JP6145694B2 - アーク溶接制御方法およびアーク溶接装置 - Google Patents
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Description
前記第2のステップでは、前記溶接ワイヤのワイヤ送給速度が時間の経過に応じて増加するように前記溶接ワイヤの送給を行い、第1の増加傾きと、前記第1の増加傾きに続く第2の増加傾きにより、ワイヤ送給速度を増加し、第1の増加傾きよりも第2の増加傾きの方が、傾きが緩やかなものである。
前記第2のステップでは、前記溶接ワイヤのワイヤ送給速度が時間の経過に応じて増加するように前記溶接ワイヤの送給を行い、さらに第2のステップにおいて、第3のステップを行う前に、ワイヤ送給速度を低減するものである。
図1に、本実施の形態1におけるアーク溶接装置の概略構成を示す。図1において、溶接電源装置14は、主変圧器2と、一次側整流部3と、スイッチング部4と、リアクトル5と、二次側整流部6と、溶接電流検出部8と、溶接電圧検出部9と、短絡/アーク検出部10と、出力制御部11と、ワイヤ送給速度制御部13と、計時部20と、溶接開始指示部21を備えている。
2 主変圧器
3 一次側整流部
4 スイッチング部
5 リアクトル
6 二次側整流部
8 溶接電流検出部
9 溶接電圧検出部
10 短絡/アーク検出部
11 出力制御部
12 溶接条件設定部
13 ワイヤ送給速度制御部
14 溶接電源装置
14a,14b 出力端子
15 母材
16 ワイヤ
16a ワイヤ保存部
17 アーク
18 チップ
19 ワイヤ送給部
20 計時部
21 溶接開始指示部
Claims (7)
- 消耗電極である溶接ワイヤと被溶接物との間でアークを発生させて溶接を行うアーク溶接制御方法であって、
短絡溶接を行う第1のステップと、
前記第1のステップの後に直流離脱移行溶接を行う第2のステップと、
前記第2のステップの後にパルス溶接を行う第3のステップを備え、
前記第1のステップでは、前記溶接ワイヤを前記被溶接物の方向に送給する正送と前記正送とは反対の方向に送給する逆送とを繰り返すワイヤ送給速度で前記溶接ワイヤの送給を行い、
前記第2のステップでは、前記溶接ワイヤのワイヤ送給速度が時間の経過に応じて増加するように前記溶接ワイヤの送給を行い、さらに前記第2のステップでは、第1の増加傾きと、前記第1の増加傾きに続く第2の増加傾きにより、ワイヤ送給速度を増加し、
第1の増加傾きよりも第2の増加傾きの方が、傾きが緩やかであるアーク溶接制御方法。 - 消耗電極である溶接ワイヤと被溶接物との間でアークを発生させて溶接を行うアーク溶接制御方法であって、
短絡溶接を行う第1のステップと、
前記第1のステップの後に直流離脱移行溶接を行う第2のステップと、
前記第2のステップの後にパルス溶接を行う第3のステップを備え、
前記第1のステップでは、前記溶接ワイヤを前記被溶接物の方向に送給する正送と前記正送とは反対の方向に送給する逆送とを繰り返すワイヤ送給速度で前記溶接ワイヤの送給を行い、
前記第2のステップでは、前記溶接ワイヤのワイヤ送給速度が時間の経過に応じて増加するように前記溶接ワイヤの送給を行い、
さらに前記第2のステップにおいて、第3のステップを行う前に、ワイヤ送給速度を低減するアーク溶接制御方法。 - 第2のステップでは、スプレー移行となるように溶接電流を制御する請求項1または2に記載のアーク溶接制御方法。
- ワイヤ送給速度の正送と逆送の繰り返しを、所定の周期と所定の振幅で周期的に行う請求項1から3のいずれか1項に記載のアーク溶接制御方法。
- ワイヤ送給速度の正送と逆送の繰り返しは、周期的ではなく、溶接状態が短絡状態であることを検出すると逆送を行い、前記溶接状態がアーク状態であることを検出すると正送を行う請求項1から3のいずれか1項に記載のアーク溶接制御方法。
- シールドガスとして炭酸ガスを用いる請求項1から5のいずれか1項に記載のアーク溶接制御方法。
- 消耗電極である溶接ワイヤと被溶接物との間でアークを発生させて溶接を行うアーク溶接装置であって、
溶接出力を制御するスイッチング部と、
溶接電圧を検出する溶接電圧検出部と、
溶接電流を検出する溶接電流検出部と、
設定電流や設定電圧を設定するための溶接条件設定部と、
前記溶接電圧検出部の出力に基づいて前記溶接ワイヤと前記被溶接物との間が短絡状態であるのかアーク状態であるのかを検出する短絡/アーク検出部と、
前記溶接の開始を指示するための溶接開始指示部と、
前記溶接の開始以降に前記溶接ワイヤと前記被溶接物が接触することにより流れる電流を検出した時点を起点として所定時間をカウントする計時部と、
前記短絡/アーク検出部の出力と前記計時部の出力を入力としてワイヤ送給速度を制御するワイヤ送給速度制御部と、
前記短絡/アーク検出部の出力と前記ワイヤ送給速度制御部の出力に応じて前記スイッチング部を制御して前記溶接電流または前記溶接電圧の出力制御を行う出力制御部とを備え、
前記溶接開始指示部により前記溶接の開始を指示した時点から、または、前記溶接の開始を指示した後のある時点から、前記計時部により計時される予め設定した所定期間中は、
前記溶接ワイヤを前記被溶接物の方向に送給する正送と前記正送とは反対の方向に送給する逆送とを繰り返すワイヤ送給速度で前記溶接ワイヤの送給を行って短絡溶接を行い、
前記短絡溶接の後は、前記ワイヤ送給速度が逆送の送給速度からゼロに達した時点から、あるいは、前記ワイヤ送給速度が逆送の送給速度から正送の所定の送給速度に達した時点から、所定の傾度でワイヤ送給速度が増加するように前記溶接ワイヤの送給を行い、増加したワイヤ送給速度が前記正送の所定の送給速度よりも高い所定のワイヤ送給速度に達した時点からは所定の傾度でワイヤ送給速度が減少するように前記溶接ワイヤの送給を行って直流離脱移行溶接を行い、
前記直流離脱移行溶接において減少したワイヤ送給速度が前記正送の所定の送給速度よりも低い所定のワイヤ送給速度に達すると定常溶接であるパルス溶接のワイヤ送給速度に制御してパルス溶接を行うアーク溶接装置。
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