JP6148221B2 - バッテリー端子 - Google Patents

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Description

本発明は、バッテリー端子に関する。
従来、車両等に搭載されたバッテリーに立設されたバッテリーポストに取り付けるためのバッテリー端子が知られている。従来のバッテリー端子として、例えば、特許文献1には、孔部にバッテリーポストを挿入した状態で締結させることにより、バッテリーポストに取り付けることができるバッテリー端子の構成が開示されている。
特開平9−245767号公報
ところで、上述の特許文献1に記載される従来のバッテリー端子は、バッテリーポストに締結する際の締結性の向上の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、バッテリーポストに締結する際の締結性を向上できるバッテリー端子を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るバッテリー端子は、バッテリーポストが挿入されるポスト挿入孔、及び、該ポスト挿入孔と連続するスリットが形成された環状部と、前記バッテリーポストの軸方向と交差する方向であって、前記スリットを横断する方向である幅方向に沿って、前記環状部の一端部から前記スリットを挟んで前記環状部の他端部までを貫通して配置される貫通板と、前記貫通板の一端部に設けられ、前記貫通板の前記環状部からの抜け出しを防止する抜け止め部と、前記貫通板の他端部に設けられ、前記幅方向のうち前記環状部の前記スリットの間隔を縮小する方向に前記環状部を押圧する前記幅方向の押圧力を付加する押圧力付加部と、を備え、前記貫通板は、前記幅方向に沿って延在し、かつ、前記幅方向及び前記軸方向と直交する短辺方向に対向配置される一対の長手側端面を有し、前記一対の長手側端面のうち前記環状部の外側に配置される一方の長手側端面において、少なくとも前記スリットから露出する部分に、前記貫通板の前記短辺方向の寸法を他方の長手側端面側へ縮小する凹形状部を有する、ことを特徴とする。
また、上記のバッテリー端子において、前記環状部は、前記軸方向に沿って対向配置される一対の環状部であり、前記一対の環状部は、前記スリットの外縁端に位置する端部にて前記軸方向に延在する屈曲連結部により連結され、前記凹形状部は、当該凹形状部が設けられる前記貫通板の前記一方の長手側端面と前記屈曲連結部との間隙と比較して、当該凹形状部と前記屈曲連結部との間隙が広くなるように形成されることが好ましい。
また、上記のバッテリー端子において、前記押圧力付加部は、前記貫通板の前記他端部に設けられる締結部材支持部と、前記締結部材支持部に前記軸方向周りに回転可能に支持される締結部材と、前記締結部材と螺合する被締結部材と、前記貫通板の前記他端部側から前記環状部と当接して配置され、前記軸方向周りの前記締結部材の回転に伴って前記締結部材と前記被締結部材との間に発生する前記軸方向の締付力を、前記幅方向のうち前記環状部の前記スリットの間隔を縮小する方向に前記環状部を押圧する前記幅方向の押圧力に変換する押圧力変換部材と、を有することが好ましい。
本発明に係るバッテリー端子は、貫通板に凹形状部を設けることで、環状部をバッテリーポストにより強固に締結させることができ、バッテリーポストに締結する際の締結性を向上できるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係るバッテリー端子の概略構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示すバッテリー端子の分解斜視図である。 図3は、図1に示すバッテリー端子をバッテリーポストに取り付けた状態を示す平面図である。 図4は、図3中のL1矢視図である。
以下に、本発明に係るバッテリー端子の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係るバッテリー端子の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1に示すバッテリー端子の分解斜視図である。図3は、図1に示すバッテリー端子をバッテリーポストに取り付けた状態を示す平面図である。図4は、図3中のL1矢視図である。
