JP5748100B2 - 電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、電池モジュールに関する。
例えば電気自動車やハイブリッド車両に搭載される動力用の電池モジュールは、一般に、バスバーを介して多数の単電池を直列または並列接続して構成されている。例えば下記特許文献1に記載の電池モジュールでは、単電池の電極端子は、外周面にネジが切られたボルト状をなし、バスバーには、電極端子を挿通可能な挿通孔が、一対形成されている。そして、バスバーの挿通孔に、異なる単電池の電極端子をそれぞれ挿通し、各電極端子にナットを締め付けることで、バスバーを電極端子に押し付けて固定している。
特許3707595号公報
しかしながら、上記のような構成の電池モジュールでは、電極端子の一つ一つにナットを締め付ける必要があるから、数十個の単電池を接続する電池モジュールにおいては、締め付け工数が多くなり、また、締め付け工数が多いと、締め付けトルクの管理にも手間を要するので、接続作業は容易ではなかった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、単電池の接続作業を容易に行うことが可能な電池モジュールを提供することを目的とする。
明細書によって開示される電池モジュールは、正極及び負極の電極端子を有する単電池を、複数個並べて接続した電池モジュールであって、異なる前記単電池間で接続される前記電極端子同士は、寄り添って立ち上がる一対の立設部を有し、前記一対の立設部は、接続部により押し付けられて保持されているものである。このような構成によれば、従来のように、電極端子の一つ一つに締め付け作業を行う必要がないので、締め付け工数を削減することができ、よって単電池の接続作業を容易に行うことができる。
また、前記接続部は、前記一対の立設部の押し付け面とは反対の両側に配された一対の挟圧部を有して、前記一対の立設部を挟み付けるものとしてもよい。このような構成によれば、トルク管理のような手間を省くことができるので、単電池の接続作業をより容易に行うことができる。
また、前記一対の挟圧部の対向面には、前記一対の立設部に接触してこの一対の立設部を押し付けて保持する押付部と、前記押付部から前記挟圧部の外縁へ向かって相手側から離れる傾斜のテーパ部とが形成され、前記接続部は、前記テーパ部が前記一対の立設部の側方に配されて前記押付部が前記一対の立設部から離れる初期位置と、前記押付部が前記一対の立設部に接触する接続完了位置との間を、回動可能とされているものとしてもよい。このような構成によれば、接続部を初期位置にセットした後、接続完了位置に回動すると、一対の挟圧部の対向面の間隔が徐々に狭まり、やがて一対の立設部が押付部に押し付けられて保持される。したがって、単電池の接続作業をスムーズに行うことができる。
また、複数の前記接続部が、レバーにより一括して回動可能とされているものとしてもよい。このような構成によれば、レバーの回動操作により、複数箇所を一度に接続することができるから、その分工数を削減することができる。
また、複数の前記接続部は、前記レバーのシャフトに対し、その軸方向に相対移動可能に取り付けられ、かつ隣り合う前記接続部の間には、前記シャフトの軸方向に伸縮可能な伸縮部材が備えられているものとしてもよい。このような構成によれば、電極端子の位置に合わせて接続部の位置を移動させることができるので、複数の単電池の電極端子間における製造公差、及び組み付け公差を吸収することができる。
また、前記電極端子の立設部には、前記一対の立設部の押し付け方向に弾性変位可能な弾性部が設けられ、前記接続部は、前記弾性部を含む前記一対の立設部を囲って、これらを弾性的に締め付ける締付部を有するものとしてもよい。このような構成によれば、トルク管理のような手間を省くことができるので、単電池の接続作業をより容易に行うことができる。
また、前記締付部は、筒状をなして前記一対の立設部に接触する筒状接触部を有するものとしてもよい。このような構成によれば、締付部が立設部に対して傾き姿勢になりにくいから、接続状態を安定させることができる。
また、複数の前記接続部が保持部材に保持され、前記一対の立設部の押し付け方向に相対移動可能に取り付けられているものとしてもよい。このような構成によれば、電極端子の位置に合わせて接続部の位置を移動させ、複数箇所を一度に接続することができるから、その分工数を削減することができる。
本発明によれば、単電池の接続作業を容易に行うことが可能な電池モジュールを提供することができる。
