JP6147543B2 - SiC単結晶及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、SiC単結晶及びその製造方法に関し、さらに詳しくは、歩留まりの高いSiC単結晶の製造方法、並びに、このような方法を用いて製造されるSiC単結晶に関する。
SiC(炭化ケイ素)は、六方晶系の結晶構造を持つ高温型(α型)と、立方晶系の結晶構造を持つ低温型(β型)が知られている。SiCは、Siに比べて、耐熱性が高いだけでなく、広いバンドギャップを持ち、絶縁破壊電界強度が大きいという特徴がある。そのため、SiC単結晶からなる半導体は、Si半導体に代わる次世代パワーデバイスの候補材料として期待されている。特に、α型SiCは、β型SiCよりバンドギャップが広いので、超低電力損失パワーデバイスの半導体材料として注目されている。
α型SiCは、その主要な結晶面として{0001}面(以下、これを「c面」ともいう)と、{0001}面に垂直な{1−100}面(m面)及び{11−20}面(狭義のa面)とを有している。なお、本発明において「a面」というときは、広義のa面、すなわち「m面と狭義のa面の総称」を表し、m面と狭義のa面とを区別する必要があるときは、それぞれ「{1−100}面」又は「{11−20}面」という。
従来より、α型SiC単結晶を得る方法として、c面成長法が知られている。ここで、「c面成長法」とは、c面又はc面に対するオフセット角が所定の範囲にある面を成長面として露出させたSiC単結晶を種結晶に用いて、昇華再析出法などの方法により成長面上にSiC単結晶を成長させる方法をいう。
しかしながら、c面成長法により得られる単結晶中には、<0001>方向に平行な方向にマイクロパイプ欠陥(直径数μm〜100μm程度の管状の空隙)やc軸貫通型螺旋転位(以下、単に「螺旋転位」という)などの欠陥が非常に多く発生するという問題があった。
高性能なSiCパワーデバイスを実現するためには、SiC半導体に生じるリーク電流を低減することが必須条件である。SiC単結晶に生じるマイクロパイプ欠陥、螺旋転位などの欠陥は、このリーク電流を増大させる原因と考えられている。
そこでこの問題を解決するために、従来から種々の提案がなされている。
例えば、特許文献1には、c面からの傾きが約60°〜約120°である面(例えば、{1−100}面、{11−20}面など)を成長面として露出する種結晶を用いて、SiC単結晶を成長させるSiC単結晶の成長方法(以下、このような成長方法を「a面成長法」という)が開示されている。
同文献には、
(1)c面から約60〜120°傾いている結晶面上にSiCを成長させると、その結晶面上に原子積層の配列が現れているため、元の種結晶と同じ種類の多形構造を持つ結晶が容易に成長する点、
(2)このような方法を用いた場合、螺旋転位は発生しない点、及び、
(3)種結晶がc面に滑り面を有する転位を含む場合、この転位は、成長結晶に引き継がれる点、
が記載されている。
また、特許文献2には、{10−10}面を成長面とする種結晶を用いてSiCを成長させ、次いで、得られた単結晶から{0001}ウェハを取り出し、このウェハを種結晶に用いてSiCを成長させるSiC単結晶の成長方法が開示されている。
同文献には、このような方法により、
(1)マイクロパイプ欠陥の少ないSiC単結晶が得られる点、及び、
(2)アチソン結晶に比べて十分大きな{0001}ウェハが得られるので、これを種結晶として用いることにより、容易に大型の結晶を成長させることができる点、
が記載されている。
また、特許文献3には、互いに直交する方向に複数回のa面成長を行った後、最後にc面成長させるSiC単結晶の製造方法が開示されている。
同文献には、
(1)a面成長の繰り返し回数が多くなるほど、成長結晶中の転位密度が指数関数的に減少する点、
(2)a面成長においては、積層欠陥の発生が避けられない点、及び、
(3)最後にc面成長を行うと、マイクロパイプ欠陥及び螺旋転位が発生しないだけでなく、積層欠陥がほとんど存在しないSiC単結晶が得られる点、
が記載されている。
