックレンズを大量に成形するモールドには適さない。しかし、コスト安の利点を利用して、例えば少量のサンプル製品等を成型するモールドに用いてもよい。
本実施形態で用いる接着剤20は、紫外線硬化樹脂材である。紫外線硬化樹脂材は、周知のように紫外線の光エネルギーに反応して液体から固体に化学的に変化する特性を有する。紫外線硬化樹脂材は、プレポリマー、モノマー、光重合開始剤及び添加剤を含む合成樹脂からなる。なお、本実施形態に用いる紫外線硬化樹脂材としては、特に種類は限定しないが、モノマーの仕様に応じて適切なものを選択する。本実施形態においては、紫外線硬化性エポキシ樹脂Pを使用する。
図5は、第一型16に接着剤20を塗布する方法を示す図であり、図6は、接着剤20を塗布する吐出装置を示す図である。
図5及び図6に基づいて接着剤20を塗布する吐出装置22の概略を説明する。吐出装置22は図示しないモーター装置が内蔵された本体24と本体24から上方に突出する回転軸26と回転軸26の上端に配設されたターンテーブル28とを備えている。ターンテーブル28上面には第一型16の表面16b周縁近傍に当接する可撓性のあるリング状の固定パッド30がセットされている(図には側面が示されている)。リング状の固定パッド30を使用するのは第一型16の固定手段を表面16bの光透過面になるべく接触させないためである。本体24から上方に延出されるロッド32にはスライダー34を介してシリンジ36が装着されている。シリンジ36は図示しない本体24内のディスペンサー装置による空圧制御によって先端のニードル38から粘性のある接着剤20、例えば、紫外線硬化性エポキシ樹脂の接着剤を一定の吐出量で吐出させる。
なお、実際には吐出装置22におけるターンテーブル28やシリンジ36は複数用意され、1台の吐出装置22で多数の第一型16に接着剤20を塗布する処理が可能となっている。
次に、吐出装置22を使用した接着剤20の塗布方法について簡単に説明する。
第一型16の外周部に接着剤20としてディスペンサーで塗布する。第一型16を位置決めした後、第一型16の外周部に接着剤を塗布する。
図5及び図6に示すように、ターンテーブル28の固定パッド30上に第一型16を載置し、シリンジ36の位置を適宜調整して、ニードル38を第一型16の裏面16aの外周部に対向する位置に配置する。そして、吐出装置22を駆動させる。つまりターンテーブル28を回転させて第一型16を周方向に回転させ、第一型16における接着剤20を塗布すべき位置がニードル38の下方に到達したところで、ディスペンサー装置を駆動させてニードル38先端から裏面16aの外周部に接着剤20を吐出させる。
図7はモールドの組み立て手順を示す図であり、図8は、一対の第一型及び第二型と粘着テープとで形成されたキャビティー内にプラスチック原料組成物を充填することを説明する図である。
まず、組み立てる第一型16の中心高さ、保持された偏光フィルム14の中心の高さを計測する。偏光フィルム14の高さ測定では、偏光フィルム14は軟質であるため、非接触タイプのセンサー(例えば、キーエンスCCD透過型デジタルレーザーセンサー IGシリーズ)を用いて偏光フィルム14の頂点高さを測定する。
第一型16の高さ測定では、第一型16は硬質なので、接触式の測定プローブ(例えば、NikonデジマイクロMFシリーズあるいはミツトヨデジマチックインジケーター543シリーズ)で第一型16の頂点高さを測定する。
次に、図7(A)に示すように、偏光フィルム14の表方向から第一型16を偏光フィルム14上に載せる。あるいは、固定台51に保持された偏光フィルム14を、固定パッド52に保持された第一型16に接近させる。
次に、第一型16と偏光フィルム14との中心高さを元に、第一型16の裏面16aと偏光フィルム14との距離の最小値が所定寸法となるまで近づけて偏光フィルム14に接着剤20を接触させる。その後紫外線照射装置40を駆動させて照射灯44先端から紫外線を接着剤20に照射し、接着剤20を固化させる。
次に、設定された厚さとなるように第二型18を偏光フィルム14に対向配置させる。すなわち、第一型16及び第二型18で偏光フィルム14を挟むようにする。第二型18はガラス製の円形板状体とされている。第二型18の表面18aは成形される眼鏡用偏光レンズ100の眼球側の面121を成形するための曲面とされている。
次に、図7(B)に示すように、一対の第一型16及び第二型18を、眼鏡用偏光レンズ100の成形に必要な間隔をとって保持し、2枚の第一及び第二型16,18の側面に、片面に接着剤層を有する粘着テープ46を1周より少し多く巻き付ける。この際、第一型16及び第二型18は、固定パッド52にセットされている。固定パッド52は、図示しないモーター装置から突出する回転軸54により回転駆動される。