実施形態1にかかる電池モジュールを示す一部拡大正面図 電池モジュールを示す一部拡大平面図 接続部を示す正面図 接続部を示す平面図 接続部を示す側面図 接続部を示す断面図であって、図3のA−A位置における断面に相当する断面図 接続部を示す断面図であって、図4のB−B位置における断面に相当する断面図 接続部が初期位置にセットされた状態の電池モジュールを示す一部拡大正面図 接続部が初期位置にセットされた状態の電池モジュールを示す一部拡大平面図 実施形態2にかかる電池モジュールを示す一部拡大正面図 電池モジュールの一部拡大平面図 電池モジュールを示す一部拡大断面図であって、図11のC−C位置における断面に相当する断面図 電極端子を示す斜視図 電極端子を示す正面図 電極端子を示す平面図 電極端子を示す側面図 電池配線モジュールを示す一部拡大平面図 電池配線モジュールを示す一部拡大底面図 電池配線モジュールを示す一部拡大断面図であって、図17のD−D位置における断面に相当する断面図 電池配線モジュールを示す一部拡大断面図であって、図18のE−E位置における断面に相当する断面図 電池配線モジュールを組み付ける前の単電池群を示す一部拡大平面図 電池配線モジュールを組み付ける様子を示す電池モジュールの一部拡大側面図 実施形態3にかかる電池モジュールを示す一部拡大断面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1について、図1〜図9を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態における電池モジュール10は、正極及び負極の電極端子11を有する単電池12を、複数個並べて直列接続したものであって、例えば電気自動車やハイブリッド自動車等の駆動源として使用される。この電池モジュール10は、単電池12を複数個並べてなる単電池群13に、異なる単電池12の正極の電極端子11と負極の電極端子11とを電気的に接続する電池配線モジュール20を取り付けてなる。電池配線モジュール20は、図2に示すように、単電池群13の両長縁に沿って、一対が備えられている。以下、各構成部材において、図1の上下方向を上下方向、単電池12の並列方向(図2の左右方向)を横方向、それに対して直角する奥行方向(図2の上下方向)を縦方向として説明する。
単電池12は、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、その他の二次電池等であって、図示しない電池要素が収容されてなる本体部14と、正負の電極端子11とを有している。本体部14は扁平な四角い箱型をなし、正負の電極端子11は、ともに本体部14の上面に設けられている。
電極端子11は、金属製(銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等)であって、正負の電極端子11は、図2に示すように、各単電池12の縦方向における両端部に設けられ、それぞれ各単電池12の横方向における一端側と他端側とに寄って位置している。 電極端子11はL字型をなし、単電池12の上面に沿う台座部11Aと、台座部11Aから垂直に立ち上がる立設部11Bとを有している(図1参照)。台座部11Aは、平面視略方形をなし、単電池12の横方向における一端からその中央を超えて他端側に近い位置に至る幅寸法を有している。台座部11Aの横方向における一端は、単電池12の長縁(縦方向に延びる縁)から外側に若干突出している。
立設部11Bは薄い板状をなし、台座部11Aの周縁のうち、単電池12の横方向における一端に近い側の縁から上方に立ち上がっている。立設部11Bの立ち上がり寸法は、台座部11Aの横方向の寸法よりも小さい寸法とされている。なお、電極端子11の縦方向の寸法は、台座部11Aから立設部11Bに至る全体において一定とされている。
複数の単電池12は、異なる極性の電極端子11が隣り合うようにして並べられ、図示しない固定部材により一体に保持されている。隣り合う一対の電極端子11においては、一対の立設部11Bが寄り添って立ち上がり、その板面同士が略平行に配されて対向する。
そして、一対の立設部11Bは、接続部21により押し付けられて保持されている。
接続部21は、一対の立設部11Bの押し付け面とは反対の両外側に配された一対の挟圧部22を有して、一対の立設部11Bを挟み付けるものである。挟圧部22は、例えば、銅、銅合金、ステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属製であって、所定の厚さ寸法を有する円盤状をなしている。
一対の挟圧部22は対向配置され、後述する軸部材(カラー26および軸本体27)により一体に保持されている。一対の挟圧部22は、その対向方向に対称な形状をなしている。一対の挟圧部22の対向面23には、図1に示すように、一対の立設部11Bに接触してこの一対の立設部11Bを押し付けて保持する押付部23Aと、押付部23Aから挟圧部22の外縁へ向かって相手側から離れる傾斜をなすテーパ部23Bとが形成されている。