本実施形態に係るバッテリー端子1は、図3,4に示すように、バッテリー50のバッテリーポスト51に組み付けられるものである。バッテリー端子1は、バッテリーポスト51に取り付けられることにより、バッテリー50と、このバッテリー50が搭載される車両等の本体側の電線の末端に設けられた金具等とを電気的に接続するための部品である。
なお、以下の説明では、バッテリーポスト51の中心軸線Xに沿った方向を「軸方向」という。またここでは、以下の説明を分かり易くするために、便宜的に当該軸方向と直交する2方向のうち一方を長辺方向(幅方向)、他方を短辺方向という。これら軸方向、長辺方向、及び、短辺方向は互いに直交する。
ここで、このバッテリー端子1が適用されるバッテリー50は、例えば、車両等に蓄電装置として搭載されるものである。バッテリー50は、図3,4に示すように、バッテリー液や当該バッテリー50を構成する種々の部品を収容するバッテリー筐体52、当該バッテリー筐体52に設けられた上述のバッテリーポスト51等を含んで構成される。バッテリー筐体52は、いずれか1つの面が開放された略矩形箱状の筐体本体と、上記開放された面を閉塞させる蓋部材とを含んで構成され、全体として略直方体形状に形成される。ここでは、バッテリー筐体52は、長辺方向に沿った方向が長辺、短辺方向に沿った方向が短辺となるがこれに限らない。バッテリーポスト51は、鉛等により構成され、蓋部材のポスト立設面53に立設される。ポスト立設面53は、バッテリー筐体52においてバッテリーポスト51が立設される面である。ここでは、当該ポスト立設面53は、例えば、バッテリー50が車両等に搭載された状態で、蓋部材の鉛直方向上側の上面である。バッテリーポスト51は、略円柱形状であり、中心軸線Xがポスト立設面53と直交するような位置関係で当該ポスト立設面53上に突出するようにして立設される。より詳細には、本実施形態のバッテリーポスト51は、ポスト立設面53の角位置近傍に形成された凹部56内に立設される。当該凹部56は、ポスト立設面53の角位置近傍において略矩形状に陥没した部分である。つまり、バッテリーポスト51は、バッテリー筐体52の上面であるポスト立設面53に形成された凹部56の底面に立設されている。バッテリーポスト51は、典型的には、軸方向の先端側に進むにつれて径が小さくなるようテーパが付けられている。つまり、バッテリーポスト51は、先端の外径が基端の外径より小さいテーパ形状となる。なお、以下の説明では、バッテリー50が車両等に搭載された状態で、バッテリーポスト51の軸方向が鉛直方向に沿った方向となり、上述の長辺方向、短辺方向が水平方向に沿った方向となる場合を説明する。バッテリー端子1は、上記のように構成されるバッテリーポスト51に締結される。
本実施形態のバッテリー端子1は、バッテリーポスト51に締結する場合に、締結部材(後述の締結ボルト67)を鉛直方向上側から締め付けていく形式の端子である。そして、本実施形態のバッテリー端子1は、軸方向に沿った方向に発生する締結部材による締付力を、軸方向と交差する締め付け方向(幅方向)の押圧力に変換し、当該押圧力によってバッテリー端子1においてバッテリーポスト51が挿入される部分を押圧することで、バッテリーポスト51に締結されるものである。このとき、本実施形態のバッテリー端子1は、締結部材を鉛直方向上側から締め付ける構成とすることで、締結部材を締め付けるための工具の作業スペースをバッテリー50の上方として、バッテリー50の側方の作業スペースの低減を図ったものである。
具体的には、本実施形態のバッテリー端子1は、図1,2に示すように、本体部21と、スタッドボルト22と、締付部73とを備える。なお、以下の説明では、バッテリー端子1がバッテリーポスト51に取り付けられた状態で軸方向、長辺方向、短辺方向となる方向を、それぞれ単に「軸方向」、「長辺方向」、「短辺方向」という場合がある。
図1,2に示すように、本実施形態の本体部21は、上側分割体24と下側分割体25とが、板状突出部24e,25eの短辺方向側の端部にて屈曲連結部101により連結されている。ここでは、本体部21は、バッテリー端子1がバッテリーポスト51に取り付けられた状態で、上側分割体24が鉛直方向上側、下側分割体25が鉛直方向下側となって軸方向(鉛直方向)に対向し積層された状態となる。上側分割体24と下側分割体25との積層方向は、バッテリー端子1がバッテリーポスト51に取り付けられた状態で、バッテリーポスト51の軸方向に沿った方向であり、ここでは後述のスタッドボルト22の軸部22aが突出する側を積層方向上側、反対側を積層方向下側とする。また、積層方向上側とは、バッテリーポスト51の先端側に相当し、積層方向下側とは、バッテリーポスト51の基端側に相当する。つまり、本体部21は、上側分割体24が積層方向上側、下側分割体25が積層方向下側となる。