粘着テープ46の材質は特に限定されない。なお、使いやすさや経済性等の観点から、プラスチックの粘着テープを使用することが好ましい。例えば、粘着テープの基材としてはポリプロピレン製のものとポリエチレンテレフタレート製のものを、粘着剤としてはアクリル系、天然ゴム系、シリコン系のものを各々組み合わせて用意する。なお、粘着テープ46には、プラスチック原料組成物を注入するための注入孔(図示せず)を設けても良い。
偏光フィルム14が介在した第一型16及び第二型18と粘着テープ46とからモールド48が構成される。
(プラスチック原料組成物の注入)
次に、図8に示すように、プラスチック原料組成物を、注入孔より注入器を用いて、一対の第一型16及び第二型18と粘着テープ46とで形成されたキャビティー50内に充填する。
(加熱・硬化)
その後、プラスチック原料組成物を充填したモールド48を加熱炉に入れて加熱する。ここで、加熱温度は、好ましくは0〜150℃、より好ましくは10〜130℃であり、好ましくは5〜50時間、より好ましくは10〜25時間かけて昇温し、重合を行う。例えば、30℃で7時間保持し、その後30〜120℃まで10時間かけて昇温する。
(脱型)
加熱処理が終了すると、プラスチック原料組成物が固化してモールド48内に偏光フィルム14が内蔵されたプラスチックレンズ基体100Aが作製される(図9参照)。モールド48を加熱炉より取り出し、粘着テープ46を剥離し、第一型16及び第二型18をプラスチックレンズ基体100Aから取り外す。この状態では、プラスチックレンズ基体100Aはモールド48の内部形状に対応した形状、つまり、図1に示される眼鏡用偏光レンズ100の外周部分にリング状部材が一体に形成された形状となる。リング状部の周面に微小な凹凸が存在することになり、このまま後述するディッピング工程を実施すると、リング状部材の周面に溶液が付着されたままとなる。
(周面加工)
プラスチックレンズ基体100Aのリング状外周部100ALを図9で示す研磨部材60で研磨する。図9において、研磨部材60は、周面に砥石が設けられた円筒部材であり、その軸方向を回転中心として回転する。研磨部材60によってプラスチックレンズ基体100Aのリング状外周部100ALが研磨されると、図9の実線で示される通り、眼鏡用偏光レンズ100に近い形状となる。この状態では、偏光フィルム14の端縁が第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120との周面から露出することとなる。
(防水保護部取付)
図10(A)(B)に示すように、プラスチックレンズ基体100Aの周面に防水保護部61を取り付ける。つまり、プラスチックレンズ基体100Aを構成する第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120との周面から露出した偏光フィルム14の端縁を防水保護部61で全周に渡って覆う。
ここで、防水保護部61はゴム製のリング状部材であり、その幅寸法は、プラスチックレンズ基体100Aの周面の幅寸法と同じである。防水保護部61の内周面はプラスチックレンズ基体100Aの外周面と密着されている。
(ディッピング)
図11に示すように、タンク62に収納された染色用の溶液に、周面に防水保護部61が取り付けられたプラスチックレンズ基体100Aをディッピングする。ディッピングは保持具63でプラスチックレンズ基体100Aに外周面に設けられた防水保護部61を保持するものでもよいが、図示しない籠にプラスチックレンズ基体100Aを複数枚収納し、この籠ごとプラスチックレンズ基体100Aをディッピングするものでもよく、具体的な手段は問われない。
ここで、溶液は、水、染料、染色キャリア、界面活性剤等を含んで調整される。
染料としては特に限定されず、一般的に使用されている分散染料などを使用することができる。例えば、「スミカロン Blue S−BG200%」(商品名)、「スミカロン Blue E−RPD(EA)」(商品名)、「スミカロン Yellow SE−5G」(商品名)、「スミカロン Yellow E−RPD(EA)」(商品名)(以上、住友ケムテックス株式会社製)、「カヤロン Blue AN−SE」(商品名)、「カヤロン Blue TN−S200」(商品名)、「カヤロン Red BL−E」(商品名)、「カヤロン Red AN−SE」(商品名)、「カヤロン Yellow 4GN」(商品名)、「カヤロン Yellow Brown 2RL−S」(商品名)(以上 日本化薬株式会社製)、「FSP Blue AUL−S」(商品名)、「FSP Red E−A」(商品名)、「FSP Red Brown S−N」(商品名)(以上、双葉産業株式会社製)等が挙げられる。