a面成長法は、螺旋転位密度の低いSiC単結晶が得られるという利点がある。しかしながら、a面成長法は、c面にほぼ平行な高密度の積層欠陥が生成しやすいという問題がある。SiC単結晶中に積層欠陥が発生すると、積層欠陥を横切る方向の電気抵抗が増大する。そのため、このような積層欠陥を高密度に有するSiC単結晶は、パワーデバイス用の半導体として使用することができない。
一方、a面成長を少なくとも1回以上行った後、c面成長を行うと、螺旋転位及び積層欠陥をほとんど持たないSiC単結晶を作製できると考えられている。
SiCデバイスの低コスト化は、単結晶の大口径化開発が重要となっている。
しかしながら、前述の手法により、基板を大口径化するには、a面成長する結晶のc面内方向の大きさ、つまり、a面成長する際の種結晶のc面内方向の長さや成長高さも増大させる必要がある。その結果、
(1)成長結晶が割れやすい、及び、
(2)成長したa面成長結晶からc面成長用種結晶を取り出す際の歩留まりが低い、
という問題がある。
特開平05−262599号公報 特開平08−143396号公報 特開2003−119097号公報
本発明が解決しようとする課題は、より大きな単結晶を高い歩留まりで製造することが可能なSiC単結晶の製造方法、並びに、このような方法により得られたSiC単結晶を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るSiC単結晶の製造方法は、
(a)成長面の平面形状が略長方形状であり、
(b)成長方向が{0001}面に対して略平行であり、かつ、
(c)前記成長面の長辺と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ1が、1°≦θ1≦30°である
種結晶を用いて、前記成長面上にSiC単結晶を成長方向が{0001}面に対して略平行となるようにa面成長させるa面成長工程
を備えていることを要旨とする。
また、本発明に係るSiC単結晶は、
(a)略直方体状の形状を有し、
(b){0001}面が成長方向に略平行であり、かつ、
(c)前記成長方向に略平行な面の内、最も広い面(A)と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ3が、1°≦θ3≦30°である
ことを要旨とする。
(削除)
SiC単結晶をa面成長させる場合において、成長面の平面形状が略長方形状であり、かつ、オフセット角θ1が所定の範囲にある種結晶を用いると、最も広い面(A)のオフセット角θ3がθ1にほぼ等しい直方体状のSiC単結晶(成長させた状態のままのインゴット)が得られる。このSiC単結晶を最も広い面(A)に略平行にスライスすると、最も広い面(B)のオフセット角がθ3にほぼ等しいSiC単結晶基板が得られる。
本発明に係る方法により得られるSiC単結晶からc面成長用種結晶を切り出す場合、SiC単結晶の最も広い面(A)に対してほぼ平行にスライスすることができるので、材料歩留まりが高くなる。また、最も広い面(A)での異種多形の発生が抑制され、結晶割れの起点をなくすことができる。更に、所定の面積及び枚数の基板を取り出すために必要なSiC単結晶の体積が最小となるので、a面成長後の降温時又は加工時に単結晶が割れる確率も低くなる。
本発明の第1の実施の形態に係るSiC単結晶の製造方法を説明するための模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係るSiC単結晶の製造方法を説明するための模式図である。 図3(a)は、<1−100>方向にa面成長させたSiC単結晶の模式図である。図3(b)は、<11−20>方向にa面成長させたSiC単結晶の模式図である。 図4(a)は、種結晶の平面図(左図)、及び従来の方法を用いて製造されたSiC単結晶の平面図(右図)である。図4(b)は、種結晶の平面図(左図)、及び本発明に係る方法を用いて製造されたSiC単結晶の平面図(右図)である。 従来のSiC単結晶の製造方法を説明するための模式図である。
以下に、本発明の一実施の形態について詳細に説明する。
[1. 用語の定義]
「a面(広義のa面)」とは、{1−100}面(m面)又は{11−20}面(狭義のa面)をいう。
「a面成長」とは、成長方向が{0001}面に対して略平行となるように、単結晶を成長させることをいう。
「成長方向」とは、単結晶全体のマクロな成長の方向をいう。例えば、成長面が単一の平面からなる場合、成長方向とは、成長面の法線方向をいう。