一対の環状部24a,25aは、略円環形状に形成され、それぞれバッテリーポスト51が挿入される略円形状のポスト挿入孔24c,25c、及び、ポスト挿入孔24c,25cと連続するスリット(間隙)24d,25dが形成される。
ポスト挿入孔24cとポスト挿入孔25cとは、上側分割体24と下側分割体25とが上下に積層されてバッテリーポスト51に取り付けられた状態で、積層方向に対向する位置関係となるように、それぞれ環状部24a,25aに形成される。ポスト挿入孔24c,25cは、板金が対向方向に折り返されることでそれぞれ内周壁面が形成される。すなわち、ポスト挿入孔24cでは板金が下側に折り返され、ポスト挿入孔25cでは板金が上側に折り返される。ポスト挿入孔24c,25cは、それぞれの内周壁面に上述したバッテリーポスト51のテーパに対応したテーパを有している。ここでは、ポスト挿入孔24cとポスト挿入孔25cとのうち後述するスタッドボルト22の軸部22aが突出する側、すなわち、ポスト挿入孔24c側の内径が最小となり、反対側のポスト挿入孔25c側の内径が最大となる。ポスト挿入孔24c,25cは、バッテリーポスト51が挿入された状態で、各内周面がバッテリーポスト51と接触する。
スリット24dとスリット25dとは、上側分割体24と下側分割体25とが上下に積層されてバッテリーポスト51に取り付けられた状態で、積層方向に対向する位置関係となるように、それぞれ環状部24a,25aに形成される。ここでは、スリット24d,25dは、ポスト挿入孔24c,25cから環状部24a,25aの一部を分断するように形成される。また、環状部24a,25aは、スリット24d,25dが形成されている側の端部に、後述の締付部73によって保持されて締め付けられる板状突出部24e,25eを有している。板状突出部24eは、当該環状部24aにおいてポスト挿入孔24cが形成されている部分と段付部等を介さずに連続するようにして一体で形成される。同様に、板状突出部25eも、当該環状部25aにおいてポスト挿入孔25cが形成されている部分と段付部等を介さずに連続するようにして一体で形成される。スリット24dは、ポスト挿入孔24cから板状突出部24eを貫通している。スリット25dは、ポスト挿入孔25cから、板状突出部25eを貫通している。
図1に示すように、一対のボルト保持部24b,25bは、略矩形状に形成される。ボルト保持部24bは、スタッドボルト22が挿入される略円形状のボルト挿入孔24gが形成される。
ここで、ボルト保持部24b,25bが保持するスタッドボルト22は、ボルト保持部24bとボルト保持部25bとの間に保持された状態で、ボルト挿入孔24gから軸部22aが突出するようにして露出する。スタッドボルト22は、ボルト挿入孔24gから露出した当該軸部22aに電線の末端に設けられた金具等が電気的に接続される。ボルト保持部24b,25bは、スタッドボルト22の軸部22aが立設される矩形板状の台座部分を保持できるように所定の折り返し部が形成されている。
本体部21は、例えば、屈曲連結部101を介して上側分割体24と下側分割体25とが一体で形成され、ボルト保持部24bのボルト挿入孔24gにスタッドボルト22が挿通された状態で、上側分割体24と下側分割体25とを曲げ加工されることで、図1,2等に示す構造とすることができる。なお、本実施形態の本体部21は、上側分割体24と下側分割体25との分割構造としてもよい。
また、本体部21は、図2に示すように、上側分割体24と下側分割体25とが相互に組み付けられた状態で、板状突出部24e,25eの長辺方向両側の側面が、長辺方向に沿ってそれぞれスリット24d,25dへ向かって切り欠かれて開口されている。これらの長辺方向の両側の一対の開口において、板状突出部24e,25e及び、屈曲連結部101の端面が、長辺方向に直交する略コの字状の被押圧面102a,102bを形成している。被押圧面102a,102bは、後述する第2スペーサ62及び抜け止め部76a(環状部保持部)と面接触する部分であり、両者からスリット24d,25dを縮小する方向の押圧力を受ける部分である。図1に示すバッテリー端子1が組み立てられた状態において、被押圧面102aは、貫通板76の螺合孔76bが位置する側の端面であり、被押圧面102bは、貫通板76の抜け止め部76aが位置する側の端面である。