染料は、通常、水1リットルに対して、染料の合計量が所定の範囲となるように添加する。
染色キャリアとしては、一般的に使用されている芳香環を持つアルコール類を使用することができる。芳香環を持つアルコール類としては、例えば、ベンジルアルコールやフェネチルアルコール、ケイ皮アルコール、ベンズヒドロール、p−アニシルアルコール等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、陰イオン活性剤、非イオン活性剤などが挙げられる。
陰イオン活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ラウリル硫酸塩等の一種、または二種以上の混合物が挙げられる。また、非イオン活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキルアミンエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の一種、または二種以上の混合物が挙げられる。
上記染料の組成、濃度、ディッピングの時間等の条件を調節することにより、プラスチックレンズ基体100Aの色とフィルムの色と合わせて所望の色となるようにプラスチックレンズ基体100Aを染色することができる。また、カラーバリエーションを増やす以外に、偏光フィルム14の色調のばらつきを、プラスチックレンズ基体100Aを染色することで補正することもできる。例えば、偏光フィルム14の色を基準色と比較して、偏光フィルム14の色が基準色よりも薄い場合は、偏光フィルム14の色が基準色よりも濃い場合よりも濃くプラスチックレンズ基体100Aを染色することで眼鏡用偏光レンズ100の色のばらつきを補正する。偏光フィルム14の色と基準色との比較は、目視で行ってもよいが、測色器等を用いて数値化してもよい。
(防水保護部取外)
防水保護部61を眼鏡用偏光レンズ100の周面から取り外す。
なお、本実施形態では、防水保護部61を装着することなく、ディッピングを行うものでもよい。ただし、この場合、偏光フィルム14の端縁が水に触れて変色する恐れがあるので、防水保護部61を用いた場合に比べてディッピング時間を短くする。
その後、眼鏡用偏光レンズ100の眼球側の面121を研磨加工して完成品レンズを得る。
上記研磨加工後の完成品レンズには、さらに通常のプライマー、ハードコート、及び反射防止膜の塗布や、撥水撥油処理をおこなってもよい。
従って、本実施形態では次の作用効果を奏することができる。
物体側の面を有し着色された第一のレンズ基材110と、眼球側の面を有し着色された第二のレンズ基材120と、第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120との間に設けられ、かつ、着色された偏光フィルム14とを含んで眼鏡用偏光レンズ100を構成したから、偏光フィルム14が特定の色、例えば、ブラウンやグレーで着色されていても、第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120とを着色することで、偏光フィルム14の色と第一のレンズ基材110及び第二のレンズ基材120の色とを合わせて所望の色を選定することができる。そのため、様々なカラーバリエーションに対応することができる。
凹面が形成された第一型16と着色された偏光フィルム14の周縁部の一部とを接着させ、偏光フィルム14を挟んで第一型16と反対側に第二型18を配置してモールド48を組み立て、このモールド48の第一型16と偏光フィルム14との間、及び、偏光フィルム14と第二型18との間にモノマーのプラスチック原料組成物を注入して第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120とを有するプラスチックレンズ基体100Aを作製した。そして、プラスチックレンズ基体100Aを染料が含有された溶液にディッピングして第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120とを染色した。そのため、ディッピングという簡易な方法で、カラーバリエーションの多い眼鏡用偏光レンズ100を容易に製造することができる。