「成長方向が{0001}面に対して略平行」とは、成長方向と{0001}面とのなす角の内、小さい方が20°以下であることをいう。以下同様に、「なす角」とは、小さい方を指す。
「c面」とは、{0001}面をいう。
「c面に略平行な面」とは、c面に対するオフセット角が20°以下である面をいう。
「c面に対するオフセット角」とは、ある面の法線ベクトルとc面の法線ベクトルとのなす角をいう。
「c面成長」とは、c面に略平行な面を成長面として、単結晶を成長させることをいう。
「平面形状が略長方形状」とは、角部の角度が80°〜100°の範囲にある四角形、又は、その四角形の角部の全部又は一部をr面取り又はc面取りした形状をいう。本発明において、「長方形」というときは、正方形も含まれる。
「略直方体状」とは、面間の角度が80°〜100°の範囲にある六面体(一つの面が、成長後の曲面形状である場合を含む)、又は、その六面体の稜線又は角部の全部又は一部をr面取り又はc面取りした形状をいう。本発明において、「直方体」というときは、立方体も含まれる。
「オフセット方向」とは、{0001}面の法線ベクトルをある面に投影したベクトルに対して平行な方向をいう。
「オフセット角θ1」とは、成長面の平面形状が略長方形状の種結晶(最後のa面成長用種結晶)の長辺と、{0001}面とのなす角をいう。
「オフセット角θ2」とは、SiC単結晶からc面に略平行にスライスされたSiC単結晶基板の最も広い面(B)と、{0001}面とのなす角をいう。
「オフセット角θ3」とは、略直方体状の形状を有するSiC単結晶の成長方向に略平行な面の内、最も広い面(A)と、{0001}面とのなす角をいう。
「オフセット角θ4」とは、成長方向に対して垂直方向の断面に現れる{1−100}面ファセット痕の長辺と、{0001}面とのなす角をいう。
「オフセット角θ5」とは、成長方向に対して垂直方向の断面に現れる{1−100}面ファセット痕の伸長方向と、{0001}面の法線ベクトルとのなす角をいう。
「最も広い面(A)」とは、a面成長させることにより得られたSiC単結晶の成長方向に対して略平行な面の内、面積が最大である面をいう。
オフセット角や面間の平行・非平行を定義する場合において、SiC単結晶の表面が機械加工により整えられているときには、「最も広い面(A)」とは、機械加工により整えられた後の面をいう。一方、SiC単結晶の表面が未加工面であり、凹凸がある場合、「最も広い面(A)」とは、凹凸間の平均的な高さに位置する仮想的な平面をいう。
「最も広い面(B)」とは、成長面の平面形状が略長方形状の種結晶を用いてa面成長させることにより得られたSiC単結晶を、a面成長工程における成長方向及び前記成長面の長辺に対して略平行にスライスすることにより形成される面をいう。
[2. SiC単結晶の製造方法(1)]
図1に、本発明の第1の実施の形態に係るSiC単結晶の製造方法を説明するための模式図を示す。図1において、本実施の形態に係るSiC単結晶の製造方法は、a面成長用種結晶製造工程と、a面成長工程と、基板製造工程と、c面成長工程(図示せず)とを備えている。
[2.1. a面成長用種結晶製造工程]
a面成長用種結晶製造工程は、後述するa面成長工程(最後のa面成長工程)に用いられる種結晶を製造する工程である。
最後のa面成長工程に用いられる種結晶(以下、これを「種結晶(L)」ともいう)を切り出すための単結晶は、特に限定されるものではなく、種々の履歴を持つ単結晶を用いることができる。
種結晶(L)を切り出すための単結晶としては、例えば、
(a)c面成長法により得られる単結晶、
(b)単なるa面成長法(成長方向を問わない1回のa面成長)により得られる単結晶、
(c)互いに直行する方向に複数回のa面成長を繰り返す方法(繰り返しa面成長法)により得られる単結晶、
などがある。
特に、繰り返しa面成長法による単結晶は、他の方法による単結晶に比べて螺旋転位密度が低いので、種結晶(L)を切り出すための単結晶として好適である。
図1に示す例において、まず、最後のa面成長前に行われるa面成長用の種結晶(A)10を切り出す。この種結晶(A)10は、繰り返しa面成長法による単結晶から切り出されたものでも良く、あるいは、単なるa面成長法若しくはc面成長法による単結晶から切り出されたものでも良い。