締付部73は、ポスト挿入孔24c,25c内にバッテリーポスト51が挿入された状態で、一対の環状部24a,25aを当該バッテリーポスト51に締結するものである。締付部73は、貫通板76と、締結ボルト67(締結部材)と、第1スペーサ71(押圧力変換部材)と、第2スペーサ62(押圧力変換部材)と、を備える。
貫通板76は、長辺方向に沿って、スリット24d,25dと、板状突出部24e,25eと、を貫通して配置される板状部材である。貫通板76は、環状部24a,25aの一端部からスリット24d,25dを挟んで環状部24a,25aの他端部までを貫通する。
貫通板76は、その長辺方向の一端部76dに抜け止め部76aを有する。抜け止め部76aは、貫通板76が環状部24a,25aの両端を貫通した状態において、この抜け止め部76aが設けられる一端部76dと反対側の他端部76e側へ貫通板76が本体部21から抜け出すのを防止する。具体的には、抜け止め部76aは、貫通板76の長辺方向の一端部76dにおいて、短辺方向の両側、及び、軸方向の両側に突出して形成されている。つまり、抜け止め部76aは、貫通板76の一端部76dにおいて、貫通板76と一体的に設けられている。抜け止め部76aは、図2に示すように、環状部24a,25aの被押圧面102bと当接可能に対向配置される当接面76fを有する。また、貫通板76には、この抜け止め部76aに隣接して、当接面76fから他端部76e側に突出する突出部76cが設けられている。貫通板76は、抜け止め部76aの当接面76fを環状部24a,25aの被押圧面102bと接触させ、突出部76cを被押圧面102bより中央側の開口に嵌合させることで、本体部21の被押圧面102a側に抜けるのが防止される。
また、貫通板76は、抜け止め部76aが設けられる一端部76dと反対側の他端部76eに、軸方向に貫通して螺合孔76b(締結部材支持部、被締結部材)が設けられている。螺合孔76bは、締結ボルト67を軸方向の所定位置で支持する機能も有する。
また、貫通板76は、短辺方向に対向配置される一対の長手側端面76h,76iを有する。一対の長手側端面76h,76iのそれぞれは、長辺方向に沿って延在し、かつ、短辺方向の反対側へ面している。そして、一対の長手側端面76h,76iのうち、貫通板76が環状部24a,25aの両端を貫通した状態において、環状部24a,25aの外側(中心軸線Xから遠い側)に配置される一方の長手側端面76hにおいて、肉抜き部76g(凹形状部)が設けられている。
図2,3に示すように、肉抜き部76gは、貫通板76の短辺方向の寸法を他方の長手側端面76i側へ縮小するように、長手側端面76hの一部を削除して形成されている。言い換えると、肉抜き部76gは、この肉抜き部76gが設けられる貫通板76の一方の長手側端面76hと屈曲連結部101との間隙と比較して、この肉抜き部76gの底部(最も他方の長手側端面76i側に位置する部分)と屈曲連結部101との間隙が広くなるように形成される。また、肉抜き部76gは、図3に示すように、貫通板76が環状部24a,25aの両端を貫通した状態において、スリット24d,25dから露出する部分を中心として、長辺方向の両側に略均等に形成されている。
締結ボルト67は、螺合溝が形成された軸部67aと、軸部67aの一端部に一体形成される頭部67bとを有する。軸部67aは、貫通板76の螺合孔76bと螺合する部分である。頭部67bは、締結ボルト67を軸部67a周りに回転させるために工具等によって把持される部分である。締結ボルト67は、軸方向に沿った所定の位置で、貫通板76の螺合孔76bに軸方向周りに回転可能に支持されると共に、軸部67aがこの螺合孔76bに軸方向に沿って螺合する。
第1スペーサ71は、締結ボルト67と貫通板76との間にて締結ボルト67に貫通されて配置される。第1スペーサ71は、締結ボルト67の軸部67aが貫通する孔部を有する方形状の基部71aと、この基部71aの4辺のうち対向する2辺から鉛直方向下側へ延在する一対の直立部71bとを有する。基部71aは、図1,2等に示すように、直立部71bを有する2辺が長辺方向に延在している。第1スペーサ71の一対の直立部71bは、図1等に示すように、組み付け時に短辺方向の両側から貫通板76を挟持するよう配置され、これにより第1スペーサ71は軸方向周りの回転が規制されている。
第1スペーサ71の一対の直立部71bには、長辺方向の板状突出部24e,25e側の一端にテーパ面71c(第1テーパ面)が形成される。テーパ面71cは、第2スペーサ62のテーパ面62d(第2テーパ面)と当接可能な位置に形成される。