一対の挟圧部22において押付部23Aは略平行をなして対向している。一対の押付部23Aの間隔は、一対の立設部11Bを十分な力で押し付けるべく、一対の立設部11Bの押し付け方向(横方向)の厚さ寸法と同等もしくは若干小さい寸法に設定されている。なお、押付部23Aは、対向面23の略半分以上を占めて形成されている(図6参照)。
テーパ部23Bは、対向面23のうち押付部23Aを除く略全体に形成され、押付部23Aとテーパ部23Bとの境界24は、挟圧部22の中心から若干ずれた位置において一直線に延びている。テーパ部23Bは、押付部23Aとの境界24から離れるに従って相手側から離れる傾斜をなし、その勾配は一定とされている(図3参照)。挟圧部22の周縁のうち境界24から最も離れた点(図6における最下点)において、挟圧部22の対向面23間の間隔が最大となっている。また、この点において、挟圧部22の厚さ寸法(横方向の寸法)は最も小さくなっている。テーパ部23Bの間には、図8に示すように、一対の立設部11Bが、横方向に若干の余裕をもって配される。
各挟圧部22の中心には、円形状をなす軸孔25が貫通形成されている(図7参照)。各挟圧部22の軸孔25のうち一方の端部(対向面23側の端部)は、他の部分よりも径寸法が大きくされた拡径部25Aとされている。
挟圧部22の軸孔25には、金属製のカラー(軸部材)26が圧入されている。カラー26の両端部は、それぞれ一対の挟圧部22の拡径部25Aに圧入されている。そして、カラー26の内周面と、軸孔25のうち拡径部25Aを除く部分の内周面とは、軸方向に段差なく連なっている。
また、挟圧部22の軸孔25およびカラー26の内周面には、樹脂製の軸本体(軸部材)27がインサート成形されている。軸本体27は、全体として円柱状をなし、その中心には、断面略方形をなす角孔28が貫通形成されている(図6参照)。
一対の挟圧部22の両端(挟圧部22のうち対向面23とは反対側の外側面)には、凹部29が形成されている。凹部29は、軸孔25と略同心の円形状をなし、その深さ寸法は一定とされている。凹部29の内周面は、軸孔25の軸線に略平行をなしている。
そして、一対の挟圧部22の両端には、後述する圧縮コイルばね36の端部が収容される伸縮部材収容部31が設けられている。伸縮部材収容部31は樹脂製であり、軸本体27とともにインサート成形され、軸本体27と連なって凹部29内に広がって形成されている。伸縮部材収容部31は、円形状をなして凹んだ形状をなし、その内径寸法は、軸孔25の内径寸法よりも大きい寸法とされている。伸縮部材収容部31の周壁32は、挟圧部22の外側面よりも外側に突出し、また、弾性部材嵌合部の底面33は、挟圧部22の外側面よりも若干内側に位置している。
複数の接続部21は、金属製のレバー34により一括して回動可能とされている。レバー34は、単電池群13の長手方向に延びるシャフト34Aと、その一端側に備えられた操作部34Bとを有するものである。シャフト34Aは、細長い角柱状をなし、接続部21は、シャフト34Aを角孔28に挿通することで、レバー34に取り付けられている。これにより、接続部21は、シャフト34Aの軸方向に相対移動可能で、かつレバー34の回動(シャフト34Aの回動)に伴って回動可能とされている。そして、接続部21は、テーパ部23Bが一対の立設部11Bの側方に配されて、押付部23Aが一対の立設部11Bから離れる初期位置と、押付部23Aが一対の立設部11Bに接触する接続完了位置との間を、レバー34により回動可能とされている。シャフト34Aには、単電池群13の横方向に一列に並んで配された電極端子11を接続する接続部21のすべてが取り付けられている。
操作部34Bは、シャフト34Aに対し略直角方向に曲がった形状をなしている。操作部34Bは、一の電池モジュール10に組み付けられる一対の電池配線モジュール20においては、シャフト34Aの同一端側に設けられている(図2参照)。レバー34が、単電池群13から縦方向の外側に倒れて配される初期姿勢のとき(図9参照)には、接続部21は初期位置に配され、レバー34が、電池群13の縦方向の内側に倒れて配される接続完了姿勢のとき(図2参照)には、接続部21は接続完了位置に配される。レバー34は、初期姿勢から接続完了姿勢に至るまで、単電池群13の上方をほぼ180度回動する。操作部34Bは、レバー34の初期姿勢においては、単電池群13から外側に突出し、接続完了姿勢においては、単電池12の上面と略平行をなして単電池群13の真上に配される。接続完了姿勢のレバー34は、後述する樹脂プロテクタ37に設けられたストッパ39により、反対側(初期姿勢側)への回動を規制される。