この種結晶(A)10の表面に、SiC単結晶12をa面成長させる。SiC単結晶12の成長方法は、特に限定されるものではなく、種々の方法を用いることができる。SiC単結晶12の成長方法としては、例えば、昇華再析出法、CVD法、溶液法などがある。
次に、SiC単結晶12(+種結晶(A)10)を、その成長方向に対してほぼ平行にスライスし、種結晶(L)を切り出すための基板14、14…を得る。この場合、基板14、14の切り出し方向は、特に限定されるものではなく、目的に応じて任意に選択することができる。特に、図1に示すように、最後のa面成長工程における成長方向がSiC単結晶12の成長方向と直交するように(すなわち、「繰り返しa面成長」となるように)、基板14、14…を切り出すのが好ましい。
さらに、この基板14、14…から、それぞれ、
(a)成長面の平面形状が略長方形状であり、
(b)成長方向が{0001}面に対して略平行であり(すなわち、成長面が{0001}面に対して略垂直であり)、かつ、
(c)オフセット角θ1が、1°≦θ1≦30°である
種結晶(L)16、16…を切り出す。
図1の上から3列目の図において、基板14、14…のハッチングを施した部分が廃棄される部分となる。
[2.2. a面成長工程]
a面成長工程は、種結晶(L)を用いて、最後のa面成長を行う工程である。
すなわち、a面成長工程は、図1に示すように、
(a)成長面の平面形状が略長方形状であり、
(b)成長方向が{0001}面に対して略平行であり、かつ、
(c)前記成長面の長辺と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ1が、1°≦θ1≦30°である
種結晶(L)16、16…を用いて、前記成長面上にSiC単結晶18、18…をa面成長させる工程である。
SiC単結晶18、18…の成長方法は、特に限定されるものではなく、種々の方法を用いることができる。SiC単結晶18、18…の成長方法としては、例えば、昇華再析出法、CVD法、溶液法などがある。
また、SiC単結晶18、18…を成長させる際、種結晶(L)16、16…の周囲は、自由空間であっても良く、あるいは、種結晶(L)16、16…の周囲にガイドを設け、SiC単結晶18、18…の成長方向に対して垂直方向(横方向)の拡大を抑制しても良い。
特に、最後のa面成長工程は、種結晶(L)16、16…の成長面形状と略同一の形状のSiC単結晶18、18…が成長するように、SiC単結晶18、18…の成長空間を取り囲むガイド(図示せず)を配置し、成長面上にSiC単結晶18、18…をa面成長させるものが好ましい。
ガイドを用いてSiC単結晶18、18…の横方向の拡大を抑制すると、
(a)異種多形の発生がより抑制され、割れの起点を一層低減できる、
(b)不要部分の成長に消費される原料が少なくなるので、材料歩留まりが向上する、
という利点がある。
最後のa面成長工程において、成長方向は、{0001}面に対して略平行であればよい。すなわち、最後のa面成長工程の成長方向は、<1−100>方向、<11−20>方向、あるいは、{0001}面に対して略平行な方向であって、これら以外の方向のいずれであっても良い。
例えば、成長方向が<1−100>方向である場合、成長方向に対して略垂直な断面において、その断面の中心部に、その断面の長辺に略平行方向に伸長した形状の{1−100}面ファセット痕を有するSiC単結晶が得られる(図3(a)参照)。
また、成長方向が<11−20>方向である場合、成長方向に対して略垂直な断面において、その断面の短辺側の両端部に、その短辺に略平行方向に伸長した形状の{1−100}面ファセット痕を有するSiC単結晶が得られる(図3(b)参照)。
[2.3. 基板製造工程]
基板製造工程は、(最後の)a面成長工程で得られたSiC単結晶を、a面成長工程における成長方向に対して略平行にスライスし、SiC単結晶基板を得る工程である。
基板製造工程は、必ずしも必要ではなく、a面成長工程で得られた単結晶をそのまま各種の用途に用いることができる。しかしながら、c面又はc面に略平行な面を使用する場合には、得られたSiC単結晶をa面成長工程における成長方向に対して略平行にスライスし、最も広い面(B)がc面又はc面に略平行な面からなるSiC単結晶基板を得る。