第2スペーサ62は、貫通板76に対して長辺方向に相対移動可能に配置され、長辺方向の一端が、環状部24a,25aと当接し、長辺方向の他端が第1スペーサ71と当接する。第2スペーサ62には、長辺方向に貫通する貫通孔62aが設けられており、この貫通孔62aに貫通板76を挿通させることで、第2スペーサ62は貫通板76に対して長辺方向に相対移動可能となっている。
第2スペーサ62の長辺方向の一端側の端面62bは、貫通板76の螺合孔76bが設けられた端部(他端部76e)側から、環状部24a,25aの被押圧面102aと当接している。また、この端面62bの中央部には、環状部24a,25a側に突出する突出部62cが設けられている。第2スペーサ62は、端面62bを被押圧面102aと接触させ、突出部62cを環状部24a,25aの被押圧面102aより中央側の開口に嵌合させることで、本体部21に対する短辺方向及び軸方向への相対移動が規制される。第2スペーサ62の長辺方向の他端側には、第1スペーサ71のテーパ面71cと当接するテーパ面62d(第2テーパ面)が形成されている。
第1スペーサ71に設けられるテーパ面71cと、第2スペーサ62に設けられるテーパ面62dは、締結ボルト67が軸方向周りの回転に伴って、軸方向に沿って螺合孔76b側に接近した際に、締結ボルト67と螺合孔76bとの間に発生する軸方向の締付力を、環状部24a,25aのスリット24d,25dの間隔を縮小する方向、すなわち、長辺方向の貫通板76の抜け止め部76a側に、第2スペーサ62が環状部24a,25aを押圧する長辺方向の押圧力に変換する方向に傾斜を有する。本実施形態では、第1スペーサ71のテーパ面71cは、軸方向に沿って締結ボルト67の頭部67b側から離間するにしたがって、第1スペーサ71の直立部71bの長辺方向の幅が徐々に縮小するような傾斜を有している。第1スペーサ71のテーパ面71cと、第2スペーサ62のテーパ面62dとは、互いに正対して配置されている。
本実施形態において、締付部73を本体部21に組み付ける際には、まず、第2スペーサ62の端面62bと、本体部21の被押圧面102aが当接するように、第2スペーサ62が本体部21に嵌合される。次に、本体部21の被押圧面102b側の開口から、貫通板76の他端部76eが挿入される。貫通板76は、抜け止め部76aの当接面76fが本体部21の被押圧面102bと当接するまで挿入される。これにより、貫通板76は、本体部21のスリット24d,25dを横断するように、板状突出部24e,25eを貫通し、貫通板76の他端部76e側が第2スペーサ62の貫通孔62aから長辺方向の外側に進出される。
次に、第2スペーサ62のテーパ面62dに、第1スペーサ71のテーパ面71cが当接するように、かつ、第1スペーサ71の孔部が貫通板76の螺合孔76bと軸方向に重畳するように、第1スペーサ71が第2スペーサ62及び貫通板76に組み合わせられる。軸方向上方から締結ボルト67が、第1スペーサ71の孔部に挿通されて、貫通板76の螺合孔76bに螺合される。このようにして、締付部73が本体部21に組み付けられる。
本実施形態のバッテリー端子1は、図3,4に示す状態でポスト挿入孔24c,25cにバッテリーポスト51が挿入されることで、バッテリーポスト51に組み付けられる。そして、バッテリー端子1は、ポスト挿入孔24c,25cの内周面とバッテリーポスト51の外周面とが接触した状態で、締結ボルト67が鉛直方向(軸方向)上側から締め付けられることで、スリット24d,25dを挟んで環状部24a,25aの両側が接近方向に締め付けられ、これにより、バッテリーポスト51に締結される。
より詳細には、締結ボルト67の頭部67bが工具等によって軸方向(軸部67a)周りに回転されることで、締結ボルト67が軸方向に沿って貫通板76の螺合孔76b側に接近すると、図4に示すように、締結ボルト67と螺合孔76bとの間に軸方向の締付力F1が発生する。この軸方向の締付力F1によって、第1スペーサ71は、締結ボルト67の座面により鉛直方向下側に押圧される。この軸方向の締付力F1は、第1スペーサ71のテーパ面71cと、このテーパ面71cと当接する第2スペーサ62のテーパ面62dによって、環状部24a,25aのスリット24d,25dの間隔を縮小する方向に押圧する長辺方向の押圧力F2に変換される。この押圧力F2によって、第2スペーサ62の端面62bが、環状部24a,25aの被押圧面102aを押圧する。このとき、貫通板76の一端部76d側の抜け止め部76aは、第2スペーサ62により環状部24a,25aに付加された押圧力F2の反力を受ける反力部材として機能する。この結果、バッテリー端子1は、第2スペーサ62による押圧力F2によって、環状部24a,25aの板状突出部24e,25eが抜け止め部76a側に押圧されることでスリット24d,25dの間隔が狭まる。