レバー34には、シャフト34Aの軸方向に伸縮可能な金属製の圧縮コイルばね(伸縮部材)36が備えられている。圧縮コイルばね36は、その内側にシャフト34Aが挿通されることで、シャフト34Aの外周側に巻き付くようにして装着されている。圧縮コイルばね36は、隣り合う接続部21の間に一ずつ備えられ、その両端部が、それぞれ挟圧部22の外側面に設けられた伸縮部材収容部31に収容されている。圧縮コイルばね36は、隣り合う接続部21の間隔が狭まると、その両端が伸縮部材収容部31の底面33に受けられて、接続部21の間隔を広めるような付勢力を蓄積しつつ弾縮する。この圧縮コイルばね36により、全ての接続部21が所定の間隔をあけて配置され、かつ、適宜その位置の移動が可能とされている。
電池配線モジュール20は、単電池群13の長手方向に延びる樹脂プロテクタ37を備え、この樹脂プロテクタ37に、レバー34が支持されている。樹脂プロテクタ37は、単電池12の横方向に長い板状をなし、電極端子11に対応する位置には、一対の立設部11Bを上方へ挿通可能な電極挿通孔(図示せず)が形成されている。電極挿通孔は、一対の立設部11Bのまわりに所定の隙間を有する大きさをなしている。
樹脂プロテクタ37の両端部には、レバー34の両端部を支持する支持壁38が設けられている。この支持壁38のうち操作部34B側に設けられた支持壁38には、前述したストッパ39が突設されている。電池配線モジュール20が単電池群13に組み付けられると、支持壁38に支持されたレバー34のシャフト34Aは、単電池12の上面と略平行な姿勢で保持され、シャフト34Aに取り付けられた接続部21の軸本体27が立設部11Bのすぐ上に近接して配される。
次いで、単電池12を接続し、電池モジュール10を組み立てる作業について説明する。
まず、電池配線モジュール20を、単電池群13の上面側に載置する。レバー34を初期姿勢にした電池配線モジュール20を、単電池群13の上方から接近させる。樹脂プロテクタ37の各電極挿通孔に、寄り添って立つ立設部11Bを挿通し、単電池群13の上面に載置する。ここで、立設部11Bに対して接続部21の位置がずれている場合には、接続部21のテーパ部23Bが立設部11Bに接触し、これにより接続部21がシャフト34Aの軸方向に適宜移動し、その位置が正される。そして、各接続部21のテーパ部23Bの間に、それぞれ対応する一対の立設部11Bが配される。
電池配線モジュール20を単電池群13の上面側に載置し終えたら、レバー34を接続完了姿勢側へ回動する。すると、レバー34に取り付けられたすべての接続部21が一斉に回動し、接続部21の下端部における対向面23間の間隔が次第に狭まり、それに伴って一対の立設部11Bが互いに押し付けられ、その押付力が増していく。そして、レバー34を完全に倒して接続完了姿勢にすると、押付部23Aが一対の立設部11Bの真横に配され、一対の立設部11Bが十分に強い力で押し付けられた状態になる。また、接続部21のテーパ部23Bが立設部11Bの真上に配されるとともに、レバー34の操作部34Bの移動がストッパ39により規制された状態になる。こうして、単電池12の接続作業が完了し、電池モジュール10が完成する。
なお、直列接続された単電池群13の両端部に位置する正極および負極の電極端子11は、外部へ電力を出力するための出力端子15を構成し、この出力端子15の立設部11Bには、電線16の端末部に固着された端子金具17が、ナット18の締め付により立設部11Bに押し付けられて接続される(図2参照)。
上記のように構成された実施形態1によれば、以下の効果を奏する。
本実施形態の電池モジュール10は、正極及び負極の電極端子11を有する単電池12を、複数個並べて接続した電池モジュール10であって、異なる単電池12間で接続される電極端子11同士は、寄り添って立ち上がる一対の立設部11Bを有し、一対の立設部11Bは、接続部21により押し付けられて保持されている。これにより、従来のように、電極端子の一つ一つに締め付け作業を行う必要がないので、締め付け工数を削減することができ、もって単電池12の接続作業を容易に行うことができる。また、接続部21による接続前の段階で、接続対象の一対の電極端子11が寄り添って立つから、誤った電極端子11を接続する事態を防ぐことができる。
また、接続部21は、一対の立設部11Bの押し付け面とは反対の両外側に配された一対の挟圧部22を有して、一対の立設部11Bを挟み付けるものである。したがって、一対の挟圧部22の間隔により、一対の立設部11Bの押し付け力を設定することができるので、トルク管理のような手間を省くことができる。