SiC単結晶を成長方向に対して略平行にスライスする場合、最も広い面(B)と{0001}面とのなす角(オフセット角θ2)は、目的に応じて任意に選択することができる。
図1に示す例において、(最後の)a面成長工程で得られたSiC単結晶18、18…は、a面成長方向における成長方向及び種結晶(L)16、16…の長辺に対して略平行にスライスされている。その結果、最も広い面(B)と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ2が、θ1にほぼ等しいSiC単結晶基板20a、20a…が得られる。
ここで、「θ2が、θ1にほぼ等しい」とは、|θ2−θ1|<2°であることをいう。θ2=θ1であるのが最も歩留まりが高いが、必要に応じて上記の範囲でも良い。
また、SiC単結晶を成長方向に対して略平行にスライスする場合、最も広い面(B)のオフセット方向は、目的に応じて任意に選択することができる。
例えば、(最後の)a面成長工程における成長方向が<1−100>方向である場合、最も広い面(B)のオフセット方向は、<11−20>方向となる。
この場合、
(a)(最後の)a面成長工程での成長結晶中の転位線の、スライス後の最も広い面(B)への露出密度を最も小さくすることができる、及び、
(b)一般的に用いられているオフセット方向となる
という利点がある。
あるいは、(最後の)a面成長工程における成長方向が<11−20>方向である場合、最も広い面(B)のオフセット方向は、<1−100>方向となる。
この場合、
(a)(最後の)a面成長工程での成長結晶中の転位線の、スライス後の最も広い面(B)への露出密度を最も小さくすることができる、及び、
(b)c面成長時に基底面転位の密度を小さくすることができる
という利点がある。
図1に示す例の場合、SiC単結晶基板20a、20a…を切り出す際の材料ロスは、最小となる。また、SiC単結晶18、18の大きさが相対的に小さくなるので、これを製造するための坩堝も若干小さくすることができ、かつ、割れも発生しにくい。
[2.4. c面成長工程]
c面成長工程は、SiC単結晶基板を種結晶として用い、最も広い面(B)を成長面として、SiC単結晶をc面成長させる工程である。
c面成長工程は、必ずしも必要ではなく、基板製造工程で得られたSiC単結晶基板20a、20a…をそのまま各種の用途に用いることができる。
しかしながら、SiC単結晶基板20a、20a…を製造するまでの過程が、いわゆる「繰り返しa面成長法」に該当する場合、SiC単結晶基板20a、20a…中の螺旋転位密度は極めて低い。そのため、これをc面成長用の種結晶として用いると、螺旋転位密度の低いSiC単結晶を製造することができる。
c面成長工程におけるSiC単結晶の成長方法は、特に限定されるものではなく、種々の方法を用いることができる。SiC単結晶の成長方法としては、例えば、昇華再析出法、CVD法、溶液法などがある。
[3. SiC単結晶の製造方法(2)]
図2に、本発明の第2の実施の形態に係るSiC単結晶の製造方法を説明するための模式図を示す。なお、図2中、図1に対応する部分については、図1と同一の符号を用いた。図2において、本実施の形態に係るSiC単結晶の製造方法は、a面成長用種結晶製造工程と、a面成長工程と、基板製造工程と、c面成長工程(図示せず)とを備えている。
[3.1. a面成長用種結晶製造工程]
a面成長用種結晶製造工程、a面成長工程(最後のa面成長工程)に用いられる種結晶(L)16、16…を製造する工程である。a面成長用種結晶製造工程の詳細は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
[3.2. a面成長工程]
a面成長工程は、種結晶(L)16、16…を用いて、最後のa面成長を行う工程である。a面成長工程の詳細は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
[3.3. 基板製造工程]
基板製造工程は、(最後の)a面成長工程で得られたSiC単結晶18、18…を、a面成長工程における成長方向に対して略平行にスライスし、SiC単結晶基板20a’、20a’…を得る工程である。