したがって、バッテリー端子1は、締結ボルト67の回転に伴って第1スペーサ71のテーパ面71c及び第2スペーサ62のテーパ面62dにより発生する押圧力F2によって、スリット24d,25dの間隔が狭められることで、ポスト挿入孔24c,25cの内周面とバッテリーポスト51の外周面とが接触した状態でポスト挿入孔24c,25cの径が縮小され、バッテリーポスト51に締結される。
なお、上述のように締付部73の締結ボルト67、螺合孔76b、第1スペーサ71、及び、第2スペーサ62は、これらの各要素の相互の関わりによって、締結ボルト67の回転に伴って最終的に発生する押圧力F2で、第2スペーサ62を介して環状部24a,25aを押圧するものである。つまり、図2に示すように、締結ボルト67、螺合孔76b、第1スペーサ71、及び、第2スペーサ62は、これらを纏めた機能的概念として、貫通板76の他端部76eに設けられ、長辺方向(幅方向)のうち環状部24a,25aのスリット24d,25dの間隔を縮小する方向に環状部24a,25aを押圧する長辺方向の押圧力F2を付加する「押圧力付加部77」とも表現することができる。
次に、本実施形態に係るバッテリー端子1の効果を説明する。
本実施形態のバッテリー端子1は、バッテリーポスト51が挿入されるポスト挿入孔24c,25c、及び、このポスト挿入孔24c,25cと連続するスリット24d,25dが形成された環状部24a,25aと、バッテリーポスト51の軸方向と交差する方向であって、スリット24d,25dを横断する方向である長辺方向に沿って、環状部24a,25aの一端部からスリット24d,25dを挟んで環状部24a,25aの他端部までを貫通して配置される貫通板76と、貫通板76の一端部76dに設けられ、貫通板76の環状部24a,25aからの抜け出しを防止する抜け止め部76aと、貫通板76の他端部76eに設けられ、長辺方向(幅方向)のうち環状部24a,25aのスリット24d,25dの間隔を縮小する方向に環状部24a,25aを押圧する長辺方向の押圧力F2を付加する押圧力付加部77と、を備える。貫通板76は、長辺方向に沿って延在し、かつ、長辺方向及び軸方向と直交する短辺方向に対向配置される一対の長手側端面76h,76iを有する。これらの一対の長手側端面76h,76iのうち環状部24a,25aの外側(中心軸線Xから遠い側)に配置される一方の長手側端面76hにおいて、少なくともスリット24d,25dから露出する部分に、貫通板76の短辺方向の寸法を他方の長手側端面76i側へ縮小するよう形成される肉抜き部76gを有する。
また、本実施形態のバッテリー端子1において、環状部24a,25aは、軸方向に沿って対向配置される一対の環状部24a,25aであり、一対の環状部24a,25aは、スリット24d,25dの外縁端に位置する端部(すなわち板状突出部24e,25eの短辺方向側の端部)にて軸方向に延在する屈曲連結部101により連結される。肉抜き部76gは、この肉抜き部76gが設けられる貫通板76の一方の長手側端面76hと屈曲連結部101との間隙と比較して、この肉抜き部76gと屈曲連結部101との間隙が広くなるように形成される。
この構成により、貫通板76に肉抜き部76gを設けることで、環状部24a,25aをバッテリーポスト51により強固に締結させることができ、バッテリーポスト51に締結する際の締結性を向上できる。以下に、肉抜き部76gを設けることによってこのような効果を奏する点についてさらに説明する。
肉抜き部76gが設けられる貫通板76の一方の長手側端面76hは、環状部24a,25aの外側、すなわち、図3に示すように、板状突出部24e,25eの短辺方向の外縁端を接続する屈曲連結部101と対向配置されている。したがって、上記構成のとおり貫通板76の長手側端面76hに肉抜き部76gを設けることにより、スリット24d,25dの近傍において、貫通板76と屈曲連結部101との間隙を短辺方向に沿って広くとることができる。