また、一対の挟圧部22の対向面23には、一対の立設部11Bに接触してこの一対の立設部11Bを押し付けて保持する押付部23Aと、押付部23Aから挟圧部22の外縁へ向かって相手側から離れる傾斜をなすテーパ部23Bとが形成され、接続部21は、テーパ部23Bが一対の立設部11Bの両外側に配されて押付部23Aが一対の立設部11Bから離れる初期位置と、押付部23Aが一対の立設部11Bに接触する接続完了位置との間を回動可能とされている。
これにより、接続部21を初期位置にセットした後、接続完了位置に回動すると、一対の挟圧部22の対向面23の間隔が徐々に狭まり、やがて一対の立設部11Bが押付部23Aに押し付けられて保持される。したがって、単電池12の接続作業をスムーズに行うことができる。
また、複数の接続部21が、レバー34により一括して回動可能とされている。したがって、レバー34の回動操作により、複数箇所を一度に接続することができるから、その分工数を削減することができる。
また、複数の接続部21は、レバー34のシャフト34Aに対し、その軸方向に相対移動可能に取り付けられ、かつ隣り合う接続部21の間には、シャフト34Aの軸方向に伸縮可能な圧縮コイルばね36が備えられている。これにより、電極端子11の位置に合わせて接続部21の位置を移動させることができるので、複数の単電池12の電極端子11間における製造公差、及び組み付け公差を吸収することができる。なお、圧縮コイルばね36の伸縮量は大きいので、大きな公差にも対応することができる。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2にかかる電池モジュール50を図10〜図22によって説明する。
本実施形態の電池モジュール50は、電極端子51の立設部51Bに弾性部51Cが設けられ、接続部70は、弾性部51Cを含む一対の立設部51Bを囲って、これらを弾性的に締め付ける締付部71を有するものである点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態に係る電池モジュール50は、実施形態1と同様に、正極及び負極の電極端子51を有する単電池12を、複数個並べて接続した電池モジュール50であって、異なる単電池12間で接続される電極端子51同士は、寄り添って立ち上がる一対の立設部51Bを有し、一対の立設部51Bは、接続部70により押し付けられて保持されている。
電極端子51は、実施形態1と同様に、金属製(銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等)であって、正負の電極端子51は、各単電池12の縦方向における両端部に設けられ、それぞれ各単電池12の横方向における一端側と他端側とに寄って位置している。
電極端子51は、単電池12の上面に沿う台座部51Aと、台座部51Aから垂直に立ち上がる立設部51Bと、立設部51Bの先端から下方に延出された弾性部51Cと、を有している。台座部51Aは、実施形態1と同様、平面視略方形をなし、単電池12の横方向における一端からその中央を超えて他端側に近い位置に至る幅寸法を有している。台座部51Aの横方向における一端は、単電池12の長縁(縦方向に延びる縁)から外側に若干突出している。
立設部51Bは、実施形態1と同様、薄い板状をなし、台座部51Aの周縁のうち、単電池12の横方向における一端に近い側の縁から上方に立ち上がっている。立設部51Bの立ち上がり寸法は、台座部51Aの横方向の寸法よりも小さい寸法とされている。また、立設部51Bの縦方向の寸法は、上側と下側とで異なるものとされている。詳しくは、立設部51Bの下側(台座部51A側)が幅寸法(縦方向の寸法)の広い幅広部52とされ、その上側が幅寸法の狭い幅狭部53とされている。幅狭部53は、幅広部52の幅方向の中央に位置し、幅広部52のうち幅狭部53から両側に突出した部分は、後述する樹脂プロテクタ79が当接する当接部54とされている。なお、幅広部52の幅寸法は、台座部51Aの幅寸法と同等の寸法とされている。
弾性部51Cは、立設部51Bの先端(上端)から外側へ折り返されて、下方に延出する片持ち状をなしている。弾性部51Cは、一対の立設部51Bの押し付け方向(横方向)に弾性変位可能とされている。弾性部51Cは、立設部51Bの上端から外側へ斜めに屈曲されてなる上傾斜部55と、上傾斜部55の先端から内側へ斜めに屈曲されてなる下傾斜部56とを有し、下傾斜部56の先端は立設部51Bに接触する接触部57とされている。また、弾性部51Cのうち接触部57よりも下側の部分は、外側へ斜めに屈曲されている。