離型されたプラスチックレンズ基体100Aのリング状外周部100ALを研磨部材60で研磨したから、プラスチックレンズ基体100Aの周面に凹凸がなくなり、この状態でプラスチックレンズ基体100Aをディッピングしても、周面に溶液が付着しにくくなる。そのため、ディッピングに際して、溶液を収納したタンク62からプラスチックレンズ基体100Aを引き上げた後、プラスチックレンズ基体100Aの周面に溶液が付着したままとなることが少ないから、タンク62の回りを汚すことが少ない。
プラスチックレンズ基体100Aを溶液にディッピングする前に、プラスチックレンズ基体100Aの周面に防水保護部61を取り付ければ、プラスチックレンズ基体100Aのリング状外周部100ALを研磨部材60で研磨して偏光フィルム14の端縁が第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120との周面から露出しても、偏光フィルム14の外周縁が防水保護部61で覆われる。そのため、溶液にプラスチックレンズ基体100Aをディッピングする際に、偏光フィルム14が溶液に浸されて偏光フィルム14の外周縁部が変色することを防止することができる。例えば、第一型16と第二型18とから取り出されたプラスチックレンズ基体100Aは、その周面に凹凸が生じている。この状態でプラスチックレンズ基体100Aを溶液にディッピングすると、周面の凹凸に溶液が付着したまま溶液が収納されたタンク62の外部にたれることになり、タンク周辺を汚す等の不都合が生じる。そのため、プラスチックレンズ基体100Aの周面の凹凸を研磨等によって除去することが行われるが、この際、当該周面を研磨等することで、偏光フィルム14の外周縁が第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120の周面から露出することになる。この状態で、プラスチックレンズ基体100Aをディッピングすると、露出した偏光フィルム14の外周縁が溶液に浸食することになる。本実施形態では、偏光フィルム14に溶液が接触しないようにするために、プラスチックレンズ基体100Aの周面に防水保護部61を取り付ける。
防水保護部61をゴム製のリング状部材とすれば、プラスチックレンズ基体100Aへの着脱作業を容易に行える。
防水保護部61の幅寸法をプラスチックレンズ基体100Aの外周面の幅寸法と同じにすれば、防水保護部61で偏光フィルム14の外周縁部を確実に覆うことができる。
レンズ基材用組成物としてウレタン系の樹脂を用いれば、第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120への染色が容易となる。
なお、本発明は、前述した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含む。
例えば、前記実施形態では、第一のレンズ基材110及び第二のレンズ基材120を染色するためにディッピングを実施したが、本発明の染色工程はディッピングに限定されるものではなく、例えば、インクジェット法や昇華転写法を用いてレンズ基材を染色するものでもよい。
例えば、インクジェット法として、セイコーエプソン株式会社製のPX5500を使用し、インクが含有されたプライマー組成物やハードコート組成物をレンズ基材の表面に塗布する。インクをプライマー組成物やハードコート組成物に含ませることで、プラマー層やハードコート層の形成と同時にレンズの染色工程を実施することができる。なお、インクジェット法を用いた場合には、第一のレンズ基材110と第二のレンズ基材120とに同一の色のインクを塗布してもよく、異なる色のインクを塗布してもよい。
さらに、昇華転写法として、昇華性染料を有する基体と、第一のレンズ基材110及び第二のレンズ基材120の少なくとも一方の表面とを一定の間隔をもって対向させ、昇華性染料を昇華させてプラスチックレンズ基体100Aを染色するものでもよい。
さらに、本発明で防水保護部61を用いる場合、その構造は前記実施形態のものに限定されるものではない。例えば、防水保護部61として、防水用のパテを用い、ディッピング後はパテを剥がすものとしてもよい。
また、プラスチックレンズ基体100Aにハードコート層等を形成し、当該層を染色してもよい。プラスチック原料組成物がエポキシ系樹脂の場合には、プラスチックレンズ基体100Aが染色されにくいので、ハードコート層を染色することが好ましい。