ところで、バッテリー端子1をバッテリーポスト51に締結する際には、上述のように締付部73によって環状部24a,25aの板状突出部24e,25eに長辺方向の押圧力F2が付加されて、スリット24d,25dの間隔を縮小する方向に締め付けられる。このとき、押圧力F2が比較的増大すると、図3に矢印Aで示すように、板状突出部24e,25eはバッテリーポスト51を抱えるように変形しようとする。つまり、スリット24d,25dにおいて、板状突出部24e,25eの外側(屈曲連結部101側)の端面が、内側(ポスト挿入孔24c,25c側)の方向へ遷移しつつ相互に接近する。
このとき、本実施形態のバッテリー端子1では、上述のとおり貫通板76に肉抜き部76gを設けることで、貫通板76と屈曲連結部101との間隙が広くとられているので、環状部24a,25aの屈曲連結部101が貫通板76と接触する状況が生じることを抑制できる。したがって、環状部24a,25aの板状突出部24e,25eは、貫通板76から干渉を受け難くなるので、バッテリーポスト51を抱えるように変形を続けることを容易にでき、この結果、環状部24a,25aをバッテリーポスト51により強固に締結させることができる。これにより、本実施形態のバッテリー端子1は、バッテリーポスト51への締結時にバッテリーポスト51に付加する保持力を増大でき、バッテリーポスト51に締結する際の締結性を向上できる。
ここで、上述の効果を確認すべく、貫通板76に肉抜き部76gを設けた本実施形態の構成と、貫通板76に肉抜き部76gを設けない比較例の構成の両者について、締結ボルト67に入力される締付トルクと、この締結トルクに応じてバッテリーポスト51に出力される保持力とを計測した。この結果、本実施形態の構成は、比較例に対して保持力を約20%向上でき、バッテリーポスト51に締結する際の締結性を向上できることが確認できた。
さらに、貫通板76に肉抜き部76gを設けることにより、バッテリー端子1の重量を削減できるので、当該バッテリー端子1及びバッテリー50が搭載される車両の燃費改善を図ることができる。
また、本実施形態のバッテリー端子1において、押圧力付加部77は、貫通板76の他端部76eに設けられる締結部材支持部としての螺合孔76bと、螺合孔76bに軸方向に回転可能に支持される締結部材としての締結ボルト67と、を備える。螺合孔76bは、締結ボルト67と螺合する被締結部材としても機能する。押圧力付加部77は、さらに、貫通板76の螺合孔76bが設けられる端部(他端部76e)側から環状部24a,25aと当接して配置され、軸方向周りの締結ボルト67の回転に伴って締結ボルト67と螺合孔76bとの間に発生する軸方向の締付力F1を、長辺方向(幅方向)のうち環状部24a,25aのスリット24d,25dの間隔を縮小する方向に環状部24a,25aを押圧する長辺方向の押圧力F2に変換する押圧力変換部材としての第1スペーサ71及び第2スペーサ62と、を備える。
この構成により、押圧力変換部材としての第1スペーサ71及び第2スペーサ62の作用によって、軸方向周りの締結ボルト67の回転に伴って発生する軸方向の締付力F1を、環状部24a,25aのスリット24d,25dの間隔を縮小する長辺方向の押圧力F2に変換することで、環状部24a,25aをバッテリーポスト51に締結することができる。つまり、締結ボルト67をバッテリーポスト51の軸方向周り、すなわち鉛直方向周りに回転操作することで、バッテリー端子1をバッテリーポスト51に締結することができる。これにより、従来のように、締結ボルト67を回転させるための工具をバッテリーポスト51の側方、すなわちバッテリー50の側方からセットして回転操作するための作業スペースを確保する必要がなくなり、例えば、比較的作業スペースを取りやすいバッテリー50の鉛直方向上方から操作することが可能となる。このように、本実施形態のバッテリー端子1によれば、バッテリー端子1をバッテリーポスト51に締結する際に必要なバッテリー50の周囲の作業スペースを低減できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