弾性部51Cのうち上傾斜部55と下傾斜部56との間の角部(頂点部58と称する)は、図14に示すように、幅広部52よりも上方に位置し、接触部57は幅広部52に接触している。なお、弾性部51Cの幅寸法は、幅狭部53の幅寸法と同等とされている(図13参照)。
複数の単電池12は、実施形態1と同様、異なる極性の電極端子51が隣り合うようにして並べられ、隣り合う一対の電極端子51においては、一対の立設部51Bが寄り添って立ち上がり、その板面同士が略平行に配されて対向する(図1参照)。
そして、弾性部51Cを含む一対の立設部51Bは、接続部70により押し付けられて保持されている。
接続部70は、一対の立設部51Bを囲って、これらを弾性的に締め付ける締付部71を有するものである。締付部71は、例えば、銅、銅合金、ステンレス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属製であって、その金属製の板材を、一対の立設部51Bの全周を囲む略方形の枠状に打ち抜いてなる(図18参照)。
締付部71は、全体として一対の立設部51Bの押し付け方向に長い略長方形の板状をなし、その中央には開口部72が形成されている。開口部72は略方形をなし、その横方向の寸法は、縦方向の寸法よりも小さくされている。開口部72の横方向の寸法は、寄り添って立つ一対の立設部51Bの頂点部58の位置における横方向の寸法よりも小さくされている(図12参照)。
締付部71のうち弾性部51Cと接触する一対の対向辺部73は、締付部71の四辺のうち他の辺(対向辺部73と直交する辺)よりも幅寸法(対向辺部73の対向方向の寸法)が大きくされている。一対の対向辺部73は、弾性部51Cの下傾斜部56にそれぞれ当接する(図12参照)。
電池配線モジュール78は、実施形態1と同様、単電池群13の長手方向に延びる樹脂プロテクタ(保持部材)79を備えている。樹脂プロテクタ79は、実施形態1と同様、単電池12の長手方向に長い板状をなし、電極端子51に対応する位置には、弾性部51Cを含む一対の立設部51Bを上方へ挿通可能な電極挿通孔74が形成されている。電極挿通孔74の横方向の寸法は、一対の立設部51Bとの間に所定の隙間を有する大きさとされている。なお、電極挿通孔74の縦方向の寸法は、締付部71の縦方向の寸法と同等とされている(図17参照)。
樹脂プロテクタ79には、接続部70を保持する保持部75が設けられ、接続部70は、樹脂プロテクタ79の板面に沿って横方向に相対変位可能な状態で、樹脂プロテクタ79に取り付けられる。樹脂プロテクタ79には、単電池群13の長手方向に一列に並んで配された電極端子51を接続する接続部70のすべてが取り付けられている。保持部75は、電極挿通孔74の位置に合わせて設けられ、保持部75に保持された接続部70は電極挿通孔74に臨んで配置される。
保持部75は、締付部71の周囲を取り囲む囲み壁76を有している(図18参照)。囲み壁76は、樹脂プロテクタ79の下面側に設けられ、下方から見ると略方形をなしている。囲み壁76は、電極挿通孔74の一回り外側を囲み、囲み壁76と締付部71との間には所定の間隔があけられている(図19および図20参照)。囲み壁76は、図12に示すように、樹脂プロテクタ79の下面に突出して設けられ、その突出寸法は、締付部71の板厚寸法と同等の寸法とされている。なお、囲み壁76は、樹脂プロテクタ79の外縁に沿って設けられている(図18参照)。
また、保持部75は、締付部71の下面に係止する係止爪77を有している(図20参照)。係止爪77は、電極挿通孔74の孔縁のうち横方向に延びる縁に一対ずつ、計4か所に設けられている(図18参照)。係止爪77は、図20に示すように、電極挿通孔74の孔縁から下方へ突出して設けられ、その突出端が電極挿通孔74の内側へ突出して締付部71の下面に係止する。これにより、締付部71は樹脂プロテクタ79の下面に沿った姿勢で保持される。
次いで、単電池12を接続する作業について説明する。
まず、電池配線モジュール78を、単電池群13の上面側に載置する。電池配線モジュール78を、単電池群13の上方から接近させ、一対の立設部51Bを接続部70の開口部72から樹脂プロテクタ79の電極挿通孔74に挿通させる。このとき、接続部70の対向辺部73が弾性部51Cの上傾斜部55に接触し、これにより弾性部51Cが立設部51B側に弾性変形して電極端子51が縮径する。また、弾性部51Cとの接触により、接続部70が樹脂プロテクタ79の板面方向に適宜移動し、その位置が正される。
さらに電池配線モジュール78を下方へ押し込むと、接続部70が弾性部51Cの頂点部58を乗り越え、樹脂プロテクタ79の下面が電極端子51の当接部54に当接し、接続部70は、下傾斜部56に弾性的に接触した状態になる(図12参照)。こうして、一対の立設部51Bは、十分に強い力で押し付けられた状態になり、単電池12の接続作業が完了し、電池モジュール50の組み立てが完成する。