本実施の形態において、図2に示すように、(最後の)a面成長工程で得られたSiC単結晶18、18…は、a面成長方向における成長方向と略平行に、かつ、種結晶(L)16、16…の長辺に対して非平行となるようにスライスされている。その結果、最も広い面(B)と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ2が、θ1より大きいSiC単結晶基板20a’、20a’…が得られる。ここで、「θ2がθ1より大きい」とは、θ2≧θ1+2(°)であることをいう。
図2に示す例の場合、SiC単結晶基板20a’、20a’…を切り出す際の材料ロスは、図1に比べて大きくなる。しかしながら、不要部分を大きく増大させることなく、オフセット角θ2のより大きな基板を製造することができる。なお、図2の上から6列目の図において、ハッチングを施した部分が廃棄される部分となる。
基板製造工程のその他の点については、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
[3.4. c面成長工程]
c面成長工程は、SiC単結晶基板20a’、20a’…を種結晶として用い、最も広い面(B)を成長面として、SiC単結晶をc面成長させる工程である。
c面成長工程の詳細は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
[4. SiC単結晶]
本発明に係るSiC単結晶は、本発明に係る方法により得られるものであって、
(a)略直方体状の形状を有し、
(b){0001}面が成長方向に略平行であり、かつ、
(c)前記成長方向に略平行な面の内、最も広い面(A)と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ3が、1°≦θ3≦30°である
ことを特徴とする。
上述したように、最後のa面成長工程において、成長方向は、{0001}面に対して略平行であればよい。そのため、最後のa面成長工程の成長方向は、<1−100>方向、<11−20>方向、あるいは、{0001}面に対して略平行な方向であって、これら以外の方向となる。
図3(a)に、<1−100>方向にa面成長させたSiC単結晶の模式図を示す。図3(b)に、<11−20>方向にa面成長させたSiC単結晶の模式図を示す。
図3(a)に示すように、最後のa面成長工程においてSiC単結晶18aを<1−100>方向にa面成長させると、成長方向に対して略垂直な断面において、断面の中心部に、断面の長辺に略平行方向に伸長した形状の{1−100}面ファセット痕が形成される。{1−100}面ファセット痕は、窒素の取り込み量が多いので、他の部分に比べ色が濃くなっている。
この場合、種結晶(L)のオフセット角θ1を最適化すると、{1−100}面ファセット痕の長辺と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ4が、1°≦θ4であるSiC単結晶18aが得られる。
このようなSiC単結晶18aは、窒素の取り込み量が多いことにより、低抵抗であり、そのような基板を高い歩留まりで得ることができるという利点がある。
一方、図3(b)に示すように、最後のa面成長工程においてSiC単結晶18bを<11−20>方向にa面成長させると、成長方向に対して略垂直な断面において、断面の短辺側の両端部に、短辺に略平行方向に伸長した形状の{1−100}面ファセット痕が形成される。
この場合、種結晶(L)のオフセット角θ1を最適化すると、{1−100}面ファセット痕の伸長方向と{0001}面の法線ベクトルとのなす角(オフセット角)θ5が、1°≦θ5であるSiC単結晶18bが得られる。
このようなSiC単結晶18bは、窒素の取り込みムラが少ないことにより、抵抗のバラツキが小さく、そのような基板を高い歩留まりで得ることができるという利点がある。
さらに、最後のa面成長工程において、種結晶(L)の成長面形状と略同一の形状のSiC単結晶が成長するように、SiC単結晶の成長空間を取り囲むガイドを配置すると、略直方体状の形状を有し、かつ、側面部の少なくとも一部が未加工の面からなるSiC単結晶が得られる。すなわち、成長直後の状態において、略直方体状の形状を有するSiC単結晶が得られる。そのため、材料歩留まりが向上する。
ここで、「側面」とは、SiC単結晶の表面の内、成長方向に略平行な面をいう。