m−キシリレンジイソシアネートを49.3gと、4,8又は4,7又は5,7−ジメルカプトメチル−1,11−ジメルカプト−3,6,9−トリチアウンデカンを50.7gと混合し、十分に撹拌して均一とした混合液を作製した。この混合液に、内部離型剤「ゼレックUN」(ステファン製)を0.085gと紫外線吸収剤「SEESORB701P」(シプロ化成工業製)を1.3gとを添加して十分に撹拌して溶解させた。次に、硬化触媒としてジブチルスズジクロライド0.03gを添加し、十分に撹拌して溶解させた後、5mmHgの真空下で60分脱気を行って、レンズ基材用組成物を作製した。
続いて、厚さ40μmの市販のポリビニルアルコール製二色染料系の偏光フィルム14を第一型16と第二型18との間に配置してモールド48を組み立て、偏光フィルム14の両側に、前述のプラスチック原料組成物を注入し、大気重合炉中で30℃から120℃まで21時間かけて昇温を行い、重合硬化させた。これにより、プラスチックレンズ基体100Aが作製された。
その後、モールド48からプラスチックレンズ基体100Aを離型し、120℃で3時間加熱してアニールを行った。
ビーカーに入れた1リットルの純水をマグネチックスターラーで撹拌しながら、間接槽を用いて94℃に保温した。ビーカー内の水に界面活性剤としてネオノール20(山川薬品工業製)を5cc添加し、次に、キャリア剤としてケイ皮アルコール(沸点250℃ 、関東化学製)を3g添加した。この水溶液にさらに、染色剤1(双葉産業製 FSP Blue AUL−S)を0.55g、染色剤2(双葉産業製 FSP Red E−A)を0.25g、及び染色剤3(双葉産業製 FSP Red Brown S−N)を0.20g添加した。ビーカー内の水溶液を撹拌して上記各添加物を均一に分散・溶解させ、ディッピング用の溶液とした。
調合後の溶液について、液温を94℃に保った状態で撹拌しながら30分間放置後、得られたプラスチックレンズ基体100Aをディッピング用の溶液に10分間浸漬し、高屈折率ウレタン系の眼鏡用偏光レンズ100を得た。
この眼鏡用偏光レンズ100は、偏光フィルム14の周縁に変色がなく、かつ、偏光フィルム14の色と、第一のレンズ基材110及び第二のレンズ基材120の色とが合わさることで、所望の色のレンズを得ることができた。
14…偏光フィルム、16…第一型、18…第二型、61…防水保護部、100…眼鏡用偏光レンズ、100A…プラスチックレンズ基体、110…第一のレンズ基材、120…第二のレンズ基材

Claims (6)

  1. 凹面が形成された第一型と着色された偏光フィルムの周縁部の少なくとも一部とを接着させることと、
    前記偏光フィルムを挟んで前記第一型と反対側に第二型を配置することと、
    前記第一型と前記偏光フィルムとの間、及び、前記偏光フィルムと前記第二型との間にプラスチック原料組成物を注入して、第一のレンズ基材と第二のレンズ基材とを形成してプラスチックレンズ基体を作製することと、
    前記プラスチックレンズ基体を染料が含有された溶液にディッピングすることと、
    を含み、
    前記偏光フィルムの径は、前記第一型の内径よりも小さい、眼鏡用偏光レンズの製造方法。
  2. 前記プラスチックレンズ基体を溶液にディッピングする前に、前記プラスチックレンズ基体の周面に防水保護部を取り付けること、
    を含む、請求項1に記載の眼鏡用偏光レンズの製造方法。
  3. 前記接着は、前記第一型と前記偏光フィルムの周縁部との部分的な接着である、請求項1または2に記載の眼鏡用偏光レンズの製造方法。
  4. 前記偏光フィルムの周縁部は、平板状である請求項1から3のいずれか一項に記載の眼鏡用偏光レンズの製造方法。
  5. 前記第一型の前記偏光フィルムの周縁部と接着させるべき位置に接着剤を塗布し、
    前記第一型と前記偏光フィルムとを接近させ前記偏光フィルムの周縁部の前記第一の型と接着させるべき位置を前記接着剤と接触させて、前記第一型と前記偏光フィルムの周縁部の少なくとも一部とを接着させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の眼鏡用偏光レンズの製造方法。
  6. 前記接着剤は、紫外線硬化タイプの接着剤であり、
    前記第一型は、紫外線が透過する特性を有する材料製の型であり、
    前記接触後、前記第一型を通して前記接着剤に紫外線を照射することを含む、請求項5に記載の眼鏡用偏光レンズの製造方法。
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