なお、直列接続された単電池群13の両端部に位置する正極および負極の電極端子51は、実施形態1と同様、外部へ電力を出力するための出力端子59を構成し、この出力端子59の弾性部51Cを含む立設部51Bには、電線61の端末部に固着された端子金具62の接続孔63が嵌合され、立設部51Bが接続孔63に弾性的に押し付けられて接続される(図11参照)。
以上のように本実施形態においては、実施形態1と同様に、異なる単電池12間で接続される電極端子51同士は、寄り添って立ち上がる一対の立設部51Bを有し、一対の立設部51Bは、接続部70により押し付けられて保持されている。これにより、従来のように、電極端子51の一つ一つに締め付け作業を行う必要がないので、締め付け工数を削減することができ、もって単電池12の接続作業を容易に行うことができる。
また、電極端子51の立設部51Bには、一対の立設部51Bの押し付け方向に弾性変位可能な弾性部51Cが設けられ、接続部70は、弾性部51Cを含む一対の立設部51Bを囲って、これらを弾性的に締め付ける締付部71を有するものである。したがって、弾性部51Cの形状等と締付部71の開口部72の寸法とにより、一対の立設部51Bの押し付け力を設定することができるから、トルク管理のような手間を省くことができる。
また、複数の接続部70が、樹脂プロテクタ79に保持され、一対の立設部51Bの押し付け方向に相対移動可能に取り付けられている。これにより、電極端子51の位置に合わせて接続部70の位置を移動させることができるので、複数の単電池12の電極端子51間における製造公差、及び組み付け公差を吸収し、複数箇所を一度に接続することができるから、その分工数を削減することができる。
<実施形態3>
次に、本発明を具体化した実施形態3にかかる電池モジュール50を図23によって説明する。
本実施形態の電池モジュール50は、締付部81が、筒状をなして一対の立設部51Bに接触する筒状接触部83を有する点で、実施形態2とは相違する。なお、実施形態2と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態に係る電池モジュール50は、実施形態2と同様に、正極及び負極の電極端子51を有する単電池12を、複数個並べて接続した電池モジュール50であって、異なる単電池12間で接続される電極端子51同士は、寄り添って立ち上がる一対の立設部51Bを有し、一対の立設部51Bは、接続部86により押し付けられて保持されている。また、電極端子51は、実施形態2と同様に、単電池12の上面に沿う台座部51Aと、台座部51Aから垂直に立ち上がる立設部51Bと、立設部51Bの先端から下方に延出された弾性部51Cとを有している。
弾性部51Cを含む一対の立設部51Bは、実施形態2と同様、接続部86により押し付けられて保持されており、接続部86は、一対の立設部51Bを囲って、これらを弾性的に締め付ける締付部81を有するものである。
締付部81は、一対の立設部51Bの押し付け方向に長い略長方形の板状をなす枠体部82と、筒状をなして一対の立設部51Bに接触する筒状接触部83とを有している。筒状接触部83は、バーリング加工によって形成され、枠体部82の中央に形成された開口部84の全周から上方へ立ち上がっている。筒状接触部83は、角筒状をなして枠体部82から垂直に立ち上がり、その立ち上がり寸法は、全周にわたり同等とされている。また、筒状接触部83の立ち上がり寸法は、弾性部51Cの下傾斜部56から上傾斜部55にわたる寸法とされ、筒状接触部83は、弾性部51Cの頂点部58に接触する。
以上のように本実施形態においては、実施形態2と同様に、異なる単電池12間で接続される電極端子51同士は、寄り添って立ち上がる一対の立設部51Bを有し、一対の立設部51Bは、接続部86により押し付けられて保持されているから、締め付け工数を削減することができ、もって単電池12の接続作業を容易に行うことができる。
また、締付部81は、筒状をなして一対の立設部51Bに接触する筒状接触部83を有しているから、締付部81が一対の立設部51Bに対して傾き姿勢になりにくいので、接続状態を安定させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、単電池12は、本体部14が扁平な四角い箱型をなす角型電池とされているが、本発明は、どのような型の電池セルにも適用することができ、例えば、円柱状に形成された本体部を有する円筒型の電池セルにも適用することができる。