[5. SiC単結晶基板]
本発明に係るSiC単結晶をある方向に対して平行にスライスすると、SiC単結晶基板が得られる。この場合、スライス方向を最適化すると、SiC単結晶基板の最も広い面(B)が、SiC単結晶の最も広い面(A)に対して略平行であるSiC単結晶基板が得られる。
[6. 作用]
上述したように、従来の手法を用いて基板を大口径化しようとする場合、
(1)成長結晶が割れやすい、及び、
(2)成長したa面成長結晶からc面成長用種結晶を取り出す際の歩留まりが低い、
という問題がある。
(1)のa面成長結晶に生じる割れの原因の一つとして、成長結晶周囲の異種多形間界面が応力集中点となることが挙げられる。
すなわち、図4(a)に示すように、単結晶をa面成長(図4(a)中、z軸方向への成長)させる場合であっても、種結晶(L)16’に対し、成長結晶がc軸方向(図4(a)中、y軸方向)に拡大成長することがある。また、拡大を抑制しても、僅かな種結晶(L)16’の方位の傾きにより、c軸方向への成長成分が生じる場合がある。この時、用いられている種結晶(L)16’の成長面の長辺と、{0001}面とのなす角(オフセット角)が小さいと、拡大方向(y軸方向)へは、いわゆるオン成長となる。しかしながら、c軸方向への成長の際には、c軸方向に種結晶(L)16’の多形を継承させるための螺旋転位が無いことから、拡大部分に異種多形17、17…が発生する。
種結晶(L)16’として4H型のSiCを用い、成長させた成長結晶のc軸方向側の側面、つまりSi面側とC面側とでは、6H型などの異種多形17が発生しやすい。Si面側では、拡大部分全部が6H型になるが、特にC面側では4Hと6Hが混在した結晶になりやすい。この場合、4Hと6Hの界面での不整合が単結晶側面に垂直方向への切り欠き(割れ)となる。
(2)のa面成長結晶から切り出すc面成長用種結晶の歩留まりが低くなってしまう原因としては、以下が挙げられる。
図5に、従来のSiC単結晶の製造方法を説明するための模式図を示す。なお、図5中、図1に対応する部分については、図1と同一の符号を付した。
図5に示すように、大口径のc面種結晶20b、20b…を取り出せるようなa面成長結晶18、18…を得るためには、単結晶成長用坩堝や単結晶育成炉の大きさの限界から、必然的にc軸方向の長さをc面内方向の長さに対して相対的に短くすることになる。そして、a面成長結晶18、18…からc面種結晶20b、20b…を取り出す際に、c面から数度のオフセット角を成すように切り出す必要がある。換言すれば、螺旋転位発生領域を設けて、ファセットをこれに重なるように成長させる必要がある。そのため、単純に直方体状のa面成長結晶18、18…からc面成長種結晶20b、20b…を取り出すと、オフセット角θ2の大きさに応じたロス(図5の上から4列目の図面において、ハッチングを施した領域)が生じることになる。
これに対し、SiC単結晶をa面成長させる場合において、成長面の平面形状が略長方形状であり、かつ、オフセット角θ1が所定の範囲にある種結晶を用いると、最も広い面(A)のオフセット角θ3がθ1にほぼ等しい直方体状のSiC単結晶(成長させた状態のままのインゴット)が得られる。このSiC単結晶を最も広い面(A)に略平行にスライスすると、最も広い面(B)のオフセット角θ2がθ3(すなわち、θ1)にほぼ等しいSiC単結晶基板が得られる。
本発明に係る方法により得られるSiC単結晶からc面成長用種結晶を切り出す場合、SiC単結晶の最も広い面に(A)対してほぼ平行にスライスすることができるので、材料歩留まりが高くなる。また、所定の面積及び枚数の基板を取り出すために必要なSiC単結晶の体積が最小となるので、a面成長中に単結晶が割れる確率も低くなる。
さらに、図4(b)に示すように、種結晶(L)16は、長辺部にオフセット角θ1が設けられているので、拡大方向(y軸方向)へは、いわゆるオフセット成長となり、螺旋転位が無くても、種結晶(L)16の多形を継承した単結晶が成長しやすくなる。その結果、成長結晶の拡大部分に異種多形17、17…が発生しにくくなる。また、異種多形17、17…が発生した場合であっても、発生箇所は、図4(b)に示すように、単結晶の角部近傍となり、内部応力がほとんど生じない部位である。その結果、a面成長後の降温時又は加工時に単結晶が割れる確率が低くなる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