上記実施形態では、バッテリー端子1をバッテリーポスト51に締結する際のスリット24d,25dの間隔が狭まったときに、環状部24a,25aの屈曲連結部101が貫通板76と干渉し難くなるように、貫通板76に肉抜き部76gを設ける構成を例示した。肉抜き部76gは、貫通板76の短辺方向の寸法を他方の長手側端面76i側へ縮小する凹形状部であればよく、例えばインボリュート曲線や、面取り、R形状などの他の形状とすることもできる。なお、肉抜き部76gをインボリュート曲線、面取り、R形状などの凹形状とすれば、バッテリー端子1をバッテリーポスト51に締結する際のスリット24d,25dの間隔が狭まり、貫通板76と環状部24a,25aの屈曲連結部101とが接触する状況が生じた場合でも、環状部24a,25aの板状突出部24e,25eを図3に矢印Aで示す方向にスムーズに移動させることができる。これにより、環状部24a,25aの板状突出部24e,25eがバッテリーポスト51を抱えるように変形を続けることをさらに容易にでき、環状部24a,25aをバッテリーポスト51にさらに強固に締結させることが可能となる。また、肉抜き部76gは、貫通板76が環状部24a,25aの両端を貫通した状態において、貫通板76の一方の長手側端面76hのうち少なくともスリット24d,25dから露出する部分に形成されればよい。
また、上記実施形態では、締結ボルト67と螺合する被締結部材を、貫通板76上の螺合孔76bとし、締結ボルト67と貫通板76との間で軸方向の締付力F1を発生させる構成を例示したが、被締結部材として別体のナットを有する構成としてもよい。
また、バッテリー端子1の締付部73による締結構造は、少なくとも、貫通板76が環状部24a,25aの両端を貫通した状態で環状部24a,25aをバッテリーポスト51に締結できる構成を備えるものであればよく、上記実施形態以外の構成でもよい。同様に、押圧力付加部77も、環状部24a,25aに押圧力F2を付加できる構成であればよく、上記実施形態の締結ボルト67、螺合孔76b、第1スペーサ71、及び、第2スペーサ62を有する構成とは異なる構成でもよい。
1 バッテリー端子
24a,25a 環状部
24c,25c ポスト挿入孔
24d,25d スリット
50 バッテリー
51 バッテリーポスト
67 締結ボルト(締結部材、押圧力付加部)
76 貫通板
76a 抜け止め部(環状部保持部)
76b 螺合孔(締結部材支持部、被締結部材、押圧力付加部)
76g 肉抜き部(凹形状部)
76h,76i 長手側端面
71 第1スペーサ(押圧力変換部材、押圧力付加部)
62 第2スペーサ(押圧力変換部材、押圧力付加部)
77 押圧力付加部
101 屈曲連結部

Claims (3)

  1. バッテリーポストが挿入されるポスト挿入孔、及び、該ポスト挿入孔と連続するスリットが形成された環状部と、
    前記バッテリーポストの軸方向と交差する方向であって、前記スリットを横断する方向である幅方向に沿って、前記環状部の一端部から前記スリットを挟んで前記環状部の他端部までを貫通して配置される貫通板と、
    前記貫通板の一端部に設けられ、前記貫通板の前記環状部からの抜け出しを防止する抜け止め部と、
    前記貫通板の他端部に設けられ、前記幅方向のうち前記環状部の前記スリットの間隔を縮小する方向に前記環状部を押圧する前記幅方向の押圧力を付加する押圧力付加部と、
    を備え、
    前記貫通板は、前記幅方向に沿って延在し、かつ、前記幅方向及び前記軸方向と直交する短辺方向に対向配置される一対の長手側端面を有し、前記一対の長手側端面のうち前記環状部の外側に配置される一方の長手側端面において、少なくとも前記スリットから露出する部分に、前記貫通板の前記短辺方向の寸法を他方の長手側端面側へ縮小するよう形成される凹形状部を有する、
    ことを特徴とするバッテリー端子。
  2. 前記環状部は、前記軸方向に沿って対向配置される一対の環状部であり、
    前記一対の環状部は、前記スリットの外縁端に位置する端部にて前記軸方向に延在する屈曲連結部により連結され、
    前記凹形状部は、当該凹形状部が設けられる前記貫通板の前記一方の長手側端面と前記屈曲連結部との間隙と比較して、当該凹形状部の底部と前記屈曲連結部との間隙が広くなるように形成される、
    請求項1に記載のバッテリー端子。
  3. 前記押圧力付加部は、
    前記貫通板の前記他端部に設けられる締結部材支持部と、
    前記締結部材支持部に前記軸方向周りに回転可能に支持される締結部材と、
    前記締結部材と螺合する被締結部材と、
    前記貫通板の前記他端部側から前記環状部と当接して配置され、前記軸方向周りの前記締結部材の回転に伴って前記締結部材と前記被締結部材との間に発生する前記軸方向の締付力を、前記幅方向のうち前記環状部の前記スリットの間隔を縮小する方向に前記環状部を押圧する前記幅方向の押圧力に変換する押圧力変換部材と、
    を有する、
    請求項1または2に記載のバッテリー端子。
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