(2)実施形態1では、テーパ部23Bは、一対の挟圧部22の対向面23の両側に設けられているが、これに限らず、一対の挟圧部の対向面の一方のみに設けてもよい
5)実施形態2では、弾性部51Cは、立設部51Bの先端から外側へ折り返されてなるが、これに限らず、例えば、弾性部を、立設部の先端から内側へ折り返されてなるものとし、弾性部同士を押し付け合うようにして接続してもよい。このような場合、接続作業の際に、締付部が立設部に接触しやすいように、立設部を外側へ膨らんだ形状としてもよい。
10,50,80…電池モジュール
11,51…電極端子
11B,51B…立設部
12…単電池
21,70,86…接続部
22…挟圧部
23…対向面
23A…押付部
23B…テーパ部
34…レバー
34A…シャフト
36…圧縮コイルばね(伸縮部材)
51C…弾性部
71,81…締付部
79…樹脂プロテクタ(保持部材)
83…筒状接触部

Claims (7)

  1. 正極及び負極の電極端子を有する単電池を、異なる極性の電極端子が隣り合うようにして複数個並べてなる単電池群と、
    正極の電極端子と負極の電極端子とを電気的に接続する電池配線モジュールと、を備えた電池モジュールであって、
    異なる前記単電池間で接続される前記電極端子同士は、寄り添って立ち上がる一対の立設部を有し、
    前記電池配線モジュールは、複数の接続部と、これら複数の接続部を一括して回動させるレバーとを有し、前記接続部は、前記立設部を押し付ける狭圧部を備えて構成され、複数の前記接続部は、前記レバーのシャフトに対し、その軸方向に相対移動可能に取り付けられ、前記シャフトの回動に伴って回動可能とされ、かつ隣り合う一対の前記接続部の間には、前記シャフトの軸方向に伸縮可能な圧縮コイルばねが備えられており、
    前記レバーを回動させることで前記一対の立設部が前記狭圧部を前記シャフトの軸方向に移動させて隣り合う一対の前記接続部の間隔が狭くなると同時に前記圧縮コイルばねが弾縮されて付勢力を生じさせ、この付勢力により前記狭圧部が一方の前記立設部を他方の前記立設部に押し付けることで、前記一対の立設部が互いに押し付けられ電池モジュール。
  2. 前記接続部は、前記一対の立設部の押し付け面とは反対の両側に配された一対の前記挟圧部を有して、前記一対の立設部を挟み付けるものである請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 正極及び負極の電極端子を有する単電池を、複数個並べて接続した電池モジュールであって、
    異なる前記単電池間で接続される前記電極端子同士は、寄り添って立ち上がる一対の立設部を有し、
    前記一対の立設部は、接続部により押し付けられて保持されており、
    前記接続部は、前記一対の立設部の押し付け面とは反対の両側に配された一対の挟圧部を有して、前記一対の立設部を挟み付けるものであり、
    前記一対の挟圧部の対向面には、前記一対の立設部に接触してこの一対の立設部を押し付けて保持する押付部と、前記押付部から前記挟圧部の外縁へ向かって相手側から離れる傾斜のテーパ部とが形成され、
    前記接続部は、前記テーパ部が前記一対の立設部の側方に配されて前記押付部が前記一対の立設部から離れる初期位置と、前記押付部が前記一対の立設部に接触する接続完了位置との間を、回動可能とされている電池モジュール。
  4. 複数の前記接続部が、レバーにより一括して回動可能とされている請求項3に記載の電池モジュール。
  5. 複数の前記接続部は、前記レバーのシャフトに対し、その軸方向に相対移動可能に取り付けられ、かつ隣り合う前記接続部の間には、前記シャフトの軸方向に伸縮可能な伸縮部材が備えられている請求項4に記載の電池モジュール。
  6. 正極及び負極の電極端子を有する単電池を、複数個並べて接続した電池モジュールであって、
    異なる前記単電池間で接続される前記電極端子同士は、寄り添って立ち上がる一対の立設部を有し、
    前記一対の立設部は、接続部により押し付けられて保持されており、
    前記電極端子の立設部には、前記一対の立設部の押し付け方向に弾性変位可能な弾性部が設けられ、
    前記接続部は、前記弾性部を含む前記一対の立設部を囲って、これらを弾性的に締め付ける締付部を有するものであり、
    複数の前記接続部が保持部材に保持され、前記一対の立設部の押し付け方向に相対移動可能に取り付けられている電池モジュール。
  7. 前記締付部は、筒状をなして前記一対の立設部に接触する筒状接触部を有するものである請求項に記載の電池モジュール。
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