本発明に係るSiC単結晶及びその製造方法、並びに、SiC基板基板は、超低電力損失パワーデバイスの半導体材料及びその製造に用いることができる。

Claims (11)

  1. (a)成長面の平面形状が略長方形状であり、
    (b)成長方向が{0001}面に対して略平行であり、かつ、
    (c)前記成長面の長辺と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ1が、1°≦θ1≦30°である
    種結晶を用いて、前記成長面上にSiC単結晶を成長方向が{0001}面に対して略平行となるようにa面成長させるa面成長工程
    を備えたSiC単結晶の製造方法。
  2. 前記a面成長工程は、前記成長面と略同一の形状の前記SiC単結晶が成長するように、前記SiC単結晶の成長空間を取り囲むガイドを配置し、前記成長面上に前記SiC単結晶をa面成長させるものである
    請求項1に記載のSiC単結晶の製造方法。
  3. 前記a面成長工程で得られた前記SiC単結晶を、前記a面成長工程における成長方向及び前記長辺に対して略平行にスライスし、最も広い面(B)と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ2が、|θ2−θ1|<2°であるSiC単結晶基板を得る基板製造工程
    をさらに備えた請求項1又は2に記載のSiC単結晶の製造方法。
  4. 前記a面成長工程で得られた前記SiC単結晶を、前記a面成長工程における成長方向と略平行に、かつ、前記長辺に対して非平行にスライスし、最も広い面(B)と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ2が、θ2≧θ1+2(°)であるSiC単結晶基板を得る基板製造工程
    をさらに備えた請求項1又は2に記載のSiC単結晶の製造方法。
  5. 前記a面成長工程は、前記成長方向が<1−100>方向であり、
    前記基板製造工程は、前記最も広い面(B)のオフセット方向が<11−20>方向となるように、前記SiC単結晶をスライスするものである
    請求項3又は4に記載のSiC単結晶の製造方法。
  6. 前記a面成長工程は、前記成長方向が<11−20>方向であり、
    前記基板製造工程は、前記最も広い面(B)のオフセット方向が<1−100>方向となるように、前記SiC単結晶をスライスするものである
    請求項3又は4に記載のSiC単結晶の製造方法。
  7. 前記SiC単結晶基板を種結晶として用い、前記最も広い面(B)を成長面として、SiC単結晶をc面成長させるc面成長工程
    をさらに備えた請求項3から6までのいずれか1項に記載のSiC単結晶の製造方法。
  8. (a)略直方体状の形状を有し、
    (b){0001}面が成長方向に略平行であり、かつ、
    (c)前記成長方向に対して略平行な面の内、最も広い面(A)と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ3が、1°≦θ3≦30°である
    SiC単結晶。
  9. 前記成長方向に対して略垂直な断面において、前記断面の中心部に、前記断面の長辺に略平行方向に伸長した形状の{1−100}面ファセット痕を有し、
    {1−100}面ファセット痕の長辺と{0001}面とのなす角(オフセット角)θ4が、1°≦θ4である
    請求項8に記載のSiC単結晶。
  10. 前記成長方向に対して略垂直な断面において、前記断面の短辺側の両端部に、前記短辺に略平行方向に伸長した形状の{1−100}面ファセット痕を有し、
    前記{1−100}面ファセット痕の伸長方向と{0001}面の法線ベクトルとのなす角(オフセット角)θ5が、1°≦θ5である
    請求項8に記載のSiC単結晶。
  11. 側面部の少なくとも一部が未加工の面からなる請求項8から10までのいずれか1項に記載のSiC単結晶。
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